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【涼宮ハルヒ】橘京子の「んんっ、もうっ!」9回目

1 : ◆pXUayPF9vQ :2009/01/27(火) 11:41:35 ID:WegSr6fO
陰謀で朝比奈さんを誘拐したのはなんとツインテールの美少女だった!?
『機関』と対立する組織の中核メンバーで、予想通りの「超能力者」
裏SOS団の中でのヘタレっぷりは素なのかはたまた演技なのか
そんな橘京子たんを慰めるスレです

     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

○橘京子たんからのお願い○
『次スレは>>980が立てて下さい。ダメだったら無理しなくてもいいのです』

前スレ
【涼宮ハルヒ】橘京子の「んんっ、もうっ!」8回目
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1213501130/


2 :この名無しがすごい!:2009/01/27(火) 12:44:40 ID:b0PufnGS
あれだけスレタイ案出したのに・・・
>>1
まあ乙

3 :この名無しがすごい!:2009/01/27(火) 15:28:52 ID:HBysIlbe
スレタイ案が…
でも一乙

4 :この名無しがすごい!:2009/01/27(火) 20:52:30 ID:UH5m+l4+

一応まとめも
http://www36.atwiki.jp/kyokotan/


5 :この名無しがすごい!:2009/01/28(水) 01:02:45 ID:9Q3f9iZt
何もしてない奴がやな感じだなw 作品名無しはまず論外だろ…。1乙

6 :前スレ1000:2009/01/28(水) 13:31:45 ID:uOBBsKXQ
橘は俺の嫁

7 :この名無しがすごい!:2009/01/28(水) 15:06:21 ID:jcJhuiob
前スレで台詞訊いてた人
998氏ので正解なのです

あんな風に言われたら怖いのです……

8 :この名無しがすごい!:2009/01/28(水) 17:48:25 ID:Cn2mlV6k
一乙

まとめ更新してきたけどAAが酷いことに……

修正できる人いないっすか?

9 :この名無しがすごい!:2009/01/28(水) 18:42:04 ID:jcJhuiob
>>8

o033だけちといじってみた

わかったこと
1 行先頭からの中黒3つは避ける(三点リーダに変える)
2 行先頭の >> も避ける(どっちみちアンカにならんので全角空白とか入れて対処)

AAのズレについてはフォントの直指定くらいしか思いつかないが、できるんかな?

10 :この名無しがすごい!:2009/01/28(水) 23:38:03 ID:yBcZym99


11 :この名無しがすごい!:2009/01/29(木) 15:19:47 ID:NfJ3IZaK


12 :この名無しがすごい!:2009/01/29(木) 18:05:07 ID:SRB83Hwq
橘京子たんのメイド服

ttp://www7b.biglobe.ne.jp/~kokotana/cg66.htm

13 :この名無しがすごい!:2009/01/29(木) 18:32:58 ID:fKylFuMm



       !  ?

14 :この名無しがすごい!:2009/01/29(木) 19:08:34 ID:VlJ+CkBn
>>12
勤労少女のきょこたん・・・実にいいな

15 :この名無しがすごい!:2009/01/29(木) 19:37:02 ID:2Y8u+4UO
>>12
個人サイトへの直リンは控え賜え。

・・・・でもかわいい。

16 :この名無しがすごい!:2009/01/29(木) 20:41:43 ID:nyAW6Vb0
          , -- 、、
         〃  ; ヽヾ.
         ハミ(メノリ从))
         i| ┃ ┃| !|  
       ___トリ'' ヮ''ノ _
      / \    ̄ ̄ ̄__\
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        ヽ\ ※ ※ ※| |====B=|
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     .<\※ \_____※___|\____ヽ
        ヽ\ ※ ※ ※| |====B=|
        \`ー──-.|\|___l__◎..|ヽ
          ̄ ̄ ̄ ̄| .| ̄ ̄ ̄ ̄|
               \|        |〜

17 :この名無しがすごい!:2009/01/29(木) 21:09:24 ID:FFz+YRov
>>12
この後ティーカップを落してしまうのですね。分かります。

>>16
きょこたんが星一徹クラッシュかましたのですね。分かります。

18 :この名無しがすごい!:2009/01/31(土) 15:39:23 ID:Zv0064Fu
>>14
勤労少女が筋肉少女に見えた。

ガチムチなきょこたん……佐々木さんとパンツレスリングでもするんだろうか?

19 :この名無しがすごい!:2009/02/01(日) 22:32:10 ID:7NYb/QX1
キャットファイトなら見たい

20 :この名無しがすごい!:2009/02/02(月) 23:34:53 ID:wqN8cLF3
原作だと橘って一回もキョンのこと「キョン」って呼んでないんだよな
まあ古泉や長門もだが・・・

「キョンくん」なのか「キョンさん」なのか。
個人的には「キョンさん」であってほしい

21 :この名無しがすごい!:2009/02/02(月) 23:35:54 ID:YohcNKTJ
キョン太郎

22 :この名無しがすごい!:2009/02/03(火) 04:22:45 ID:zbqE/dsF
>>20
「あなた」と呼ぶから味があるんでしょうよ

23 :この名無しがすごい!:2009/02/04(水) 06:37:58 ID:+HnjJAV3
「んんっ、もう!」って台詞をベッドの中で俺に抱かれながら言って下さい
ちょっとセクシーに

24 :この名無しがすごい!:2009/02/04(水) 07:14:50 ID:CTo3suqk
※ただしイケメンに限る

25 :この名無しがすごい!:2009/02/04(水) 07:31:54 ID:MRBNSIn5
⌒('A`)⌒<んんっ……もうっ

26 :この名無しがすごい!:2009/02/04(水) 10:20:13 ID:V9ROXmOU
http://tvde.web.infoseek.co.jp/cgi-bin/jlab-dat/k/s/dat1233681050037.jpg
http://www2.uploda.org/uporg1988926.jpg
http://www.uploda.org/uporg1988924.jpg


27 :この名無しがすごい!:2009/02/04(水) 12:10:28 ID:Mi08YBYa
>>26
やはり、消失メインなのか・・・
ええい!陰謀をやれ陰謀を!

28 :この名無しがすごい!:2009/02/05(木) 08:12:14 ID:bD2eoGh9
それより原作を

29 :この名無しがすごい!:2009/02/05(木) 18:33:29 ID:zKarUG36
         ,. ‐''三ヾ´彡シ,=`丶、
     /'".:=≡ミ_≧_尨彡三:ヽ、
    //.:;:彡:f'"´‐------ ``'r=:l
    /〃彡_彡′,.=、 ̄ ̄ ,.=、 |ミ:〉
   'y=、、:f´===tr==、.___,. ==、._ゞ{
   {´yヘl'′   |   /⌒l′  |`Y}
   ゙、ゝ)       `''''ツ_  _;`ー‐'゙:::::l{   >>28
.    ヽ.__     ,ィnmmm、   .:::|!  諦めろ。もう試合終了だ。
  ,.ィ'´ト.´     ´`"`"`゙″ .::::;'
イ´::ノ|::::l \         "'   :::/
::::::::::::|:::::l   ヽ、      ..::  .:::/.、
:::::: ::: |:::::ヽ    ヽ、.......::::/..:::/!\\
::::::::::: |::::::::ヽ    ``''‐--ァt''′ |!:::ヽ:::\
:::::::::::::|::::::::::::ヽ、       /i|iト、  |l:::::::ヽ:::::\
:::::::::::::|::::::::::::::/:ヽ、   ∧|i|i|i|〉. ||::::::::::ヽ:::::::\

30 :この名無しがすごい!:2009/02/06(金) 02:13:58 ID:1iYSwOzM
例の「橘京子の〜」来てたのね 安定だなー

31 :この名無しがすごい!:2009/02/07(土) 15:26:35 ID:6euXjvjy
みなみけのカナ = きょこたん

32 :この名無しがすごい!:2009/02/08(日) 08:47:01 ID:yu8wq5Xc
ネコくちなんですね
わかります

33 :この名無しがすごい!:2009/02/08(日) 18:52:59 ID:tOMJIo0h
ネタ無いな・・・

諺シリーズみたいなの、またやらないかな。

34 :この名無しがすごい!:2009/02/08(日) 21:52:29 ID:e4evcmh9
懐かしいなwwww

35 :この名無しがすごい!:2009/02/08(日) 22:44:16 ID:cY1bdnvk
ここには絵師もSS職人も基本皆無だからな

36 :この名無しがすごい!:2009/02/09(月) 14:20:30 ID:FSa9zYrO
流れも読まずatwikiのAAズレの件だけども

まず引用文になったりボールドになるなど無残な状態になるのは
全部の行頭に全角空白を埋め込めば回避可能

また、
#aa{{ }}

で全体を括ると行間も詰まるし少しだけマシになった
a038をそうやっていじってみたが、まだある程度ずれてるなー

37 :この名無しがすごい!:2009/02/09(月) 14:24:01 ID:FSa9zYrO
ちなみにこのページな
ttp://www36.atwiki.jp/kyokotan/pages/115.html

ログインユーザーならHTMLの直表示も可能とかいう話なんだが
俺はただの非ログインユーザーなので、ググってもこの辺が精一杯
これでよければズレAA含むSS全部を#aa{{ }}タグで括る程度のことはやってもいいけど
どんなもんかね?

38 :この名無しがすごい!:2009/02/10(火) 19:02:47 ID:Ciq5o9WV
     , -‐- 、、  
.    〃   ; ヽヾ. 
    ハミ((メノリ从))  
    | i(|;┃ ┃ |!|4月からのアニメが新作か不安なのです。
....   | トリ、''' - ''ノ'!| 私の登場シーンがあるのか不安なのです。
    レ゙. {i'づと) リ  . 
..    ノ_/__l_jヽ.
     `~(__i_)~´

39 :この名無しがすごい!:2009/02/10(火) 19:13:47 ID:oLeSE5kF
>>きょこたん

・ 安心して、新作だよ
・ ……また、頑張ろうね。

40 :この名無しがすごい!:2009/02/10(火) 21:00:13 ID:6Tto0Rg2
またでしゃばるなよw

ttp://www.syu-ta.com/blog/2007/07/14/150411.shtml



41 :この名無しがすごい!:2009/02/12(木) 13:58:27 ID:NSX/woU0
きょこたんとにゃんにゃんしたい

42 :この名無しがすごい!:2009/02/12(木) 18:29:31 ID:B2J/Ki4L
http://ex24.2ch.net/test/read.cgi/base/1234143144/
159 :代打名無し@実況は野球ch板で [] :2009/02/12(木) 00:18:08 ID:SpS4g/pV0
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(|;┃ ┃ |!|IDにGが出てないか不安なのです。
....   | トリ、''' - ''ノ'!|
    レ゙. {i'づと) リ  .
..    ノ_/__l_jヽ.
     `~(__i_)~´

きょこたんwww

43 :この名無しがすごい!:2009/02/13(金) 08:28:39 ID:rqHIMIu7
橘「はっくちょん! はっくちょん!」
佐々木「おや、花粉症かい、橘さん」
橘「ええ……目が痒くて鼻がムズムズしてつらいのれ…くちゅん!」
佐々木「大変だね、僕は花粉症とは縁がないし、そのつらさが分からないよ」
橘「うらやましいのです……」
九曜「――――」
橘「九曜さんは人間じゃないし、花粉症とは無縁ですよね。」
九曜「――くしゅ……ズズズ――花粉症……つらい――」
佐々木・橘『うそっ!』橘「なんて非常識な……」
佐々木「というか、九曜さんが花粉症だと僕の人間としての立場が……くやしい」


44 :この名無しがすごい!:2009/02/14(土) 06:48:54 ID:q9ixFnL8
リアルに花粉症がきびしい季節がやってきますね、きょこたん

45 :この名無しがすごい!:2009/02/14(土) 14:42:31 ID:Jkyf6/aQ
あしたは日曜日。
佐々木さんとあたしたちのミーティングのある日なのです。

ま、ミーティングって言っても喫茶店でお話して、その後ちょっとお買い物したり映画見たりするだけなんですけどね。
そんでもって、あたしの手の中には数日遅れでポンジーさんに手渡す予定の物。
チョコレートなのです。数日遅れってとこで分かるでしょうけど、もう思いっきり義理チョコなのです。
それでも手作りなんですよ?あたしの心はちゃんと篭ってるのです。
「お前なんぞに糞高いゴディバとか遣る気にならんわ!
 スーパーで買ってきた100g100円の割りチョコで充分じゃ。
 そのまんまじゃなしに、溶かして型に嵌めてもらっただけ有難いと思えや!」
って感じで。
あ、ラッピングもしてあるのです。お歳暮の包装紙でくるんでクリスマスケーキの箱のリボンで結びました☆彡
こんなに手間ひまと資材掛けて、あたしってなんて仲間思いなんでしょ(n‘∀‘)η

さて、これは適当にしまって、と……。
ちょっとだけ不安があるのです。

佐々木さんは、もう"彼"にチョコを上げたのでしょうか。
"彼"に上げたいと思ってるのはバレバレなんです。当然本命チョコなのです。
でも素直じゃない人ですから、当日わざわざそのためだけに会いに行くとは思えません。
あしたは多分"彼"もミーティングに来るでしょうけど
期日が過ぎてからにこにこして渡すほど佐々木さんは天真爛漫でもないし、かといって全く渡さないとも思えない……。
当日渡してなかったとすると、あしたは微妙な空気が流れるかもしれません。

ていうか、ぶっちゃけあした顔をあわせるのも不安なのです。
あたし、本命チョコを当日"彼"にあげちゃったので……。

46 :この名無しがすごい!:2009/02/14(土) 18:33:51 ID:8vzszueX
ポンジーカワイソス・・・。

47 :この名無しがすごい!:2009/02/14(土) 23:30:37 ID:lSYPzrJj
俺の中で藤原はドMなのでおk

48 :この名無しがすごい!:2009/02/15(日) 00:46:31 ID:iziZEbj8
きょこたんは痛いキャラだが、ポンジーがいると目立たなくなる不思議

49 :この名無しがすごい!:2009/02/15(日) 16:43:51 ID:gg8XZTdn
きょこたんはキョンが女キャラの中で唯一えばりちらせる存在。

ポンジーはきょこたんが佐々木軍団の中で唯一えばりちらせる存在。

50 :この名無しがすごい!:2009/02/15(日) 18:49:18 ID:WBv+9yE0
ttp://sakuratan.ddo.jp/uploader/source/date104745.jpg
今更ですが・・・バレンタイン絵でも

51 :この名無しがすごい!:2009/02/15(日) 19:32:35 ID:Z1Dq16am
GJ

ちょっと元気ないけど、どうしたきょこたん……

52 :この名無しがすごい!:2009/02/15(日) 19:36:36 ID:gg8XZTdn
【キョコ】キョンさん・・・一晩かけて作りました。今後ともよろし(ry
【キョン】誘拐犯のチョコなんているかよ、しっしっ。
【キョコ】・・・・・・。

だったんだろ。

53 :この名無しがすごい!:2009/02/15(日) 20:19:25 ID:8AZi9qbd
>>50
う、うめえええ!!
しかし不幸な顔が似合うなきょこたん

54 :この名無しがすごい!:2009/02/15(日) 22:08:27 ID:a45Bigii
>>50
薄幸の美少女・・・いいよかわいいよ

55 :この名無しがすごい!:2009/02/17(火) 00:00:17 ID:qVq78MIH
>>50
ようやく特定した。

これをネタにホワイトデーのSSでも書けたらいいな・・・

56 :この名無しがすごい!:2009/02/17(火) 08:39:56 ID:6knM7j70
>>55
特定の件kwsk

57 :この名無しがすごい!:2009/02/18(水) 23:37:41 ID:BiTTgPYy
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|   せめて1日1レスくらいは欲しいのです!
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

58 :この名無しがすごい!:2009/02/18(水) 23:56:38 ID:RlOWxPx0
だが断る

59 :この名無しがすごい!:2009/02/19(木) 00:08:17 ID:pPNJNLCR
きょこたんの実績を鑑みるに、三日に一レスが妥当と思われます。

60 :この名無しがすごい!:2009/02/19(木) 00:52:18 ID:REvZmaJy
うちの専ブラでは2.62レス/日と表示されております

61 :この名無しがすごい!:2009/02/19(木) 19:15:33 ID:C2yWzH9S
きょこたんと古泉が能力発現前からの幼なじみなら、萌えるのだが

62 :この名無しがすごい!:2009/02/20(金) 10:55:35 ID:CuCYmWWF
じゃあ、一日最低1レスだな

63 :この名無しがすごい!:2009/02/20(金) 20:52:56 ID:nua7VJeL
橘京子さんは兵庫県のある歯科医院にお勤めのようですね。

64 :この名無しがすごい!:2009/02/21(土) 10:32:17 ID:0PLFVu8q
元演歌歌手で盗聴駆除会社「サイレンス&ピー ス」の代表者じゃなかったのかきょこたん

65 :この名無しがすごい!:2009/02/21(土) 12:53:23 ID:nPG7tDzg
橘京子なら近くのコンビニで働いてるけど

66 :この名無しがすごい!:2009/02/21(土) 22:03:20 ID:YZ7CtWE6
二期は消失メインで橘、佐々木、周防を最後に登場させて三期に繋げるのか…

67 :この名無しがすごい!:2009/02/22(日) 07:57:10 ID:3k6jsIc/
佐々木→ヒトメボレLOVER
橘あるいは藤原→朝比奈みくるの憂鬱

九曜→雪山症候群


で、影くらいはでるかもしれない。望み薄だが。

68 :この名無しがすごい!:2009/02/22(日) 09:29:08 ID:nZHPcP6i
きょこたんなら俺の横で疲れきって寝てるよ

69 :この名無しがすごい!:2009/02/22(日) 09:35:56 ID:vuyw2XIz
>>68
それ巨根や!

70 :この名無しがすごい!:2009/02/22(日) 18:51:59 ID:m8ICDdoX
そんなに大きくないのです

71 :この名無しがすごい!:2009/02/23(月) 00:12:20 ID:mpgLOFre
一期の阪中程度にさらっと顔出しがあると信じてる

72 :この名無しがすごい!:2009/02/23(月) 00:13:59 ID:id5xT81m
>>66
脇役ばら撒くほど声優がいないのです。

73 :この名無しがすごい!:2009/02/25(水) 10:25:07 ID:4ue+dmeS
一応オリジナルストーリーで出して貰えるっしょ
つーか出さないと新キャラ無しで突貫することになるし

74 :この名無しがすごい!:2009/02/25(水) 10:27:58 ID:ZSadmLyg
新キャラは出るとしても阪中とかぐらいだろ
もしかすると誘拐事件のときの橘と藤原はでるかもだが

75 :この名無しがすごい!:2009/02/25(水) 13:07:39 ID:JW4SL51x
ところで二期って確定なの?

76 :この名無しがすごい!:2009/02/25(水) 13:09:22 ID:ckaThd8o
>>75
まぁ、きょこたんはまだ楽屋待ちでしょうけどね。

77 :この名無しがすごい!:2009/02/25(水) 19:06:54 ID:Ay9GQ8tr
ttp://www.vipper.org/vip1125078.jpg.html

78 :この名無しがすごい!:2009/02/25(水) 21:02:32 ID:DWB2SIS0
何がしか別の反応をすべきところなのだろうが

なぜか和んだ

79 :この名無しがすごい!:2009/02/25(水) 23:37:12 ID:3NvqY6F5
確かにきょこたんのパンツは和むな

80 :この名無しがすごい!:2009/02/25(水) 23:41:30 ID:SnpfbrVf
ダセェw
なんだこのオバンパンツ

81 :この名無しがすごい!:2009/02/25(水) 23:59:18 ID:s6Ct6YzL
童貞くさいこと言うなよ

82 :この名無しがすごい!:2009/02/26(木) 08:18:27 ID:VTlB9YhW
ブランドものの傘を持っているくらいだから外見には気を使ってるんだろうが、
スカートの中までは気が回らなかった(金が回らなかった)に150円

83 :この名無しがすごい!:2009/02/26(木) 21:09:59 ID:veW+jcPU
「佐々木さん、お買い物に付き合って欲しいのです!」
「いいけど、何を買いに行くの?」
「その、、下着です。あたし可愛いのあまり持ってなくて…」
「わかったよ。良いの選んであげる」
「ホントですか!ありがとうございます!!」

〜下着売り場〜

「これなんかどう?」
「う〜ん、かわいいですけどちょっと子供っぽいような…」
「こっちは?」
「えと、それも少し…」
「それじゃこれとか」
「あ、いいですね。それにもう少しセクシーさがあるとベターです」
「セクシー?」
「はい!」
「………ひょっとして勝負ぱn(ry」
「え」ギクリ
「橘さん?」
「は、はい…」
「だ・れ・と、勝負するつ・も・り・か・な〜?」
「ひ、ひぃぃぃぃぃいぃぃぃ」

結果>>77

84 :この名無しがすごい!:2009/02/26(木) 21:56:02 ID:Sl1bWge9
GJ
負けるなきょこたん
勝負にならなくても頑張れT_T

85 :この名無しがすごい!:2009/02/27(金) 00:51:39 ID:lEUh+S8G
かわいい

86 :この名無しがすごい!:2009/02/27(金) 07:46:33 ID:qGTCpQmG
ささきけが出来た場合、きょこたんの立ち位置は、
やはり次女のバカな子役だな。
髪型的にも

87 :この名無しがすごい!:2009/02/28(土) 15:04:21 ID:RqKCw03E
きょこたんスレまだあったんだ


88 :この名無しがすごい!:2009/02/28(土) 17:42:17 ID:vQhVc1zD
謝れ!
長門スレに謝れ!

89 :この名無しがすごい!:2009/03/01(日) 00:38:23 ID:pqP74aZB
かわいい

90 :この名無しがすごい!:2009/03/01(日) 16:11:22 ID:YhkoV8ji
>>89
誰が?

91 :この名無しがすごい!:2009/03/01(日) 23:45:57 ID:pqP74aZB
橘に決まってるだろうが

92 :この名無しがすごい!:2009/03/03(火) 19:39:17 ID:CVUnnAJV

⌒(゚Д゚≡゚Д゚)⌒

93 :この名無しがすごい!:2009/03/05(木) 19:06:31 ID:PuTb4ydd
3人でテレビを見る佐々木、藤原、九曜

佐「東京地検が小沢事務所に入っていくね」
藤「おや?」
佐「どうしたんだい?ポンジー君」
藤「今、入っていった地検の奴が、朝比奈誘拐のときの橘の
  部下に似ている」
佐「...」
藤「...」
九「――」
佐「そういえば、橘さんは?」
九「彼女は――今、東京――」
佐「...」
藤「...」
九「――」


94 :この名無しがすごい!:2009/03/05(木) 22:41:04 ID:hfv7Yxmn
>>93
きょこたんが検事ってなんか少し不安だな


95 :この名無しがすごい!:2009/03/05(木) 22:43:31 ID:HNr4nQEW
きょこたん「異議あり!」

96 :この名無しがすごい!:2009/03/05(木) 23:54:35 ID:0NLcAR+X
長門「却下」

97 :この名無しがすごい!:2009/03/07(土) 20:07:39 ID:Bh584jkA
きょこたん「被告人は、フラクラの罪で懲役25年にすべきです!」


98 :この名無しがすごい!:2009/03/08(日) 00:02:59 ID:Ddpv64jA
被告人キョン「どんな罪だよ! 懲役25年って俺はそんな凶悪犯罪を犯した覚えはない!」
女性陣「犯しまくってます!!!」

99 :この名無しがすごい!:2009/03/08(日) 01:11:35 ID:jTwg1ML9
佐々木「くっく、いっそ犯した方が罪が軽く済んだじゃないかい?」

100 :この名無しがすごい!:2009/03/08(日) 12:46:40 ID:UTUo5bVs
100なのです

                _
             _ - ´: : : : : : : :` ー 、
         , ‐'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : :`. 、
         /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、:.:.\
      /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l: : : : : ヽ:.:.:.:\
    /: : : : : : : /: : : : : : : : : : : :: : :i: : : |: : :.ヘ:.:.:.:.:.ヽ
   //: : : : :: : :.:,': : : : : : : .イ: : :. :. : /: : : !: .: : :i:.:.:.:.:.:.:ヽ
  / ,': : : : : : : : :!: : : : : : :/ !: :.: .:.:../: :.: :..!.:.:.::. .:!.:.:.:.:.:.:.:ヘ
  /: :!: : : : : : : : :|: : : : : _/_ |: .:.:.:.:イ: ィ:.__.イ.:.:.:.:.:.:.!.:.:.:.:.i.:.:.i.!
 ,': : :!: : : : :l: : : :|X'"゙´:./`゙ ! .:.:.:/ !:.ハ:,r.'バ`ー、.,'l.:.:.:.:.:!.:.:.l.|
 !: : : !: : : : :!:/.:! !.:.:i.:/  i.:./ i/ ',:./ !.|:.:/`i、:.:.:.:i.:.:.:!:!
 |: : :.ヘ: : : .ヘ.:.: :.! ヽ:ト'   〆  /   レ  !|/|.:/!.ヽ./.:.:./:!
 |: : : :.ヽ: : : ',ヽ: |斗Xミミ、        彡≠ミ|/イ:.:./.:.:.:.:イ
 l: : : : :.ヽ、:.:..ヽト,〈:::゚,::::::::}`      そ::::::::ハト !:/.:.:.:/|/|
 |: : : : : :.Xミ、:.ヾ ゙'つ_.. ソ         ぅ...ノシ '"f'/ヽ/.:.:.:.:!
  !: : : : : ト, ( ヘ`ト `ー- ′       'ー--′//ソ.ノ.:.:.:.:.:|
  !: : : : : :.:.`t、_ヾ, xxxx      `  xxx //,イ.:.:.:.:.:.:.:.!
 |: : : : :.:.:.:.!  Tト、    「 ̄ ̄、!      イ/ !|.:.:.:.:.:.:.:.:!
 |: : : : :.:ト.:.l  V. \   ヽ _ノ     /.   ,'ィ.:.:.:.:.:.:.::.!
 |: :.: :.:.:..ハ.:l     !` ー _ __  -  ´   //|.:.:|.:.:.:.:.:.!
 |: .:.:.:.:./ ヾ、    }      |       /´ .!.:.ト.:.:.:.:.:|
  l: :.:.:.:.:.,'   `  ,-/       ヽ-、- 、     ',.:!|.:.:.:.:.:!
  !: .:.l.:./       / K、 _ 、    _ /  \_   `ヘ:.:.:.::|
  ! .:.:!.,'     /、   \     <´    / 'ー 、  ヘ.:.:l
. ! :./|:!   /   ` ー、 /     ヽ   /     `ー ゝ.',
 l:./ !:! /          Y、     /i ´             ヽヘ
. l/  ,ゝ'          |`ヽ、,..、/  !         l     トヘ
. |  i            ト,r,'r><.ヽ<´|       ', /   l ヾ、
   l  ヽ         kr'/,イ ト、、〉〉l         Y /  !
   |   \ i       トvイ | ! i`´ .!        l /  !
  |      !       l  ! ! i |  }        l   l
    !     ',       ヘ !| l !l  ,'       |   |
   |       ',         ヘ| ! i| |.! /         !   !
.   l       ヘ       |  | !'  `/       l !   !
    |       ',     |  し' 、 /        ! |   !

101 :この名無しがすごい!:2009/03/08(日) 12:47:33 ID:TvMi8Ays
谷口「代わりに俺が!」

102 :この名無しがすごい!:2009/03/08(日) 17:17:35 ID:qBFTA5r7
>>101
               _ _     .'  , .. ∧_∧
          ∧  _ - ― = ̄  ̄`:, .∴ '     (    )
         , -'' ̄    __――=', ・,‘ r⌒>  _/ /
        /   -―  ̄ ̄   ̄"'" .   ’ | y'⌒  ⌒i
       /   ノ                 |  /  ノ |
      /  , イ )                 , ー'  /´ヾ_ノ
      /   _, \               / ,  ノ
      |  / \  `、            / / /
      j  /  ヽ  |           / / ,'
    / ノ   {  |          /  /|  |
   / /     | (_         !、_/ /   〉
  `、_〉      ー‐‐`            |_/


103 :この名無しがすごい!:2009/03/08(日) 19:39:04 ID:hDZCl/Pq
平成教育学院の漢字の問題で欣喜雀躍出てきたな

104 :この名無しがすごい!:2009/03/08(日) 19:52:22 ID:DYoLrhgu
4月からのって再放送なのかよ
聞いてねーぞ

105 :この名無しがすごい!:2009/03/09(月) 23:22:51 ID:cfKJLSFD
京子kawaii!

106 :この名無しがすごい!:2009/03/10(火) 07:08:34 ID:rlFhchsB
こんなかんじのきょこたんかいてください
ttp://up.mugitya.com/img/Lv.1_up88359.jpg.html

107 :この名無しがすごい!:2009/03/11(水) 18:10:21 ID:YvhgbTxp
つまり、きょこたんのパンツが見たいと?

108 :この名無しがすごい!:2009/03/11(水) 18:28:21 ID:6Sr+tTrx
きょこたんはお子様パンツしか持ってない。

109 :この名無しがすごい!:2009/03/11(水) 23:27:56 ID:bVPg4PPg
意外とそこらへん見栄張りそうだっていう

110 :この名無しがすごい!:2009/03/11(水) 23:30:13 ID:hMOfj3o5
パンツを6枚しか持ってないので週一でノーパンな橘

111 :この名無しがすごい!:2009/03/11(水) 23:53:47 ID:jEn6sHWo
どこぞのSSみたいにアンパンマンのパンツを穿いているはず。

112 :この名無しがすごい!:2009/03/12(木) 20:10:50 ID:+oB1IFwf
>>107
うん

113 :この名無しがすごい!:2009/03/12(木) 21:05:58 ID:Xz3JuN3I
>>112
>>50の絵があるサイトの絵じゃだめなん?

114 :この名無しがすごい!:2009/03/12(木) 22:09:55 ID:P8hTADjN
>>113
ぱんつみえてるけどきづいてなくてえらそうにしてるのがいいの

>>50のひとのきょこたんはすなおそうでかわいいけど
えらそうなのがすき

115 :この名無しがすごい!:2009/03/12(木) 22:11:57 ID:F34GsBLK
>>50はあたまよわいこだろ

116 :この名無しがすごい!:2009/03/12(木) 22:13:43 ID:FkPsxC+8
絵からぐぐってサイト見つけられる世の中になったらなぁ…

117 :この名無しがすごい!:2009/03/12(木) 22:17:48 ID:P8hTADjN
>>116
「橘京子スレ」で画像ググればあら不思議
少しは頭を使おう

118 :この名無しがすごい!:2009/03/14(土) 21:49:34 ID:POKfiJWI
>あら不思議
うん、不思議な画像ばっかり出てきた

119 :この名無しがすごい!:2009/03/14(土) 21:56:17 ID:0UEXmol3
>>118
Googleの画像検索だと最初に>>50の画像が出てくるね。

120 :この名無しがすごい!:2009/03/15(日) 00:18:25 ID:z3KVP4wx
知的で冷徹な橘と、
おバカでドジっ子な橘

どちらが需要ありますか?

121 :この名無しがすごい!:2009/03/15(日) 01:08:42 ID:DD3dBUU7
金の斧銀の斧な気がする。森さんときょこたんか。
鉄のをよこせ。

122 :この名無しがすごい!:2009/03/15(日) 07:04:24 ID:hToRV2a4
仕事中とプライベート分けてるきょこたんがいいです

123 :この名無しがすごい!:2009/03/15(日) 14:36:00 ID:XCgIIk/s
受験終わった。SSでも書こうか

124 :この名無しがすごい!:2009/03/15(日) 15:18:13 ID:3la1Oxj7
>>123

そしてwktk

125 :この名無しがすごい!:2009/03/15(日) 20:12:22 ID:9+losC1d
>>120
ぶっちゃけると俺は断然上の方が好きなんだが
このスレみてるとみんな下の方が好きなんだろうな
肩身が狭いぜ

126 :この名無しがすごい!:2009/03/15(日) 20:17:42 ID:56XTCEAX
知的で冷徹で森さんにボコられる橘なら大好きです

127 :この名無しがすごい!:2009/03/15(日) 20:36:28 ID:ypyeqHs4
知的で冷徹な橘ってのも書いてみたいけど、いざ書こうとするとイメージとはかけ離れてて。
そんな感じ。
良いネタはないだろうか?


128 :この名無しがすごい!:2009/03/15(日) 20:58:30 ID:NsMrxKd0
長門の病臥騒動が収まつた後、佐々木=神 説の詳細を古泉に伝えたキヨン
然し古泉から「それは違います。確かに佐々木さんは光の如く両面性を持った存在ではありますが…」と意外な言葉を返される

実は橘京子は
自分の所属する組織の利益のため、佐々木を騙し、ポンヂイ、九曜まで巻き込んで
佐々木=もう一人の神 説をでっち上げ、キヨンに信じ込ませるため一芝居打つていたのだつた

一体なんのために?

そして、長門病臥の件と橘の行動の関連は?

謎は謎を呼び風雲急を告げる、括目の次号を待て!

>>127先生の作品が読めるのは橘京子スレだけ!
サア皆も橘京子スレに投稿しやう!

129 :この名無しがすごい!:2009/03/15(日) 21:00:54 ID:3la1Oxj7
>>125
よう、同志よ

130 :この名無しがすごい!:2009/03/15(日) 22:03:10 ID:oLmEb2wo
たまには冷徹な橘のSSが読みたい。

131 :この名無しがすごい!:2009/03/15(日) 22:06:34 ID:56XTCEAX
知的で冷徹なんだけど何も無いところで転んで足をぐねる橘なら読みたい

132 :この名無しがすごい!:2009/03/15(日) 22:22:01 ID:VLI7jTzv
だがオチに窮するんだよな…

133 :この名無しがすごい!:2009/03/16(月) 00:07:18 ID:/31ZcRij
原作でもかわいそうな苦労人ではあるけど
ドジっ娘ではないと思うんだよなあ
なんだかどんどん性格のステレオタイプ化が進んで悲しい

134 :この名無しがすごい!:2009/03/16(月) 09:01:45 ID:UixLvK7D
そもそも、なぜドジっ娘属性になったんだ?

135 :123:2009/03/16(月) 18:04:35 ID:fd+dl9oo
SSのネタとして橘名言集でもつくろうかと思ったが、これしか思い出せなんだ。

つ 『踊るだけなら誰でもできるけど、指定された振り付けを正確に踊るのは
   難しいわ』

>>134
新参なのでわからん><

136 :この名無しがすごい!:2009/03/16(月) 18:42:14 ID:S2YYFyZe
>>134
陰謀では冷徹な誘拐犯だったはずが
分裂では九曜ポンジー統率し切れず、肝心の佐々木さえ説得できないヘタレになった。
そのギャップからドジっ娘属性にされた。

137 :この名無しがすごい!:2009/03/16(月) 20:58:02 ID:ruTbdnCx
俺ははずがしがりやのきょこたんが好きです!

