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☆*9が指定した児童文学を*0が書くスレ☆

1 :なまえ_____かえす日:03/07/17 09:18 ID:V7K50Wh7
*9(たとえば、>>9>>19)が指定した、
テーマもしくはキーワードを用いた短編児童文学を
*0(たとえば、>>10>>20)が書くスレです。

完成したら適当なうpロダにアゲーてください。
見つからない場合は、長生きロダを探します。
ご一報ください。
※:短編を推奨しているが、特に規定文字数はなし。
  読みやすいようにおながいします。
  ただし、*0踏んでなお、逃亡したものには刺客を向けるルール。

追記:
*9にキーワードがない場合、*0がキーワードを指定し、
*1が書きます。以降、指定がない場合は、*1が指定、*2が…
といった具合になります。


2 :なまえ_____かえす日:03/07/17 09:37 ID:XCOu8GGa
三題話みたいなものか?
うぷろーだじゃなくて、ここじゃだめなの? 短いならだけど。
ここに書けないくらい長いのは、ちとしんどい。(自分は)
1〜8までは、何を書いたらいいのだ?
書きたければ0を踏まなくても、書いていいのか?
感想とか雑談とかか?

とりあえず疑問はあるが、期待はしている。
どんな感じでいくのか、イメージがあればおしえてポ。

3 :モッケ ◆dMMokejjhs :03/07/17 09:59 ID:SV35KyHC
>>1
ほんとうにスレ立てタンキュウー(TankYoy)でございました。
割れも死ぬ気でがんばります(?)

>>2
短いのならスレに直接貼り付けで問題ないと思います。
書いたものをageた時に、*9 もしくは*0を踏んだ場合は、
追記のルールを適用するのはどうでしょうか?。
1〜9は>>2サソがおっしゃるように、雑談、感想で。
0は必ず書く義務を負いますが、それ以外でも書く権利を
有すると思いますので、大丈夫だとおもいますd。

4 :なまえ_____かえす日:03/07/17 10:02 ID:V7K50Wh7
他板にもこういうのよくあるけど、いろいろ見てくると面白いよ。
元は人の多い雑談系の板での、キリ番取り合戦の罰ゲームって感じだったらしい。
指示内容も○○を買ってこい、とかで。
専門系の、職人さんの多い板では、キリ番取った人がテーマだけ決めて
書く(作る)のは誰でもいいってスタイルになってるところも多い。
手頃な創作発表の場になってる。
絵本板のは、回転の遅い過疎板のわりにいい雰囲気。
もしかしてプロ?って人も明らかなど素人も、ほのぼのと絵を書いて楽しんでるよね。

5 :モッケ ◆dMMokejjhs :03/07/17 10:11 ID:SV35KyHC
>>4
そういえば、Flash板の「*50レス目のネタでフラッシュ」を
作れも、不特定多数が作るタイプですよね。
スルーされたレスを集めるスレとかありますけどi(笑)

6 :なまえ_____かえす日:03/07/17 10:15 ID:JE5bc5uU
まだよくわかんないんだけど、
9が適当に「この三題話」とか、「このタイトル」とか「このテーマ」
とかいうわけでいいのかな?

で、9に書き込むつもりで、誰かに先をこされて0を踏んでしまって、
お題をこなさなければならなくなるとか。

という感じ?

と、雑談をしている間にスレが進行するわけだ。

7 :なまえ_____かえす日:03/07/17 10:16 ID:JE5bc5uU
2=6=俺
あれ? またIDが変った。
今日はどうなっているんだろう。
と、スレを進行させてしまうわけだ。

でも、どうしたんだろう。今日は。

8 :なまえ_____かえす日:03/07/17 11:03 ID:TQtotudD
椅子取りゲームみたいですな。

9 :なまえ_____かえす日:03/07/17 11:05 ID:i+MUbdWL
ネタもないのにこのタイミングで書き込むドキドキ感。

10 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

11 :なまえ_____かえす日:03/07/17 11:25 ID:HEOqx/5E
まあぶっちゃけ幸先の悪さにワロタわけだが。

私が指定していいんだよね?
「赤いリボン」でヨロ。


12 :モッケ ◆dMMokejjhs :03/07/17 11:59 ID:06X03fdY
ご飯食べている間に10スレなんて、お早いですね(g)。
いいだしっぺなんで、がんばってみます。



13 :なまえ_____かえす日:03/07/17 12:31 ID:98BVHegD
過疎板のここじゃうまく回らないんじゃないかな〜
まぁ、絵本板の絵スレが回ってるから大丈夫か?

14 :なまえ_____かえす日:03/07/17 12:33 ID:hNdlTgHS
で、20踏んだ人は
『 ネタもないのにこのタイミングで書き込むドキドキ感』
な児童文学を書けばいいのかな?

推測スレみたいで面白いかな〜と、期待してます。

15 :モッケ ◆dMMokejjhs :03/07/17 12:59 ID:8Mwvv4+m
>>14
そっか、レスであるかお題であるかの区別が必要なわけですねi。

お題、お題に類するものを書き込みするときは、そのキーワードの
前後に“『』”を入れてくださいb。(例:『長髭おじさん』キボン。)
これがない時は、ルールに従って
キーワードの選択権は次レスで。

16 :なまえ_____かえす日:03/07/17 13:13 ID:V7K50Wh7
しかし、『ネタもないのにこのタイミングで書き込むドキドキ感』を
テーマに書いた短編ってのもちょっと見てみたいわけだがw

17 :なまえ_____かえす日:03/07/17 13:18 ID:V7K50Wh7
ときに、モッケ氏の語尾についてる「b」や「g」ってのはなんなの?
私には「メートル」や「リットル」に見えてるんだけど。

18 :モッケ ◆dMMokejjhs :03/07/17 13:30 ID:8Mwvv4+m
>>17
本当にbやgです。そのまま書き込むのも恥ずかしいので
語尾にランダムにつけています。読みにくいこと、この上無しなのです`。

19 :14:03/07/17 16:03 ID:XMlZn91r
>15
ID変わってるかも知れないけど14です。
私は勝手に推測スレによく出没する者なんですが、
あっちは業者広告までもをネタにしてしまう勢いがあって面白く、
ROMの人もきっとそれを楽しんでくれてるいい雰囲気なんですよね。
なので、>14 のような書き込みをしてみたのですが。
ルールはスレ主さんにお任せしますが、
もしノッてきたら、こういうのもありかな? と、思います。
時期が早かったですね。すいません。

20 :なまえ_____かえす日:03/07/17 18:49 ID:9b6dUbBW
じゃ、テーマ『日本版ハリーポッター』で。


…こんな感じでいいのか?

21 :なまえ_____かえす日:03/07/17 19:05 ID:i5UNjQer
推測スレ のあらすじを書く程度ならともかく、短編となるときつい。

22 :21:03/07/17 19:19 ID:i5UNjQer
って、俺が書くのかよ!

23 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

24 :21:03/07/17 19:27 ID:i5UNjQer
日本版ハリーポッター

2013年日本
移民法が制定され、日本にもカタカナ名前の人が増えたとはいえ、
ハリー君10才は、生粋の日本人である。
フルネームは、堀田ハリー。
そう。あのハリーポッターブームのときに、とちくるった両親が、
嬉々として息子に、ハリーと名づけたのだ。
原典のハリーポッターシリーズは、全巻完結した後も、「帰って
きたハリー」「さらばハリー」「2010年ハリーの旅」と、今
や毎年刊行され、しょーもないファンタジーの代名詞になってし
まった。
堀田ハリー君も、たびたび友達にからかわれ、いや友達ならまだ
いい。慣れというものがある。それよりも、初対面の人に自己紹
介しなければならないときの、あの気恥ずかしさといったらない。
続く

25 :21:03/07/17 19:48 ID:i5UNjQer
夏休みのある日、両親が、嬉々としてハリーに告げた。
名前のことで、テレビが取材にくるというのだ。
喜びまくって、ハリーポッターのコスプレ用衣装までそろえ
る両親。
そして当日、ばっちりコスプレを決め、オデコにイナズママ
ークまで描かれてしまったハリー君は、彼同様の運命を背負
った少女に出会い、苦悩する。
そう。中村ハーマイオニーだ。
本番直前、二人は意気投合し、TV局を抜け出した。
自分たち二人の逃避行が、誘拐事件か! とTV局を喜ばせ、
これから数々の特番が、全国放送、いや珍ニュースとして世界
に配信されることになるとも知らず!

負けるな堀田ハリー、そして中村ハーマイオニー!
日本中の無責任な人々が、君たちを見守っているぞ!

ついにハリー君は、逃げ回るのをやめ、カメラの前で宣言した。
「ボクはボクだ! ハリーポッターもどきじゃなく、ボク自身として扱ってくれ!」

そして二学期。
堀田ハリー君は、今日も学校に通っている。
(おわり)

26 :モッケ ◆dMMokejjhs :03/07/17 19:53 ID:D3Zn1dxw
>>19
推測スレ見てきました。あぼーん部分(広告)にレスが
ついていてなんだかホンワカムードになってますねd。
このスレも、長生きしたら是非、推測スレのように
ホワワワンニパーリ(´∀`*)なスレにしたいですね。
とりあえず、安定するまで現在のようなスタイルで
試してみたいと思います。

>>21
確かに、推測スレのような気軽さはないですよね`。
短編は推敲するにしても時間がかかりますし、
手を抜いたら一発で見抜かれますしねd。
それでは、「あらすじ必須,余力があれば本編」という
スタイルではどうでしょうか?

ところで、直前にお題が出ていますので、ルールに
したがって>>21サン、『日本版ハリーポッター』でお願いします。

27 :モッケ ◆dMMokejjhs :03/07/17 19:58 ID:D3Zn1dxw
>>21サソ
あああ、レス書いてる間に物語ができてる。
実際にポタ役をやっている彼とシンクロしてて涙が(`
堀田君のネーミングに姉が味噌汁噴出しました。

28 :なまえ_____かえす日:03/07/17 22:25 ID:18xrreRf
ハーマイオニー、何故に中村!?
麦茶吹き出しちゃったよ〜
このスレ面白い!!


29 :なまえ_____かえす日:03/07/18 00:19 ID:yZGxBgob
「針医堀田とけんちゃんの石」って落語を聞いたなぁ
堀田先生と胆石持ちのけんちゃんの話。
おもしろいスレですね
感想書きたかっただけなんだけど9取っちゃった
すみません
全然思い付かない
次の人おねがいします

30 :なまえ_____かえす日:03/07/18 00:28 ID:OqZpwmRJ
ではでは……

『男の子の淡い恋と失恋、そしてひとつ大人になる』

恋愛対象は同年代の少女でなくてもいいです。
先生でも、動物(?)でも、何なら宇宙人でも可。

31 :21:03/07/18 09:09 ID:VXNiQ2yR
日本版ハリーポッター 外伝

『男の子の淡い恋と失恋、そしてひとつ大人になる』

二学期も始まり、堀田ハリー君は、日常生活に戻っていった。
しかしハリー君は、忘れられなかった。
そう、中村ハーマイオニーのことが。

ある日、決心して中村ハーマイオニーに電話する。
もう一度、会えないかな。
そして、友達になれないかな。

だけど、中村ハーマイオニーは、こういった。
あなたが悪いんじゃないけれど、あなたと私の名前がいけないの。
日本中で、いいえ世界中で、ハリーという名前の男の子とだけは、
付き合えないわ。

そしてハリーは、枕をそっと涙でぬらすのであった。
(おわり)

32 :21:03/07/18 09:17 ID:VXNiQ2yR
すまんけど、わしこれ以上ちゃんとした短編小説はかけませんので、
かんべんしてね。

33 :なまえ_____かえす日:03/07/18 10:36 ID:gqSKjU/u
恋愛ネタはテーマとして厳しいなぁ。。。
面白かったです>>21サン

34 :モッケ ◆dMMokejjhs :03/07/18 12:33 ID:WSHKAfvM
>>11
あらすじ

どちらかというと普通の国に住むのは、思わす端折りたく長い名前と、
城を一周するくらいに長い髭に誇りを持った王様。
その長い髭には、325個ものかわいい赤いリボンをつけていた。
王様はその赤いリボンにばっかり気を使ったり、長ったらしい名前を強要したり。
国民は、そんな王様に納得がいかない。

ある日、その王様のリボンが1つなくなるという事件が起こる。
大臣と、リボンを洗濯した洗濯係が必死で探し、どうにかそのリボンを見つけることができた。
「王様!リボンが見つかりました!」
その声に寝室から出てきた王様。
普段なら、絡まないようにその長い髭を持ってくれるお付きのものが
いるはずだが、今日はいない。大臣の声をたどりあちこち走り回る王様。
髭があちらこちらに絡まりとうとう、どうにも身動きが取れないようになってしまう。
「これは切るしかありませんな。」
はじめは泣いて懇願した王様だが、ようやく観念して、
その大きな長い髭を切ることにした。

次の日、王様は人が変わったようだった、長い名前を強要することも
髭にリボンを結ぶこともしなくなった。
王様のリボンは、その後、バラの造花に形を変え、
城中に飾られることになった。
(終わり)


======
遅くなってごめんなさい。

35 :なまえ_____かえす日:03/07/19 11:12 ID:JUV7fPmn
とりあえずage

36 :21:03/07/19 14:05 ID:KYThkt0P
文芸板みたいに、お話を書いた人が次のお題を出す、にしたほうが、よかったんじゃないかな?


37 :モッケ ◆dMMokejjhs :03/07/20 02:11 ID:KMQ6RFII
>>36
文芸板がどこだかは確認できなかったんですが、
その方法もありだったかもしれませんねd。
いろいろ試行錯誤につき合わさせてしまったごめんなさい`。
もしかしたらこのまま自然消滅になってしまうかもしれませんが、
最後までよろしくおねがいしますi。

38 :なまえ_____かえす日:03/07/20 02:23 ID:tHgoeTlK
創作文芸 http://book.2ch.net/bun/
かな?FAQの中にリンクありますよん。

ま、当面はこの体制で行きましょうや。慌てることはないっしょ。


39 :モッケ ◆dMMokejjhs :03/07/20 02:46 ID:I7kgu/Yu
>>38
ご紹介タンキューでございました、文芸で頭部検索していたから、
引っかからなかったようですd。
明日の朝、じっくり見てみますね。






お題は『絵描き』でお願いします。

40 :なまえ_____かえす日:03/07/20 18:13 ID:2Sw9pidw
絵描きがいました。
彼の絵はあんまり上手なので
すべて本物になってしまいます。
でも誰も彼の絵を買ってはくれません。
彼の絵はみんな生きているので
彼の描いた花は枯れてしまい、
彼の描いた食べ物は腐ってしまいます。
それでも静物ならまだいいのです。
彼が動物を描くと額の中におとなしくなんてしていません。
絵を買った次の日には真っ白になってしまいます。
風景画をなんてもっといけません。
彼の描く風景はあまりにすばらしく
見ているうちに誰でも中に入ってみたくなります。
そして彼の絵の中に出かけたきり帰ってこない人がたくさんいます。
だから誰も彼の絵を買ってくれません。

でも彼は幸せです。
彼は自分で描いたステキな家に住んでいます。
部屋ごとに色々な風景の広がる家です。
夏は涼しい風を描き、冬は暖かな日差しを描くので
彼の家はいつでも快適でした。
そして彼には彼が描いたのではない恋人もいます。

彼の絵を誰も買ってはくれません。
それでも彼は幸せでした。

41 :なまえ_____かえす日:03/07/20 18:23 ID:2Sw9pidw
↑すいません
なんか意味不明ですね
「自分の生きかたを自分で決められるなら人の評価を気にしない」
とか思ったんですが、こういうこと書くのって蛇足だね…
でも自分の書いたものに解説つけないでいられるほど
強くないもので。
お目汚しでした。

42 :なまえ_____かえす日:03/07/21 06:07 ID:YdalROtm
>41 いや、なかなかいいですよ。
やなせたかしの挿絵がついてそうな雰囲気。

43 :なまえ_____かえす日:03/07/21 10:54 ID:fGRg3Kz9
>>40
幻想的というか、何というか。好きです、こういうの。
そのまま本になってても不思議ない感じですね。

44 :モッケ ◆dMMokejjhs :03/07/21 12:07 ID:sf/rYEnk
>>41
43サソと同意見なんですが、こういう素敵な物語が好きですd。
短い物語だけど、決して書き足らずじゃなくて、割れも
いつかこんな感じの書いてみたい(゚ロ゚モヘアー)


触発されて、11サソの赤いリボン、書いてみますた。
ttp://cgi.members.interq.or.jp/hokkaido/asato/upload/jam3ddr/OB0001352.txt


45 :40:03/07/21 18:37 ID:T6G44QWu
謝謝
モッケさんの「赤いリボン」読みましたd。
なんか「ぼくはおうさま」の王様みたいでかわいい。

推測スレもそうですけど
せっかく書いたお話このままってなんかもったいないですね。


46 :なまえ_____かえす日:03/07/22 18:44 ID:9QjSGP9d
>>45
漏れがあまさず食べてやるから安心して書けよ。

47 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

48 :なまえ_____かえす日:03/07/22 22:47 ID:6/zeP0xI
遅くなりましたけどモッケさん、ありがとう!!
すごい好きです、このお話! 
オチにまできれいにお題を使ってもらえて嬉しい。
赤いリボンなら女の子の話かなーと勝手に予想しておったのですが、
いい意味で意表をつかれました。

49 :なまえ_____かえす日:03/07/23 06:03 ID:uy21EVnn
お題は『カッコ(・∀・)イイ先輩』でおながいします

50 :なまえ_____かえす日:03/07/23 15:22 ID:tdFTsLBu
『カッコ(・∀・)イイ先輩』

小学校6年生の美香は、中三の沖田先輩に、あこがれていた。
先輩は、クラスメイトのガキどもとは違い、とっても優しくて、大人なのだ。
小六の男子なんか、美香から見たら、マジガキである。
けれど美香が中学に上がったときには、先輩は高校生。
しかも、男子校を目指しているらしい。

そこで美香は考えた。
ラブレターを書こう!

「センパイ! マジ好きです!
 大スキ、爆スキ 火暴スキです!
 つきあってください! 将来結婚してほしいなー、なーんちゃって!
 でもって、私以外の女の子とは、お話ししないでください!
 ミカ、センパイにおねがいしちゃいまーす! いぇーい!
 いっちゃった! ミカ、はじめての告白!!
 カッコ(・∀・)イイ先輩 のお返事、まってまーす!」




返事は、こなかった。


51 :49:03/07/23 20:01 ID:uy21EVnn
>>50 激しく(・∀・)イイ!! 正直、感動した。 僭越ながら続きを書かせてくだちい。

「もう、あたまにキター!そっちがその気なら、こっちだって考えがあるわよ。
兄ぃに頼んで、ひどい目にあわせてやるんだから!!」
実は美香の兄ぃは、高校の科学クラブの部長をしていて、
町内一の危ない発明家として有名だったのだ。
兄ぃに頼んで、復しゅうの道具を作ってもらおう。

さっそく美香は、兄ぃの研究部屋に飛び込んで
「兄ぃ。私、沖田先輩に復しゅうするデス!!あんなに好きだったのに、ふられちゃったの。
何かとてつもない道具を作ってちょうだい!」

頼みごとをされた兄ぃは、いつものようにはりきって、
「よーし兄ぃ可愛い妹のために地球破壊爆弾作っちゃうぞー!
爆弾は威力が凄い。しかしこれを作ると警察にマークされるという諸刃の剣。素人にはお勧…」
と、言ってくれると思ったんだけど、黙ったきりで、なぜか美香をじっと見つめた。
しばらくして、やっと口を開き、
「どうせなら大人の恋を や ら な い か、美香。大人にならなきゃ、恋なんてするのはそれからだよ。」
兄ぃは美香を抱きしめた。

その時美香は分かったのだ。沖田先輩なんかよりもずっと大人な『人生の先輩』が、
すぐ近くにいたんだって…。
兄ぃ…
「好きだよ…だーい好き!」

52 :なまえ_____かえす日:03/07/23 22:30 ID:6RKcSf4Z
ぅぅぅぅぅぅ。
ここは”児童書板”でつ。。。。

53 :モッケ ◆dMMokejjhs :03/07/24 01:01 ID:Km+S86+U
>>45
よんでくれてありがとうございますーd。
ぼくのおうさま、明日中央図書館に行って探して見ますね。
何か機会があったら、推測スレとまぜこぜで
まとめスレなんか作ってみたいです`。


>>48
タンキュー(キュラキュラ)でございますd。
まだまだ未熟ではございますが、喜んでもらえて
よかったです`i。
でも、女の子っ気がなくて( ´・ω・`) だったのではないかと
心配だったりしましたですg。



>>50-51
ウホッ・・・いいコラボレーション(wd
子供の淡い恋心を書いたものかと思ったら、
徐々にゆんゆんな美香ちゃんと、兄ぃ。
お題がカッコ(・∀・)イイだっただけに、
2ch児童書・・・(i

54 :21=50:03/07/24 04:57 ID:zd+8djHi
>51

気に入ってくれて、ありがとう。
しかし、ワタシの作風だと、そうはならないのだ!

「どうせなら大人の恋を や ら な い か、美香。大人にならなきゃ、恋なんてするのはそれからだよ。」
忠志は妹の美香を抱きしめ…ようとした。
(兄の名前は忠志というらしい)

強烈な美香のキックが、股間に決まる。
「そういうことは、鏡見てからいってよね!」
(ここで、パソコンの前のデブオタAAを想像せよ。)

パソコンの機材であしの踏み場もない忠志の部屋から、重要なパーツをいくつか蹴り飛ばしつつ、飛び出す美香。
「おかーさーん! タダシがわたしに抱きつこうとしたー!」
とたんに、階段を駆け上がってくるゾウの足跡。
「タダシ! 妹になんばしよっと!」
                  -‐‐-、.__  ,,,,_
                /´      ̄  `ヽ、
               ノ, '" ,    ,,...,      ヽ
             r'´  '´ , '" /  `'''""l,','"|  ,.-‐'''""''''"''''‐、_
               };;:::...    _.ノ     l  ゙'y'´;;:::::::::::::::::::;r''"´  ̄`ー‐-、
                /;;;;;;;;:::::::::r''_      `ヽ/, ':::::::::::::::::::::(__./ ,.  ,,..-‐┴--=ニ二
           __」_;;;;;;;;;;;;::ノ `ヽ、_, /` /,'〃::'"'"::::::゙`゙:::;;;;/ ./ / \
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 {       ヽ、'l  /    ヽ、ヽ、._ `"´_,.ィ'゙ !l、|!l `}/``''ー-、.,__|:::|  V    /::;;;;;;;;
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 | r',.‐、=j  ヽ|k゙                     `ヽ、.,,__,,/`|;;::::;;;;;\  r‐'   ,ゝ;;;;
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  ヽ、!  / /`| ,ゝ、                         /   |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;`'┴-┘;;;;;;;
   ゙'ー-、_'__ノ /  `''ー‐--一             _,,..ノ    |;;;;;/⌒l;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
         /                   ` ̄ `ヽ     l/    |/⌒\;;;;;;;;;;;;;


55 :21=50:03/07/24 05:02 ID:zd+8djHi
しかし、頻繁に目にするデブオタAAも、いざ拾ってこようとすると、
ないもんだな。

しかし、9取ろう、9取ろうとしてると、取られた直後ばかり。
今度こそ、がんばるぞー!

56 :21=50:03/07/24 05:51 ID:zd+8djHi
いやもちろん、ワタシに作風などないのだが。

57 :49:03/07/24 08:47 ID:6X9y30wr
   彡川川川三三三ミ〜
   川|川/  \|〜 プゥ〜ン
  ‖|‖ ◎---◎|〜        / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  川川‖    3  ヽ〜      < >>54 リアルの妹はこれだからなぁ…
  川川   ∴)д(∴)〜        \_______________
  川川      〜 /〜 カタカタカタ
  川川‖    〜 /‖ _____
 川川川川___/‖  |  | ̄ ̄\ \  さーてシスプリでもするか
   /       \__|  |    | ̄ ̄|
  /  \___      |  |    |__|
  | \      |つ   |__|__/ /
  /     ̄ ̄  | ̄ ̄ ̄ ̄|  〔 ̄ ̄〕
 |       | ̄


58 :40:03/07/24 09:14 ID:j/syuDTA
>>54.55.56
あ、やっぱり21=50なんだ。
かなりファンになりそうですよ。私。
次9ですよ、取れるといいですね。
>>57
まじ臭ってきそうなAAですねw
しかし、彼と同じ遺伝子で>>54の母から生まれた
美香ちゃんは萌え妹に育つのかな?

59 :21=50:03/07/24 10:06 ID:zd+8djHi
やった! やっと9が取れる!
というわけで、次の方は

「千本」と「こねこ」を使って、お話を作ってください。

ではよろしく! 楽しみにしています!

PS
>>44 のモッケさんのリンク先に、たどりつけないのはワタシだけでしょうか。

60 :49:03/07/24 10:11 ID:6X9y30wr
   彡川川川三三三ミ〜
   川|川\  /|〜 シャキーン
  ‖|‖ ◎---◎|〜
  川川‖    3  ヽ〜   <俺がゲットしちゃいました。
  川川   ∴)ω(∴)〜
  川川      〜 /〜

61 :21=50:03/07/24 10:55 ID:zd+8djHi
実は、行きつけのセガ系ファンサイトが、どこもかしこも小学生らしきのに
占領されてね、まーこいつらが礼儀知らないというか、誰にでもため口とい
うか。今までセガ信者がメインだったから、カルチャーショックで。
そいつらを美香のモデルにしました。


62 :49:03/07/24 11:11 ID:6X9y30wr
>>61
2chは厨のスクツ見たいなイメージあるけど、実際はそういう香具師はスルーされて、
最終的にルールをわきまえた大人の掲示板になってるからね、多くのスレッドでは。
案外普通の掲示板より礼儀がなってるものでつ。

ところで「千本」ってお題は、「千本桜」にしてみますた。
http://images.google.com/images?hl=ja&lr=&ie=UTF-8&oe=UTF-8&c2coff=1&q=%E5%B9%B3%E9%87%8E%E7%A5%9E%E7%A4%BE

63 :60:03/07/24 12:00 ID:6X9y30wr
桃色子猫の千本桜

夏です。子供が外で遊ぶのによい季節が、今年もやってきました。
千夏ちゃんは外で遊ぶのが大好きで、今日もお家の近くの鎮守の森の、桜神社に来て、
境内のよく葉の茂った桜並木の周りを走り回っています。
「痛いよう、痛いよう」
ふと、どこからともなくそんな声が聞こえてくるような気がして、千夏ちゃんはあたりを見回しました。
するとまあ、木のそばの草むらの影に、桃色の子猫がうずくまっているではありませんか。
「おや?どうしたの?」
千夏ちゃんは尋ねました。
「あのね、おおねこ様に、花見をしたいから千本の桜の花を咲かせなさいって、言われちゃったの。」
「おおねこ様って、この鎮守の森のぬしっていう、あのおおねこ様の事?」
「うん…。でももう夏だから、森の桜の木が、ぼくの言うことを聞いてくれなくって。
木のえだに登ってなんとか説得しようとしたら、振り落とされて足をくじいちゃったの。」
「猫なのに、だらしが無いわねえ…。それにしても、おおねこ様って、なんてわがままなの。来年まで待てないのかしら。
よし!私が、だんこ抗議してあげるわ」

「なんだってぇ―――!」
大きなドラ声とともに、急にものすごい風が吹いてきました。
千夏ちゃんが目をぱちくりしていると、いつの間にか目の前に、身の丈2メートルもある大きなおばあさん猫が!
「私に抗議するだなんて、面白い子じゃないか!」
と、うなるおおねこ様を前に、千夏ちゃんは声も出ません。
「ごたごた言う子は取って食ってやろうか!?」
千夏ちゃん、絶体絶命のピンチです!

と、そこへ…

64 :続き:03/07/24 12:00 ID:6X9y30wr
…桜の花びらがひとひら、どこからか飛んできました。
周りを見渡すと、境内の真ん中のしめ縄を張った桜の木に、
桜の花が一輪だけ、咲いているではありませんか。

それを見ると、おおねこ様は突然普通の猫くらいに小さくなり、
「おやおや。神様に恥ずかしい所を見せちまったみたいだねえ。」
と、しょぼくれた顔をしました。
「脅かしたりして正直すまんかったよ。私も大人気ないね」
次の瞬間、桃色の子猫に向き直り
「おまえも情けないよ。こんな女の子に助けなんか求めて。
しばらく女の子のところで修行してきなさい」
と、急に怒った顔になって言いました。
「とにかくもうお母さんが来たから、あんたたちは早くお家に帰りなさい」

「起きなさいってば千夏!こんなところで寝てちゃ駄目でしょ。
夕ごはんまでには帰ってきなさいって言ったのに、もうしょうがないんだから…
あら?その猫どうしたの?」

千夏ちゃんの帰ったあと、、境内を掃除していた人が、一輪だけ咲いた桜の花に気付きました。
「ありゃ、この木もうぼけたかな。それとも… まさかね。」
本殿に飾ってある、昔の歌詠みの名人が書いた額の文句を思い出したのでした。
「桜一輪は値千本〜と来りゃ」

65 :なまえ_____かえす日:03/07/24 15:49 ID:j/syuDTA
>>63>>64
「千本」と「こねこ」って難しいキーワードだなーと
思って様子を窺っていたんですけど、
上手にまとまってますね〜
すごい

66 :21=50:03/07/24 20:04 ID:zd+8djHi
よっしゃあ!
こねこの名前は「小春」にけてーい!

67 :60:03/07/24 20:27 ID:6X9y30wr
>>65
うれしいこと言ってくれるじゃないの。

>>66
漏れの名前は8トウスィ-ンでつが何か?
  ⊂二 ̄⌒\               ノ)
     )\   ( ∧_∧         / \
   /__   ) ´Д`)    _ / /^\)
  //// /       ⌒ ̄_/
 / / / // ̄\      | ̄ ̄
/ / / (/     \    \___
((/         (       _  )
            /  / ̄ ̄/ /


68 :21=50:03/07/25 07:19 ID:E0krdksm
60さん、お話の美しさと、AAのギャップが・・・・・・

魅力的です。

69 :なまえ_____かえす日:03/07/25 09:37 ID:EUTzDY16
「千本」と「こねこ」というキーワードを読んで
ハリセンボンとこねこが泳いでいる絵しか思いつけませんでした。
そんなわけで
お題『海』でお願いいたします。

70 :21=50:03/07/25 12:56 ID:E0krdksm
「海」

あるところに、30センチ四方ぐらいの海がありました。
海は、クレヨンの青で塗られていました。
そこに、ハリセンボンが泳いでおりました。
昨日まで、鴨居に吊られていた、ハリセンボンです。
海の底には、貝もおりました。
昨日、お味噌汁に入っていた、アサリの貝殻です。
折り紙で作った、四本指のヒトデも、おりました。
みんな糸でつながれて、ゆらゆら揺れておりました。
こねこがやってきて、ハリセンボンを、つつきました。
嵐のように、海の仲間が、揺れました。
ハリセンボンは、もとより針を目一杯立てていたのですが、もっと鋭くなれと、
体にウンと、力を入れました。
その針が肉球にささったのか、こねこは小さくないて、いってしまいました。
そのとき糸が切れて、ハリセンボンは海の外へと転がりだしました。
ハリが何本か、折れました。
ハリセンボンがいなくなった後、海の中は凪の日のように、静まり返っておりました。

秋が近づいたある日、海は学校の教室の、一番後ろに飾られました。
糸は再び張られて、海はゆらゆら揺れておりました。
色とりどりのネンドの魚と貝が、セロファンのワカメと共に、揺れておりました。
けれどハリセンボンは、そこにはおりませんでした。

ハリセンボンは、いまでも鴨居のところで、風にゆれておりますが、
自分が海を救った日のことを、ときおり誇らしく思い出しているようです。


71 :21=50:03/07/25 12:56 ID:E0krdksm
今回は、60さんの影響を受けたね。


72 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

73 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

74 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

75 :60:03/07/25 23:00 ID:DuEGFIsL
>>70
シンプルでいいですね。漏れの影響だなんて、あんなの「千と千尋」の劣化コピーですから。

76 :21=50=70:03/07/26 09:38 ID:NS+n/R3b
…このまま名前伸ばしていったら、どうなるだろう、とふと思った。

>75
え そうだったんですか?
オリジナルに見えましたよ。

77 :69:03/07/26 10:10 ID:fd+TDmxc
>>75
私もオリジナルだと思いました。
劣化コピーではなく良き亜種ですね。

>>70
夏休みの一コマ的
微妙にノスタルジックなのに
パーツが少し笑えてかなりイイカンジと思いました。
ハリセンボンとこねこまで出てきて嬉しかったです。

名前は一番若い数字で統一されてはいかがでしょうか?
私は一番最後の書き込みで名乗ってますが。
40=65=69あたり

結構伸びのいいスレですね。
ときにモッケさんはどうされたのでしょう?
あ、21=50=70さんは結局モッケさんのお話読めましたか?
私は問題なくたどり着けました。
(レス遅くなってすみません)

78 :21=50=70:03/07/26 10:26 ID:NS+n/R3b
>77
結局モッケさんの読めませんでした。
今もいってみたけど、ファイルがない。削除されたようだ。と表示され。

って、78だ。このまま79を取るのもアクドイし、
あとできたら80踏んだりして。

79 :なまえ_____かえす日:03/07/26 15:55 ID:NbereZO4
海と聞いてひたすら頭の中をかけ巡ったのが
♪海が見たい。人を愛したい。怪獣にも望みはあるのさ〜
でした。

というわけで、次のお第『怪獣』で。

80 :69:03/07/26 20:06 ID:gF6Bya5b
大きな大きな木のウロに
小さな怪獣が2匹住んでいました。
ある日2匹の元に招待状が届きました。
『滅んだもの達のコンサート
次の満月の夜
黄色い花を一輪用意し
招待状で飛行機を折って下さい』
夜の空のように青い招待状には
ちゃんと紙飛行機の折り方まで描いてあります。

次の満月の夜2匹は
黄色い花を一輪用意し、
飛行機を折り、
大きな大きな木の根っこに腰掛けていました。
その時月がピカリと光ると
飛行機は2匹を乗せて夜の空に
飛び立ちました。

81 :69:03/07/26 20:19 ID:gF6Bya5b
>>78
私もいま見ようと思ったら
「ファイル削除されたようです」
って出てしまいました。

>>79
砂漠に住んでる怪獣の歌でしたっけ?
なんか知ってる気がするけど
出てこない。
あう、もやもやする…

80のような話を考え中だったので
勇んで書き込んでしまいましたが
まだ先を考えてないんですw
怪獣2匹は絶滅した動物たちのオーケストラを聴き
話をしたりするんですが
どうも私が考えると
人間社会の批判に終始してしまうんで
もうちょっと考えようと思います。
怪獣や妖精といった想像のものたちも滅び行くもの
というピーターパン落ちです。

82 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

83 :モッケ ◆dMMokejjhs :03/07/27 00:42 ID:fkBCxbVx
肺にカビの予感・・病院行ってきました(TロT;;)

>>70
ハリセンボンがすごく、いとおしいi・・・・
小さな世界の大きな物語って大好きですd。

>>79
怪獣のバラード、でしたっけ?
小学校の時に1組さんが歌ってて、
私も覚えた覚えがありますd。
出かけよう 砂漠すてて 愛と海のあるところ〜♪ `。

>>70 >>81
アンギャァd、消えてしまわれましたか。
すんまそんです。長生きうpロダ探すといっておきながら
おはずかしい``・・・

>>80
ウヒャァこの先を読んでみたいです。
・・・完成の暁には一番に見せてくださいな`。

84 :80の続き:03/07/27 10:30 ID:dPfI+MBo
会場は青い球状の建物でした。
中にはいろいろな動物達が集まっています。
みんな思い思いの場所に座って
手には黄色い花を1輪持ち
舞台を見つめています。
2匹は会場内で一番背の高い木の葉っぱに座る事に決めました。
(そこならすべて見渡せましたから。)

その日の歌い手はマリオンという200歳のゾウガメです。
『150と8年』という歌で2匹ははじめて聞きましたが
とても有名な曲のようで途中からお客さんも歌いだしました。
最後には会場中、大合唱です。
歌はマリオンの身の上話になっていました。
彼は150と8年の間、人間と住んでいましたが
ある日仲間が一匹もいないことに気付き
身を投げたのです。
マリオンの低い声と鳴き声は美しく悲しく
体中に響きました。

マリオンが歌い終わると夜も白み始めてきました。
(なにしろ150と8年の歌ですから、とてもとても長かったのです。)
「さぁ、地上からいらしたみなさんはそろそろお時間ですよ」
司会のドードーが言いました。
「ごきげんよう、また来年に。」
「また来年」
みんな口々にあいさつを交わしています。
そして黄色い花を頭の上で2振りすると
花は流れ星になって家まで送ってくれるのです。
2匹も花の流れ星にのって
明け方の空を渡ってゆきました。


85 :80:03/07/27 10:44 ID:dPfI+MBo
続き書いてみました。
ごめんなさい
UPローダーとかよく解らなくて長文そのまま載せてしまいました。
申し訳ないです。
一応はしょりながら短めにしたつもりですが…

マリオンはサウスケンジントン(英国)の自然史博物館に
(標本になってしまいましたが)まだいるそうです。
『失われた動物たち〜20世紀絶滅動物の記録』
広葉書林 出版36p〜41p参照
うまくまとまらないまま書き込んでしまい
申し訳ありませんでした。

>>83
最近天気おかしくて体調崩しがちだとは思いますがおだいじに。
関西はそうでもないのかな?
関東は肌寒いぐらいですね。


86 :なまえ_____かえす日:03/07/27 11:55 ID:HvhzgyvR
激しく良スレ age

皆さん上手いですね。
ギャグなものから普通のものまで
絵が頭に次々と浮かんでくる。



87 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

88 :なまえ_____かえす日:03/07/27 21:03 ID:uU7cEruo
広告がウザイからsageで逝こうぜ。

89 :なまえ_____かえす日:03/07/28 01:03 ID:pHVSwcNe
じゃあ次のお題は「砂浜に描かれたメッセージ」でお願いします

90 :21=50=70:03/07/28 05:27 ID:QXLpLe87
「砂浜に描かれたメッセージ」

最初、そのメッセージは誰にも気づかれなかった。
みなその上を歩き、その上にレジャーシートを敷き、パラソルを立てた。
波が洗い、風が崩した。
それでもそのメッセージは、完全に消え去りはしなかった。
それほどまでにはっきりと、描かれていた。
気づいたのは、夏の浜辺を撮影にきた、新聞社のヘリのカメラマンである。
「なんだ? あれは」
カメラマンは、誰かのイタズラだろうと思いながら、面白がってそれを撮影した。
それは地表で見ると、ごくありきたりの砂の起伏にすぎない。
しかし上空から見ると、それははっきりと形をなしていたのだ。


