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小説書いてみた

1 :超素人萌えおん:2010/07/16(金) 02:20:34
俺、初めて小説書いてみた。叩かれても良いから読んでみて

2 :超素人萌えおん:2010/07/16(金) 02:22:51


カレンダーを捲る。

12月23日...もう今年も終わりに近つ”いている。
明日はクリスマスか...独り身の自分には全く関係のないイベント。
外のネオンの輝きは、今こそ一年で一番の至福の瞬間と言わんばかりに輝いている。
恋人達は寄り添い合い、互いの愛を確かめ合う聖なる夜。
そんな日に、俺はといえば休暇を利用して、アニメのグッズを買いにいく予定...。
...少し自分が嫌になる、自己嫌悪というやつだ。

「はぁ...部屋のかたずけでもするか。」

棚の周りに散らかった沢山のフィギュア見て、溜め息交じりに呟く。
今年も秋葉原でいくら使った事だろう。そして明日も、きっと財布の紐はゆるゆるだ。
部屋を見渡すと、フィギュアは勿論、ポスター、同人誌、CDやDVD、
そしてあの抱き枕は限定物で、2万円もしたというのだから、我ながら驚きだ。
自覚はあるのだが、世間でヲタクと呼ばれる人間には、収集癖がある気がする。
自己満足の究極系の世界だ。集めた所で、別に誰に褒められるでも、誰に崇められるわけでもないのに。

...まして本当にアニメの中のキャラに会えるわけではないのに。

わかっている。現実とアニメ、つまりは、3次元と2次元の区別はついているつもりだ。
俺が、画面に映る彼女達をどれだけ愛しても、思いが伝わる事は絶対にない。
目の前に広がる世界は、現実にはない、人間が作り出した芸術的な映像。
言ってみれば、夢に近いような幻の時間。
そう考えていると、とんだ片思いだな、と少しおかしくなった。




3 :超素人萌えおん:2010/07/16(金) 02:25:23
「大分かたずけも終わった事だし、そろそろ寝るかな。」
時計を見てみると、既に夜中の2時を上回っていた。
歯を磨き、布団の中に潜り込む。
今夜はとても寒い。明日、いやもう今日だが暖かいと嬉しいかぎりだ。
だんだんと眠気が増す中で、一体のフィギュアと目が合った...気がした。
一番お気に入りのキャラクターのフィギュアだった。
俺の今の心境のせいか、心無しか少し悲しげな表情に見える。

俺は寝ぼけながら、そのキャラのアニメの台詞を呟いた。
「君が困った時は助けにいく...おやすみ。」

「.........待ってる。」
夢の世界に入っていく中で、微かにそう聴こえたような...気がした。

次の瞬間。
何故か俺は無数の光が流れる暗い空間にいた。

「危ない!!」
聞き覚えのある声がする。
「リオン!!...なんでここに!?」
「けんちゃん!! 詳しい話しは後!! 今は闘う事だけに集中して!!」
「お...おう!! 」
「うん!!一緒に生きて帰ろうね」
「うぉぉぉおおお」

4 :超素人萌えおん:2010/07/16(金) 02:27:07
....ジ.....ジリ...ジリリリリリリリリリ!!!!

耳元で目覚ましの音がする。
「はっ!! なんだ夢...か...。」
全く俺もどうかしている。夢でまで会いたかったのか。
一番好きなキャラのリオンと、共に何かと闘っていた...ような気がする。
あくまでも夢の中だから曖昧な記憶だ。ただ...もう少し続きが見たかった、というのが本音。

さて、いつまでも夢の中の世界に浸っているような時間は勿体ない。
現実の時間は無情にも過ぎていくのだから。
一つ大きく伸びた後に立ち上がる。今日も一日が始まる。
トーストを焼き、目玉焼きを作る。それを合わせて食べる。
毎朝ほとんど同じメニューだが、他にしっかり作る気にはなれない。
半分くらい齧り終えた所でテレビをつけてみる。

【今日はクリスマスです、街は盛り上がっていますよ、それでは...】

...とても見る気になれる番組はないようだ。
ネズミのテーマパークの特集に、代官山や横浜のようなデートスポット案内ばかり。
使った食器を流し場へ持っていく。洗い物も少したまっている。
「帰ってきたら一人で洗い物のクリスマス」
なぜか自虐的になってしまった。やはりクリスマスは死亡フラグだ。
俺の精神的な世界までもが、リア充の力で蝕まれていく。
そんな事を思いながら、支度を冷静にはじめだす。
歯を磨き、髭を剃り、服を着替えて、リュックを背負う。準備完了だ。
外見は、ヲタクだと世間様に蔑まれるのが嫌で、しっかり考えているつもりだ。
部屋にあるグッズ達に挨拶をする。いつもの習慣的な行動だ。
「いってきます、留守番よろしく。」