138 :この名無しがすごい!:2009/03/17(火) 02:36:34 ID:H3dSaUwk
>>136
俺は根本的な所は陰謀も分裂も変わらんと思うけどな
余裕があって若干上から目線な辺りが

139 :この名無しがすごい!:2009/03/17(火) 07:26:27 ID:VprxuPHA
本当に>>106を書いてくれたんだ。

140 :この名無しがすごい!:2009/03/17(火) 09:26:37 ID:XiVF00tg
50はネ申。着色後に期待

141 :この名無しがすごい!:2009/03/17(火) 12:26:10 ID:ELgnFq7A
ならば、絵に沿ったSSでも書いてみるかな。

142 :この名無しがすごい!:2009/03/18(水) 17:30:45 ID:NifIMXr+
141はネ甲。SSに機体。

143 :この名無しがすごい!:2009/03/20(金) 00:25:26 ID:cIagVCPX
141は蟹、ssに気体

144 :この名無しがすごい!:2009/03/23(月) 07:00:06 ID:bBeCsyBb
必殺技
きょこたんツインドリル
髪がドリルに変化して敵を貫く

145 :この名無しがすごい!:2009/03/23(月) 14:24:24 ID:ogK386/D
一日一レスは欲しい

146 :この名無しがすごい!:2009/03/23(月) 21:07:20 ID:2QJvsj1P
>>145
そういう事は、長門スレを見てから言おうな

147 :この名無しがすごい!:2009/03/24(火) 00:08:05 ID:xbtMqG41
長門スレは2ヶ月もレスがないのか…



と思ってたがよく見たら1年以上だった
ほんと落ちないなこの板

148 :この名無しがすごい!:2009/03/24(火) 00:33:44 ID:AQiWqkTf
長門スレは、アニメキャラ板が本スレで、この板のはいらないから放置しているだけだお。
きょこたんにはここしかない。
頑張れきょこたん。

149 :この名無しがすごい!:2009/03/24(火) 06:41:39 ID:FJPOT3n4
前々スレ辺りは意外と賑わってたのにな
きょこたんと橘は別人うんぬんで

150 :この名無しがすごい!:2009/03/24(火) 07:08:09 ID:7pmgV9Nc
前スレのしりとりも面白かった

151 :この名無しがすごい!:2009/03/24(火) 07:09:59 ID:7pmgV9Nc
しりとりじゃねーよ、諺だ

152 :この名無しがすごい!:2009/03/26(木) 16:48:22 ID:dKESoPbL
きょこたんの尻を取るですと?

153 :この名無しがすごい!:2009/03/26(木) 18:27:05 ID:SxDYMDoP
「ん」じゃないか

154 :この名無しがすごい!:2009/03/26(木) 21:51:05 ID:E1D8CxVB
漫画(ツガノガク版)での橘京子の登場はいつ頃になるかな?
ヒトメボレLOVERが始まったばかりだから、良くても年末ぐらいになるかな?

155 :この名無しがすごい!:2009/03/26(木) 22:10:33 ID:dlQwjuW6
アニメ2期はツガノが追いつくのを待っている説

156 :この名無しがすごい!:2009/03/27(金) 00:11:37 ID:XCv1wtvP
きょこたん

んんっ……もうっ!


157 :この名無しがすごい!:2009/03/27(金) 12:36:50 ID:QjOdcaFk
そんなに怒らないでよ

158 :この名無しがすごい!:2009/03/28(土) 08:37:01 ID:3Xe5LaRF
きょこたんの言葉尻を取って疑問を投げかけ続けるくーちゃん

159 :この名無しがすごい!:2009/03/28(土) 09:14:21 ID:T0OTH3r3
ツインテール――――それは…………何――?

160 :この名無しがすごい!:2009/03/28(土) 10:28:01 ID:R4Se4ajB
あたしみたいな髪型のことね。
ふふっ、妹キャラとか幼い系のキャラにはある意味定番なの。
九曜さんにもやってあげようか?

161 :この名無しがすごい!:2009/03/28(土) 16:39:52 ID:DXnsn+2C
橘のは少し変な形だけどな
なんかマカみたい

162 :この名無しがすごい!:2009/03/28(土) 18:12:20 ID:bHNrYqaL
あたしは猫っ毛なので、ゑろげの女の子みたく、ぴょーんって広がらないのです。

163 :この名無しがすごい!:2009/03/29(日) 14:31:28 ID:E6W7fMzD
猫っ毛―――それは……何――?

164 :この名無しがすごい!:2009/03/29(日) 17:40:13 ID:s8onUuWK
ねこの毛みたいに柔らかくて細い毛のことなのです。

んんっ、もうっ!
九曜さんの髪の毛は多すぎて纏めるのが大変なのです…

165 :この名無しがすごい!:2009/03/31(火) 00:51:35 ID:5q2gBCUj
―――私は……何っ毛―――?

166 :この名無しがすごい!:2009/03/31(火) 15:40:47 ID:9RvLzhie
九曜さんの髪は太めで癖がなくて、いかにも緑髪って感じなのです。
わかめの人みたく緑色じゃないけど。

さあ、できたのです!
……って…
初音ミクも裸足で逃げ出すくらい物凄いツインテールなのです…
正面から見たら黒いウイングガンダムみたいな…

167 :この名無しがすごい!:2009/03/31(火) 15:47:19 ID:2FtSXhPl
―――あなたは……クワガタ―――

168 :この名無しがすごい!:2009/03/31(火) 16:34:45 ID:yeskpvjf
>>18
橘「あぁん?最近だらしねぇな?」

169 :この名無しがすごい!:2009/03/31(火) 16:42:31 ID:yeskpvjf
                  、____,
                 ,ィ'"三ミミミ≧,、
                イ彡ミミミミミミミミヽ
                   {ミシー=、三三ミミミ}
                 l/,、__ '´,,_ヾミミソ
                    i'赱.} f苙テ` }シイ
                    | ''ノ 、゙"  リ'ノ   < Fuck You
             -=ニヘ /`ニ^ヽ /´
           _,.ィff"´ lハ`三' ,.イiL_
        ,. <  }X} ∠イ `,ニ,゙´rくゝ<,、_
       /   ヽノソ<\  ``l !-へヽ ,メヘヽ、
      /     ,イソ ヽoヽ、 ∨;   `',イoハメ! ヽ
     ,l    ,f7ソ   \o\ j|  /oン' {X}   ',
     /'、_,. ,イン′    \o >=y'o/   {X}  l
.    / l   fシ′       {T_ソフ    W!  |
   ,'  ヽ  ハ        / o /´       V   |
    |       /―`ー‐゚―---イ_/、   。 ノ   i |
   ノ      /l` ―――---{(___)}`` ー‐f´!   l! !
  /   、 / |        `ー '` ―--||  l| | 


170 :この名無しがすごい!:2009/04/01(水) 07:40:44 ID:9s9pdtQQ
驚愕発売きたこれ

171 :この名無しがすごい!:2009/04/01(水) 08:11:59 ID:fsfJDngc
4月1日ネタとしては見慣れすぎてあまりに悲しい嘘なのです…

せめてアニメ三期正式決定!
橘京子ちゃんの声優決まる!!

くらいのインパクトあるお話にして欲しいのです。

172 :この名無しがすごい!:2009/04/01(水) 09:23:05 ID:KTAPsdLJ
キャスト

橘京子:郷里大輔

173 :この名無しがすごい!:2009/04/01(水) 10:46:44 ID:keoR75wP
周防九曜:山田ルイ53世
ポンジー藤原:ひぐち君

佐々木  :村瀬克輝

174 :この名無しがすごい!:2009/04/01(水) 11:44:44 ID:TBfarodw
              __ _ _
           ,r'"´        \
          /     〈±〉     ヽ
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          レ'.:.::::r'"´ ̄ ̄ ̄`ヾ、:::.:.!
          |;r'"´-‐`ヽ  ,/´-ー-、`^i
          !jィ〔´(◯)`二´(◯)`ト、|
         ハレ' ゙ー='゙´.:;! ' `゙=‐'゙^レj、
         l ト、'..,   / .::;j,_  `ヽ ノイ !        閉鎖空間ですよ?
         ! リj i    ^"^    l^iイソ        貴方が知っているのと同じ種類のね
         ヾU ',  ''ー==‐''´ ,! |ノi        作り手の個性が出ているようで面白いでしょう
       _ _」^i  ',  `ニ二"´ ,' ,! ト、_ _
   ,r'"´.:.:.:.:.::::::| ゙、  Y´     `) /  |:::::::::.:.:.``ヽ
   ,!.:.:.:.:::::::::::::::::j  \,ゝ‐---‐ '゙,イ  」::::::::::.:.:.:.:.:.:!
   |/\.:.:.:.:::::::::| ̄ ̄`¨`ヾ`二´イ"´ ̄ i:::::::::::::::::/|
   |.:.::::::\.:::::::::|       `゙Yi"´     |:::::::::::::/::.:.:.|
   |::::::::::::::i:::::::::| 「***j」  !l | 「***j」/:::::::::::/:::.:.:.:.:|
_,ノ.:::::::::::::|:::::::::!       | ||    /::::::::::::/::::::.:.:.:.:L_ _
::::::::::::::::::::::::!:::::::::ト、``二二ニj i | -ー'/:::::::::::/::::::::::::::::::::.:.:.:.:.:

175 :この名無しがすごい!:2009/04/01(水) 20:49:16 ID:SXtaabJM
俺のIDがyesになっていることに今気づいた

176 :この名無しがすごい!:2009/04/04(土) 11:57:56 ID:yEWvY3ZL
きょこたんの名前は古泉今日子から取ったのですか?

177 :この名無しがすごい!:2009/04/04(土) 12:03:18 ID:MCgh9zw9
橘右京からだと思う

178 :転載:2009/04/05(日) 10:19:32 ID:riOChDhR
ttp://sakuratan.ddo.jp/uploader/source/date107718.jpg
着色オワタ\(^o^)/
さぁ早くSSを書くんだーw


※※※※※※※※


そういや書くって言ったの自分だったな・・・
どんなストーリーで書こうかね。



179 :この名無しがすごい!:2009/04/05(日) 17:19:14 ID:3pYalRQE
佐々木さんの世界がファンタジーに一変してたとかそんな感じでいいのであ?
そしてそれは夢落ちでも構わんからシリーズ連作とかになると嬉しい(を

180 :この名無しがすごい!:2009/04/06(月) 10:29:21 ID:83gT+FXk
>>179
    |
    |        /|  |ヽ
    |       / |  |:::ヽ
    |      / / /⌒ ヽヽヽ
    |     /  < | ο | >::::ヽ  52枚のカードを封印するため
    |     ヽヽ:⌒:: | /⌒:: /   変身して戦う現代劇にするんだ
    |     ヽヽ:::ノ ¥::::ノ/
    |      \∧ M ∧/
    |     // _ヽ::W::/ \
    |  __/_::ヽ__彡ミヽヘ
    |\:::::::\/━━─┐彡::::::::
    |ヽ\:::::::ヽ ::::::::::::::::::》《  ::::
    | \ \::| ::::::::::::: /::::\:::::::
    |/>/::ノ: :::::::::::::::/::::: :::\::
    |/::\:::::::>::::::::::/ :::::::::::::>::
    |ゝゝゝゝ\:::::\:::\::::::::::/::
    ||::::::::/ \::\::::::\::\/::ヽ:

181 :この名無しがすごい!:2009/04/06(月) 18:20:59 ID:dhEt+Epi
>>180
あなたはモズク湯にでも浸かってなさい。

182 :この名無しがすごい!:2009/04/07(火) 01:17:58 ID:A1T5bvkZ
橘はアホの娘じゃありません!

183 :この名無しがすごい!:2009/04/07(火) 23:50:39 ID:PLB7R/X5
ttp://sakuratan.ddo.jp/uploader/source/date107969.jpg
やっと書き込めた記念に知的な感じのきょこたんでもw
SSまだー?

184 :この名無しがすごい!:2009/04/08(水) 01:14:17 ID:bmKSAnVi
>>183
これは確かに知的w
バカっぽいけど
しかし見れば見るほど変なツインテだなこの娘

185 :この名無しがすごい!:2009/04/08(水) 07:30:40 ID:GheSMFq3
>> 193
忙しくてまだ書いてないw

とりあえず、
・ファンタジーの世界に一変
・えらそうなきょこたん
・シリーズ連作(?)

をキーワードに書いてみます。できれば今週末にでも投下したい。
ただ、えらそうかも知れないけど知的ではない可能性が大。

186 :この名無しがすごい!:2009/04/09(木) 06:40:28 ID:w3l6k/aL
相変わらずきょこたんに見えてしょうがないのです
ttp://up.mugitya.com/img/Lv.1_up90923.png.html

あいあむぼす!

187 :この名無しがすごい!:2009/04/11(土) 01:28:38 ID:9JwDbjai
>>186
この馬鹿っぽさ、この無邪気な寝顔、そして貧乳…これはまごうことなききょこたんである。

髪の色違うのはきっと分裂ん時は髪染めてたからなんだぜ。
本当は黒毛。

188 :この名無しがすごい!:2009/04/11(土) 03:56:37 ID:ZZXGREP0
きょこたん(笑)

お前ら頭大丈夫か?w

189 :この名無しがすごい!:2009/04/11(土) 05:04:05 ID:NWpgO8NE
うん、これはひどいわ

190 :この名無しがすごい!:2009/04/11(土) 07:54:33 ID:bwtcHE6Z
一応聞くけど、元ネタは何なのだ?

191 :この名無しがすごい!:2009/04/11(土) 08:59:28 ID:gldEi31W
みなみけ

192 :この名無しがすごい!:2009/04/12(日) 21:56:58 ID:/62sjYmg
どうして高橋留美子は劣化してしまったのか [週刊少年漫画]

193 :この名無しがすごい!:2009/04/12(日) 22:50:24 ID:XkVR+h0o
留美子にハルヒを書かせろ。


あかねにメガネを掛けさせて、らんまの袖を摘ませるんだ。
入部届けを「これ」って渡させるんだ。

さあ、元のスレに戻って布教してこいw

194 :この名無しがすごい!:2009/04/12(日) 23:25:52 ID:uKGEUgNt
>>185ですが、今日一日使って必死こいて書いてみました。
急いで書いたんで推敲が鳴ってないかもしれませんが、ご了承を。

あと、書き終わってから気付いたけど、全然偉そうなきょこたんにならなかったorz
それでもよければ読んでみてください。

195 :この名無しがすごい!:2009/04/12(日) 23:28:18 ID:uKGEUgNt
「……なっ…………」


 ある月曜日の朝。
 まぶしい光を一身に浴びた俺は、しぶしぶと目を開け、周りを見渡し……そして絶句した。
 と言っても、目覚し時計が鳴らなくて既に一時間目の授業が始まっている時間だったとか、中々起きない妹が、今にでもフライング
ボディプレスをかまそうとした瞬間だったとか、容易に想像のつく事象じゃない。
 普通そんなことあり得ないだろう、と言うような事が起きていたのだ。
 それはというと――


「どこだ、こりゃ……」
 ――どう考えても俺の部屋じゃない、全く異質の部屋で目を覚ましたからだ。


 広さは俺の部屋と同じくらい。今俺が寝ていたベッドは部屋の片隅に置かれ、もう片隅には一人掛けの椅子とテーブルがそれぞれ鎮
座している。その間には観音開きの窓。溢れる朝日がこの窓を伝ってベッドを照らしている。俺が目覚めたきっかけとなった光だ。
 手をかざし、朝日の眩しさを遮りつつ別の方向に目をやる。部屋の奥には扉が一つ、恐らく出入り口。……出入り口だから奥と言う
のはおかしいな。部屋の手前に修正しよう(細かくてスマン)。
 そして、その扉の横には仕切られた一畳程度の小部屋が一つ。大きさと作りからしてクローゼットか物置か……そんなところだろう
 ……と、ここまでならどこの家庭にも存在するワンルームと言っても差し支えないのだろうが、しかし普段俺が目にする部屋とは決
定的に異なる部分があった。
 それは、この部屋の壁、床、天井……つまり、この部屋を構成しているのが全て丸太で造られていること。
 いや、この部屋だけじゃない。ベッドも、椅子も、テーブルも。全て木材で作製されたものだった。ペンションなんかで見られるロ
グハウスのような建物だと思っていただければいいかもしれない。
 そして、普通のログハウスとは違う、何か違和感があった。確かに普通の部屋なのだが、しかしどこか俺の知っているログハウスと
は違うような気がしてならない。実際にログハウスに入ったことがないから、うまく言葉にはできないのだが……
 しかし……そうなると、ますますここがどこだか分からなくなってきた。どうしてこんなところで寝ていたのかね、俺は。昨日の夜
は、自分の部屋で寝てたはずだ。
 昨日の夜――


 ――前日の日曜日。
 特にイベントもやることもなく、一日中家でごろごろと怠惰に時間を費やしたのだが、それでも夜になれば眠たくなる。いやはや、
人間の体内時計というものは実に良く出来ているね、等と感心した瞬間である。
 布団の中に潜ろうと掛け布団を捲ると、既に先客、いや、今やうちの居候と成り果てた三毛猫シャミセンが『ふぎゅあ』と不機嫌に
声を上げたのだが、俺の寝る場所を邪魔するんじゃないぞと後方へ押しやり、更に不機嫌な声を上げたところで相変わらずノックもせ
ず入ってきたうちの妹に『シャミをいじめちゃダメ!』等と叱られたり、俺は俺で『俺の寝床を占拠したこいつが悪い!』等と同じレ
ベルで反論し、寝る間際までギャーギャーと言い争いをしていたのだが、それがよほど五月蝿かったのだろう、母親が俺の部屋にやっ
てきて『夜中に騒ぐんじゃない』等と俺と妹がその場で大目玉を喰らって……当のシャミセンはフリーパスだったのが非常に疎ましか
った。
 とまあ、唯一それだけが昨日の出来事の中で一番大きな出来事だったわけだが、逆に言えば一番鮮明に覚えていることになる。俺の
記憶の片隅どころか中心ど真ん中に鎮座して離れなかったくらいだ。
 少し話が逸れたが、つまり俺は昨日、『間違いなく自分の部屋で寝た』と自信を持って言える訳で、こんなどことも知らない部屋に
入って寝ていることなど万に一つもあり得ない。あるとすれば誘拐されたか俺に夢遊病のケがあるくらいだが、流石に誘拐されたらい
くらなんでも違和感で目を覚ますだろうし、寝ぼけてでどこかの家にあがり込むほどモウロクはしていないつもりだ。
 それに第一、俺の近隣にここまで木造然とした建物があった事など記憶にないし、縦しんばあったとしても記憶が無い家にどうやっ
て侵入しベッドまで潜り込んだかは甚だ疑問である。
 ……うむ、なら誘拐の方がまだあり得るか。とはいえ、俺を誘拐しても何のメリットも無いような気がするがな。庶民の家の男子高
校生を誘拐するより、裕福な家庭で育ったお嬢様を誘拐した方が誘拐犯にとっても望ましいものだ。
 ……そっちのケがある奴だったらあるいは……いや、考えるのはよそう。
「あるいは……」
 ここまで言って口を閉ざした。それは一番考えたくない、しかし一番あり得そうな可能性。

196 :この名無しがすごい!:2009/04/12(日) 23:29:28 ID:uKGEUgNt
 だから誰にも聞かれないよう、心の中でボソッと呟いた。

 まさか――ハルヒがやったことなのか?


 ……等と思わせぶりな発言をしたところで、何も解決するわけではない。ベッドの上であれやこれやと考えるよりは、少しこの辺を
探索して状況判断した方がよりベターだ。
 奇妙奇天烈な事件は既に何度も経験済み。最近は耐性がついてきたから立ち直るのも早くなったな、俺。
 ……決して自慢できるアビリティではないが。
 微妙な自己嫌悪を振り払い、ベッドから這い出した俺は麻のシーツと掛け布団を綺麗にたたみ(一応他人の家だったら申し訳ないこ
とをしたことになるから、これくらいはやっておかないとな)、同じく麻で編み上げられたスリッパを履いて部屋を軽く物色する。
 先ずは木製の窓から外の様子を伺う事にした。
 窓は観音開き式の扉で、よく見るとそれとは別にもう一枚扉があった。ガラス窓ではなく、薄い板を何枚も縦に並べたような構造を
しており、手前のレバーを引くと板が回転して開いたり閉じたりする構造になっている。ちょっと目の粗いブラインドといえば分かり
やすいかもしれない。このブラインド状の板が少し開いていたため、朝日が漏れていたのだろう。
 暫くブラインドをくるくるまわして遊び、飽きたところで外を見渡した。
 あたり一面を占拠するのは、果てしなく生い茂った緑の木々。
 ほほう、なるほどなるほど。どこか爽やかな薫りがすると思ってはいたが、なるほどこれだけ木々が生い茂っていたらそりゃマイナ
スイオンもたっぷり出ているに違いない。
 思いっきり背伸びして深呼吸を一つ。
「うん、空気が上手い」
 …………。
 …………。
 …………。
 ああ、わかっているよ。単なる現実逃避だ。
 すこしおさらいしよう。俺の家がある場所は、決して都会のど真ん中とはいえないが、それでも周りには住宅街が立ち並び、コンク
リートで作られた建物が辺りを覆い尽くしている。
 緑の木々は、もっと山の方を望めば見える事は見えるのだが、しかし目の前の光景を全て埋め尽くすほどではない。
 つまり、どういうことか。
 簡単に言うと、どうやら俺は俺の住む地域とは一線を画する地域に引っ越してきたようだ……というか、俺は本気で俺の知らない場
所にやってきたらしい。公共交通機関を利用して帰宅するのは……難しそうだな。
「やれやれ」
 はあ、と溜息を一つついて伸ばしていた腕を下げると、コツンと何かが手に当たった。音のした方を見ると、そこには古びたランタ
ンが置いてある。油は既に燃え尽きており、ホヤは煤けて元の透明度を無くしている。
 ランタンとはまた古風なものだな。この家のイメージにはピッタリだが……ん? そう言えばここ……
 俺は再三辺りを見渡した。……ははあ、そうか。なるほどね。
 起きた当初からこの部屋に違和感を感じたのだが、それが何であるかわかった。
 実はこの部屋、電灯がない。あたりを見渡しても、白熱球だか蛍光灯の類は見つからないし、スイッチのようなものも見つからない
 ……いや、それどころか。そもそも電気が通ってないのかもしれない。テレビや電話もなければ、コンセントすら見つからない。
 閃いた。ここはアンティーク趣味を持つ金持ちが道楽で作った家だな。別荘と言った方が差し支えないかもしれない。
 なるほどなるほど。だから電気は通ってなかったり、およそ数世紀前の建築物を装ったりするわけだ。うん。
 そうと分かれば話は早い。ここの主人に話をつけて、どうして俺がこんなところに連れてこられたのか聞くことにしよう。
 というか、それしか残されてないんだけどな。
 よし、とりあえず着替えよう。下着のままじゃさすがにまずかろう。おそらくクローゼットの中に、何かしら服があるはずだ――


 ――一人ブツブツと誰かに聞かせるかのごとく、というより自分に言い聞かせるかのごとくそう思い込むことにした俺は、着替えよ
うとクローゼットの前まで来て、引き戸を開けて更に絶句することになるのは、これからおよそ数秒後のことになる。
 そしてそれは、この事件はハルヒがしでかしたことだと確信した一瞬でもあった。

197 :この名無しがすごい!:2009/04/12(日) 23:31:19 ID:uKGEUgNt
「おはようございます、お客様、昨日は良くお休みでしたね。ではいってらっしゃいませ!」
 RPGの宿屋で言われそうなメッセージをそっくりそのまま喋ったのは、まさしくソレモンだった。
「あ、あの……」
「ああ、次の村までは、ここから半日もあれば辿り着けると思いますよ」
「いえ、そうじゃなくて……」
「この辺はモンスターもさして強くないですし、旅慣れた人であればお客様のような方じゃなくてもそうそう被害に遭うことはありま
せんから」
「だから……」
「それでは、良い旅を!」
「…………」
 その人は俺の言葉なぞ歯牙にもかけず、一方的に話したいことだけ話し、フロントから消えていった。
 ……まあ、宿屋のおやじなんてあんなもんだろうな。
 そう。俺と話をしていたのは、宿屋のおやじ。
 そしてこのペンションのオーナーでもあった。俺はこの宿に宿泊者として一室を借りて一泊していたことになっており、そして今ま
さにチェックアウトして出て行くところで上記の会話となったわけだ。
 ……マジで意味がわからんぞ、おい。
 ゲームで出てきそうな宿屋に泊まっていたり、目的もないのにツギノムラなるヘンピな場所に足を向けたり。なんでそんな事をしな
きゃいけない?
 そして、最大の疑問。
 ……どうして俺は、鎧と剣と盾を身に付けているのだろうかね?


 ……クローゼットの中をあけると、そこには皮をなめして作られた鎧と盾。そして一振りの剣が置いてった。
「何の冗談だ!?」
 冗談と決め付けた俺はそのまま引き戸を閉め、何もみなかった事にする。こんなものが置いてあるだけでカタギの部屋じゃない。さ
っさと逃げ出したほうがいいな。
「問題ははこのドアの先だが……いきなり出るのはまずいな」下着姿だし。
 俺は出入り口のドアを、音を立てずに数センチ動かし、そこから外の様子を探る。
 廊下の先、吹き抜けから見えるは下の階。恐らく食堂だろう。数人がそこで思い思いに食事をしているのが見えた。
 しかし……彼らの姿を見て絶句したね。俺の部屋においてあったような鎧姿や、もっとごつい鎧姿がわんさかいたのだからな。
 貫頭衣を被っただけの普通っぽい人もいるにはいたが、しかし手にした剣や弓がカタギの人間ではない事を物語っていた。
 実はコスプレパーティですというオチであれば非常にありがたいのだが、部屋に置いてあった剣が本物だと気付いて、俺の希望は儚
く散っていった。
 だが、伊達や酔狂でこんな格好をしているわけじゃなさそうだ。何かしら意味があるのだろう。郷に入りては郷に従えではないが、
鎧姿の方が下着姿よりも怪しまれない事だけ分かった。
 そう考えた俺は、しぶしぶと鎧と来込み剣を手にし……意外と重いんだな、これ。しかも微妙に動き辛いし……


 とまあ、そんなわけで着慣れぬ鎧を見につけ、腰に剣を差して外に向かって歩き出したわけだが……今後の方針として俺がやる事は
『次の村』とやらへ向かう事だ。
 なぜか、と言われればそのように誘導されているからだ。宿を出て、行き交う人が突然『次の村』の話を俺にふってくるんだからな
やれ『次の村では今ごろバザーが開催されてますよ』とか、『よく当たる占い師がいるそうですよ』ってな具合に。
 ……こっちはそんなこと聞いちゃいないんだが……
 これだけしつこく『次の村』の情報を出してくるということは、つまりそこに行けというわけだろう。ゲームでも次の目的地の話は
出てきても、前いた町の話が盛んに出てくる事はないからな。
 しかし……次の村まで半日と宿屋のおやじは言ったが、多分歩いて半日と言う事だろう。半日も歩くのか? だるくてしかたないぞ
こういう時古泉がいたらタクシーを手配してくれるから楽なんだが。
 歩くしかないよな、やっぱ。はあ……


 出かける際はやや意気消沈としていたが、それでも歩き出すと意外と楽しいものである。
 次の村に続く、森の中を突っ切る森林道。草木が茫々で歩き辛いかと思っていたが、そこそこ需要のある道路なのか、一通りの手入
れはしてあるようだ。田舎にあるあぜ道と比べてどっこいどっこいの道だ。こう言う道は嫌いじゃない。
 それに天気のよさと森を吹き抜ける風が心地良い。鳥の鳴き声や川のせせらぎのアンサンブルもすこぶる好調。
 小学校の頃、遠足で近所の山にハイキングに来たときのことを思い出した。あの時もこんな道を一人で探検したんだったっけな。
木々の間にある先の見えない道にドキドキワクワクし、そして木々の間を抜けた後に広がる光景……俺の住む町を一望した時には、子
供心ながら感動したもんだ。

198 :この名無しがすごい!:2009/04/12(日) 23:33:29 ID:Gbub0yQA
期待支援

199 :この名無しがすごい!:2009/04/12(日) 23:33:30 ID:uKGEUgNt
 ……こう言う一人旅も、悪くないな。
 そう思いながら歩みを続けると、道の奥に木々の切れ目があるのに気付いた。もうすぐ森を突き抜けるのだろう。切れ間からこぼれ
る太陽の光が俺の期待値を増幅させる。
 さて、今回はどんな光景が待っているのかね。未開拓の大地か、はたまた断崖絶壁と海岸線のコラボか。もしかしたらモンスターで
溢れかえっていたりして。
 予想とも妄想ともつかぬ思いが一人歩きし、いつしか駆け足となって木々の切れ間目掛けて走りだす。
 みるみる間に切れ目は大きくなり、薄暗い森が少しずつ明るくなっていくのを感じた。
 あと10m、あと5m、あと1m……
 そして、遂にその光景を目の当たりにした。


 そこは、森の中庭……とでも言うべきか。
 およそ100m四方に渡って木々の無い草原が広がっていた。草原の中央部分は丘のように少し小高くなっている。
 その丘には倒された木々が、まるで椅子とテーブルのように並んでいる。旅人のために作られた休憩所か展望台か……恐らくそんな
ところだろう。
 草原を取り囲むのは、俺が抜けきったと思っていた木々。ここが一部だけ生えてないだけで、森は俺の想像以上に大きいようだ。
 更に注目すべきは、切り倒されたテーブルに居座っている……モンスター。

 ……マジ?


『…………』
 モンスターと俺、双方が一様に沈黙した。
 モンスターはサルのような出で立ちで、一丁前に服なんか着てやがる。もっとも、ボロボロの布切れだが。
 耳と目が異様に長く、獰猛な牙は血の色に染めあがっている。血の色といっても、本来の色ではないだろう。その証拠に、こいつが
座っている椅子の先にあるスクラップな小動物の姿が目に入る。どうやらお食事中だったみたいだ。
(あまり刺激しないでやり過ごしたほうが良いな)
 そう感じ取った俺は、そいつとの距離をとりながら、ゆっくり歩みを進め……しかしそのモンスターは俺に対してあからさまに警戒
の色を強めている。『ギギギ』などと唸り声を上げて威嚇してるから丸分かりだ。飯の途中に乱入したのがまずかったのかもしれない
おいこら。そんなもの横取りする気はないからそんなに怒るなって。
「ギギィー!」
 説得は徒労に終わった。というかヤツはこちらに向かって一目散に飛び掛る!

「ぐっ!」
 とっさに盾を翳し、何とか受け止める。
 いつの間に用意したのか、手には短めの木の棒。ヤツはそれを振り上げ、攻撃してきやがった。
 特に怪我は無かったものの、以外に強い衝撃に一瞬息が詰まった。こいつ……結構馬鹿力だな。
 渾身の一撃を受け止められたソイツは、そそくさと間合いを取り、再び俺を睨み付けた。
 負け時と俺も睨めつけ、「こりゃ……戦うしかないな」
 腰に身に付けた剣を取り出し、剣先を獲物に目掛けて中段の構えを取る。
 これで向こうがビビッて逃げてくれればいいのだが、現実はそれほど甘くない。ヤツは俺の剣を見てより警戒心を高め、先ほどより
も大きく嘶いた。
 しかし、嘶いたのみ。剣の効果があったのか、おいそれと飛び掛ってこようとはしない。
 暫くにらみ合いが続き、じりじりと間合いを取り、お互いの距離を確保するに留まる。
 近づいては離れ、離れては近づきを繰り返し……


 ……気がつけば、俺は次の村の方向に陣取っており、当初の位置と真逆に立っていた。俺の後方には森。次の村に繋がる、森の道が
ある。
 よし、これはチャンスだ。隙を見て逃げ出そう。
 弱虫と言う事無かれ。勝てるかどうかわからない相手にけんかを売るよりは、怪我も無く安全に事を済ませるほうを選ぶさ。戦略的
撤退ってヤツだ。
 気付かれぬよう、徐々に間合いを空ける。俺の動きに、ヤツは気付いた風も無く、俺との間合いを取り……そして笑った!?
「…………?」
 一瞬、意図が理解できなかった。
「グギャァアァァアアァ!」
 ヤツの咆哮は更に大きく、森にまで響き渡り――

『ギギギャァ!!』

200 :この名無しがすごい!:2009/04/12(日) 23:36:52 ID:uKGEUgNt
 ――そして俺の背後。次の村への道を遮るかのように、モンスターが群れを成して現れた。


 く……しまった。あいつら意外と知識があるのか……
 臍を噛みながら悔恨の念を紡ぎだす。
 背後から現れたモンスターは、俺を取り囲むように移動する。前方に三体。後方にも三体。合わせて六体のそれが、それぞれの獲物
を掲げて俺を睨みつけていた。
 くそ……こんなことなら一目散に逃げたほうがまだマシだったな……
 嘆いていても仕方ない。今は今の最良の策を練るしかない。というか、俺の腹積もりは既に決まっていた。
「逃げるが勝ちだ!」
 剣を収め、一目散に駆け抜けた。
 一体でも敵うかどうかわからんのに、六体もいたら絶対戦えない。ならば今度こそ逃げたほうがいい。
 前後を挟まれた俺だが、横隣は比較的隙がある。ここを走り抜ければあるいはなんとかなるはずだ。
『ギッ! ギギィ!?』
 不意をつかれたのか、或いは多勢で油断したのか。モンスターたちは反撃せず、あっさりと包囲網を突破できた。慌てて追いかけて
くるものの、足の速さはそれほどでもない。あれは俺の妹よりも遅いかも知れん。
 俺とモンスターの距離は見る見る離れていくのが分かる。なんだ、足が速いわけじゃないのか。意外に力があったから足も速いもの
だと思い込んでいたが……なんか勝機が見えてきた。
「やーいやーい。遅いでやんのー」
 後ろ向きに走りながら、軽く挑発。挑発された事がわかったのか、モンスター達は奇声を上げながら迫ってくる……が、やっぱりそ
れほど早くない。
 余裕ぶっこいてそのまま後ろ向きで走り出す。
「ここまでおいでー」
 今度は両手を広げ舌を出し、完全に挑発スタイルをとる。ムキになって迫いかけてくるが、やはり追いつく事は無かった。それどこ
ろか遂にその場で立ち止まり、肩で息をし始めた。体力もないぞ、こいつら。
 よし、今なら振り切れる!
 俺は前を向いて、大きく足を踏み出し――そして気付いた。
 目の前に、大きな窪みが広がっている事を。
「うおおおっ!!!」
 踏み出した足は止まる事が出来ず、こうして俺は窪みの中にダイブするはめになった……


「痛ててて……」
 起き上がるのに、それほど多くの時間を要しなかった。気を失っていたかもしれないが、それも長い時間ではなさそうだ。
 窪みは深さ一メートル、幅は二メートルくらいで、中には砂が詰まっている。深めのバンカーみたいな感じだ。
 少し離れたところからは確認できなかったから、気付くのが遅れたみたいだ。まさかこんな地形になっているとは……少し調子に乗
りすぎたな。
 幸いな事に、奴らはまだここまで来ていない。体力が回復していないのか、それとも一瞬にて消えてしまった俺に不可解なものを感
じて追ってこないのか。
 ともかく見つかる前に逃げ出さなきゃ……くそ、砂が重い。足を取られて思うように勧めない。

 ――ギッ!? ギギッ!
 ――ギィーギィー!
 ――ギャッ!!