91 :21=50=70:03/07/28 05:39 ID:QXLpLe87

砂浜に、くっきりと描かれたミステリーサークル。
それは日に日に数を増していった。
しかも、完全に消えることもなかった。
最初の数個のうちは、テレビ局も面白半分に扱った。
それが二桁に近づくころには、熱狂的にさえなった。
各種の専門家にコメントを求め、霊能者が宇宙人の霊に呼びかけた。
それが二桁の半ば越え、しかも常識を超えて消えないという特性が露になり、
描く手段も、描いた者も突き止められずとなってくると、人々は恐怖を覚え
砂浜を敬遠しはじめた。
波に沈んでも、台風に洗われても、上に別の砂を敷き詰め整地しても、ミス
テリーサークルは消えなかったのだ。砂浜そのものがある限りは。
まことしやかに「宇宙人のいたずら描き説」に、「外国の兵が夜間上陸した
説」や、「目の錯覚説」が唱えられたが、いつまでも真相は突き止められな
かった。

やがて、日本の砂浜は、ミステリーサークルに埋め尽くされた。

そして10年。
足元にミステリーサークルがあることを、まるで意識せずに、人々は浜辺で
遊んでいた。
それがあることを、知らないわけではなかったが、まるで空気のようなもの
になっていた。

そして30年。
子供のころ、ミステリーサークル騒動を体験した子供たちが、大人になる
には、充分な時間が経過したとき、かつての子供たちは、ミステリーサー
クルを、懐かしく思い出した。そして、懐古ブームにのってミステリーサ
ークルを見ようとして、愕然とした。
あの、どうしても消えないはずのミステリーサークルが、ほとんど残って
いないではないか!
ひどくぼんやりした最後のミステリーサークルが、熱心な環境保全運動に
よって、天然記念物に指定されることになり、砂浜全体を被うドームと、
ミステリーサークル記念館が建設された。
その正面入り口に、最初の砂浜ミステリーサークルの写真が、大きなレリ
ーフとして飾られたが、最後のミステリーサークルは、皮肉なことに、ド
ーム完成と共に消えてしまったのである。
ドーム建設を決めた政治家は、最初「ひどくぼんやりしているが、まだ存
在する。自分にはちゃんと見える」と言い、それがどんな科学的手段でも
確認できないことが証明されると、「ドーム建設がミステリーサークル消
失の原因ではなく、消えそうだったからこそ急いだドーム建設が、間に合
わなかったのだ」と談話を発表した。

やがてリバイバルブームも去ると、誰も訪れない記念館とドームが残され
た。空っぽの記念館とドームは、10年しない間に別の施設に転用され、
レリーフもはずされ、行方知れずとなった。

こうして砂浜に描かれたメッセージは、長い年月をかけて消えたのである。

92 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

93 :21=50=70:03/07/28 06:44 ID:QXLpLe87
人類は、おおむねメッセージを無視して、暮らしている。

しかし、好奇心を押さえられない者は、必ずいる。
ファーストコンタクトをしたい! と、出会い系にひっかかる者。
宇宙人の姿を見てみたい! と、「私の○○全て見せます」系にひっかかる者。
つい、覚えのない負債を、支払おうとしてしまう者。
宇宙からのプレゼントを、受け取ろうとしてしまう者。

政府は、無闇とメッセージに応えないよう、国民に訴えかけてはいるが、アブ
ダクションされる者は、後をたたない。

しかし、ミステリーサークルはさらに増え、ミステリーサークルの上にミステ
リーサークルが描かれ、砂浜など描きやすい場所はすでに何重ものミステリー
サークルにより何が描かれているのか逆にわからなくなり、果ては炊きたてご
飯の上にまで、小さなミステリーサークルが現れるようになったのだ。

政府は迷惑ミステリーサークル防止法案を制定したが、実効力はまるでなかっ
た。

その数年後、新規のミステリーサークルが急激に減少し、やがて皆無となった。

こうして、ミステリーサークル騒動は、一段落した。
けれど、これが最後ではないと、多くの人々は思っていた。
いずれ人々が騒動の記憶を忘れ、メッセージを気軽に扱ったとき、また
騒がしい時代がやってくるだろう。

(以上)

ごめん。今までで一番わけわかめ

94 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

95 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

96 :なまえ_____かえす日:03/07/28 09:32 ID:zR6LCjDB
21=50=70さんは落ちのあるお話が上手ですね。
わけわかりますよ!
笑ったし。


97 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

98 :21=50=70:03/07/28 13:35 ID:QXLpLe87
>96
落ちがないと、文字通り落ち着かないので。

昔友人と世間話をして、「〜だったんだって」と話を終えたら、しばらく
黙り込まれて、こう言われた。
「で、落ちは?」

どうやら自分には、普段の会話でも、落ちをつける癖があるらしい。
って、98かい。99取れないな。


99 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

100 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

101 :21=50=70:03/07/28 14:57 ID:QXLpLe87
えーっと、99のお題に対するお話が、100であると。

102 :なまえ_____かえす日:03/07/28 15:48 ID:l+ehHTMW
ってことは↑この広告も作品の一部!?(w

あと、広告よけのテクニックとしては、スレをageる時に広告ホイホイとして
クソスレも一緒にageとくと効果があるようなないような。

103 :102:03/07/28 15:51 ID:l+ehHTMW
>>101
あ、ごめん、リロード忘れてた。
それと、名前欄は名無しにしたほうが、スレにいっぱい人がいるように見えて、
初めての人も参加しやすい空気になりますよ。

104 :なまえ_____かえす日:03/07/28 16:06 ID:RD5ma+cZ
>>103
しーっ。そんなことばらしちゃ駄目だってば(笑

105 :21=50=70:03/07/28 17:56 ID:DbOQizX4
でもまあ、sage進行にするほどスレ住人いないし、sageても広告入るし。

106 :なまえ_____かえす日:03/07/29 00:39 ID:LVcPtdbl
このまま放っておくと、朝までにまた広告に109踏まれてしまいそうだな。
それじゃ、お題は「演劇」もしくは「舞台」でお願いします。

昨日、高校演劇大会の地区予選を見てきました(^^ヾ

107 :なまえ_____かえす日:03/07/29 00:40 ID:LVcPtdbl
ありゃりゃ。広告が透明あぼーんされて消えてる。
リロード失敗か。スマソ。



108 :なまえ_____かえす日:03/07/29 20:54 ID:LVcPtdbl
気を取り直して。
テーマよろしくお願いします↓

109 :ウホッ!いい名無し…:03/07/29 21:03 ID:cIh64136
テーマは>>106のとおりにやらないか。約束したぜ。

110 :なまえ_____かえす日:03/07/30 07:13 ID:peqb+KBu
「涼の舞台」

涼は、緊張していた。
落ち着こうと、一生懸命深呼吸をしていた。
もうすぐ出番だ。
すぐ出番だ。
舞台に飛び出し、セリフを言うのだ。
涼のセリフは短いものだし、出番もその一回きり。
だけど、失敗したら、すべてがダメになる。
そんな重要な役なのだ。

そして、涼は明るい舞台へと躍り出た。
舞台は、ちゃぶ台を囲む60年代の夕食のシーンだ。
近未来的な衣装、いやどちらかというと、派手なコメディアン姿の涼が、浮きまくっている。
ぽかんと涼を見ている、渋めの60年代風衣装の他の役者。そして観客。
静寂。
涼はごくりと、唾を飲んだ。
頭の中が真っ白になる。
そこにいるみなが、自分を注目している。
体が硬くなって動かない。
舌がうまく回りそうもなお。
なにか、なにか言わなければ。

「あ、およびじゃない。およびじゃない。これまた失礼しましたぁ!」

それだけいって、涼は舞台のそでに、引っ込んだ。
背後で、観客の大爆笑している。
そう、涼は自分の役目を、無事に勤め上げたのだ。


111 :21=50=70:03/07/30 07:26 ID:peqb+KBu
というわけで、名前消して書いたよん。これでいいの? 火暴

観客の大爆笑 は、観客が大爆笑だよなあ。
と、書き込んでからいつもミスを発見する。
けど、チェック厳しくすると肩が凝るので、ごめん。
俺すちゃらかだから。オンのリアルタイム書きだし。

児童小説というより、またネタ話。
児童的にはどうなんだろ。ネタ話は児童に受けるのか?
って、「およびじゃない」なんて知らないよな。児童は。

ここ、お題が出ると、お題に応えるヤツが現れるまで、スレストップする
傾向がないか? 杞憂ならいいんだけど。
自分的には、いつでも誰でもお題を出し、お題に答えられる自由度と、
お題に、キーワードが2つ3つ程度の縛りがある方がやりやすいけど。


112 :21=50=70:03/07/30 07:27 ID:peqb+KBu
ところで、sage推奨か? ageちまったけど。
ゴメソ

113 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

114 :なまえ_____かえす日:03/07/30 09:31 ID:hY/6gTsf
>>111
「およびじゃない」
知らないでしょうねぇw
*0にはお題に沿った話を書き込もう、と
思い込んじゃってのかな。私もそうだし。
だから話ができるまで書き込めない→スレストップ
になってしまうのかも…

115 :21=50=70:03/07/30 10:05 ID:eW40C29j
しかも、書き上げたころには0取られてる罠。
0取っておいて、あとで書きゃあいいんだけど、俺みたいなのもいるしで。

って、元凶は俺かよ! 名前入れて書くしよ!

書けない人やギャラリーは0踏まないようにするから、やっぱそこで停滞するんだよなあ。



116 :なまえ_____かえす日:03/07/30 14:02 ID:VZkcMB6c
「舞台」
私は影
あなたの影
私は晴れた日の外歩きが大好き
それから月の明るい夜の散歩
晴れた日、私はくっきりとあなたを描くでしょう
月の夜、私は空の蒼に寄り添うようにひかるでしょう
でも一番すきなのは舞台
たくさんのライトを浴びて
私は何人にもわかれ
花ようにあなたを彩る

117 :なまえ_____かえす日:03/07/30 14:04 ID:VZkcMB6c
童話じゃないですねw
*0取らないけど書いてみたわけですが。

118 :ウホッ!いい名無し…:03/07/30 17:40 ID:or1xHw11
>>115
ま、そこらへんは適当に や ら な い か

119 :21=50=70:03/07/30 20:36 ID:qZEk3o5F
そだね>118

というわけで、※※9 だ。
次の御題はこんなのどう?

「ひらがな」 「新幹線」

この二つがテキトーに出てくるお話。
誰でもいいから、料理してくれい。

120 :なまえ_____かえす日:03/07/31 02:51 ID:HzWf6aYa
120ゲットかな?


121 :120:03/07/31 03:24 ID:HzWf6aYa
今日は、クリスマス。
子供達は胸をときめかせて早起きをする、1年に1度の
お楽しみ。

文太も例外なくその子供の一人。
ドキドキしながら包みをバリバリとあけました。
ところが。
出てきたのは、ひらがなのかきかたドリルでした。
文太は前々から
「クリスマスには新幹線の模型が欲しい!」
とサンタクロースにお願いしていましたので、酷くガッカリしてしまいました。

隣の部屋では、妹のみーが新しいお人形を抱きしめて
喜び跳ね回っていました。
「僕だって、はねまわりたかったよ…」
このまま家にいて、みーにお人形の自慢をされたらたまらないので
文太は森へ遊びに行くことにしました。

文太は酷く気分がしょげてたせいもあって、どんどんどんどん、
森の奥へ奥へと進んでいきました。
気がつくと、今まで来たことが無いようなほど奥にきていました。
おまけに、帰り道も解らなくなってしまったようです。
「新幹線もない。お家にも帰れない。なんてクリスマス!」
そう考えると、どんどん悲しくなってきて、涙が後から後から
こぼれてきました。
しばらくシクシクとやっていますと、まったく別の方からも
シクシクと聞こえてきました。
シクシク
シクシク
…?
これは明らかに僕の声じゃないぞ、と文太は気がつきました。
そっと周りをみわたすと、クマの子が一人ポツンと座って
シクシクと泣いていました。

122 :120:03/07/31 03:31 ID:HzWf6aYa
文太は怖いやらビックリするやら。
ちょっとの間クマを見つめて迷いましたが
「や、やぁ。クマくん。どうしてそんなに悲しいの?」
勇気をふりしぼって聞いてみました。
クマの子はウサギのように真っ赤にした目を
こちらに向けて言いました。
「今日はクリスマスだってのに、変なプレゼントしか
貰えなかったんだよシクシク…」
言い終わるか終わらないかのうちに、クマの子は
またシクシクと泣き始めるのでした。
「なんだって?それじゃまるで僕と一緒だよ。
僕も欲しかったものと全く違うものもらちゃったよ、、」

二人とも、ちょっとビックリして顔を見合わせました。
それから二人は他の子達がどんなに良いプレゼントを
貰って喜んでいたかを言い、二人でまたしょんぼりするのでした。


123 :120:03/07/31 03:52 ID:HzWf6aYa
何度目かの「しょんぼり」
をした時の事でした。
空がふいに白く、明るくなりました。
「あ、雪が降るね。」
クマの子はつぶやくように言いました。
二人で、ぼんやりと空を見上げますと、
シャンシャン…シャンシャン…
と聞きなれない音が聞こえてきます。
どこから聞こえてくるのだろう?と首を傾げていますと、
白い空に赤いものがポンっとあらわれました。
シャンシャン…シャンシャン…
文太は何度も目をこすりました。
クマの子はすっかり目をまあるくしていました。
それは、それこそは、間違いなくサンタクロースだったのです!

「やぁ。君が文太君だね。そして君がクマの子ブンだね。」
二人は、ただコクコクと頷くので精一杯でした。
「実はね。ワシはうっかり君たち二人のプレゼントを置き違えてしまったのだ。
つまり、文太君の新幹線はブン君に。ブン君の「ひらがなのかきかた」は
文太君に…」

二人は顔を見合わせて「そうだったのかー!」
と言い合いました。
「さぁ、これが本当のプレゼントだよ」
新しく、二人にプレゼントが渡されました。
早速あけてみますと、新幹線の模型がちゃんとはいっていました。
ブンもひらがなのかきかたを手にしっかりともっています。
二人でピョンピョンと跳ね回り喜びあいました。
みーにも見せてやろう!と思った瞬間、思い出しました。
「あ…でも、僕迷子だった。お家に帰れないんだった…」
またまたしょんぼり文太に逆戻り。
「なんだい。そんな事か。よし。プレゼントを間違えたお詫びに、
特別なプレゼントをもう一つあげるよ。」
そういうとサンタはヒゲをクイクイと3回ほどひっぱり、
文太の腕に赤いリボンをかけました。
すると、新幹線はみるみるうちに大きくなり、まるで本物みたいになりました。
「これは、空飛ぶ新幹線だよ。行き先は君の家にしておいたからね。
これに乗ってお帰り。」


そうして文太は、サンタに新幹線の使い方をごと2,3聞いて
ブンとサンタクロースにお別れを言って
家に帰りました。新幹線から降りて、赤いリボンを腕からはずすと
新幹線はまた元の模型に戻りました。

それからも、赤いリボンを腕につけて
文太は時々クマのブンのお家に遊びにいきました。
今ではブンもひらがなをすっかり覚えてお手紙を書いてきてくれます。
今度、二人でサンタにお手紙を書くことにしました。

「もう、まちがわないでね! ブンと文太より」

124 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

125 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

126 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

127 :なまえ_____かえす日:03/07/31 14:27 ID:ygLjsPtT
>121->123
か、かわいい!すごくいい感じだと思います。
こういうの大好き。

128 :21=50=70:03/07/31 15:15 ID:A7Kl7k+e
ほのぼの〜 GOOD!

サンタの一番のプレゼントは、「ともだち」だったりして


129 :120:03/07/31 16:05 ID:62VDzK7y
長文&季節ハズレでゴメンなさい…

>>127,128
気にいってもらえてよかった〜
それにしても、一番のプレゼントは「ともだち」
って、言われてみるとそうだ。思いつきもしなかったよ。

次のお題は「キャンディー」「鈴」でお願いします。
片方だけでも両方使っても良いので。

130 :21=50=70:03/07/31 18:54 ID:A7Kl7k+e
プラタナス を知っていますか?
幹はしろっぽくて、どっしりと根をはり、天に向かってほんわりとひろがった枝には、大きな葉がいっぱい。
秋には葉っぱが赤くなり、それが落ちると、たくさんの丸い実が枝に残っています。
この実が、まるで鈴のようなので、すずかけの木とも呼ばれています。
そんなすずかけの木が、僕の家のそばの公園にもあります。
その木の下のベンチが、僕のお気に入りの場所です。
ある日僕が公園に行くと、ベンチに知らない女の子が、座っていました。
何をするでもなく、ぼんやりと、ただ座っていたのです。
いつも僕が、そうしているように。
僕はちょっと遠慮して、ベンチに近づかないようにしていたのだけれど、やっぱり気になって、そっちばっかり見ていたようです。
女の子は僕に気がついて、にっこり笑いました。
僕は、知らんぷりをしていました。
なにしろ、知らない子でしたから。
女の子は、僕にむかって「おいで」といいました。
僕は一声、ニャァと挨拶して、知らんぷりで、公園を出て行きました。

131 :21=50=70:03/07/31 19:10 ID:A7Kl7k+e
そこらを一回り散歩してから、公園に戻ってみたところ、もう女の子はいませんでした。
でも僕は、あまり気にすることなく、お気に入りのベンチに座りました。
あの女の子が残していったのでしょう。
甘い香りが、あたりに漂っていました。

次の日も、ベンチにはあの女の子が座っていました。
僕はあの香りが気になって、少しだけ女の子に近づいてみました。
やっぱり、甘い香りが女の子から、漂ってきます。
女の子はにっこり笑って、また「おいで」といって、手を差し出しました。
僕はゆっくり近づいて、その手をふんふんと嗅ぎました。
甘い香りがしています。
ちょっと舐めてみると、女の子がくすくすと笑いました。
「おなかすいてるの?」
おなかは空いていませんと、僕はニャァと鳴きました。
「そう、おなかがすいてるのね。でも、ごめんなさい、わたし、キャンディしか持ってないの。あなた、キャンディは食べないでしょ?」
そういって、女の子はポケットから小さな包みに入った、キャンディを取り出しました。
そして包みを開いて、赤い玉を手のひらに乗せ、僕の鼻先に差し出したのです。
「あ」
僕はその甘い香りのする赤い玉が、あんまりにもきれいだったので、つい爪でつついてしまったのです。
女の子は、慌てて手を引っ込めて、そして駆けて行ってしまいました。
地面に、赤い玉だけが、残っていました。
それっきりで、おしまいです。
女の子は、次の日も、その次の日も、戻ってきませんでした。
赤い玉も、何日かするうちに、溶けて消えてしまいました。

僕は、今でもすずかけの木の下のベンチが、大好きです。
僕は今、すずかけの実を集めています。
もしあの女の子と再会することができたなら、赤い玉のお礼に、いちばんきれいなすずかけの実を、プレゼントしたいと思っています。


132 :なまえ_____かえす日:03/07/31 23:09 ID:ygLjsPtT
>130
ね、猫やー!
すげえいい。すげえかわいい。

133 :なまえ_____かえす日:03/08/01 09:58 ID://I2/Wsa
か…かわいいっ


134 :なまえ_____かえす日:03/08/01 12:32 ID:OWhW4LvK
>>130-131
猫好きとしてはたまらない話しだ…

女の子とまた会えるといいなぁ(´∀` *)


135 :21=50=70:03/08/01 13:21 ID:X2NT1nGf
えーっと、これは
120さんと、直前読み返していたルドルフの影響がばっちり。


136 :なまえ_____かえす日:03/08/01 23:23 ID:e9bsu3qr
うちは犬飼いだけど、ねこがこんな考え方をしていると思うと、
猫もなんだか、かわイイなぁd(*´∀`)

137 :ウホッ!いい名無し…:03/08/02 01:55 ID:7FyAofZl
七つ名無しのあの子に送ろ、って歌を思い出しました。

138 :ぼるじょあ ◆yBEncckFOU :03/08/02 05:07 ID:ChNSvEBt
     ∧_∧  ∧_∧
ピュ.ー (  ・3・) (  ^^ ) <これからも僕たちを応援して下さいね(^^)。
  =〔~∪ ̄ ̄ ̄∪ ̄ ̄〕
  = ◎――――――◎                      山崎渉&ぼるじょあ

139 :21=50=70:03/08/02 06:43 ID:rTqGZ7UE
お、ちょうどいい。御題ださせてもらおう。
「夏休みの自由研究」でどうでしょう。

猫はなし気に入っていただけたようで、うれしいです。

140 :なまえ_____かえす日:03/08/02 08:38 ID:mIrUrjCk
んじゃ取ってみますムハー(゚д゚

かき始めている人がいたらどうしよう・・・``。

141 :なまえ_____かえす日:03/08/02 09:59 ID:FDGGnpnN
書きたかったら*0取らずに書いても
良いのではないかと
いろんな話を読みたいしさ

142 :21=50=70:03/08/02 14:09 ID:rTqGZ7UE
>141 そうそう 

143 :ウホッ!いい名無し…:03/08/02 14:48 ID:7FyAofZl
              ∩
       ∧_∧  | |    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
      ( ´Д`)//  <  先生!夏休みの自由研究は夏厨の研究にしますた!
      /     /    \___________
     / /|    /
  __| | .|    | __
  \   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   \
  ||\            \
  ||\|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄
  ||  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
     .||              ||         |廊下で勃ってなさい!|
                           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄V ̄ ̄ ̄ ̄

144 :なまえ_____かえす日:03/08/02 21:54 ID:7FyAofZl
それでは>>141さんの言葉に甘えまして、>>140さんが書きあがるまでに御目汚しデス。

さっちゃんはとっても賢い女の子。
学者であるパパの影響か、幼いときから外でトンボや蛙を捕まえることよりも
パパの部屋の本棚にある難しい本を読んでいるほうが好きな性格だったので、
小学校へあがる頃には、世の中のことが何でもわかるほどの物知りになっていました。
そんなさっちゃんにしてみれば、小学生としての生活は何かと面白くありません。
算数なら式を見た瞬間に答えがわかったし、国語なら教科書の全部の漢字が
教わるまでもなく読めたのです。
「簡単すぎてあくびがでますわ!」
そんなわけで、「夏休みの自由研究に」と先生からアサガオの種をもらったときも、
あまり面白そうな気がしなかったのでした。
「種を植えたら芽が出て葉が出て花が咲くんでしょう?そんなの図鑑でとっくに知ってるわ。」
でも「せっかくだから」とママにいわれ、
面倒だなぁ…と思いながらもしぶしぶ植木鉢に種を植えたのです。

ところがところが。
種を植えてから、本を読んでいるときも、ご飯を食べているときも、
なぜか植木鉢のことが気になります。
しまいには夜中に起きだして植木鉢を見に行って、ママに怒られる始末。
そしてある朝、とうとう芽が出ているのを見つけたときのうれしさと言ったら。
「どうしたんでしょう?結果なんてもう知ってたはずなのに」
どうやらさっちゃんは、夏休みの間に、本では解らないことを学んだみたいです。
「なるほどね。これがやってみるってことなのね!」

145 :なまえ_____かえす日:03/08/04 05:49 ID:SZ8MM3m2
「アトムの子ら」(手塚治虫とは関係なし)の、エピソードを思い出した。

超頭のいい子供たちの集団の中にさっちゃんみたいな頭でっかち
の子がいて、リンゴの種を手にしてそれが育っていく仮定を想像しただけ
で、人間性を取り戻すんだけど、「(リンゴの種じゃなくて、成長の早い)
麦の種にしとけばよかった」って話。


146 :144:03/08/04 10:25 ID:pYaSRLmw
>>145
レスありがとう。その直前まで「ウホッ!いい名無し…」でウホッ!な
カキコしてたからスルーされたかと思った(w

147 :なまえ_____かえす日:03/08/04 15:08 ID:ok7piym/
なんでか、ふと書き込みが止まることってあるよね。

148 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

149 :21=50=70:03/08/04 16:44 ID:ok7piym/
御題が出た後、書き込みしにくいなら、俺が受けてやるから、
次のヤツが御題を出せ!

もちろん、俺でなくとも、御題への挑戦は歓迎ってことでどうだろう。

とかいってると、次に広告が入る罠 というのが冗談にならないところが。

150 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

151 :なまえ_____かえす日:03/08/04 17:15 ID:pYaSRLmw
>>149
ビンゴォ(・∀・)!!
というわけで、お題は「広告」または「宣伝」です。

152 :21=50=70:03/08/04 20:49 ID:ok7piym/
「宣伝マン」

最初に飛行機を作ったのは、ライト兄弟ではない。
何人もの発明者が、人に知られることなく消えていった。
ライト兄弟はつまり、最初に飛行機を世界に知らしめたといえる。
人々に知らしめ、人類が飛行機を所有する、そのきっかけを勝ち得たのが、
ライト兄弟だといえよう。
つまり、どんな素晴らしい発明でも、それが知らしめられなければ、人類
の手に渡らなければ、人類にとって意味はないということだ。

飛行機に限らない。
どんな芸術的傑作であっても、そこに存在することが知られていなければ、
人類にとって存在しないも同然だ。

というわけで、宣伝は人類にとって必要不可欠、宣伝マンはヒーローなの
だ!

「教えて宣伝マンは、今回で最終回です。次週から……」


153 :21=50=70:03/08/04 22:47 ID:ok7piym/
すまん。
あんま面白くない上に、説明不測の部分が。
大風呂敷広げたくせになぁ。

154 :お題「自由研究」:03/08/05 01:41 ID:20KbsZo4
その地域のしかいない固有種というものがこの世にはある。もちろん涼子が住むこの町にもそんな固有種の蝶がいる。
涼子は中学校1年の頃から、その固有種の蝶について、自分なりの調査を
まとめて自由研究として提出していた。
はじめこそ感想文だったその自由研究は年を重ねるにつれ少しづつ
内容が濃くなっていく。涼子にとってはその増えていく過程が楽しいのだ。
ひとつだけ残念なことは、涼子は未だにその蝶に出会ったことがないことだ。
涼子は今年の夏こそ、その蝶を見つけようと、夏休みの初めの頃を、
この自由研究の時間に当てることにした。近所のガキ大将から、
キャラメル二箱と交換で木の上の秘密基地を借り受けそこで一晩でも、
場合によっては二晩でもその蝶をその目に見つけるまで帰らないことにしたのだ。
夕焼けが過ぎ、やがて夜が近づく。帰りたいと思う気持ちを抑えて、
あたりを観察し続ける。しかし、涼子が探している蝶は見当たらない。
しだいに眠くなっていく涼子。

丁度、月が一本杉のてっぺんに昇りきったところだった。
涼子の目の前の木がいっぺんに振るえ出したかと思うと、
青白く輝きはじめる。青白い木の葉は、風のないこの森で、
まるで生きているかのように動いている、いや青白い木の葉は生きていた。
木の葉だと思われていたのは、蝶。それも飛び切り美しい羽を持つ蝶、
まさに涼子がさがしてたそれだ。涼子は必死に手を伸ばす。
決して届く距離ではなかったが、その美しさに触れてみたいと
思う気持ちが強い、手を遠くへ、遠くへ。

寝袋の中の涼子。その右手は、まっすぐ上に伸びている。
どうやら、今のすばらしい景色は涼子の夢の中の世界だったようだ。
だが、涼子は少しも残念そうな表情はしない。
むしろ今の夢は涼子に、感動と確信を与えたようだった。
懐中電灯をつけ走り書きノートにあれやこれやと書く涼子。
秘密基地の屋根に止まっていた青白く美しい羽を持った蝶は、涼子が気づかないうちに、再び空に舞い戻って行った。
その蝶の名前はアオツキハクモンシロ。通称、夢見蝶である。

155 :なまえ_____かえす日:03/08/05 01:53 ID:20KbsZo4
>>144
物語がカワエエ・・・いやもちろんちょっと生意気なさっちゃんも(w
このまま「百聞は一見にしかず」の例として本になってもおかしくないくらい
イイ(・∀・)!!です。

>>153
ヒデェ(キロw
宣伝マン自体にいいスポンサーが付かないなんて紺屋の白袴w

>>154
3日またさせておいてこんな出来なんて。・・・ダラーン。
   ||
 Λ||Λ
( / ⌒ヽ
 | |   |
 ∪ 亅|
  | | |
  ∪∪

156 :なまえ_____かえす日:03/08/05 01:54 ID:20KbsZo4
ああ、>>153じゃなくて>>152です。ごめんなさい(d

157 :なまえ_____かえす日:03/08/05 09:26 ID:h6vyizXT
「広告」
日曜日の朝
2色刷りのスーパーの広告は少し憂鬱でした。
ゆうくんもみいちゃんも全然遊んでくれないんです。
同じ広告でも
おもちゃの広告はゆうくんが大切に机にしまってくれますし、
カラーのきれいな広告ならみいちゃんが
お人形のために切りとってくれます。
(みいちゃんはマヨネーズやサラダやそんなものを
切りぬいてお人形のテーブルに夕飯の用意をしていました。)
もしも裏が無地ならゆうくんがロボットを描いてくれたかもしれません。
でも2色刷りで裏も表もしっかり印刷してある
スーパーの広告では2人とも見向きもしません。
もしもパパの爪きりに使われたりしたら本当にがっかりです。
そんなわけで2色刷りのスーパーの広告は朝から憂鬱でした。

ふとパパが2色刷りの広告を手にとりました。
広告はドキドキが止まらなくてソワソワ不安になってきました。
(ちょうど注射の順番を待っている時みたいな気分です)
でもパパは広告の気持ちなんてお構いなしに
広告をちょいちょい折って立派な紙飛行機を作ったのです。
「ほらゆう、パパの紙飛行機すごく飛ぶんだよ」
自慢気にパパが手首をひるがえすと
広告はすうぃと飛んだのです。
広告は嬉しくて嬉しくて台所のママの所まで飛んでいきました。

ママは紙飛行機を見ると
「あら、お肉が安いのね。」
と言って紙飛行機を広告に戻してしまいました。
でも広告は幸せな気分と誇らしい気分でいっぱいです。
だってあんなに飛んだ広告なんて他にいないことを知っていましたし、
今度は本来の役目を果たす時が来たのですから!

158 :157:03/08/05 09:36 ID:h6vyizXT
広告で書いてみました。
21=50=70さん早っ!
朝会社に来て書き込んでる私も問題なんですけどねw
>>144
生意気なさっちゃんに近所の子供がかさなり微妙な心境でした。
家が複雑な子でなんか悟りきってるんだよなぁ、色々と。
彼女にさっちゃんのような転機が来るといいんだけど。
>>154
幻想的で絵になりそうなお話ですね
山田博章さん(漫画家・名前あってるか不安)のイラストとか良さそう。

159 :157:03/08/05 10:20 ID:h6vyizXT
>>149
たのもしいお言葉!
>>152
ピカソは営業センスがあったから
絵で食べていけた、と言うのを思い出しました。

連続投稿で*9って申し訳ないので
次の方お題お願いいたします。

160 :なまえ_____かえす日:03/08/05 10:34 ID:D/d0c9E/
いいのかな?
「子ども会」(子ども劇場とか子どもNPOとかでも可)と「キャンプ」を使って適当に。
夏休み季節モノ第二弾。

161 :21=50=70:03/08/05 19:50 ID:02eU+eed
武は、自分の名前が好きではなかった。
なぜなら、父親につけられた名前だからだ。
父親が嫌いなわけではない。
父親を嫌う母親が、自分の名前を呼ぶたびに、ちょっと顔をしかめるのが、イヤなのだ。
母親と、武に名前をつけた父親は、今は夫婦ではない。
父親は武の親権を失い、法律上では父親ですらない。
が、父親は父親だ。
けれど武は、父親のことは写真でしか知らない。
父方の叔母がこっそり武にくれたものだ。
家のアルバムからは、父親の姿はすべてはずされている。

武が小学校の郊外学習のキャンプをしにいったときだ。
武は友達と一緒に、使った食器を炊事場に運んでいた。
ちなみにメニューは定番のカレー。
笑いあいながら炊事場に入ったとき、武は突然突き飛ばされた。
なにが起こったかわからなかったが、友達の悲鳴で我に返った。
中年の男が、友達を抱えて走っていく。
友達はその腕の中で、もがきながら悲鳴を上げていた。
中年男は、見るからに貧弱な体格で、やはり小学生の男の子が、全力でもがくのを、押さえ切れなかったようだ。
友達が地面に落ちる。
中年男が、もう一度捕まえようと、ふりかえる。
武はそのとき、全てを理解した。
そして落ちていた石を拾って、中年男に殴りかかった。
中年男は、呆然と武を見詰め、そして這這の体で逃げ出した。
足元で友達が、泣いていた。

キャンプはその場で解散。
武たちはそれぞれの保護者の到着を待って、家に帰った。
そして私服警官が、武の家にやってきた。
私服警官が母親に話す。
「つまり、以前の夫が息子である武君を誘拐しようとして、間違えて別の子
をさらおうとした、ということらしいのです」
母親は、嫌そうな顔をしている。
「前から自分勝手な人でした。ですから、離婚したんです」
「それでですね、犯人は武君との面会を望んでいます。といってもずいぶん
酔っ払っていてですね、『子ども会わせろ』『俺の子だ』とわめいている状
況ですし、また取調べが終わるまではどなたとも面会できませんし、お勧め
できる状況でも……」
母親は、きっぱり言った。
「武は、会わせません。私も会うつもりはありません。会いたくありません」
「そうでしょうねえ」
警官は、武を見た。
言葉とは裏腹に、その目は武に お父さんに会いたいんじゃないかい? と、
語りかけていた。
けれど武は、きっぱりいった。
「僕も会いたくないです」
武は、いつもの母親と、同じ表情をしているのだろうと思った。

その夜、武は父親の写真を、ビリビリに破いて捨てた。

162 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

163 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

164 :21=50=70:03/08/06 20:48 ID:6+042X99
157いい!
広告を主役にするたあ、やるぜ!

と、朝書き込もうとしたんだけど、なぜか今まで書き込めなかった。
書き込めるかなあ?