5 :超素人萌えおん:2010/07/16(金) 02:28:48
外に出ると、前日よりは暖かかった。どうやらホワイトクリスマスにはならなそうだ。
別にホワイトクリスマスなんて興味が無い。というかただのひがみだが。まぁとにかく暖かいのは嬉しい。
しかし、恋人達の溢れんばかりの笑顔と、どこへ行っても流れ続けるクリスマスソングが、心を凍てつけた。
駅までの道も、沢山の飾り付けで、普段より何倍も華やかになっていた。華やかな街と、俺の心境は反比例だ。
駅に到着し、切符を買い、ホームへの階段を上がる。今日は駅構内もスーツ姿より私服の人間の方が多い。

【まもなく2番線に電車が到着いたします】
電車に乗り込むと、普段よりかなり混雑している。
聴こえる会話は、九割強クリスマスの楽しそうな談話ばかり。
もう本当に今日はやるせない一日だ、そう思いながらつり革に掴まる。
目の前の車内広告には、夢を叶えます、と政治の野党のポスターが貼られていた。

「じゃあ頼むから、2次元に行く能力でも与えてくれ。」
切実な願いであり、最上級に非現実的な願いをこぼした。
そんな技術が開発されていたら、俺はとっくにこんな世界にはいないだろう。
車窓に映る自分を見ていると、ピーターパン症候群という言葉が出来るのも無理はないな、と思った。

【次は秋葉原、秋葉原でございます】
車内アナウンスで、俺の価値観でのユートピアが読み上げられた。
少しの間、好きな者に囲まれる至福の時を過ごす事が出来る。


6 :超素人萌えおん:2010/07/16(金) 02:30:19
電車から降りると、秋葉原すらも、いつもより更に活気ある街と化していた。
今日はまさに戦争だな、そんな事を思いながら改札を抜ける。
見慣れた電気街、リバティーやまんだらけなどの大手玩具店、あきばおーなどの不思議な店、
古今東西などの個人経営のマニアックな店、行きつけのメイド喫茶なごみ、ゲーセンや満喫、カレー屋、
この街の全てが大好きだ、そして全てに思い出が詰まっている。
一つ一つのお店を時間をかけてゆっくり見ていく。掘り出し物や大秘宝を見落としたら大変だ。
そんなこんなで6時間は歩き続け、買い物をし続けた。
集中していたので不思議と疲れは少なかった。体力の無い自分も、この時間だけはトップアスリートに近つ”く。

「一応、ケーキでも買って帰るかな。」
ふと、忘れていたクリスマスダンジョンにはまってしまう。我ながらいらんことを思い出す頭だ。
こうして秋葉原から最寄り駅へ戻り、本日最後のお買い物はケーキとなった。
1カットというのも気が引けたので、2カット買ってしまった。見栄を張る自分の姿が少し悲しい。
寒空の中、一人帰り道を歩く。両手には今日の戦利品のリオンのグッズや、人気のボーカロイドグッズ、
高校生がバンドに打ち込むアニメのDVDに、見栄を張った2カットのケーキ。
夜風が身体の芯から体温を奪う中で、なんとか非力な俺は自宅へと帰り着いた。
玄関の扉を開けると、真っ暗な部屋が暖かい空気で迎えてくれた。電気をつける。

「ただいま」
もうこの発言について説明する事は無いだろう。
冷蔵庫にケーキを入れ、購入したグッズ達を箱から開けて飾ってやる。
どうやら今日だけで、新しい恋人が5人も加わったようだ。リオンに関してはもう物凄い量になっている。
パソコンの横に、今一番のお気に入りのリオンを飾る。昨日、俺の脳内妄想のせいで、悲しげな表情に見えたやつだ。
パソコンのウィンドウに目をやると今日も沢山のメールが来ている。全てメルマガだ。
ただそのまま読まずに削除するというより、暇人の性により、読んでから削除するという行動が習慣になっていた。