 遠巻きながら、モンスターたちの声が聞えてくる。……ちっ、追いかけてきやがったか。このままじゃいずれ見つかってしまう。
 加えて足場が最悪だ。俊敏性を生かして逃げ切る事も敵わない。
 なら、どうする……?



『ギギ、ギギッ!!』
 ――窪みの麓までやってきたのだろう。モンスターたちは声を揃え、そして一段とやかましくなった。なにやら討論しているような
感じだ。多分、俺がいなくなった事に気付いて、どうしようか考えているのだろう。
 できればこのまま諦めてもらって、おうちに帰っていただきたいのだが……

201 :この名無しがすごい!:2009/04/12(日) 23:39:55 ID:uKGEUgNt
「ギギギ!?」
「ギィ−ギィー……ギギッ!」
「ギギギギギ……」
「ギギギッ?」 
「ギギギッ……ギギギッ?」
『ギッ!』

 …………。

 辺りは一段と静けさを取り戻す。
 今ここにモンスターがいる気配は無い。俺のことを見捨てて帰還したのか、それとも罠を張り巡らすために敢えて黙っているのか…
…ともかく、まだまだ油断はできない。
 俺は一段を息を潜め、そこ――崖が削られてできた、人一人がなんとか入れそうな横穴――でじっと待つことにした。
 窪みの直下、崖となっている部分にちょうどこんな横穴があった。この横穴、上から見ても死角となって見えないから、俺がいなく
なった思わせるのには最適だ。当然逆も然りで、俺も向こうの様子を知ることは出来ないが。それにヤツラが下まで降りてきて、この
横穴を見たら一発でアウトだ。
 しかし――である。果たしてそこまでするだろうか? わざわざ足場の悪い場所に降り立ってまで、俺を探すメリットなどあいつら
にあるのだろうか?
 俺は無いと踏み、横穴に逃げ込んだ。先ほどから俺の行動が裏目裏目と出ているから、ここいらでなんとかうまくいって欲しいもの
だ。


 息を潜めてじっとしていること、およそ十分。鳴き声はおろか、物音すらない。
(どうやら行ってしまったみたいだな……)
 俺とモンスターの根競べは、俺の勝利で幕を閉じたようだ。横穴から出てきた俺は体を伸ばした。ふう、やれやれ。
 俺はそのまま重たい砂を掻き分けて崖の上へ駆け上ろうとした、その時。
「キキキキ!」
 崖の上にいたそいつは、嘲け笑うかのように声を上げた。
 ……ちっ、まだいやがったのか。しつこいヤツだな!
 腰に手を当て、剣を振り回した。しかし剣の一撃は虚しく空を切ったのみ。ヤツはジャンプで俺の一撃をかわしたのだ。
 くっ……足は遅いが、ジャンプは得意、ってことか。そういえば最初の一撃もジャンプでの奇襲だったな。
 正直部が悪い。こんな足場の悪いところじゃ逃げ切れないし、向こうがジャンプを駆使して攻めてきたらたまったもんじゃない。
 一見したところ他の仲間はいないが、あまりぐずぐずしているとまた仲間を呼ばれてしまう。
 くそ……どうすりゃいい?
「ギギャ!!」
 そう思ったのも束の間、ソイツは大きくジャンプしてこちらに攻めてきた!
 ――やばいっ!
 余りにも咄嗟のことだったため、盾を構えるのも忘れ、思わず体を抱え込み……


 ――トサッ。


 軽い音を立てて、ソイツは砂の上に不時着した。
「…………?」
 恐る恐るそちらに目をやると、砂の上でモンスターが苦しそうに喘ぎ、そして間も無く息を引き取った。よく見ると腹に矢が突き刺
さっている。これが致命傷となったのだろう。
「ゴブリン程度に苦戦するようじゃ、あなたもまだまだね」
 そして聞えたのは、場違いに明るい女の……いや、少女のせせら笑う声。
 声のする方を思わず降り返り――


 崖の上……モンスターがいた崖と対岸にあたる崖の上に、少女は立っていた。
 ノースリーブのゴシック風ドレスと赤い胸リボン。そしてスカートからすらりと伸びる足がやけに眩しく感じた。
 左手には鈍い光を放つ、不思議な弓。
 そして……栗色の髪を左右で括ったツインテールと、整った顔立ち。
 姿こそ違えど、間違いない。俺の見知った奴だ。
「橘……お前なのか?」
「ええ。お久しぶりですね」
 くすくすと笑うその笑みには、たっぷりと可愛げの成分が振りかけられていた。

202 :この名無しがすごい!:2009/04/12(日) 23:44:22 ID:Gbub0yQA
さらに支援

203 :この名無しがすごい!:2009/04/12(日) 23:44:46 ID:uKGEUgNt
「よかった。ようやく見つけることが出来た。欣喜雀躍……いいえ、狂喜乱舞の思いだわ」
 スチャと弓を背中にかけた橘は、腕を組みなおして喋り始めた。
「こっちの世界にあなたが来てなかったら、どうしようかと思案を巡らせていたところなの。うん、本当に良かったわ。どうせ次の村
に行く途中なんでしょ。実はあたしもそこへ行く途中なの。善は急げっていいますからね。早く行きましょう」
「待て、色々聞きたい事がある」砂まみれになった体をパンパンと叩き、「先ずはその、『こっちの世界』とらの説明をしてもらおう
か」
 橘は首を傾げ、あごに手をやってうーんと頷きながら
「そうですね……簡単に言うと、ファンタジーの世界なのです」
 ファンタジーの世界?
「ええ。ここはあたし達の住む世界とは異なる世界なの。科学文明とは裏腹に魔法文明が発達し、幻想的な生物が跳梁跋扈する。コン
ピューターゲームでありそうな、剣と魔法の世界。そんなところなの、ここは」
 剣と魔法の世界……か、なるほどね。確かにそれなら宿屋で会った人たちがあんな格好をしていたのも頷けるし、見たことの無い生
物――ゴブリンだっけ?――が襲ってきたのも分かる。
 今ひとつ確証はなかったが、俺も橘の見解と全く同一だ。疑う余地は無い。だが。
「じゃあ何故、俺達はこの世界にやってきたんだ?
「それはね。この世界に囚われた姫を助けるためよ」
 姫? ……なんか本当にRPGゲームっぽくなってきたな。面白そうと言えば面白そうだが。
「だか何故その姫とやらを、俺達が助けなければいけないんだ? 別段その姫が誘拐されたところで俺達が困る事はなかろう」
 俺の疑問ももっともだと思う。正直関係の無い世界のことで体を張ってまで姫様を助けようなんてこれっぽっちも思わない。
 しかし橘京子は待ってましたかの言わんばかりの自慢気な口調で
「それが大困りなのよ。誘拐された姫が、佐々木さんなんですから」
「……なっ……」サラッと言いやがった。「どうして佐々木がこの世界で囚われている!?」
「理由は……わかりません。でも」
 橘京子は、ややシュンとした表情となり、
「分かってしまうんだから仕方ありません。この世界に突如現れた、邪悪な大魔王。その大魔王が、この世界のシンボルたるササキ姫
を誘拐し、自分の根城に幽閉してしまったのです。大魔王を倒し、ササキ姫を救出しなければ、あたし達の世界も危ういのです!」
 そして対照的にグッと拳に力を込め、
「だから! 協力してください! あなたは選ばれし勇者! あなたはこの世界と元の世界、そしてササキ姫を救出できる唯一の人間
なのです!」
 ……おいおい。本気か? リアルな世界で『エラバレシユウシャ』が存在するなんて思っても見なかったぜ。しかもそのユウシャと
やらが俺だってよ。片腹痛しにも程がある。それに誘拐少女の片棒を担ぐなんて、俺のポリシーにも違反する。
「お願いですからぁ! お礼もしますからぁ!」
 今度は半泣きの顔で哀願。……うん、ちょっとした冗談だったんだが、ここまで泣かれるとさすがに気が引けるな……
「……わかったよ。仕方ない。どの道この世界とおさらばするにはそれしかなさそうだし、お前の用件、飲んでやる」
「本当ですか! ありがとうございます!」
 最後は喜び溢れんばかりの笑顔。忙しい性格だな、こいつは。

「……ああ、それから」
「なんですか?」
「いや……まあ……なんというか……お礼はいいや」
「……え? 何故?」
 いぶかしげな顔をする橘から目線を逸らし「なかなかいいものを見させてもらったからな。少しは目の保養になった。いや、眼福眼
福」
「…………?」
 まだ気付いてないらしい。……どうやらストレート言うしかないようだ。
「あのな、橘」
「はい?」
「ここからだとな、お前のスカートの中、丸見えだ」
「……なっ、何見てるのよっ! エッチ! スケベ!! 変態!!!」
 橘は、俺の顔と自分のスカートとを交互に見据え、そしてみるみる顔を赤くしていった。

 スカートを押さえながら、俺に向かって罵詈雑言を浴びせるツインテール。だがフリフリのスカートは思ったよりも剛性が高いよう
で、下着を隠そうにも隠れない。むしろピラピラ舞うスカートとモゾモゾする足がよりフェティシズムを刺激する。
「んん……もうっ! これだからワイヤー入りのスカートは嫌なのよっ!!」
「まあまあ、いいじゃないか。少しくらい華があったほうがいいぜ。特にお前は胸がないんだから、他の場所でそれを補うことは悪い
事じゃないと思うぜ」
 ピクッ

204 :この名無しがすごい!:2009/04/12(日) 23:50:09 ID:uKGEUgNt
 ……何かが、壊れるような音がした。
「た、橘……?」
「……キライ……?」
「……へ?」
「あからさまな嘘はもっと大ッキライっよおっ!!!」
「うをあー!! ほ、本気で打つなぁー!!!」


 ――こうして俺は小一時間に渡り、ゴブリンよりもよっぽどタチの悪い、アーチャー橘の弓矢をかわしつづけるハメとなった。


「橘ぁ! さ、佐々木を早く助けに行こうぜ! なっ!」
「あなたへの制裁が先よっ!! 覚悟なさいっ!!」
「わ、わかったから! 俺が悪かったから大人しくなってくれって!」
「あなたに一矢報いたら大人しくします!!」
「俺は勇者じゃなかったのかぁ!!!」
「勇者である以前にあたしの心を傷つけた大罪人です!!!」
「そんな馬鹿な話あるかぁー!!」
「ここにあるったらあるんです! さあ、大人しく突っ立てなさい!!!」
「無理言うなぁー!!!!!!」



 なおもわきゃわきゃ喚く橘京子を尻目に、俺はふとこんな事を考えていた。
 ……佐々木。お前を助けに行くのはまだまだ先のことになりそうだ、と。

――――――――――――――――――
以上です。
やっぱり推敲が足りてないかなあ。口調が単調になってるしorz
続くかどうかは微妙ですが、絵師の人が挿絵を書くなら頑張ろうかと思ったり。


205 :この名無しがすごい!:2009/04/12(日) 23:52:26 ID:Gbub0yQA
乙!!
これは続きが見たいな
絵が描けない自分が悲しい・・・

206 :この名無しがすごい!:2009/04/13(月) 00:02:56 ID:ILRE02iC
久しぶりのSS、GJです

207 :この名無しがすごい!:2009/04/13(月) 13:29:01 ID:z2t16efH
SS素晴らしいです

208 :この名無しがすごい!:2009/04/15(水) 00:28:44 ID:ch0Ki3eF
SSが来てなおこの過疎っぷり
これはもう末期かもわからんね

209 :この名無しがすごい!:2009/04/15(水) 05:19:49 ID:75Fi+2DL
過疎化すると、俺のように数日ごとにしか来なくなる…

今回のSS良かったから、また投下して下さい

210 :この名無しがすごい!:2009/04/15(水) 20:36:09 ID:V0J5UYf8
>>204
GJ

211 :この名無しがすごい!:2009/04/15(水) 21:53:17 ID:IDx/J6/B
超GJです!
まさか、きょこたんのファンタジーを見れるとは思いませんでした

212 :この名無しがすごい!:2009/04/17(金) 20:30:12 ID:NZwGa2Az
>>204
超GJ

213 :この名無しがすごい!:2009/04/19(日) 14:07:52 ID:KoAK4WRH
>>208
驚愕が絶望的だからきょこたんも架空の存在で終わるとみんな感じてるんだよ・・・。

214 :この名無しがすごい!:2009/04/19(日) 15:35:27 ID:PVOPicv4
⌒('A`)⌒

⌒('A:;.:...

⌒(':;....::;.:. :::;.. .....

215 :この名無しがすごい!:2009/04/20(月) 22:57:56 ID:Nfhwazxi
ssを書いてみました。
初めて書いたのでかなりつたない文章ですが、投下してもよろしいでしょうか。
問題がなければ24:00ごろから投下したいと思います。

216 :この名無しがすごい!:2009/04/20(月) 23:16:30 ID:AoeSPGRH
いけ

217 :この名無しがすごい!:2009/04/20(月) 23:32:08 ID:1lDknkRO
俺は寝る。






明日起きたら読むよ。

218 :この名無しがすごい!:2009/04/20(月) 23:57:48 ID:Nfhwazxi
それでは投下したいと思います
タイトルは『おやすみ』です

 季節は梅雨である。梅雨といえばじめじめとしてアンニュイな気持ちになりやすそうなものだが、
意外にもハルヒはいつも通りのハイテンションで、春先の佐々木をめぐる騒動以来、古泉のアルバ
イトもトンと減っているようである。そんなこんなで、世界の平穏を気にすることもなく、いつも
どおりハルヒにつれまわされて体力と財布の重量だけが減っていくなか、束の間の平穏を謳歌して
いた日曜日のことである。ちょっとした事件が起こった。

 いつものように部屋でごろごろと漫画を読んでいた俺に、妹が猪のごとく突撃してきた。
「ねぇ、ねぇ、キョンくん。明日学校でね。そうごうがくしゅうっていうので外国の人と日本の文
化の勉強をするの。」
学習指導要綱が代わったことにより総合的な学習が強化されたらしいが、外国人と触れ合うとはほ
んのちょっと前じゃ考えられなかったことである。あの頃は、出島などの一部を除いて外国人がい
るところなどは存在しなかった。
「そうか。楽しんでこいよ。」
俺は大いなる平穏を維持するためにも受け流すことにした。うむ、ナイスな判断だ、俺。
「うんっ。それでね。みんな一人一人が日本っぽいものを持っていって紹介するんだって。だから
ね。あたし剣玉にしたのっ。」
「ほう、そうかそうか。それは何よりだ。しかし、家に剣玉なんてあったか。」
「ないよ。だからキョンくん買ってき」
「断る。」
妹が言い終わる前に返事をした。何が悲しくてせっかくの休日に剣玉を買いに行かなければならな
いのだろうか。日本っぽいものなら、俺が十秒ほどで水墨画を描いてやるからそれをもって行きな
さい。俺の水墨画は凄いぞ。
観念的過ぎて本人にも何が書いてあるんだか分からないんだからな。
「えー、それじゃあダメだよう。さっきテレビで剣玉やってたんだもん。」
つまり、テレビでやってた剣玉に感化されてやりたくなったわけだな。これはいよいよもって、行
く必要がなくなってきたぞ。
「それにね。お母さんからもうお金貰ってきたの。キョンくんにもお駄賃でこのきれいなお札を」
「行かせて貰おう。」
俺は再度、台詞の途中で割り込んだ。妹の手には剣玉代と見られる野口秀夫さんと、俺へのお駄賃
と見られる源氏物語の絵巻物が握られていた。
 その後、任務を果たすべく駅前まで出張ってきた俺であったが、すぐに窮地に立たされる事にな
った。剣玉が売ってないのである。むぅ、どうすべきか。このまま帰ったのでは紫式部さんは返却
されてしまうだろうし、かといって電車に乗って都会まで出たのでは、俺の取り分が減ってしまう。
そもそも剣玉なんてどこに売ってるんだ。やはり、おもちゃ売り場しかないだろうか。んー、んっ、
待てよ。大きめの100円ショップになら売ってるんじゃないのか。あそこなら値段も100円で
電車賃を考慮に入れても足が出ることはない。うむ、決定だ。膳は急げとばかりに、俺は電車に揺
られホームタウンを後にした。これがトラブルのもとになるとも知らずにな。

219 :この名無しがすごい!:2009/04/20(月) 23:59:17 ID:Nfhwazxi
大都会に着いた後はとんとん拍子に話が進んだ。100円ショップも剣玉もすぐに見つかり、店
員さんのさわやかな笑顔にも癒されながら、晴れやかな気持ちでお店を後にした。ルンルン気分で、
柄にもなく口笛でも吹いてやろうかと思いつつ歩いていると、突然、雨が降ってきた。サムデイイ
ンザレインなんてものではなく、サムデイインザスコールだ。突如として振り出した大雨は、あた
ふたとしている俺の服をあっという間にびしょびしょにし、普段のさえない俺を水も滴るいい男へ
と変身させてしまった。って冗談を言っている場合ではない。早いとこ雨宿りできる場所を見つけ
なくては。あたりを見回すとどこの店もびしょびしょのまま入れるような雰囲気ではなく、雨宿り
は出来そうにない。ええい、どこかないのか。俺は走りながらも懸命にあたりを捜索した。普段の
不思議探索でも、このくらい真剣に行えば何か見つかっていたかもしれない。何せこっちにはハル
ヒがいるんだからな。俺の弛まぬ努力の結果、一箇所だけ雨宿りが出来そうな場所を見つけた。そ
の店は歩道の方向にも屋根がせり出しており、雨の大部分はしのげることだろう。はやる気持ちを
押さえつつ、ダッシュでその店まで行き、びしょ濡れの髪を掻き揚げてショーウィンドウを覗いた。
ランジェリーショップだった。幸いにして店内に客はいないようだが、店員さんの目線が痛い。い
や、向こうも事情はわかっているといった様子だが、そのためかやや笑みをこぼしており猛烈に恥
ずかしい。思春期のうぶな男子生徒には拷問のような仕打ちだ。もしもこの姿を知り合いに見られ
ようものなら生き地獄だ。やれやれ、泣きっ面に蜂とはこのことだな。

15分ほどその場で雨宿りしていたが、一向に雨脚が弱くなりそうな気配はない。さて、どうし
ようか、と思いをめぐらせていると、
「あれっ、こんなところで何してるんですか。」
とできれば二度と聞きたくない声が聞こえてきた。地獄に仏という言葉はあるが、地獄にはやはり
鬼しかいないようだな。俺はそう言うと顔をもたげて、そいつ、橘京子を見据えた。白いブラウス
にオレンジのワンピースを着て、三度目にあったときも持っていたフェンディーの傘を掲げていた。
橘は、思わず笑い返してしまいそうになる楽しげな笑みを浮かべ、こちらへと近づいてきた。
「ふふっ、そんなこと言ってると、本当に鬼にしか会えなくなってしないますよ。…それにしても
どうしたんですか。こんなところにお一人で。高校生の女の子に下着をプレゼントするのはあんま
りベターな選択とはいえませんよ。」
くそっ、誰がそんなことするか。かくかくしかじかで雨に降られちまっただけだ。まぁ、お前には
関係ないがな。
「もう、またっ。見ればわかりますよ。ちょっと冗談を言っただけじゃないですか。それで、どう
するんですか。そんな格好のままじゃ電車にだって乗れませんし、風邪を引いてしまいますよ。」
お前に言われなくてもわかってるさ。だからこそこうして途方にくれていたわけだ。
「なるほど、ランジェリーショップに駆け込みたくなるほど途方に暮れていたのですね。」
くっ、しつこいぞお前。朝比奈さんのこともこないだのことも絶対に許してやらないからな。
「あっ、そうだ。」
俺の悪態にも涼しい顔をしていた橘は、今まさに思いついた、というような声を上げると、右手の
人差し指をあごに当て、やさしげな笑みを浮かべた。そして、ややあってこう言い放った。
「あたしの家に来ませんか。このすぐ近くなのです。」
さて、どうするべきか。

220 :この名無しがすごい!:2009/04/21(火) 00:00:45 ID:PKROC9o9
 二十分後、俺はとある大手ファッションセンターの前で一人たたずんでいた。人が出入りするた
びに店内から店のオリジナルの歌が流れてくる。軽快かつ単純なそのリズムは、俺の脳細胞の中に
もすっかりと刻まれてしまった。だがそれも仕方のないことだろう。なんせ十分もここに立ったま
まなのだから。
 橘のやつが、『家に帰る前に一箇所だけ寄って行きたいところがあるんですが、いいですか。す
ぐ済みますから。』と言って、やってきたのがここである。女の感覚からすれば十分というのは大
変短い時間になるのだろうが、いつも買いたいものだけを買ってすぐに帰る俺にとっては、ずいぶ
んと長い時間である。無論、これから世話になる人間に対して文句を言う権限などあろうはずもな
いが、相手はあの橘だ。なんとなく、その行動すべてに難癖をつけてしまうのである。それにして
も、ここで買える服は、現代の女子高校生が利用する衣服としてはいささかミスマッチではないだ
ろうか。ハイブランドの服で全身をそろえろという気はないが、もう少しハイカラな店をチョイス
して欲しいものである。あと付け加えておくが、俺は決してこの店を批判しているわけではないか
らな。この不況の中、低価格を堅持しているその姿勢には感動すら覚えているくらいだ。むっ、そ
うか。橘のやつ貧乏なのか。神的な能力をハルヒが所持している以上、あっちの組織は機関ほど裕
福ではないはずだ。いや、しかし、朝比奈さんを@誘拐したときはワゴン車を一台丸々放棄してい
たな。ふむ、やはり橘のセンスに問題があるだけか。などと取り留めのない思考によって雨や風に
因る体温の低下を紛らわしていると、やっとこさツインテールが自動ドアを潜り抜けてこちらへ走
ってきた。
「お待たせしてしまってごめんなさい。こんな天気なのに、会計が込んでいたの。」
橘は軽く頭を下げると、左手にぶら下げた荷物を俺に突き出してきた。ちょっと待て、なんでお前
が買ったものまで俺が持たなきゃならんのだ。断固拒否させてもらう。
「そんなんじゃ女の子に嫌われちゃいますよ。あっ、でも今モテモテでしたよね。あなたのそんな
そっけない態度に惹かれてるのかしら。」
大きなお世話だ。それに俺は全くもててなどいない。誘拐だけじゃなく、嫌味まで言えるようにな
ったようだな。お前の家に行かざるをえないとはいえ、荷物持ちまでするつもりはないぞ。
「今日のあなたはなんだか藤原さんみたいですね。文句ばっかり。ふふっ、そんな怖い顔しないで
下さい。ほんとにあの人のことが嫌いなんですね。それと、今買ってきたのはあなたの服なのです。
ビショ濡れの服を乾かす間に着る服がないと困るでしょう。あたしはメンズ服は持ってないですし…。」
ぐっ、卑怯な。それを先に言っていれば俺とて何の文句もなく持っていたものを。
「あたしが言おうとした矢先に、あなたが発言したんでしょう。面白かったのですぐには訂正しな
かったですけど。じゃ、そろそろ行きましょうか。」
橘は俺に荷物を預けると、当たり前のようにこちらへ身を寄せてきた。そもそも傘は一本しかった
わけで、相合傘のようになるのは必然である。これが初めての相合傘なら相手が橘とはいえ多少狼
狽気味にもなろうが、こちとらハルヒで一度経験済みだ。俺はうろたえることなく悠然と歩を進め
た。橘の家へ向かう途中は取り立てて言及することもない。橘が大体しゃべっていて、俺がそれに
相槌を打つという構図だ。たまに橘が俺の肩に頭を預けて、俺の反応をからかったりしていたが、
どうということもない。俺は顔を赤くなどしてないしな。そこ、嘘じゃないからな。

221 :この名無しがすごい!:2009/04/21(火) 00:02:03 ID:PKROC9o9
 一人で暮らしているという橘の家は、わりと新らしい高層マンションだった。入り口にはカード
キーのロックだけでなく、リアル警備員まで常駐していた。いたるところに監視カメラも取り付け
てあり、女の子の一人でもこれなら安心して暮らせそうである。橘の部屋はそのマンションの最上
階に位置しており、エレベーターで5分以上も揺られてやっと到着した。まったく、景色はきれい
なのかもしれんが利便性には疑問を持たざるを得んな。こつこつと前を歩く橘について行きながら
そんなことを考えていた。そのうちに、橘が立ち止まった。
「着きました。ここです。」
そう言うと、鍵を空けて部屋のドアを開けた。
「ふふふ、ようこそあたしの家へ。あっ、ちょっと玄関で待っててくださいね。今、タオルを持っ
てきますから。」
俺はとことこと部屋の中へ入っていく橘を見ながら、ドアを閉めた。玄関には今橘が脱いだ靴しか
置いておらず、それ以外はちゃんと靴箱にしまってあるようだった。また、壁にはくまさんのポス
ターが張っており、同じ一人暮らしでも、長門とは違い女の子を感じさせるインテリアで占められ
ている。
「お待たせしました。まずはこれで大体の雫を拭っちゃってください。」
橘がこりゃまたくまさんの描かれたバスタオルをもって戻ってきた。全裸に赤いTシャツのくまさ
んだ。
「おう、悪いな。」
「そうしたらそこの扉がバスルームになってますので、先にシャワー浴びちゃってください。あと、
濡れた服は乾燥機に入れておいてくれれば乾かしますから。」
橘は今出てきたばかりの扉を指差しながらそういった。俺は体を拭くと、やっと少し落ち着けると
思いながらバスルームへ向かった。バスルームには橘の下着が干してるなどといったお約束もなく、
すぐに熱いお湯を浴びることが出来た。シャワーを浴びると先ほど買ったばかりの地味なスウェッ
トの上下を着てバスルームを後にした。
 廊下に出ると、食欲をそそる匂いが鼻腔をついてきた。
「ん、なんか作ってるのか。」
「あっ、お湯加減はどうでしたか。」
かわいらしいフリルのついたイエローのエプロンを着た橘が、キッチンから顔を覗かせてきた。
「おかげさまで生き返る思いだ。礼を言っておこう。それで、何を作ってるんだ。」
「ビーフシチューです。あなたも昼ごはんはまだでしょう。服が乾くまで時間がかかりますし、食
べて行きませんか。」
確かにもう昼時だな。今日は休日ということで朝起きるのも遅く、朝ごはんを食べてないし腹が減
ってきたな。
「何から何まで悪いな。」
「いえ、気にしないで下さい。あなたにはこれからもいろいろと迷惑をかけることもあるでしょう
から。ギブアンドテイクなのです。」
橘は腰に手を当てて誇らしげにそう言った。というかこれからまだ迷惑をかけるつもりなのかよ。
出来れば勘弁してもらいたいもんだ。

222 :この名無しがすごい!:2009/04/21(火) 00:03:35 ID:Nfhwazxi
「それじゃあ、あたしもシャワーを浴びてきますね。鍋の火はこのままかけといてください。」
そう言うと、エプロンをはずし着替えを持ってバスルームに入っていった。お約束のやり取りがあ
ってもいいものだが、橘はお約束が嫌いなようで、そのまま鼻歌を歌いながら出て行ってしまった。
しばらくするとシャワーの音が聞こえてきた。同世代の女の部屋に一人残されるというのはなんと
も落ち着かないもので、あちらへ歩いてはすわり、歩いてはすわりと、おまわりさんが見ていたら
職務質問されそうな装いだった。橘の部屋はホワイトを基調として、暖色系のオレンジやイエロー
のマットや家具、それにすっかりおなじみのくまさんのグッズが並べられていた。また、棚の上に
はにおいつきのアロマキャンドルが弱弱しい明かりをともしている。玄関でも述べたが、長門(部
屋には何もない)や中学時代に訪れた佐々木の部屋(佐々木らしくスタイリッシュにまとめられて
いた)とは違って、ザ・女の子といった部屋は、俺に一切の安らぎを与えることはなかった。しか
しながら、徐々にではあるが落ち着いてきた俺は、背の低い机の前に身じろぎもせずに座っていた。
「ふーいい湯だった。やっぱりシャワーは生きる活力を与えてくれるのです。」
20分後、橘がバスルームから出てきた。湯上りということもあって、いつもよりやわらかい印象
を与える表情をしている。また、濡れた髪がわずらわしいからだろうが、自慢のツインテールを解
いて、髪をシニヨンに結い上げていた。Tシャツにジャージという色気のない服装ではあるものの、
そこから覗くうなじは、普段、幼い印象を与える橘を女性的に演出していた。ギャップとは恐ろし
いものである。なるほど、あのツインテールはこういう効果もあるわけか。谷口あたりなら野獣と
かしているところだろう。いや、あいつはいつでも野獣か。
「あっ、シチューもそろそろ煮えたみたいですよ。」
俺が風呂上りの橘に面食らってる間に、当の本人はキッチンへすいすいと入っていたようだ。
「パンしかないんですけど、かまいませんか。」
キッチンから橘の声が聞こえる。昼食にパンとは日本も国際化したものである。俺はどちらかとい
えばお米のほうが好きだが、メインディッシュがビーフシチューならパンもなかなかいいものだ。
「じゃあ、運ぶの手伝ってもらえますか。」
「おう。」
それから、しばらくは世間話をしながら橘の料理に舌鼓を打った。一人暮らししているだけあって
こいつの料理がなかなか上手く、一瞬こいつのしてきた悪行―主に誘拐―を忘れてしまいそうにな
るほどだった。
 昼食を終えて一段落すると、橘がコーヒーとカステラを持ってきた。
「食後はやっぱりコーヒーですよね。砂糖やミルクは入れますか。」
「いや、俺はブラックでいい。」
ゆらゆらと湯気を立てるコーヒーを口に含むと、強い苦味が広がった。しかしただ苦いだけでなく、
その奥にはしっかりとこくがあった。意外にも橘もブラックのようであったが、カステラを片手に
幸せそうにコーヒーを飲んでいた。ん、そういえばお前の両親はどうしてるんだ。組織のこととか
知ってるのか。
「いえ、二人とも機関については何も知りません。もちろん、佐々木さんや涼宮さんのことも知り
ません。ごくごく普通の一般人なのです。今は仕事の関係でアンドラで暮らしています。」
アンドラってどこにあるんだ。アフリカのどっかか。いや、あれはアンゴラだったか。ええい、や
やこしい。まぁそれはともかく、よく一人暮らしが許されたな。俺の妹じゃ絶対許してもらえない
だろうな。

223 :この名無しがすごい!:2009/04/21(火) 00:05:00 ID:PKROC9o9
「ええ、それはもう、説得するのに苦労したのです。でも、あたしはしっかり者で、信頼も厚かっ
たですから、いろいろと理由を言ったら許してくれました。一人暮らしは高校に入ってからですけ
ど。両親には感謝しないといけないですね。そのおかげで、今、こうしてあなたの前にいられるの
ですから。」
俺にとっては残念な結果だがな。
「もうっ。」
橘はそういいながら手をパタパタとさせている。しかし、親御さんが何も知らないということは、
こいつはずっと秘密にしながら活動していたわけだ。こいつといい古泉といい怪しいやつばっかり
だな。それにしても、一人娘が母国で誘拐なんかしてると知ったら、お前の親も泣いてるんじゃな
いか。
「それは…、そうかも知れません。でも、あたしたちにとっては絶対に必要なことだったの。機会
を設けてくれるなら、朝比奈さんにも是非謝りたいと思っているわ。」
おう、是非ともそうすべきだね。出来れば会わせたくはないが、今日は借りもできたし、考えてお
いてやろう。だがな、お前たちがなんと言おうが、あんな行為に意味などあるはずもない。
「そうですね…。まだあなたの服が乾くのに時間がかかりますし、いい機会だから話しておこうと
思います。」
橘は、神妙にそう言うと語り始めた。
「あの誘拐劇の意味を理解して頂くには、まず、あたしたちの置かれた状況を理解して頂かなくて
はなりません。佐々木さんが神のような存在であるということや、あたしたちに力を与えた存在が
佐々木さんであること。これらのことは事実です。少なくともあたしたちにとっては真実なのです。
これは絶対に譲ることの出来ないことなの。また、佐々木さんが神のごとき力を持っていたほうが、
世界が平穏である、ということにも、確信を持っています。事実、涼宮さんは、幾度となく今の世
界を変容させようとしてきました。中学時代は特にひどかったのです。しかし、そんなあたしたち
の思いとは裏腹に、改変能力は涼宮さんが所有し、宇宙人や未来人はあちらに近づいて行きました。
あたしたちは不安になりました。」
橘は、ここでいったん言葉を切ると、少し冷めたコーヒーをこくりと飲み込んだ。
「あたしたちはその不安を解消するために、様々な意見を出し合いました。その中には、非常に危
険な強硬手段、つまり、佐々木さんや涼宮さんを暗殺しよう、と言う者たちまでいました。二人が
いなくなれば、世界の消失を心配する必要はなくなりますからね。殺した時点で、世界が消えてし
まう危険性もありますが…。ただ、そういったリスクがなかったとしても、そのような手段に賛成
することは出来ないのです。絶対に。ですが、それに対して強く反対し、そう主張する者たちが組
織から出て行ってしまったら、もう彼らを止める事はできません。組織は彼らに対して何の拘束力
も持たなくなるのですから。できることといえば、せいぜい佐々木さんたちの護衛を強めることく
らい。だからあたしたちは、彼らを組織に留めつつも、そういった手段を今後、絶対に実行させな
いようにする必要があったの。あっ、でも、これで組織のことを軽蔑しないでほしいの。だって、
同じような火種は、機関も未来人も宇宙人も抱えているんだから。宇宙人に関しては、あなた自身、
身をもって体験したんじゃなかったかしら。」


224 :この名無しがすごい!:2009/04/21(火) 00:06:36 ID:PKROC9o9
確かに、ハルヒなんていう子供に言いように振り回されて、機関の仕事に嫌気がさしているやつは
いるだろうな。宇宙人にだって俺は一度殺されかけたし、機関に対しても、未来の勢力に対しても
きな臭さは感じているさ。だがな。朝倉の襲撃以来、どの勢力も強硬な手段には出てきてないし、
それどころかいろいろと世話になってる。結局のところ、あいつらの勢力はそういう爆弾をきっち
り抑えることに成功していて、お前らのところは暴発させちまったってことだろ。おまえがどんな
人間であれ、そんなやつらを信じることなど絶対に出来ないな。
「早合点しないで、あれは抑え切れなかった訳ではないの。ガス抜きのようなものなの。あたした
ちは今言ったような状況にあって、ずっと耐えてきたわ。そんな中、やっと転機が訪れたの。」
藤原と九曜か。
「ええ、その通りよ。彼らの出現で、あたしたちはにわかに活気づいたわ。これでやっとスタート
ラインにたてた、ってね。そのおかげで、これまであった強硬論は一切消えうせたわ。むしろ、今
までそういっていた人たちほど深く思いつめていたから、今までの陰鬱とした議論が嘘のように喜
んでいたわ。でもね。だからこそ、未来からの甘言に簡単に乗せられてしまったの。それでも、彼
らを諭すことは出来たと思うわ。だって3年間も抑えてきたんですもの。だけど、そうして抑えた
後で、あたしたちの行った方法が失敗したらどうなるかしら。一度、光を見てしまっただけに、彼
らはきっとひどく落ち込むと思うわ。それこそ強硬な手段も辞さないほどに。そしてそうなったら、
あたしたちは彼らを止める事はできないわ。なぜなら、彼らの主張を遮ってまでやった方法が失敗
しているから、あたしたちに対する信頼が失われてしまうでしょ。もちろん、これはあくまで想像
よ。でも、そうなる可能性が少しでもあるなら、それを排除しておきたかったの。」
つまり、そいつらの主張を一度採用することにより、今後、そいつらが暴走するのを防いだってこ
とか。
「ええ、それにあの誘拐劇が失敗するだろうってことはわかっていたから。失敗すれば彼らも、あ
たしたちの失敗にも寛容にもなるし、一石二鳥だったのです。ただ、これはあくまであたしたちの
都合だし、朝比奈さんには恐ろしい目にあわせてしまって申し訳ないと思っているわ。」
橘はそう言うと、視線を落とし頭を深く下げた。まあ、なんていうか。今の話が本当だとするなら、
さっき言ったとおり朝比奈さんに合わせてやらんでもない。実際、古泉の話によるとお前は反対派
だったらしいし、俺がお前の立場だったら同じことをしたかもしれんしな。
「ふふふ、ありがとう。朝比奈さんに会えるのを楽しみにしているわ。」
橘は少し安堵したように笑顔を浮かべた。うむ、精々、謝罪の言葉でも考えていなさい。だがな、
これはあくまで誘拐のことについてだけで、ハルヒの力を移すとかは待ったくべつだからな。
「ええ、わかっているわ。だから、それに関しては別の手段を考えてるの。」
『それはどんな?』と橘に声をかけようとすると、突然、不意に、猛烈な眠気が襲ってきた。体が
がくりと傾き、腕がテーブルの上を払う、もうコーヒーの入っていないカップが静かに絨毯に落ち
る。しかし、それでもカップは割れることはなかった。状況が全くつかめないまま、頭をもたげ橘
を見据えると、親しみを感じさせる笑顔は消えうせ、橘京子個人から機関の橘京子の表情に変わっ
ていた。
「やっと、睡眠薬が効いてきたみたいね。今飲んでいたコーヒーに入れておいたの。このあと、藤
原さんと九曜さんに協力してもらって、あなたと佐々木さんを監禁させて頂くわ。あなたが何日も
佐々木さんと一緒に行方不明になったら、涼宮さんはどう思うかしら。ふふふ、世界が崩壊してし
まうかもしれないわね。どうすればくい止められるかしら。」
くそっ、一瞬でもこいつを信用した俺が馬鹿だった。意識が朦朧としてきて口が動かない。橘が何
かぐだぐだとしゃべり続けているが、一切頭に入ってこない。体の感覚が段々となくなってくる。
まぶたを開けているのも辛くなってきた。俺は最後の抵抗のつもりで、ありったけの殺意をこめて
橘をにらみつけた。そんな俺の視線も橘は華やかな笑顔で受け流し、ゆっくりと口を4回動かした。
お・や・す・み
と。そしてそれを最後に、俺の意識は夢の世界へと旅立っていった

225 :この名無しがすごい!:2009/04/21(火) 00:09:13 ID:PKROC9o9
以上で投下終了です。
なんだか中途半端な気もしますが、知的で黒いきょこたんをめざして書いてみました。
こんな駄文でも読んでくださった方、ありがとうございました。

226 :この名無しがすごい!:2009/04/21(火) 00:57:25 ID:BmdjFTzH
>>225
マジGJ!黒さがたまらない
出来れば続きを書いて欲しいぜ

227 :この名無しがすごい!:2009/04/21(火) 01:14:00 ID:0I7jSGnF
>>225
乙!!
続きが気になるところで終わらせやがって!wwww
ねむれねぇ!