165 :21=50=70:03/08/06 21:26 ID:6+042X99
144を読み返していて思い出したぜ。
うちのガキん子は、種から芽が出ないかと、毎日ほじくり返すもんだから、
結局ほとんどの種が発芽直後にダメになっちまった。
残ったのも日照不足で、ダメダメだ。

166 :157:03/08/07 09:34 ID:Lzn8jv7W
>>164
ありがとうございます。
擬人化、好きなんです。
日々「消しゴムに生まれなくて良かった」などと考えてます。

お子さんの気持ちわかります。
私も種から芽が出てくるところ見たいと思いましたよ。
脱脂綿のうえでカイワレ大根育てると
ちょっとは満足するのではないでしょうか?
まだ小さければ…


167 :ウホッ!いい名無し…:03/08/07 09:46 ID:P8KxeZX4
>>165
ウホッ!いいID…

>>161
ウホッ!救いの無い話…
ここは児童書板なんだからもう少しお手柔らかにやらないか。
…ってくそみそプレイの漏れに言われても説得力無いってか?フフン。

168 :21=50=70:03/08/07 16:28 ID:f/0AiaB5
いやほらでもさ、児童書にこそ救いのない話おおいじゃない。
戦争ものとかさ。

って、反省。
俺、そういうの一番読みたくないよ。

169 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

170 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

171 :21=50=70:03/08/07 18:21 ID:f/0AiaB5
じゃ、今回のお題は『ぞくぞく(ゾクゾク)』『スピード』あたりで。

172 :なまえ_____かえす日:03/08/08 09:25 ID:a3DiyzHT
「スピードのあとゾクゾクが襲ってきた夜のこと」
きいちゃんはなんだか不思議な
エレベーターの中にいることに気が付きました
エレベーターは縦にも横にも斜めにも
どんな方向にも移動できるようです
すごいスピードで移動するので
もう自分が建物のどこにいるのか全然わかりません
エレベーターの窓からは建物の骨組みや配管、配線などが
猛スピードで流れてゆくのが見えます
どうやらこのエレベーターは壁や床の中を移動するらしい
ときいちゃんは思いました
何度も間違った部屋へ出てしまい怖い思いもしました
きいちゃんはぐったりと座り込んでいます
だんだん、このまま一生この中で迷っているのじゃないかと
不安で悲しくなってきました
とうとうきいちゃんは
大きな声で泣き出してしまいました

きいちゃんは「ママー」と叫ぶ自分の声で目が覚めました
どうやらへんてこなエレベーターは夢だったようです。
まだ真夜中で
外で虫が鳴いたり、風が吹いたりそんな音しかしません
ときおり車の音もきこえてきます。
なんだかきいちゃんはお尻のあたりが気持ち悪くて
ゾクゾクしてきました。
「あっ…」
布団を見るとぬれています。
おねしょをしてしまったようです。
気持ちが悪いのできいちゃんは着替えて
星を見ながら寝ようと掛け布団だけ持って
ベランダに出ました。
明日になったらママに怒られちゃうな
と思いましたが
夢の中の大冒険とベランダで寝るという小さな冒険のおかげで
もうすかっりそんなこと気にならなくなってきました。
星の下で寝るなんてすごいカッコイイと思い
こんどは楽しい興奮でゾクゾクしてきました。

173 :172:03/08/08 09:32 ID:a3DiyzHT
すいません
なんかすごく中途半端な話だな…
そのうちリベンジしたいものです

174 :ウホッ!いい名無し…:03/08/08 10:31 ID:QnasNXpQ
>>173
ああ…ゾクゾクはションベンか…
じゃあリベンジするときは今度はウンコでおながいするぜ(違

175 :172:03/08/08 13:26 ID:HBPMWe7S
>>174
猛スピードで凹み
自己嫌悪の嵐にゾクゾクしているところさ

ウホッ!いい名無しさんのコメントにはいつも笑わせてもらってますよ
職場でコッソーリみている私には危険な存在だ

176 :21=50=70:03/08/09 11:00 ID:5lUkO7My
ベランダで寝る冒険かー そういや俺m(遠い目

177 :21=50=70:03/08/10 17:44 ID:YMrZlw/j
なんかペースが鈍ってきたかな



178 :なまえ_____かえす日:03/08/11 11:21 ID:mJp8RAd4
>>177
そうですね
逆に今までが結構伸びのいいスレだったのかな?
お盆過ぎたら少しは活発になる!…かも…

179 :21=50=70:03/08/11 16:47 ID:ght9A75z
じゃ、お題
上列から一つ 下列から一つ 二つ選んで、てきとーに。

・上列「よみかき」「そろばん」「ぱそこん」

・下列「かたきうち」「かたたたき」「かきのたね」


180 :なまえ_____かえす日:03/08/11 21:24 ID:Fe9S9tEI
ある日机の引き出しを開けると
なんだか変な生き物がいた。
一番上のカギのかかる引き出しの中だ。
奴は15cmぐらいで触角のある黄色い生き物だ。
僕が引き出しを開けたとき
奴は僕の宝物の透明な石を食べていた。
僕はびっくりしたし、すごく腹が立ったけど
僕が文句を言うより先に奴が
「ごめんよ」と言ったので怒れなくなってしまった。

奴はそれから何年か僕の机の中で生活した。
奴は透明な石が大好きで、その次に緑の石が好きだった。
僕は奴のためにソロバンで車を作ってやった。
奴はソロバンの車に乗って
部屋を走り回るのが気に入ったようだった。
あんまり奴がうるさいので僕は親に言って
部屋をフローリングにしてもらったほどだ。
僕らは仲良くやっていた。

ある日奴はこう言った
「僕引っ越すことにしたよ。」
僕は悲しかったけれど、仕方ないことだってことも良くわかった。
僕らは最後の思い出に月までピクニックに行くことに決めた。
もちろんソロバンの車に乗って、だ。
その日の月はかきのたねみたいな形をしていたので
僕は余計にわくわくしたんだ。
月に着くと僕らはソロバンの車で
思う存分走り回った。
月はフローリングの床と違って
ガタガタしていたので何回かひっくり返ってしまったけれど
僕らは満足だった。

それが僕らの最後の思い出。
その後奴はふっつりと僕の前から消えてしまった。

181 :なまえ_____かえす日:03/08/11 21:29 ID:Fe9S9tEI
幼少時の脳内友人との出会いと別れ…かなぁ
一応。
話を作るってむずかしいなぁ

182 :21=50=70:03/08/12 07:35 ID:lnK9/AYx
>180
おお、一冊分の児童書の概略を読んだ感じ

183 :なまえ_____かえす日:03/08/13 00:40 ID:C8gkZdmy
>>172
実は、この話を読んだ夜、この内容と殆ど同じだと思われる
夢を見た。実質、夢の中の夢だったので混乱だがw
っていうかよくあのお題でこんな児童書らしい内容にできたと小一時間聞き詰(ry

>>180
イイ(・∀・)!!そろばんの月旅行なんて素敵杉だ・・・とりあえず耳から血が出るくらい
興奮した(※実話です、マジで血がでました。)
かなーりローカルなネタになってしまうんだが、船橋市児童文学賞の大賞だった
「わたしのかみさま」を思い出したよ。


184 :なまえ_____かえす日:03/08/13 10:35 ID:eVC+oUKO
たまにはあげないとね

185 :なまえ_____かえす日:03/08/13 10:37 ID:Y/DhdvQh
>>183
新規書き込みがあると小躍りしたくなる今日この頃
>>172は実際かなり苦し紛れでした。
あのエレベーターは子供の頃私が見た夢に出てきたものです。
怖かったですよ。全然元の場所に戻れないの。
おねしょはしなかったけど(w
>>180
気に入っていただけたようで嬉しいです。
幼少時の脳内友人を題材にした話って
結構ありますよね。
私の脳内友人はクルクルライダーという町でした。
(個人名くさいのになぜか町だった)
その町を眺め(中略)
子供って面白いですよね。

186 :なまえ_____かえす日:03/08/13 14:47 ID:ZMAGtvKB
>>180>>185
そろばん車で走る友達!すばらしい。

・・・「クルクルライダーの仲間達」キボン

187 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

188 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

189 :180:03/08/14 10:09 ID:CyRFY2nB
お題『図書館』
なんかウイルスが話題になってますね。
良く知らないけど怖いですねぇ

190 :21=50=70:03/08/14 12:11 ID:zxrQNrkT
篤は、放課後も休日も、休館日を除いて、いつも図書館の隅で、本を読んでいる。
休館日だって、家で本を読んでいるといううわさだ。
そんなだから、当然めがねをかけているし、色も白い。
かといって、がり勉というのとも違う。
実際成績は悪くはないし、話てみると雑学はあるけれど、成績トップで進学校受験! という雰囲気でもない。
それで、ついたあだ名が、本の虫。
そんな篤が学校に来なくなってから、二週間がすぎた。
なんだかよくわからない病気で、入院したらしい。
結局僕が、クラスの代表で、お見舞いにいくことになった。
お小遣いを出し合って、花でも持って、というところを、僕の提案で本にしてもらった。
篤には本の方がいい、というのもあったけれど、花を持って歩くのがいやだった、というのもある。
ひさしぶりに会った篤は、ずいぶんとやせてしまっていた。
彼は、僕の手産を、とても喜んでくれたので、ほっとした。
病室の備え付けの本は、みな読んでしまったのだそうだ。
その後僕たちは、少しおしゃべりをした。
篤の病気はウイルスによるもので、滅多に人にはうつらないが、治療には時間がかかるのだそうだ。
帰るとき、篤はお礼にといって、自分の本を僕に貸してくれた。

けれど僕は、篤に本を返せなかった。
そのまま篤は、転院して、家も引っ越してしまったからだ。
篤の病気の治療のためなのか、それとも何か別の理由があったのか、先生も知らなかった。
連絡があるかと思ったけれど、いつまでも手紙一つこなかった。

あれから、僕は定期的に図書館に行くようになった。
篤が貸してくれた本をきっかけに、本が嫌いじゃなくなったからだ。
毎週本を返し、次の本を借りてくる。それが大人になった今でも、習慣として続いている。
そしてある日、新刊の棚にあった本をぱらぱらと見ていて、あの、最初の一冊のことや彼のことを思い出した。
ふと見ると、著者は※※篤とある。デビュー作だ。
※※の部分は、彼の苗字ではない。
けれど、プロフィールを見ると、僕と同年代だ。
僕は初めて、本の著者にファンレターを出してみようと、そう思った。


191 :180:03/08/14 13:35 ID:bxD9q8NT
相変わらず早いですねw
自分がお題を出した話しが
出来上がってくると嬉しいものですね
児童書のオーダーメイド
そのうえ私も篤のような子供だったので・・・

192 :21=50=70:03/08/14 14:48 ID:zxrQNrkT
早いだけが、取り得です(わ

193 :180:03/08/14 22:06 ID:YmlEuyCX
それだけ引出しが多いんだろうな、と思ってます
語尾が「〜ですわ」って見えた
えっ大坂弁!?と思ったら違った・・・

194 :なまえ_____かえす日:03/08/15 00:37 ID:CkmPXCW8
>>192
それにしても、色んな系統のお話を書きますよね。
しかも、毎回綺麗にオチがついてるし。凄い。
私はどうしてもほのぼのファンタジーに偏ってしまう。

195 :山崎 渉:03/08/15 21:33 ID:oenxnvWe
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

196 :山崎 渉:03/08/15 22:46 ID:oenxnvWe
    (⌒V⌒)
   │ ^ ^ │<これからも僕を応援して下さいね(^^)。
  ⊂|    |つ
   (_)(_)                      山崎パン

197 :21=50=70:03/08/16 01:05 ID:WL1ZvCdb
>そのうえ私も篤のような子供だったので・・・

実のところ、そういう人がここにはある程度いるだろう、
と思って書きました。

>194
自分は散漫なんですよ。

198 :21=50=70:03/08/18 12:20 ID:Ru6duBOY
仕事があるから、俺終わるまで書かないよ。

199 :なまえ_____かえす日:03/08/18 14:30 ID:TLIZax0M
んじゃ「金切り声」もしくは「ロンドン橋」で。
両方つかったら神(?)

200 :なまえ_____かえす日:03/08/18 16:51 ID:k0uu3HXY
多分、200ゲット。


201 :なまえ_____かえす日:03/08/18 21:09 ID:k0uu3HXY
僕は今から、魔女の住む城へ行ってきます。
そこでは子供達の金切り声がひっきりなしに響き渡る。
魔女は容赦せず、あらゆる魔法薬や拷問器具で子供達
を苦しめる。
魔女は問いかける
「痛いかい?痛いなら痛いって言ってごらんヒヒヒ」
子供はすぐ
「痛い!痛い!やめてくれ!!」
と力の限り叫ぶ。
「ヒヒヒ我慢するんだよ。ヒヒヒ」
魔女はそういってまた子供を苦しめる。

そんな魔女の城にも、一つだけ良い所がある。
城に飾ってある、大きな大きなカラクリ時計。
時間になると、ピエロや、空中ブランコに乗る綺麗な
女の人達が現れ、ほんの少しだけどサーカスを見せてくれるのだ。
しかも、1時間毎に曲が変わる。
僕は、特に午後3時の「ロンドン橋」が大好きだった。
ピエロのヨロヨロとした演技が面白いというのもあるけれど
この曲にしかでてこない、踊り子の女の子がとても可愛いからだ。
だから。僕は今日も我慢して魔女の城へ行く。
オヤツも我慢して、午後3時に。あの女の子を見るために。

202 :続・魔女の城(201):03/08/18 21:16 ID:k0uu3HXY

「お母さん、僕魔女の城へ行ってくるよ」
「また!魔女の城だなんて言って。おおげさねぇ。…まぁ、
魔女って言えば魔女よね。あんたの虫歯をひょいひょいと
治してくれるんだから。」
「…ひょいひょいなもんか!その治療に僕達子供が
どんな拷問をうけてるか、母さんは知らないんだな!」

そうして、今日も男の子はちょっと不思議な歯医者へ出かけていきましたとさ。


203 :なまえ_____かえす日:03/08/18 22:03 ID:JWtBHIz1
うまいね!
たしかに歯医者は拷問だ。未だに。
・・・実は虫歯あるんだ

204 :なまえ_____かえす日:03/08/19 00:37 ID:r35flPOd
虫歯は湿布や正露丸じゃあ直らないぜ。ちゃんと歯医者に逝かないと、な!

「忙しい」とか言い訳して歯医者に逝くのを先伸ばしにして後で泣く奴の数→

205 :21=50=70:03/08/19 03:29 ID:k5z1Xsqa
うまい>201

206 :なまえ_____かえす日:03/08/19 09:29 ID:o2tIWBns
>魔女は問いかける
>「痛いかい?痛いなら痛いって言ってごらんヒヒヒ」
このへんとかうまいな。


207 :180:03/08/19 09:45 ID:5+VPOipi
帰りにお題をチェック→帰り考える→朝書き込む
上記パターンなので出遅れてしまいましたが
考えたので蛇足覚悟で書かせていただきます。

「ロンドン橋のこと」
私はロンドン橋
ロンドン橋と言ってもあの有名な橋じゃない
小さなお城とジャングルジムの間に吊り橋をかけた遊具だ
雨の夜は家のない者をその城に泊めてやり、
桜の季節には酔っ払いを支えてやり、
橋に乗れるだけの人を乗せて桜を真近かに楽しませてもやり、
遅い時間に一人泣くも者には静寂と座る場所を与えてやった
もちろん昼間は子供達と遊んでやる
きれいな服で汚れないように遠慮がちにしている子も
泥だらけで走り回る子も
自慢ではないが私はどんな者にも
同じようにできる限り優しく接していた
身なりや持ち物や容姿で態度をかえたりしない
どんな者にも私の与えられるものを与え
できる限りのことをしてきたつもりだ

ある日子供の金切り声とともに
私の橋を支えるロープが切れた
幸い子供にたいした怪我はなかったが
私は取り壊されることになった
辛くはない
ただ私の腕がせめてもっと頑丈な鎖でできていたら
と悲しく思うだけだ

208 :21=50=70:03/08/19 13:10 ID:k5z1Xsqa
>207
よい! 美しい。

209 :なまえ_____かえす日:03/08/19 15:11 ID:5+VPOipi
>>204
いや、「忙しい」じゃなくて「まだ痛くないから大丈夫…」
その言い訳のせいで2本くらい抜いたけど…
その時「まだ虫歯あるねぇ」って言われた
その後放置。

お題
痛い繋がりで『注射』でお願いします。

210 :209:03/08/21 14:04 ID:m8vV0O7w
209です。
こんなにレスが滞ってしまったの初めてですね。
お題向きではないものを書き込んでしまったなぁ
と反省してます。
不適なお題を振ってしまった責任をとり自分で考えてきますので
続行して下さい。申し訳ないです。
みんな…帰ってきて…

211 :201:03/08/21 17:51 ID:rvpaxmbi
>>209
別にそんなんじゃないよ〜。・゚・(つд`)・゚・。
200ゲットして書いたばっかりだったから、様子みてた。
この板、人口少ないんだし少しくらいレスつかなくても
凹まずマターリ行こうぜ。
では、「注射」楽しみにしてるよ〜

>>204
まさに私です。
親知らず3本と虫歯に苦しめられてます…はぁ。憂鬱だ。

212 :ウホッ!いい名無し…:03/08/21 21:53 ID:ArLRbHA0
注射が怖くて逃げるなんて、お前らそれでも大人かよ?
注射なんて痛くないぞ、むしろキモチイイくらいだ。
さあ、漏れが注射してやるから、ケツを出せ……
そう、お前のケツのアナに漏れの股間の針がピストン運動だ…


って、シモネタなら嬉嬉として考えるくせにお話は考えない漏れが一番だめぽ。
嫌なら言ってくれたら止めるからね。

213 :212:03/08/21 23:59 ID:ArLRbHA0
とりあえず『注射』で。

「えー!?また逃げ出したぁ?」
担任の三田先生がすまなそうに言うのを聞き、保健の山本先生はあきれ顔。
それもそのはず、木村君は予防注射の時になるといつもいつも逃げ出すのです。
新任早々問題児を抱え、三田先生はてんてこまいです。
「運動場で暴れまわってしょっちゅう怪我してるわけだし、痛いのは慣れっこだと
思うんですけど、どうして注射は嫌いなんでしょうね」
「怪我してもめったに保健室へこないし、きっと私の顔が嫌いなんでしょ。わははは」
「まあ」
「そういえばこの前はトイレにこもってて、『おしっこがなかなか出なかったので注射の
時間に出れなかった』なんて言ったのよね。今度はウンコとか言うんじゃない?わははは」
「山本先生ったらきついんだから、ふふふ」
山本先生があんまり威勢良く笑うので、三田先生もついつられて笑ってしまいました。
「もう本当にしょうのない子だわね、木村君ったら。今度会ったら懲らしめてやりますよ」
「お手柔らかにお願いしますね」
三田先生はそう言って、木村君を探すために保健室を出て行きました。

数日後。木村君が運動場で倒れ、保健室へ担ぎ込まれました。駆けつけた三田先生が
おでこに手を当ててみると、凄い熱です。
「こんなに熱があるのにどうして学校へ来るの!」
「だってドッジボールの試合があったから…」
絶句する三田先生を横目に、山本先生は
「子供はこれくらい気力がなきゃ。わははは」
といつも通り。慣れたものです。
「でもこれは、さすがにちょっとやばいね。解熱剤を打っといたほうがいいわね」
そそくさと注射の用意を始める山本先生。その顔から笑いが消え、マジになるのを見て、
木村君はビビリ始めました。
「こ、殺す気か!!」
変なことを叫びつつ逃げようとします。
「何わけわかんないこと言ってるの。動くと刺すときに痛いわよ。三田先生、ちょっとこの子を
押さえといてください」
慣れた手つきで木村君の腕にブスリ。しかしあんまりじたばたするので
三田先生の力では押さえきれず、結局3回も失敗してしまいました。
やっと成功した時には、木村君はある意味本当に死んでいたと言います。

「アレで余計に注射が怖くなっちゃったかもしれないわね。でもまあ、高学年になったら自然と
注射なんて怖くなくなるものよ」
と山本先生は楽観的なことを言っていましたが、高学年になった木村君は仮病を使うことを覚え、
全く注射を受けようとしなくなりました。大人になった今では注射嫌いはさらに強くなり、
注射という文字を見ただけで震えが来るそうです。
もちろん2chブラウザの透明あぼーん機能には『山ア渉(^^)』とかと一緒に『注射』が登録されており、
それゆえ>>209も透明あぼーんされていたのでした。
そして「木村君」とはこのスレを読んでいる喪前のことだ!!と言ってみるテスト。

214 :21=50=70:03/08/22 05:53 ID:te7ucAAZ
止まったのは、お題のせいじゃないと思う。
俺、ちょっと雑談したかったけど、今かけないから0踏めなかっただけだし。

215 :21=50=70:03/08/22 14:04 ID:te7ucAAZ
注射

一樹の腕には、いつも針が刺さっている。
起きている間も、寝ている間も。
この注射をしていないと、一樹の病気はあっというまに悪くなってしまう。
だから一樹の腕は固定されたままだし、ずっと病院にいる。
一樹のような子供には、保護者が付き添っていなければならないことになっている。
けれどお母さんは、ある日いなくなってしまった。
お父さんのことは、まるで知らない。
一度だけ、不機嫌そうな顔をしたおじさんが来たことがある。
そのおじさんが、一樹の親類らしい。
けれどほとんど話もせずに、帰ってしまった。
一樹は笑わない、泣かない、怒らない。
看護婦さんたちは、一樹に優しくしてくれる。
でも看護婦さんたちは、忙しい。
友達、といっていいのかどうかわからない。
同じ病院に入院している子供たちの中には、一樹と同じように、何年も入院している子もいる。
だけど、一樹のところには、誰も見舞いに来ない。

ある日、お医者さんが、一樹にいった。
病気が治るかもしれない方法がある。
けれど危険で、死んでしまうかもしれない。
それでも、このままだと、君はだんだん弱って、死んでしまう。
君には選ぶ権利がある。

一樹は治療を受けることを選んだ。
特別なベッドに寝かされて、大きな注射針が一樹の細い腕を刺した。
頭が朦朧としたとき、一樹は叫んだ。
「お母さん」と。
それから長い夢を見た。
一樹はお母さんとお父さんに愛されて育った。
幼稚園にもいったし、小学校にもいった。
たくさん友達ができた。嫌いなやつもできた。
勉強をした。ケンカをした。
怪我をした。熱を出した。病院にいって、そして家に帰った。
みんなでご飯を食べた。
遊園地にいった。海にもいった。
一樹が本でしか知らなかった体験を、次々とした。
そして、目が覚めた。
病院の、ベッドの上にいて、固定された腕に注射針が刺さっていた。

20年後。一樹は同じ病院にいた。
注射針は、もう刺さっていない。
けれど子供たちの腕に、なるべく痛くないように、注射針を射している。

216 :209:03/08/22 15:41 ID:cuyGZS2+
『注射』
ちぃちゃんはお医者さんセットを買ってもらってご機嫌です。
この間かぜをひいたとき病院で見たものは
だいたい揃っています。
チューシャも、おなかの中の音を聞く機械も
お口の中を見る小さな鏡も
頭につけていた丸いCDみたいなのもあります。
それから小さなハサミが2つとピンセットと包帯とお薬が入っています。
白いワンピースを着て
ちぃちゃんはすっかりお医者さんになった気分で
さっそくクロを捕まえて診察してあげています。
「さぁクロ、ぽんぽの音を聞くのよ。ぽんぽ出して下さい。」
それから、ちぃちゃんはむずかしい顔で注射の準備を始めました。
「チューシャをしましょう。
大丈夫、怖くないよ。痛くないかね、ちょっとチクッするだけですよ」
そう言いながらクロをしっかりおさえて
注射をするとバンドエイドでガーゼを貼り付けました。
クロは本当はとっても迷惑だったのですが
この間ちぃちゃんが注射してもらった時たくさん泣いてしまったのを
知っていたのでおとなしくしてあげたんです。
でもバンドエイドは嫌だな、と思いました。

217 :209:03/08/22 15:54 ID:cuyGZS2+
皆様、お話をありがとうございます&スマンかった
>>211
そうですね、もう少し余裕を持って
マターリとレスを待てるよう心がけます。
て言うか、実際被害妄想気味なもんですぐ凹む…
>>212
大人だって注射怖いよ!
宗教上の理由で予防接種受けない子がいて
心底うらやましかった小学校のころ。
>>214
雑談したいですね
と思うと、もう*9・*0なこと結構ありますね

218 :ウホッ!いい名無し…:03/08/24 17:42 ID:5AnvR0+9
フフン、「>>218に誰かとっとと書き込めやゴルァ( ゚Д゚)!」と
必死でスレをリロードしているお舞らの姿が目に見えるぜ。

219 :21=50=70:03/08/24 17:59 ID:s2LpiQoe
ほい。
次スレでお題だしやがれ。
俺が何か書いてやがるから。

でも、ちょっと時間ちょうだいね。月末まで忙しいの。

220 :なまえ_____かえす日:03/08/24 21:59 ID:6jU2R93H
じゃあ「兄弟モノ 昔話風」キボンヌ
きょうだいなら性別問わず 日本モノでも海外モノでも可

221 :21=50=70:03/08/25 05:36 ID:p+t6Ae0D
むかしむかし、そのまた大むかし、
あるところに、ハムチャッチャレラがおりました。
ハムチャッチャレラには、友達がおりませんでした。
友達どころか、親も兄弟も遠い親類も、お隣さんもご近所さんも、とにかく仲間がひとりもおりませんでした。
ずっと一人ぼっちだということにも気づかないぐらい、仲間がおりませんでした。
しかし、ある日気づいてしまったのです。
ハムチャッチャレラは考えました。なぜ自分は一人なんだろうと。
そしてさらに考えました。一人じゃなければいいのにと。
ハムチャチャレラは、泥をこねて仲間を作ろうとしました。
けれど神様じゃないので、泥は泥にすぎません。
泥によりそってみたり、泥の友達のふりをしてみましたけれど、むなしいばかりです。
ハムチャッチャレラはさらに考えました。
泥じゃ仲間にならない。なぜなら仲間とは、自分のようなものでなければならないのだから。
ハムチャッチャレラは、一人遊びをはじめました。
いわゆる自作自演で、仲間を演じてみたのです。
これにははまりました。
仲良くなり、ケンカをして、仲直りをしました。
一緒にピクニックに行き、一緒にご飯を食べ、一緒に眠りました。
長い間、そんな脳内友達に満足していました。
ほかにすることはありません。
はまりすぎて、頭の中はすでに二重人格とでもいったほうがいい状態でした。
完全に自分に騙されてしまったのです。
そしてついに、ハムチャッチャレラはとんでもないことをしてしまいました。
自分の心だけでなく、自分の体を二つにぶったぎってしまったのです。

こうして地球上に現れた原始生命体が初めて分裂し、自力で兄弟を作り出したのです。

どっとはらい。


仕事もせんで何かいてんだか。

222 :21=50=70:03/08/25 06:59 ID:p+t6Ae0D
上はあんまり、昔話風じゃないな。

むかしむかし、あるところに 三人の弟がおりました。
次郎と三郎と四郎です。
ある日兄の太郎が、魚釣りに出かけたまま帰ってきませんでした。
弟たちは、探しにいくことにしました。
次郎は、川を見て帰ってきて、いなかったと言いました。
三郎も、川を見て帰ってきて、いなかったと言いました。
次郎と三郎は、なまけものなのです。
四郎は、川を見て思いました。もし流されたのだとしたら、川下にいるはずだ。
三人目は、川下へと歩いていきました。

すると太郎は、案の定流されて、川下の老夫婦に助けられておりました。
ところがこの老夫婦、どうやらボケているらしく、太郎をずっと前に行方知れずとなった自分の息子だと思い込んでいるようなのです。
太郎は、老夫婦に恩も感じておりましたので、老夫婦の勘違いを否定もせずに、孝行しておりました。

老夫婦が、太郎と四郎が話しているのに気づいて、やってきました。
「おや、お客さんかい?」
本当は兄弟の四郎なのですが、そうはいえません。
「友達の四郎です」
「おや、シロさんかい。犬みたいな名前だねえ。まあ、お団子でもお食べなさい」
どうやら老夫婦は耳も遠いようですが、なるほどいい人ではあるようです。
四郎は太郎に、一度家に帰って欲しいと頼みました。
このままだと、次郎や三郎がなまけきってしまいます。そうなると、一番下の四郎の手にはおえません。
太郎は、おじいさんとおばあさんの耳元で、大声でいいました。
「四郎がお兄さんたちのことで困っているので、ちょっと助けにいってきます!」
「なに、シロが鬼に困らされているのかい! そりゃあ大変だ、いって助けておあげなさい」
こうして太郎は一度家に帰り、次郎と三郎を叱りつけ、しっかりものの四郎に家を任せて、老夫婦の元に戻りました。
ついでに自分の着替えや茶碗といった荷物も、持ち出すことができました。
老夫婦は、とても貧乏だったので、太郎が自分の荷物を持って帰ってきたことを、大変喜びました。
「やれ、太郎が鬼退治をして、お宝を持って帰ってきた」

こうして太郎は、老夫婦が亡くなるまで孝行し、小さな家と畑を相続しましたとさ。

どっとはらい。

223 :21=50=70:03/08/25 07:01 ID:p+t6Ae0D
なんだかなー

224 :ウホッ!いい名無し…:03/08/25 10:11 ID:gJxfTFHI

 穴 兄 弟

…えっ?(・∀・)カエレ!!って?

225 :180:03/08/25 11:21 ID:9jJy7zXO
>>221
好き。

226 :21=50=70:03/08/25 15:36 ID:p+t6Ae0D
>180

ぽっ・・・

227 :なまえ_____かえす日:03/08/26 11:03 ID:ShzYz5GH
ハムチャッチャレラって語感いいなあ。


228 :なまえ_____かえす日:03/08/27 08:59 ID:qsp1LMOu
にゃー

229 :なまえ_____かえす日:03/08/27 09:20 ID:E6zsNfs9
>>222
新説桃太郎イイ!

お題出していいですかー?
「鮭の切り身」「宇宙人」でよろしく

230 :180:03/08/27 11:35 ID:qsp1LMOu
ある夜目が覚めると奇妙な生き物が僕を見つめていた
奴の目は緑色にピカリピカリと
薄気味悪くひかり僕は逃げ出したい気分になった
奴はM18星雲の第4惑星から来たのだ、と言う
そして腹が減ったなぁと舌なめずりをしてピカリと僕を眺めた
僕を食べる気のようだ
地球人の子供って美味いって聞いたしな
僕が怖がるのを楽しむように奴はわざわざそう付け加えたので
僕はおそるおそる、メインの前には前菜がいるでしょう?
冷蔵庫の中にたくさん美味しい物があるんだけどな、と言ってみた
奴はフフンと笑って僕を見下ろし
ま、いいさ、何もなきゃお前を食うだけさ
と歌うようにつぶやくと、冷蔵庫に案内させ
冷蔵庫の中のものを一口づつ食べブツブツと感想を言っていたが
夕飯の残りの鮭の刺身を食べると奴の目はよけい光りだした
これは美味いな、そう言い奴はヘンな機械で鮭のことを調べ始め
そして僕に向き直ると僕に鮭のさばき方を説明し始めた
僕は包丁を持って着いてくるように言われ仕方なく従うことにした
そしてちょっと目をつむると僕は川岸にいた
奴は北海道の木彫りの熊みたいに必死で鮭を取っている
それを僕にさばけ、と言う事らしい
僕は食べられちゃうのは嫌だから黙々と鮭を切り身にしていった
奴が何百匹もの鮭を捕まえたので川に鮭の姿は見えなくなった
そんなにたくさんの鮭だったのに
奴は僕のさばいた鮭の切り身を美味そうに全部たいらげてしまった
そして僕のほうを見て
さて、メインだぞ、ニヤリと笑ったのだが
その時奴は急に変化をし始めた
ぐぐっと奴が身をよじらせると奴は鮭になってしまったのだ
そして川へ逃げて行ってしまった
きっと鮭を食べ過ぎたからだろうな、僕はホッとしながらそう考えた

231 :21=50=70:03/08/27 11:45 ID:NiCsgnrJ
なんか昨日規制かかって書き込めなかったんだけど、どうかな

232 :21=50=70:03/08/27 11:54 ID:NiCsgnrJ
昨日書き込めなかったやつ、思い出し書き

和子姉さん、お元気ですか。
東京の暮らしには、慣れましたか?
私たちは、みな元気でやっています。
双海姉さんも、光江姉さんも、静江姉さんも、伊都子姉さんも、
睦姉さんも、七海姉さんも、八千代姉さんも、九重姉さんも、
十和子姉さんも、〜中略〜 九十九姉さんも、百子姉さんも、
百一兄さんも、百次兄さんも、百三郎兄さんも 〜中略〜
みんな、とても元気です。
こんど、みんなで姉さんのところに遊びにいきます。
元気な姉さんの姿と手料理、みんな楽しみにしています。
では、また。                     一二三より

233 :220:03/08/27 21:43 ID:RvQuVwwC
時間かかるって言うから日を置いて見にキタのだけれど、もう出来てるなんてスゴイ!
しかも3作品も書いてくれるなんてうれしいですな。

つうか70氏スゲー!!どれもおもしろい。特に2つ目は某鬼が島ゲーをやったばかりなのでヨカタです。。
なんだか目が醒める。
いろんな事象にドラマを考えてやるとこんなにおもしろくなるとは…。勉強になります。

ちょっと創作意欲が湧いてきた。

234 :なまえ_____かえす日:03/08/31 04:44 ID:Yky7xF4m
なんかこのスレを回してるのが一人だってことが良く分かるな

235 :なまえ_____かえす日:03/09/02 09:14 ID:r7GeaaZm
寂しいこと言わないで…

236 :21=50=70:03/09/02 13:57 ID:7cAFS1ht
立てた人は?

237 :180:03/09/03 08:48 ID:As+pi8Sa
うーん…どうされたのでしょう?
モッケさんは>>83以降現れませんね。
体調悪そうな書き込み後来ないと不安
もうかなり前の話ですけど…

238 :なまえ_____かえす日:03/09/03 15:00 ID:BvbdXpn8
>>237
生きてます(笑
前に、固定使わないほうが人が多く見えるとのことなんで、
紛れてます。書いてはいないんですが・・・

239 :180:03/09/03 15:45 ID:BNmc7SX7
そうでしたか
私は名乗ったり名乗らなかったり
そして*9なのでお題を。
お題『名無し』で。


240 :なまえ_____かえす日:03/09/04 00:23 ID:fQ6Vhrgg
>>239
テーマ「名無し」

あるところに、自分の名前をいつもどこかに忘れてくる一人の女の子がいました。
それは女の子だって、自分の名前がなくなるなんて決してうれしいことではありません。
だけど、気付くと名前はどこかに落ちてしまって、自分の名前がなんだったかなんて
すっかり忘れてしまうんです。
そこで、女の子は、自分の名前をどこにも落としてこないように、
西の荒野に住む魔女に、まじないをかけてもらうことにしました。
「お嬢ちゃん、お名前はなんというのかね?」
「あたしは、キリル。ねぇ魔女さん、本当に名前を忘れないようになるのかしら?」
キリルとは女の子が自分に付けた新しい名前です。
「ああ、だいじょうぶさ。なんたってあたしは魔女なんだから。」
魔女は香を炊いたり、キリルに塩をかけたり、いろいろなことをしました。
そして、紙にサラリ文字を書くと、それをキリルに渡しました。
「明日もう一度ここにおいで、それでまじないは完成だよ。
 忘れないように、書いておいたからね。」
キリルは軽く会釈をすると、その日は家に戻り、そして明日に備えて
今日はぐっすり眠ることにしました。
そして次の日の朝起きる、キリルの右手には紙が握られていました。
『キリル、明日の夕方、もう一度うちにおいで。』
しかし、キリルにはこの手紙が何のことか分かりませんでした。
キリル、いえ、昨日までキリルだったこの女の子は、
夜寝ている間に、またもや自分の名前をなくして名無しになってしまったのです。
「さて、あたしの名前は何にしようかしら、素敵な名前がいいわね。」
女の子はいつまでも決まった名前を持つことはないみたいですが、
それはそれで、女の子は幸せなようです。

241 :21=50=70:03/09/04 07:19 ID:xAx/rB6o
書いてなきゃ、人が多く見えないじゃんよお>もっけさん

242 :なまえ_____かえす日:03/09/04 08:17 ID:mf6Y7ngD
>>241
ゲファ。図星です。
豆腐の角に頭ぶつけて逝ってきます。
そして帰宅。

243 :180:03/09/04 08:53 ID:v79Nj3w/
>>240
素敵ですね
なんかとっても、ほわんとしていて良いですー
最後3行が秀逸

>>241
た、たしかに…
ガンガレモッケさん

244 :なまえ_____かえす日:03/09/07 23:06 ID:9sSI2vL2
そういえば、読んだこと無いスレと、ここのスレのログを
まとめるとかって話出てなかったっけ?

245 :なまえ_____かえす日:03/09/08 05:40 ID:5oXHq7WK
たらいーなー、面白いだろーなー、という話


246 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

247 :21=50=70:03/09/08 09:21 ID:5oXHq7WK
「千と千尋 DVDも好評発売中」

不思議な世界に紛れ込んだ千尋は、本当の名前をうばわれ、

うばわれ・・・

「名無しさん」になりましたとさ。

ちゃんちゃん

248 :なまえ_____かえす日:03/09/08 11:40 ID:7T+kUxnL
>>244
あるといいですよね。
個人的にプチ冊子作ろうとかとか思ってるんですけど
誰かログまとめるとかやってくれるなら嬉しいな。
初心者なのでネット上でまとめるとかなると私は力(知識)不足なので
他力本願になってしまう…
夢は広がるばかりでございます。

249 :なまえ_____かえす日:03/09/08 18:43 ID:sLwSsjjQ
*9なのでお題を出します。
『星空』
でお願いします

250 :21=50=70:03/09/09 18:46 ID:5Vh7N/o4
ボクらは二人で、星空を

「おまいら、今日は星空なんて見てんじゃねー!
 火星と月が、大接近してんだぜ!」



251 :なまえ_____かえす日:03/09/09 23:40 ID:2YA2MV3x
>>248
まとめ方のテンプレさえ用意してもらえれば、
100レスづつぐらいでまとめるヨー(・∀・)

はてしなく牛歩だけど。

252 :ケイタイよりもどかしさを込めて:03/09/11 21:38 ID:z9/SVoRq
251さんアリガトゴザイマス
考えてみます
具体的に考えようとすると結構どうしたいのか出てこない・・・
規制解除されたような書き込みがあるのにまだ書けない(キュウ
また明日チャレンジしてみよう

253 :なまえ_____かえす日:03/09/14 16:48 ID:EE1huzRC
>>252サソ
ファイトォー。こちらこそ、ヨロシクおながいします(*´∀`)
牛歩な割れ串ですが、馬車馬の如く働きますので、
リストラは、どうぞリストラだけは・・・

http://www.42ch.net/UploaderSmall/source/1063525254.zip
とりあえず、推測スレの>>1->>100をテキスト形式に。
ただし、ただコピペしただけなので、纏めたとはいえないぽ('A`)
改良の余地ありすぎ。

254 :書けるかな…?:03/09/16 08:39 ID:D0Lmwkx4
「星空」
僕の育った町は空のきれいな所だった。
夜空の色はいつも違う。
サファイアを溶かして丹念に染めたような上等な濃紺
完璧な黒猫の毛皮みたいになめらかなビロードの黒
そんな美しいキャンバスを舞台に
月はさえざえと輝いていたし星なんかうるさいくらいたくさん見えた。
月だって日によって色も形も違う。僕は毎日そんな空を眺めて育ったのだ。
今僕の住んでいるところには見上げたい夜空なんてない。
星は僕の育った町の半分だって見えないし
月もぼんやりとかすみ、空の色だって安物の墨汁みたいにペッタリしてる。
まるで夜がグレーの薄衣をまとっているような、さえない夜空だ。
仕事帰り僕はふと空を見上げる。
今日は曇っているのかいつもにまして星が見えない。
おやっ?月の横に何か赤い星が見えるな、
ふと僕は>>250の21=50=70さんの言葉を思い出した。
火星…
夜空も月も相変わらず冴えないけど、他の星が今日の主役を立てるために
目立たないように気を使う共演者のように思え
僕はいつまでも月と火星を見上げていた。

255 :21=50=70:03/09/16 09:24 ID:YS13QYYz
いよっ!
引用つかって、キレイにまとめてあって、すごいぜ!

こういうやり方もあるんだなあ。


256 :書けた!!:03/09/16 10:57 ID:D0Lmwkx4
>>255さん
ども。10日に書き込めれば引用がもうちょっと効果的だったかもしれません。
何はともあれ規制解除乾杯。
実はこの間に*9まで行ってしまわないかとヒヤヒヤしておりました。
>>253さん
見ました。
私も253さんのような形で考えていました。
お題+お話レス(お話レスがいくつかあるときはお題のレス番でまとる)
感想も載せたいなぁとか思っていたんですけど
253さんがなさったように感想は削ってしまった方がまとまりそうですね。
こっちはあのまとめ方で良いかと思います。
推測のほうは感想・広告・お題・お話がごっちゃになってるので
どこまで載せるかが判断が難しいですよね…
全然参考になりそうなこと書いてないね。すいません。


257 :なまえ_____かえす日:03/09/16 22:29 ID:xdt3O9uO
>>256
規制解除マジ乙。
とりあえず(・∀・)つ旦~ ソチャデスガドゾー

http://www.frgm.org/

感想、お題、リクエスト等などを入れるとしたら、
面白フリソフのまとめページ↑のようにまとめるのが
ベターかもしれませんね。もう一度考えてみマッスル。

258 :なまえ_____かえす日:03/09/19 09:38 ID:Bu4Sh8VN
お茶ども。
やっぱり*8は書き込み止まりがちなのかな?