7 :超素人萌えおん:2010/07/16(金) 02:32:31
「今日もサクラ満開の出会い系ばっかりかよ」
いつも通り、出会い系サイトの宣伝ばかりだった。高いお金を払わされ、何も起こらず出会えず終わる、悪魔のサイトだ。
ただ、自分が確実に入会しないと決めた上で、一生懸命に架空の女性が演技しているのを見るのは滑稽で面白かった。
そんな中で、一通のメールに目が止まった。

 TO.>山神健一
 From.>神崎リオン
 はじめまして。...でもないかな...。神崎リオンです。
 今、ワタシの世界はとても危険な状態になってるの。
 あなたはいつもワタシに言ってくれた。
 その言葉を思い出して。
 これ以上の事はこのメールには載せられない。
 http://www:cl.no/2?.5>jigen:a.b/b/oy3.com
 これをクリックするとあなたはその世界から消える。
 こちらの世界に移行することとなる。
 決断はあなた自身で決めて。
 ......信じてる。



8 :超素人萌えおん:2010/07/16(金) 02:34:26
「なんだこれ気味悪いな...。」
たちの悪すぎる悪戯だ。実名も載せられた上に、好きなキャラクターの名前まで知られている。
最近の業者には、色々個人情報を手に入れるツールがあるようだ。もしくは友人の誰かがからかっているのか。
ただでさえクリスマスで情緒不安定な俺は、数少ない友人の中に犯人がいると思い、片っ端から連絡をいれた。
しかし犯人は全く見つからない。むしろ、こんな日にくだらない事で連絡してくるな、と怒られる始末。

「ええい、もういい、忘れよう」
風呂から上がり、好きでもないケーキをそそくさとほおばり、布団に入る。
もう疲れた、最悪のクリスマスの終わり方だ、心の底からそう思った。
「メリークリスマス、おやすみ」
横になり、部屋中の恋人に呟いた。
今年も残る所あと少しだ、明日は仕事、早めに寝よう。
そして、まぶたをゆっくりと閉じた。

「...た...す...けて」
何か聴こえた気がして目を開ける。
いや、正確には、何かというより、リオンの声が....。



9 :超素人萌えおん:2010/07/16(金) 02:35:56
スリープモードでまだ少し明るいパソコンのウィンドウ。
その明かりに照らされて、パソコンの隣に飾ったリオンのフィギュアが見えた。
「き...昨日より...悲しそうに見える」
もはや昨日のようにぼんやりではなかった。明らかに悲しそうに、こっちを見ている。
もう全くもって今日は意味がわからない、どうかしている。

「くそっ、なんなんだよ、だったらどうすりゃいいんだよ....意味がわからねぇ」
冷静さを欠いたままの状態だったが、頭の中で一つのメールが思い出された。もしかしたら。

「あのメールだったんだ」
なにかをひらめくように、パズルが全て繋がった。
急いでメールを開く。まだ心の中で引っかかっていた。
もしも違ったら、どうなるのか、業者からの請求か、それとも友人からの嘲笑か。
ただ、そんな事はどうでも良かった。リオンを...助けたい。



10 :無名草子さん:2010/07/16(金) 03:07:49
高校生かな?

魔法のiらんどとかに書けば?

2ちゃんの書き込みもずっとネットに残ってしまうから、
この過去ログを大人になってから見てみると面白いかもね。

11 :超素人萌えおん:2010/07/16(金) 03:57:43
はい

ありがとうございます

確かに、20歳とかになってからみたいです

12 :無名草子さん:2010/07/16(金) 04:42:13
ラノベ、アニメだけじゃなく、もっと色んな本を読もう。映画を見よう。音楽を聴こう。

自分の好きなものだけではなく、色んなモノに興味を持とう。
自分の世界に引きこもっていないで、色んな所へ行ってみよう。
色んな事を体験しよう。

例えば、アルバイトして車の免許を取って女の子誘って断られて風俗でも行って病気貰って病院で恥かいてこい。

ルールをよく読み、他の人に迷惑を掛けないように。
http://love6.2ch.net/bun/
スレッドは立てるなよ。採点スレとか添削スレとかあるだろうからな。

頑張れよ。

13 :無名草子さん:2010/07/16(金) 19:01:41
「はぁ...部屋のかたずけでもするか。」
「大分かたずけも終わった事だし、そろそろ寝るかな。」


片づけ・・・

14 :無名草子さん:2010/07/18(日) 22:43:15
まあ、ラノべならいいほうなんじゃ・・・?

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