228 :この名無しがすごい!:2009/04/21(火) 05:44:05 ID:GZxHmoIK
おやすみ

229 :この名無しがすごい!:2009/04/21(火) 12:16:53 ID:7c2nZq8C
なんといういいオチ
このスレのきょこたんとは別人だな

230 :この名無しがすごい!:2009/04/21(火) 19:56:55 ID:egCS70Va
にゃんと!

231 :この名無しがすごい!:2009/04/21(火) 22:21:45 ID:hKSRQSE4
超GJ

232 :この名無しがすごい!:2009/04/24(金) 17:27:48 ID:U4OI+lzP
橘京子は俺の嫁

233 :この名無しがすごい!:2009/04/24(金) 17:37:54 ID:UsoiELiZ
「橘京子は俺の嫁・・・っと。最近私のスレも過疎化してきたわね。
驚愕はホントにいつになったら出るのかしら・・・。
いい加減私の驚愕での活躍を皆さんに知ってもらいたいのに」
「もう驚愕なんて出ないんじゃないのか?」
「え?・・・げぇっ!キョンさん!いつからそこに!?」
「『橘京子は俺の嫁』とお前が書き込んだところからだ」
「ぜ、全部じゃないですか!お願いします!皆さんには言わないでください!」
「わかったわかった・・・。言わないでおいてやる。(書くけど)
お前も自演もほどほどにな」
「はい・・・。今回でやめます・・・。」


 

234 :この名無しがすごい!:2009/04/27(月) 22:51:36 ID:xF0eoRvV
橘京子は俺の嫁

235 :この名無しがすごい!:2009/04/27(月) 23:02:27 ID:mv0hgNIi
>>234
自演もほどほどにな

236 :この名無しがすごい!:2009/04/28(火) 22:04:22 ID:AUmsTKB+
自演でなく競演だったりして

237 :この名無しがすごい!:2009/04/28(火) 22:48:30 ID:ZXTnyhoc
気が乗ったので、>>204の続きを書いてみました。
色々と不備があるかもしれませんが、よければ読んでみてください。


238 :この名無しがすごい!:2009/04/28(火) 22:50:29 ID:ZXTnyhoc
 小さい頃、剣と魔法を駆使して悪の大魔王を倒すと言う当時大流行したファンタジーロールプレイングゲームに憧れ、ゲームの主人
公になりたい、主人公になって仲間と冒険したい、数々の洞窟や遺跡を探索してお宝を手に入れたい、そして悪の大魔王を倒してお姫
様に好かれたい、あるいはかっこいい王子様に求愛されたい――等と想像するのは、諸姉諸兄紳士淑女老若男女問わず誰だってあるは
ずで、各言う俺も、振りかざすと敵目掛けて落雷が走る魔法の剣や黄金のオーラを放つ鎧を纏い、世界を我が物にせんとする悪の手先
と死闘を演じてみたい――等と想像する日々を送った事もあった。想像しすぎて興奮し、夜も眠れなくなる事も幾度かあったけな。若
気の至り、って奴だな。
 とは言え、リアルな世界ではそんなことは叶うべくもない、あり得る筈が無いと中学に入学する以前に悟った俺は、ゲームはあくま
でゲーム、ファンタジーの世界は所詮作られた世界さとすみ分けるようになり、その影響は『自分の分身』と称するドット絵のキャラ
クターが凄惨な扱いを受け、バッドエンドを迎えても苦痛に思わないくらいにまで関心が低下していた。
 嫌いじゃないんだが、そこまで熱中するほどでもない。所詮画面の中の出来事、決められたストーリーを決められたようにやってい
く。バッドエンドを迎えたところで製作者の手の平で遊ばれているだけに過ぎないのさ。
 ひねくれものの俺は、こうしてゲームに余り興味を抱かなくなってきたわけだ。何となく分かるだろう?
 念のために言っておくが、ゲームを否定するわけじゃない。ゲームはゲーム。現実は現実。こう切り分けただけだ。
 大人への階段の第一歩。
 そう言っていただけるとありがたい。

 しかし、である。
 高校生になってからと言うもの、非現実的な事件が一極集中して俺のお膝元へと襲ってくるようになり、俺が今まで築き上げてきた
世間の常識と、そして前述の大人への階段がベルリンの壁宜しく音を立てて崩れ去ったのもこれまた事実である。
 地球外生命体との邂逅、タイムマシンによる時間酔い、パッションレッドに煌く神風特攻隊……大小様々な出来事があったが、こん
な非現実的事件をまざまざと見せ付けられては、どんなに頭の固い人間だって「俺の人生何か間違ってたのかな……」と再考すること
請け合いである。
 そんな事件の主たる原因となっているのは、もちろんあいつ。我がSOS団団長、涼宮ハルヒだ。
 直接的にしろ間接的にしろ、不可解な事件のおよそ十割は涼宮ハルヒに起因する。『十割』って大げさな奴だなと思うかもしれない
が、これは決して言い過ぎではない。トンデモ騒動を引き起こすのが宇宙人未来人超能力者その他諸々の特殊人間(人間だけって訳で
もないが)だったとしても、元はといえばハルヒによって一高校の一部室に召喚されたのが原因であり、そう考えれば全ての事件が涼
宮ハルヒと直結していると考えるのは決して間違っていないだろう。第一今までの記憶を振り返っても、事件の断片には涼宮ハルヒが
影響をもたらしたという痕跡が少なからず残っているのだ。
 そして今回もまた。
 剣と鎧に身を包み、ゲームに出てきそうな敵と死闘を演じるこの世界は、恐らくこれもあいつが何かしらの影響を与えているに違い
ない。今のところハルヒの姿は見えず、一見して何も関係していないようにも伺えるわけだが、だからといって当事者でない可能性は
否定できない。
 とは言え、全くハルヒのせいだけかと言うと、それもまた違うかもしれない。こんな事件に巻き込まれれば、大体誰かが――SOS団
の誰かが俺の回りにいるはずで、オロオロとする朝比奈さん、薄ら笑いを浮かべる古泉、顔色一つ変えず読書を続ける長門。このうち
の一人でも、あるいは全員でもいいが、ともかく事件が起これば少なくとも一人は俺の前に現れ状況を説明してくれるはずなのだが、
今回は誰一人として俺の前に現れてはいない。さあて困ったぞ。
 しかし、その代わりと言うべきかどうなのか……上記三人とは異なる人物が現れた。奇しくもそれが通常とは異なる事件の可能性を
示唆し――

239 :この名無しがすごい!:2009/04/28(火) 22:52:32 ID:ZXTnyhoc
「……さん、話を聞いてください!」
 けたたましく、甲高い声が森中に響き渡った。
 声を張り上げたソイツは、いそいそと動かしていた足を止め、腰に手を当てて対峙した。
「何だ、橘か」
「何だ、じゃありません! あなたは本当に元の世界に帰りたいと思ってるの!?」
 言わずもがな、だろ。どことも分からん森の中で朽ち果てたいとは思わないさ。同じジャングルならコンクリートジャングルの方が
まだマシだ。
「ならちゃんと聞いてください、あたしの話を!」
「はいはい」
 と生返事を一つ。
「んん……! もうっ!」
 彼女は話を聞かない俺に不満たっぷりの表情を見せ、しかし健気にも辛抱強く話を続けた。


 ――そう、彼女。
 多々経験した不可思議な事件。その中で唯一違うとしたら、俺の前に現れたのがSOS団の面子じゃなく、彼女――橘京子の存在であ
る。
 クラスに一人はいそうな、そこそこ整った顔立ちの女子高生――谷口ならフルネームで覚えそうだな――で、可愛げのある微笑みと
愛嬌溢れる人懐っこさは、しかし俺の神経を逆撫でするのに十分な資質を備えている。
 それもそのはず。こいつと俺の出会いは最悪なものだった。『守ってあげたい人』ランキングを開催したらSOS団内どころか北高全
生徒内でも五指に入るであろう、SOS団のマスコットキャラ兼メイド、朝比奈みくるさん。橘京子はその朝比奈さんをぞんざいに扱っ
たのだ。その罪万死に値する。いくら世界のためとは言え、こいつの力になるくらいなら清水の舞台から命綱無しで飛び込んでやって
もいい。
 だが、状況が状況だ。右も左も分からないこの世界に取り残されている以上、頼れる存在であることは間違いない。いや、こいつが
頼りになるかどうかはともかく、さすがに俺一人でこの世界を旅するのは気が引ける。なんとかして早く元の世界に戻りたいものだ。
「ならあたしの話をちゃんと聞いてください。この世界に蔓延る悪の大魔王を倒し、囚われた佐々木さん……ササキ姫を救出しないと
元の世界に戻れないのですから」
 橘京子は先ほどよりも必死にまくし立てた。
「わかったよ。だから余計なことを言うんじゃない」
「佐々木さんを救出するのが余計なこととでも言いたいの!? あなた言っていい事と悪い事があるわよ。佐々木さんをこの世界から
救出しないと、佐々木さんは元の世界に戻る事も出来ずに、この世界の墓に名前を連ねることになるのよ。それでもいいって言う
の!?」
「そんな事言ってないだろ」言葉尻を捉えて揚げ足を取るんじゃない。「俺が余計な事と言ったのは、こそっと『組織の宣伝』や
『佐々木のユウイセイ』とか、イミフな勧誘活動をするなってことだ」
「うっ……」
 説明の途中で『佐々木さんが最高なのです』とか『あたし達が機関に代わって』等と言うフレーズが出てきた時点で、どう考えても
おかしいと思うだろ、普通は。
「い、いいえ。そんなことはありません」
 努めて冷静にまくし立てる橘。だが頬に流れる一筋の汗を見逃す俺ではない。
「……もう、言葉尻を捉えるのはどっちなんだか……」
 何か言ったか?
「いえ、何も!!」
 残念だが橘京子の不満の声は丸聞こえだった。……ったく、こいつはこうだから油断ならないんだよな。
「ですが、考えてもみてください。涼宮さんの気まぐれで、あたし達はこの世界に飛んできちゃったのよ。それをどうとも思わない
の? また余計な面倒ごとに巻き込まれたとか考えたことないの?」
 橘はめげずに『話』とやらを再度始める。付き合ってられん。
 橘の言葉を半分以上聞きながら、森から吹くそよ風に体を委ねた。涼しくて気持ちいい。
「もし佐々木さんが涼宮さんの力を一手に担ってくれれば、今回のようにどことも分からない世界に飛んでくる事もないのです。危険
な魔物と対峙して怪我をするなんて、バカらしいとは思いませんか?」
 ふと彼女を見る。何でそんな事も分からないのと言わんばかりの口調で髪を掻き上げた橘は、口をへの字に曲げて俺と同じく風に身
を任せていた。彼女の髪と胸リボン、そしてスカートがたなびいている。
「あたし達は世界の存続を願っている。ただそれだけです」
 なら、機関と手を取り合って協力したらどうだ。あいつらだって世界平和を望んでいるはずだ。似たもの同士、お互い打ち溶けあえ
るだろうに。


240 :この名無しがすごい!:2009/04/28(火) 22:55:25 ID:ZXTnyhoc
「残念ながら、彼らとは話し合いになりません。平和を望むと言う意味では同じかもしれませんが、その平和をどのように得ようとす
るかが異なっています。例えばある村の真ん中で不発弾が見つかったとしましょう。これを爆発させない方法はいくつかあると思いま
す。でも、『不発弾が爆発しないよう監視する』のと『不発弾を無害化して爆発の影響をなくす』のとでは大きく違います。あたしか
ら言わせれば、何時爆発するか分からない爆弾を四六時中監視してるなんてナンセンスだわ。それよりも爆弾の信管を抜いて無害化し
た方がよっぽど世界平和に貢献できると思うわ」
 で、信管を抜き損なって暴発するわけだ。
「そんなヘマするわけないじゃない」
 どうだか。穴だらけの計画でものの見事に誘拐に失敗し、それどころか未来人宇宙人との連携もままならないお前ならそれもありう
る事だ。それに比べれば俺達が一年以上かけて築き上げた友情の方がよっぽどマシだ。最初は内心嫌々付き合っていたであろう古泉も
観測対象以外目にも暮れなかった長門も、今となってはお互い上手くやっている。朝比奈さんが長門を苦手としているのは今もだが、
それでも互いを蔑むようなことはしてないぜ。連携が取れないどころか、互いが信じられない奴等に爆弾の処理なんか任せられるか。
下手をしたらその場でズドン、だ。
「どうだ、反論はあるか?」
「……た、確かに結束力という点ではまだ古泉さん達には劣るかもしれませんが、でも佐々木さんの精神は安定して……」
「その佐々木についてだが」
 何やら言い繕う橘の言葉を遮った。一瞬、辺りは沈黙……いや、木の葉のざわつく音がよく聞こえる。
「何故佐々木はこの世界に引き込まれてしまった?」
「それは……その……えーと……」チラチラとこちらを見ながら、「あたしにも、よくわからないのです。気付いたら、あたしもこの
世界に具現していました。そして佐々木さんもこの世界に来ているとわかったのです」
 突っ込むところは山ほどあったが、今回は「そうか」とだけ返答して他の質問をすることにした。
「なら、この世界に飛ばされてしまった原因。何か知らないか?」
「涼宮さんのせいに決まってます」
「何故ハルヒのせいだと断定できる?」
「えっ?」
「確かに今まで起こしてきた事件は殆どが何かしらハルヒ絡みの事件だったし、容疑者とまではいかなくても重要参考人レベルで関わ
っていたことも多々あった。しかし橘、お前は今回の事件はハルヒのせいだと即答しやがった。確証がないにも関わらず、だ。何故そ
う言い切れる?」
「…………」
 一瞬の沈黙を置いて、橘は思ったよりも冷静に、
「……今までの事件で、涼宮さんが関わってない事件など一つもなかったから、今回もそうだと思って」
「ああそうかよ」
 ふん、と藤原がそうするように、不機嫌丸出しの表情で顔を背けた。
 橘の言う事は最もだ。さっきは言ったものの、へんてこりんな事件が起きれば俺だってイの一番にハルヒに容疑をかけるだろうし、
実際俺が今まで経験してきた事件を考えればそれほど不思議なことじゃない。ただな、長門や古泉に言われるのならともかく、誘拐を
平然とする犯罪者で且つ『機関』の敵で、何よりハルヒのことを何にもわかっちゃいない新参者のこいつにだけは言われたくない。俺
達の表面を見ただけで全てが分かってますみたいなその口調が特に気に食わん。
「そんなに怒らないで。あたしも涼宮さんのせいにはしたくありませんし、宇宙人や未来人、あるいは第三の勢力でもいいですが、そ
れらがあたし達をこの世界に幽閉したと考えても構いません。ですが別勢力があたし達をファンタジーの世界に召喚する理由がありま
せんし、それに涼宮さんなら剣や魔法といった不思議な世界に憧れていたんじゃないかと思っての発言です。決して涼宮さんを卑下し
てるわけじゃありません。それに問題は誰がやったかじゃなくて、どうやってここを抜け出すのかだと思います。こうなってしまった
以上、涼宮さんが満足するようあたしたちが駒をすすめ、ハッピーエンドを迎えるしか抜け出すより他はありません」
 俺の態度が不機嫌オーラを振りまいていると悟ったのか、橘は突然フォローをし始めた。確かに、結局のところ橘の言うようにこの
ゲームライクな世界のストーリーを進めるしか方法が無いわけで……ん、待てよ。そういえばこいつ……


241 :この名無しがすごい!:2009/04/28(火) 22:57:30 ID:ZXTnyhoc
「『機関』の優位性をアップするのは少々気が引けるけど、そんなこと言ってる場合じゃないですものね。あなたはこの世界を、そし
てあたし達の世界を救う勇者なのです。あたしも協力します。ですからあたしを敵視しないで。お互い協力して使命を……佐々木さん
を救出しましょう」
「……橘。一つ聞きたい」
「何でしょうか?」
「そういやお前、この世界の内情について何故そんなに詳しい?」
「……!」
「やれファンタジーの世界だとか、剣と魔法の世界とか。どこでそんな内情を手に入れた? それだけじゃない。佐々木が幽閉されて
いることも知ってたし、挙句の果てに俺が選ばれし勇者だとか。そんなことさっきの町ですら誰も言わなかったぞ。どうしてそこまで
知ってる?」
「……さ、さあ……そう言えば何ででしょう……ああ、きっとあたしに予知能力が生まれのかも知れません。何せ魔法の世界ですから
あは、あははは……」
 あまりにも苦しい言い訳に、俺は「そうかい」と白々しく返答した。
「ところで橘。以前古泉から聞いた話だが、『機関』の人間は、ハルヒの精神に何が起きたかが分かってしまうらしい。上々なのか、
不機嫌なのか。あるいは単に落ち込んでいるだけなのか……ともかく閉鎖空間や巨人に関係なくても、その深層心理を把握することが
できるそうだ」
 以前古泉から聞いた話を元に話し始める。橘といえば「は、はあ……」と毒気を抜かれた様子で頷き、ぽかんとこちらを見ていた。
「そしてハルヒによって世界の改変が行われた場合、それにいち早く気付く事もできるみたいだ」
 こちらは俺の予想だが、決して的外れではないと思う。以前文化祭の映画を撮影するべく神社に来た際、古泉は神社の鳩がハルヒの
一存で一斉に衣替えしたという、どうでもいい情報を教えてくれた。そんな無益の情報を知っているのは古泉や『機関』の連中が一日
中神社に張り付いていたわけではなく、ハルヒによって世界が改変され、『分かってしまった』のだろうと俺は考えている。
 ……ま、自分の能力の範疇を超えてしまうと無理みたいだが。
「そ、それが何か……?」
「そして以前、お前は言ったよな。佐々木は閉鎖空間こそ持つものの、その心は安定していて変な力を発動させない。世界を作り変え
ようとはしないと」
「……は、はい」
「それはどうしてそう言い切れるんだ?」
「それは……わかってしまうのです。それ以外に説明のしようがありません」
「なるほど、確かに古泉もそんな事を言ってた。ってことは、佐々木の精神に何かしらの瑕疵が見られた場合も『分かってしまう』ん
だよな?」
「……あの、何が言いたいんですか?」
「つまり、だ」
 俺は橘にズイッと近寄り、その幼げな顔をマジマジと見つめて口を開いた。
「佐々木の精神状態に何かしら異常が見られて、それが原因で俺達はこの世界に飛ばされたんじゃないかと言いたいんだ」
「…………!!」
「佐々木にもハルヒと同じようなパワーが発生して、世界を改変できるような力を得るようになってしまった。このままでは世界の安
定をウリにしていた自分達の面子が立たない。だから必死で俺を説得して元の世界に戻ろうとしている。そうだろ?」
「そ、そんなわけありません! やったのは涼宮さんです!」
「じゃあ何で俺と一緒にいるのがお前なんだ。正直ハルヒはお前のことなど歯牙にもかけてないし、そもそも名前も覚えてないはず。
ハルヒがこれをやったとしても、お前を巻き込もうなんて思うはず無かろう」
「で、でも! 非現実的な世界を作り上げようなんて、佐々木さんが考えるわけないでしょ!」
「なら教えてもらおう。ここへ来た理由が『よく分からない』のに、佐々木がここに来たことが『分かってしまった』理由を」
 ずい、と一歩前に出て問い詰める。
「う……」
 橘は同じ分だけ後ろに下がった。
「さあ!」
 更に二歩前に出る。
「うう……」
 同じく二歩下がった。
「さあさあ!」
「ううう…………」
 グニャリ。
「んあ?」
「どうした?」
「今、何か変なものを踏んだ感触が……」


 俺と同じ歩数だけ後ろに歩みを進める橘。
 いつまで続くのかと思われたこの一進一退劇は、橘が上げた悲鳴とも奇声とも付かぬ声を以って突如終焉を迎えることになった。

242 :この名無しがすごい!:2009/04/28(火) 22:59:31 ID:ZXTnyhoc
 ――変なもの? 何だそれは?
 俺と橘は同時に橘の足元に目線を送り……うっ!
「やだぁ!」
 鳴き声に近い叫び声を上げながら、自分が踏んだソレから思わず足を引いた。


 それは、緑色の長い蔓のようなものだった。
「な、なんだソレ!」
「き、気持ち悪いです!」
「気持ち悪いってレベルじゃねえぞ!」
 蔓とだけ聞かれれば、熱帯地方にでも生えていそうな蔓科の仲間か何かだろうと思うだけで済むが、太さが親指と中指とで作った輪
の大きさほで、奇妙に脈打っていれば誰だって悲鳴を上げるに違いない。しかも蔓の先は更に細い数本の蔓となってうねっており、先
端は吸盤状。おまけに全身にイボイボがついていやがる。グロデスクなことこの上ない。
 ……いや、これは蔓というより、触手といった方がいいかもしれない。その証拠に、ほら。
「やだっ! ちょっと! あたしに絡み付いてこないでよっ!」
 攻撃されたと勘違いしたのだろう、触手は踏みつけた橘京子の右足に絡み付いてきた。
「この、離れなさい!」
 必死にもがくが、吸盤が張り付いてなかなか離れそうにない。生き別れた母親を抱擁するかのようにがっちりとホールドしている。
 俺はと言えば、橘を助けた方が良いとは思いつつも得体の知れないその触手に立ち向かう勇気もなく、ただただ事の成り行きを見守
っていた。
 それに、橘の太腿に絡みつく触手はなかなかそそるものが……何を言ってんだ俺?
「く……こうなったら!」
 力ずくで抜けきるのは不可能と悟った橘は、腰に付けていたダガーを取り出し、逆手に持って掛け声とともに一閃。
「えいっ!」
 うまい! 触手の先端は見事に断たれ、橘の足元に落下した。
 それは暫くその場でもがき、断面からは透明で粘り気のある体液を飛び散らせている。
 同時に橘を戒めていた触手の本体部分は橘を解放し、逃げ帰るように森の暗闇へと消えていった。
 ……ちっ、不甲斐ない触手だな。もう少し楽しませてくれよ……
「何かいいましたか?」
 ……いや、何も。気のせいだ、気のせい。


「大丈夫か、橘」
 それまでの妄想を振り払い、何事も無かったかのように俺は橘に問い掛けた。
「ええ、大丈夫です。でもビックリした。まさかこいつがここにいるなんて……吸盤が吸い付いてきてちょっと赤くなっちゃっている
けど、これくらいならすぐ治るわ」
 あ、本当だ。赤くなっている。まるでキスマークみたいだな。いやらしい奴。
 ……などとはいえる筈もなく(いい加減妄想癖は直したほうがいいな)別の質問をすることにした。
「何なんだ、この生き物は?」
「正式な名前は知らないけど、捕食植物の一種ですね。あの触手の先から養分を吸い取って生きる、半ばモンスターのような植物なの
です。たまに人も襲ったりもするようで、あちこちで被害が発生しているみたい」
 おいおい、まさかこいつ、肉食性植物か? 橘に絡みついたのも捕食するために……ってマジか?
 橘が切り落とした触手に目をやる。まだ蠢いてやがる。恐ろしいまでの生命力だな。本体側の方はどこにいったのかわからないが、
逃げたにしても近くにいることは確実である。
「早く逃げようぜ。俺はこんなやつの餌食になる気はさらさらない」
「いえいえ。そんなに危険な生物じゃないわ。彼らは見た目こそ醜悪ですが、正確は比較的温厚。何より草食性です。人間を襲うこと
は殆どありません」
 比較的温厚って……第一今お前を襲ったじゃないか。それにお前あちこちで被害が発生してるっていったじゃないか。話が矛盾して
るぜ。
「さっきのあれは、あたしが踏んづけたから襲ったのでしょう、窮鼠猫を噛むってやつですね。追い詰められた獣が……今回は植物で
すけど、ともかく自分が生き伸びるためには格上相手でも牙を向ける。野生の世界の掟なのです。それに先ほども言いましたが、彼ら
は草食性です。人間への被害は殆どありません。一部の例外を除いて」
 一部の例外?
「ええ。彼らの栄養としている、生命活動をしていない植物を得るために、一部の人間への被害を及ぼしているのです」
「はあっ?」頭にクエスチョンマークが点灯した。「どういうことだ、そりゃ。生きている植物を襲うってのなら分かるが、死んでる
植物を餌にしたところで特に困ることはないだろ? それなのにどうして人間に被害が発生するんだよ?」

243 :この名無しがすごい!:2009/04/28(火) 23:01:29 ID:ZXTnyhoc
「……言い方を変えましょう。彼らの餌である生命活動をしていない植物。その一例として、人間達が着ている服があります」
「なっ!」
「しかも大好物。その証拠に、ほら。見てください」
 橘は先ほど自分の右足……先ほど触手が絡みついた側の足を一歩前に出した。橘が穿いていた黒いサイハイソックスは、よく見ると
小さい穴がいくつも空いていた。
「あの触手の先から出した消化酵素なのです。かなり強力で、数秒絡まれただけでこうなるの。もし全身にアレが絡まったら、ものの
数分で衣類はヤツの栄養源とされるでしょう。ちなみに人体には影響が無いようで、被害にあった人も特にケガはなかったようです。
せいぜい寒い時期に襲われて風邪を引いたくらいかな」
 ああ、なるほど……人間への害ってのはそう言うことだったのか。
「あとは廃村なんかで、木造の家が彼らの餌食になったという報告があるくらいかしら。基本的に人を恐れるので、集落を襲うことは
ないようです。実は被害にあっているのは旅人ばかりで、彼らの縄張りに入り込んで被害にあったという報告が殆どです」
 ううむ……何とも面妖な生き物だ。
「確かに。大きな被害はないとはいえ、決して気持ちのいい生き物とは言えないわ。あまり関わりたくないからさっさとこの森をでま
しょう」
 異論はない。が。
「やっぱり異常に詳しいな、お前。何でそんなに……」
「まあまあ、積もる話はこの森を出たところでしましょう。ここで話してたらまたあいつに捕まっちゃうわ。だから、ね? 行きまし
ょう!」
 気持ちを切り替えて……というより無理矢理話を終わらせ、橘は駆け足でその場を立ち去り。

 グニャニャ。

「……へ?」
 そして、再び何かを踏んだ。


「この感触、まさか……」
 足元を見ずに一筋の汗を垂らす橘の代わりに、俺が彼女の足元を見る。
 うむ。さっきお前が踏んだものと寸分違わないものだ。しかしよくよく縁がある奴だな、お前は。
「う、うそお……勘弁してくださいよぉ……」
 謝るんなら俺じゃなくて、その足元の奴に言ってみたらどうだ。
「う、うわああぁぁあ!!!」
 ――当然聞き入れるわけが無い。
 先ほどと同じく、踏まれた触手は再び橘を絡めとり、拘束した。しかも今度は片足だけではない。一体何時の間に現れたのだろうか
数本の触手が両足、そして両手を束縛した。
 一回だけならまだしも、二回も踏まれてよほど頭にきたのだろうかね。纏わりつき方も先ほどよりも強力に見える。
「た、助けてぇ!!!」
 自業自得だ。実害が無いならそのままおとなしくしてろよ。腹が一杯になったらおとなしく引くだろ。
「そんな悠長なことしてたらあたし真っ裸になっちゃいます!」
 いや、むしろ好都合だな、俺にとっては。それに『触手に絡まれる女の子』ってのは何時見てもいい。欲を言えばもっと大事な部分
を執拗に攻めて欲しいわけだが……っていかんいかん。また怪しい妄想を繰り返すところだった。
「おーい、橘ー、大丈夫かー?」
「大丈……夫……な訳…………バカやっ……てない…………たす……けっ……早…………」
 うーむ、確かに馬鹿やっている場合じゃないな。
 橘を取り巻く触手は今や体の半身を覆い尽くし、口元までその手が伸びている。例えこいつが草食性だったとしても、あのままでは
窒息死しかねない。
「しかたない、助けてやるか。さっきの借りもあるし」
 俺は剣を抜いて、今や緑色の塊となった橘の前に立ち、伸びきった触手を目掛けて振り下ろす。
 ザシュッ!
 太さの割には抵抗無く、意外なほどあっさり断ち斬ることができた。剣を翻し、他に絡み付いている数本を同様に薙ぐ。それと同時
に触手の先端は次々に地面へと落ち、網から揚げたばかりの鮮魚よろしくバタバタと身を跳ねる。俺の存在を無視したせいか、あるい
は橘に気を取られてそこまで頭が回らなかったまでは分からないが、それが命取りだ。よくよく考えたら不甲斐ない奴等である。そし
て、そんな不甲斐ない奴等の餌食になった橘京子はもっと不甲斐ない。
 残った最後の一本を斬り落とす。すると束縛が解けたのか、「ぷはっ。ふええぇぇ……」とその場にへたれこむ甲斐性無し。
 少しは学習しろと文句をつけたいところだが、それは後回しだ。
「まだだ、油断するな」
「へ?……」
 ヘタリ声を遠くで聞き取りながら、俺は斬り落とした触手が現れた方角――森の暗闇に目を向ける。
 陽を遮った木陰が織り成す闇。一見そのようにしか見えないが、だが違う。剣を構えて対峙する俺。そこにいるのは分かってんだと
いう意思表示だ。

244 :この名無しがすごい!:2009/04/28(火) 23:03:30 ID:ZXTnyhoc
 ――瞬間、闇は蠢く影を形成した。
「ま、また現れた!?」
 ちっ、本当にしぶとい野郎だ。まだ俺達にちょっかい出そうってのか。しつこい奴は嫌われるぜ。人間だけじゃなく生物全般の統一
見解だと思ってたんだがな。
 等と軽口を叩きながら再三に渡ってこいつらと対峙した俺は、しかしこれまでと違う雰囲気を感じ取った。
 地面にひっそりと潜んでいた先ほどまでとは異なり、むしろ逆で天に向かって触手を伸ばしている。その高さは辺りの木々と引けを
取らない。そして先端部は俺の方を向け、不規則な動きを繰り返している。
 ……挑発のポーズ、だな。二回に渡る触手の切除で、俺達を完全に敵とみなした。そんなところだろう。
「橘、隠れてろ!」
 俺の声と同時に、それまで一つに固まっていた触手の群れが一斉に弾けた。
 右から三本、左後方から二本。タイミングをずらしながら攻めてくる。波状攻撃のつもりか! だが遅い!
 左からきた一本をかわし、遅れてきた一本を切断。俺の後ろへと伸びていく触手は足で踏みつつ、右からの攻撃に対処する。
 一本、二本と斬り落とし……っと、今度は前から四本!
 俺は決して運動神経が良い方ではないと思うのだが、それでも迫り来る触手をかわし、斬り落とし、あるいは踏み潰す。
 斬り落とされた触手はいったん下がり、別の触手が間髪いれず攻めて来る。攻めてきた触手は同様の方法で俺に斬り落とされる。
 そんな一進一退の攻防が暫く続き……

