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ワイが文章をちょっと詳しく評価する![3]

423 :名無し物書き@推敲中?:2010/07/23(金) 22:36:27
勝手改変、評価不要、批判允許。

風ひとつ吹かない午後一時、麻美子は新宿駅のホームで甲府行きの特急列車を待っていた。
梅雨明けから間もない七月終わりなのに、既に猛暑日と言っていいほど太陽が照りつけ、辺りは蒸し蒸しとしている。
思わず「暑い」と麻美子は呟いた。昔から暑さには弱い。キャミソールにデニムを穿いたラフな格好なのに、それでもじっとりと汗ばむほどなのだ。
実際このホームでも、向かいのホームでも、みんな暑さに参っているように見える。
麻美子はうんざりとして、再び時計の針を見上げた。
今年は夏休みを早めに取っている。初日の今日、実家の甲府へと帰省するのである。
正月は友達の有理とテニアン島へ旅行したから、一年ぶりの帰省だった。
高校を卒業すると東京の大学へと進学し、そのまま都心の企業に就職して八年目になる。
だからこうして帰郷するのは、どうしても年末か夏休みかになってしまう。
不意にあずさ号到着のアナウンスがホームに流れた。麻美子はどこかホッとして荷物を手にした。
乗り込んだ車内では、既に夏休みが始まっているのか、家族連れや大学生らしき団体の姿も見える。
麻美子は二人掛けの窓側に座った。幸い、誰も隣席には腰を掛けなかった。

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