259 :なまえ_____かえす日:03/09/19 21:15 ID:PLFesPzA
今週のお題はこれだ!☆

「草原と少女」

でよろしく。

260 :なまえ_____かえす日:03/09/21 01:55 ID:f1id4PNk
コトリコトリコ

そのころ、コトリコトリコは雛鳥だった。コトリコトリコは強い鳥だ。文鳥として生まれたが、篭の中で一生をすごすつもりなんて、さらさらなかった。コトリコトリコは雛鳥仲間に宣言する。
「俺は文鳥として生まれたが、篭の中なんかで一生暮らすつもりはない。俺の羽は君達の五倍も速くはばたく。小さいながらも体だって十倍丈夫だ」
「トリコよ、トリコ、僕らの分まで飛んでおくれ、空の果ての果て、ずっとずっと先になにがあるのか教えておくれ」

エッちゃんのお父さんは、会社員ながらに哲学者だ。学校へ行かなくなったエッちゃんのため、強いコトリを探しにコトリコトリコの住む鳥屋さんへとやってきた。
「コトリコトリコ、君は雛鳥一強いやつだと聞いたのだが、それは本当かい? エッちゃんのため強いコトリを探しているんだ」
「おっさん、俺をみくびるなよ。俺が雛鳥一強いコトリコトリコだ。俺のクチバシは仲間の五倍もたくさんエサをついばむし、足だって十倍強く枝を握ることが出来る。エッちゃんには興味もないが、強いコトリは俺しかいない」
「それではトリコ、僕の家まで来ておくれ。そうしてほんのしばらくの間、エッちゃんとともに暮しておくれ。鳥屋のおじさん、トリコをください。」



261 :260:03/09/21 02:04 ID:f1id4PNk
ごめん、スレの主旨勘違いした。
最近失敗が多い。

262 :21=50=70:03/09/21 07:56 ID:wMr+AGM1
チェーン店式の大型新古本書店が、その店舗数を増し、良くも悪くも話題に
なっている陰で、裏通りにある小さな古本屋は、ひっそりとその数を減らし
ていった。
その店は、子供の立ち読みに寛容で、由香里も小学生のころからいきつけて、
本を読みふけったり、たしない小遣いで新刊よりも安い本を、そして吟味に
吟味を重ねて気に入ったといえる本を、少しづつ買い集めていた。
けれど由香里の町にも大型新古書店ができ、その品揃えや本の状態のよさ、
値段、そして明るくて立ち読みもOKで居心地がよく、由香里も数ヶ月そ
ちらばかりに足が向いた。
けれど、由香里が本当に欲しく、少しづつ買い集めている本は、そこには
なかった。
それは中堅の出版社が出すSFやミステリの本で、このご時世のためか、
とくにSFは品切れ増刷未定となり、新刊書店でも手に入らない。
が、大型古書店には、増刷未定となるような本は、ほとんど入らない。
そして由香里は、もとの小さな中古書店に足を向けた、
けれどそのときにはもう、その中古書店も、シャッターを閉じてしまって
いた。
もっとここで本を買えばよかったのかもしれない。そうすればこの店は、
閉店しなくてもすんだかもしれない。
もちろん少女ひとりのお小遣いで、店の運命を左右できるはずもない。と、
頭ではそうわかっていても、そんなふうに感じずにはいられない。
由香里はしばらく、閉じられたシャッターを見つめていた。
「やあ、いつも来てくれてた子だね」
声をかけられて振り向くと、中古書店のおじさんが立っていた。
「あの、店……」
閉店したんですか? とは、口に出せなかった。
おじさんは、笑顔でぽりぽりと頭を掻く。
「息子が、こんな古本屋はもうだめだって言うんだよ」
「お店にあった本はどうなるんですか?」
由香里には、まだこの店に、買いたいけれどまだ買えずにいた本が、何冊
もあった。
「まだあるよ。見てくかい?」
おじさんが、シャッターを少しだけ開けた。


263 :21=50=70:03/09/21 09:00 ID:gx/cPxmW
とたんに古本の臭いが、流れ出してくる。
店の中では、おじさんに似た青年が、脚立の上で本を整理していた。
大学生か、大学を出たぐらいに見える。
その人が、由香里を見て、首をかしげる。
「お得意さんだったんだ。ちょっと何冊かあげていいかい」
おじさんは、由香里がいつも見ていた本を、棚から数冊抜き出す。
それはまさしく、由香里がいずれ買いたいと思っていた本だ。
「いままでありがとう。これはプレゼントするよ」
「え、でも」
脚立の上から、青年が降りてきて、由香里の手に押し付けられた本を見る。
「そういう本が好きなのかい?」
由香里はちょっとどきどきする。
創元社のSF文庫。
クラスメイトにも、こうした本を読む子はいない。ちょっと変ってると、
よく言われる。マンガでもなければ、本好きなんて、最近はやらない。
由香里は赤くなって、俯いた。
「他にもあるよ。最近入荷したんだ」
男は、ダンボール箱から数冊取り出して、由香里の持っている本の上に
積み上げる。
「え、でも、こんなにいただけません。悪いです」
そう言ってから、由香里は気づいた。
最近入荷した?
「あの、お店なくなるんじゃないんですか?」
青年がニッコリと笑ってレジにおいてあるパソコンを指差した。
「インターネットはやってる?」
「いいえ」
「最近、店の方にはお客さんが来なくなっちゃったんで閉めることにし
たんだけど、インターネットショップの方が忙しくてね」
青年は、由香里の持っている本をちょんちょんとつつく。
「こういう本も、店じゃ売れないけど、ネットじゃ人気があるんだよ」
由香里は、自分の好きな本が人気があることを知って嬉しいような、でも、
人気のある本をただでもらってしまうことが、悪いような複雑な気持ちに
なった。
「あの、でもだったらなおさら、こんなにもらっちゃっていいんですか?」
青年は、ニッコリ笑った。
「時代の風は、町の小さな古本屋には向かい風だけど、ボクもこういう店が
嫌いなわけじゃないんだ。そのお得意さまへの、最後のサービスさ。今度は、
ネット書店の方のお得意さまになってくれると、嬉しいな」

そして半年後、由香里はインターネットをはじめていた。
同じ本が好きな人ともあったし、あの古書店のサイトも見つけ、送料込み
のその値段は由香里にはまだ高いた。

時代の風は、町の古本屋には逆風かもしれない。
けれど別の風に乗ることも可能なのだ。
由香里の本棚の創元社SF文庫は、今でも少しづつ増えている。

タイトル「創元と少女」

264 :180:03/09/26 13:58 ID:HURCCi8o
>>260さん
今度はぜひお題にそったお話を披露してくださいね(^。^)/

>>262-263
どこでソウゲンが出てくるのかな…と思っていたら(w

MyPC絶不調
仕事できないよぅ
仕方ないので2CH見てる

265 :なまえ_____かえす日:03/10/01 01:16 ID:JJcJO5VV
>>21=50=70サソ
うお。まんまとヤレレター(・∀・)っ
草原の風と、創元の(時代)風、なんともうれしい二重の罠。
いい作品をよまさせていただきました。

割れもこの作品を目指してがんばりまつ。

266 :なまえ_____かえす日:03/10/08 02:19 ID:7oMtyXrO
小松左京の『空中都市』復刊したね。

267 :なまえ_____かえす日:03/10/08 23:57 ID:LB4SdY2K
推測スレでまとめページを作ってくれたネ申が登場した模様。
・・・こっちのスレもいつかまとめてもらえるように、ログ整理しておくか。

268 :なまえ_____かえす日:03/10/09 09:11 ID:ufNrhn9m
>>253さんかな?

269 :なまえ_____かえす日:03/10/09 14:12 ID:gFv13bF3
次のお題は、こんな感じで

「10日」

270 :なまえ_____かえす日:03/10/12 21:04 ID:J/Re82g2
10日
僕は毎朝1つ卵を食べる
前の晩に1つテーブルに出して常温に戻しておき
朝、僕はその卵を茹でる
沸騰してからきっかり4分半
僕はその朝も卵を茹でようと手にとった
ある休日の朝
冷蔵庫の中には卵があと二つ
僕は12個入りのパックの卵を買うので
今日食べるのは家にきて10日目の卵だ
僕が水を張った鍋に卵を入れようとした
「ゆで卵は嫌だ!」
僕の手の中で卵が叫んだ
「なんだって?」
つい僕は卵に聞き返してしまった
「ゆで卵は嫌だ!」
もう一度卵はきっぱりとそう言った
「僕が買った卵だ、僕が食べる卵だ
僕の好きにしていいはずだぞ」
本当はそんなこと答えずに
そのまま茹でてしまうべきだったに違いない
だってそうだろ?
僕はアリスじゃないんだから
「お前は僕の命を食べるんだ
それは仕方ない、あきらめるよ
でも最後に僕の希望を聞き入れてくれたっていいはずだ」
卵は何とも食欲を無くすような嫌なことを言い出した
「じゃあ何ならいいんだ?」
僕はあきらめて聞くと
「オムレツ
ミルクと砂糖、三つ葉をいれて、たっぷりのバターで焼いてくれ
真ん中にはとけるチーズを入れて欲しいんだ」
生意気なことを言う卵だ、僕は少しいまいましく思ったが
しかし卵との交渉に疲れたし(腹も減ってきていたので)
卵の言う通りにし、予定外のそしていつもより遅い朝食を食べた
食べながら僕は今度はもっとおとなしい卵を買おうと考えたが
でもおとなしい卵の見分け方ってどんなんだろうな?

271 :21=50=70:03/10/13 06:31 ID:salVL+jV
うわー! 朝食前に読んでいたので、なんかすごくオムレツが食べたく
なっちゃいましたよ!

272 :21=50=70:03/10/13 10:21 ID:salVL+jV
で、本とにオムレツにしました。

で、失敗しました。こげたー。

273 :270:03/10/13 11:32 ID:0+R7bguw
今朝はホウレンソウのオムレツにしました
オムレツって卵一つだとむづかしいですね
二つくらいないと上手く焼けない気がする

274 :270:03/10/15 15:03 ID:kqEW7+FK
卵は1パック10個入りでした

275 :なまえ_____かえす日:03/10/16 07:11 ID:EwQaLhKB
12個いりパックがあるのかとおもたよ

276 :なまえ_____かえす日:03/10/17 01:18 ID:cBoSRonB
はじめますて。良スレですね。

「10日」
今、足元で銀色のねこが1匹すやすや眠っています。
名前は「ごろ」。センスのないママさんがつけました。
アメショーとヒマラヤンの混血なので毛の長さは普通です。

「あと10日でお引越し・・・」
この不況の元、幸いにも転職活動を終えることが出来たみゆきは住み慣れた町を離れ、
来月から東京で研修です。
夢に向かっての第一歩はとてもうれしいのですが、ごろと離れることになる寂しさで喜びは半減です。
「私がいなくなっても変わりなく、ここで居眠りするんだろうな・・・」
ごろが一番すきなのはパパさんです。えさをあげるのはママさんだし、
みゆきがいなくなっても気づきもしないかもしれません。

少し背中をなでるとごろん、と無防備に仰向けになりました。
ふわふわの白いおなかをなで、黒い肉球をくすぐると少し目を開け
迷惑そうな顔をしてまた眠りに入ってしまいました。

ごろのくすぐったい寝息を聞きながら、みゆきはパソコンに顔を戻しました。
いつもの2ch・・・ふと、見たことのないスレを見つけました。
お話をつくるスレです。たくさんのお話を夢中になって読みました。
「そうよ。そうだわ」みゆきは昔、童話作家になりたかったことを思い出しました。
「これから、ごろを主人公にお話をかこう。そうしたらいつも一緒にいるように
 感じられるんじゃないかしら」

みゆきの新生活はきっと素敵なものになるでしょう。
できあがったら、一番にここにうpしますね。

277 :276:03/10/17 01:22 ID:cBoSRonB
お目汚しですた。すんまそん。
「みゆき」の名前とキャラ設定以外はリアルです。
みなさんの文才がうらやましいっす

278 :あぼーん:あぼーん
あぼーん

279 :なまえ_____かえす日:03/10/17 10:19 ID:C0euCfTe
>>276
いとこが似たような状況で
久しぶりに実家に帰ったらにゃんこに知らない人扱いされ凹んでました(w
がんばって下さい&就職おめでとうございます。

お題『大好きだったもの』


280 :21=50=70:03/10/20 09:46 ID:ZWYzdOYQ
『大好きだったもの』

私が大好きだったもの。
陽だまりでまるくなってる猫のおなか。
私が大好きだったもの。
シャケ缶の中にちょっとだけ入っている、シャケの骨。
私が大好きだったもの。
古い図書館の、本の匂い。
私が大好きだったもの。
焼きたてのホットケーキと、あたたかいミルク。
私が大好きだったもの。
小学校のお友達。ともだち100人できるかな。

今の私が大好きなもの。
シャネルのスーツに、カルチェのリング。
ディズニーランドに、キティちゃん。
携帯電話は常に最新、メルトモ100人できるかな。




281 :276:03/10/22 00:48 ID:az3X3yDM
>>279
ほんと児童書版っていいヒト多いですよね。ありがとん。

ジッタリンジンの「プレゼント」のパロで大好きだったもの
考えてたら280とかぶるのでやめた。

『大好きだったもの』
引越しにそなえてみゆきは部屋の片づけを始めました。
「あんたが出てったら私がその部屋使うから、いらないものは
 全部捨てなさいよ」とママさんの声。

まずは机の引き出しから。インクの出ないペン、旅行先で買った
絵葉書の山、中学校のときの学級便り?
ぽいぽいと燃えるごみと燃えないごみに分別していきます。
続いて本棚。コミックスはまとめて古本屋へ。ま、いくらにも
ならないんだけどね。児童書は・・・うーん、もっていこう!
押入れ。ここは何年も飾られていないお雛様の七段飾りをしまった
箱でほとんど埋め尽くされています。
「よいしょっと・・・あ、きゃあ」いつのまにか足元に愛猫ごろが
きていました。「つぶしちゃうところだったじゃない!」
ごろはかまわず、押入れの中をふんふんと嗅ぐと興味深そうに入って
いきました。
習字道具、アルトリコーダー、水彩絵の具、あら、部活のユニフォーム!
どれも使えるけどもらう人もいない。ぽいぽい。
ふと、ダンボールを開ける手がとまりました。マジックで「たからもの」と
書いてあります。みゆきはふう、とため息をつくとそのまま押入れに戻しました。
「これを見始めると何時間あっても足りないわ」中身はわかっています。
プラスチックのくまのキーホルダー、一番良く回るこま、こわれたオルゴール、
万華鏡、グリコのおまけ、押し花のしおり、ビーズのブローチ・・・
大掃除のたびに捨て切れなかった、理由も無くいとおしい宝物。

ごろが何かをくわえてきました。「ねずみの死骸、とかじゃないわよね」
見るとほこりだらけのお人形。「ああ!」
思い出しました。隣のまきちゃんとけんかをしたときに取り上げたものです。
結局、絶交状態でかえせないまま引っ越して行ってしまったのでした。
「そういえば東京に行くと言っていたような・・・」
お母さんにも協力してもらい、やっと連絡先がわかりました。なんと、
みゆきの引越し先のすぐ近くです!
さっそく電話をしてみるとまきちゃんも喜んでくれました。
「お人形?絶交?そうだっけ??」どうやらまきちゃんは覚えていない
ようです。引っ越してからはまた親友に戻れるでしょう。
「ごろ、ありがとう!大好きだった友達を見つけてくれて!これからも
 さびしくないわ!」
きっとごろもみゆきのことが心配だったんでしょうね。

282 :276:03/10/22 00:52 ID:az3X3yDM
次回からちゃんと「児童書」らしいもの書きますのでお許しください。

283 :279:03/10/22 10:24 ID:S1TN6omt
>>280
複雑な心境です…
そんな風に育って欲しくなかった…でもそんなものかも…
>>281
じんわり来るお話ですね
ジッタリンジン…
実はお題出したとき頭の中で「プレゼント」歌ってました

284 :21=50=70:03/10/22 13:38 ID:1yiINsVP
>283
でも子供って現金な生き物。
物欲の塊。

285 :21=50=70:03/10/22 19:22 ID:xxEqpg2c
>282
ジブんはすでに開き直り

286 :276:03/10/23 22:52 ID:zhona12u
>273
さび以外は
♪あなたが私にくれたもの〜キリンが逆立ちしたピアス〜
しか覚えてない。

もし「みゆき」こと漏れがデブオタだったらそんな優しい言葉は
聞けないだろう?

287 :なまえ_____かえす日:03/10/24 05:09 ID:IKSDlv4u
誤爆?

288 :なまえ_____かえす日:03/10/24 09:12 ID:CMvVKdBN
>286
痘痕もえくぼ。
たとえデブオタでも付き合ってる相手が喜ぶなら
キリンが逆立ちしたピアスくらい買ってくれるさ♪
>287
誤爆じゃないよ。
私の出したお題が児童書から外れた話題を誘発してるんです。
ごめんね…

289 :なまえ_____かえす日:03/10/24 11:05 ID:IKSDlv4u
>288
いや、273と話がつながって見えないから。


290 :なまえ_____かえす日:03/10/24 13:03 ID:CMvVKdBN
>289
ジッタリンジンの「プレゼント」という歌の歌詞の一部なんです。
286の♪以下。
ところで289さんお題だしてくださいよ。
2回連続お題は出すのは気が引けるので…

291 :なまえ_____かえす日:03/10/24 13:31 ID:IKSDlv4u
>289 お題 「話がつながって見えない」

書く人 290 その他誰でも。

292 :276:03/10/25 00:34 ID:0TM9NK3L
>287
あ、誤爆した。273まちがい、283でプレゼント。(もういいけど)
288、ほんとにいい椰子やねえ。ほれちゃいそうよ

お題出してみたいな。300ねらいで。

293 :290:03/10/25 12:04 ID:gung1yrt
「話がつながって見えない(ゾクゾクとスピードの雪辱戦含む)」

昔、もっと言葉が重要でちゃんと重みを持っていた頃のお話です。
ミドリノクニとアオノクニという隣り合った仲の悪い国がありました。
あるときアオノクニの王様はミドリの国との間に
大きな大きな壁を作ろうと考えました。
そして壁の材料は「お話」が一番いいな、と思いました。
立派な語り部が丹念に語った言葉は話の刻まれた丈夫な石版になるのです。
話の石版はとても丈夫ですし、
ゾクゾクするようなお話やわくわくするようなお話の石版を使えば
ミドリノクニの兵士達はきっとお話に夢中になってしまうでしょう。
その隙にアオノクニの兵士達に攻めさせれば良いと考えたのです。
アオノクニの王様はさっそく国中の語り部達を呼び集めました。
そして一ヶ月で壁を造ることを命じました。
語り部達はびっくりです。
だってそんな短い期間で大きな壁を造るなんて出来るわけありませんし
第一みんな戦争なんて嫌いだったのですから。
それでも王様が怖いので語り部達は壁を造ることにしました。
そして壁は猛スピードで出来上がっていきました。
とても大きな壁でしっかりと話と話がつながって(何も)見えないほどです。

王様の狙いどうりミドリノクニの兵士は壁の前でお話に夢中になってしまいました。
王様は大喜びですが、お話に夢中になってしまったのはミドリノクニの兵士だけありません。
アオノクニの兵士達もお話に夢中になってしまったので全然戦争になりません。
そして兵士達はみんなお話を読み終わると王様の言うことも聞かずに家へ帰ってしまうのです。
アオノクニの王様は壁にどんなお話が書いてあるのか確かめに壁のところへ行きました。
壁はすべて悲しいお話でできていました。
悲しくて悲しくて家族や恋人に会いたくなってしまうようなお話や
戦争なんてしたくなくなるようなお話ばかりです。
王様は夢中になってお話を読みました。
何ということでしょう。
自分の国にこんなに大きな壁を造ってしまうほどたくさんの悲しいお話があったなんて…
王様は悔しくて悲しくてポロポロ泣き出しました。
だって本当はとっても幸せな国を造りたっかったんです。
それなのに…
アオノクニの王様はミドリノクニの王様を壁に招待したくさん話しあいました。
そしてもうこれ以上悲しいお話をふやさないように仲良くすることを決めました。

294 :290:03/10/25 12:23 ID:gung1yrt
>>289>>292
ハッ!!レス番が間違っていたのね!
脳内修正してて気付かなかったよ…
私が一番話し見えてなかったらしい。


295 :なまえ_____かえす日:03/11/07 21:07 ID:PNa1d3js
ホッシュ。

296 :なまえ_____かえす日:03/11/17 09:51 ID:xbTHYW7n
ほしゅ。

297 :らずべりぃ:03/11/30 17:24 ID:3ps/C4zf
始めてココ来たけど皆上手くて凄いなぁと思うね。
ぁぁ私も小説書くけど、あんまり上手くないし、
もっと国語勉強しておくべきだったと改めて反省。。。

298 :なまえ_____かえす日:03/11/30 19:58 ID:mte2+Kgu
なんかすっかり止まってしまったな…
今更だが作品発表の時は、文章の頭に【発表】って入れてくれ。
後で纏めるとき楽そうだから。

299 :なまえ_____かえす日:03/11/30 23:17 ID:nysqVsBP
>>298
それいいな。といいつつ久しぶりの9ゲット。
そしてお題は『手作りの船』。

我も気が向いたら書くよ。

300 :21=50=70:03/12/01 08:28 ID:vsau2g0+
手作りの船

少年たちは、この小さな世界を飛び出そうと夢を語った。
大きな世界ではばたいて、自分の力を限界まで試すのだ。
そして小川に手作りの船を浮かべた。
船は一足早く町までいくだろう。

青年になると仕事を見つけて町へ出た。
頭の中は、新しい車と女の子のことでいっぱいだった。

やがて青年は夢をかなえるために、村へ戻ってきた。
やあ娘さん、結婚してください。
僕のために食事を作り、僕の子供を育ててください。
そして灯りをつけて、部屋で待っていてください。
そのかわり僕はあなたのために働きます。
まだ給料は少ないけれど、きっといずれ出世します。

けれど娘は背を向けた。
あなたの仕事はあなたのもの。
あなたが望んでいるものは、あなたの世話をする有能な手。
鳥ですら卵を産み雛を育てるときには、互いに世話をするというのに、
あなたは赤ん坊が世話やおもちゃを望むように、わたしを望む。
わたしがわたし自身の夢を見ることすら、気づいていない。

では娘さん、教えてください。あなたの夢は何なのですか?

わたしの夢は、自分の力で大きな世界にはばたくこと。

そして娘は若者を残し村を出た。
若者は別の娘と結婚し、息子が生まれた。
その娘は家で男と息子の世話をすることだけを考えた。

さして出世はしなかったが、男の夢は、かなったはずだ。
けれど、このむなしさはなんだろう。

息子は今、手作りの船を小川に浮かべる。
見えなくなっても、船の行方をずっと見送る。
船は向かう、大きな世界へ。


えー、多分ここに書き込むのは、これで最後です。
どうも、お騒がせいたしました。

301 :なまえ_____かえす日:03/12/07 06:51 ID:TuPKgHSi
結局立てたやつも早々にあきちゃって放置してるみたいだし、
たくさん書いてくれてた人も引き上げたみたいだし、

まあ、立てる人は今後もっと考えて立て、立てた後は責任もって活動
してほしいね、

302 :なまえ_____かえす日:03/12/10 23:43 ID:N3Bd/z3U
>>300
あいも変わらず素敵な文章をお書きになりますなー。
特に娘さんのくだりからは若干身震いを含みながら
読みますたよ。

これで最後とのことですが、
気が向いたらまた書いて下さい。
好きです、ああ、文章がですよ(`・ω・´)シャキーン

それまでにこのスレッドが残っていればですが。

>>301
1が書き込まないでどうする。
まったくだ。なぁ自分。

303 :1/2:03/12/11 02:22 ID:QzBbYZuE
>>279
『手作りの船』

頑固物の父が、先週亡くなった。
いまどき珍しい職人気質で、造船一筋の男だった。
勤め先であった大型造船工場が閉鎖されてからは
火が消えたようにしょぼくれていたが、よもや、こんなに早く亡くなってしまうなど、
考えたことも無かった。

船の設計をしていた父の背中は幼心に大きく写っていたのだろう、
いつしか私も彼と同じ造船技師を目指していたのだ。
しかし父はいつも口癖のように話していた。
「女の造船技師なんてみとめねぇよ。」
そうやって私の夢をあっさりと否定するのだ。そういうところが明治生まれの頑固者たる所以。
しかし今では父に感謝している。結婚し、家庭を持つことができたのは一重に、
就職を否定し続けた父のお陰なのだ。
就職を希望していた造船工場は閉鎖し、今では工場に人の気配は無い。
鉄はすっかり冷え、火の入ることの無くなった事務所にはねずみが走る。

「言伝を預かっているの。」
心労か、それとも長く過ぎ去っていた時間の重みか、
銀髪が白髪に変わっていた母が、私の手を引き納屋に案内する。
壁際のスイッチを押すと、乳白色に光る白熱灯、その明かりの下には
木製の、決して立派とは言えない小型の漁船が置かれていた。
「あの人ったら、会社を辞めてから、毎日これに没頭していたの、
 寝ることも食べることも、一切合切忘れて。
 まったく、男って何を考えているか分からないわ。」




304 :2/2:03/12/11 02:37 ID:QzBbYZuE
「この船あなたの物だそうよ。困るでしょう?
 こんな大きくて嵩張るものなんて。」
私はそっとその木造船をなでる。
ああ、父はきっと悔やんでいたに違いない。
自分と同じ道を娘が志していたのに、その芽を摘み取ってしまった。
造船業の未来はもう何十年前にも決まっていた。そう、こうなってしまうことは。
だが、娘と一緒に仕事したかったはずだ。
同じ土俵で、同じものを作る。そんな言葉を超えたコミュニケーション。
時間と場所は大きく変わってしまったが、今それが実現しようとしているのだ。
この木造の船というものを使って。
「母さん材料ある?
 大丈夫、どんなに嵩張っても、これは私のもの。
母は驚いたようだったがやがて、父の居室に道具と材料を探しに行った。
私は、もう一度木造船を優しくなでてみる。
「父さん、ようやく一緒に仕事が出来るのね。」

305 :303:03/12/11 16:34 ID:QzBbYZuE
↑レス番号はミス。
すまっそん。

306 :なまえ_____かえす日:03/12/22 22:35 ID:T2PCEyL7
なんか最後にふさわしい作品だな(?)

まあ、最後の奮起を祈って、age。

307 :なまえ_____かえす日:03/12/28 16:22 ID:PUqdX6RB
>>300
いい話だ。バンプのsailing day聞きながら
読んでみたらホロリときた。
娘さん素敵。

>>303
児童書なのかは分からないけど、イイ。
でも、写真を撮ったら、
娘さんの横に親父さんの霊が写っていそうだな(?)
本人はそれでも幸せかも。



*9じゃないけど、リクエストよい?

年末なんで「年越しクリスマス」というわけ分からないお題を
出してみたいと思う。

308 :21=50=70:03/12/29 23:35 ID:iigqNklJ
先日、某児童書出版社の編集者とお会いしてきた。
実はまじもんで、児童書作家を目指している。
経緯は果てしなくややこしいのだが、なぜか見せる原稿もないのに、
こういう機会が巡ってきてしまったのだ。

あ、もちろん絵本板で暴れているような、絵本を書いたこともない
のに絵本作家になるというやからではない。と思う。自分は。
出版用に書いた原稿がない、という意味だ。

結局来年中には、原稿を持ち込むなり、その出版社のコンテストに
応募するなりしますと約束して、楽しみにしていますと返答され、
つまりなんだ、結論としては「会っただけ」「なにもなし」の、
「儀礼的やりとり」があっただけだ。
が、少しでもそういうものに足を突っ込んだことがある人なら、普
通に「応募に募集」という経緯以外でこんなことになることが、な
んかとんでもないことだけは、わかってもらえると思う。
ぶっちゃけて言えば、コネだ。
しかし縁故ではない。
相手がこちらの実力を認めてくれたがゆえの、コネクションだ。
という自負はある。
ならば機会を与えてもらった返礼は、実現しかない。
ここで結果を出せなければ、このコネもまた消失する。
紹介してくれた人も、編集者に無駄な時間を使わせたという失点を
負う。

にもかかわらず、まだ何も書いていない。

出版社に行ったのが23日。
俺はデビューするまで、クリスマスを祝わないと誓った。
そしてデビューした年、俺は袋に俺の本を入れたサンタになる。
1年越しでサンタになれるとまでは思っていない。
2年でも難しいだろう。
しかし3年。俺はかならずサンタになる。

俺はここに宣言する。
来年半ばまでに、原稿を書き上げる。
そして三年以内に児童書デビューをする。
それが俺の目標だ。
俺はサンタに何もねだらない。
そして三年後のクリスマスには、俺は絶対サンタになる。

三年越しのクリスマスの夜を、俺は笑顔で迎えて見せる。

309 :21=50=70:03/12/29 23:37 ID:iigqNklJ
ああ、前に書いたけど、俺はもうここに「作品」は書かないよ。

それと9を取ったからお題を出させてもらうね。

「富士 鷹 なすび」が出てくる「初夢」の話プリーズ。

310 :21=50=70:03/12/29 23:40 ID:iigqNklJ
はじーな。これで最後ですって言って、何日もたってないじゃないか。俺


311 :21=50=70:03/12/30 00:46 ID:H2RIEVA2
すまん やっぱたまにおじゃまします。 させていただきます。

312 :なまえ_____かえす日:03/12/30 01:13 ID:3R2AhALA
>>308
何気に、>>307のお題を織り交ぜてあるなんて。
これレス自体が物語りの一つ。それがとても素晴らしかったです。


21=50=70さん、是非このチャンスを掴み取って児童作家になってください。
私の夢はミヒャエルエンデやヤンソンのような世界中で
名前の知らない人がいないような児童作家になることです。
でも、今は人生のあちらこちらがおちこぼれています。

だけど、21=50=70さんが児童作家になったならば、
いつか私はその背中を追って、必ず児童作家になります。
そう、必ず。



313 :なまえ_____かえす日:03/12/30 02:14 ID:3R2AhALA
>>309
近くの神社で二年参りを済ませた私とマリコさんは、
早々に床に着くことにしました。テレビをつければ大晦日特番の残りが
細々と放送されていますが、そんなものに一切の興味なんて無いのです。
低俗なテレビなんかとは比べ物にならないほど高尚な夢を
これから私達は見るのですから。
もちろんその夢を見るための努力は惜しみませんでした。
12月上旬には富士山に昇り、その目に富士の姿を焼き付けました。
中旬には上野動物公園に毎日のように行って鷹の姿を
心にとどめましたし、下旬では毎日のように茄子料理。
これで、「一富士 ニ鷹 三茄子」というとても縁起のよい初夢を
見ないはずがありません。
事実ここまできっちりとはしませんでしたが、去年は
事前に用意していたお陰で縁起物の夢を見る事ができたのです。
マリコさんは、最後のおさらいをするように、
縁起物をイラストが描かれたポストカードを眺めていましたが、
やがて電灯を消します。
「お互いに、いい夢を。」

私は夢の中で富士山を歩いていました。上空には鷹が飛んでいます。
そして富士山のてっぺんでは茄子。なんといい夢でしょう。
私は夢の中で大声をあげて喜びました。嬉しいことがあったときに大声を上げることは
とてもいいことですから。
しかしこれが問題であったのかどうかは分かりません、突然夢の中がおかしくなって
行きました、先ほどまで後光のさしていた富士山は陰り、鷹はどこか遠くに飛んでいってしまったのです。
そして残った茄子は、これほどまでかというくらいの大きさになって斜面を転がってきました。
私は必死で逃げました。何故こんなことになってしまったのでしょう。折角の初夢が台無しです。
ああ、夢なら覚めて欲しい、夢なら覚めて欲しいと、夢の中の私は思っていました。
その願いが通じたのでしょうか?私は大きい茄子につぶされる前に、
なんとかこんなおぞましい初夢の世界から脱出する事ができたのです。

314 :なまえ_____かえす日:03/12/30 02:18 ID:3R2AhALA
初日の出が私達の寝室を照らしていました。初夢から冷めたマリコさんは
私と同じ顔をしていました。不思議なことですが、どうやらマリコさんも
似たような夢を見たようなのです。そこで私達は初めて気付きました。
この夢を見るために無理して食べた茄子、最後の方では食傷気味で茄子を見ることもいやだったのです。
そう、つまり私達はすっかり茄子が嫌いになってしまっていたのです。
これでは茄子に対していい夢を見るはずがないのは当たり前です。
2人で大きなため息をつきました。

私達は今回の計画を掲げた垂れ幕を見つめます。
『*できるだけ沢山富士山を見ること』
『*できるだけ多く鷹を観察すること』
そして最後の「*できるだけたっぷり茄子を食べること」を
書きかえることにしたのです。

『*そして茄子は決して食べすぎないこと。』


====
21=50=70さん、このスレを見ていらっしゃる皆さん。
どうぞ、来年もよろしくお願いします。

315 :21=50=70:03/12/31 09:58 ID:JsI3KUiv
>312
自分、まじ3年以内になるつもりなんで、準備よろしく

じゃ自分も「来年もよろしく〜」

ところでこのスレ、サゲ推奨なの?


316 :21=50=70 ◆oG1K.zofdo :03/12/31 10:08 ID:JsI3KUiv
覚悟を決めてコテハン使おう ・・・やっぱこれまぎらわしいか。

富士鷹なすび、ありがとう。

なんか最近変な夢ばっかり見るんだ。
昨夜は関東大震災の夢。
やはり年末の暴飲暴食のせいか?