「……こりゃ骨だな。数が多すぎる」
 右斜め上から攻めてきた触手を二本同時に斬り落とし、内心舌打ちをした。
 しつこく攻め続ければあいつも諦めると思ったのだが、思ったよりしぶとい。それどころか一向に触手が攻撃を休む気配も見られな
い。このままだと俺の方が先に根をあげるかも知れん。
「……くっ!」
 何時の間にか後方に潜んだ触手を一閃したとこで前方を見渡した。心なしだろうか、触手の数が先ほどよりも増えているような気が
する。
 ――こいつら底なしか?
「橘、こいつは一体何本の触手を持っているんだ!? 斬っても斬ってもキリがないぞ!」
「詳しくはわかりません、ただ……」斬り落とされた触手の山から、橘の声が響いた。「ただ?」
「何となくですけど、すぐに再生しているんじゃないんでしょうか……」
 絶望的なことを言いやがった。
「ならどうすればいいんだよっ!」
「耐えてください!」
 無茶を言うな! こっちはもうそろそろ限界だっ……
「――うおっ!」
 それは、一瞬の気の緩みが原因だった。右斜め後ろから地面を這いつくばって接近してきた触手に、足をとられてしまった。
 ……しまった!
 そう思ってももう遅い。触手は俺の足を絡み取り、そして俺の体へと巻きつ……かない?
 それどころか、他の触手たちも接近せず、一定の間合いを取って攻め倦み始めた。どういうことだ? 何を考えてやがる……? だ
がこれで俺が元の体制を整える時間ができた。剣を構え、息を整え、そして再び対峙する。
 先ほどまでのような攻撃はピタリと止み、恐ろしいくらいの沈黙が訪れる。何を考えているのか分からない以上、俺もうかつな攻撃
はできない。じりじりと、間合いだけを取りながら攻めるチャンスを伺い……そして、沈黙を破ったのは橘の叫び声だった。
「そ、そうだ! 魔法を使ってください!」
 ……は? 魔法!?
「こいつは植物ですから、火には弱いはずです! 火の魔法でこいつを追っ払ってください!」
「魔法って言ってもどうやって使うんだ! 俺は知らんぞ!」
「ここはファンタジーの世界です! 炎っぽい呪文詠唱をすれば、それっぽい魔法をだせるはずです!」
 こんな時に限って適当なことを言いやがって。ハルヒかお前は。
 ええい、こうなりゃヤケだ!
 剣を鞘に収め、両手を胸の前にかざして頭の中で思いつく限りの『それっぽい』呪文詠唱を開始した。


 ――炎の精霊よ! 我が名に答えよ! 我を渾名す不埒者に制裁の業火を!――


 これで炎の『ほ』の字も出なかったら辺り一面銀世界になるほど寒いんだろうな。むしろ寒さで触手が枯死したりして。いやいや植
物だから寒いとかウケルとかの概念もないからやっぱり無駄か。駄目じゃん。
 ……等と心の中で緊張感のないノリツッコミを考えていたのだが、それは杞憂に終わった。
「……嘘だろ……?」
 なんと俺の口からでまかせ呪文を紡いだ後、俺の両手の間から生まれた炎の鞭が現れ、空を紅く染め上げたのだ。

245 :この名無しがすごい!:2009/04/28(火) 23:05:28 ID:ZXTnyhoc
 炎の鞭は一目置かず目の前の触手へと絡みつき、間を置かずして炎に包まれれる。だがそれで終わりじゃない。一本を火達磨にした
後はまるで意志を持つかのように次の触手へと矛先を変え、同じように餌食にする。瞬く間に触手は炎を上げ燃え尽き、ケシズミ一つ
残さずこの世から消滅した。
 それと同時に炎の鞭も消滅、辺りは元の緑色の世界を取り戻す。
「すげえ……」
 何がすごいってなあ。アレを出した自分が一番驚いているぜ。あんなテキトーな詠唱ひとつで炎を自在に動かせるなら今までの苦労
は一体なんだったんだ?
「すごいです……まさかあんな魔法が使えるなんて……一体いつの間に覚えたのですか?」
 まんまるに目を見開いた橘が俺に問い掛ける。その質問は俺が聞きたい。瓢箪から駒とか、嘘も方便とか、その諺の意味を始めて知
った気がした。
 まさか、『出でよドラゴン!』とか詠唱したら、本当に召喚されるのだろうか? ちょっと試してみるのもアリかも……
 ……いや、やっぱり止めておこう。制御する自信がない。


 パチパチと音を立てて燃える触手を見ながら、俺は未だその場に蹲っている橘に声をかけた。
「大丈夫か、立てるか? というか這い出られるのか?」
「ああ、はい。すみません、あまりの展開にボーッとしちゃって。別に怪我はないから立てます。よいしょ、と」
 ズルズルと触手の残骸から這い上がる。
「ふう。お待たせしました。では参りましょう」
 …………。
「ん? どうしましたか?」
 いや、何もなってないのか……
「何の話?」
 だってさっき言ったろ。あの触手の大好物が人間の衣類だって。てっきり喰われてその場に立てないものだと思っていたんだが……
「もうっ、何を考えているんですか。いやらしい。そんなに都合のよい展開があるわけないじゃない。それに絡まれてたのはほんの数
十秒ですし、彼らが服を消化するほどの時間はなかったのです」
 くそ、ちょっと残念。
「そうそう、服の話で思い出したけど、ちょっと面白いことがあったわね。あなたが彼らに襲われそうになったとき、彼らはあなたに
目掛けて攻めたけど、絡んで直ぐに止めたでしょ」
 ああ。そうだったな。いまいち理由がよくわからんが、あれで助かったのも事実だ。
「あれは恐らく、あなたが着ている革製の鎧のせいね。革は動物から取ったものだから、彼らの食事には適さない。獲物だと思って喰
いついたはいいけど、不味かったから吐き捨てたってところかしら」
 そうか、どうりであの後俺を攻めようとはしなかったわけだ。これで納得がいった。しかし橘。その言い方は何か癪に障るものがあ
るんだが……
「どちらかというと誉め言葉よ。ぼやかないぼやかない。さ、今度こそ行きましょう!」
 再び橘が号令をかけ、足を進めた、その時。
「うおっ!」
「きゃっ!」
 今までのそよ風とは違う、強烈な風が吹き荒れた。
 風は草を揺らし木を揺らし、そして木の葉が舞い上がる。舞い上がった木の葉は俺の視界を一瞬遮り、前を見るのもままならい。思
わず目線を地面に移し、木の葉の流れを目で追う。緑や黄色、それに茶色やら黒の葉が風下に流れて……ん? 黒い葉っぱ? そんな
のあったか?
 地面にしゃがみこみ、その黒い葉っぱをよく見る。……って、葉っぱじゃないぞこれ。何かの布だ。ボロボロになっているから勘違
いしたが……
「きゃあああ!」
 突如、橘が悲鳴をあげた。
「どうした!」
 強風に逆らいながら声を張り上げ、舞い散る木の葉に顔を掠められながら橘の方を見……おおっ!!
「み、見るなぁー!!!」
 そこにいたのは、風によってポロポロと剥がれていく服を必死で押さえ込もうとする橘の姿。今や8割以上が剥がれ落ち、殆ど生ま
れた時の姿と同様である。唯一手で押さえている胸の部分と足の付け根の部分の布切れだけが申し訳なさげに覆っているに過ぎない。
「どうした、こんなところでストリップか?」
「違うわよ、バカぁ!!」
「さっきはさっきでパンツを見せてくれたし、お前って露出願望があるんだな」
「そんな訳ないでしょ! いいからこっち見ないで!」
「いやあ……下手に全裸でいるよりもよっぽど刺激的だぞその格好。思春期の俺にとっては眼福この上ない光景だ」
「見ないでって言ってるでしょ!……ううっ……うう……」
 ついにはその場に蹲り、ふるふると肩を振るわせた。
 ちょっと、苛めすぎたかな……?


246 :この名無しがすごい!:2009/04/28(火) 23:07:49 ID:ZXTnyhoc
 触手に絡まれた際、少なからず消化液を浴びたようで、それに伴って橘が着ていた服の腐食も少なからず影響があった。完全に服を
溶かすほどでもないが、繊維が持っている化学的及び物理的結合は確実に強度を弱めていた。加えてさっきの強風が致命傷となって、
服はボロボロに破けた。
 ……あの後、目に涙を浮かべながら橘は見解を語ってくれた。両手を押さえたまま、斬り落とされた触手の山に再び蹲りながら。
 そして橘は、俺にある要求をしてきた。それは『服、貸しなさい』というものだ。
 確かにその格好じゃ次の村にはいけないだろうし(俺は全く困らんのだが)、触手を巻いていくわけにもいくまい。
 いいものを見せてもらったしちょっと苛めすぎたし、何より可愛そうだ。だから俺は素直に自分の装着物を貸してあげることにした。

「……何、これ」
「着ないのか?」
「……これを着ろっていうの? あたしが?」
「よこせといったのはお前だろ。それともすっぽんぽんで次の村に行く気か?」
「そんなわけないけど、でもこれ……」
「俺なりの配慮なんだがな。また襲われたら、今度は着るものすらなくなっちまうぞ。それでもいいのか?」
「……わかったわよ、着ればいいんでしょ。着れば。……もう」

 さて、俺が橘に何を着せたかお分かりだろうか。『衣服』じゃないのがポイントだ。
 お、そろそろ着替え終わったみたいだ。では姿を拝見しようとするか。


「……ちょっと」
 どうした?
「擦れて痛いんだけど……」
 我慢しろ。嫌ならその辺に落ちてる木の葉でも身につけるか? 俺は構わんが、はっきり言って丸見えだぞ」
「ううう……わかりましたよ、我慢します」
 不承不承ながらも橘は了解した。
「ところで、どこか擦れるんだ? 男性用だから全体的に大きめで擦れる部分なんて……ああ、そうか。男性より女性の方が大きいと
い、あそこだろ?」
「……っな! 違うわよ! 胸は擦れてないわよ!」
 まだ何も言ってないんだが……
「うっ……誘導尋問なんて汚い!」
 誘導尋問以前の問題だ。それにな橘、ちゃんと自分のを見てから物を言え。お前の胸は擦れるほど大きくないだろうが。
「……っ!!!」
 痛ってえ! 蹴るな!!
「あなたが変なこと言うからでしょ! このっ! このっ!!」
 わ、悪かったって、謝る謝る。だから止めよう、な? それにあんまりその格好で足をおっぴろげると、その、丸見えだぜ?」
「うっ……村についたら覚えてなさいよ……」
 いやだ、忘れる。

 ……というわけで。
 肌の上に直接革の鎧を着るというかなりマニアックな服装をした橘京子は、俺の後ろをしぶしぶと歩きながら次の村を目指すのだっ
た。
 そして、その次の村で、恐るべき予言を聞くことになるなど、考えもしなかった。
 この時は、まだ。



「そういやお前、なんであの村を目指しているんだ?」
 あの後、特に何事もなく森を抜けた俺は、視界の先に広がる集落を目にして何となく問い掛けた。
「ああ、そういえば言ってませんでしたね。実は、あの村にはよく当たることで有名な占い師がいるんです。その人に遭って、あたし
達の今後の方針を伺おうと思っているのです」
 今後の方針って、大魔王を倒して佐々木を救出するんだろ。それ以外に何があるんだ?
「最終的にはそうですけど、でも単にそのまま乗り込んだところで返り討ちにあっちゃうわ。ゲームだって最終ボスを倒すためには細
かい事件を解決し、魔王の幹部を倒し、伝説の武器防具を手に入れた後、魔王の城に乗り込むでしょ。それと一緒。占い師の言葉に従
い、あたし達がすべきことを見出すの。わかった?」
 ああ、わかったが、これだけは言わせてくれ。
「何?」
 俺はふうと溜息一つつき、予言とやらに対する懐疑心と予言に振り回されそうな未来に対し、自嘲気味にお決まりの台詞を吐いた。
「やれやれ」


247 :この名無しがすごい!:2009/04/28(火) 23:10:32 ID:ZXTnyhoc
 村は、至って普通の村だった。
 村というだけあって最初にいた町と比べて見劣りはするものの、それでも露店が建ち並び、そこそこの活気を見せていた。行き交う
人も傭兵や司祭、魔法使いといった町から町へと移動する旅人の他、猟師や農家と言ったこの地で住まい生計を立てているもの。様々
だ。
 こんなところに高名な占い師がいるのだろうかね、本当に。
「います。大丈夫。あなたは信じてくださればいいのです」
 質素な貫頭衣の他に、革の胸当てに革の手袋、そして革のブーツに身を包んだ橘京子が自身満々に答えた。これらの装備品は先ほど
の露店で調達したものである(もちろん俺が買いに行かされた)。魔法で強化されたという掘り出し物のローブが同価格で売られてい
たが、革の製品を選んで購入したあたりさっきの一件がよほど身に染みたのだろう。
 そういえば上着は沢山買い込んだのだが下着はどうしたんだろうね。ちゃんと身に付けた方がいいぞ。
「……あ、あそこ、あそこなのです」
 親心子知らず、と言う訳でもないのだろうが、橘はせっかく心配してあげている俺の気持ちを真摯に無視し、自分が探していた占い
師がいる建物を探し当てた。
 そこは石で造られた、牛小屋程度の建物だった。特徴的なのはドーム状の造りで、石造イグルーと言った感じだ。ざっと見渡したと
ころ、通りとは反対の位置に人一人が何とか通れるくらいの入り口があった。当然ここからでは真っ暗で様子を伺うことができない。
「本当にここなのか? 有名な占い師にしては行列すらないじゃないか」
「有名だから、人気があるからと言ってそこに集中する。いかにも俗物っぽい考えだわ。ガイドブックや人の噂のみを信じてちゃ真実
は見えてこないわ。ウラを押さえて行動するのは重要なことよ」
 じゃあお前はこの占い師が言うことは間違いないって言い切れるのか?
「間違いありません。今からそれを証明して見せるわ。さ、行きましょう」
 ……ったく。


 石造りの中は、まるで洞窟のようにひんやりとしていた。明かりは何もなく、真っ暗で何も見えない。松明でも持ってくればよかっ
たな。
「そんなに広いところじゃないから必要ないと思いますけど」
 いや、確かにそうなんだが、何も見えないのは不安だ。
「……そう、ね。まるで誰もいないみたい……」
 暗闇に支配された部屋は、俺の想像以上に広く感じた。何も見えないからこそ目の錯覚が生じ始めているのだろうが、しかし圧倒的
な闇の前では『目の錯覚』という言葉だけで事を片付けられるようには思えない。錯覚こそが錯覚であり、幻影は本物……うん、何を
言ってるのかわからなくなってきた。
「す、すみません、誰かいませんかぁ〜」
 橘の問い掛けが辺りに反響する。暫く耳を澄ませてみるが、帰ってくるのは橘の声ばかり。誰もいないのか?
「そんなはずはないんですけど、でも返答がないってことはそうなのかも……どうしましょう?」
 時間を改めてまた来たらいいだろ。
「うーん、そうですね。仕方ありませんね……はあ」
 息を漏らす声が聞こえた。不在だったことがそんなにショックなのかね。いないんだから仕方ないだろう。このままここに居座って
不法滞在でしょっぴかれるよりはマシだ。
 急いては事を仕損じる、急がば回れ、ってね。じっと待つことも必要なのさ。
「――――その必要は……ない――――ー」
『へ?』
 声は、突如として響き渡った。




248 :この名無しがすごい!:2009/04/28(火) 23:12:34 ID:ZXTnyhoc
 ――勇者よ、虚空より導かれし勇者よ。真の力を解放するのです――
 ――混沌より現れし陰と陽。行き場を失った彼の者が、今正に暴走しようとしています――
 ――木々は枯れ、水は濁り、そして光は途絶え……やがて世界は滅亡するでしょう――
 ――そうなる前に、彼の者を虚空へと還すのです。あなたにはその力があります――
 ――だけど、焦ってはいけません。まずは五行を探すのです――
 ――五行は、必ずやあなたの力の拠り所になるでしょう――


『あっ……』
 暖かい女性の言葉が聞こえたかと思うと、突然辺りが光に灯された。
 無限の広さを誇るかと思われたここは、確かに石造りのドームの中だった。部屋の隅、五ヶ所に配置された燈篭の光が辺りを照らし
それを証明した。
 不思議なのはこの光の色。赤や黄色の他に、青や緑、果ては茶色の光がそれぞれ燈篭で煌々と照り、この部屋をより幻想的に演出し
ている。
 床には五芒星が描かれている。五つの頂点はそれぞれ色が異なり、それぞれの色は頂点にある燈篭の光と同じ色。俺と橘がいたのは
その五芒星の中心……つまり部屋の中央だった。
 そして、俺達の前にいた一人の人物。
 妖艶な色で光る水晶の前に立つ彼女こそ、橘の言う占い師に違いない。
 彼女は両手を不規則に動かし水晶を操っていたようだが、俺達の視線に気づくと動きを止め、そして立ち上がった。


「――やっと…………会えた――――」


「九曜!?」
「九曜さん!?」


 占い師――周防九曜は、漆黒の瞳でこちらを見つめていた。



――――――――――――――――――――――――

とりあえずここまでです。続きは気が向いたらまた書きます。
ただ、このペースだと、いつ終わるのまったく見当がつかない・・・

あ、それと挿絵は随時募集してます。絵師の光臨に期待したい。


249 :この名無しがすごい!:2009/04/28(火) 23:56:41 ID:1yScUZMt
ああ…もうGJです
絵が描けなくて申し訳ない

250 :この名無しがすごい!:2009/04/29(水) 04:00:30 ID:3yF340Qo
>>248
超GJ!続き期待してます!

251 :この名無しがすごい!:2009/04/29(水) 09:56:42 ID:5XOIFvhh
乙!
絵は・・・ごめんなさい描けませんw
火の魔法って俺だったらメラギラいうだろーなー

252 :この名無しがすごい!:2009/04/29(水) 11:48:32 ID:zL7ksFHL
GJ

253 :この名無しがすごい!:2009/04/30(木) 21:31:23 ID:JCA/RkXM
めがっさGJ

254 :この名無しがすごい!:2009/05/03(日) 21:37:20 ID:GWLI2Pe+
>>248
GJ

255 :この名無しがすごい!:2009/05/05(火) 21:03:06 ID:JVJp85ZA
>>248
久しぶりの大作
乙です

256 :SS 頑張れきょこたんシリーズ 第2話 ゴミ箱:2009/05/05(火) 22:34:45 ID:eRWXtS7k
以前、橘京子4スレで「バッティングセンター」というドジッ子きょこたんを主人公にした
ラブコメ風SSを書いたものですが、「驚愕」がいつまでたっても出ないことにカッとなり
1年9ヶ月ぶりに続編を書いてみました。
前作は 橘京子4 バッティングセンター でググれば出てくると思います。
さらなる続編の構想もあるのですがとりあえず1話だけ。
続編希望の声とやる気と暇があれば続きを書くかもしれません。

257 :SS 頑張れきょこたんシリーズ 第2話 ゴミ箱:2009/05/05(火) 22:36:31 ID:eRWXtS7k
「京子愛してるよ京子」
とキョンは言った。
「うそです。キョンさんには鈴宮さんていう彼女がいるじゃないですか」
と京子入った。
「本当だ京子ぼくにはお前しかいないんだ。ハルヒみたいなツンデレでわがままで棒逆美人で生意気で暴力女でツンデレな女なんて全然好きじゃないんだ京子が好きだ」
「本当?」
「本当」
「本とにホント?」
「ホントにホント」
「うれしい私もキョンさんが大好き!!!!!」
と言って笑った京子は世界で一番かわいかった。俺はみwwなぎってきた。
「うおおおお京子おおおおおおお!!!!」
キョンさんはいきなり京子をベットに押し倒した。
「京子愛してるよ京子」
「きょんさんきょんさん」
そしてきょnさんのおおっきないんくきがきょうこ


「……」
 自作の小説を執筆していた橘京子はキーボードを打つ手を止め、おもむろにパンツをズリ下げた。

258 :SS 頑張れきょこたんシリーズ 第2話 ゴミ箱:2009/05/05(火) 22:37:32 ID:eRWXtS7k
「京子愛してるよ京子。キョンさん愛してるキョンさん。京子っ京子っ! キョンさんキョンさっ……んふっ!」

「はあ……毎日毎日こればっかりなのです……」
 ベッドに独り横たわり、半裸の京子は呟く。
 橘京子が独り暮らしをするこの部屋をキョンが最後に訪れてから早二週間。
 京子は精神的にも肉体的にも恋しさを募らせていた。やや肉体多め。
「キョンさん……早く会いたいです……チュッ」
 隠し撮りしたキョンの写真にキスをし、飽き足らずレロレロと舐め回す。
 既に写真は京子の汗と唾液とそれ以外の何かに塗れ、変色し、ふやけている。
 だがそんなことを気にする京子ではない。なぜならハードディスク内にはキョンの写真が数千枚保存してあるのだ。
 そろそろ外付けドライブを増設しようと京子は考えているが、いかんせん懐が寂しい。
「ああ〜〜! せめて電話かメールぐらい欲しいです〜〜う! キョンさ〜〜ん!!」
「うるせぇぞこの野郎!! 何時だと思ってやがんだ!!」
 ドンドン! と壁を叩く音とともに隣室から怒鳴り声が響いた。
 無理もない。壁の薄い安アパート。時刻は午前三時である。
「びっくりさせやがるです。恋する乙女に妬いてやがるのです。これだから童貞三十男はキモイのです。
 いいも〜ん。恋愛経験豊富なモテモテ女子高生は静かにダーリンとメールするので〜す」
 ブツブツと独りごちながら、半裸の引き篭もり女子高生は携帯に手を伸ばす。
 ちなみに携帯のアドレス帳には「組織」と「キョンさん」しかない。
 先日、佐々木にメルアドを聞いたところ「もってない」との返答を得た。
 佐々木は嘘をつかない、京子はそう信じる。
「はあ……それにしてもキョンさんからの返信まだ来ないです」
 受信フォルダに残るキョンからの最後のメールの日付は一週間前。
『用があればこっちから連絡する。それまで電話もメールもよこすな』
 キョンからの思いやりに満ちたメッセージだ。
「用があればって言ったって……心配なのです……」
 キョンのメールを受け取った翌日から、京子は毎日百通を超えるメールを送り続けている。
『宛先:キョンさん 件名:元気?』『宛先:キョンさん 件名:大丈夫?』『宛先:キョンさん 件名:おっす!今ヒマ?』
『件名:べっ別に会いたくなんてないんだからね!』『件名:うそピョン!会いたいピョン!』『件名:ごめんね、怒った?』
『件名:まだ怒ってる?』『件名:(T_T)』『件名:おっは〜!今日もいい天気だね!』……
 ピッ……。
 さらに一通分、電子的資源を無駄遣いする京子。
「はあ……キョンさん今頃何やってるのかな……」
 普通は寝てる時間である。


「はあ……はあ……き、今日のキョン凄過ぎよ! 一晩で七回とか初めてじゃない!?」
「違うぜハルヒ、今ので八回だ。ちなみにその間お前は十四回な」
「うっ、うるさいわね! いちいち数えないでよバカ!」
「へいへい。じゃあ十回で終わりにしようと思ってたけど、それナシな。朝までコースで」
「ちょ、何よそれ! わけわかんないもぉ〜〜!」

 金曜日、深夜二十七時。
 高校生カップルが「宿泊」するホテルの一室の片隅で、
 男の携帯電話が、音も無く、光も無く、ただ静かに、
 一通のメールを「ゴミ箱」フォルダに分類していた。


 ―次回『京子、人生最高の幸せ』に続く―

259 :SS 頑張れきょこたんシリーズ 第2話 ゴミ箱:2009/05/05(火) 22:40:54 ID:eRWXtS7k
以上です。読んで下さった方、ありがとうございましたm(_ _)m

260 :この名無しがすごい!:2009/05/06(水) 02:35:09 ID:Eqqk4bVh
>>259
ちょ…ググっても出ないんだが。
まとめスレにも格納されてなかったんで、過去ログ見ちまったよ。


つーか前のもそうだったが、キョンが鬼畜すぎる。
でもきょこが幸せそうだからいいのか? コレはコレで…

261 :この名無しがすごい!:2009/05/06(水) 10:27:16 ID:CedLEzgI
>>259


262 :この名無しがすごい!:2009/05/07(木) 07:14:39 ID:70whjK/T
このキョンは冷たいなー
それを面白さにしてるんだけど

263 :この名無しがすごい!:2009/05/07(木) 23:59:50 ID:CfQOM2R0
キョンがこんな酷いやつになるとゎな


264 :この名無しがすごい!:2009/05/08(金) 22:25:21 ID:k75utuxu
GW終わった方も多いと思いますが、皆様どうお過ごしでしょうか?
性懲りもなく>>248の続きを書いてみたので投下しますね。

265 :この名無しがすごい!:2009/05/08(金) 22:27:48 ID:k75utuxu
「…………」
「…………」
「――――」

 三点リーダを飛ばし続け沈黙する俺たちに対抗しているのか、九曜はダッシュを放出し辺りの空間と同化し始めた。
 まさかまさかの登場人物に驚いたってのもあるが、九曜の格好にも戸惑いを隠せないと言うのもある。
 彼女――周防九曜は髪の毛と同じ漆黒のローブを身に纏い、同様に黒色のヴェールで頭を覆っている。胸元には宝石で作られたロザ
リオ。勿論黒い宝石で作られたもので、燈篭の光を浴びてレインボーのような輝きを見せている。
 全身黒ずくめの彼女だが、しかし唯一顔の部分のみ白い肌を露出させている。黒の衣装とは真逆のそれが、彼女の顔立ちをよりくっ
きりと現していた。
 と、俺がここまで説明する間、誰も喋らず動かず。まるでこの空間のみ時が止まったかのような挙動に駆られる。しかし燈篭の光が
揺らいでいることから実際はそんなこともなく、単に硬直しているだけに過ぎない。それに橘を見ると、何かを言おうとして口をもご
もごさせている。九曜は言わずもがなのマネキン状態。
 このままでは時間だけが過ぎ、何も解決しない。そう考えた俺は乾いた口を何とか動かした。
「……どうしてここにいる?」
 ギギギという効果音が入りそうなくらい不器用に目線を動かした九曜は、
「――――観測する…………ため――――」
 何を?
「綺麗な…………瞳を――――」
 ザッツオーライ、意味不明過ぎる。もっと分かり易い言葉で喋ってくれ。
 すると九曜は幾分考えるような素振りを見せて、
「――――勇者の――来訪を…………待っていた――――」
「ゆ、勇者ってもしかして!」
 唇のグリスの補充が終わった橘がようやく言葉を口にする。
「……あなた――――」
 俺を指差した。
「やっぱり……うんうん」
 右手をあごにかけて何やら考え出した。
「ということは、九曜さん。あなたは魔王打倒の鍵をご存知なのですね!?」
「――さっきの…………言葉――――五行を…………見つける――――」」
 五行? そう言えばさっきの不思議な声が、そんなことを言ってたような……っていうかあの声は誰の声だ? 九曜の声じゃなかっ
たし、他に誰かがいる気配もないし。
「天の――声――――」
 天の声? ああ、電池が切れるとバックアップデータが吹っ飛ぶ恐怖の記憶機器のことか。
「違うに決まってるでしょ。九曜さんが水晶の力を借りて、ご神託を受け取ったのでしょ。言わば神の御声を代弁してくれたのです」
「そう……」
 そうかい。「で、その五行とやらは何なんだ?」
「五行は――陰と……陽――――2つの………存在意義から――――生まれた………五大元素――――」
「なるほど、陰陽五行説ですか。陰と陽の力を束ねるには、それと同等の力、すなわち五行の力を持って制する。そう言うことです
ね」
 どういうことなんだろうな。俺にはさっぱり理解不能だ。
「簡単に説明しましょう。この世界の因果律は古代中国の思想によって成り立っていると考えられます。その理由は、先程九曜さんも
仰った陰と陽の力です。陰と陽と言うのは、簡単に言えば相反するもの同士のこと。光と闇、天と地、寒と暖、男と女……様々な例え
がありますが、そう言ったもののことなのです。混沌より生まれしそれは、どちらかが存在することでもう一方も存在する。相反しな
がらも一心同体の力なのです。そして五行とは、そこからさらに派生した概念です。陰と陽の力が分極化し、火、木、土、金、水と言
う五つの存在が形成され、これも陰と陽と同じく相互作用しながら世界のバランスを保っているのです。あ、ファンタジーの世界だと
地水火風の四大元素の方が有名だと思いますが、あちらは西洋の思想です。話はそれましたが、つまり五行の力を借りることは、即ち
陰と陽の力と対等になると言うこと。暴走しつつある陰と陽の力を食い止める唯一の手段なのです」
 まるで水を得た古泉のようにまくし立てる。二人とも超能力者と言うことだし、この辺の蘊蓄はお手の物なんだろう。俺にとっては
ウザイ事この上ないが。
 で、その陰と陽の暴走ってのが大魔王の力の源ってところか?
「……あ、はい。そうです。だいたいそんな感じです」
 何となく橘の返答が遅れた気がしたが、まあいい。
「だがどうやって五行とやらの力を手に入れるんだ?」
「五行の――精霊に…………授けてもらう――」

266 :この名無しがすごい!:2009/05/08(金) 22:29:46 ID:k75utuxu
 ほほう、精霊とはこれまた大きく出たものだ。ははあ、分かったぞ。精霊とやらに会って『我が力を使いこなせるか確かめてやる』
とか言って戦闘を挑まれたり、敵の手に落ちた精霊が襲い掛かって正気に戻した辺りで『我が力を授けるにふさわしい』とか言って受
け取ったりするんだな。
「――――それは…………あなた――次第――――」
 九曜が言うには、五行の力はその源である『賢者の石』と呼ばれる宝石(高純度高密度の偏向エネルギー凝集体が規則正しく配列し
た結晶構造体だとか何とか説明してくれたが今回はパス)を手にすることでその力を発揮できるらしい。どのような力が発揮するかは
分からないが、世界を創造するパワーの源となった力だ。例え五分の一に減じているとは言え、恐るべきものであることは想像に難く
ない。
 ただ残念なことに、その『賢者の石』をどうやって授かるかはよくわかってないそうだ。第一精霊とやらに会って実際に手にした人
がいるわけでもない。そりゃそうだよな。世界を崩壊しかねない力を持つものをポンポンと人に渡していたら今頃この世界は塵と芥の
山か、あるいは既に混沌へと帰しているか……そんなところだろう。
 だから、ここから先は手探りの状態が続く事になる。面倒くさそうなことこの上ないが、やらなければいつまで経ってもこの世界か
ら抜け出せそうにない。先にも行ったが、俺はこの世界で天寿を全うしたいとは思わない。せめて自分の生まれた星で自分の生まれた
時代で生涯を閉じたいものだ。この辺朝比奈さんならよーくわかってくれると思う。
「わかったよ。それじゃさっさとその精霊とやらに会って賢者の石を貰おうぜ。で、どこが一番手っ取り早い?」
 九曜はキキッと首を傾げ、
「――そこ」
 九曜は意外な方向を指さした。それは、俺たちの会話を暫くうんうんと頷いて聞いていたツインテール。
「まさか、橘が持っているとでも?」
「――――」
 数ミクロンには及ばないが、数ナノ単位で頷いたように見えた。
「え? あたしそんなもの持ってないですよ?」と対照的にあたふたとざわめくのは橘京子。あまり裏表の無い奴だから、嘘をついて
いるようには見えない。それに嘘をついてこの世界からの脱出方法をひた隠しする理由もこいつにない。
 だが、九曜も嘘をつくような人間には見えないわけで。
「九曜、どこに隠し持っているか教えてくれ」
「――――」
 俺の言葉に、九曜は沈黙を保ったまま橘京子の目前まで迫った。
「う……」
 少々ビビッた様子の橘と、全く怖じけつかない九曜がそれぞれ対面し、そして九曜は指を差した。
 ――橘京子の下半身を。
「へ?」
「まさか……そこあると言いたいのか?」
「――――」
 再び数ナノ単位で首を動した。
「え? え? どういう事? まさか体の中に埋まっているってことは……いえ、そんなはず無いわ。改造人間になる手術なんて受け
てないもの。じゃあ一体どこに……?」
 当の本人が解らないのに俺が解るわけ無かろう。こうなったらどこにその賢者の石があるのか、九曜に取って貰う以外に他はない。
「――わかった」
 黒尽くめの占い師は両手を上げ、橘京子の肩を掴んだ。橘京子の体がビクンと小さく揺れた。
「く、九曜さん、取り出すのは構わないですけど痛いことはしないでくださいね! あと流血もゴメン被りたいのです!」
「大丈夫――痛くない…………引っかかっているだけ――」
「な、なんだ……九曜さんのことだから体の中に埋まっているソレを無理矢理取り出すかと思いましたよ」
 ビビリまくりの橘の顔を見て、
「それは――――あり得ない…………」
 何だか悔しそうな顔をする九曜。したかったのだろうか? 屠殺場じゃないぞ、ここは。
「――――ちょっとした……冗談――これからが――本番…………取り出す――――」
 長門以上に喜怒哀楽が乏しいこいつが一世一代のギャグを言い放ったのはそれもかなりの事件なのだが、それをも上回る事件は俺の
目の前で勃発した。
「ちょ、九曜さん! 何をするんですか!」
 何と九曜は、橘の貫頭衣をやおら捲し上げたのだ。必死になって抵抗する橘だが、九曜の超人類的パワーに圧倒出来るわけもない。
「……どこに手を入れ……ううっ! ……そこ……はぁん!……らめぇ!」
 俺の位置からは九曜の豊満な髪の毛に阻まれてよく分からないが、橘が苦痛のに顔を歪めた事だけ分かった。顔中真っ赤である。
 そして。
「取れた――」
 九曜が取り出したのは、卵くらいの大きさをした、深緑色の宝石。
「これが賢者の石なのか?」

267 :この名無しがすごい!:2009/05/08(金) 22:31:46 ID:k75utuxu
「そう――――『木』の力が…………宿っている――」
 先程よりも滑らかに首を動かした。しかし、何でまた橘が……?
「先の戦闘――――その際……先兵が――隠し持っていた……その時に得たもの――――」
「……あ、そう言えば……」肩で息をつき、「先程の戦闘の際……はあはあ……ある一本の触手を……切り落としたら……何かがあた
しの中……に……んん……潜り込んだというか……そんな気が……くはぁ…………今の今まですっかり忘れてました……」涙目の橘が
言葉を続けた。中々な大事をすっかり忘れる奴である。
「……いえ、基本草食性ですし……寄生すること……もないですし……単に先端部分が……残ってたのかなーと……思って……」
 だとしても普通その場で取り除くだろ。
「だって……直ぐに他の触手が……攻めて……きましたし……第一あんなところに……」
 橘の顔はさらに赤くなった。
「しかし、何であの触手が賢者の石を持ってたんだ?」
「精霊――――を――――食べた…………から――」
 マジでか!? そんなに凄い奴だったのかあの触手!?
「精霊――――数万年を……生きた――大木…………それが枯死し――――彼の者が――――摂取した……」
 ああ、そう言えば生きてない植物を食べるんだったな、あの触手。たまたま摂取した植物が精霊……いや、元精霊で、その時に賢者
の石も一緒に食べてしまったと言う訳か。
 しかし、パワーの源たる賢者の石を、そんなに簡単に人様に手渡して良いものだろうか?
「それは……恐らく同じ『木』に属する仲間だったからでしょう」と橘。息を整え終えたのか、いつも通りの口調に戻っていた。
「賢者の石を守護するのは、何も絶対的な力持つ者や、長寿の存在である必要はありません。頻繁に他の者に譲り渡すことでその存在
を眩ませていたのかも知れませんね。今思えば、あたし達を必要に攻撃したのも、あの宝石を守るためだったのかも知れませんね」
 さて、どうだろうね。あれはどう見ても橘に踏まれて怒っただけのように見えたが……
「……もうっ! それより九曜さん、わざわざ取り出してくれて有り難うございます。でもよーく洗ってから持って行ってください
ね」
「ん? どうしてだ?」
「だっ! だって……ほら、あまり綺麗とは言えないじゃないですか」
 よく見ると、半透明の液体が緑色の宝石にまとわりついているのが分かった。先程の触手が吐きだした粘液だろうか?
「検討……する――」
 ところで、橘のどこから出てきたんだ、それは?
「それは――「言わないでください!」」


