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ワイが文章をちょっと詳しく評価する![3]

1 :ぷぅぎゃああああああ ◆Puug571Ifs :2010/05/02(日) 10:29:01
急遽、新装開店!(`・ω・´)

掌編、いつでも募集中!
採点、100点満点!
評価、コメント数行!
結果、コメント一行!

前スレ
ワイが文章をちょっと詳しく評価する![2]
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1254570717/

ワイが文章をちょっと詳しく評価する!
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bun/1249125836/

文章の一部、よい! オチがない、よい! 他人の文章、ダメ!

点数の意味
10点〜、日本語が書ける!
20点〜、日本語の意味がわかる!
30点〜、読み物に近い!
40点〜、形にはなっている!
50点〜、楽しめる域に入る!
60点〜、作品として出せる!
70点〜、欠点がほとんどない!
80点〜、佳作の域に突入!
90点〜、未知の領域!
満点――、神様は評価できない!

ここまでの最高得点78点!(`・ω・´)

147 :名無し物書き@推敲中?:2010/06/21(月) 23:22:11
 評価お願いします。長いので分けました。
 
 これは今から遥か昔のとある国での話だ。とある国の重臣が反乱を起こし、王を殺し権力を握った。よくある話だ。王には一人の息子がいた。ちょうど物心がつくぐらいの年齢だった。当然、その少年のことも重臣は殺そうとした。
 しかし重臣は殺さなかった。なぜなら実際に少年を重臣が見たときに情がわいてしまったからだ。こんな小さく、そして美しい少年まで殺す必要はないだろう。可哀想だ。と重臣は思ったのだ。
 だが、しかしほうっておけば害を及ぼすかもしれない。今や王となった重臣は少年を城の地下牢に幽閉した。
 地下牢は日光がいっさい入ってこないのでとにかく暗い。唯一の光はろうそくのかすかな灯火だけだ。与えられるのは日に三度の食事と水だけ。地下牢にあるのはベッドとトイレぐらいだ。
 少年のやることは少なかった。食事をすること、一人で暇な見張りの兵士の話を聞くこと、牢のなかにあるろうそくのかすかな灯火を見ることぐらいだった。
 この中で少年が一番好きなのはろうそくの灯火をみることだ。見張りの兵士はたいてい愚痴話ばかり言ってつまらない。それに食事も豪華なものでなく、質素なものだ。
 が、しかしそれでも普通の人にとってはろうそくの灯火をみることなどそれらに比べたらもっとつまらないだろう。が、少年は違った。暗闇のなかにぼうっと浮かんでいるろうそくの光を楽しめた。
 光を見ながら昔のことを思い出す。楽しかった頃のことを。あのころの世界は光であふれかえっていた。少年はろうそくの燃え尽きる時が一番楽しみでもあり、悲しみでもあった。
 ろうそくの光は燃え尽きる直前ゆらぎ、一番輝く。が、すぐに燃え尽きつきてしまうのだ。そんな生活が何年も続いた。

 

148 :名無し物書き@推敲中?:2010/06/21(月) 23:24:18
ある日いつものように見張りの兵士が少年に語りかけ始めた。
「今日はすごい日差しだ。本当に珍しいぐらいの日差しだ」
 と。いつもなら適当に受け流す少年だがこの言葉に興味を持った。
「どれくらいすごいんですか」
 兵士は驚きながら答えた。
「本当にすごい。お前に見せてやりたいぐらいだ。」
 少年は地上の光を見たくなった。もはや記憶の中でしかない光を。ふとろうそくを見た。それは気づかぬ間に短くなっていた。
 やがて食事の時間になり兵士が牢の中に入って来た。兵士はいつもは牢の前で見張っているのだがこの時ばかりは牢の中に入る。兵士は油断しきっていた。なにしろ今まで脱走のようなことを少年がしたことは一度もなかった。
 従順だったのだ。が、今日は違った。少年は兵士を思いっきり殴りつけ、気絶させる。
 そして光を求め地上へと走り出した。猛烈な速度で走り出した。
 長年動かしていなかった体は軋みをあげたがそんなことはもはや気にはならなかった。希望が彼に疲労と痛みを忘れさせたのだ。階段を駆け上がる。そしてついに地上への扉にたどり着いた。勢い良く扉を開ける。
 そこは光であふれかえっていた。そこは待ち望んだ世界だった。初めのうち少年はあまりの光の強さに目を開けることができなかった。
 やがて慣れてくると、目を開ける。満足げな表情を浮かべ、座り込み辺りの風景を見た。花々が咲き誇っていてきれいな風景だった。
 が、幸せは長くは続かなかった。少年は追って来た見張りの兵士に剣で刺され、死んだ。即死だった。

 その時、ちょうど地下牢でろうそくのかすかな灯火がゆらいで燃え尽きた。最後にこれまでにないぐらいの輝きを見せて。

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