317 :なまえ_____かえす日:04/01/01 00:38 ID:cgIsCW3l
>>316
明けましておめでごうざいます。
準備了解しますた。
その代わりデビューしたら、十番くらいでもいいので
教えてください(`・ω・´)シャキーン


年始の暴飲暴食も待っています、
肝臓に負担がかかるので、どうぞお体には
お気をつけて。

318 :なまえ_____かえす日:04/01/02 17:05 ID:bV0j/MMk
次がリクエストの番ですねえ。

319 :なまえ_____かえす日:04/01/02 20:11 ID:pUw52b66
号外祭り!!! 2004年は千葉総帥の年!
チバック第3代皇帝の千葉総帥の新スレができたよ!!
この神々しさ!この癒しのお姿!!たまんないね〜
みんなも遊びにいこうよ!!フォウ!
┌────────┐
│J 謹賀新年    │          
│O 臣民たちよ  . │
|K  %%%%%%%%   |
|E   6|-○-○ |  . |
|R   |   >  |   │
|    \ ∇/    ..|
|    /  \     |  
│    |     |   │
│あけまして     .│
│  おめでとう!! │
└────────┘
明けましておめでとう!チバック帝国千葉です
http://tmp2.2ch.net/test/read.cgi/kitchen/1072942920/l50


320 :なまえ_____かえす日:04/01/05 14:24 ID:QJ/BjJ8r
上のお題で書こうかと思ったけど、コピペとしてもつまらないので、
お題を出してみます。

お年玉 水色 サンプル の三題話なんてどうでしょう

321 :なまえ_____かえす日:04/01/05 16:50 ID:Q3uxY/Nw
>>320
それはそれで読んでみたかったような気もするが(モフ)

322 :なまえ_____かえす日:04/01/06 19:00 ID:2xgk3LgW
>321
おまいさんが、ゲッターだ

323 :321:04/01/06 21:32 ID:yGTGg2hY
>>322
罠かーっ(゚д゚;;)

324 :なまえ_____かえす日:04/01/06 22:07 ID:aT3yk6vm
がんばれ〜 >>321

325 :なまえ_____かえす日:04/01/09 01:32 ID:VlngIsLY
    ∧_∧
    (´・ω・`) 仕事が遅すぎる>>321の三題話ができるまで 
    ( つ旦0                      オチャでもどうぞ。
 〜( ̄   )             ∬
   U  ̄U U            旦

326 :なまえ_____かえす日:04/01/09 07:10 ID:ruP3fAdc
せかしちゃいかんよ。

やっぱ罠張るんじゃなく、やりたい人にやってもらわんと、スレが
回らんよなあ。

327 :321:04/01/09 08:32 ID:VlngIsLY
>>326
いや、325は自分に対しての急かしでございます(;;´Д`)
申し訳ない、もう少しお待ちを。

328 :なまえ_____かえす日:04/01/09 10:06 ID:eTsdT8HF
そっか、がんがれ

329 :1/3:04/01/10 03:19 ID:iya7an7m
>>320
お年玉はいつも、駅ビルにある「和穀庵」の正月ご膳に
使おうと決めていた加奈美は、この正月もお店の前の椅子に座っている。
今年は生憎の曇天で例年ほどお客さんはいないが、
元旦から営業しているということもあり、それでも10人ほどが並んでいた。
初詣帰りのお姉様達が晴れ着のまま待っているなかで、
三つ編みにジーパンの加奈美は尚更目立つ。なんだか妙に浮いた自分が恥ずかしい、
そんな気持ちもあるようで、加奈美の視線はあちらこちらほぼ無規則に移る。
ふとその視線の移った先、向かいのオムレツ屋のディスプレイ食品が目に留まる。
人は一人だって並んでいない、それどころか店の中は電灯が消されているように暗く、
普通の人ならば近づくのだって拒むだろう。
されに、お客が入らない最大の訳は加奈美にもすぐわかるものだった。
何故か不自然なくらいに水色なのだ、そうディスプレイのオムレツが。
オムレツの黄色にケチャップの赤がアクセントとして加わるのが
美しい、それなのに水色は景観美をぶち壊している、そう思いながら加奈美は
できるだけそのオムレツ屋を見つめないようにして
並び続けた。
「申し訳ございません。お客様で本日の正月ご膳は完売でございます。」
そのような声が聞えてきたのは、加奈美の前の前。
見事ラストの正月ご膳にありついたのは化粧バリバリの晴れ着お姉さんだった、
跳ねてキャホホいいながら喜んでいるのが加奈美は妙に悔しかった。
ぐぅと鳴り出すお腹の虫、正月ご膳の予算は3000円であったから、
その3000円分をほかの店で使うとすると、豪勢にお腹一杯食べられるかもしれない。
だけど明日来ようよ思えばまた来れることは確かであるので、
ならば今日は倹約し、できるだけ出費を防ぐのが賢いというものではないか。
加奈美は、3000円のうち、五百円玉1枚だけを残し、残りを
財布の中にしまってしまった。あったら使ってしまうのが加奈美の性分なのだ。




330 :2/3:04/01/10 03:20 ID:iya7an7m
レストランフロアである7階をくまなく歩いたが、どの店も加奈美を納得させるには
どこか足りない店ばかりのようだ。確かに安いけど量が少なくて食べ応えがなさそうだったり、
またその逆に量は多いけど予算オーバーであったり、あまつさえ正月休みを取っている
店も多かった。ただ、一軒だけボリュームもあり、予算以内で済ますことのできる店を
見つけることができた。「和穀庵」の向かいにあったあのヘンテコオムレツ屋、
なんと、どのオムレツも350円均一だというのだ。足を止めた加奈美に、
水色の食品サンプルがニヤリといやらしそうに光る。
その光はまるで魅了のように淫靡に加奈美を店へといざなっていった。
気付いた時には、テーブルにすわり注文を済ませていた加奈美。
加奈美自身も「何」を「誰」に注文したか余り覚えていない。

「おまたせしました。ご注文は以上でおそろいですね?」
ウェイトレスは片手にスープ皿を持ち、もう片方の手にビルとオムレツの皿を器用に持っていた。
そして料理を加奈美の前に並べると、軽く会釈をして奥に戻って行った。
加奈美の目の前には、あのサンプルと同じ色をした水色のオムレツ。
ついでに言えば、スープ皿に入っているスープも水色だ。
スープをスプーンですくってじっと見つめる加奈美。するとどうだろうか、
最初はとても気持ち悪いように見えていたスープが段々と、素敵に見えてきたのである。
とても遠くに感じたり、でも逆にとても近くに感じるようなその素敵な色は、
スープの水色のホワイトソースの白が混ざり合い、加奈美の食欲を刺激するのには十分であった。
スープを飲み干し、オムレツに手をつける加奈美。
オムレツに至ってはどうやら、どこに入ったかあまり覚えていないようだ。
気付いていたら満腹になり腹太鼓を叩いている加奈美がいた。

331 :3/3:04/01/10 03:23 ID:iya7an7m
「なんだか正月ご膳なんてどうでもよくなったって感じ。」
その言葉の通り椅子をたつ頃には、
水色のオムレツとスープのことで頭が一杯になっていたみたいで、
店の中から見える「和穀庵」の外観は目に入らなかったようだ。
会計を手早くすませる加奈美。
「明日も来ていいですか?」
「ええ、ただし明日も曇りならばね。」
会計係はお店の看板を指差した。
そこで、初めて加奈美はこのお店が何のをお店だったか、理解したようだった。

“あおぞらのオムレツ −あなたに青空をお分けします−”



============
書くの遅くてごめんなそん。
といっている間に*9きちゃいましたね。
では、せっかくなので私からも三題話のリクエストを
『時間制限』『半月』『寝る』
でお願いします。

332 :21= ◆oG1K.zofdo :04/01/10 06:43 ID:CfmkJxcc
夏休みも残すところあと半月、先輩が「ものすごく楽で、稼げる仕事がある」と言い出した。
そんな仕事にろくなものがあるはずがない。
しかも、「一人一回かぎりしかできない」という。
怪しい。あまりにも怪しすぎる。
が、昨日バイト先に向かったら、扉に翻る「倒産」の二文字。
いやいろいろ書いてあったが、その二文字しか覚えていない。
働かせるだけ働かせて、バイト代ももらってないのに倒産かよ!
というわけで当たらしバイトも見つからず、収入もなく、あとは
アパートで寝ているしかない状況だ。
「そうそれだよ! 寝ているだけでいい仕事なんだ!」
先輩、最近は若い男がエッチ系の仕事も多いっていうし、いったら
すっぱだかでベッドに寝てろっていうんじゃないでしょうね。
「近い! 近いが断じて違う! 誰がお前のようなチビデブオタク
を、そんなもんに引っ張りう出すか! 募集しているのは俺の大学だ!」
先輩は、某有名大学の医学部にいる。こんなろくでもない先輩が医
者になったらそら恐ろしいが、幸い先輩はそっちではない。
「とすると、怪しい薬の実験対象ですね!」
「それも近い! そういうのもあるから、そっちがよければ紹介するぞ!
 ただしその前に、いくつかの病気持ちになってもらう必要があるが」
健康がとりえで、風邪一つ引いたことがないことは知ってるでしょう。
「ああ知っている。だからお前向きなのだ。途中で風邪でもひかれると、
すべてパァになるからな。
 お前に紹介してやるのは、ニンゲン何もしなくても平気かどうかの実
験だ。白くて時計もテレビも本もない、おおよそ暇つぶしをするものが
なにもない部屋に、脳波計、血圧計などをつけて被験者を入れる。被験
者は、10日ほどそこにいてくれればいい。その間、外部との接触はた
たれ、実験者と直接顔をあわせたり会話したりすることもできない。
食事は欲しいときに、ボタンを押せば壁の穴から差し入れられる。好き
な時に寝ていい。風呂はないが、シャワーはある。そして10日間たっ
たら無罪放免。バイト代を貰って帰ることができる」
へー、なんの実験なんですそれ。
「もとは1960年代ごろの宇宙開発にともない、狭い宇宙船内の環境
にニンゲンが耐えられるかどうか調べるために始まった実験らしい。が、
その過程でいろいろ面白いことがわかってきた。専門的な話が聞きたい
なら、俺の学部へ編入してくるといい」
結構です。
「ちなみに途中で風邪を引いたり発熱したりということになったら、そ
の日までのバイト代は払うが、こっちとしては実験がパァのバイト代に
飯代も払い損なので、お前みたいなヤツがいいというわけだ」
先輩がかんでるんですか?
「それともう一つ、10日たったら終了は知らせるが、開始からどれ
だけたったかは、被験者に知る方法はない。そして終了の前にギブア
ップすることはできるが、バイト代はなしだ。飯代も返して欲しいぐ
らいなんだからな。そして一度やったものは、二度とこのバイトはで
きない。実験動物として不適になるからだ」


333 :21= ◆oG1K.zofdo :04/01/10 07:13 ID:CfmkJxcc
ほんとにゴロゴロしていればいいだけの楽な仕事を引き受けることに
した。 考えたが、バイト代がないと来月すぐさま食事にも困るとい
う経済状 態だったからだ。しかも寝床と食事とシャワー付きとくれ
ば願ったり かなったり。
変なものを頭や腕にまいて、トイレとシャワー以外はカメラで監視さ
れている、装飾のないペパーミントグリーンの部屋だ。ベッド以外に
調度はなく、本当に暇つぶしになるようなものは、何もない。
最初はごろごろと寝てすごした。
次の日、といってもそれはたっぷり寝た後という意味でしかなかった
が、まず飯に飽きてきた。メニューが常に同じなのだ。くそっ、これ
は誤算だ。が、そこそこうまいし、いくらでも食べられるのはありが
たい。

たぶん何日かが過ぎた。何回寝たか記録する物もなく、寝る以外にす
ることもないので、どれぐらいたったのかさっぱりわからない。
パンの断面の気泡でも眺めようとしたが、これまたどういうわけか、
異様に均一であることに気がついた。副食も同様だ。
シャワーで滝にうたれた修行僧ごっこをしてみた。
布団にぐるぐるまるまって蓑虫こっこをしてみた。
そのままベッドから落ちてみた。床や壁をくまなく探検してみた。
わかったのは、硬い金属やコンクリの部分はまるでないということだ。
食器を叩いて楽器にしてみた。
食事が差し入れられる場所に、つっかえ棒のようにはさんでみた。
それは寝ている間に取り除かれたようだ。
どんな暇つぶしも、そう長くは持たなかった。



334 :21= ◆oG1K.zofdo :04/01/10 07:16 ID:CfmkJxcc
さらに何日かが過ぎた。いや、もう10日は過ぎたはずだ! にも
かかわらず終了宣言はない。
寝転がって空想するいがい、やることはなにもない。
頭の中にありとあらゆる妄想を遊ばせた。
裸の女・・・すぐにやめた。その気になっちゃまずい。ここはカメラ
で監視されているのだ。
活劇の主人公になったつもり、メロドラマの主人公になったつもり。
それに飽きたら今度はそのヒロインになったつもり。現実に引き戻
されそうになったら、冷凍睡眠中の宇宙飛行士。空を漂う雲。そん
なものからはじまって、やがては金庫に眠る大金塊になったつもり
をためしてみたりした。

そして突然、ほとんど壁とわからない扉が開いた。
そんなものがあることを忘れていたので、オバケでも出たように、
驚いた。
しばらくその白衣の男を見て、先輩だとわかった。
「ご苦労さん! いやぁ、10日本当に持ったやつは、お前がはじめ
てだよ!」
 やっぱそういう過酷なバイトだったのか。そうだろとは思ったよ。
 そして不思議だったのは、本当にあれから10日しか過ぎていなか
ったことだ。
 この部屋に入ったのは、永遠に近いほど前のことのようでもあり、
同時についさっきのことで、その中で一瞬うたたねをしただけのよ
うにも感じる。
「まず飯をおごってやるよ。あそこの飯には飽きただろう。好きなも
のを、好きなだけ食わせてやるからな」
ひさしぶりに歩く町は、半月前とかわらないが、日差しはまろやかに、
秋の気配を含んでいる。
「さぁ、好きなものを好きなだけ食べてくれよ」
言われなくても食べますって。ここ食べ放題の店じゃないですか。
そして永遠のようでもあり一瞬のようでもある制限時間いっぱい
食べ続けた。
そう、そのときまだ、恐ろしい事実に気づいてはいなかったのだ。

この十日間で、体重は十五キロも増えていた。


335 :21= ◆oG1K.zofdo :04/01/10 07:17 ID:CfmkJxcc
いつものことだが、児童書じゃねーやあはは

336 :21= ◆oG1K.zofdo :04/01/10 07:19 ID:CfmkJxcc
>329
いやあ、読んでるとほんとに青いオムレツがうまそうになったので、
俺も食い物ネタで締めてみました。
朝飯前で腹へってるし

337 :なまえ_____かえす日:04/01/13 01:51 ID:wD5nPizU
早っΣ(゚д゚ )
ばちゃん家から帰ってくる頃にレスつけばいいなと
思っていたら、3時間後にレスが付いているとは。
3日も書けていた自分が情けない・・・・


なんか閉鎖空間の動きがリアルっすね。
もしかして実際にこの実験をされたのでは!?と
オモタリするぐらいデスタ(*´∀`)

338 :なまえ_____かえす日:04/01/13 20:19 ID:878z3+jw
次はお題です

339 :なまえ_____かえす日:04/01/13 22:04 ID:mQJlP/r8
じゃあ、『年賀状』『メル友』『先生』で。

340 :21= ◆oG1K.zofdo :04/01/15 20:35 ID:f7FhJfHl
メル友に、同報メールで年賀状を出していたら、間違えて先生にもだしちゃった。
そしたらすっごい馴れ馴れしい、きもい返事が先生からきた。

今でもちょいちょいくるけれど、無視してる。
メアドそろそろ変え時かな?

341 :なまえ_____かえす日:04/01/17 17:34 ID:Pdk/7g6Q
>>340
それは災難なことで。
人間の一生では、三回メアドを変える分岐点があると聞きますので(?)

342 :21= ◆oG1K.zofdo :04/01/17 20:54 ID:Myt12SF9
ま、まじれすじゃないよね?

343 :なまえ_____かえす日:04/01/17 22:01 ID:JrNnbCNF
>>342
・・・ヤッテモウタ _| ̄|○
そうだよ、21=さんが*0で雑談したことは
無かったはずなのに。
気付かなかった私は逝って来ます。

巧妙すぎて気がつかなかった(`・ω・`)シャボーン

344 :なまえ_____かえす日:04/01/18 05:25 ID:VLovH4F0
21さんが、うまかったってことで、ここは一つあきらめて

345 :なまえ_____かえす日:04/01/18 21:19 ID:p2zvpsxf
>>340-343で一つの物語、って事でいいのかな?

346 :なまえ_____かえす日:04/01/19 10:24 ID:Tl0mMlPJ
>>343
そんなあなたに萌え。
可愛らしいお人だ。
シャボーン・・・色々とかなりツボでした。

347 :21= ◆oG1K.zofdo :04/01/19 19:45 ID:blXmUmge
児童向けでなくて正直すまんかった。
まぎらわしくて正直すまんかった。
タイトルもなくて正直すまんかった。

348 :21= ◆oG1K.zofdo :04/01/19 19:46 ID:blXmUmge
あ、ほんとだ、シャボーンだ

349 :なまえ_____かえす日:04/01/19 22:35 ID:xucAzk7B
っていうかもうお題でぃすか?
『手を振る』『巫女』『いかにも』
の三題話で。

350 :なまえ_____かえす日:04/01/22 20:14 ID:cu9j9PC1
「お正月」

お正月に初詣にいった。
いかにもアルバイトの巫女をよく見たら同級生だったので、
手を振った。
そしたら無言で手を振ってくれた。
ついでに並んで写真を撮った。
焼き増しして、冬休みが終わって学校が始まったら、渡そうと思う。
きっとクラスのみんなも、びっくりするだろう。

なにせ男子校だからなあ。

351 :なまえ_____かえす日:04/01/22 20:48 ID:3YQKYl9u
>>350
鼻から焼きそばが出るくらいワラタw
っていうか出た。鼻が痛かった。

352 :なまえ_____かえす日:04/01/23 09:22 ID:Nr8PyVql
>>350
今、会社ですけど朝から紅茶吹いた。

353 :なまえ_____かえす日:04/01/23 15:07 ID:CVj12QeO
巫女さんの清楚なイメージがー

354 :なまえ_____かえす日:04/01/23 16:53 ID:P4mem/Ky
受けたようで嬉しい

今回自信なかったんだけどな。


355 :なまえ_____かえす日:04/01/25 16:09 ID:VWiYrA0e
de

356 :とてた ◆0Ot7ihccMU :04/01/25 19:15 ID:UFbIpd7n
良いですけど、「児童書」の範疇では無いような…。

357 :なまえ_____かえす日:04/01/25 20:03 ID:rwznYIJR
それじゃあ折角なので、>>350さんの作品を児童書風にアレンジしたものを
リクエスd。どなた様もご参加ください。

358 :21= ◆oG1K.zofdo :04/01/26 09:22 ID:vTcUSgYZ
うーん。
嘗て自分がちゃんと児童書らしいものを書いたことがあっただろうか?
実は自信がなくなってきた。

359 :なまえ_____かえす日:04/01/28 07:11 ID:rMzUUz/k
次のリクエスト

「我は真冬の海の子」

360 :なまえ_____かえす日:04/01/28 13:31 ID:DSD+Jf1B
400ゲットー

もう少し考えてから書きます。

361 :360:04/01/28 14:14 ID:DSD+Jf1B
1 
冬の海。
特に霧が立ち込めている時の海は
ぞっとするほど綺麗なのを知っていますか?
どこから海なのか、どこから空なのかもわからない。
ただ聞こえる波の音。
ときおり、霧のベールに包まれた星の光や
月の光がチラチラと舞い降りる。

だから、私は度々家をそっと抜け出しては
夜の海に出かけていた。

その日も、私は海へ行った。
いつもより霧が濃くたちこめ、
吐き出す白い息と交じり合い、体までもが
ミルク色になりそうな日だった。
こんな時は、あまり海に近づけない。
私はそっと砂浜の端に腰をおろし、
霧と一体になる感覚を楽しんでいた。

さすがに冬の海だ。
足の裏から、砂浜から、ジンジンと
寒さが入り込んできた。
今日はこれまでか……
と立ち去ろうとした時。

362 :360:04/01/28 14:15 ID:DSD+Jf1B

ジッジジ…ジッジジジーー…

静かな海には不釣合いな
ノイズ音が微かに聞こえた。

なんだろうか?
波の音でも遠くを行く船の汽笛とも違う。
私は、立ち止まり、耳をすませた。

ジッジジジジジーーピーーー

やっぱり聞こえる。
どういう事だろうか。
霧が立ち込めている海の全体から聞こえてくるようだ。

ジーーガガガッッーー

すると、今度は霧が揺らぎだした。
風ではない。
TVにノイズが入るように、波のように
ゆらゆら、ゆらゆらと…

ゆっくりと、霧に映像らしきものがでてきた。
白いミルクに、コーヒーをたらしたかのように
真っ白い霧に、少しづつ、色が混じっていく。


363 :360:04/01/28 14:18 ID:DSD+Jf1B

ガッガッーー

ワッレ…
ワレハマフユノ…ウミノコ…ナリ…

「ワレハマフユノウミノコ」
確かにそう、聞こえた。
ゆっくりと、空と海のスクリーンに
映像が出てきた。
黒っぽい服を着ているような、、
あれは、タキシードだろうか?

ガッガッーー

コチラハ ペンタ、、クロストウ

より一層鮮明になった
夜霧のスクリーンには
空を覆うオーロラと一匹のペンギンが映し出されていた

おしまい


良く考えたら、まだ360だったよ。
ダラダラ書いてたら、凄い長さになりそうだったんで
オチを適当につけてしまいました。

364 :なまえ_____かえす日:04/01/29 11:37 ID:ga5nbxMn
たむらしげるのショートショート(?)にありそうな・・・
挿絵がついたらさぞ美しかろうな

365 :なまえ_____かえす日:04/01/29 20:45 ID:ylhAycN6
もうちょっと短くしてポエムにしたら似合いそう

366 :なまえ_____かえす日:04/01/29 21:42 ID:s/TbdweE
初めて来ましたが…
みんな、うめえなあー

367 :なまえ_____かえす日:04/01/30 06:55 ID:wum2nQ4M
謎 >>360

なぜ400げっとー?

368 :なまえ_____かえす日:04/01/30 12:07 ID:N4q85N0Q
かるくまわすぜ

369 :なまえ_____かえす日:04/01/30 16:00 ID:caEFEVQy
やったーーー!!369げとっ♪
次のリクエストは『魔女』『少年』『かぼちゃ』の三本台で!!!

370 :なまえ_____かえす日:04/01/30 17:24 ID:OWJ2o61x
「魔女とかぼちゃと少年」

僕がまだ少年と呼ばれる年のころ
僕は種の中には魔女が住んでいるに違いないって思ってた。
だって種ってあんな小さいのにあの中から
色々な木や野菜や果実が出てくるなんて不思議だろ?
だから僕は
種の中には魔女がいて人が見てないときにこっそり魔法をかけるんだと思ってたんだ。

その日の夕飯はたぶんかぼちゃの煮物だったと思う。
僕は母にかぼちゃの種をもらい部屋へ持ち帰ると種を割ってみたのだが
もちろん種の中に魔女は見つけられなかった。
それでも僕はこの種がはずれだったんだと思いまた他の種を割ってみた。
そしてやっぱりその種の中にも魔女はいなかった。
種を割るのは思ったよりずっと大変で僕は4つ目くらいでもうすっかり疲れてしまった。
魔女が見つけられなくて悲しいのと悔しいので半泣きになりながら
僕は疲れの為かすっかり眠ってしまった。

僕が眠っているとなんだかキイキイと話している声が聞こえてきた。
「やれやれ、困ったね。これで私たちはもうかぼちゃにはなれないんだからね」
「まったくこれだから子供は嫌いなのさ」
「まぁまぁとりあえず見つからなかっただけでも良しとしようじゃないか。
見つかったりしたらそれこそ大変だからね」
「そんなことより残った種たちを早く隠しちまわないといけないよ」
どうやら僕が割った種の魔女らしい、と僕は思った。
薄目を開けてみると小さなかぼちゃ色の魔女が一生懸命種を僕の部屋から運び出していた。
魔女達は種の中にいたのだから
当然だけど種より小さくて種を運ぶのは魔女達には大変な作業のように見えた。
僕はとんでもないことをしてしまった、と思い悲しくて涙がぽろぽろ出てきてしまい
魔女達に僕が起きてることを気づかれてしまうんじゃないかと心配になった。

母の夕食を告げる声で僕が目を覚ますと種はすっかりなくなっていた。
今でも僕は種をみると申し訳ない気持ちになってしまう。

371 :なまえ_____かえす日:04/01/30 18:43 ID:N4q85N0Q
>>370
( ´∀`)。o 0(実体験ぽいでつね…)
種の魔女はみつかるとどうなっちゃうんだろう

372 :なまえ_____かえす日:04/01/31 05:09 ID:3qzI3oZ6
(ナッツなんか食べられなくなったりしてな……)

373 :21=app:04/02/04 15:54 ID:WMwBpwzx
僕がまだ幼かったころ、同じ夢を繰り返して見た

まず、食事に僕の嫌いなカボチャが出る。
無理強いされて僕はなきながらカボチャを食べる。
最後にカボチャの種まで食べろと強要される。
僕はまたなきながら種を口いっぱいに入れるが、どうしても飲み込めない。
吐き出すこともゆるされず、僕の口はカボチャの種でいっぱい。
涙と鼻水でしょっぱい。
そこでシーンが飛ぶ。
知らないおばちゃんがやってきて、僕に魔法をかける。
おばちゃんは、魔法使いなのだ。
すると僕の目の前で、カボチャと種が踊り出す。
僕は結構種たちが気に入って、家に連れ帰り一緒に遊ぶ。
カボチャも一緒についてくる。
カボチャは種の親なのだ。
僕と種たちは、一緒にお風呂に入る。
カボチャも一緒にお風呂に入る。
そして僕は、楽しく種たちと遊びながら、カボチャを無理やり風呂に鎮める。
カボチャが苦しそうにもがくのを見て、僕は暗い喜びに浸る。

僕が少年になったころには、そんな夢はもう見なくなった。
けど、あれはなんだったのだろう?
いやどこからが夢だったのだろう?
今の僕にとって、もうカボチャはただの野菜にすぎない。
なぜ種たちと仲良く遊び、カボチャをイジメたのか?
種たちの目の前で、その親を殺そうとしたのか?
あの魔女のオバサンは、何を意味していたのか?
ただの無意味な夢、そう言ってしまうのは簡単だ。
けれど、僕は少しづつ違うこの夢を繰り返し見た。
そして可愛がっている種たちの親をイジメた時の暗い高揚を、今でもはっきりと覚えている。


374 :なまえ_____かえす日:04/02/06 01:19 ID:ltRpJk5T
>>350
http://book.2ch.net/test/read.cgi/ehon/1039955483/l50
で画像化されていたヨー。かなり手が込んでいてワラタw


>>373
シュールだけど、なんだか素敵。
実は中学ぐらいまでリアルで似たような夢を見たことがありマス。



かぼちゃと魔女って御題が出てたから、誰か一人くらいかぼちゃパンツネタやって
くれると思ったのですが、残念。
いえ、私が書くのは無理です(笑)



375 :なまえ_____かえす日:04/02/06 07:16 ID:hLz1HD0x
146かと思ったら、143だったのか!

376 :なまえ_____かえす日:04/02/06 16:30 ID:4JKnp0iQ
>>374
143の絵は私が描きました。
374のスレとこのスレがお気に入りなのです。
お気に同士のコラボなのでがんばってみましたよ。

377 :21=app:04/02/07 05:14 ID:lVpoNAer
>376
さんく 名前入れてないけど、あれも自分です。

378 :21= ◆0aYLifDrDY :04/02/07 07:28 ID:K7M5ICEy
ありゃりゃ またまちがえちゃったよ。
今度からこれにしよ

379 :なまえ_____かえす日:04/02/07 20:36 ID:SXokBUim
お題ゲットー

「宇宙」「みかん」

どっちか一つでも良いです。

380 :なまえ_____かえす日:04/02/08 02:23 ID:cxiJpohX
いいかな?ゲト

381 :なまえ_____かえす日:04/02/08 02:24 ID:cxiJpohX

あるぼやけた昼下がり。ひとりぐらしの老婆が
コタツに入ってテレビを見ながら、みかんを食べていた。
芸能人のスクープ映像を見て文句をつぶやきながら、
口の中のみかんを租借する。
目はテレビを見たまま手を伸ばし、新しいみかんを手にした。
一瞬、ちょっと重いみかんだな、と思ったものの、無意識のうちに
みかんの尻にオヤユビを突っ込み、かぷり・と皮をはいだ

とたん、そこは宇宙だった。

新しいブラックホールでも誕生したのかもしれない。
超新星爆発だかなんだかしたのかもしれない。
とにかく一瞬にして老婆はみかんから生まれた宇宙の中に呑み込まれ、
その和室はみかんの中に呑み込まれた。

次の瞬間、老婆の住んでいるアパートがまるごと呑み込まれた。
また次の瞬間、隣接する老婆の住んでいるアパートを日陰にしていた
悪徳金融業者の入ったビルが呑み込まれた。
またまた次の瞬間、自家製野菜を高額でうりさばく家庭菜園が、大昔の全集ばかりで
ひと気の無い図書館が、そして町が呑み込まれた。
「住民が愛着を感じない」ワースト1に輝いた県が呑み込まれた。
借金だらけの不甲斐ない国も、呑み込まれた。

海を、大陸を、空を、そして星を、みかん宇宙は呑み込んだ。
気付いたひとも居たのかもしれない。
でもすべては一瞬のことで、逃げるヒマなど、逃げる場所など、
どこにもなかった。
みかん宇宙は、星を、衛星を、星系も呑み込み、宇宙を呑み込みつくした。
すべてが呑み込まれた。終わった

そして

ぐるり。
すべてが裏返った。


382 :なまえ_____かえす日:04/02/08 02:25 ID:cxiJpohX
ひとりぐらしの老婆が、テレビを見ながらみかんを食べている。
手にしたみかんを食べようと手元を探るが、
そこにあるのはしなびた皮だけ。ちょっと顔をしかめると、
新しいみかんに手を伸ばして、皮をむき、また食べ始めた。

どこかの国の科学者が某日某所、異常なまでのエネルギーを観測したが
機器の異常として処理された。

こうして、世界は何事も無く続いていく。

383 :なまえ_____かえす日:04/02/09 10:30 ID:lU0sxu5P
>>381-382
こういう話好きだー
どこが?って聞かれると困るんだけど好き

384 :(´・ω・`):04/02/12 00:26 ID:syQOqAh0
|  |
|  | ∧_,,∧
|_| (´・ω・`) お茶で上げますね・・・
|茶|o   ノつ  
| ̄|―u'   旦 
"""""""""""""""""""""""""""
|  |
|_|  良かったら飲んで下さいね
|有| ミ ピャッ
| ̄|     旦 
"""""""""""""""""""""""""""

385 :なまえ_____かえす日:04/02/13 20:51 ID:HhwY8+o+
>>383 はげど

386 :なまえ_____かえす日:04/02/14 06:16 ID:FTA/nhSr
主人公を子供にしたら、児童書になる?

387 :なまえ_____かえす日:04/02/14 18:08 ID:RTxWlrCb
もうかれこれ一ヶ月も書き込みないなーと、
(´・ω・`)ショボーンしていたら、
ゾヌブラウザのログが死んでいただけだった。
ちきしょぅめー。

>>381
なんだかこんな感じの、
ちいっちゃなものの大きなお話って大好きだー。LOVE。

>>384
湯のみの中にはお茶宇宙があるんだな。

388 :なまえ_____かえす日:04/02/14 22:38 ID:0fbfVwrM
>>386
逆に子供が主人公でも一般書になる話ってどんなだろう?

389 :なまえ_____かえす日:04/02/15 06:50 ID:8toz/ygL
>388
itと呼ばれた子
おしん


390 :なまえ_____かえす日:04/02/16 09:54 ID:9+qYd7V/
>>386
そうとも限らないし大人が主人公の児童書もありますね。
でも子供を主人公にした方が比較的簡単なので
つい子供を主人公・幼少時の思い出系にしてしまいがちです。
そうじゃないのも書いているつもりだけど、やっぱり子供主人公のが多いですね。
追々がんばってみますよ。
389さんがお題ではない様なのでお題を出させていただきます。

お題『大人と子供』

391 :なまえ_____かえす日:04/02/17 03:43 ID:DPfAIWWt
お題のときぐらい上げないと、気が付いてもらえなかったりして

392 :390:04/02/18 15:25 ID:P2rVTALa
>>391
すみません。その通りですね。
そしてお話提供よろしくお願いします!

393 :なまえ_____かえす日:04/02/18 16:31 ID:CFzYu9VF
4ヶ月ぶりにスレを覗いたんですが、21氏が児童書作家を目指してるって
書き込みを見てビックリしました。プロ目指してる人って結構多い?
かく言う自分も、夏ごろに書き込んでたのは作家を目指しての練習
だったりするんですけどね。今年の春は講談社に行ってみようと考え中。

394 :なまえ_____かえす日:04/02/19 00:05 ID:oO8Rqjkn
すげ!ガンバレ!

395 :なまえ_____かえす日:04/02/19 01:21 ID:s6DGdx1B
>>393
よーし、それじゃあ、21サソと>>393サソと割れの三人まとめて
デビューだー。

・・・・割れは無理か。

396 :なまえ_____かえす日:04/02/19 01:51 ID:oO8Rqjkn
・・・えーと・・・わし・・・

あー、ダメだ言えない。
宣言できるようになるまで修行しよう。スマン

397 :なまえ_____かえす日:04/02/19 08:45 ID:6Td6M34p
こう言うスレなんだからあたりまえかもしれないけど
やっぱり「プロに」って思ってる人多いんですね。
私もがんばろ。

398 :なまえ_____かえす日:04/03/02 23:45 ID:U9usvFzB
もしかして>>391さん、踏んだのに気付かずに帰っちゃったのかな
(´・ω・`)ショボーン

399 :21=:04/03/05 05:25 ID:Lsr+/F/U
「大人と子供」

大人になると、魔法が使えなくなる。
だからボクは、大人になるのが嫌だった。
学校なんて、魔法を使えなくするための場所なんだ。
大人はもう魔法が使えないから、子供を学校にやって、魔法を取り上げようとする。

春休みの最後の日の夜、ボクは窓から抜け出した。
これ以上学校に行くのはもう嫌だったからだ。

夜の町を歩いていると、真っ暗な中、そこだけ明るい場所がある。
あ? 学校の上の空が、まるでプールの底から上を見たように、光ってる?
そっと近づいてみると、学校にたくさんの河童が集まってたんだ!
「やあ、転校生かね?」
振り返ると、河童の先生が、ボクに向かって微笑んでいた。
河童の先生は、ボクの話を聞くと、笑い出した。
「心配ないよ! 大人になったって何もかわりゃしないんだから!
 いや、ゴメン、もちろんかわっちゃう人はいるよ。人間は特にね。
 でも、それは大人になったからじゃないし、学校で勉強したせいでも
 ないんだよ。それは魔法を忘れた言い訳さ!」
 それからボクは、河童の学校給食を、河童の先生と食べてから、家に
送ってもらった。誰もボクの家出に気づいてなかったみたいだ。

 翌日、ボクは眠い目をこすりながら学校にいった。
 クラス替えとか、新任の先生の挨拶とか、いろいろで、勉強はないしね。
 で、ボクは驚いて目をこすることになったんだ。
 新任の先生の中に、あの河童の先生がいるじゃないか!
 もちろん魔法で、人間に変身していたけれど。
 その先生は、ボクのクラスの担任にはならなかった。
 世の中全部がうまくいくわけじゃないってこと。
 でもボクは、学校に行くのがちょっと気楽になったんだ。


じゃ、9なので次の御代だしとこか。

「正しいお金の使い方」

400 :なまえ_____かえす日:04/03/05 23:53 ID:czJ4QaI6
>>399
長編のプロローグって感じですね。
キュウリ嫌いの者としては
河童の学校給食にガクガクブルブル

では、話し考えてきます。

401 :400:04/03/06 01:54 ID:ZznL0Swy
それは年に一度の子供達の祭典。

今年もやってきたぜ!
お正月!
モチだ!
オセチだ!
お年玉だ!!


今年は合計1万円か。
何に使おうかとワクワクしていると、
母さんが言った。
「みっちゃん、何買うの?」
僕はちょっと考えてから、もったいぶって答えた。
「プケモン…」

プケモンは、今小学生で知らない奴はいない
と言うくらいの超有名ゲームだ。

「そのお金、全部一気に使っちゃうの!?」
母さんは、目を白黒させながら言った。

「ううん。今日は初売りだから、5千もあれば買えるんだ!」

「あら。そうなの。だったら、残りの半分は貯金したら?
母さん、預かってあげる。必要な時にだしてあげるわ。」

「ふうん、母さん銀行 ってわけだね。」

「そうね。母さん銀行よ!正しいお金の使い方を一番
知っている主婦がやってる銀行よ!」
母さんはアッハハハと豪快に笑いながら言った。



あれから数ヶ月ーーー
「母さん、僕、ちょっと欲しいものあるんだけど。
5千円は?」

「何の事?」

「お年玉だよ!僕、母さん銀行に預けたじゃない。」

「あぁ。残念。今日は休業日でーす」


それから、次ぎのお正月が来るまで
母さん銀行が開店する日はこなかった

402 :400:04/03/06 01:55 ID:ZznL0Swy
あんまり児童書っぽくないかも。
動物とかでてくる、ベタベタな
ファンタジーを書いてたら
もの凄い長さになってしまったので
ありがちな話でまとめてみました。

403 :なまえ_____かえす日:04/03/06 14:32 ID:g92YK9Xo
>400
はやっ! たしかにありがちかもっ!

でも、長い方も読んでみたいな。

404 :◆y./hh4qAL. :04/03/07 05:02 ID:vI3vQQVi
                | |
                | |  ,..._
          ,.r-、 ,ry | |  ヒ;;;::}
      ィt:、 ,:'::::// '''´ | |  ,、.、  ,..,..._
      {:::}::}/::::r'ノィー::、 | |  ヾ、゙、//::::jr;::、
     ,rヾ''"ゞ=' 'ヾ.....⊃' ! !  ヽ''ヾ:、::;' `''",.=-、
     ー'’._ ,r'う {::jj ,.、、 _,...::::::''ヽ  ,.,´  {{::::::::ヽ.
    ,;'"'" ̄ヾ´,.., r::';;〃l'l::::;;:::::::f'_ ヾ'〃) `ヾ::::::/
   〈::::::::/ノ ヾ,jヽ='. ,,ヽへ-(ヾ::゙、 ゞ',.,.、 //::::/
    ヾ:::::゙、゙、 {{) {:::jj' ",,,,、 c;、ヽ='  ゙、::゙;ヾヾ/_
    ヾ::::/:ノ ,,,,_ (:ヾ'''⊆|:::::|P,r,r:、 ,:'''7  ``' ゙/〃
     ゙ー' /:::::;}}`",.,rt:、゙´ //::::/ ゙ー',.r::::、  _`'’
     r:::、、ヾ-''n.く:::;:::゙、゙、 ヾー' { ̄:::::ノ!,ィ'r':::|
     |::::::| |''ヽ`_,,.`'ヘ;r'ノ,..-:、_ _ `='-'" | |:::::|
  ___.   |::::::| |_`__|`ii'"''" /7 i'i::l´______|_|:::::|
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,I、ー'_,!::| :::|--------/'|::::::'゙、 ,i'j:::::::::::::::::::::::::| ヽ...|、`ヽ、 |lllll
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TTTTTTTTTTTTTT:::;' :|l'| ̄ ̄「「「ニ|ニf(二二..))\ `゙、===
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ニニニニニニニニ]' ::::|.|'|::::::::::::::|.|.|..|ヾ.| : :::::::::::::|゙、  `、!::::::

405 :なまえ_____かえす日:04/03/07 07:41 ID:+ezf3+LS
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406 :なまえ_____かえす日:04/03/18 23:28 ID:1BtPvJr1
>>399
河童の先生イイ(・∀・)
続き読みたいな。

407 :なまえ_____かえす日:04/03/18 23:29 ID:1BtPvJr1
>>400
個人的には大爆笑させてモロタよ。
来年の正月も入金はできるが出金はできないんだな(w

408 :なまえ_____かえす日:04/03/23 09:40 ID:A0xeZSHb
「大人と子供・正しいお金の使い方」
中学生になった私に、母は通帳と印鑑を渡しながらこう言った。
「もう中学生で大人の仲間入りなんだから
ちゃんと自分でお金の事、管理しなさい」
通帳を開いてみると毎年母に預けていたお年玉が入金されていた。

多少脚色有り。400さんの話し読んで思い出した。

409 :なまえ_____かえす日:04/03/23 19:30 ID:+OeKoE5l
リクエスト  河童の先生の続き

410 :なまえ_____かえす日:04/03/26 23:24 ID:2sF2eMqA
よーし、パパ三年ぶりにかいちゃうぞー(?)

411 :なまえ_____かえす日:04/04/04 04:45 ID:Fr3Ks/dJ
とても残念なことだけど、河童の先生は1年生の担任になってしまった。
河童先生の授業を聞きたくないといったら嘘になるけど、
5年生になるボクが1年生に戻るなんて、キュウリを10本丸呑みするより難しい、
それに、廊下から授業をしている河童先生を見ているだけでボクは十分満足だった。
その理由は、こんな事があったからに違いない。

河童先生と、この学校で初めて面と向かって顔を会わせた時に、ボクは身震いをした。
あの夜話したこと、あれを忘れるつもりはないし、何より頭の奥底にこびりついて、
とても忘れられそうにない。だからこそ、何の目的でこの学校の先生になったのか
ボクには大体の想像がついてしまったのだ。
自分自信がそうであったように、学校が魔法を子供から奪ってしまう場所だって
信じている子が居るはずだ。河童の先生はそうではないと言ったけど、
でも、ずっと信じていれば願い事がかなうように、ずっと信じるというのは大きな
大きな力があって、本当に子供達から魔法を奪っていってしまうかもしれない。
河童の先生はそれを食い止める為にきっとこの学校に来たんだ、
学校の救世主として。そうだ、そうに決まっている。
でも、そのことを話そうと河童の先生に視線を向けると、河童の先生は、
それを分かっているかのように、
「さて、まもなく給食の時間だよ。今日のおかずはなんだろうね?」
と、にーっと笑って一年生の教室に戻っていきました。
その日の給食は、パンと牛乳と、キュウリの酢漬け。
その酢漬けからは、「私にできるのは、せいぜいこのくらいだよ」と
言いたげな先生のにーっとした笑顔が浮かんできて、なんだかとっても美味しかった。

河童の先生は決して特別なことをしてくれる特別な先生じゃないけど
黒板にチョークで字を書く姿はなんだかとても決まっている。
おおきく「はな」と書くと、1年生のちっびこども「はな」と元気に言葉にだす。
その姿を見るだけど、学校に来る価値があるような、そんなうれしさがあるんだ。



412 :411:04/04/04 04:47 ID:Fr3Ks/dJ
やっぱり21=さんのような素敵雰囲気を出すのは難しいでつ(´・ω・`)ショボーン
修行して出直してきまぷ。

413 :なまえ_____かえす日:04/04/05 13:46 ID:n8jWQIHJ
パパ乙!
皆さん違う雰囲気で違う魅力で良いと思いますけど。

414 :なまえ_____かえす日:04/04/15 01:30 ID:1fB3a2EX
ほっしゅ、ほっしゅ。

415 :なまえ_____かえす日:04/04/26 15:15 ID:mak6wRs2
ほしゅ

416 :なまえ_____かえす日:04/05/04 22:35 ID:e5OypsL4
お題にはちょっとだけ遠い・・・

あげておくよ。

417 :藤田啓介@明治経営[s:04/05/06 13:42 ID:l3LtO2jf
909

418 :なまえ_____かえす日:04/05/06 20:47 ID:lNbBzVQA
そいじゃー りく汁↓( ´ー`)y-~~

419 :なまえ_____かえす日:04/05/06 21:29 ID:cXNIhy7K
それじゃあリクエストを

「田中さん家の秘密」

420 :なまえ_____かえす日:04/05/08 16:07 ID:ctGCXO4z
田中さん家の秘密

よいか息子、心して聞け。
お前ももうすぐ義務教育を終えることになる。
ということは、一歩大人の仲間入りをするということだ。
お前にこの田中家の秘密を明かそう。
おい、こら、逃げるな。
うっとおしい話しは聞きたくない?
耳を塞ぐんじゃない。
どうせくだらない話しなんだろうって?
聞かなくてもどうってこたない、いや聞かないほうが幸せな話しなんだろうって?
しかし人間は、真実から目を背けるわけには、いかんのだ。
そしてその運命からは、逃れられんのだ。
これは田中家の男子代々に伝わる、いわば宿命である!
よいか息子よ、よく聞け。
いやその目を見開いて、しかと見よ。
場合によっては、頭をまるめて出家せよ!
この姿の父は世をはばかる姿!
これが真実の父の姿だ!