「わたしも――――あなた達とと……行動を共にする――――」
 一頻り話をし終えた後、九曜は突然言い出しやがった。
「行動するって……もしかして仲間になってくれるんですか!?」
「そう…………あなた達だけでは――心許ない…………」
 悪かったな。
「それでは――次の目的地に……向かう――――次は……ここから――南の……場所――――港町…………」
「港町……ですか? 確かにここから南に行ったところにそう言った町があるのは確かですが、でもこの村の南には切り立った山がた
くさん連なっています。それを迂回してたら何十日とかかっちゃうわ」
「心配……いらない――――」
 九曜はおもむろに水晶を手に取った。
「―――羯諦……羯諦――――波羅羯諦………波羅僧羯諦――――sicut et nos…………dimittimus debitoribus……nostris―――
―sed libera――nos a malo…………Amen――――」
 呪文のようなお経のような祈りのような……ともかく、小声で何やらブツブツ言った後、水晶がまばゆい光を放った。
「なっ……」
「何……?」
 光はほんの数秒で消え去ったが、その光を直視したためか、俺の視界は先程の暗闇と同等なまでに低下した。
「九曜、何をした!?」
「――次の……目的地まで――移動した…………」
 何!?
「……あっ……ここは……もしかして!?」
 先に視力が回復したのだろうが、橘京子の驚愕の声が響き渡った。俺の視力も徐々に回復しているが、まだ全体を見渡せるほどでも
ない。それでも先程の様子とは打って変わり、明るい場所に出没したことだけは分かった。
 そして先程と全く異なるのは他にもある。深緑の匂いが消失し、入れ替わるかのように感じたのは潮の香り。波の音とカモメが鳴く
声が聞こえることから、海が近いことは間違いない。
「こっち――――」
 手招きをする九曜がぼんやりと見えた。様子のつかめない俺と橘は、取りも直さず九曜の指さす方向へと歩幅を広めた。

268 :この名無しがすごい!:2009/05/08(金) 22:33:48 ID:k75utuxu
「……で、九曜、ここはどこなんだ?」
「――港……町……」
「それは分かってるよ。だが問題なのは何故酒場でまったりしているか、っていうことだ」
 俺たちが九曜に連れてこられたのは、港町にある、船着き場にほど近い酒場だった。船を利用する観光客が行き交うと言うより、水
兵だか船乗りが仕事前後に利用する、場末感たっぷりの酒場である。昼間だというのに酒の匂いがやたらと鼻についた。
「ここに、次の賢者の石の手がかりがあるんですか?」
「そう…………それと、もう一つ重要な事が――ある…………」
 重要な事?
「――もう一人の……仲間を――見つけ出す……事――――」
 もう一人の仲間!?
「どうやって見つけるんですか?」
「これが…………存在を――教えてくれる……」
 九曜は右手に持った木の杖を掲げた。杖の先端には水晶が当てはめられていた。九曜のいた部屋に置いてあった水晶を、丁度小さく
したようなもので、こちらも不思議な光に包まれている。
「先程の――水晶を…………小型化――凝縮した――――」
 便利な技を使う奴だ。「それで、その仲間とやらはここに現れるってのか?」
 俺の言葉に九曜はキキキッと腕を上げ、杖の先端で扉の方を差した。
「あそこから――来る…………もうじき――――」
 その扉は、この酒場の入り口であり、言うまでもなく俺たちが入ってきた扉でもある。
「それまで待ってろ、てことか」
「そう」
「どのくらいかかるんだ?」
「直ぐに……来る――――」
 そうか、それじゃ少し待つことにしようか。
「いいえ、あたし探してきます! だって少しでも早く見つけた方が良いですもの! 行ってきます!」
 俺の言うことを完全無視した橘京子は、脇見もせず扉の向こうに走り出す。
「……いいのか、九曜? あのまま行かせても?」
「…………構わ――――ない…………無駄骨を――折るのは……彼女――――」
「そうだな、わざわざ付き合う必要もないか」
 などと橘京子を除く俺たちが待ったりモードに入ろうとした瞬間、事件は起こった。


 入り口まで駆け足で走る橘京子は扉を開こうとした瞬間、それよりも早く開く扉の気配を察知した。
「……!」
 寸でのところでドアの開閉による攻撃を喰らわずやり過ごした。さすがは組織の一員。
 しかし、である。
「きゃん! いったーい!」
 咄嗟の回避にも拘わらず、何かに接触した橘は勢いに押されてその場に尻餅をついてしまった。

「ってーだろーが! どこに目をつけてやんだこの野郎!!」
 図太い声が響き渡った。
「ん? よく見たら女じゃねーか」
 続いて甲高く細い声が聞こえる。
「くひっ……しかも中々の上玉……ひゃひゃひゃ」
 さらに聞こえるダミ声。
 橘はその場に座り込んだまま、焦燥感を露わにした表情で彼らを見ていた。
「よう、姉ちゃん。人様にぶつかっておいてお詫びの一つも名無しか?」
「いえ、その……ご、ごめんなさい……」
「ごめんなさいだぁ? まさかそれで謝ったつもりか? へっ、ガキじゃあるまいし」
「ふへへへ……それ相応の責任を取って貰おう、かなっと」
 続々と扉から入ってくる男三人。
 最初に入ってきた野太い声の主は禿頭姿のゴリマッチョ。元は白色なのだろうが、長いこと着続けているのだろう、灰色くくすんだ
タンクトップと同じ色のクオーターパンツを着ている。甲高い声はひょろ長く長髪ストレートヘア。襟を立てたシャツと、ジーンズに
似た素材のパンツに手を入れにひひひと笑ってやがる。そして最後に入ってきたダミ声は、チビデブバンダナ姿。縞々のTシャツと短
パン、そして丸いサングラスが似合っていない。
 三者三様の格好だが、この三人には共通点があった。それは、いわゆる「ごろつき」だと言うことだ。
「あ……あの……あの……それ相応の責任って……」
 よせばいいのに聞き返す橘。泣きそうな顔を見て三人は

269 :この名無しがすごい!:2009/05/08(金) 22:35:46 ID:k75utuxu
「なに、晩酌の相手でもしてくれればそれでいいさ」
「そ、それくらいなら……」
「おお、してくれるのか。それはありがたい」
「分かってるとは思うが、酒を注いでハイ終わりじゃないからな。酒に溺れて野獣と化した俺たちのモノの処理も含めて、だぜ」
「ひっ……! そ、そんな……」
「おいおい、連れないこと言うなよ。自分から了承したんだ。今更イヤだとは言わせないぜ? 所謂和○ってやつだ」
「ぐひひ……久しぶりの女だっぜ……溜まりまくってるから俺は三発はいけるぜ」
「なら俺は五発だ」
「おいおい、サカリの時期はまだ早いぜお前ら」
『ぐはははははっ!』
 低俗な笑い声が辺りにこだました。その笑い声に橘の顔が蒼白になっていくのが分かった。流石に何をされるのか分かったのだろう
いくら強気に振る舞っても、いくら弓矢の扱いが上手くても、大の男三人に羽交い締めにされれば元も子もない。その絶望感からだろ
う、橘はへたりこんで身動き一つ取らなくなってしまった。
 ちっ、これだからお嬢様ってのは……いや、別に橘がお嬢様って訳ではないが、気分的にな。
 それはともかく、いくら場末の酒屋とは言え、こいつらの非道さに誰も口を出さないのも気になる。船着き場の近くと言うこともあ
り、カタギの人間も少なからずいるはずなのだが……あいつらか、あるいはあいつらの親玉が余程力を持っているのか?
 だが、俺たちにはそんなことは関係ない。ここで橘があいつらの良いようにされるのは面白くない。人数的に不利だし、如何ほどの
力を持つかは知らないが、こっちは九曜もいるし、魔法も使える。何とか対等の立場に持って行けるはずだ。
 よし、と気合いを入れて席を立った瞬間、九曜もまた同時に立ち上がった。
「――大丈夫……あなたは…………見ていて――」
 そう言い残すと、九曜はからくり人形並みにぎこちなく橘とごろつき三人の前までゆっくりと移動した。


「ん? 何だお前?」
「お、ねーちゃんも俺たちのパーティに参加してくれるってか?」
「ふへへへ……それいい! 乱交だ! 乱交パーチーだ!」
「――――」
 ごろつき共のヤジに怯えることもなく(というか何とも思ってないのだろうが)、九曜は橘の方に赴き、今だ座り込んでいる彼女を
何とか立たせ、そして担いで俺がいるテーブルまで移動し始めた。
「……おい。どこに行く? まさか逃げる気じゃないだろうな?」
 そんな言葉でビビる九曜じゃない。
「待てよ!」
 だから言うだけ無駄だって。
「くひゃ! まちやがれぇ!!」
 ついにチビデブサングラスが九曜の肩に手をかけた。
 瞬間。
「…………っ!!!」
 九曜が手にした気の杖が、サングラス野郎の後頭部にクリティカルヒット。声すら出さずごろつきの一人はその場に倒れ込んだ。
『なっ……』
 あまりの事に驚愕の声を上げる残りのごろつき二人。
「――――ここに……」
 その二人を尻目に、パニック寸前の橘をゆっくりと椅子に座らせた。
「……あたし……危ない目に……九曜さんも……危ない……」
「大丈夫――――」
 九曜は手のひらをそっと橘の顔に置いた。すると橘はまるで操られているかのようにスッと目を閉じ、そして眠りに陥った。パニッ
クになりつつある橘の気を鎮めるための配慮だろうか。
「くー……くー……」
 寝息を立てる橘を確認した後、九曜は再びごろつき達と向き合った。
「野郎!」「テメエッ!!」
 二人は腰に差していたダガーを取り出し、九曜に向かって斬りかかる! 禿頭は上段から、長身は中段よりやや下から、それぞれク
ロスさせるかのようにダガーを振るった。
「――!!」
 九曜は寸でのところでかわしたものの、その風圧のため右袖が切り落とされ、ローブの左足部分にが綺麗なスリットが入った。
「なかなかやるじゃねえか、お前」
「普通の奴ならあの一撃で全身ズタズタのボロボロになるだがな、ヒヒヒヒ!」
 こいつら……ただのごろつきと思ってたが、そこそこ腕があるようだ。なるほど、この界隈ででかい顔をしているだけある。
「だが……今度はどうかな?」
 長身の方が懐からさらにダガーを取り出し、それを投げつける!
 九曜は難無くかわし、隙だらけになった長身に攻撃を加え……ない?

270 :この名無しがすごい!:2009/05/08(金) 22:37:51 ID:k75utuxu
「ほう、今のもかわしたか!」
 九曜に向かって投げたはずのダガーは、再び長身の手の中に収まっていた。三本目のダガーを取り出したから、ではない。長身が投
げたダガーを禿頭が受け取り、間髪入れず投げ返したからだ。
「ほら、ほら、ほら!」
「それ、それ、それ!」
 一人が投げつけたダガーはそのままもう一方の元まで届き、すぐさま投げ返す。二人でやるお手玉状態だ。九曜は差し迫るダガーを
何とか交わしているものの、これでは攻撃も出来ない。
「そうら、もう一本追加だ!」
 合計三本となったダガーの攻撃はさらに凄まじさを増す。そしてその影響が九曜にも現れ始めた。
 即ち、ローブが少しずつ切り裂かれているのだ。
「へいへい! ねーちゃん! ストリップとは色っぽいねえ!!」
「言っとくが、真っ裸になっても謝るまで止めねえからな!」
 くっ、このままでは九曜が不利だ。そろそろ俺も加勢に……
「――大丈夫……と――言ったはず…………」
 必死でよける九曜の胸元にダガーが掠めた。
「大丈夫って言ってもな! お前その状態で反撃すらできてないじゃないか!」
「ちょっとした……ウォーミング――――アップ……これから――――反撃する」
 右手にした杖を手にし……うおっ!?


『何っ!?』
 チン、チンと金属音が床に響いた。
 九曜は手にした杖をバトン宜しく回転させ、ダガーの猛追を振り払ったのだ。あまりのことに攻撃することも忘れたごろつきの一方
に九曜が迫る!
「ぐふっ!」
 杖の先端をみぞおちにめり込ませ、そのまま数回突く。たまらず長身はその場に膝を突いた。
「ぐ……やるな……だが……この杖を封じれば…………攻撃……でき……まい……」
 長身は最後の力で杖を奪い、そのまま覆い伏せるかのように倒れ込んだ。
「よくもっ! 俺の相棒を!!」
 間髪置かず禿頭が九曜の元に攻め込む。いつの間に用意したのか、両手に携えたダガーが九曜に襲いかかる!


 しかし、この後俺はとんでもないモノを目の当たりにした。


「死ねえぇぇ!!」
 頭に血が上ったのか、なりふり構わず突っ込む禿頭。
「――――」
 対する九曜はその場でじっと……いや。その場から足を一歩引き、両手を軽く上げ、ファイティングポーズを取る。
 そして獲物が間合いに入る瞬間跳躍した!?
「なっ……!」
 禿頭の呆気にとられた顔が、遠く離れたこの位置からでも確認できた。
 飛ばれたことで間合いが狂った禿頭は思わずダガーを振るうが当たるはずもない。それどころかスキができる。
 勿論見逃す九曜ではなかった。体を捻り、右足を伸ばし、回し蹴りを横っ腹に決める。これだけでも致命傷だろうが、凄いのはここ
からだ。なんと九曜はその反動を利用してもう一回転。左足が禿頭の同じ場所を貫いた。
「ぐへぇ……」
 もろカウンターで入った。あの衝撃では下手をしたら骨の一本や二本は折れたかもしれない。
 ドサッと重いものが倒れ込む音と、トスッと軽い音がほぼ同時に響き渡った。
 その軽い音を立てた方――九曜はゆっくりとその場に立ちあがり、そして俺の方を見る。
 スリットから生える白い足が目に焼き付く。それくらい華麗な空中二段回し蹴りだった。


 すげえ、その格好からして魔法使いか僧侶系がと思ったのに、見事なまでの格闘タイプかよ。
「これくらいは――――当然…………魔法も――使える――」
 九曜はシャランという音を立てながら杖を振るった。瞬間、ボロボロに破けたローブが再生し、まるで新品のような輝きを取り戻し
た。……あ、でもスリットは直さないのな。
「こっちの――方が…………動きやすい――――」
 あ、そう。

271 :この名無しがすごい!:2009/05/08(金) 22:39:50 ID:k75utuxu
 だがさすがは宇宙人。万能キャラはこの世界でも有効ってわけだ。
「そうでも……ない――」
 いや、謙遜はいいぜ。ちったあ俺も橘も見習った方がいいな……そういえば橘はどうした? まだ惚けているのか?
 何とはなしに橘を座らせた椅子に目をやると……あれ? いないぞ。どこに行った?
「あそこ……」
 九曜が指さした方向を見れば、橘を抱きかかえられ、連れ去られようとしていた。
 連れ去ろうとしているのは、一番始めに失神したチビデブ野郎。
「こらぁ! 何してやがる!」
 俺たちが気づいた瞬間、ものすごい速さで逃げるチビデブ。俺も懸命に走るが、奴との距離を保つので精一杯だった。混乱した場内
と、入り乱れたテーブルと椅子で思うように動けないためだ。
 こうなったら魔法で……って、こんな場所で火の魔法使った日にゃ大火事だ! 水も木も土も辺りに迷惑をかけそうだし、金に至っ
ては何を唱えて良いか分からんし……ええい!
 俺が何とか呪文の詠唱を考えているスキに、チビデブは入り口付近まで到達。その場から逃げようとしていた。くそ、焦れば焦るほ
ど呪文を唱える意識が飛んでしまう。どうすればいいんだ!?
「ひゃーはっはっは! この娘だけは俺が預かっていくぜ! 悔しかったら追いかけて来な!」
 完全に勝利を確信したチビデブがドアを開けようとした瞬間、
「ぐふっ!」
 開いたドアの一撃を食らってその場に倒れ込んだ。



「ぐっ……誰だっ!!」
「お前如きに名乗るような安っぽい名前は持ちあわせておらん」
 ドアの前に立っていた人物……声からして男だ……は、ゆっくりと酒場の中へと入ってきた。
 背丈は俺より少し高く、短くも長くもない髪を軽く真ん中分けにしている。古泉とはまた違ったファンがつきそうな整った顔立ち。
ここまでなら酒屋に似つかわしくない好青年で済むのだが、実はそう思えない理由が二つほどあった。
 まずはその格好。水色の半着と灰色の袴、そして藍色の羽織を着込んで高下駄を履くという、和を前面に押し出したその格好はここ
がファンタジーの世界だと言っても全く異質な物にさえ感じた。
 そしてもう一つ。それは彼の瞳……全てのものに不平不満を言いたげなあの目が、奴のメリットを全面的に押し殺していた。
 ああ、もちろん見知った顔だ。
「こんなところで遭うことになるとはな……正直虫が好かん。だがこれも既定事項の内だ。甘んじて受け入れてやる」
 愚痴を零すその声は、この時ばかりはありがたく感じた。
「藤原……お前もこちらに飛ばされてきたのか……」

272 :支援いる?:2009/05/08(金) 22:40:37 ID:0K0vjNxn



273 :この名無しがすごい!:2009/05/08(金) 22:41:48 ID:k75utuxu
 ふん、と鼻を鳴らしたその男は、
「識別信号で呼ばれるは気に喰わんが、だからといって偽世の礎を確乎不抜とせしめん輩もまた大罪。いいか。忠義によってお前達を
助けてやる」
 シャキン、と腰に差してある片刃の長剣を抜いた。あの風体からして、恐らく日本刀の一種だろう。
「失せろ。さもなくば死ぬぞ」
「う…………」
 件を突きつけられ、チビデブはすごすごと後ずさりし、その場から立ち去る……と思いきや。
「……へっ、できるものならやってみやがれ!」
 中々挑戦的な態度を取りやがった。正面には藤原、後方には俺と九曜が控え、逃げることも反撃することもままならない。頼りのお
仲間は、九曜がさっきふん縛って身動きできなくしている。
 この期に及んで自分の優位性を疑わないとは……ついに頭のネジが切れたか?
「うるさいっ! ならこれでどうだ!?」
 そうほざいた後、小走りであるポイントまでたどり着き、そして。
「あいたたた……あれ……? あたしどうしたのかしら? 確か暴漢に襲われて……うわ!」
 最悪なタイミングで起き上がる。くそ野郎。橘を羽交い締めにしやがって……人質のつもりか?
「た、助けてぇ! は、早くぅ!! いやぁ! 死にたくないぃぃぃー!!!」
 普通こういう場では、『あたしの事はどうでもいいから逃げて!』と言うのがセオリーなんだが……全く以て空気の読めない奴であ
る……ま、そんな冗談はさておき。
 チビデブは橘を盾にしつつ、「俺が遠くに逃げるまで、こいつは人質だ! いいな!」と血気盛んにまくし立てる。攻撃することは
容易いが、あれでは橘にまで危害を加えてしまう。魔法を使ったところで巻き添えを食らうだろうし、九曜の格闘術もまた然り。
 古風で使い古された手ではあるが、確実な方法だ。
 ならば……どうする?
「ここは僕に任せろ」
「何か良い策でもあるのか?」小声で言う俺の言葉を無視し、藤原は二人の前に立ちはだかった。
 抜き身の剣を携える藤原に、チビデブは恐怖で仰け反り返っている。
「どどど、どどどうする気だぁぁ……」
「心配いらぬわ。眠って貰うだけだ。永遠に覚めぬ眠りをな……」
 カチャリと剣を上段に構えた。
「ひいっ! い、いいのかぁぁ……こいつが、どどど、どおなっても…………いいのかよぉぉぉぉ!!!」
「いやぁぁぁ! 切らないでぇ!」
 藤原の脅しに、二人ともパニックを通り越してエクスタシー状態!
「仲良く地獄の夢でも見るが良い」


『いやぁぁぁぁぁ!!!!!』


 スチャ、と鞘に剣を収めた藤原は、また下らぬものを斬ってしまったというような、複雑な表情を浮かべてその場に鎮座した。
「…………っっっ、あれ? 何もなってねえ?」
「…………んあ? 本当……?」
 二人は自分の体が繋がっていることを確認し、ぷはぁと大きく息を吐き、再びへたり込む。
「刀が名刀である証。どうやって証明するか分かるか?」
『???』
 突然の話題に、二人はクエスチョンマークを点灯させた。とてもついて行けそうにないと感じた俺は、二人に代わって藤原の質問に
答えてみた。
「そんなの、切れて丈夫で良くしなって……あと、名匠が作り上げた物だろ」
「違うな」小馬鹿にするように笑った藤原は「切れない刀はなまくらだが、切れるだけの刀も不出来の刀だ。それにいくら名匠が作っ
たといっても、主人や刀匠に徒なすものも少なくない。村正の伝説などはその典型だ。それは最早名刀とは呼べない」
 今度は脇差しを抜き、逆手に構え、腕を伸ばした。
「名刀かどうかを判断するのにこんな方法がある。小川に刀を刺し、上流から木の葉を流す。この時、『切れろ』と念じれば葉は真っ
二つになり、『切れるな』と念じれば切っ先が触れても切れずそのまま流れていく。つまり所有者と一心同体の動きをすることが名刀
たる証」
 ……で、何が言いたいんだ?
「つまり、だ……」ツカツカとへたり込む二人の元まで歩き、手にした脇差しの峰でチビデブの頭をコンッと軽く叩く。
「うひぃ……!」
 瞬間、彼の着ていた服が紙吹雪ならぬ布吹雪となって辺り一面に舞っていった。
「いくら強固な鎧で身を包もうとも、いくら人質で身を守ろうとも、この名刀天叢雲の前には無力」
「ひ、ひひぃぃぃぃぃ……」
 さらに切っ先を首に向けて、カチャリと鳴らした。今度は峰では無く、刀身。
「もう一度言う。失せろ。さもなくば死ぬぞ」

274 :>>272 できればお願いしたい。あと一レスだけど。:2009/05/08(金) 22:45:44 ID:k75utuxu
「う、うわ、うわあああああああ!!!!!」
 一糸纏わぬ姿で一目散に駆け出すチビデブ。仲間の事など歯牙にもかけることもなく。
 ……ま、悪人の末路などあんなものだな。


 ようやく全てが終わり、俺はやれやれと溜息をつき、藤原は脇差しを鞘に収めた。
「大丈夫か?」
「ああ、あの……ありがとう。強いのね」
「……ふん、お前があまりにも不甲斐ないのでな。こんな事ではこれから先が思いやられる」
 お、微妙に照れてやがる。横に顔を向けても赤くなってるのが丸わかりだ。さすが元祖ツンデレ。
「……って、これから先ってまさかお前もついてくるのか!?」
「甚だ遺憾だが、これも既定事項だ。お前達の仲間となり、目的を達成しなければならないんだ。言っておくが勘違いするな。こちら
はこちらの任務を遂行するだけだ。馴れ合いをする気はさらさら無いからな」
 ったく、素直に『宜しく頼むぜ』位言えばこっちも『期待してる』とかいうのに……
「そうかい、それで結局これからどこに行くんだ?」
 俺の問いに、それまで酒場のオブジェと化していた九曜がようやく動いた。
「――――この先……南の――――島――――そこに……賢者の石の…………波動が――感じられる――――」
 手にした杖を掲げると、はめ込まれた水晶が蒼く輝いた。色からして『水』の力だろう。
「わかりました。では行きましょ。今回ちょっと情けなかったから、次こそは頑張るのです。人間相手に弓矢を振るうのは気が引ける
けど、モンスターなら全く問題ないわ」
 だといいけどな。
「何よ。あなたも見たでしょ。あたしがゴブリンをやっつけたの!」
 ぷくっとふくれた顔で怒る橘。まあ……見たことは見たが……
「でしょ? あたしだって役に立つのです。さあ早速行きましょう!」
 待て、南の島に渡るには船か何かが必要だろう。まずはそれを用意しないと。
「大丈夫よ。九曜さんの魔法でパーンとあそこまでひとっ飛び!」
「――それ…………無理……」
「え゛?」
「――――魔法障壁が――結界が……張ってある…………」
 だそうだ。と言うことはやっぱり船をチャーターするしかないか。
「この町で船を貸してくれそうな人を探すしかないな、まずは」
「そうですか……しゅん」
 なぜこんなに悲しいそうな表情をするのだろうかね。
「……うん、できないのなら仕方ありませんね。こうなったらあちこちかけずり回って船をさっさと手配しましょ」
 立ち直るのも早い奴ではある。

「ところで橘、さっき藤原に斬られたのに、お前は何もなってないのか?」
 ふと思った疑問を投げつけた。藤原が言ったことが本当なのか確かめるためだ。橘は自分の衣服を見渡し、つんつんと触ったり引っ
張ったりして異常が無いことを確かめた後、「んー。そうみたいですね」と言った。
「当たり前だ。僕の腕と天叢雲が、そんな初歩的なミスをするわけがない」
 だと良いんだがな。「ところでどこで手に入れたんだ? かなりの一品みたいだが、そんなものがゴロゴロ転がっているとは思えな
いし、縦しんば売られていたとしてもバカ高いだろ」
「ならば教えてやろう。これは僕が立ち寄ったある村の小高い丘に深々と突き刺さっていたのだ。村人曰く、これが抜けるのは真の勇
者のみとされており、ならば僕も挑戦してみようじゃないかとやってみたんだ。参加料を払ってな」
 さ、参加料……? それって単なる阿漕な商売じゃ……
「そ、それで抜けたと?」
「ああ」
「因みに村の人、顔が引きつってなかったか……?」
「全くその通りだ。もっと喜んでくれると思っていたのだが、汗を垂らして悲痛な趣を見せていた」
「多分、その刀偽物のような気がする……」
「はっ、そんなわけなかろう」
「なら試してみる。おい橘、こっちに来い」
 橘を近くに呼んで俺は剣を抜いた。
「じっとしてろよ」
 そして、藤原がそうしたように俺も剣の柄でコツンと軽く小突いてみた。

275 :支援:2009/05/08(金) 22:51:35 ID:0K0vjNxn



276 :さるさん喰らったwww:2009/05/08(金) 23:03:25 ID:k75utuxu
「へ……? キャアァァァァァァ!!!」
 ……果たして俺の予想通り、橘が来ていた貫頭衣は細かく分断され、辺りを綺麗にはためかせた。
「いやぁぁぁ! なんであたしこんな役回りばっかなのよぉぉ!!!」
 キャーキャー叫びながら再三にわたって服をボロボロにされた橘を横目で見つつ、
「藤原、お前もちょっとおかしいと思わなかったのか?」
「……ふん、禁則だ」
 目が泳いでいるぞ。こら。



 ――次回予告――

 こうして、五行の力を求め、悪の大魔王を倒す四人の選ばれし者(?)がそろった。

 まず一人。剣と、そして何故かは知らないが魔法を駆使する勇者こと、不肖俺。
 二人目。魔法のエキスパートながら、実は格闘技の方が得意という異色の占い師、周防九曜。
 三人目。妖刀天叢雲(贋作?)を使いこなす異国のサムライ、ポンジー藤原。
 最後。弓矢の精度はイマイチ。頭の中はドンヨリ。その分お色気担当で挽回するわ! 橘京子。

 果たして、この面子で残りの五行の力を借り、悪の大魔王を倒すことが出来るのだろうか――?



「ちょっと! なんであたしがお色気担当なのよ!」
 ……それは作者の趣向だから仕方ない。
「何であんな野郎のためにあたしがボコスカ肌を露出しないといけないのよ!訴えてやるわ!」
 それは構わんが、お前が嫌と言ったところで九曜が代わりにやるだけだぞ。あいつなら喜んで任務を全うするだろうし。
 そうすると橘京子の出番はさらに無くなるが、それでもいいのか?
「うう……人の弱みにつけ込んで……妄想フェチ変態野郎……」
 ……否定はしない。



 ということで、橘さんがこれまで通り(?)お色気担当をしてくれるそうですので、安心して続きを掻きたいと思います。
 ただ今のままだと可哀相なのでもう少し活躍させます。
 次回、『大海原の死闘!』
 橘京子の新たなる力が目覚め…………たらいいなぁ。



 続けたい。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

以上です。どうもありがとうございました。
ここまで何とか続けられました。今後も頑張っていきたいです。
あといつもの絵師の人もありがとう。
気が向いたらでいいんで、また書いてください。お願いします。

そして、今後の課題はタイトルだ……
こっちも募集しますw
カッコイイタイトルがあったら命名してください。お願いします。

277 :この名無しがすごい!:2009/05/09(土) 00:06:48 ID:P8e/ryGM
GJ

278 :この名無しがすごい!:2009/05/09(土) 05:46:00 ID:Hwl8Fk7A
乙!
橘がお色気役だと・・・!?
普通に「橘京子RPG」とかでいいんじゃね?

279 :この名無しがすごい!:2009/05/09(土) 13:25:02 ID:51gkYdUW
キャラが生き生きしていて良いですね
GJ

280 :この名無しがすごい!:2009/05/09(土) 17:54:35 ID:z6e/pPHn
GJ

281 :この名無しがすごい!:2009/05/10(日) 00:14:04 ID:xMCX9Wsn
>>276
この長編。続きが気になります


282 :この名無しがすごい!:2009/05/11(月) 13:48:07 ID:sKGClZRS
驚愕では少しは株のあがる所があればいいな橘さん
SS職人さん乙でございます

283 :この名無しがすごい!:2009/05/11(月) 23:53:32 ID:DInzLItm
>>282
ああ、久しぶりに「驚愕」と聞いた気がした

284 :この名無しがすごい!:2009/05/17(日) 19:58:15 ID:uMpt4ceH
ツインドリルきょこたん

285 :この名無しがすごい!:2009/05/18(月) 19:14:59 ID:qbQcGqtb
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|次週は笹の葉なのです!
.   レ゙ {つ旦O リ私が登場するかもなのです!
.    とく_/__l_j>

286 :この名無しがすごい!:2009/05/18(月) 19:30:13 ID:qbQcGqtb
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(|;┃ ┃ |!|それはそうと、インフルエンザが神戸で流行してて
....   | トリ、''' - ''ノ'!|私にも感染するのかと不安なのです。
    レ゙. {i'づと) リ  .
..    ノ_/__l_jヽ.
     `~(__i_)~´

287 :この名無しがすごい!:2009/05/19(火) 01:38:37 ID:3/mC6EUh
大丈夫、何とかは風邪をひかないと言うし

288 :この名無しがすごい!:2009/05/19(火) 06:16:56 ID:DHuXpAdc
三大ツインテールは
かがみ
しずかちゃん
きょこたん

289 :この名無しがすごい!:2009/05/20(水) 23:32:20 ID:W8K1Hr29
今週笹の葉に登場できるかどうかわからないきょこたんのために、
活躍の場を与えるべく>>276の続き書いてみました。
タイトルは「大海原の死闘(前編)」です。


290 :この名無しがすごい!:2009/05/20(水) 23:35:01 ID:W8K1Hr29
「あの島か……」
「いかにも低俗な輩が好きそうな、下劣な建物ばかりなのです」
「油断するなよ。奴らが攻めてくるかもしれない」
「……気配は――――ない…………一気に――――攻める――」

 小船を漕ぐことおよそ数十分。
 ついに南の島の一歩手前までやってきて、それぞれ思い思いの言葉を放った。


 この島に来た理由は二つある。
 一つは水の賢者の石を手に入れること。
 そしてもう一つは、この島に建設中の建物を破壊し、責任者をある人の前まで突き出すこと。

 ――ああ、当初は前者のみの目的しかなかったわけだが、成り行きによって俺達は後者の目的を果たさずにはいられなくなってしま
った。
 その理由はもちろん、
「うずうずしてきました。とっちめてやるから覚悟なさい!」
 武者震いなのか、それとも水しぶきが冷たくて震えているだけなのか。
 ツインテールとレースのスカートを交互に靡かせ、無計画無責任発言を発した張本人、アーチャーこと橘京子は声を高らかに上げた

 ………
 ……
 …

 事の発端は、俺たちがごろつき達を追い払った後まで遡る。
 騒動の後、南の島に渡るための船を捜すため、俺達は船着場の散策を開始した。元々港町だから、使用していない船の一隻か二隻く
らいはあるだろうし、漁師さんにでも声をかけて、漁のついでに送ってもらえれば特に支障なく南の島へといけるだろう。そう考えて
のことだった。
 しかし、現実はそう甘くは無いらしい。実際に入り江まで来てみると、船はおろか漁師の姿すら見つからなかった。
「おかしいですね、ここは元々漁業で生計を立てている街なのです。それなのに船が一台もないなんて」
「みんな漁に出てるんじゃいのか。あるいは他の場所に船を止めているとか」
「だとしても、船が一台もないのはおかしいです。非番の人の船とか、あるいは壊れて動かなくなった船の破片でもあればまだわかり
ますが、それすらありません」
「それじゃここは船着場じゃないんだろ」
「いえ、よく見てください」
 橘は入り江に埋め込まれたアンカーボルトを指差した。
「ほら、これは船を繋ぎとめるものですよ。しかも見た感じ、それほど古いものではありません。これはとりもなおさず、最近までこ
こを船着場として利用していたことに他ならないでしょう」
 ふむ……確かにこの辺の整備はきちんとなされているようだ。ではどうして船が無いのか……分かる奴はいないのか?
「その質問はナンセンスだ」腕を組み、互いの袖に手を入れた藤原がふてぶてしい表情で言い放った。「何故なら当事者でもない限り
事の真相を把握することはできないからだ」
 至極真っ当な意見ではある。
「僕達のような非当事者があれやこれやと妄想に耽っていても何の解決にも至らない。さっきの酒場なり近くの民家なりで話を聞いた
方が詳しい話も聞けるし、余程早いだろう。そんなことも分からないのか?」
 が、こいつにそう言われるのが悔しかったので、「船が無いことを調べてどうする。俺達は南の島に渡る方法を探してるんだ。話を
ずらしてもらっても困る」と口を尖らしてみた。
 すると藤原は、
「どちらにせよ、誰かに聞いた方が手っ取り早いさ。そっちこそ大局が見えてないようだな」
 すげえむかついた。当たってるだけに血液の温度が五度くらい上昇したぜ。
「ま、そう言うことにしてやるさ」
 殆ど負け惜しみ的な発言をして、一人踵を返した。腹が立つことこの上ないが、このまま熱くなったらもっと負けた気がしてならな
い。ここは余裕を持ってクールに徹した方がいい。
「あの、どこへ行くんですか?」
 数歩遅れて橘もついて来る。別段どこの民家でも良いのだが、無意識に向かった矛先は既に既定事項ってやつさ。
「さっきの酒場、だ。店の主人なら色んな話を知っているだろうし、詳しく教えてくれるだろう」



291 :この名無しがすごい!:2009/05/20(水) 23:37:00 ID:W8K1Hr29
「知らねえな、そんなこと」
 俺の予想とは裏腹に、酒場の主人に冷たくあしらわれた。
「南の島に渡る方法も、港に船が無い事も、あんた達余所者にとっては関係ないことだ。関係ないことをベラベラ喋る舌を持ち合わせ
てはおらん。第一騒ぎを起こして店を壊し、あまつさえ詫びの一つも入れない奴らにハイハイと媚びへつらうほどお人よしじゃないん
だよ、俺は」
 壊れた椅子とテーブルを表へと出し、箒と塵取りを使って床を掃除しながら次々と不満の声を上げていった。
 ……確かにあれは悪かったと思う。向こうから因縁をつけてきたとは言え、俺達も当事者の一味だからな。店を出て行く前に、せめ
て弁償代くらい渡して去るべきだったかもしれない。
 そこはかとなく自己嫌悪に陥った俺は橘に小声で「チップ持ってないのか?」
「……今はちょっと持ち合わせが……さっきので……色々と…………」
 しんみりとした口調で答えた。
 ……たく、全部お前のせいだろうが。あの時お前がした行動が、全てここまで引き摺ってんだぞ。

 ………
 ……
 …

 チビデブが消え去り一通り落ち着いた後、橘はやおら藤原の羽織を強奪し、韋駄天の如く走り去っていった。あっけに取られながら
も追いかけていった俺達が目にしたのは、なんとこの町に一軒しかないブティック。再び着るものが無くなったもんだから、自身の服
を購入するため(本人曰く『あたしをキズモノにしたんだから当然よ』とのことだ)なりふり構わずここまで走ってきたのだろう。
 真っ裸で行動するわけにもいかないだろうし(俺的には全く困らんが)、人目も気になるだろう。服を購入することはまあ大目に見
てやらんでもない。手持ちの金で買える服を選んでこいと承認してやった。
 ……しかし、思ったよりも高級そうな店構えなのが気になる。

 それまですることもなかった俺は店の前まで迫ってくる波をひたすら数え、それが三百と三十を超えたあたりだろうか。ブティック
のドアが開き、橘が新コスチュームに身を包んでやってきた……って、おい。
「お待たせしました。どうですか、これ。似合うでしょ」
 ふふんと鼻を鳴らし、くるっと一回転。独特の光沢を持った、クリーム色の生地が風にたなびく。
 割と大きめにカットされた胸元と、足元にはスリットの入った、セクシーさをアピールするノースリーブのワンピース。右肩に添え
られた緋色のコサージュが映えている。
「分かる? この生地が何か?」
 やたらと上から目線の橘が、自信満々に呟いた。
 この艶、この輝き。見たことがある。確かあれは……親戚の姉ちゃんの結婚式で、姉ちゃんが着てたドレスと同じ光り方を……ヴ
ェールを纏った姉ちゃんが着ていたのは……
「もしかして、絹か?」
「あら、詳しいのね、そうです。絹なのです! この世界にもこんなに出来のいいシルク地があったのね。うんうん、佐々木さんにも
着せて差し上げたいわ! あたしだけが着るのはもったいないのです!」
 何やらご満悦の様子の橘。テンションも高めで声も大きい。着せ替え人形にお気に入りの服を着せて喜ぶ五歳児のような反応だ。
 しかし、気付いているだろうか? 橘を見守る三人の中で体をプルプルと震わせている輩がいたことを。
「あの……なあ……橘……」
 そのプルプルとさせていた人物は、声までプルプル震わせていた。
「はい?」
「一体なんだ……これは……?」
 その輩はまだ付けっぱなしになっているタグを指差し、再び声をプルプルと……いや訂正、プルプルではなくワナワナと搾り出した
「ああ、気付きましたか!? これは有名デザイナーが直々に手がけたもので、素材も作りも逸品です! 昨年モデルの在庫処分って
ことで安く買い叩いちゃいました!」
 イミフなノータリンの解答をしやがった。
 あのなあ橘、その人が聞きたいのはそう言うことじゃないと思うぞ。しかも安いときましたか。
「これは想像なんだがな、安いといっても科学文明の発達していない、あるいは畜産技術の発達していないこの世界では養蚕技術も決
してレベルの高いものじゃないだろうから捨て値で買ってもさっきまで着ていた貫頭衣と、ついでに革の胸当てその他諸々の組み合わ
せ……そうだな、十セット分くらいの値段はするだろう?」
 ワナワナしていた声の主は寧ろ冷静に分析を始め……もういい。俺だ、俺のことだ。
「いいえ、違います」
 しかし橘は俺の発言をきっぱりと否定し、自信満々に答えた。
「三十着分に相当しましたっ!」
「なお悪いわあっ!!」
 反射的に手刀を橘の頭に叩き落した。ゴスッと中々いい音が響き渡る。
「痛たたた……何するんですか!」

292 :この名無しがすごい!:2009/05/20(水) 23:39:06 ID:W8K1Hr29
 それは俺の台詞だ! どうやって稼ぐかも分からないのに無駄なことでお金を浪費するんじゃない! よくあるゲームみたいにモン
スターを倒せばお金を稼げるわけじゃないんだぞ! 第一何でドレスなんだ! 戦闘には不向きなのは分かりきったことだろうが! 
どうせ金をかけるなら炎に強いローブとか、体か軽くなる魔法がかかった靴とか、そう言うものに金をかけろ!
「だ、だって……カワイイ服を着たっていいじゃない。こんな世界でもお洒落は楽しみたいのです。それにまたあの触手に襲われたら
嫌じゃないですか。絹は動物由来ですから襲われる事も無いのです」
 結局そこですかい、あんたの基準は。
 もう完全にツッコミ戦意を喪失した俺は、こいつとの交渉を諦め、代わりにある方向を指差しこう言ってやった。
「返品、してこい」
「ええー! だってこれ二度と手に入らないかも……」
「いいから返してこいっ!!!」


 俺の怒気迫る顔に本気を見て取った橘はしぶしぶと店に戻り、待つ事更に波数百個分。再び俺達の前に現れた橘は藤原の羽織を着込
んでいた。
「あの……ドレスは返品してきました。でも、返品するには違約金が必要だからって言われて……全額じゃないけど少しお金を払わさ
れました……」
 何が少しだ。それでも革製の鎧くらい買える金額だったろうが。もの凄い無駄に金を使いやがってこの野郎。
「す、すみません……」
 殊勝にも礼儀正しくペコリと頭を下げた。
「あと……申し訳ついでにもう一つ言わなきゃいけないことが……」
 何だ、言ってみろ。
「ええとですね……その……し、下着は……一度穿いてて、その……よ、汚れてるかもしれないから、返品お断りということで……」
 以外にムチムチとした腿をもじもじと交差させ、やたらと恥ずかしげに報告した。羽織の隙間から見える白い輝きは……いや、俺の
見間違いかもしれないから突っ込むのは止めよう。
「ああ、わかったよ。下着無しで動き回れというのは流石に酷すぎるしな。それに下着までシルクってわけでもあるまい」
 しかし橘は身を一瞬たじろがせた。っておい、まさか……
「あ、いえ…………実はですね……これもシルクで……」
「………………」
「えへへ……穿き心地いいですよ……」
 テレ笑いをする橘を見て、俺は本気で頭をガクッと凹ませた。


 結局、橘が無駄に購入したシルクの下着は済崩し的に橘の所有物となった。どうせ返品できないのならばそのまま穿いてもらってい
ても構わない。というかそれより他にいい方法がない。この世界に使用済みの下着を高値で買い取ってくれる店があればそこに売りつ
けるんだが。
 なお彼女の上着についてだが、これは九曜が用意することとなった。曰く、魔法で作製可能との事。
 二つ返事で無造作に杖を振るとシャランと効果音が流れ、橘の体が白く光り――現れたのが新コスチュームだった。
 基調は九曜が着ているローブだろうか。半袖のワンピースタイプで、ヴェールの代わりにティアラを身に付け、九曜とお揃いのロザ
リオが忠実に再現されていた。
 とは言え、異なる点も結構ある。一番違うのは服の色で、九曜のイメージカラーとも言うべき黒であるのに対し、橘が身に付けてい
たのは純白のそれだった。先ほどのシルクのドレスのようなクリームがかった白ではなく、本当に真っ白。白無垢やウェディングドレ
ス連想させる、透き通るような純白である。
 そしてデザインも全体的にレースやフリルがついており、スカートの丈も短めで膝が見えている。そのくせスリット入りってのは最
早何とも……。
 どちらかと言えば、俺が始めて橘と会った時の衣装、アレを白くしたと言った方が良いのかもしれない。
 少々問題のある衣装の気がしてならないが、本人は『すっごく可愛い』とお気に入りの様子なので文句は言わないようにする。
 もちろん触手対策もバッチリ。生地に使用したのは綿ではなく化学繊維。消化酵素で分解できない分子配列にしたのだとか何とか。
詳しいことは分からないが、これなで例の触手が襲ってきても大丈夫だろう(ただし未確認)。
 橘といえば目に涙を浮かべ「九曜さんありがとう」と諸手を取って大層喜んだ。
 てか、最初から九曜に頼めばよかったんだよな、これ。

 …
 ……
 ………

 以上、少々話はずれたが回想話である。




293 :この名無しがすごい!:2009/05/20(水) 23:39:23 ID:sflEUk+P
支援

294 :この名無しがすごい!:2009/05/20(水) 23:41:11 ID:W8K1Hr29
 そんなわけで誰かさんが無駄にお金を消費してしまった事が災いし、俺達の手持ちもかなり心細くなった訳である。この状態で店の
修理代を払うのは少々……いや、かなり厳しい。
 それに詫びの一つもいれずこの場を立ち去ったのも事実である。店の主人が頑なになるのは当然の事であろう。
 さて、どうするかね。
 このままバイバイサヨナラってのは寝覚めが悪いし、今更謝ったところで許してくれそうもない。一番良いのは主人の怒りの引き金
となった橘に、お詫びと称して修理代金分を払い終えるまで橘を無賃金労働させることだが……
 等と頭の中でベストな解決策を模索していたその時、
「さっきはすみませんでした。変な人たちに絡まれたとはいえ、お店に迷惑をかけるようなことをして……」
 俺達の塊から前に一歩踏み出し深々と頭を下げたのは、その問題児の橘だった。

「…………」
 主人は何も答えない。ただただ橘の目線を追いつづけている。
「ただ、あたし達はここで待ち合わせをしていただけです。そしたらあいつらがたまたまちょっかいをかけてきて、それを見た仲間が
あたしを助けようとして、ああなってしまったのです。決してこちらでいざこざを起こすためにやってきたわけではありません。だけ
ど、あたし達が迷惑をかけたのは事実です。手持ちは余り無いですが、壊したものはなるべく弁償しますし、お店の復旧も手伝います
それで足りなければ労働奉仕もします」
「…………」
「船の件や、南の島に渡る方法については、仰りたくなければそれでも構いません。別の方に聞くか、あるいはもっと他の手段で渡航
致します。怒りはもっともですし、あたし達も甘んじて受け入れます。ただ、あたし達があのごろつきのような悪人だとは思わないで
欲しいのです。それだけは信じてください。お願いします」
「…………」
「ごめんなさい、言いたかったのはそれだけです。それでは、本当に申し訳ありませんでした」
 再び腰を90°曲げて謝りを入れた後、「いきましょ」と声をかけて店を出ようとする橘に対し、
「……待ってくれ、嬢ちゃん」
 呼び止めたのは店の主人だった。
「……さっきの奴等、この辺でああやって騒ぎを起こしてるならず者でね。こっちも相当参ってったんだ。気に入らない奴に因縁つけ
ては金をせびり、女性客にちょっかいをかけて……本来ならもっと観光客がいても良いはずなんだが、奴らが住み着いてからは客が遠
のいてね。この店に来るのは一部の常連くらいで、しかも状況がわかってるだけに誰も口を出さなかったところなんだ。俺はてっきり
新手の奴等がこのシマに現れたとばっかり思ってよ……そうか、すまなかった。謝る。嬢ちゃんは心優しい子なんだな」
「いえ、そんな……」
 言われて頬を紅くした。いつに無く女の子っぽい照れ方である。
「ですが、それなら何故警察……いえ、この街の衛兵や役人にでも連絡しないのですか?」
 最もな意見に、しかし店の主人……親父さんは溜息混じりに答えた。
「それができれば苦労はしないさ。お役人だってあいつらには逆らえはしないんだからな」
 それはどういう意味ですか?
「何、簡単なことだ。この街のお役人が、あいつらの親玉とつるんでいるんだよ」
『……!』
「元々あいつらは海賊あがりでね。昔からやりたい放題やってたわけだが、それでもこの街のお役人がまともだった頃はそんなに被害
も無かったんだ。だがある日突然、お役人はああいった輩を取り締まらなくなったんだ。何度問い掛けても『見回りを強化する』『よ
く言い聞かせておく』の一点張り。酷い時にゃ『お前達が迷惑かけたんじゃないのか?』と来たもんだ。それに実際被害にあっても奴
らの白々しい嘘を信用してそそくさとその場を去りやがって。帰った後は後で好き勝手やり放題。ありゃどう見ても賄賂か何かで役人
とつるんでいるに違いない。そうでなきゃあそこまでぞんざいな扱いはしないぜ、いくらなんでも」
 今まで黙ってて聞いてたからだろうか、親父さんは堰を切ったように不平不満を吐き出した。そうか、だからさっきも、あれほどの
騒ぎなのに誰も助けに来なかったのか。
「確かに、尋常ではなさそうだ。しかしそれならば別の街や隣国に直訴するという方法もあるだろう」
 藤原の提案に軽く鼻で笑い、



295 :この名無しがすごい!:2009/05/20(水) 23:43:18 ID:W8K1Hr29
「とうの昔に考えたさ。だが奴等はちゃんと対策を考えてやがる。奴等は南の島にお偉いさん専用の高級リゾート施設を設立する計画
を立てやがったんだ。しかもこの街の役人だけじゃなく、ご丁寧に他国の役人にまで招待状を送ってる始末だ。お偉いさんも、自分達
にとってうまみのある話をワザワザ潰すほど正義感に溢れた役人はいないって訳で、どこに直訴してもこの街と同じように門前払いを
喰らうだけさ」
 壊れた椅子とテーブルをロープで縛りながら、親父さんは自嘲めいた声で愚痴を零した。
「それだけじゃねえ。最近じゃこの街の衆に漁を禁止して、自分達の施設の建設に手を貸すよう求めてやがる。応じればいいが、断ろ
うもんならさっきみたいなのを毎日送り込んでくる始末だ。だから地元の漁師はこぞって建設現場で働いているよ。正直な話、漁で稼
ぐよりも遥かに儲かるらしくてな。くそ……この街のやつは全員、あいつ等の言いなりになってやがる。欲しいのは金、金、金………
…ここも昔はよ、金なんか無くても漁で釣り上げた獲物の大きさを競ったり、鮫やシャチに襲われて生き延びた武勇伝を語ったり、時
化で漁に出れなくて酒飲みながらふて腐れたり……そんなやり取りが楽しかったんだ。だが今じゃ朝早く島に向かって、夜遅く帰って
くるだけのルーチンワーク。休みはある事はあるらしいが、疲れてるからどこにも行かず家で寝て過ごし、次の日また島に向かう……
いくら金が手に入るからって、何が楽しいんだそんな生活!」
 親父さんは折れた椅子の足を、壊れたテーブルに思いっきり打ち付けた。
「……すまねえ、ちょっとイライラしてた。余所者にこんな事言ってもしょうがないわな。……話はずれたけどよ、南の島に行くのは
止めとけってのはそう言う意味だったんだ。正直なところ、椅子やテーブルが壊した事よりそっちの方が引っかかってな。だからあん
た達に突っかかったんだ。申し訳ねえ。南の島に行くなんてとんでもねえ。何のために行くか知らないが、どうせろくな事が無いぜ」
 全てをぶちまけた親父さんに対し、暫くの沈黙が続いた。
 ……なるほど、親父さんの気持ちもわかる。この街の風情を台無しにした、海賊上がりが憎い事もしみじみ感じた。
 だが、悪いがそれはこの街の問題だ。俺達がしゃしゃり出て解決するような問題じゃない。それに俺達が南の島に行く理由はもっと
違うところにある。それは藤原も九曜も、そして橘も同じだ。
 だから俺は橘にアイコンタクトを送った。何とかして南の島に潜り込めるよう協力してほしいと。今のところ、彼を説得できるのは
心を許した彼女だけだろう。
 頼んだぞ、橘。
「……いいえ、それでも行きます。あたし達は。あたし達にはやることがあるんです」
 果たして俺の意図を汲み、橘は俺が思っていたとおりの言葉を口にした。
「……一体、何の目的であの島に?」
 怪訝そうな顔で質問する親父さんに対し、橘はチラとこちらを見て再びアイコンタクトを求めてきた。この際だからカミングアウト
してもいいだろう。よし、言ってやれ。
 すると橘はニッと笑い返し、そして再び親父さんに言葉を続けた。


「あたし達がそのリゾート施設をぶっ潰すからです!」


『ええーっ!!!』
 俺と親父さん、ついでに藤原という男連中の声が不本意ながらもハモった。
「リゾート施設が潰れれば海賊共も面子丸潰れだし、働いてたこの街の漁師さんも戻ってくるわ。一石二鳥じゃない!」
「じょ、嬢ちゃん、いくらなんでもそれはやり過ぎじゃないか……?」
「何考えてんだ馬鹿橘! そんなの無理に決まってるだろ!」
「踊らされるのは好きじゃないが、既定事項はちゃんと守ってくれ!」
「今の話を聞いて、黙って指を加えて見ているわけには行かないわ! 悪逆非道の限りを尽くす海賊一味なんて生きてる価値無いじゃ
ない。あたしは曲がったことが大嫌いなの」
 誘拐を強行したお前が言うなぁ!!
「あれはあれ。これはこれ、よ」
 何だかハルヒみたいな発言をするツインテール。
「というわけだから、やっぱりあたし達あの島に渡るわね。渡る方法ってやっぱり船しかないのかしら? おじさん持ってない?」
「あー、あの島を行き来する程度の船ならあることはあるが……しかし……何もそこまでしなくても……」
「じゃあそれ、お借りしますね。そうそう、レンタル料は壊した椅子とテーブルの代金とまとめて払いますから。それでいいでしょう
か?」
「別に代金は請求しないが……だからそこまでしなくても……」
「遠慮しないで下さい。あたし達が迷惑をかけたわけですし、それにお金はリゾート施設からかっぱらってきますから」
『えええーっ!!!』

296 :この名無しがすごい!:2009/05/20(水) 23:45:03 ID:W8K1Hr29
 再び三人の声がアンサンブルを奏でた。
「民を苦しめて搾取したお金は、民に還元されるべきだと思います。うん」
 ねずみ小僧にでもなったつもりか、この誘拐少女め。
「んん……! もうっ! だからその話はもうしないで下さい! ともかくっ!」
 店の前にある通りからも確認できる南の島をビシッと指差し、
「魔獣をバッタバッタ倒すのも面白いけど、人の悩みを解決してあげるのも勇者一行の醍醐味! 首を洗って待ってなさい!!」
 最早当初の目的を忘れてる橘は、一人妥当海賊アンドリゾート施設に闘志を燃やしたのだった……

 …
 ……
 ………

 ハイ、回想終わり。これでようやく本編の話ができるわけだ。


 この島は一帯がリゾート施設と化しているものの、実際の面積はそれほど大きいものではない。小一時間もあれば島を一周できるく
らいの広さだ。ファンタジー世界の設定に因んで、ランドとシーを合わせたくらいの広さではないだろうかと推測してみる。
 だが、だからこそ上陸する際は細心の注意を払うこととなる。小さければ小さいほど外部からの進入に気付かれやすいし、発見も容
易になってしまう。
「九曜、どこに賢者の石があるかわからないか?」
「…………ここから――――では……観測――できない…………もっと――近接が――必要――――」
 そうか、なら先ずは見つかりにくそうなところに接舷するしかないか……。
「あそこなんてどうでしょう?」
 橘が指を指した向こうは、岩盤と木々に囲まれた入り江だった。かなり入組んでいるから船も目立たないし、進入後も豊かな緑が俺
達の存在を隠してくれそうだ。難を言えば少々登り辛いかもしれないが、見た感じそれほど絶壁というわけでもない。それにいざとな
れば九曜の魔法でひょいと乗り降りができるだろう。
「それは――――困難を極める…………」
 どうしてだ。
「魔法障壁………………本来の――――――力が――――出ない…………一人が――限界…………」
 ああ、そう言えばそんなこともいってたな。
「と言うことは、この中だとお前の魔法は制限されてしまうって訳か?」
 数十秒の時間をかけ、九曜はナノ単位で首を傾げた。
「ということは、どうやってこの施設を破壊するんですか!? 九曜さんの魔法が無ければ破壊は困難じゃないですか!」
 知らん。俺達は賢者の石を捜索しに来たんだ。施設の破壊を公言したのはお前だけだろ。
「じゃああたし一人で壊せって言うの? いくらなんでも無理よ!」
 さて困った。その無理難題を一人でヒートアップしてやってのけると言ったバカにどう説明すべきかね。
「先ずは賢者の石の回収を優先する。それが当初の目的だからな。破壊活動はそれからでもいいだろう。というか破壊活動を先にした
ら、下手をしたら瓦礫の中から採取しなければいけなくなるんだぞ、わかってるのか?」
「……うう。で、でも……」
「そしてもう一つ。お前の最大の目的は、佐々木を助け出して元の世界に戻ることだろうが。俺達はそのために賢者の石を探している
んだ。目先の情に流されて本来の目的を忘れるんじゃない」
 然して橘は「はっ! そうでした!」と我に返ったかのように呟いた。おい、本気で忘れてたんじゃないだろうな?
「ま、まさかそんなこっと、あるわけないでしょ」
 少し噛んだのが気になるがまあいい。
「それに破壊活動をしなくても、ここの親玉を見つけ出して懲らしめてやればいいだけの話だ。幸いにも腕の立つ奴らが揃ってるんだ
し、痛めつけてやれば悪事は納まるだろうよ」
 俺の言葉に橘は腕組みをしてなにやら考えこみ、
「……それもそうですね、わかりました。ここはあなたの言うとおりにします。賢者の石を探すことにしましょう」
 ようやく全会一致で目的が決まったわけだ。
「……でもちょっと残念だったわ」
 何がだ。
「せっかく大金をつぎ込んで創り上げた施設が、ものの数秒でケシズミと化す姿。凄く荘厳で美しいと思ったんですが……」
 ……カタストロフィーを望むんじゃない。




297 :この名無しがすごい!:2009/05/20(水) 23:47:00 ID:W8K1Hr29
 とまあ他愛のない会話(?)もしつつ、当初の目的通り岩場に囲まれた入り江へとやってきた。果たして俺の予想通り、岩と木々に
囲まれて他からは死角になっている。
 加えてもう一つのメリット。それは岩の並びが思ったよりも登りやすそうな配置になっている点だ。これなら九曜の魔法をを使った
り、ロッククライミングをしたりする必要が無いことだ。とは言え、そこそこ急峻な場所だから、気をつけるに越したことは無いが。
「よし、登るぞ」
 適当な岩と船をロープで縛り、近くにあった岩へと乗り移った俺達一行は早速岩場へと手をかけた。
「あの……ちょっと急じゃないですか?」
 そうか? 俺としては思ったよりも楽そうだと思ったんだが。
「でも、ほら、あそこ。上に行くにはあそこを飛び越えないといけないと思うんですが、ちょっと遠くないですか?」
 あれくらいなんてこと無いだろ。ここから見るから思ったよりも怖く見えるだけだ。近くにいけばなんてことはない」
「でも……」
 ったく、破壊願望があると思えば変なところで恐怖症を発揮する奴だな、こいつは。
「わかった。なら九曜の魔法で先に上がってろ。一人くらいなら問題ないらしいしな。スマンが頼めるか?」
「分かった…………」
 クルリと杖を回し、二人は中に浮かび上がった。
「ありがとうございます九曜さん。では、お先ー」
 やれやれ。


 先述のとおり、岩場登りは思ったよりも厳しいものではなかった。登山開始からおよそ十分、俺と藤原は既に八割以上を上りきって
いた。あと少し。その残りの二割も、崖の程度からしてみればそれほど急なものでもない。
 確かに高さがあるから恐怖心に駆られるのもわからなくもないが、下を見なければいいだけのこと。川場の岩渡りとそれほど変わり
は無い。田舎でそんな遊びばかりしていた俺にとってはお茶の子さいさいである。
 藤原も特に不満など言わず登ってくるあたり、大した事無いのであろう。九曜は元々何も言わないから言いとして……そうすると橘
だけじゃないか。文句を言ったのは。あれくらいの岩場を登れなきゃ今後が思いやられる。
「二人とも―、早く早くぅー!」
 その問題児橘は、九曜の力を借りて俺達の目の前をぷらぷらと浮遊し、余裕ぶっこいて俺達に手を振っていた。
「ほらほらぁ、そんなことじゃ勇者の名が泣きますよぉー、早く来てくださーい!」
 お前なあ、一人だけ贔屓しているのによくそんなことが言えるな。
「だって、あたしは女の子ですよ。こういった力仕事は男共に任せて、あたしはもっとインテリジェントかつスマートな職業があって
いるのです」
 ああそうかい。
「さしあたり、参謀あるいは軍師……いいえ、賢者です」
 それはよかったな。
「これからは賢者様と呼んでください!」
 …………。
「知の無い凡庸の民よ。あたしに跪きなさいっ! こんな感じですよ!! おほほほほっ!!」
 ……ぷっちん来た。久しぶりに切れたぜ、俺は。
 自分の我侭で高価な服を買い、勝手に盛り上がって変な約束を取り付け、そして九曜の威を借り調子にのるこいつの姿にもう我慢の
限界が訪れた。「九曜!」
「――――何……」
「高度をもっと上げれくれ!」
「――――把握……」
「……ちょ、ちょっと! 九曜さん、そんなに上がったら!」
 俺達がいる場所よりも人一人分、ちょうど崖の頂上辺りまで高度を上げ、そして二人は俺達の真上に来た。
「いやぁ!」
 ふっ、狙いどおり橘の下半身がよく見える。
「賢者様ー、シルクのお召し物が丸見えですよー」
「や、止め……ちょ、見ないでぇ!!」
 思いっきりバカにした口調でしゃべる俺を無視し、慌てて押さえ込もうとする。しかし隠すものが何もない空中ではそれも徒労に終
わる。
「あれー、おかしいなあー。賢者様ならどんな時も慌て深めないはずなのにー。どうかされましたかぁー」
 白々しく言う俺に、
「わ、わかりました! ごめんなさい! 謝りますから許して!」
 まだ駄目だ。さっきの件もあるからもう少し懲らしめる。
「九曜、そのままグルンと逆さまにしてくれ!」
「うそぉ! 九曜さんお願い止めて!!」
「――――――」
 もちろん橘の言うことを聞く九曜ではない。杖を上下逆さまにすると同時に、白いローブの少女は足を天に向けた。


298 :この名無しがすごい!:2009/05/20(水) 23:51:20 ID:W8K1Hr29
「きゃあー! きゃあー! きゃあー!!!」
 足をじたばたもがくのは、ローブによって視界が遮られたためか、それともお間抜けな姿を他人に見られたためか。しかしそれはど
うだっていい。橘の、調子に乗る悪い癖を懲らしめるためには仕方ないことだ。
 そして、更なる試練を命じるべく、心を鬼にして九曜に命令した。
「そのままグルグル空中回転!!」
「ヤメテェーーーーーーーー!!!!!!!!!」
「――……――」
「構わん九曜、やっちまえ!」
「ごめんなさいーーー!! ごめんなさいごめんなさいごめんなさい!!」
 今にも泣きそうな顔で必死に懇願する。が、
「こ゛め゛ん゛な゛――――」
 橘の声は半ばにして掻き消された。
 ……いや、橘自身が声を上げなくなっていた。
 もしかしたら何か言っているかもしれないが、何も聞こえてこない。

 かくして、俺達が崖を上りきるまでの間、橘は一人人間大車輪を満喫したのだった。


 なお余談だが、橘が俺達の頭上にきた際、藤原は下らんとか言いつつもチラチラと見、まんざらでもない表情を浮かび上げていた。
何だかんだ言ったところでこいつも一般的な男の子と言うのが分かった瞬間である。
 更に余談だが、、その際九曜も当然頭上にきたわけで、九曜の黒いローブから覗く白い足と、その奥に潜む……その…………なんと
言うか…………対照的に黒い何かが…………黒光りなす何かが…………
 そうか、あれが長門の言う『天蓋領域』に違いない。



 とまあ、この島に侵入するまでひたすらバカをやっていた俺達だったが、これから数時間の後に今まで経験したことの無いような恐
ろしい体験を目の当たりすることとなる。
 それは、長門と朝倉が見せたバトルともカマドウマとの死闘とも……いや、もしかしたら森さんが橘に向けた笑みすら生温い。
 それほどまでに畏怖と戦慄にまみれた、負の力としか言いようのないものだった。
 もちろんそんな力と対峙することも、そしてその力に抗うことも、予想どころか妄想するに値しなかった。
 この時は、まだ。

――――――――――――――――――――――――――――――

以上です。
見せ場が無くて申し訳ない。次回こそはもっと活躍の場を作る予定です。
いつになるか分かりませんが、なるべく早く書きたいと思います。

ところで、タイトルですが、とりあえず
橘京子がRPG風の世界で奮闘しているようです(仮)
で言ってみたいと思います。もっとかっこいいタイトルがあったらその都度かえるかもしれませんが、
そして今までの分ですが、
・序章 邂逅(前編) ―橘京子―
・序章 邂逅(中編) ―周防九曜―
・序章 邂逅(前編) ―藤原―
とつけてみました。
あまり意味は無いかもしれませんが、念のため。

それじゃまた遭う日まで。

299 :この名無しがすごい!:2009/05/20(水) 23:53:31 ID:W8K1Hr29
やっちまったぜいw

×:・序章 邂逅(前編) ―藤原―
○:・序章 邂逅(後編) ―藤原―


これで10レス目だし、今度こそ消えます。さようなら。

300 :この名無しがすごい!:2009/05/21(木) 07:55:59 ID:LtJXVgKj
本格的SSで面白いです

301 :この名無しがすごい!:2009/05/21(木) 10:13:43 ID:gEvzjOjd
乙ー

302 :この名無しがすごい!:2009/05/21(木) 20:23:47 ID:gUEGoKeO
GJ

303 :この名無しがすごい!:2009/05/21(木) 22:07:57 ID:TjuohjMS
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(|;× × |!|
....   | トリ、'' 口''ノ'!|ゲホゲホ・・・せ・・・咳が止まらないのです!
    レ゙. {i'づと) リ インフルエンザなのです・・・.
..    ノ_/__l_jヽ.
     `~(__i_)~´

304 :この名無しがすごい!:2009/05/22(金) 00:47:00 ID:EPqG1iH6
U期おめ。
阪中さんみたくフライング登場しないかちょっと期待

305 :この名無しがすごい!:2009/05/22(金) 03:07:46 ID:YoHproEv
>>304
まさかの陰謀編とかね

306 :この名無しがすごい!:2009/05/22(金) 10:53:03 ID:V1L7iN8m
>>303
それインフルエンザじゃなくてマイコプラズマだから

307 :この名無しがすごい!:2009/05/22(金) 21:28:58 ID:AE2ASa6j
     〃`⌒ヽ
    彡//~ヾゝ  /
     リレ^o^ノリ < 風邪にはこまったものです
    `v-vv'     \

308 :この名無しがすごい!:2009/05/25(月) 23:06:39 ID:XyCyusO1
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|次週はミステリックサインなのです!
.   レ゙ {つ旦O リ私が登場するかもなのです!
.    とく_/__l_j>

309 :この名無しがすごい!:2009/05/27(水) 01:56:02 ID:8gx17H4S
>>308
禁書の佐天さんみたく、本編には1コマも出ないけどOPにはチラチラ出てるとかだったらよかったんだけどな…

310 :この名無しがすごい!:2009/05/27(水) 07:50:14 ID:mDmxzKD1
まだ新OPじゃないしな
次の新作発表時の時かもしれないと楽しみに取っておこうと思う
今度はいつだっけなというか何話が新作なんだろう

311 :この名無しがすごい!:2009/05/27(水) 12:35:19 ID:6jEtlhpD
ミステリックサイン→孤島症候群(前後半)→エンドレスエイト

だから、あと三週間後かな。
実はエンドレスエイトやらずにオリジナルの話って可能性もあるが(体育祭とか)

312 :この名無しがすごい!:2009/05/27(水) 19:32:07 ID:huBHztKK
>>308
見捨てリック橘!