ったく親父もうざいよなあ。
親父がハゲランスつかってることも、ワカハゲの家系だってのも、よーく知ってるっての。
親父、気にしすぎなんだよ。
CMじゃあるまいし、ハゲらんす使うだけで、会社で実力が認められたり、女にモテたりするわけねーじゃん。ってか、出世しないのやモテないのをハゲのせいにすんなよな。
え? 俺? ああ、バンドでよろしくやってるよ。
スキンヘッドで。

421 :なまえ_____かえす日:04/05/10 00:01 ID:z4yGaYGb
>>420
ヤベェ、腹筋千切れそうなくらいワラタw
頭の中にありありと親子が会話している姿が浮かんでくるよw

422 :なまえ_____かえす日:04/05/13 23:38 ID:uUiicALv
>>422
親父さんめ、いい息子を持ったじゃないか、うらやましい。

423 :なまえ_____かえす日:04/05/21 21:00 ID:TE2zvx6I
*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*
            2ちゃんねるクラシックプロジェクト

     2chクラシックプロジェクトでは、演奏曲の投票実施中です
     おまいら、http://www.geocities.jp/clapro2ch/ で投票しる!!

 ▽この投票で票数が最も多かったものをメイン曲とひとまず決定します

 ▽投票期限は【5月22日 25時(=23日1時)】ガンガン投票しる!

 ▼本スレはこちらです。
     http://off2.2ch.net/test/read.cgi/offmatrix/1084787507/
+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+*+

424 :なまえ_____かえす日:04/06/10 12:31 ID:D3DX3eWw
アゲマス

425 :なまえ_____かえす日:04/06/23 14:22 ID:4OY0JJMo
良スレあげ

426 :70:04/06/24 19:43 ID:0vbDw1Fj
お題に答えるヤツが今いるのかな?
俺はやらないよ。

427 :なまえ_____かえす日:04/06/24 22:38 ID:TxVVgHcp
>>426
いまーす、イマース、オリマスヨー。

428 :なまえ_____かえす日:04/06/25 01:21 ID:QzHNrhGH
ヤル。

じゃ御題お願いしまっす。


429 :70:04/06/25 05:21 ID:x7LIdN1/
夏 花火 雪だるま  
の三題話をリクエスト

430 :なまえ_____かえす日:04/06/25 20:32 ID:siIR9El0
427,428と別人だけど
450ゲット、、していいかな?

「約束」
ある朝起きると、お庭がミルクの海になってたんだ。
いや、雪だ!雪だ!!


僕は早速雪ダルマを作ったんだ。
ちいさくて、可愛いやつ。
一人じゃ寂しいだろうから、友達も作ってあげよう
と思って、僕は2つ目を作り始めた。

最後に、目になる木の実をくっつけ時だった。

雪ダルマが。
ピョーンと跳ねたんだ。
そして、喋りだしたのさ。

「やぁやぁ。僕にも友達ができたぞ!やっほい!」
「あらあら。私、お友達がいるのね!やっほい!」

その時の僕の顔をみたら、
みんなビックリしただろうな。
目がまんまるくなってたと思うんだ。

「どうして?どうして?きみたち、喋れるの?」

「雪ダルマだって、雪の子だい!喋れて何が悪い!」

「でもでも、僕しゃべる雪ダルマなんて、聞いた事ないよ」

「それは、一人だからさ。雪の子はとっても寂しがりやだからね。
お友達を作ってもらうと、嬉しくて嬉しくて、喋りだしちゃうんだ!」

それから、僕達は色々な話をした。
雪の子の、空の上での生活。空から降ってくるときの気持ち。



431 :なまえ_____かえす日:04/06/25 20:34 ID:siIR9El0
「空にいるときね、地上にいったら見たいねっって言ってたのがあるんだっ」
「ねっ。地上では、大きなお花がお空に咲く事があるんだよねっ」
「でも、そのお花は暑い時しか咲かないから、みんなは見れないって言うんだ……」

二人はしょんぼり。

「きっと、それは花火だよ。確かに、冬にやる人ってあまりいないなぁ。夏じゃなきゃ。」
僕もしょんぼりしながらこたえた。

「そうなんだ、、僕達、寒い時しか地上にこれないからね。」
「でも、花火って名前なのかぁ。いつかみてみたいなぁ。」


「そうだ!」
僕にあるアイディアが思い浮かんだ。
「ちょっと待っててね。」

僕は、ありったけのビーダマを集めてきた。
それを、まぁるく並べていった。

「ほら。お空には咲いて無いけど、僕からのプレゼント。」

「うわぁ。綺麗だねっ!お空に咲いてなくても、とっても綺麗だぁ」
「ねっ!すごぉい。キラキラしてて、色んな色がついてて、綺麗だねっ!」


二人は、しばらくすると
僕の「ビーダマ花」をみながら静かに溶けていった
溶けたといっても、
「お空に帰るだけだよ!」
「来年、またここに降りてくるからねっ!」

と、二人が約束してくれたから僕は全然悲しくなかった。
僕も約束した。
来年の雪の日。また雪ダルマを二つ作る事。
また、「ビーダマ花」をみせてあげる事。

おしまい

432 :なまえ_____かえす日:04/06/25 23:13 ID:LfB/CKdf
ホンワカ

433 :70:04/06/26 03:33 ID:w3l2rExf
ほのぼの

しかし予算の都合で冬に花火大会をする俺の町って・・・・・・

434 :なまえ_____かえす日:04/06/28 02:04 ID:vCCbKSS1
Σ (゚Д゚;) マジで!?
うちは花火大会さえないさびれっぷりダケドナ

・・・冬の花火、美しいかも
しかし見てる方は寒いな。暖かいとこなのか?


雪の上に広がるビー玉の花、綺麗だな。

435 :なまえ_____かえす日:04/06/28 15:06 ID:H1jiGCUz
短いながらも心暖まるストーリーだね。
雪だるま作れるほど雪降らないとこに住んでるから憧れる。

436 :なまえ_____かえす日:04/07/02 17:32 ID:iBCl5vr5
あげー

437 :433:04/07/03 04:28 ID:tVzOUciG
確かに雪はめったにふらないね。
クリスマスにあわせた夜イベントだよ。

438 :なまえ_____かえす日:04/07/07 10:24 ID:q8fqOYoL
さあお題を。↓

439 :なまえ_____かえす日:04/07/07 18:06 ID:qb7Jyc0E
じゃ、七夕にちなんだ話をお願い。

440 :なまえ_____かえす日:04/07/10 18:11 ID:fBHyPu0v
七夕。
願い事を短冊に書いて、天の川をみあげて
ひこぼしとおりひめを探す日。

僕が楽しみなのは、そんな事じゃない。
七夕の日、給食に豪華デザートがでるのだ。
去年は、星型を模ったゼリーの中にふわふわの
ムースが入ったやつだった。
そして、今年。
今年は去年までと違う。
なんてったって、町一番のお菓子屋「ぽっぽ」
の娘さんが、給食のおばさん、いやお姉さんとして
入ったからだ。
噂じゃ、今年のデザートは「ぽっぽ」直伝の技を
駆使した、スペシャルなデザートになるそうだ。
「ケーキかな?」
「いいや。ぽっぽといえば、プリンも美味いよ」

みんなは、あれこれ噂した。

それは、7月6日。七夕の前の夜だった。
僕は、明日テストで使う縦笛を取りに
学校へ行った帰りだった。
周りは不思議と静まり返って
星はきらめき、月の光がやさしく降り注いでいた。

川岸をぷらぷら歩いていると、
向こう岸で、何か腕をあげたりさげたりしている人の姿がみえた。
近づいて見てみると、ぽっぽの娘さん、給食のお姉さんだった。

「なにしてるの?」

と、喉まででてきた言葉を僕は飲み込んだ。
こんな遅くに出歩いて、怒られるのも嫌だったし
それよりも、お姉さんの行動に目を奪われたからだ。

441 :なまえ_____かえす日:04/07/10 18:12 ID:fBHyPu0v
お姉さんは、虫取り網みたいなのを持って、
川の表面をザーーっと撫でるみたいにして
何かを掬い取った。
確かに、そこには何もなかったのに。
水面にうつる、星影しかなかったのに。
網は、キラキラ光る星でいっぱいになった。
お姉さんは、歌をうたっていた。

「キラキラピカピカお星様、混ぜて流して織り込んで♪
おいしいお菓子はいつできる?いつできる?」

次にお姉さんは、月の光りが辺る所にいった。

「るる♪寄り道お月様、天の川と混ざればミルク色♪
まっすぐお月様は、コガネ色♪」

そう、お姉さんが歌いながら手をくるくると回すと
一つの器にはミルク色の月の光が、本当のミルクみたいに降り注いだ。
もう一つの器にはコガネ色の月の光が、細い細い糸みたいになって
サラサラと落ちていった。

「るる♪ぽっぽの娘は給食のお姉さん♪皆がまってるおいしいデザート♪」

そういうと、お姉さんは集めた星と月を持って
どこかへ行ってしまった。

今のは、なんだったのだろう。
僕は、頭がボウっとしてしまった。
きっと、明日の事で頭がいっぱいなせいだ。
僕はそう言い聞かせた。


次の日。
朝から、デザートの事でみんな頭がいっぱい。
4時間目なんて、ボーっとして先生に怒られる子が6人もいた。

そして、給食。
給食室にいくと、デザートらしきものは全然見当たらなかった。
給食のおばさん達にきくと、
「みんなが食べ終わったあと、みんなで食べるのよ」
と、言っていた。
やっぱり、今年は違う。




442 :430:04/07/10 18:13 ID:fBHyPu0v

みんな、その日は早食い競争でもしてるみたいだった。
早く、デザートが観たかったのだ。
そろそろ、皆食べ終わった頃。
校内放送が流れた。
「皆さん。体育館に集合してください」

体育館にいくと。
僕は、昨日の事をいっぺんに思い出した。
長い、長い、天の川があった。
いや、天の川ゼリーだった。
ミルク色のゼリーの中に、キラキラ星型のお菓子がはいっていて
上には、水あめで作った綺麗な織物みたいな細工がかかっていた。

ゼリーは、とっても甘くてとろけそうで
みんな、ほっぺたが落ちそうなくらいだった。
中のお菓子は、食べるとシュワシュワと不思議な音がして
はじけていった。
上の飴細工は口にいれると、サラサラと喉をおりていった。

お姉さんをそっとみると、
ニコニコしながら、夢中で天の川を食べる僕達をみていた。
僕はそっと抜け出してお姉さんの所へいった。
「ねえ、お姉さん。」
「あらあら。早く食べないと、なくなっちゃうわよ」
「昨日、川原で何かとらなかった?」
「いいえ。私は昨日、今日のデザートの下ごしらえに大忙しだったのよ」

なんだか、僕ははぐらかされたような気がした。
その時、なにかキラキラと光った。
「あっ!月の光がついてる!!」
一筋の、月の光でできた糸が、お姉さんの髪にひっかかってた。
「あらあら。水あめ、ついちゃったのね。」

お姉さんは、そういってクスクス笑った。


僕は、結局昨日の事が本当なのか夢なのか
よく解らなかった。
でも、どっちでもいいんだ。
デザートはとってもおいしかった。

その夜、学校のみんなは揃って不思議な夢をみた。
お腹から、吹き出す天の川と、星達のダンス。

ーーーーーー
2回連続になってしまうので、様子をみてたのですが
我慢できなくて書いてしまいました。
なんだか、オチを考えないで書き始めたので
話しがめちゃくちゃです。


443 :なまえ_____かえす日:04/07/12 10:23 ID:6x7/O8wK
下がってるから気づかなかった。
すごいイマジネーションだ。星のきらきらと蕩ける甘さで目がくらみそうな。
なんていうか、子供の夢の極致ですね。 GJ!

444 :なまえ_____かえす日:04/07/13 21:22 ID:ggFm4pGF
なんてうらやましい小学校なんだ!!

スゴイ美味しそうだ。ほんと美味しそうだ。

445 :21=:04/07/23 17:09 ID:GWl66rAb
ご報告

児童書じゃない本を出すことになってしまいました・・・・・・・・・・(藁
なんだかなー。
しかしこれを足がかりにするぞぉ!

446 :21=:04/07/23 17:10 ID:GWl66rAb
ゴメソ あげちまった。

447 :なまえ_____かえす日:04/07/23 17:58 ID:SmHVkHSX
>>445
オバカー( TロT)
楽しみに待っていたのに・・・グスン。


発売したら教えてね。
タイトル恥ずかしかったらISBNでもオッケェヨ。

448 :なまえ_____かえす日:04/07/24 08:19 ID:WEkRLIVj
21さん、貴重な第一歩オメ!
ところで話それるようだけど、21さんはどんな人に挿絵を描いてもらいたいの?


449 :なまえ_____かえす日:04/07/24 11:53 ID:viKmES9X
21さんおめ。
9get。テーマは「はじめて自分で書いたお話」でよろ。
書かなくても、作ったお話、でもいいです。

450 :なまえ_____かえす日:04/07/29 23:58 ID:l1drjc2W
=============================

少年は、足元から這い上がってくる震えを止めることも出来ず
腰に帯びた小さな剣の柄を握り締めた。
眼前には、はるか遠くまで続く高い壁がそそり立っている。
石造りの巨大な門は閉ざされていた。

少年は、地平線まで埋め尽くす戦士達の、最前列に立っていた。
これから門を破り、最後の戦いに挑もうとする人間達の、
先陣を切ることになっていた。城壁の内に入り、門を開けることが彼の役目だった。
彼はずっと、英雄になることを夢見ていた。自ら進んでこの役を買って出た。
しかし今、彼の全身を駆け巡るのは恐怖だ。そして・・・彼は気付く。これは、悲しみだ。

ふいに、自分は死ぬだろう、と彼は理解した。敵将の首を取るのは自分ではない、
と分っていた。そして彼の後ろにひしめき合う兵士たちの多くが、
何千、場合によっては何万が、敵の魔力によって殺されることが分かっていた。
しかしこの戦には勝利する。ひとりの英雄の手によって。
類まれな能力と、運とを併せ持つひとりの若者の手によって。
そう定められているから。そして、ひとりの英雄が存在するためには
それ以前に失敗を重ね、命を投げ出す何万の兵士たちが必要なのだ。

自分は英雄ではない、と胸に張り裂けそうな痛みを伴いながら彼は知った。
物語のからくりを理解してしまった。
自分は英雄の物語の一粒の文字なのだと気付いてしまった。

男たちのどよめきが、ときの声に変わる。弓弦が、楯が鳴る。
少年ははっと我に帰る。もう一度剣の柄を握り締め、そして離した。
この物語を最後まで見届けたかった。それを願っていた。
しかしそれは叶わないことだ。

そして少年は、ぐっ、と歯を食いしばると顔を上げ走り出した。
自分が担うべき役割のために。

=============================


・・・これは、子供のとき見た忘れられない夢の話でした。
目を覚ましたら泣いていた。滅茶苦茶だけどなんかリアルだった。
雲ひとつない抜けるような青空を、吹き抜けた乾いた風を、黄色い大地を覚えていた。
物語を担う、名もない兵士の悲しみを味わってしまい。
そして、自分の中に初めて「物語」が息づくことを意識した経験でした。
書いた、作った「物語」というのでなくて・・・すみません。

21さんおめでとうです。すごい!児童書も楽しみにしとりますよ!

451 :なまえ_____かえす日:04/07/31 07:55 ID:ixEIkVSB
お題と作品の時は上げよーよ。
でないと沈んじゃうから。

452 :なまえ_____かえす日:04/07/31 07:57 ID:ixEIkVSB
450さんいい感じ。
これを子どものころに見たっていうことに、戦慄さえ感じるよ。
きっと子どものころから鋭い感性を持ってたんだね。

読みごこちもいいし。

453 :とてた ◆0Ot7ihccMU :04/07/31 09:12 ID:boYg9QUI
>>450
リアル(?)「弟の戦争」ですね。

454 :なまえ_____かえす日:04/07/31 13:29 ID:WEIQCu9u
確かに、はじめて自分で「作る」物語って夢かもしれないなあ。

455 :なまえ_____かえす日:04/08/03 19:36 ID:mH94SuyB
でも夢ってえてして不条理ですよね。(苦笑)
私が見る夢は大抵笑うせえるすまんに鎌持って追っかけられる夢です…。
怖いんですよね。

456 :なまえ_____かえす日:04/08/04 00:44 ID:MzJNuMMe
鎌ってw 怖いヨ
不条理だよなあ夢。

目が覚める寸前まで色んなことを知っていた気がするのに
目覚めた途端にしゅわーっとすごい勢いで記憶が抜けてくわ。
なんかもったいないなーといつも思う

457 :なまえ_____かえす日:04/08/04 16:47 ID:r81iWUce
そうそう、勿体無い。
夢を記録する機械とかあったら良いのに。
精神分析とかにも役立ちそうだし。

458 :なまえ_____かえす日:04/08/04 21:36 ID:MzJNuMMe
自分は目覚まし時計の音で夢全部持ってかれてるような。
自然に目が覚めて、夢を反芻する時間があれば忘れないのかもな。

寝起キノ悪クテ・・ |||orz 無理ポ


じゃ、御題宜しくー ↓

459 :なまえ_____かえす日:04/08/04 21:57 ID:5u7As7yo
お題

「目覚まし時計」+「夏休み」でよろ

460 :なまえ_____かえす日:04/08/06 08:03 ID:NziEeqp2
じゃ,いきます。

「起きなさい,太郎,起きなさい!」
ママの大きな声で目が覚めた。
ママはすごく怒ってる。
「今日はパパの家に行く日でしょう。早く起きてって,昨日あれほど言ったでしょう。
目覚まし時計はどうしたの!」
ぼくはいつも目覚まし時計でひとりで起きる。
ママはぼくが起きる前に仕事に行くからだ。
だけどもう,夏休みに入って一週間。
学校がないから朝早く起きなくなっていた。
だから昨日の夜も目覚まし時計をかけるのを忘れてしまったんだと思う。
「ほら,はやくしたくして!」
ママはぼくのパジャマをむしり取り,Tシャツを頭からかぶせて首をひっこぬいた。
ぼくがそでに腕を通す間に,靴下とズボンをタンスからひっぱりだす。
「はやくはやく! ママ仕事に遅れちゃうじゃないの!」
パパがこの家に帰ってこなくなってから,ママは「はやく」と「仕事」しか言わなくなった。
パパと出かけるときにお化粧したママはあんなにきれいだったのに,
会社に行くために化粧してるママの口紅は,なんだかぎらぎらしていて怖い。
「ああもう!」
ママはぼくを車の助手席に放り込んでから,乱暴に車を発進させた。


461 :なまえ_____かえす日:04/08/06 08:03 ID:NziEeqp2
車に乗ってしばらく行くと,海が見えてくる。
海を見たママが,急にふんわり笑った
「もうじきパパの家だからね。ついたら朝ごはん,もらおうね」
車はパパの家の庭先にすべり込む。
家の中からおばあちゃんが迎えに出てくる。
おばあちゃんちはとても広い。庭も家も,とても大きい。
ぼくとママもこの家に引っ越してくれば,パパといっしょに暮らせるのに。
「おばあちゃん,おはよう」
「いらっしゃい」
「ぼくおなかすいちゃった。ごはんごはん!」
「はいはい。ふたりぶんなんてすぐだよ」
にこにこするおばあちゃんとは逆に,ママはしょんぼりする。
「すみません,わたしは仕事がありますから」
「……そうかい,済まないね,苦労をかけて」
「いいんです。この家でなら,あの人はゆったりと暮らせますから」
ママの車が去っていく。



462 :なまえ_____かえす日:04/08/06 08:04 ID:NziEeqp2
「ごはんが出来るまで,パパのところに行っておいで」
言われたとおりパパが寝ている座敷に行く。
パパは布団の上であおむけになって天井を眺めている。
「さとるくん,遊びに来たよ」
パパはママの家に帰ってこなくなってから,パパって呼んでも返事をしない。
パパは自分がぼくのパパだってことがわからなくなってしまった。
パパはぼくのことを同じ歳の友達だと思っている。
脳みその中に血があふれて,パパはいっぺん死にかけた。
目は覚めたのに,心は目覚めない。
パパの心は小学生の時まで時間が戻ってしまった,ってママが言ってた。
だから小学生の時暮らしていたこの家でないと,パパはもう暮らせない。
体もずいぶん利かなくなってるから,心に負担をかけたくないんだって。


463 :なまえ_____かえす日:04/08/06 08:05 ID:NziEeqp2
夜遅くに,ママが迎えに来た。
すぐ帰るのかと思ったら,朝になってから帰るという。
「……仕事おくれるよ?」
「朝早くなら大丈夫。夜だと海が見えないんだもん」
「どうして海見たいの? 海は仕事より大事なの?」
ぼくは仕事より大事じゃなさそうなのに。
ママはまた,ふんわり笑った。
「パパとね,海の見える道をドライブしてるとき,
太郎が初めてママのお腹の中でうごいたの。
だから海を見るとね,そのときのこと思いだしてママとってもしあわせなんだ。
ママお仕事するの好きじゃないけど,海見るとまたがんばれるの。
ああ,ママには太郎がいるもんなー,って」
「ぼくがいるからお仕事しなきゃいけないの?」
じゃあぼくのこともこの家においてけばいいのに。
「お仕事はごはんのためだよ。でも太郎がいないんなら,ママごはんなんかいらない」
ママはぼくをぎゅーってした。
そのまま眠ってしまいたかったけど,ぼくは思いきって口を開いた。
「目覚まし時計,つけなくちゃ」
それで早起きして,ママと海を見るんだ。
そのためになら,ぼくは夏休みでも目覚まし時計をつけよう。



464 :なまえ_____かえす日:04/08/06 22:56 ID:cugvH64P
(TДT)・・・


ああ、いいなあ。
さみしいけど、切ないけど、愛があるなぁ。

465 :とてた ◆0Ot7ihccMU :04/08/21 20:47 ID:BfVX4ALT
>>464
同感です。
お母さんの切なさが…。

466 :なまえ_____かえす日:04/09/13 10:10:40 ID:9goa4de8
盛り下がりすぎ。



467 :なまえ_____かえす日:04/10/04 10:31:38 ID:sjJ3J8uE
467か、age

468 :なまえ_____かえす日:04/10/04 16:50:57 ID:M3kk3jdr
すげえ・・・。おもしれえ!!!!
初めてきたけど、こんな良スレがあったとは!

469 :なまえ_____かえす日:04/10/05 09:45:35 ID:2LARPuRw
 でも、21サンがこなくなってからは、低調ですよ。ぐすん。

「帰る」と「ネコ」で、ホラーおねがいします。


470 :なまえ_____かえす日:04/10/06 00:00:21 ID:WjJB6/sZ
>>469
21サソ、今頃作家になっちゃったのかな・・・
追いつくっ、って行っておいて余計とうざかってるよ割れ。orz

471 :なまえ_____かえす日:04/10/06 00:01:01 ID:WjJB6/sZ
「とうざかってる」ってなんだよ!
「遠ざかってる」だよ!orz

472 :なまえ_____かえす日:04/10/06 20:49:44 ID:cy1X/bOc
 今気づいたけど、21さんの書き込み、長い話の途中が1つ消えちゃってるのね。


473 :なまえ_____かえす日:04/10/08 07:35:59 ID:enJPFm3z
0取った人、ゆっくり書いてるのかな?

474 :なまえ_____かえす日:04/10/08 09:45:49 ID:UgplhSWN
>>473
素で気付いてなかったヨorz
ちょっとまっててね。

475 :なまえ_____かえす日:04/10/09 02:59:44 ID:BRFyzUAX
6年生の聡はともかく意地悪だった。特に同じクラスの
近所にすむみち子という女の子にでっちあげの怪談話などを話し、
その怖がりようを楽しんでいたのだ。
「なぁ、この学校の校庭には、なぁ?水色の猫がいるんだよ、
 そんでなぁ、下校時刻をすぎても帰らないと。
 それは、それは、とぉっても恐ろしいことが起こるんだと」
もちろんそんなものは聡のでっちあげ。でもそうとは知らない
みち子は、顔全体を涙でぐしゅぐしゅにして怯えて震えていた。
その姿を思い出すと、聡は腹を抱えて笑ってしまうのだ。
しかし、次の日の放課後、聡は見てしまう。
学校の校庭の真ん中、水色の猫がいるのだ。形は猫だ。
全身が水色で二つの目だけが紫に光っていた。
しかし、聡は全く信じてなかった。もともと自分が作った話だし、
あんな変な色の猫がいるとは信じていないようすで、思い切りその猫を蹴飛ばしてしまった。
そんな事があってからも、みち子に対する意地悪は続いた。
それと同時に、校庭の異変も続いていった、水色の猫が増えているのだ。
信じていない聡にとって、それはどうでもいいことだったが。
確かに数は増えている、2匹が4匹、4匹が8匹と着実にその数を伸ばしていた他のある。
そして、ある日、それは聡を襲ったのだ。
水色の猫たちは迅速であった。聡を遅い、全身を引っ掻き、噛み、
そして、最終的には聡がこの世にいた痕跡すら残さずに、
消してしまったのである。もう聡はいない。
何故、聡の作り話であったあの水色の猫が、目の前に現れ、
そして聡を消してしまったのかは、分からない。
しかし、みち子は窓の外を眺めてニヤリと笑い、足早に自分の家に帰っていく姿を
担当の教師は目撃していた。

あのいやらしい笑顔は教師の脳裏にしっかりとやきついたことだろう。

=================--
ムズイorz

476 :ERROR:referer情報が変です。(ref1) :04/10/09 03:15:38 ID:VQhsZZ8y
>>425
気持ちわる〜!(>_<;

477 :なまえ_____かえす日:04/10/09 09:01:17 ID:M/edMDrP
こえーよっ!(GJ

478 :なまえ_____かえす日:04/10/11 17:43:33 ID:MbexsfuA
>>425
うお〜!!!!!!!!!!
こわ・・・。すげえよ。

479 :なまえ_____かえす日:04/10/11 19:11:58 ID:MbexsfuA
>>425
お疲れ!なかなか怖かった。 もはや児童文学ではないな(w
さて、お題を決めさせてもらいますよ。
「もんしろちょう」と「空」でよろしく。

480 :なまえ_____かえす日:04/10/11 19:40:52 ID:pC3VQscG
みんな上手いな〜

暇だったらコッチにも来てあげて下さいw
http://book3.2ch.net/test/read.cgi/juvenile/1092283054/l50

481 :なまえ_____かえす日:04/10/11 20:11:00 ID:5eEVfPJj
>480

0取ったんだから、書いてねヽ(´∀`)ノ

482 :なまえ_____かえす日:04/10/11 20:16:10 ID:wbs9p/0+
>>480
実は住民が被っている罠。

483 :480:04/10/11 20:20:02 ID:pC3VQscG
ああ、ホントだw何も考えてなかったら…w
書くのでちょい時間下さいませ!

484 :480:04/10/11 22:44:52 ID:pC3VQscG
僕の幼馴染のともこは空を眺めるのが好きだった。
ともこの印象と言ったら、ボーっと空を眺めてばかりの女の子だと僕は思う。
何がそんなに面白いのかと、前に聞いたことがある。
ともこは「空にはね、色んな顔があるんだよ」と言った。
たしかに青空の時もあれば、雲がたくさんの時だってある。
雲なんて見た日には、どれもこれも一緒で面白くない。
所詮空は空だ。いつだって見れるし、僕は短時間で飽きてしまう。
ともこの真似をして、寝転がりながら天気の良い日に空を眺めたことがあったけど、
僕はいつの間にか寝てしまった。はっきり言って僕には退屈だった。
じっとしているより、友達と鬼ごっこしたり虫を捕まえたりしてる方が僕は好きだ。
だから僕は「お前の趣味って変なの。だから友達が出来ないんだ!」そんなことを言ってしまった。
ともこは身体が弱いから、友達は少なかった。
友達を作りたくても学校へはあまり行けないから、仕方がない。
それは分かっていたけど、思わず口から飛び出してしまった。
その時のともこは、寂しそうに笑って何も言わなかった。

485 :480:04/10/11 22:46:01 ID:pC3VQscG
僕はともこにもんしろちょうをあげることにした。
小さい虫かごの中に入れておくのは可哀想だと言われるかとも思ったけど、
僕はこの前言ってしまったことの謝罪を込めて何かプレゼントをしたかった。
「可愛いね、どうしたの? このもんしろちょう」
ともこは嬉しそうにもんしろちょうを受け取ってくれた。僕も嬉しくなった。
「熱が下がらなくてしばらく外へは出れないって、おばさんに聞いたから…退屈かと思って」
事実ともこはここ一週間ほど学校を休んでいた。
「熱って言っても微熱だから大丈夫だよ」
ともこはそう言って、虫かごの中のもんしろちょうを眺めていた。
どうやらとても気に入ったようだった。
何故かそのもんしろちょうと、ともこが似てると僕は思った。

数日後、ともこのおばさんから電話があった。ともこの身体の調子が良くないから、
明日から入院することになったと聞いて、僕は慌ててともこの家へ向かった。
「あ、翔くん!」
ともこはベッドから身体を起こし、嬉しそうな顔で僕の名前を呼んだ。
思ってたより元気そうで僕はホっとした。
「駄目だよ、寝てなきゃ。明日から入院って…」
「みんな大げさなんだから。私は大丈夫だよ。でもね…」
そう言ってともこは、かごの中のもんしろちょうを見た。
「この子のお世話出来そうにないから、私が元気になるまで面倒見て欲しいの」
「もちろん構わないよ」
僕は虫の扱いには慣れているし、頷いた。ともこは安心したようだった。

486 :480:04/10/11 22:47:05 ID:pC3VQscG
ともこが入院してから二日後、僕は宿題に追われていた。
先生が国語の宿題を山ほど出したのだ。
今日はともこのお見舞いへ行こうと思っていたのに、どうやら行けそうにない。
僕は頭をかかえながら宿題と格闘していた。
あまりの量の多さに僕はうんざりだった。ノートを投げ出し、持っていたえんぴつを噛んだ。
そしてともこから預かった机の上に置いてある虫かご――もんしろちょうを見た。
僕は思わず加えていたえんぴつをポロリと落とした。
今日の朝まで元気だったもんしろちょうが、ピクリとも動かない。
慌てて虫かごをつついてみたけど、何の反応もない。
僕は思わず虫かごを激しく揺さぶった。
もんしろちょうは羽を広げることはなかった。

しばらくすると家の電話がなった。
それはともこが亡くなったという知らせの電話だった。

487 :480:04/10/11 22:47:44 ID:pC3VQscG
僕はぼんやり、空を眺めた。
空を好きだといったともこはもういない。
あのもんしろちょうも、ともこと同じ日にいなくなった。
涙が溢れた。泣かないって決めていたのに、僕は声を出して泣いた。
空を見るたび、ともこを思い出す。僕は空が嫌いになりそうだと思った。

泣きつかれた僕は、空を睨みつけるように顔をあげた。
大嫌いだと叫んでやろうかと思った。
僕は思わず目を見開いた。空には白い雲が僕の上に浮かんでいる。
雲はいつだって見れるし、驚くことじゃない。
けれど、その雲は”もんしろちょう”の形をしていた。

『空にはね、色んな顔があるんだよ』

ともこの言った言葉の意味が、初めて分かった気がした。


僕は今日も、空を見上げる。
悲しくなるためじゃない。空の色んな顔をみるために―――


+++

意味不明…。スイマセン(ガタガタ

488 :なまえ_____かえす日:04/10/12 02:14:37 ID:cXEInfyT
なんか泣けた。

やさしい話を書くね。とてもきれいな空が見えた。

489 :なまえ_____かえす日:04/10/12 05:19:44 ID:+IMk7t5z
次のお題

「不思議な珊瑚礁(さんごしょう)」で

490 :なまえ_____かえす日:04/10/13 00:47:54 ID:u/8TS0Ho
>488
ありがd!勿体無いお言葉を…
なんか今読み返してみたら文章めちゃくちゃで驚いたw
書き終わった後って麻痺してて気付かないモンだね…

そしてやっぱここは凄いなーと思うのが感想でも、綺麗な感想を書くなぁって。
和みました。<とてもきれいな空が見えた。

491 :なまえ_____かえす日:04/10/13 00:50:46 ID:u/8TS0Ho
ああ、またやっちまった!
連続投稿しても大丈夫なのかな…?
一応挑戦してみますが、他に書きたい方がいたら是非

とりあえず今日は寝ます。オヤスミ

492 :なまえ_____かえす日:04/10/13 05:47:27 ID:SXMCZ4Af
いっそ「連続投稿すると、プロ作家になれます」

 というジンクスを成立させてくれ。


493 :なまえ_____かえす日:04/10/18 03:24:31 ID:oQul9VMt
>>491
割れもかいていますが、月末まで掛かりそうなヨカーン
>>491サソのを読んでみたいのでつっ

494 :なまえ_____かえす日:04/10/19 00:37:09 ID:bTsZ4ZWC
>>492
自分にゃ無理だwけどそんなジンクスは素敵だな…

>>493
お、是非読みたいです。お題がイイ感じだから色々広がりそう。
折角ゲトしたので自分も書いてみますわ。
しばしお待ち頂けると嬉しいです。

495 :なまえ_____かえす日:04/10/25 19:49:40 ID:CM/kvkMP
で、どうなった?

496 :493:04/10/30 01:58:02 ID:eLw1LkX4
本当に月末まで掛かってしまった…orz

「ふしぎなさんご」
アメリカのフロリダ州にアオミドリという博士がいました。
あたまの中はさんごだらけで、まさにさんごの博士になるべくしてなったような
人です。でも、その研究内容は酷いものでした。「スポンジケーキが作れるさんご」
だとか、「アンテナのかわりになるさんご」だとかロクなものがありません。
でも、自分の娘の為に博士はがんばりました、何ヶ月も前から準備をして、
彼女が大好きなウスベニアオイににた花のようなものを咲かせる
新種のさんごを発見したのです。しかもそのさんごの名前には娘の名前が
入っているのです、娘にとってこれ以上嬉しいことは無いはずでしょう。

このさんごを発表会に出せば、博士は有名になれたはずです。
でも、今もこれから先も、アオミドリ博士がこのさんごを発表することはありませんでいした。
このさんごは、娘にプレゼントされた、とても不思議ですてきなさんごなのですから。


======
実は長いのも作ったのだが、そんな長くは
書き込めないことを忘れてて撃沈orzアップローダいいとこありますでしょうか。

497 :なまえ_____かえす日:04/10/30 08:01:04 ID:/3g3LI/Q
分割して書き込めばいいんだよ

498 :493:04/10/30 13:20:17 ID:eLw1LkX4
>>497
ソレダッ!

orz

499 :なまえ_____かえす日:04/10/30 13:23:37 ID:+E10Le3t
あの坂をのぼればを再読したい人に

杉みき子「小さな町の風景」を図書館で探しましょう

500 :なまえ_____かえす日:04/10/30 14:03:30 ID:dj3CUaOH
500GOT!!!!

501 :なまえ_____かえす日:04/10/30 14:05:33 ID:/3g3LI/Q
>500

おまえ、「小さな町の風景」でなんか書けよな!(笑

502 :なまえ_____かえす日:04/10/30 14:06:27 ID:VtNgXrWA
ん?この場合、>>500さんが「小さな町の風景」で何か書くと言うことでFA?

503 :なまえ_____かえす日:04/10/30 15:56:37 ID:/3g3LI/Q
ただのGET屋で気がつきもしない可能性も高いわけだが

504 :なまえ_____かえす日:04/11/14 00:17:53 ID:1ASRkd0d
>いつもお世話になってるこのスレの皆様ゑ

明日、文学フリマで本だしまつ、
・・・よかったらいらしてくださいませ(´・ω・`)ショボーン

505 :なまえ_____かえす日:04/11/14 20:15:26 ID:YnFVC9uS
「小さな町の風景」
自転車で通えるって理由で選んだ高校
後悔するのは寒くなり始めたこの時期
風景のきれいな季節なら
早めに出かけてゆっくり走ってみたりもするけど
11月以降はそんな余裕は全然ない
猛スピードで学校まで行く
曲がるときもスピードを落としたりしない
朝、信号待ちのとき隣のおじさんが話し掛けてきた
「短いスカートで寒くないの?」
寒いよ。寒い。
しかもストッキング禁止でソックスだけだしさ
そんな冬になりかけのある日
猛スピードで走る自転車の前に突然スズメが舞い降りてきた
私はびっくりして急ブレーキをかける
良くみるとそれはスズメじゃなくてほんのり色付いた葉っぱだった
上を見上げると紅葉しかけの紅葉が私と空の間に壁を作っていた
手入れの行き届いた小さな庭の庭先に紅葉が植わっていたのだ
毎朝通っていたのに全然気付かなかった風景
これからはこの紅葉の色の移り変わりを楽しみに通おう

お題に沿っているのかどうか微妙…
久しぶりに覗いたらちょっと寂しげな雰囲気(´・ω・`)ショボーン

506 :とてた ◆0Ot7ihccMU :04/11/15 22:57:35 ID:VhgK/STY
>>505
季節にはあってますよ。

とはいえ新聞投稿のエッセイのような感じも。

507 :なまえ_____かえす日:04/11/16 02:15:52 ID:cdFJ84im
さみしいのイヤだからにぎわいにもう一本。

「小さな街の風景」
僕の街は小さな街。
大きくなったら工場かスーパーで働くしかない。
だから僕は学校へ行くのをやめた。
工場もスーパーも嫌いだから。
そこで働くために勉強するなんてイヤだから。
毎日部屋でプラレールで遊んでいる。
いっそこの中に入っていってしまいたい。

ある日東京の叔父さんがやってきて、僕を無理矢理連れだした。
「プラレールの中に入れてやる!」って。
飛行機乗ってモノレール乗って,駅に着いたら誰もいなかった。
怖くなって叔父さんの手にしがみつく。
誰もいないビルをいくつもつなぐ空中廊下を歩くとホテルに着いた。
ホテルの部屋の窓のカーテンを開けると……!

小さく見える新幹線が走る。モノレールが走る。
飛行機が飛び,運河を船が行く。車もたくさん走ってる。
でも窓からは人が見えない。
まるで小さな模型の街に入ってしまったみたいだ。

「叔父さん…ここはどこ? 僕は家に帰れるんだよね?」
「姉さん(僕の母だ)から聞いてるよ。あの小さな街がイヤなんだろう?
おもちゃの街に行きたいんだろう。なんでそんなこと聞くんだい?」
「だってここには誰もいないんだよ!」
とたんに父さんや母さんの顔が浮かぶ。
僕が学校に行かなくなって、母さんは笑わなくなってしまった。
友達の顔も浮かぶ。
学校に行かない僕のことを、まだ友達だと思ってくれているだろうか?
ぼくはわんわん泣き出してしまった。


508 :なまえ_____かえす日:04/11/16 02:20:16 ID:cdFJ84im
友達の顔も浮かぶ。
学校に行かない僕のことを、まだ友達だと思ってくれているだろうか?
ぼくはわんわん泣き出してしまった。

翌日は月曜日。
ホテルを出ると人がいっぱい。モノレールはぎゅうぎゅうずめ。
昨日のあの風景はなんだったんだ?
空港で叔父さんと別れるときに聞いてみた。
「あのホテルのあたりはオフィス街だから休日は誰もいないんだよ。
模型の街みたいで面白かったろう。気晴らしになったかな?
小さい街がイヤなら大きな街に出ればいいぞ。大人になるまでの辛抱だ。」
飛行機の中、僕はひとり「大人になるまでの辛抱」について考える。
だけど誰もいない街よりも、知り合いで満ちた街の方がステキに思える。
結局、僕には大きな街と小さな街のどちらがいいかわからない。
だから明日は学校へ行って、みんなにもどう思うか聞いてみようと思う。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
安易な話ですみません。
そんな私は460

509 :なまえ_____かえす日:04/11/16 20:13:43 ID:zvKmeKNv
>>506
たしかに童話っぽくないですねー
すみません
本当は逆に枯葉がスズメになって・・・
と考えていたんですがまとまらなくなってしまいました(;^_^A
ではお題を。『変わる』でお願いします

510 :なまえ_____かえす日:04/11/17 20:58:52 ID:1Vzp/yIL
510ゲット

511 :なまえ_____かえす日:04/11/17 23:26:13 ID:yVNBJ/DJ
>>510
中途半端だな

512 :510:04/11/22 12:57:34 ID:KMaB/RXY
あるところに一人の市長さんがいました。この市長さんは、たいそう
部屋の配置がえが大好きで、一週間に少なくとも8回は市長の部屋の家具を
配置がえしていました。しかしそれにもそろそろあきあき。
見てくれる人といえば、秘書の山本栄子さんだけです。
しかも山本さんはそんなに喜んではくれません。
そこで、市長さんはとてつもなく大きくてそしてすてきなことを考えつきました。
考えついたら吉日、さっそく議会に文章を提出、その考えがどれだけすばらしいか、
市議会の議員さんを半ば強引に説得し、そしてひとつの条例を作ったのです。

条例が作られた次の日から早速作業は始まりました。
まずありとあらゆる建物の下にキャタピラが付けられました。
そして、建物の一階にはまるで宇宙船ばりのコックピットが付けられました。
これらの費用はすべて市が負担しました。
そして、10月のある朝のこと、市長の号令が響きます。
「はいちがえ、かいし!」
その声と共にありとあらゆるものが動き出します。
そう、市長さんが作ったのは「まちのありとあらゆるものを配置がえする条例」だったのです!
町の配置変えは丸一日をかけて完了しました。
一見使いにくそうな配置がえですが、そこは市長さんの配置がえセンスが
いきています、絶妙なバランスで配置がえされた町はいままでとは比べ物に
ならないほど使い勝手のよい町になりました。
「はいちがえは、やはりすばらしい」
市長は満足そうにあごひげをさすっています。


でも、これで市長が満足するとは思えません。
一年中町が動いて、「地図にできない街」にならないことを
願うしかありませんね。

513 :510:04/11/22 12:59:01 ID:KMaB/RXY
遅れましたが書きました。
これが「変わる」なのかどうなのか微妙 orz

514 :なまえ_____かえす日:04/11/22 15:54:00 ID:I2jy6/Np
>510
ステキだ〜。
あらゆる建物がコクピット付き。
はいちがえ最中の街を見てみたい。

515 :なまえ_____かえす日:04/11/22 21:42:31 ID:kZur7gjP
あはは楽しい

トンデモ市長だなあ

516 :とてた ◆0Ot7ihccMU :04/12/04 11:31:14 ID:r5yaKb9L
>>512
星新一風味ですね。

517 :なまえ_____かえす日:04/12/20 17:04:21 ID:bITaiH4X
>510
郵便屋さん大変だ(笑)
住んでみたい!

518 :なまえ_____かえす日:04/12/31 09:21:52 ID:Hvkx0bQ6
大晦日なので、9番じゃないけど、リクエステウオ。
今年最後ですので振るってご参加ください(´・´ω`・`)シュモーン



お題
「猿」「去る」 もしくは 「鳥」「採り」


で、年が変わる頃に私も書きにきます。



519 :なまえ_____かえす日:05/01/01 01:47:44 ID:as4QbJmz
今年は一人かorz
さびしい・・・・
あけおめ。

自分の御題に自分ひとりで書いても楽しくないので辞めておきます。
だけど、*9なのでリク。




リクエスト
「島」と「空気」

520 :猿去るお宿:05/01/01 14:56:09 ID:rylLQbUz
>>518-519
一人じゃないよ。
ちょっと長いけど、いきます。

昔々のお話です。
向山のまた奥の山に、一匹の猿が住んでいました。
猿は、以前里で暮らしていました。
人懐っこい事が幸いして、宿の看板として
お客さんにも大評判でした。
所が、ある年に泊まった占い師が
「猿は去るとも書く。このままでは、客も
失ってしまうぞ」
と予言し、それを信じた宿屋の主人に
捨てられてしまったのでした。

猿は、元々山で暮らしていた事がありましたので
山の生活にはすぐ慣れましたが、周りの猿達は
見知らぬ物達ばかりでした。
よそ者の猿は、毎日のように他の猿に追い出され
また居場所を探して彷徨い、また追い出されるのでした。

そんな事が、何ヶ月も続いた後
やっとある場所のボス猿に認められ
猿は居場所を見つける事ができました。
ボス猿に認められたという事もあり、
次第に友達もできて、猿は毎日を楽しく暮らしました。

しかし、元々里で暮らしていた猿は
人との生活が恋しくてたまりませんでした。
もう、一緒に暮らす事はなくても
せめて、声や姿だけでもみたい。
そう考えた猿は、いつも宿の使用人が
薪を採りにきていた林へとでかける事にしました。
そこにいけば、宿の人でなくても
里の人に会えるに違いないと思ったのです。

521 :猿去るお宿:05/01/01 14:57:30 ID:rylLQbUz
猿が木の上で休みながら、人が通らないかと伺っておりますと
一人の怪しげな男がやってきました。
大きな身体に不思議な服をみにつけております。
それは、猿を追い出した占い師でした。
よりによってこの占い師に会うとは。
猿が柿でもぶつけてやろうかと、柿を手にとりました。
今にも投げつけよう、と手を振りかざしたのですが
どうも占い師の様子が変です。
周りをこそこそと見渡すと、茂みに入っていきました。
猿が不振に思って後をつけました。
占い師は、もう一度辺りを見渡すと、一枚のハッパを
頭にのせ、呪いをとなえました。
ドロンッ
なんという事でしょうか。
占い師は狸になってしまいました。
狸になった占い師は独り言を言い出しました。
「ふぅ。人の姿も疲れるわい。あの宿もあと少しの命だな。
古狸一の呪いしと言われた俺様、ゴン太郎の物に
なるのも時間の問題だな。わっははははは」
狸は高笑いをすると、
もう一度ハッパをのせて、ドロンッと占い師の姿になると
元来た道を去っていきました。

なんという事でしょう。
猿を追い出した占い師は、古狸だったのです。
宿屋の命が後少しとはどういう事でしょう。
一刻も早く、狸を追い出さなくては。
猿は山へと帰りました。
山に帰ると、ありったけの渋い柿や食べられない不味い
木の実達を分けてくれるよう、猿達にたのみました。
どうしてそんなものを集めるのか、と聞いた猿達に猿は
さっき見たことを話しました。
自分を追い出した占い師が狸だったこと。
その狸のせいで、宿屋の命が危ない事。
狸をなんとか宿から追い出そうと思っている事。


522 :猿去るお宿:05/01/01 14:57:53 ID:rylLQbUz
猿達は
「人を助けるつもりはないが、狸はゆるせぬ。
俺達も手伝うぞ」
といってくれました。
というわけで、次の日仲間の猿達と共に猿は
里におりて、宿屋を目指しました。
宿屋はかつての活気はなく、どんよりとした空気に包まれていました。
「こいつはひどい」
猿は心の中でつぶやきました。
今では、自分を追い出した事より
あの明るい宿をこんなにしてしまった事に腹がたつのでした。
「突撃ーー!」
ボス猿の掛け声を合図に、
猿達は一斉に宿屋に飛び込みました。
猿の案内で、あっちこちと占い師を探しました。
占い師は、一番奥の上客が来たときに使う部屋におりました。
猿達はいっせいにとびこむと、手にもった柿や虫食いのドングリを
狸に投げつけました。
いきなりの事だったので、狸もたまりません。
呪いを唱える暇も無く、柿の汁でよく見えなくなった目で
なんとか入り口へと逃げていきました。
宿屋の主人は叫びました。
「あぁ。猿よ。お前は最後の客まで
去らせてしまう気か」
猿は一瞬戸惑いました。
そのスキに、狸は入り口の戸をあけ、外へと飛び出しました。

ところが。

ドッシーン。
何かにぶつかって、はねかえりました。
そこには、占い師がもう一人たっていました。
宿屋の主人はわけのわからないという顔をして
オロオロしています。
「やぁ。古狸め。よくも私の姿で悪さをしてくれたな!」
占い師は、札を取り出し、なにやら呪いを唱えました。
あっというまに、狸は元の狸の姿に戻ってしまい、
その場にバタリと倒れてしまいました。

「猿達よ。よくやったな。
お前達がいなかったら、間に合わなかったかもしれん。
昔から猿は災いが去る、という事で縁起が良い動物だからな。
何があったかは知らないが、今回は言葉の通り、
猿が災いを去らせたようですな」


その後、妖気を失った狸は山に帰り
宿屋は少しずつ、以前の活気を取り戻していきました。
猿は今回の事で主人にとても感謝され、
また宿屋に住む事になりました。
山にも時々遊びにいったり、宿の温泉に仲間の猿達が
入りにきましたので、猿は寂しくありませんでした。
「災いが去る、猿のいる温泉宿」として
その宿はいつまでも栄えたのでした。

523 :なまえ_____かえす日:05/01/02 01:59:29 ID:LTj4V8FW
>>522
グッジョブ!
そして、語呂合わせでちょっと使いにくい御題を
とてもきれいにつかってくれてありがタン。
最後の主人の台詞がとてもすてきですた!

524 :なまえ_____かえす日:05/01/12 10:33:24 ID:+EIkmutC
何故だかボス猿に惚れそう(w

525 :なまえ_____かえす日:05/02/04 15:56:15 ID:8bPsutzk
あげ

526 :なまえ_____かえす日:05/02/06 00:41:15 ID:SYgfgrZZ
すげー!!うまいなぁ!
まじで尊敬した!

527 :なまえ_____かえす日:05/02/23 19:20:27 ID:mjRCFmMm
もっと盛り上がって
色んな話しを読んだり書いたりできますように。
あげ

528 :なまえ_____かえす日:05/02/23 20:13:55 ID:o4zjgFwT
そいではどなたかテーマ指定お願いします。↓

529 :なまえ_____かえす日:05/02/24 00:21:11 ID:RO0xx5Hz
じゃあ「月」と「海」で!
お願いします

530 :なまえ_____かえす日:05/02/24 01:33:53 ID:CQZrcLNl
文学賞落ちたorz

531 :なまえ_____かえす日:05/02/25 01:04:16 ID:AWgPw8y+
>530
その悔しさをバネに「海」と「月」で是非一本!
…落ち込みすぎてそれどころじゃなかったらごめんよ。ガンバレ

532 :なまえ_____かえす日:05/02/25 04:11:30 ID:h0NZe5j4
>>531
やさしいのぅ(つд`)ホロリ

それじゃあ、「海」と「月」で。

ミクのパパは、来月の始めに世界初の民間による旅客用宇宙船に乗って、
月の遊覧に行くことになっていました。パパは、なんといっても宇宙マニア、
部屋にはアポロ11号の10分の1模型(これは何十万もしました)や、スペースシャトル
エンデバーの耐熱装甲版(こっちなんてとっても値段がつけられません)が飾ってあったり、
そのほか、壁という壁にはタペストリーやらポスターやら、わざわざケネディ宇宙センターまで行って
とってきた特大の発射台のパネルなんかも誇らしげにつるされています。
そんなパパでしたから、この旅客用宇宙船にのることは夢の中の夢でしたし、
その為にたっぷりの努力も惜しみませんでした。チケットを買うために15日間、
寒空の下、チケットぴあにも並びました。そして、とうとうこの宇宙船チケットを手に入れたのです。
出発の前の日、パパはミクと一歳年下の弟サトシにそれぞれ一つずつ、どんなお土産が欲しいか
聞きました。サトシは「あめがいい」とか「チョコレートかってきてね」とかまんめんの笑顔でおとうさんにねだっていましたが、
「クラゲがほしい、静かな海にいるっていうクラゲがほしい!」
おそらく、ミクが小さい時によく読み聞かせをしていた「静かの海のクラゲ姫」という絵本の
影響です。この絵本では、月の静かな海にはクラゲの王国があって、たくさんのクラゲが優雅に暮らしている様子が
描かれていたのです。パパは困ってしまいました。他のものではダメ?と聞いてもミクは一歩もひいてくれません。
パパは出発直前までこのクラゲのことで頭がいっぱいになっていたようですが、出発一日前、
ようやくなにか思いついたようで、近くのホームセンターに買い物に行きました。

533 :なまえ_____かえす日:05/02/25 04:12:09 ID:h0NZe5j4
家を出発してからは本当にあっという間でした。
2日間アメリカに滞在してフライトの準備をし、3日目の早朝に宇宙に飛び立った
宇宙船はあっという間に宇宙につき、
宇宙遊泳を楽しんだと思ったら月に着陸、たった3時間の月面ウォークが終ったら
すぐに地球に逆戻りです。
30秒の旅でしたと言われても、決して不自然ではないほどですが、
パパにとってはこれ以上ない充実した時間でした。
パパは充実した顔で、我が家のドアを開けます。
でも、ミクは帰ってきたパパと顔をあわせようとしません。
パパは、ミクと約束したクラゲを持ってこなかったのです。
弟のサトシにはアメリカンチョコレートを一缶買ってきてくれたのになんで私だけ!
ミクはぷんすかぷんすかとあたまから湯気を出していました。
この日からミクはパパのことが大嫌いになってしまったのです。


それから何年かたって、いよいよ宇宙旅行が活発になってきて、
ミクの小学校でも修学旅行として、静かな海を観光することになりました。
あの日いらい、パパの事が大嫌いになってしまったミクとしては、
パパが大好きな宇宙に行くことは気乗りしませんでしたが、
宇宙船に乗ったりしているうちにそんなことはすっかり忘れてしまいました。
そして、ついに、ミクの目の前に静かの海の巨大クレーターが現われました。
宇宙服の中から見る静かの海はどこまでも深い海のようで、なんだかとても大きいものに包まれているような
そんな不思議な感覚がしました。大クレータの中は立ち入り禁止でしたが、この位置から見るだけでも十分です。
でも、なんだか立ち入り禁止ゾーンの中に入ってもっとじっくり見つめたいような気もします、
ほんの出来心で、ミクは禁止ゾーンの柵を乗り越えて中に入っていったのです。

534 :なまえ_____かえす日:05/02/25 04:13:42 ID:h0NZe5j4
最初こそ、宇宙服の制御用スラスターのお陰で転ばずにクレーターを進むことができましたが、段々と急な坂となっているようで、
とうとう、エミは転んでしまいました!こうなるとスラスターの効果などあるわけもありません、ミクは何所までもごろごろと転がっていきます。
何十分かして意識を取り戻したミクでしたが、左の足首がとても痛いことに気付きました。よくて捻挫、もしかしたら骨折しているかもしれません。
エミはいまにも泣き出しそうになりました、自分の自己責任ですが、もしかしたら誰にも気付かれずにここで生涯を終えてしまうかもしれないのです。
宇宙服の中にエミの鳴き声が響きます。
するとそのとき、エミの視線の先で何かが光ります。何が光ったのか分かりませんが、もしかしたら助かるかもしれない、
その思いでエミは痛い左足を引きずって、その光の先を目指して歩きました。

そこには、小さいころによく読んだ、あの静かの海のクラゲ姫がいたのです。

いえ、よく見てみれば、それは陶器製の置物でした。ホームセンターなんかでよく売っているものです。
そしてその陶器には鉄製のもので傷がつけてあります。
“お願い かなえてあげられなかった でも パパのこと許してくれるかな? ごめんね エミ”
その文字の一文字一文字を見るたびにエミの頬に涙の粒が伝っていきました。
パパは約束を破っていなかったのです。しかも、こんな心細い時に、エミの側に姿を表した、このクラゲ姫。
これはどんなものより嬉しいプレゼントです。
「パパ、帰ったら抱きしめてあげるからね」
そういって、エミはクラゲ姫の置物を抱きしめました。



===================
なんか書いてたら元気出てきた。ありがd>>531サソ

535 :なまえ_____かえす日:05/02/25 17:34:52 ID:NLIrw112
グッジョブ!面白かったよ。
ところで、「ミク」が最後の方で「エミ」になってるのは
ミス?

536 :なまえ_____かえす日:05/02/25 17:40:26 ID:NbsmpH+f
>>535
あはっはは・・・・ミスですorz
読んでくれてありがとう、ごめんなさい。

537 :530:05/02/25 18:28:20 ID:NbsmpH+f
作り直してきます(´・ω・´)ショキーン

538 :なまえ_____かえす日:05/02/26 14:46:40 ID:ARu08gL1
ヨカッタです。
いいなあ修学旅行で月面観光。

539 :なまえ_____かえす日:05/02/26 22:51:07 ID:GkFBsCWp
うわあい(´∀`)ノありがと〜!面白かったよ!海と月リクエストしたもんですが、またまた*9だ。
えーと、じゃあ次は猫と毛糸で誰かお願いしましょう!

540 :なまえ_____かえす日:05/02/26 22:55:00 ID:/9fWvdsL
よーし!540げっとしちゃうぞー!

541 :なまえ_____かえす日:05/02/26 23:06:13 ID:GkFBsCWp
うん!頑張ってくれー!
頼んだよ〜!<(`∀´<)〃

542 :虹の毛糸と猫:05/02/27 00:18:23 ID:9wldLulL
ある町の角のお家に
サエおばあさんは住んでいました。
いつもニコニコしていて、窓際に腰掛て
道行く人々に声をかけたり、
編み物をしていました。

サエおばあさんの編み物の毛糸が
いつも同じ毛糸なのに気づく人はいましたが、
何を編んでいるのか、それをなんのために
編んでいるのか知る人は一人もいませんでした。
その毛糸は、光を受けるとキラキラと7色に輝き、
触るとフワフワする、とても上等な素晴らしい毛糸でした。
おばあさんは、若い頃この毛糸を遠い外国で買いました。
偶然降りた名も無き町の駅。
ズラリとならんだボロボロのワゴン車の中で
この毛糸を見つけたのです。
この毛糸を売ってくれたおじいさんは一つ忠告しました。
「お前さんは、猫を飼っているかい?
もし、飼っているなら決して猫の前でこの毛糸を
編まない事だ。いいね?」
おばあさんは、その忠告は
「こんな素敵な毛糸を猫の前に転がしたら、
すぐボロボロにしてダメにしちまうよ!」
という事だとうけとりました。
さて、おばあさんはココという一匹の猫を飼っていました。
黒のブチのとても可愛い猫でした。
おばあさんは、昔から猫が大好きでした。
編み物をしているとき、毛糸球でじゃれて遊ぶ姿も大好きでした。
ココの首についた鈴の「チリン、チリン」という音を
聞きながら編み物をするのです。
だから、おじいさんの忠告なんて聞かなかったフリをしました。

543 :虹の毛糸と猫:05/02/27 00:20:17 ID:9wldLulL
ある日の事。
おばあさんは、いつものように編み物をはじめました。
猫のココも一緒です。
その毛糸もつきた頃、おばあさんは
あの素敵な毛糸を取り出しました。
コロコロ……
毛糸球が床に転がります。
おばあさんは、早速編み針に毛糸をまきつけて、
編み物を始めました。
くるり、ひょい。くるり、ひょい。
猫のココも、毛糸球にジャレはじめました。
コロ、、コロコロ。コロコロ……。
チリ。チリリン。
どんどん転がる毛糸玉に走っては追いついてジャレるココ。
コロコロ、コロコロ。
おばあさんが、半分くらい編み上げた頃でした。
ココの鈴の音が聞こえないのに気がついたのは。
毛糸は、どこまでも続いていました。
どこまでも、どこまでも。
毛糸玉は、果てなく転がり、ココはそれについていってしまったのです。
おじいさんの忠告の意味を、初めておばあさんは理解しました。
その日から、おばあさんは毎日編み物をします。
この毛糸を編み上げたとき、毛糸の先にじゃれつく
ココの姿が見える事を祈って。

くるり、ひょい。くりる、ひょい。
その音に、チリリ。チリリンと
いう音が混じるようになったのは、それから
数年後の事でした。
---------------------------------
ダメだ。上手くまとまらないよ、ママン。


544 :なまえ_____かえす日:05/02/27 02:33:32 ID:9wldLulL
ところで、暇なので
スレをまとめてみたんですが、「>>が多すぎて書き込めません」
とエラーになってしまう。
分割して書き込むとエライ量になるので
どこかうpロダあったらうpしたいんだが、
どこか適当な所を教えてください。
で、誰かスキルある方、暇な時でいいので
まとめサイト作ってください、と思ったり。

545 :なまえ_____かえす日:05/03/03 01:29:32 ID:vUrbV90I
>540
ニャンコのためにせっせと編み物するおばあちゃんに和んだ。
ニャンコが帰ってきたら、編んだものを寝床にでもしてあげて欲しいなぁ(*´∀`)

546 :なまえ_____かえす日:05/03/03 18:18:42 ID:kZaZDC2d
>>540
和んだ〜。
私だったらおばあさんは今でも猫のために毛糸をあみつづけています、にするかな。
でもすごいよかったよ!GJ!

547 :なまえ_____かえす日:05/03/03 19:18:07 ID:GTx+IyT2
>>546
最初、そういうオチにしようと思ったんだけど、
猫好きなせいか、おばあさんに感情移入してしまって、
帰ってくるオチにしてしまったよ。

548 :なまえ_____かえす日:05/03/04 01:23:10 ID:AjAx/wif
あ!猫と毛糸出来てるね!
リクした者ですが、ちょっと淋しいお話しだね〜

でも毛糸は良い感じに使われてて良かった!
最近続けざまに*9踏んでたからたまには傍観しとこうかな?
次の方よろしく!

549 :なまえ_____かえす日:05/03/04 01:43:20 ID:9KgmVK+P
任されよー!w

じゃぁ、みなさん頻繁に出向いてるのではないかと思われる「本屋さん」と「透明」でどなたかお願いします!
楽しみにしてるよー(*´д`*)

550 :なまえ_____かえす日:05/03/04 02:15:38 ID:r0VCaSDd
書いてもよかですか?(´・ω・`)

551 :なまえ_____かえす日:05/03/04 21:24:33 ID:AjAx/wif
良いよ(´∀`)ノ頑張って!
見守ってるよ

552 :550:05/03/06 03:47:23 ID:W/H/G4Zl
ごめんなさい(´・ω・`)、利用しているアクセスポイントががアク規制に
巻き込まれてしまって書き込みできない状態ですつ。
それで、書き込みを代行してもらいますた。そんな訳で、長文の貼り付けは
心苦しかったので、あぷろだにはりました。ごめんなさい。

ttp://kasamatusan.sakura.ne.jp/cgi-bin2/src/matu0380.txt

553 :なまえ_____かえす日:05/03/06 03:56:08 ID:OHhkUd1p
オチ良かったです。
なんか美味しいお菓子のようなお話ですな。

GJ!

554 :549:05/03/06 22:38:50 ID:fPJHzoXh
>550
本がただ透明なだけじゃないのがすごくよかった!書いてくれてありがトン。
読んでから寝たせいか、夢でまで見ちゃったよ(*´∀`)

555 :なまえ_____かえす日:05/03/07 08:10:12 ID:wMJ+RU1f
なんか可愛かったー!
「お菓子の好きな魔法使い」の魔女を連想した。
おもしろかったよー。

556 :なまえ_____かえす日:2005/04/03(日) 11:01:41 ID:2V1WoIPZ
ホシュアーゲ

557 :なまえ_____かえす日:2005/04/05(火) 01:28:27 ID:9DBWfIat
見られない(><)
2CHに書き込むの初めてでどきどきです。
みなさんすごいですね(^^

558 :なまえ_____かえす日:2005/04/15(金) 12:19:12 ID:J540ECMr
さぁ、どなたかテーマを指定するヨロシ。

559 :なまえ_____かえす日:2005/04/15(金) 14:02:01 ID:0kJQIjOH
>>222

560 :なまえ_____かえす日:2005/04/27(水) 02:01:29 ID:kCeCxsKb
じゃあ「お医者さん」で!!

561 :なまえ_____かえす日:2005/04/28(木) 13:46:32 ID:XmMWGc4/
よっし!久しぶりにいってくるぜ。

562 :なまえ_____かえす日:2005/04/28(木) 21:00:37 ID:6OiXl/k7
>>561
そうはさせるか!(?)
俺も挑戦だ

563 :561:2005/05/04(水) 18:27:40 ID:GhqspoZA
くまの助先生は森でも有名な名医です。
先日は、はしゃぎすぎて木から落ちて
足を骨折した子リスを見事に治しました。
今日は、お腹を叩きすぎてお腹が痛くなった
たぬ太郎さんを見事に治し、たぬ太郎さんは
「腹包み大会に間に合った」と大喜び。

そんなくまの助先生でしたが、最近悩みがありました。
仕事を終え、家でのんびりくつろいでいる時。
なんだか胸の辺りがズゥーンと重くなるのです。
くまの助先生は、あらゆる病気の可能性を調べました。
「うーん。ハチミツ食べ過ぎ病か?」
「いやいや。なにか悪い花粉を吸い込んだかな?」
しかし、どれもこれも違うのです。

ある日の事です。
たぬ太郎さんが腹包み大会で見事優勝し、
その報告と優勝商品のお月見ダンゴを持ってやってきました。
「まったく、先生のおかげですよっ!!」
たぬ太郎さんは丸々としたお腹をポーン!と叩きました。
「いやいや、これからも無理は禁物ですよ。」
くまの助先生は、早速お月見ダンゴをつまみはじめました。
「いやぁ、やっぱりくまの助先生は名医でさぁ。」
たぬ太郎さんはお腹をなでなで言いました。
「村の奴らは、”えっちゃん先生が一番”っていうけど、
おいらはくまの助先生が一番でさぁ。」
「はて?えっちゃん先生とはどなたでしょう?」
「おや、くまの助先生、ご存知ないんですか?
村の川沿いにある家の娘でしてね、動物の言葉が
解るんでさぁ。この前は赤んぼ猫のぐずりをピッタリ治したとかで。」
くまの助先生は興味津々です。もしかしたら、
そのえっちゃん先生なら、自分の病気を治してくれるかもしれないからです。
「そのえっちゃん先生の家は、わかるかい?」
「ええ、解りますよ。ちょいと待ってくだせぇ。」
たぬ太郎さんは、近くにあった紙にササッと地図を書いてくれました。


564 :561:2005/05/04(水) 18:28:10 ID:GhqspoZA
次の日。
くまの助先生は午前の診療を終えると、たぬ太郎さんが
書いてくれた地図を持って、えっちゃん先生の家へと出かけました。
森を抜け、川沿いに歩いていくと赤い屋根に風見鶏が目印の家が見えてきました。
えっちゃん先生のお家です。
そっと、垣根の間からのぞきますと、なにやらオカッパの女の子が
コロコロと笑いながら犬と話していました。
「あのぉ、えっちゃん先生のお家はここでしょうか?」
くまの助先生は丁寧に訪ねました。
「あら、森の動物さんが来るなんて珍しいわね!
私がえっちゃん先生よ!」
女の子は、真っ赤なほっぺたをはずませながら、またコロコロと笑いました。
「くまのお客さんなんて、初めてよ!こっち来て座って!」
くまの助先生は、薦められるがままに縁側に座りました。
「今日は、どうしたんですか?」
女の子は、コホンッ!と咳払いをするとえっちゃん先生になりました。
「最近、一人でいると胸の辺りがずぅーんと重くなるんです。
色んな検査をしたんですが、どうにもわからなくて……」
「うぅーん。」
えっちゃん先生は難しい顔をしました。
「くまさん、くまさんはどんな生活をしているんですか?」
えっちゃん先生が訪ねました。
くまの助先生は、自分の名前や森のお医者さんをやっている事、
病院が終わって一人になった時が苦しい事を話しました。
「うぅーん。」
えっちゃん先生はまた難しい顔をしました。
「うむっ!解りましたぞ!!お薬をだしましょう!」
えっちゃん先生はパッ!と明るい顔をすると、どこかへ走っていきました。
しばらくすると、えっちゃん先生は大きな物を抱えてやってきました。
「これこれ。くまの助先生はね、思うに寂しいから胸が重くなると思うの。
私も寂しいとそうなるわ。だからね、これ。明日から先生の家族よ!」
それは、くまのぬいぐるみでした。
「もうひとつ!原因があると思うの。」
えっちゃん先生はそういうと、ちょっとモジモジしました。
「それは、なんでしょうか?」
くまの助先生は何を言われるかとドキドキです。
「あのね、病院を一人でやるのは忙しすぎると思うの。
看護婦さんが一人いたら、って思わない?」
「私がなってあげてもいいのよ?」
えっちゃん先生は、いつのまにか女の子の顔に戻っていいました。
「おやおや。それは願ってもないことですなぁ。時々来ていただければ
ありがたいですなぁ。」
くまの助先生はニコニコと言いました。
「ほんと!やったぁ!」

ー数週間後。
えっちゃん先生から、えっちゃん看護婦さんになった女の子は
週に何回かくまの助先生の病院にお手伝いに行きました。
別の日は、おうちでえっちゃん先生になりました。
時々、森からくまの助先生もやってきてお手伝いする事もありました。
くまの助先生は、毎日毎日楽しく過ごし、
家に帰るとえっちゃん先生から貰った「ミーコさん」に一日の事を
話して聞かせるのでした。くまの助先生は、もう胸が重くなる事はありませんでした。


565 :なまえ_____かえす日:2005/05/09(月) 10:07:29 ID:EEO+i1Xs
>561
かわいいっかわいいぞこのヤロウッ

566 :なまえ_____かえす日:2005/05/17(火) 16:23:27 ID:ZCgzvu+C
>562を待ちつつまわしヾ(・ω・)ノ" クルクル

567 :なまえ_____かえす日:2005/06/12(日) 03:19:40 ID:C4IbZKv/
ヾ(´∀`)ノ" クルクルまわしage

568 :なまえ_____かえす日:2005/06/20(月) 23:15:48 ID:aSdDfZvp
期待アゲ・・・・ってもうすぐ*9か。

569 :なまえ_____かえす日:2005/06/20(月) 23:56:07 ID:WyOS11Yj
んじゃお題。 「駅」「赤いかさ」 でよろしく

570 :なまえ_____かえす日:2005/06/20(月) 23:57:57 ID:LJupd/iN
なんか久しぶりに人イッパイだな。
よし、書いてくる。

571 :「駅」「赤いかさ」:2005/06/21(火) 03:26:12 ID:OEDAndfI
エリちゃんは雨の日が大好きでした。
外で雨が川を作るのを眺めるのも好きだけど、
それよりも好きな事。
家中の傘を集めて、自分だけのお部屋を作るのです。
その中でエリちゃんは、ウサギのミミと遊んだり
絵本を読んだりして過ごすのが大好きだったのです。

ある日の事です。
いつもの用に、家の傘を集めてお部屋を作ります。
窓には青い透明な傘。
ミミの小さな傘はエントツのかわり。
一番てっぺんは、エリちゃんの一番のお気に入りの赤い傘。
「よいしょ、これで完成……」
と、エリちゃんが赤い傘を置いた瞬間。
赤い傘がフワフワと一人で動きはじめたのです。
「待って!」
と手を伸ばした頃には、フワフワと外にでていってしまった後でした。
「どうしよう…」
エリちゃんがしょんぼりしていると、
「私達もおいかけましょう!」
と、ウサギのミミ。
みると、エントツかわりの小さな自分の傘をもって
フワフワと浮かんでるじゃありませんか!
「まぁ!私も浮かべるかな?」
エリちゃんは、早速窓の替わりの青い透明な傘を手に取りました。
ふわり。フワフワッふわり。
エリちゃんもたちまちプカプカ浮いてしまいました。
「さぁ、赤い傘を追いかけましょ。」
エリちゃんとミミは、フワフワと窓の外へとでました。
「ねぇ、エリちゃん!下みて!とても綺麗よ!」
下をみると、そこはお花畑のよう。
赤に青にピンク。水玉、チェック、お星様模様もある。
色んな傘が綺麗に咲いて、クルクルと雨にうたれてまわっています。
傘のお花畑をみながら、しばらくプカプカしてますと
赤い傘が前の方でプカプカしているのがみえました。

「あ!あった!!」
エリちゃんとミミは赤い傘の方へ向けて進みはじめました。
あと少し、で手が届くという時です。
赤い傘は、急に下へとさがり始めました。
下へ下へと下がって行って、本屋さんの軒にコツンとぶつかりました。
「まいったなぁ。今から塾のテストなのに。
晴れるの待ってたら間に合わないよ。」
軒の下で雨宿りをしている男の子は困り顔です。
「ああ。もう濡れながら走っていくか」
男の子が、軒の下からでて走り出すと、
赤い傘は男の子の頭の上へスルスルと移動しました。
「おや、最近は傘まで空から降ってくるのかな?」
男の子は不思議な顔をしましたが、そのまま走って行きました。

エリちゃんとミミも男の子についていきました。
赤い傘は、男の子が塾に入るとまたフワフワと浮き始めました。


572 :「駅」「赤いかさ」:2005/06/21(火) 03:28:29 ID:OEDAndfI
「あ!まって!!」

エリちゃんとミミはまた追いかけ始めました。
その後も、赤い傘はフワフワと空を泳いでは
傘が無くて困っている人の下へ降りていって、
送り届けるとまたフワフワと泳ぎ始めるのでした。

「手が疲れてきちゃったわ。」
とエリちゃんが呟いた時でした。
いつもエリちゃんがお出かけの時に使う駅に
赤い傘が降りていきました。
駅は傘が無くて困っている人が沢山いそうです。
一体、どんな人に今度は降りていくのでしょう?
エリちゃんとミミがみていると、
赤い傘はふわり、ふわり、と下に降りながら
路地の方へとはいっていきました。
ストン。
赤い傘が降りた先には、誰もいませんでした。
……いいえ。確かにいます。

赤い傘の下には、「ミャーミャー」
子猫が3匹、すっかり濡れて鳴いていました。
「あ!!あんな所に捨て猫が!!」
エリちゃんとミミが下に降りていこうとすると……




「エリちゃん、エリちゃん!起きなさい!風邪ひいちゃうわよ。


どこからか、お母さんの声がしました。
目を覚ますと、エリちゃんは傘のお部屋の中で眠っていました。
横を見ると、ミミを寝ぼけ眼を長い耳でこすっていました。
「あれえ、夢だったのかな。」
エリちゃんが、傘のお部屋から出ようとすると、
「あら、エリちゃん。いつのまに外にでたの?」
とお母さんの声。
みると、青い傘と小さなミミの傘だけが
雨粒で濡れてキラキラと光っていました。
エリちゃんは、急いで傘のお部屋の中へと戻りました。
「ああー!やっぱり赤い傘、無い!」
天井がぽっかりとあいたままでした。
赤い傘は……もうどこにあるか、ミミとエリちゃんには分かっていました。


その後。
エリちゃんとミミの傘のお部屋は同居人が3人増えたのは言うまでもありません。
今でも時々、赤い傘はフワリフワリと外へと出て行きます。
もう、エリちゃんもミミも追いかけません。
「いってらっしゃい」と言うだけです。
晴れになると、色んな人の「ありがとう」を持ってちゃんと帰ってきてくれるからです。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
無理やり「駅」を入れたせいか、オチがこじつけっぽくなってしまった……
修行してきます。駄文失礼。

573 :駅 赤いかさ ひさびさの21:2005/06/22(水) 06:24:39 ID:/MRrrkbd
一日会社でしぼられて、電車でつり革につかまったまま、ついウトウトとしたときだ。
停車駅の案内放送で、僕ははっと目を覚ました。
「次は、赤坂、赤坂〜」
あわてて僕は、電車を飛び降りる。
けれどそこは、見慣れた赤坂の駅ではない。
寝ぼけて放送を聴き間違えたのだろうか?
掲示板には「赤いかさ」と・・・。

え? 赤いかさ?

そんな駅があっただろうか?
そしてはっと気づいた。駅に降り立ったとき、その風景の違和感は、駅のたたずまいばかりにあるのではない。
階段へ向かう人々が、みんな赤いかさを手に持っているのだ。
女性や子どもばかりではない。ネクタイをした壮年の男までもが、真っ赤なかさをもっている。
ホームはもう空っぽで、僕しかいない。
おろおろしていたら、駅員が話しかけてきた。
「どうなさいました? 切符でもなくしましたか?」
僕はポケットに手を突っ込む。
確かに、切符がない。
「ポケットには入らないでしょう。かばんではありませんか?」
変なことを言う駅員だが、僕はかばんを覗き込む。
そこには、見覚えのない真っ赤な折り畳み傘が入っていた。
「よかったですね、切符、見つかって」


以下略

574 :なまえ_____かえす日:2005/06/22(水) 15:00:04 ID:LZOoPrbX
上手い

575 :なまえ_____かえす日:2005/06/22(水) 17:18:59 ID:IFuzKOt9
同意。

576 :なまえ_____かえす日:2005/06/23(木) 02:23:34 ID:NPg6AQtv
初めてここのスレ来たけど和むw


577 :なまえ_____かえす日:2005/06/23(木) 15:22:25 ID:FjHVLCg6
それはヨカタネー
かさの切符、柏葉幸子のりんご畑の特別列車を思い出した。


かさで赤くて駅で電車が来てということで
怖いほうに想像が行ってしまった

578 :なまえ_____かえす日:2005/06/23(木) 17:23:56 ID:yOguT0MH
赤い傘に迎えにきて欲しい…@雨宿り中

ではでは次のお題ドゾー↓

579 :なまえ_____かえす日:2005/06/23(木) 19:09:27 ID:nXELgyqi
「海底」+「インターネット」 でよろ

580 :なまえ_____かえす日:2005/06/25(土) 01:56:32 ID:YgOYZs3C
よーし 今月中を目標にパパ頑張っちゃうぞー

581 :580じゃないですが:2005/06/26(日) 11:08:20 ID:QBCAhN8b
「海底」+「インターネット」

「おじいちゃんは、どこへ行ったの?」
僕がそう聞くと、
「遠い国に行ってしまったのよ」
と母はこたえた。
母はどこの国か教えてくれなかったけれど、
僕にはどこの国か分かっていた。
おじいちゃんはきっと、あそこにいるー。

おじいちゃんは、僕が小さい頃からよく
自分が海底の家で暮らしていた時の話をしてくれた。
おじいちゃんの仕事は海底植物の研究だった。
特殊なスーツに身を包んで、ブクブクと酸素の泡を出しながら
あっちへこっちへ歩き回ったそうだ。
海底植物の中でも、おじいちゃんが一番好きで
熱心に研究していた植物が「ロゼ・コール・ミー」だった。
その植物には不思議な力があった。
ロゼ・コール・ミーはピンク色でラッパのような形をしている。
そこにそっと耳をすませると、その海の上での物音が聞こえるのだ。
大抵は、海の上だから波の音だけれど、時にはカモメの声が
時には水夫の声が聞こえる事があった。

ある日の事。
おじいちゃんは、ひょんな事から
ロゼ・コール・ミー自体と会話する事に成功した。
おじいちゃんの体についていた、別のロゼ・コール・ミーの
カケラをみて、おじいちゃんを仲間だと思ったらしいのだ。
その日から、少しずつおじいちゃんはロゼ・コール・ミーと会話をはじめた。
一人ぼっちの海底生活で、話し相手ができたのは
おじいちゃんにとって大きな楽しみになった。


582 :580じゃないですが:2005/06/26(日) 11:08:43 ID:QBCAhN8b
会話をしながら、研究を進めていくうちに
ロゼ・コール・ミーは決して群生しない事に気がついた。
2本一緒にも生えない。必ず、一本だけ生えているのだ。
そのおかげで、ロゼ・コール・ミー達は会話もできず、
一本での寂しさを紛らわすために、高く海底の声を聞くようになった。
遠い昔は、「ストーンネット」とよばれる
回線で繋がれていたらしいのだが、長い年月を経て
一つ、また一つと線が切れ、今では一つも無くなってしまったのだ。

おじいちゃんは、「ストーンネット」をもう一度繋げる決意をした。
ストーンネットは、ガラスのようなピカピカした石を一つずつ
あちらのロゼ・コール・ミーとこちらのロゼ・コール・ミーの間に
置いていくものだった。
毎日、石を並べて並べて、やっとストーンネットは完成した。
地上でいうと、ちょっとしたインターネットだ。
その数日後。
おじいちゃんは、酸素ボンベの中身が残り少ない事に気がついた。
数えてみると、予定した日数を一ヶ月もオーバーしていた。
おじいちゃんは、とうとう地上にあがる決心をした。

最後の日。
おじいちゃんは、最初に話したロゼ・コール・ミーに
お別れを言いに行った。
ロゼ・コール・ミーは別れを惜しみながらも、ある約束を
おじいちゃんにさせた。
「イツノヒカ、ズットズットソラノウエヨリタカイトコロカラ
ウミヲミテミテ」

その後、海底の家も潰れて「海底は危険すぎる」と
海底移住も禁止になり、おじいちゃんは完全に地上の人となった。
でも、おじいちゃんは海底の話ばかり好んでしてくれた。
そして最後には「いつか、空の上からロゼ・コール・ミーを探すつもりさ」
と言うのだった。

今、おじいちゃんは空のずっとずっと高いところにいるのだろう。
そうして、おじいちゃんが作り上げたストーンネットが輝く
海の星図をみてロゼ・コール・ミーの事を思い出しているのだ。



583 :なまえ_____かえす日:2005/07/04(月) 09:20:08 ID:eWUhBFu3
止まってるのは580を待ってるからか?

海底で静かに光る光景が目に浮かぶ

584 :なまえ_____かえす日:2005/07/08(金) 05:12:31 ID:/58JgW46
またとまりましたね。


585 :なまえ_____かえす日:2005/08/09(火) 00:38:36 ID:TPf4m5OX
感想書く人もいなくなっちゃったね
過疎板は寂しい

586 :なまえ_____かえす日:2005/10/13(木) 09:15:45 ID:0vPuXQIc
『あらすじ大会』というスレからここを知って飛んできました。
ここ面白いですね。時間がないので感想が今はかけないのですが、
埋もれさせておくのには惜しいので簡単にアゲ//

587 :なまえ_____かえす日:2005/11/12(土) 19:09:32 ID:dV/1lA80
今年も文学フリマだします。
ここのスレで昔に書いたお話も手直ししてだしますよう。


ってだれも読んでくれてない罠。

588 :なまえ_____かえす日:2005/11/13(日) 09:13:24 ID:bzPYnwu+
読んではいるんですけどね。

社会人になると時間がない…

589 :なまえ_____かえす日:2005/12/19(月) 17:05:51 ID:BA9XpHlX
[雪]と[光]でお願いします。
ドキドキ。

590 :なまえ_____かえす日:2005/12/21(水) 09:17:03 ID:OPtratil
ぼくが家のクリスマスツリーと同じ背丈になった年のクリスマスの日。
ぼくとママはレストランの扉を開けた。
そこはお子様ランチがあるようないつものレストランじゃなく、大人ばかりがしゃちほこばって座ってるような店。
いつものようにおうちでパーティーの方がいいのにな、
でも、ひょっとしたらサンタのプレゼントなのかもしれない。
ぼくの心をやさしくしてくれたのはゆらゆらゆれるキャンドルの明かりだった。
「お待たせ」とぼくの肩を優しくたたいたのは・・・
「パパ!!」大好きな大好きなパパだった。
「久しぶり。」パパは照れくさそうにママに頭を下げた。
ママも小さくパパに頭を下げた。
たくさんのお料理が運ばれてくる。パパとママが目の前にいる。
やっぱりこれはサンタの贈り物なんだ、ぼくはすっかり夢心地だった。
パパとママはぼくの話ばっかりしている。
二人ともへんなの。ぼくの前ではいつもいろんな話をしてくれるのに。
パパ、いつものママとの想い出の話聞かせてよ。ケーキの話がいいな。
クリームだらけの顔で作ったママのケーキは石のように固かったけど、すごーく甘かったんでしょ。
ママ、この間の話聞かせてあげなよ。ほら、カレーライスの話。
大人用の辛いカレーを作りすぎたときパパに助けて欲しかったんだよね。
パパはカレーが好きだからきっと全部食べてくれたはずだもんね。
・・・でも、結局パパもママもカチンコチンになって話ははずまなかった。
温かい明かりももお料理もパパとママを溶かすことはできなかったんだ。
お店を出たとき、星は1つも見えなかった。
パパもママも、そこを動けなかった。ぼくは一つのおねがいごとを思った。
そのとき星が1つまた1つ、空からふんわり落ちてきた。
「・・・雪」ママとパパは同時に言った。
そしてぼくの右手をパパが、左手をママが握ってあっためてくれた。
「ぼくはいいよ」ぼくはその手を動かし、パパにママの手を握らせた。
「ぼくの手は充分あったかいから、カチコチのママの手をあっためてあげて」
パパとママは少し目を丸くした。少し黙ったまま二人で見つめあったあと、
「・・・もう少しあっためていてくれる?」小さくママが笑った。
「君があとでコーヒーを淹れてくれるなら・・・。」パパは空を見上げ鼻をすすった。
「いっしょにかえろ」願いどおりになったぼくはうれしくて二人に抱きついた。
そして赤い目と鼻をしたパパにウィンクを1つしてやった。
「ママのケーキがうちで待ってるよ・・・石のように固くはないけどね。」

591 :なまえ_____かえす日:2005/12/21(水) 09:54:41 ID:OPtratil
↑0でしたね。お題書くの忘れた。
えーーーーと、「行く年 来る年 残るもの」で。

592 :589:2005/12/23(金) 00:17:54 ID:w6Gf7w2G
うわ〜〜〜〜♪
かなりの過疎スレなので
不安と期待が半分半分だったんですが。
素敵なお話をありがとうございます(>▽<)。
しかも今の季節ならではのクリスマスネタ!!!
うれしさヒトシオです。重ねて御礼申し上げマス。

593 :行く年 来る年 残るもの:2005/12/25(日) 00:58:25 ID:fvSumIGd
今年も残すところあと1週間をきりました。
クリスマスにサンタさんにプレゼントもらって
ケーキを食べて、ワクワクしたと思ったら
今度はバタバタとお正月の準備がはじまります。
一昨日は障子を破り、昨日は窓磨きを手伝いました。
大掃除はちょっと大変だけど、家族みんな
そろって、ワイワイいいながらやる掃除は
なんだか楽しくて好きです。
そして今日は、朝からお母さんはバタバタと
台所で忙しそう。
お正月と今日食べる年越しソバの準備です。
お料理運びを手伝いました。

紅白歌合戦をみて、年越しソバを食べて……
除夜の鐘がなりだしました。
あと少しで「今年」がおわって「来年」がくるそうです。
あと数分で、「今年」は「去年」になって
「来年」は「今年」になるのです。
こう考えているうちに、いつも瞼が重くなって
眠ってしまうのです。
でも、今年こそは。「来年」が「今年」に
変わる瞬間をみるのです。

重くなった瞼を、一生懸命もちあげながら
除夜の鐘をききました。
105、106、107……
いよいよ「来年」が「今年」に変わる時です。

ゴーーン、、
108つめの鐘がなった瞬間。
暗い暗い細長い、ぽっかりと穴へと
すいこまれるように落ちていきました。
シューっと、落ちていったと思うと
急に白くまばゆい光に包まれ、ふわりふわりと
漂いはじめました。
そこでは、いろんなものがグニャグニャとまがって
ただよっていました。
みると、オモチを詰まらせてる私がうつっていました。
その横をみると、赤いランドセルを背負って
サクラ並木をあるいている私。
海でスイカ叩きをしている私……
「あ、こんなこともあったなぁ。なつかしいなぁ。」
そこでは、一年間のできごとがクルクルと流れていました。
ふわりふわりと漂って、
ストンっと、足がつきました。
一番したまできたようです。
そのしたは、また暗い空間が細く、続いていていました。
するとそこへ、白い光がフワフワとやってきて
暗い空間に
「よろしくね」
と囁くと、なにやら光る丸いものをそっと
暗い空間へと落としました。

「ああ、落ちていく」

その丸いものをみながら、スーっと
そこで眠ってしまいました。

594 :行く年 来る年 残るもの:2005/12/25(日) 00:59:40 ID:fvSumIGd
「起きて、、、起きて、、」
目を覚ますと、お母さんがニッコリと微笑んでいました。
「あけましておめでとう。朝ごはんになるよ」
おきてみると、昨日はコタツで眠ったみたいでした。
上には毛布がかけられていました。
「今回もお前は鐘の途中で眠ってしまったなぁ」
お父さんが笑いながらからかいました。
「ううん、寝てないよ、来年が今年に変わる瞬間をみにいってたんだ」
「なんじゃそりゃ」
そこへ、お母さんが朝ごはんをもってきました。
「ほらほら、オシャベリばかりしていると
またオモチを喉に詰まらせるわよ。」
「そういえば、去年お前はモチつまらせたんだったなぁ。
それも良い思い出だなぁ」

それから、去年のお正月の思い出を話しながら
朝ごはんを食べ、初詣にいきました。
オモチは喉につまらせませんでした。
今年もいっぱい思い出を作って
来年に渡したいです。
あけましておめでとう。今年もよろしくね。
ーーーーーーーーーーーー

>>591
書いといてなんだけど、お題は9ですよん

595 :なまえ_____かえす日:2006/01/12(木) 01:27:22 ID:JghwUHhS
さあ、オレを踏んでゆけ!

596 :なまえ_____かえす日:2006/01/21(土) 21:20:15 ID:Zlnb611+
感想・作家ともに来ないな……
初期の繁栄がなつかしひ

597 :なまえ_____かえす日:2006/06/10(土) 01:14:44 ID:J2CEtjpo
もう六月だけど、前のお題「行く年 来る年 残るもの」で一個つくったよ。
踏み台がわりにどぞー(・ω・)っ旦
-------------------------------------------
「おい、ウメ。とっとと戻れやい」
ふるびれた神社の狛犬のタケが言いました。
ウメは自慢のくるっと輪になったふさふさ尻尾を左右に揺らしながら、タケの言葉を無視するように
タケの座っている台座の周りをゆっくり一周しました。
「おいおい、タケ。お前さんは全く面白みのない奴だな」
「おいおいおい、ウメ。平和が一番なんだよ、そして二番は睡眠だ。面白くなんてなくていい」
右前足を鼻先から五センチ下に添えて、ため息混じりにふーっと長く息を吐き出すと、
「だから面白みのない奴なんだよ、お前さんは」と遠くを見ながらウメは小さくつぶやきました。
ウメの最近のお気に入りの、“哀愁を漂わせる男のポーズ”です。
タケは平和なうちに眠ろうと思って、大きなあくびを一つして言いました。
「………。俺はもう寝る。さらばだ」
「えっ、あっ!ちょっと待って!!」
目を閉じかけていた狛犬のタケは、言われた通りに半分目を閉じかけたままにしました。
「……何か用か?」
「いいことを思いついたんだ!タケもきっと気に入る!」
慌ててしまったので“哀愁を漂わせる男のポーズ”の最後のシメである、
後ろ足でぐりぐりとタバコの火を消す動作をやり損なってしまったのが
ウメには少し残念でしたが、それよりもタケが眠ってしまっては大変です。
なにせ狛犬である二人は満月の夜しか自由に動けないのですから。
タケが寝てしまうと、ウメも寝るより他にすることがありません。
「……ふーん」
迷惑だということをそれとなく伝えるために、タケはあきらかに気のない返事をしました。
「買いに行くんだ!!」
「何を?」
「お守りだよ!」
「お守り?」
タケは目を丸くして聞きました。

598 :なまえ_____かえす日:2006/06/10(土) 01:16:15 ID:J2CEtjpo
「そう、お守りさ!一年いい年をすごせるようにさ!」
ウメはにんまりとしました。
この小さな古びれた神社にはもう神主さんさえいませんでした。
もちろんこの神社にお参りにくる人なんていません。
お守りなんてもうだいぶ昔に見たっきりです。
こんなにいい考えはないはずです。
しかし、タケは不機嫌そうにいいました。
「俺は別に…。だって一年の内で起きてる時間なんてほんのちょっとだし」
「なんて面白みのない奴なんだ、お前さんは!」
ウメはタケの台座に蹴りをいれました。
「……。面白くなくていい、寝る。」
ぶっきらぼうに目を閉じるタケの顔をウメがのぞきこみました。
「折角の満月の夜なのにもう寝ちゃうの?そんなに面白みのない奴だから、タケの体は苔でいっぱいなんだ!」
確かにタケの体にはたくさん苔がついていました。
タケは満月の夜もろくに台座から降りないばかりか、身繕いだってしないものぐさな狛犬でした。

大晦日の夜、二匹は使い物になりそうな葉っぱを集めながら山を下りていきました。
初日の出を拝む彼らの前足の間には、犬の絵が縫いこまれたお守りが置いてありました。
----------------------------------
クオリティ低くてスマン

599 :なまえ_____かえす日:2006/07/06(木) 16:17:16 ID:TbZO8SLz
山崎剛明は正真正銘のバカだ

600 :なまえ_____かえす日:2006/07/18(火) 02:32:20 ID:kfwhgK8W
まとめサイト作ってみようかなー
サーバーいいところがあるといいんだけど、みんな転載おkなのかな?

601 :なまえ_____かえす日:2007/01/19(金) 03:18:42 ID:Bi3tEoPd
なんだか目に見えるような情景がいいな。>597-
軽くどつきあいながら道を行くふたり?がほっこり。

ひさしぶりにざっくり全体読み返して面白かった。
推測スレッドも楽しい。この板、緩やかながら良いとこだな。

21さん、どうしたかな。
こんなところだからそう宣伝もできないかもしれないけど。
あのとき何も宣言も出来なかった396だけど、
絵の方で、児童書の世界に少しずつ関わってるよ。
なかなかまとまった仕事にはならないけど頑張ってる。
どこかで、児童書を好きなここの人たちの目に触れることができるように。
遅まきながらの所信表明ですが。がんばります。

>600
いんじゃないかな。よければぜひ。
転載駄目ならば申告してもらって取り下げることもできると思うし。


お題出しときます。「レンズ」「文字」で。

602 :レンズ 文字 :2007/01/20(土) 22:26:46 ID:YHPdPlGZ
「バラ色のレンズ」

僕はずっとバラ色のレンズを探している。

にいちゃんはバラ色のレンズを作るのが得意だった。
そっと、右手の親指と左手の親指、右手の人差し指と左手の人差し指で
作ったわっかをシャボン液にいれてだすと、薄いバラ色のレンズが
わっかの中にできあがる。

にいちゃんの作るバラ色のレンズは特別だ。
そっとのぞきこむと、綺麗な青空や花畑、海の向こうの国の景色が
次々と現れては消えていく。
僕は、にいちゃんにあうと必ず作ってもらった。
「ハルタは本当に好きなんだなぁ」
そう笑いながら、にいちゃんは嫌な顔もせず毎回作ってくれた。
にいちゃんとバラ色のレンズをのぞきながら、この景色はどこだろう?とか
この虫はなんて虫だろう?とか話す時間が好きだった。



そんなある日。
にいちゃんは僕の前からいなくなった。
海の向こうの遠い遠い国へ、戦争に行ってしまった。
出発の前の夜、にいちゃんはバラ色のレンズを作ってくれた。
「しばらく作ってやれないから、今日はいつもより長くみせてやろう」
そう言うと、にいちゃんはいつもより多めにシャボン液をつけて
バラ色のレンズを作った。
「……僕もバラ色のレンズが作れたら、毎日のぞいてにいちゃんを探すのに」
いつもよりはしゃぐにいちゃんに、なんだか不安になった僕はポツリとつぶやいた。
「そうだなぁ。毎日練習してごらん。にいちゃんもきっと向こうの国でも
レンズを作るから。そしてハルタを探すよ」


にいちゃんは次の日の朝早く、旅立っていった。
僕は毎日バラ色のレンズを作る練習をした。
なんどやってもパシャンッと消えてしまったり、なにもうつらなかった。
数ヶ月たったある日。
僕の指と指の間にレンズができあがった。バラ色のレンズ。
僕はさっそくにいちゃんを探して覗き込んだ。
そこには
美しい青空も 花畑も 美しい国も無かった

赤い炎が黒い空を染め、白い煙が立ち込める恐ろしい景色だった。

急にレンズはグネグネと色を変え始め、シャボンのマーブル模様がゆっくりと動き始めた。

「ハルタ」

マーブル模様の中にゆっくりと文字が浮かび上がった。
にいちゃん、にいちゃんだ!
そう叫ぶと、バラ色のレンズはパシャンッとわれてしまった。

その後、どんなにシャボンでレンズを作っても
バラ色のレンズは作れなかった。
もしかしたら、あの文字は目の錯覚だったのかもしれない。
でも僕は、にいちゃんだったと信じている。
そして僕は今日もシャボン液に指をそっといれる。
バラ色のレンズとにいちゃんを探して。

603 :なまえ_____かえす日:2007/01/20(土) 22:51:13 ID:YHPdPlGZ
半年近く書き込み無くても落ちないこの板が好きだ。

>>601
久しぶりの書き込みにテンションあがって
つい書いてしまいました。21も601もがんがれ。
そして600のサイトをwktkしながらまつ。

604 :なまえ_____かえす日:2007/01/21(日) 22:10:00 ID:XG21bPN9
>602
バラ色のレンズ、きれいだな。匂い立つような言葉。
話もせつなくて美しくて、素敵だった。

601ですが。がんばりますありがとうー

605 :なまえ_____かえす日:2007/02/16(金) 20:20:14 ID:91Ud92wa
ほしゅ

606 :なまえ_____かえす日:2007/07/17(火) 17:03:53 ID:tL4Fa+hj
保守。

>>602
悲しいけど素敵なお話でした。
文章もうまいね。趣味か仕事かで、よく書いたりしてるのかな。

607 :なまえ_____かえす日:2007/08/03(金) 20:06:50 ID:2pmyaEkK
>>602
頭にぱっと情景が浮かぶ素敵な文でした。
そして今目がうるうるしてます…
乙です。

608 :なまえ_____かえす日:2008/03/09(日) 14:26:15 ID:1RyVqpYO
期待age

609 :なまえ_____かえす日:2008/03/10(月) 16:47:32 ID:peAmglNT
人が少ないけど・・・と言うか、いないけど。
「帰り道」「四辻」でお願いします。

610 :なまえ_____かえす日:2008/03/12(水) 17:41:22 ID:9eaqAyUq
暗いイメージでいくけどいいかな。初挑戦してみようかと。


611 :610:帰り道 四辻:2008/03/12(水) 22:05:39 ID:MqOikxOf
四辻に棲む鬼の話

 「ぶたいち様」とも呼ばれる公方様のお膝元から、少し西にいったところにある
小さな村のはずれの四辻には、桜の木がつくねんと立っていて、
そこにはかつて京の都で悪道の限りを尽くしたおそろしい鬼が棲むという話である。
大層な縁起のある寺社仏閣もなければ、
耳目を引くような言い伝えとてあるでもない貧しい村に、
なぜそんなものが棲みついたのかはわからない。
その姿を見た者すらないが、鬼の辻という名は確かにあって、夜は決して通る者はない。

 五つになったばかりの小十は、貧しいきこりの末の子である。
ひとりでいつまでもつまらぬ草花をしゃがんでながめていたり、
そうかと思えば雲を見て急に笑い出したりするので、家族はおろか、
村の子らにことごとくのけ者にされ、彼らの機嫌がよければ小突かれた。
それでも洟をすすりながらにやにやと笑っているような小十であったから、
例の鬼の辻でその姿をよく見かけるようになっても、
村の者は誰一人とてそれを阻もうとせずに、ああまた小十が愚かにも屈託なく遊んでいる、
と思うばかりだった。一度、山に粗朶を拾いに行く途中で辻の小十を見かけた村の若者の話では、
小十は桜の木に手をかけ、まるで引っ張られまいと踏ん張るように、村から遠ざかる方に身体を倒して、
きゃあきゃあと喚きながら、「かえればかぜふくふけばたえよう」と回らぬ舌で歌っていたということである。
小十のやることにはいちいち構いつけない村の者は、それを聞いてただ呆れただけだった。

 辻の桜の木が零れるような花を咲かせた頃、村では疫病が流行り始めた。
命までは取られないらしかったが、一度患ってしまうとなかなか治らず、
ただ床に伏し続けるしかない病に、村は真綿で絞められるように苦しんだ。
間もなく災厄は全て四辻に潜む鬼の祟りということになり、
近頃になると連日辻で騒ぎ立てていた小十は、村人達によって住み慣れた家から鬼の辻まで引っ立てられた。
親であるきこり夫婦はそれを黙って見送った。襟首をつまみ上げられ、
迫る鬼から村を守るかのように、桜の木の向こう側に厳重に縛りつけられても、
小十は村人を見てにこにこと笑い続けた。小十と言えば、そんな風に笑うことしか知らぬ子供だった。
小十を縛り付けた村人が村の前を左右に走る道を跨いだ瞬間、
辺りを嵐のような風が駆け抜けた。山が鳴り、雲が吹き飛ぶほどの風に
腕で顔を覆った村人の全てが、帰さるるならば貰い受けようというおそろしい笑い声を聞いていた。
肝の据わったものは声がしたと思しき桜の木の上を睨みつけたが、
あっと言ったきりあとはもう言葉にならなかった。
風は桜の周りをぐるぐると荒れ狂い、
あっという間に道の向こうの山の方に吹き去っていったが、
桜の傍に小十の姿が見えなくなっていることに村人が気付いたころ、
道の上を再び村の方に帰ってくるように吹いてくる風があったが、
それは生臭いような変に人肌めいてぬるい風だった。
桜の花が全て散る頃になっても気の失せるような風は止むことなく、
何かの箍が外れたように猛威を振るうようになった疫病のため村は死に絶えた。
その後は行く人もなく、御一新のころには、四辻も草に覆われて見えなくなった。



612 :なまえ_____かえす日:2008/03/15(土) 02:52:49 ID:kTqbBbLh
携帯から失礼します。

わー!わー!
半年待つ覚悟だったので嬉しいです!
小十は鬼の子だったのかな?
帰らないように、桜の木にとりすがってるところが切ないです。

ありがとうございました!

613 :なまえ_____かえす日:2008/03/17(月) 14:16:19 ID:cmOzS6SQ
うわー・・・
ひさしぶりに2ちゃんに来て、とてもよいものを読ませていただきました。
ありがとうございました。このスレお気に入りに登録しよう。
桜の木が立つ、「つくねん」という描写に児童文学好きの真髄を見た・・・。



614 :なまえ_____かえす日:2008/06/09(月) 02:34:06 ID:kVh3sKZs
age

615 :なまえ_____かえす日:2008/06/23(月) 02:00:10 ID:6/qggbAL
5年以上経ってるのにまだ落ちないんだ・・・
児童書板ってすごいな。

久々に書いて見たいと思うけど、この状態だと
しばらく無理かな。

616 :なまえ_____かえす日:2008/06/25(水) 10:49:01 ID:T8DcbiAI
いえいえ、お待ちしてますよ。

617 :なまえ_____かえす日:2008/08/31(日) 16:23:58 ID:4EU5gb2b
期待を込めてage

618 :なまえ_____かえす日:2008/11/03(月) 02:09:27 ID:SDa9tajI
あれから5年か…今頃21サンはプロになってがんばられておるんだろうな…

うちですか?うちはいまだに趣味でぼちぼちです…
久々に文学フリマに参加しますが。

619 :なまえ_____かえす日:2008/11/22(土) 11:46:04 ID:kZN9TF/E
ふと久々に覗いてみたら*9!
と言うわけで指定します

「迷路のような」
「鳥の声」

ぱっと浮かんだ以上二つでヨロシクお願いいたします。
何年でも待つ!

620 :「迷路のような」「鳥の声」:2008/11/27(木) 02:16:12 ID:TTQl4LUR


「あ、一番星。」
ばいばい、とちぃちゃんがえりちゃんと別れて
公園をでた時には山の上側に夕焼けが顔を覗かせていたのに
今ではすっかり紺色に包まれて、東の空にキラキラと星が輝いていました。
もっと早く帰るつもりだったのにな、と足元の小石を蹴飛ばしながら
ちぃちゃんはお家に向かって歩きはじめました。
ちぃちゃんは冬の帰り道があまり好きではありません。
木の葉っぱは枯れて、辺りが早くに暗くなってシーンとして、
黒い深い影がずっと続いている、迷路のような道をあるかなければないからです。
歩いていると、塀に移った黒い影がグニャグニャと動きだしそうな気がします。
ほら、早く帰らないと、捕まえてお前も影にしちゃうぞ、と言っているようです。
ちぃちゃんは迷路のようにぐるぐるした道を走り始めました。
ちぃちゃんの口から息がハァハァと漏れます。
その時です。
白い鳥が、ちぃちゃんの目の前を飛んで行きました。
綺麗……
ふぅ、と息をつくと
今度はちぃちゃんの顔をなでながらもう一匹飛んで行きました。
ちぃちゃんがふぅふぅ白い息を吐きだすと、その度に白い鳥が次々とでてきます。
ちぃちゃんはすっかり楽しくなって、白い鳥たちと走りだしました。
顔の周りをふわふわただよっているのもいます。
遠くへ、遠くへ一番を目指して飛んで行くのもいます。
小さな小鳥をつれて飛んでいる親子もいます。
ちぃちゃんが走っていくと、明るい光の中に、大きな白い鳥がみえました。
うわぁ、あの白い鳥が一番大きいや!
その白い鳥の向こう側には、ちぃちゃんのお母さんが白い息をもくもく吐き名がら立っていました。
「ちぃちゃん、おかえり。遅かったね。」
「うん、お母さんただいま。白い鳥さんと帰ってきたの。」
ちぃちゃんがそういって、はぁーっと息を吐いたとき、もう鳥たちはいませんでした。
あれ、とちぃちゃんが白い息を見つめていると、
シーンと凍った夜の空に鳥の声が聞こえてきました。
みあげると、深い暗い夜の空に白い息をふぅっとふきかけたように
一直線にならんだ白い鳥が遠くへ飛んで行くところでした。

621 :なまえ_____かえす日:2008/12/12(金) 14:10:54 ID:BHMOmRYe
久しぶりに覗いてみたら、まだスレが細々ととはいえ
続いていてうれしいです。
休日、懐かしい部分から一気に読んでみたいなぁと思いました。

>620
冬の帰り道の気分を思い出しました。
なんとなく宮沢賢治っぽい情景が浮かびました。


622 :619:2008/12/21(日) 22:10:48 ID:H4PE8pmJ
まさか一週間以内にレスがあるとは…油断しました。
ありがとう>620さん。白い鳥って、去り行く魂というイメージなんだけど
これは幸せの象徴ですね。児童文学らしくていい作品でした。


623 :なまえ_____かえす日:2009/04/20(月) 21:57:49 ID:FhlA8brs
最近すごしやすくなりましたね。
春らしいお題に期待してage

624 :なまえ_____かえす日:2009/05/05(火) 03:05:46 ID:kzd203K/
こどもの日age

625 :なまえ_____かえす日:2009/05/19(火) 14:51:26 ID:j3Y2e5ZW
新作期待

626 :なまえ_____かえす日:2009/06/27(土) 08:52:28 ID:PZBp+ubb
暑くなってきましたね。

627 :なまえ_____かえす日:2009/07/22(水) 23:31:43 ID:hgME1rzu
皆既日食age

628 :なまえ_____かえす日:2009/08/12(水) 01:04:04 ID:/OeKbLu2
夏休み的な作品がよみたい

629 :なまえ_____かえす日:2009/08/13(木) 23:37:23 ID:M54bB5lO
じゃ、天文ショーにちなんで「流星群」。

630 :なまえ_____かえす日:2009/08/16(日) 09:18:26 ID:IOd/FXiG
おや、君は僕らと話が出来る人間なんだね?
へーめずらしいな。
うん。こんにちは。

僕の話を聞きたいって?
なぜ僕なんだい?
ここにはたくさんの興味深いモノ達がいるだろう?
よりによって僕みたいな小さなかけらに何の用があるんだい?

え?僕が異質だから、だって?

そうか。君にはそんなことも分かるんだね。
そう。僕はここにいる彼らの仲間ではない。
見つけた人間が、間違えちゃったんだよ。
僕が彼らの一部だってね。
まぁその頃には、彼らとも仲良くなっていたから別にかまわないけどね。

僕は昔・・・すごく昔だよ、たくさんの仲間と空を飛んでいたんだ。
雲よりもずっと上。
君たちが宇宙と呼んでいるところだよ。
そう。流星群と呼ばれているね。
「流星群」なんて言葉よく知っているね。
へぇ・・・最近見たって?
いいや違うよ。僕はその時君が見た星じゃない。
僕が来たのはもっとずっと昔のことだよ。
ごめんよ。がっかりしたのかい?
でも君が見た星の中にもそのうち、僕みたいに展示されるやつが出てくるかもしれないね。

僕たちはもともと地球と同じような、結構大きな星だったんだよ。
でも何かにぶつかって、細かい石の集団になっちゃったんだ。
自分のことにいい加減だって?
もうずいぶん昔のことで記憶があいまいなんだよ。
で、最初はひとつだったから、僕らはたくさんでひとつの意識を共有していたんだ。
でもそのうち、ばらばらになっている時間が長すぎて
僕らは小さな一つ一つに分かれた。
そして今まで一人だったがたくさんの仲間になったんだ。
僕らは小さなたくさんになっても、ひとつの星だった時と同じように
太陽の周りをくるくる回っていた。
たまに他の星にぶつかって、何人かはその星に降りてゆくんだ。
それが流星群ってやつだよ。
僕は地球の海の中に落ちた。

631 :なまえ_____かえす日:2009/08/16(日) 09:21:19 ID:IOd/FXiG
地球に入る時僕らは、燃える。
それが流れ星の光だよ。
燃えながら僕はどんどん落ちてゆく。

熱くなかったかって?
僕らと人間はちょっと感覚が違うから大丈夫だったよ。
火傷なんかしないんだよ。
ありがとう。

僕はじゅうじゅう音を立てながら海に落ちた。
真夏に水の中に飛び込むような気持ちよさだよ。
僕は真夏に水に飛び込んだことはないけどね。
僕が落ちた海は、たくさんの変わった格好の石があった。
君たちが遺跡と呼び、今ここに展示されている物たちだよ。
不思議で綺麗な風景だったよ。
君にも見せてあげたいなぁ。

ん?むこうで映像を流しているって?
そんなの駄目だよ。
全然違うんだ。

熱くなった体を冷やしながら、僕はどんどん海の深いところへ潜っていった。
周りにはたくさんの遺跡。
魚も泳いでいたよ。
あの水の感触。
あの気持ちよさは映像なんかじゃ分からないよ。

僕は適当なところに落ち着くと、その石ひとつと話した。
彼らは昔、地上にいて人間が形作ったんだってこと
彼らを作った人たちのこと、色々聞いたよ。

ある日僕らは地上に引き上げられた。
そしてパズルのように組み立てられて、展示されている。
僕は長い間、彼らと一緒にいて、彼らの話を聞いていたので
彼らのなくなった一部と同じような格好になってしまっていた。
だから、本当は彼らの一部じゃないのに、こうやって一緒に展示されているんだ。

展示会場は海に比べたら、楽しくもないし美しくもないけど
君のような子供がいるなら、なかなか悪くないね。

さぁ、むこうで呼んでいるのは君のパパじゃないかい?
早くお戻り。
僕の話もこれでおしまい。

632 :なまえ_____かえす日:2009/08/23(日) 10:09:41 ID:Dw5CNqLN
ありがとうございます。感激です。

633 :なまえ_____かえす日:2009/10/04(日) 20:57:56 ID:f0mMlnpT
あげ

634 :武田マンチカン:2009/10/05(月) 00:01:30 ID:AvYawLkn
http://www.youtube.com/watch?v=G-AtMZj3xQ0

635 :なまえ_____かえす日:2009/11/30(月) 12:21:35 ID:XEU2grvm
明日から12月ですね。

636 :なまえ_____かえす日:2010/04/30(金) 07:10:53 ID:f/sXsQx9
「しかし源氏物語を原文で読む人というのは果たしてどれくらいいるのかね。谷崎(潤一郎)源
氏、与謝野(晶子)源氏いろいろありますからね。それと(瀬戸内)寂聴さん訳してみたり。ま
あそういう形でね、活字のメッセージが安易に現代化されていることも便利になった一つだと思
うけど、それだって私は読書だと思いますよ。ただやっぱりね、テレビも新聞もなかったころの
ね、バルザックとかね、ドストエフスキーとかね、デューマとかね。ああいったね、古典的な作
家、今読んでみるととても退屈で読み切れないね。ていうのは、新聞が伝えるような情報をね、
小説が伝えた、あのころね」
「ですからね、行ったことのないね、サンクトペテルブルグとかパリとかね、あるいはローマの
風景はこういうものなのかなていうことね、みんな活字をもって摂取したから、ああいう小説も
なり得たけど、今とてもじゃないけども、やっぱりああいう小説退屈で読めないでしょ。それか
らまたこの間必要があってね、ニーチェ読み直してみたけども、やっぱり昔はとにかくあれで何
とか耐えて読んだけど、今はとてもじゃないが、ああいう翻訳というか、あのボリュームはアダ
プトされないと難しいなと思っていたら、ニーチェの簡訳本みたいなのが出ててね。今それが非
常にベストセラーになっているけども。私も一回それ買って読んでみたいと思ってますけども」

637 :なまえ_____かえす日:2010/07/09(金) 17:25:21 ID:uLgw5rl2
レスをしても一人・・・

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