313 :この名無しがすごい!:2009/05/27(水) 22:02:25 ID:vb+yTMdD
部長以外もカマドウマ空間に巻き込まれていたから、橘も巻き込まれていてもおかしくない

314 :この名無しがすごい!:2009/05/29(金) 02:09:12 ID:6uwFqV5Q
きょこたんかわいよきょこたん

315 :この名無しがすごい!:2009/05/29(金) 08:19:41 ID:QGJHFOsO
⌒('A`)⌒<んもう、照れるのです

316 :この名無しがすごい!:2009/05/31(日) 03:11:08 ID:XLf2o8FX
>>313
閉鎖空間でも特に戦闘能力を持たない橘じゃ、巨大カマドウマの餌食だろ…

あの時点じゃ九曜も居ないだろうし、散々逃げ惑った挙句犬神家状態で砂漠に埋まる未来しか見えない。

317 :この名無しがすごい!:2009/05/31(日) 09:44:55 ID:pRg2Lru7
>>316
意外と面白そうな展開

318 :この名無しがすごい!:2009/06/04(木) 22:58:03 ID:9fo6GwUu
また夏が来る・・・
きょこたんが水着でキョンを誘惑する季節がやって来たな

319 :この名無しがすごい!:2009/06/05(金) 00:51:56 ID:y7ahKW0j
カマドウマに捕まり、全裸にひん剥かれる京子きぼんぬ

320 :この名無しがすごい!:2009/06/05(金) 15:59:05 ID:zCoZQ6jS
「橘京子=チャイナドレス姿」という図式が脳内で出来上がってるんだが、なんでそうなったのか思い出せない

321 :この名無しがすごい!:2009/06/06(土) 00:28:59 ID:PepRzWda
橘京子=ヘタレ

322 :この名無しがすごい!:2009/06/07(日) 01:20:01 ID:JKA7dOr9
きょこたんかわいいよきょこたん

323 :キョン子作成秘話 (0+2)÷2=1:2009/06/07(日) 10:01:03 ID:74WNm+mw
けっ!昔はもっと短い髪だったんだがな
うっかりツインテールのアホの子がオ・オレのポタラを・・・

「何です??男のくせに耳飾り?こういうのは私みたいなプリチーなギャルが・・・」
「あ・・・」


つうわけでこのザマだ
まあ、そのおかげでお前らが見てるようにポニーテールになれたんだがな

324 :この名無しがすごい!:2009/06/07(日) 12:28:08 ID:K6GryuYp
キョン+京子=キョン子ですね 乙

325 :この名無しがすごい!:2009/06/07(日) 13:22:24 ID:NwTMmaTC
>>323>>324
なんだか非常にしっくりくる融合の組み合わせだな

326 :この名無しがすごい!:2009/06/08(月) 11:34:41 ID:MN+gGvES
《キョン/KYON》
通常モンスター
星2/無属性/凡人族/攻400/守600
特になんてことのない一般人。
でも不思議な経験は少し豊富。

《橘京子/KYOKO-TAN》
効果モンスター
星1/ツインテール属性/サイキック族/攻200/守500
このカードが召喚・反転召喚・特殊召喚に成功した時、
コイントスを1回行い以下の効果を得る。
●表:相手の手札全てを確認し「佐々木」と書いたカードがあればそれを自分の墓地に送ってしまう。
●裏:迷子になって相手のデッキに入ってしまう。エンドフェイズ時に全てのプレイヤーは手札及びデッキの中から「キョン」とつくモンスターカードを全て特殊召喚しなくてはならない



327 :この名無しがすごい!:2009/06/08(月) 18:24:20 ID:2pRRvjR7
>>326
遊戯王ww
橘京子、英語名KYOKO-TANなのか
効果はこれなのにアルカナフォースのサポ−ト外なのかきょこたん

328 :この名無しがすごい!:2009/06/08(月) 23:21:17 ID:+t4GEjok
何気に凶悪な効果だなきょこたん

329 :この名無しがすごい!:2009/06/09(火) 22:51:56 ID:eAEx2BMk
こんばんは。
>>298の続き投下しますね。
既に忘れているかもしれませんが・・・

330 :この名無しがすごい!:2009/06/09(火) 22:53:35 ID:eAEx2BMk
「いいか橘、ファンタジーの世界だろうが現実の世界だろうが、チームワークってもんは非常に重要なウェイトを占めているんだ。
リーダーシップを発揮してもらうのは構わないが、それに誰もついてこなければ何の意味も無い。何かアクションを起こしたいなら、
せめて皆の同意を得てからにしろ。わかったな」
「……反省してます」

 崖を登りきり、近くの木陰で身を隠した後、茂みの上で正座している橘にこう説教してやった。
 橘は元々組織の幹部(だった気がする)ということもあり、決断力や行動力に関しては優れている部分があるのだが、如何せんその
方向が間違っている場合も多々見受けられる。一人で勝手に出歩いてごろつきといざこざを起こしたり、感情的になって出来もしない
ことをやろうとしたり、一人で金を使い込んだり……冷静さを欠くような言動ばっかりだ。
 まだそんなに強い敵がいるわけでもないし、困難なトラップがあるわけでもないから然したる被害は無いが、今後そう言う場面に直
面した場合、俺達は本当に命を落としかねない。もう少しクールに徹してもらいたいものだ。
「あ。それどこかで聞いた事あります。確か我が師カミ……」。
「下らんツッコミをすな。お前はもう少しそのでしゃばりを自嘲しろ」
「……す、すみません。ですが、九曜さんも藤原さんも、基本的に自分から行動することがありませんですから、あたしが引っ張って
いかないと本当に何もしないんで……」
 気持ちは分からんでもない。が、暴走の一途を辿っているこいつを野放しにするほど俺も人間ができている訳でもない。
「分かった分かった、俺も協力してやる。というか俺が指揮をとるからお前はそのサポートに回れ。いいな」
 本当はリーダーとか班長とかそんなガラじゃないんだが、それ以外の奴が俺以上にその資質が無いんだからしかたない。働きアリの
法則って奴だな。ご存知だろうか? 一個の巣にいるアリのうち、その八割はちゃんと仕事をしているが、残りは何もせずサボってい
るそうだ。そして、その巣から働いているアリを取り除きサボっているアリだけにさせると、やっぱり八割が働いて残りの二割が働か
ないらしい。本当にサボっているのかどうなのかは分からないが、アリの社会でも役割分担と言うのはきちんと出来ているってわけだ
 これは人間社会においてもしばしば見られる光景で、でしゃばりや仕切りやがいるならリーダーが勝手にソイツがやってくれるわけ
だが、自分から行動しない奴や引っ込み思案の奴がいたらしょうがないから自分がやるか、って訳になるわけだ。
「そうしてもらえるとありがたいです。実はあたし、こういうの役柄は慣れてなくて……ふう、助かりました」
 ああ、よく分かる。未遂に終わった誘拐事件で既にそんな気がしてたさ。
「誰も動かないなら、自分から動くしかありませんでしたから。舵をとる適任者がいれば、そちらにあわせたいと思います。そもそも
勇者はあなたですからね。あたしには乾坤一擲を投じる程の決断はできませんし。これでよかったのです。お二人とも構いませんよ
ね?」
「――――――」
「これも既定事項のうちだ。仕方あるまい」
「決まり、ですね。それでは新リーダーとしてよろしくお願いします。あたしの後釜として頑張ってください」
 立ち上がってパンパンと埃を払った後、橘は深深とお辞儀をした。
 というわけで、これより先は俺がリーダーとしてこの三人を取り仕切ることとなってしまったのだ。
 藤原辺りがもっと文句を言ってくると思ったが、あっさりと承認した気がするが……深く考えても仕方あるまい。なるようになるだ
ろう。
 ところで、いつ橘がリーダーと言うことになってたんだろうか?



 一通り橘への説教が終わったところで、ようやく本題へと入ることができる。ここからが本番だ。
 潜ませている身を少し起こし、その先に広がる光景を確認する。
 周辺をぐるりと森に囲まれた工事現場。荒地や整地された土地が入り混り、建設物も完成間近なものからようやく柱を立て終えたも
のまで様々。今まさに工事中でございといった感じである。
 そんな中、目に付くのは黙々と働く作業員達。石を拾って運ぶものや、木を削って柱に差し込むもの。中には座り込んで休んでいる
ものもいた。サボっている……というより休憩しているだけだろうが。数はおよそ二十。それほど多くは無いように見えるが、これで
全員と言うわけではない。ここからでは見えない位置で働いているものもいるだろうし、それに先ほどから行き来している建物もある
からである。

331 :この名無しがすごい!:2009/06/09(火) 22:55:00 ID:eAEx2BMk
 その、人が行き来を繰り返している建物は二つあった。その内の一つ、大多数の作業員が行き来を繰り返している建物は休憩所だろ
うか? そこそこ人の往来が多いようだが……。ちなみに更に奥に見える、もう一つの建物には殆ど人の往来は無い。忘れた頃に一人
が入り、そしてまた忘れた頃に一人が出て行く。そんな程度でしかなかった。
 さてさて、どう出るべきかね。
「九曜、どうだ? 賢者の石の気配はわかるか? ここまで近づいたんだし、少しは特定できるだろ?」
「――――――――――――」
 俺の言葉にワンテンポ送れながらも杖を取り出し、およそ人間には理解不能な呪文を唱える。同時に杖の先端に据えつけられた水晶
は蒼く輝き、そして点滅を繰り返した。
「――――近い…………もうすぐ――そこ…………」
 呪文と区別つかない平たいトーンが返ってくる。すぐそことは一体どこだ?
「――――――」
 暫し考え込みながらもゆっくりを杖をあげ、その方向を指した。
 木々が立ち並ぶ、その先にあるのは、
「あっちは……今施設を建設しているところに見えるんですが……」
「――――そう…………」
 まさか、あの工事現場のどこかにあるなんて事は……
「正解………………あの――――――中心に………………眠っている――――――」
 ……マジですか?
「――――マジ…………」
 おいおいおい、何だこの相場を無視した展開は?
 大概のゲームじゃ『水』の力を得るためには海岸線にほど近い岩場の洞窟が相場だって言うのに、人口施設のど真ん中に存在してい
るとはね。普通のゲームじゃ物足りないからと言って、そんな小手先だけの小細工は止めて欲しいものだ。
 第一あの中に入って探すなんてかなり無謀だ。部外者の俺達がのこのこと建設現場に行って探しものしていたら間違いなく怪しい人
状態、いきなり攻撃されることはないにしても、事情徴収の後強制送還されること請け合いである。
 しかも困ったことに、相手は漁師、港町の一般市民だ。海賊共ならば容赦する必要も無いが、カタギの人間に手を出すわけには行か
ない。もしかしたら海賊も混じっているかもしれないが、残念ながら顔だけで人を判断するのは難しい。
 つまり、人に見つからず傷つけず、敵の縄張りど真ん中で探しものをしなさいってことになる。
「無理だろ、普通」
 だが、いくら愚痴を言ったところで何も解決はしないのもこれまた事実である。未だ杖を掲げている九曜に手を下げるよう促し、そ
して別の質問をしてみる。
「なあ、魔法で姿を消すとかってのは……無理か?」
「ここでは……無理――――障壁が――――力を……阻害している――――」
 港町で一回、この島に着いたと時にもう一回。そして今回も同じ返答を返した。やっぱりか。何となくは予想していたが、いよいよ、
手詰まり感漂ってきたぜ。
「作業員になりすまして調べるってのは?」
 九曜の髪を分け入るかのように現れたのは、例のでしゃばりだった。さっき俺が諌めたことを既に忘れてやがる。
「……う、す、すみません……」
「まあいい。その意見には賛成だ」橘にしてはまともな意見だしな。
「ふふん、あたしだってこれくらいの計略は考えつくのです」
 どうですかと言わんばかりに胸を反らした。やれやれ。少し真っ当な意見を言ったところで天狗になるんじゃないぞ。「さっきから
そう言ってるだろ、」そう突っ込もうと思った瞬間、
「いや、それは止めた方がいい」
 別の人物によって阻まれた。
「えっ……?」
 橘の意見を否定したのは、藤原。
「何故だ?」
「ここの作業員は、港街の漁師達だと言う事は先ほど酒場で聞いたな」
 ああ。
「あの街に漁師がどのくらいいるかは知らないが、街の規模と工事の規模からして、ここで働いている漁師はおよそ数十人程度。それ
ほど多い人数って訳じゃない」
 それがどうした? 人数が少ない方が忍び込みやすいだろうが。
「ふっ、人数が少なければ容易に事が運ぶとでも思っているのか? おめでたい奴だ。燕雀いずくんぞ鴻鵠の志を知らんやとはまさに
この事を言っているに違いないな。くっくっく……」
 つり上がった唇が俺の平常心をかき乱し、喉を鳴らす音がやたらと耳障りに聞こえた。思いつく限りの罵詈雑言が口から出かかって
いたが、こいつとパーティを組んでいる以上既定事項となりつつある出来事であるから何とかお口のチャックを閉じ、ギリギリのとこ
ろで踏みとどまった。
「何が言いたいんだ。優越感に浸るのもいいが、分かりやすく説明しろ」

332 :この名無しがすごい!:2009/06/09(火) 22:56:14 ID:eAEx2BMk
 それでも若干皮肉交じりの言葉を浴びせるが、全く気にした様子も無く不発に終わる。未来の優位性から来る自信の表れだろうが、
俺にとっては腹立たしいことこの上ない。朝比奈さん(大)以上に裏をかいてやりたい存在の一つである。今に見てろ。
 さてその藤原だが、気持ち悪い笑いを見せるのに飽きたのか、やがて口を元の形へと戻し、そして淡々と言い放った。
「つまり、作業員全員が顔見知りの可能性がある」
『あ……』
 俺と橘は同時に声を上げた。つい失念していたが、藤原の言うことは最もだ。お互いが知り合いと言うことならば仲間意識も強いだ
ろうし、逆に言えば俺達が紛れ込んでも、一目置かず関係者じゃないと見破ってしまうだろう。
「そう、その通りだ。日雇いで雇われたどこの骨とも分からん輩ならばその方法も使えただろうが、知り合い同士しかいない作業場で
見知らぬ人物がこそこそしていたらそれこそ訝しく思われる。そのまま通報されて追い出されるのが関の山だ」
 うむ……ならどうすればいい? 夜を待って探すか?
「それも非効率的だ。加えてあの杖は賢者の石とやらに反応して光るのだろう? 夜空の闇に紛れようというのに、侵入していること
を周りにばらすマヌケがどこにいる?」
 それじゃあ日の暮れかけや日の登りかけに探索するってのはどうだ?
「構わんが、果たしてそんな短時間で見つけられるのか? それにそれまでどこで身を隠すのだ? 木々に覆われているとは言え、こ
の辺りにも当然見回りがくるだろう」
 ええい、なら堂々と殴り込みをかけて……
「孫子や六韜三略を読み返すんだな。相手は漁師だけじゃない。姿は見えないが海賊共もいるんだ。敵の戦力も分からんのに戦いをを
挑むなど正気の沙汰とは思えん」
「くううう、なら一体! ……どうすればいいんだ?」
 ありとあらゆる意見を藤原に否定され、若干……いや、かなりムカついていた俺は微妙に声を荒げ、そして直ぐ潜めた。
「大丈夫だ。そんなときのために秘策がある」
 言って、藤原は再び口を吊り上げた。



 作業員が休憩所として使用している建物はそれほど立派な造りをしているわけでもないが、それでも数十人が集まる場所だけに大き
さだけはそこそこ広かった。平屋ながらも、食堂と調理場、休憩所、事務所のように机や椅子が建ち並ぶ部屋、会議に使うようなだだ
っ広い部屋エトセトラエトセトラ……俺の家の近所にある公民館や集会所よりも広いかもしれない。
 当然、俺達が身を隠せるスペースもそこそこある。
「(ここまでは侵入できましたけど、ここからどうやって調理場までいくんですか?)」
 とある部屋の一つ。工事用具がやたらと置かれている納戸のような物置のような、そんな場所。整然と並ぶ木製の杭に身を委ねた橘
は、砂袋の上に座り込んだ俺に小声で語りかけた。
「(まあ、何とかなるさ)」つられて俺も小声で話し掛ける。
「(そんな事言って。行き当たりばったりの計画じゃダメですよ)」
 はい、お前が言うな。
「(大丈夫だ。この時間、大多数の作業員が外であくせく働いているはずだ。調理番の奴ら以外に人は入ってこないはずだ)」
「(ならいいんですけどね……)」
 そう言って橘は不満交じりの溜息をついた。
 俺達が侵入したこの屋敷。先の説明したとおり、作業者向けの食堂兼休憩所である。説明するほどでもないと思うが、作業者はこの
部屋で飯を食い、休憩するわけである。
 では何故ここに侵入したか。もちろん建物内をしらみつぶしに探すわけでも、事情を知っていそうな人に話を聞くためでもない。
 答えは、藤原が唱えた『秘策』にあった。

 ………
 ……
 …

『作業者を眠らせる!?』
「ああ」
 唇を弧の形に曲げたまま、藤原は俺達の反応を楽しむかのように笑みを浮かべた。
「賢者の石は建設現場のど真ん中で、探しに行けば確実に見つかる。とは言え作業者はカタギの人間。手を出すのは忍びない。関係の
無い人間に手を出さず、僕達が悠々と探し物をするには、眠ってもらうのが一番だ」
「だが待て、どうやって眠らせるんだ? 九曜の魔法はここでは弱まっているから効果は望めないぞ」
「考え無しに提案するほど低俗じゃない。これを見るんだな」
 懐から取り出した木綿の袋を軽く放り投げ、そして再びキャッチした。「何だ、それは?」
「睡眠薬だ」
 睡眠薬……って、なんでまたそんなものを?

333 :この名無しがすごい!:2009/06/09(火) 22:57:44 ID:eAEx2BMk
「あんた達と合流する前、とある街で手に入れた代物だ。元来魔術の儀式で、熊や獅子などの猛獣を生贄に祭り上げる際に暴れないよ
う処方するものらしいが、しかし製造した日から時間が経ち過ぎて本来の効果が無くなり、大型の猛獣には殆ど効き目が無くなってし
まったそうだ。とは言え、温厚な動物ならまだまだ使える。気性や大きさにも依るが、人間程度の動物なら半日程度は効くそうだ。格
安だったこともあり、有事に備えて買っておいたのだが……どうやら役に立つときがきたようだ。これを使って作業員を眠らせ、その
間に賢者の石を探せば無益な戦闘も避けられる。余裕があれば現場を荒らすか、あるいは工具を破壊すれば作業を大幅に遅らせること
ができる。一石二鳥だ」
 いつに無く饒舌な藤原。しかし俺は藤原の申し出に一つの疑問を抱いていた。
「でも、どうやって睡眠薬を摂取させるの? そのまま服用させるわけにはいかないでしょ?」
 それはどうやら橘も同じだったらしい。いくらよく効く薬でも、その人が飲んでくれなければ意味が無い。
 しかし藤原は待ってましたかと言わんばかりの表情で、
「作業員の食べ物や飲み物にでも混ぜればいい。幸いなことにこの薬は水溶性だ。加えてここには食堂があるようだし、そこに侵入し
て混ぜてしまえばいい」
 なるほど……
「が、ちょっと待て。ということはあの建物に侵入しなければいけないのか?」
「そうなるな」
「『そうなるな』じゃないだろ。どうやって侵入する気だ。正面切って侵入するわけにはいかないだろうが」
「侵入するには何も正面からという既定事項はない。よく見てみろ。あの建物の裏手側は比較的森に近い。ああいった建物には勝手口
がつきものだ。森を伝って勝手口から侵入すればさほど難しいものではない」、
 藤原に指摘されよく見ると、確かに裏手側は森に面していた。加えて建設現場とは逆方向だから、多くの作業員の目は向けられてな
いだろう。確かにあそこからなら侵入も容易いかもしれない。
「なら、早速計画を実行しよう。先ずは二手に分かれる」
 なぜ二手に?
「あそこの建物は主に作業者向けだが、もう一つ、さらに向こうにある建物があるだろう。豪奢な佇まいからしてあちらが海賊共の根
城だ。そちらも押えておくに越したことはない」
 ふむ……確かにその通りだ。作業者達が眠りこけて探し物をしている間にやってこられても困る。
「奴らの本拠は一筋縄ではいかないだろう。僕が宇宙人と乗り込む。あんた達二人はそっちを頼む」
 色々とエキスパートな九曜が仲間にいた方が心強いのだが、適材適所という言葉もある。より重要なミッションに就くのは仕方ない
し、その方が良いと思う。だが藤原、何故お前までそっちに行くんだ?
 若干口を噤んだ後、。
「……少し考えることがある。それでは不満か?」
 不満と言うほどのものはない。珍しく積極的に行動しているから何があったのかと思ってな。わかった、そっちは任せる。上手くや
ってくれ。
「……ふん、あんた達もな」
 顔を横にそらし、不満げな表情を露骨に示しながら俺に睡眠薬を渡した。

 …
 ……
 ………

「(これがその睡眠薬ですか。本当に効くのですかね)」
 ポンポンと、藤原がそうしていたように木綿の袋を軽く投げ、そして再びキャッチする。その姿を見て、橘はやや不満げな顔を浮か
べた。
「(さあな。だがこれ以外に良い案が無いから仕方あるまい。ブツブツ言ってないでそろそろ忍び込むぞ)」
「(あ、待ってください!)」
 椅子にしていた砂袋から立ち上がると、橘も慌てて歩き出した。その時背もたれにしていた杭に余分な力が加わり、ゴロゴロと音を
立て転がり始めたのは言うまでない。
 倒れる前に止まったから良かったものの……あんまり慌てるんじゃない。
「(うう、ゴメンなさい……)」
 ……やれやれ。


334 :この名無しがすごい!:2009/06/09(火) 22:59:33 ID:eAEx2BMk
 目的の場所に向かう途中、辺りが開けた廊下もあった。しかし俺達を除いて誰一人歩いてくる様子も無く、そのまま突っ切ることが
出来た。他の部屋には休憩中の人間も何人かいたが、全員爆睡中だったのでこれまた警戒する必要がなかった。彼らは夜勤部隊なのか
ね。あと鉄製でできたいかにもなドアもあったが、今回の目的には何も関連が無いと思い無視を決め込むことにする。万が一にでも誰
かと鉢合わせるのもご免被りたい。
 と言うわけで、目的の場所まで一直線に目指した俺達は、特にトラブルもなく調理場へと侵入することに成功した。そしてこれまた
上手い具合に調理場には誰もいない。時が昼ころだと言うことあり、随所で昼食の準備をしている光景も見られた。大き目の寸胴で煮
込んでいるのは、地元で取れた魚だろうか? それとも肉だろうか?
 まあどっちでもいいけどな。
「(しめた。煮物なら簡単に睡眠薬を仕込みやすい。誰もいないし今のうちに入れちまおう。橘、廊下を見張っててくれ)」
「(了解!)」
 耳元で囁く声を聞いた後、橘は廊下と調理場を隔てるドアの前へと立ち、辺りを数回見渡す。そして振り返りOKのサイン。
 急いで紐を緩め、袋の中の粉を鍋に移す。舞った粉が独特な甘い芳香が俺の嗅覚神経をくすぐる。……確かに効きそうな匂いだが、
ここで俺が眠ってしまうわけにはいかない。トラップしそうになるのを何とかこらえて、残り半分程度になったところで袋の口を閉じた。
「(あれ、全部入れないの?)」
「(ああ。全員が食べるとは限らないしな。それよりも、ほら。あっちに入れたほうがいい)」
 俺は外に流れる小川を指さした。そこには数個の金属製の容器が静められていた。
 あの中にあるのは、恐らく飲み物。天然の清水で冷やしているのだろう。
「(汗水たらしながら働いているんだ。あっちの方が全員に行き渡る)」
「(なるほど、ちゃんと考えているんですね。見た目と違って)」
 ……こいつに言われると腹が立つ。
「(うるさい、それよりもちゃんと見張ってろよ。いいな!)」
 軽口叩いて外に出ようとした瞬間、
『あ……』
 ドアを開けて入ってきた男と思わず声が揃ってしまった。

「あ、あんたら……そこで何を……」
 この場の三人目の人物――エプロンとコックの帽子を被っているから、おそらく調理当番の男――はその体格にそぐわず声を震わせ
その場を後ずさりした。
「あ、あの……実は、調理担当として雇われて……交代で調理をするのも大変だと上からのお達しがあって……」
 舌先三寸、苦し紛れの言い訳を試みる。
「そんな話聞いてないのだが……本当か?」
 やっぱり疑われた。「は、はい! 突然だったもので、今日はひとまず手伝いと言う形で……」
「……うむ……しかしな……」
 男はあからさまに訝しげな顔をする。まだ何かあるのか!?
「……なら何で鎧を着込んでいる?」
 うっ!
「…………これは……ですね、お守りですよ、お守り。万が一にでも魔獣とかち会った時のために用意していたんです!」
「……ふうん、そうか」矯めつ眇めつ俺を見つめ、「すまない、疑って。本職がいてくれりゃこっちも大助かりだ」
 警戒心が解けた調理番は部屋の中へとやって来て、俺の肩をポンポンと叩いた。その場の勢いもあって、愛想笑いでその場をしのぐ
 ふう、何とか誤魔化せたか……
 そう言えば橘はどこに行った? 廊下の方を見るが、橘の姿が見当たらない。……あいつ、どこに隠れやがったんだ? こっちは大
変だと言うのに……。
「実はよ、俺っちの味付け皆に不評でさ。最近自信喪失気味だったんだ。俺の自信作、『ピリカラ海鮮サワークリーム煮混み』。ちょ
っと味見してくれないか!?」
 俺の内心の動揺など分かるべきも無い調理番の男は、やたら慣れしつこく小皿にスープを取り出し俺に渡してきた。
 そう、睡眠薬入りのスープである。
 もちろん味見などできるはずもなく「いえ! 結構です!」と言葉を返すしかなかった。
「どうして? ……そうか、やっぱり不味いのか……本職は匂いだけで分かっちまうってわけか……はあ……せっかくだが捨てるか……」
 そんなことされたらせっかくの睡眠薬がおじゃんになってしまう。俺は寸胴を掴む調理番を慌てて止めに入る。
「いや、あのですね! 実はさっき味見をしたんです。そう、一人の時に! 素人料理にしてはなかなかのものでした!」
「そ、そうか」
 ちょっと照れる調理番。ごついから可愛いとまでは言えないが、愛嬌溢れるおっさんである。
 ……なんか色々と大変な人である。橘よ、俺を一人にしやがって。恨むぞ。
「ところで、その袋は何だ?」
 ギクッ。

335 :この名無しがすごい!:2009/06/09(火) 23:00:55 ID:eAEx2BMk
「え? これ? ええとですね、これは……ちょ、調味料の一つでして……これを入れると味に深みが増すんです」
 もちろん嘘だ。
「ほほう、ちょっと、貸してみな」
「えっ……」
「どんな味なのか確かめたいからさ」
 ここで『ダメです』とは言えない。いや、拒否する理由が思い浮かばなかった。下手な嘘をついて拒否すればますます怪しまれる。
「どれどれ…………ん? この匂い、嗅いだことあるな……確かあれは魚場を荒らしまわっている鮫を退治する際、知り合いの魔導士
から分けてもらった眠り薬……んんっ? 眠り薬!?」
 ……まずい展開になってきた。てか何ゆえピンポイントで睡眠薬の存在を知ってるんだこのおっさんは!
 これ以上の言い訳は無理だ。くっ、仕方ない、無理矢理にでも黙ってもらうしかないっ!
 男に気取られぬよう、気配を殺して剣に手をかけ、様子を見守る。スキがあればいつでも攻撃態勢に移るためだ。
「眠り薬がどうして……ん? そう言えば鍋からも同じ匂いが……まさか鍋にこの薬が……何のために…………はっ、もしかしてお前
達……」
 ……く、これ以上は無理か。
 手にした剣に力を込め、そして振り上げる!


 トサッ。


 突然。
 本当に突然だった。
 声を荒げようとした彼は、突然その場に倒れこみ、うつぶせになったままその場に眠りこけたのだ。
 もちろん、俺がやったわけではない。剣は上空に構えたまま、振り下ろすタイミングを失っている。
「どうしたんだ……一体?」
 剣を鞘に戻し、不審な目つきで恐る恐る彼に近づいた。
 ゴンッ。
 テーブルの下から物音が聞こえた。
「だ、誰だ!?」
 テーブル下に置いてあった物陰から、一際大きな影が動いた。影は次第に大きくなり、そしてついにその全貌を明らかにした。
「……あいたたた……あたしですよ、あたし。大丈夫でしたか? 危なかったのです」
「橘っ!?」
「ふう、よっこらしょ。あー、疲れた」
 ううんと体を伸ばし、我慢していたおやつを目の前にしたかのように顔を綻ばせた橘は、体にまみれた埃をポンポンと払って俺と対
峙した。
「お前、今までそこに隠れていたのか?」
「はい、そうです。この人が突然入ってきたもんだから、ビックリしちゃって。とりあえず身を隠せそうなところに避難してたの。で
も意外と狭くて、中々体も動かせなくて……大変だったわ」
 そ、そうか……逃げたわけじゃなかったのな。だがこっちはそれ以上に大変だったぜ。どこまで嘘が通じるか冷や冷やもんだったん
だからな。「ところで橘、これはお前がやったのか?」
「ええ」と橘。「即効性の眠り薬を仕込んだダーツです。不安定な体制からだったけど、ちゃんと命中したわ」
 よく見ると、調理番の男の腕に、小型のダーツが突き刺さっている。こんな隠し芸ももっていたのか、こいつは。
「ふふん、どうですか? 役に立ったでしょ」
 可愛らしい笑みを嫌味たっぷりに浴びせるその姿はまさしく橘京子である。
 その橘は、調理番の男に刺さったダーツを抜き、近くにあった布で軽く拭いた後、太腿に装着していたホルダーにしまいこんだ。ス
カートを捲し上げる姿にドキッとしたのは言うまでもない。男の悲しい性だ。
「いつの間にそんなものを用意したんだ」
「九曜さんにリクエストしてもらって、ここに仕込んでおきました。もしもの時のアイテムなのです。バッグでもいいんだけど、いか
にもここに隠してますってのが嫌だったし、あと見た目ダサかったし。結構かっこいいでしょ?」
 よく分からん彼女の価値観に、俺は「ああ」としか言えなかった。そんなところにダーツを仕込むとは……まるで警視庁の女豹であ
る。あっちは正確にはナイフだけど。
「さて、残りの睡眠薬を早く仕込みましょう。ぐずぐずしてたらもうすぐご飯の時間になっちゃうわ」
 そうだな。


336 :この名無しがすごい!:2009/06/09(火) 23:02:18 ID:eAEx2BMk
 金属製の入れ物に薬を仕込んだ後、俺は橘と協力して配膳作業を行っていた。調理番を眠らせてしまったために余分な仕事が増えた
形となったわけだ。
 とは言え、飲み物が入った入れ物と、先ほど完成した煮物料理を食堂に運び込むだけだったけどな。それ以外の準備は既に整ってい
たからこの調理番には感謝したいところだ。
 そうそう、このおっさんの処遇に関してだが、このまま起きてもらっても困るので、さるぐつわと手足を縛って調理場裏の勝手口付
近でお休みいただくことにした。最悪でも明日の朝、次の当番が存在に気付いてくれるだろう。
 全てが終わった後、先ほど来た道を戻り、分かれる前にいた森へとやってきた。各々の仕事が終わった後、ここで待ち合わせようと
約束していたからである。
 しかし、ここで俺達の予想を裏切る事件が発生していた。
「九曜さん達、来てませんね……」
 そうなのである。俺達がここに到着して約半時間。九曜と藤原は未だ姿を見せなかったのだ。既に息を整えた俺達は暇を持て余して
いた。
 だがここで勝手な行動をとるのは早計だ。
「あいつらが攻めあぐんでいるとは思えん。何かしら思い立ったことでもあるんだろう。当初の約束通り、ここで待って様子見してお
けばいいさ。それにもう少しすればあの睡眠薬入りの飯を食った奴らが眠りこけるだろう。賢者の石探しもあいつらの手助けも、その
後すればいいことさ。それまでは休んでいてもいいと思うぜ」
「……うん、それもそっか。それじゃあ少し休んでおきましょう。ふぁあ〜」
 うちの妹にも劣らぬ、マヌケなあくびを一つした後、橘は近くの木陰に背をもたれ、十秒と立たずに眠りに陥った。
 おいこら、休むってのは寝ると言う意味じゃないぞ。
「すう……すう……」
 ……ダメだ、こいつ。まるで緊張感が見られない。敵の陣地に忍び込んで活動していることを忘れてもらいたくないね。こんなんだ
から俺が苦労する羽目になるわけで。
 はあ、ハルヒとはまた違った意味で扱いづらい奴である。
 今後本当に上手くやっていけるのかね。
 ふう、やれやれ……



 ………………
「……さん、……さんったら!」
 ………………
「起きてください! 時間ですよ!」
 ……あと五分……
「……もうっ、こんなに寝起きが悪いなんて……こうなったら……」
 ………………
「えいっ!!」
「うごあぁああいぃぃっっ!!!」
 ――余りの激痛に、絶叫を上げる暇すらなかった。
「何しやがるっ! このバカ橘っ!!」
「しーっ!!」
 ……っと、そうだ。大きい声を上げちゃダメだったんだな……だがこの一撃はきつい……
「(お前、よりにもよって男の一番大事なところを……もっと普通に起こしやがれ!)」
 大声が出せないから迫力もイマイチどころかイマサンくらいである。
「(股間を蹴ったことは謝りますけど、でもずっと寝ているあなたが悪いんですから。しかも敵地のど真ん中だと言うのに)」
 さっきまでぐうぐうと寝ていたこいつに言われるともの凄く腹が立つ。
「(あたしは気配を感知して起きる能力があるから大丈夫なのです。決して無防備に寝ているわけじゃありません)」
 絶対嘘だ。なら今度試してやる。寝ているところで額に「肉」って書いてやるからな。
「(低俗な悪戯は好きになれません……って、そんなこと言ってる場合じゃないわ。ほら、あっちを見て)」
 橘が指差したのは、俺達が先ほど侵入した建物。
「(昼休みになって暫くたつんですけど、その後全く動きが見られません。おそらく食事を食べて皆寝込んでるんだと思います。今が
チャンスです!)」
 確かに見てみると、作業場には人っ子一人見えない。だがまだ休憩中で外に出ていないだけと言う可能性もある。
「(一旦あの建物の様子を観察してからだ。念には念を入れたほうがいい)」
「(そうですね、分かりました。では様子を確認しに行きましょう)」
 急いで走り出す橘に、「ちょっと待て」
「(どうしました?)」
「(言っておくが、誤魔化そうともしても無駄だ。さっきの蹴りの痛みは忘れないからな。後で責任とって貰うぞ)」
「(わ、わかりましたよっ。だから早く行きますよ!)」

337 :この名無しがすごい!:2009/06/09(火) 23:03:33 ID:eAEx2BMk
 それから数分の後、鈍い痛みがようやく治まった俺は橘とともに建物の近くまでやってきた。森の中に身を隠しながら、建物の中を
探る。すると、
「(ほらっ、皆さん寝てますよ!)」
 かすかに見える食堂の窓から見えたのは、橘の言葉通りの光景だった。あるものは椅子に座ったまま、あるものは机に突っ伏したま
ま。もしかしたら床に寝転んでいるかもしれないが、ともかく人と言う人全員が沈黙を続けていた。
 どうやら藤原の睡眠薬の効果はバッチリだったようだ。いや、疑ってたわけじゃないが、実際目の当たりにすると結構怖いものだ。
 願わくばあの薬がただの睡眠薬であって、永遠の眠りを与える睡眠薬じゃないと願うことのみだ。
「(念のため建物の中に入って確認するぞ)」
「(何もそこまでしなくても……もしかしたら起きちゃうかもしれないじゃないですか)」
「(念のためだ、念のため。サッと見渡して確認するだけだ)」
「(でも……)」
「(さっき股間を……)」
「(……もうっ、わかりましたよ!)!」
 というわけで、恐る恐る建物の勝手口へと近づき、慎重に辺りを探る。人の気配はするものの、ここから流れる空気はおよそ場違い
のものだった。
 できるだけゆっくりと、音を立てずドアを開く。たしかここは休憩所の一つだったよな。
 小指すらも入らない程の隙間を開け、中の様子を探る。するとそこにいたのは、屈強な男たち。しかし全員が全員ともその場に倒れ
こんでいた。よく見ると俺達が先ほど配膳した食事や飲み物を手にしている。
 中に入って更に確認。男たちはすうすうと寝息を立てている。どうやら本当に眠っているだけだ。
「(もういいでしょ。起こしたらまずいんだし、さっさと賢者の石を探しに行きましょうよ)」
 まあ待て橘。少し気になることがある。そこを調べてから行くことにする。
「(ま、まだ調べるんですかぁ……)」
「(俺の大事なところを蹴ったお前が……)」
「(言わないで下さい! わかったわよ、行けばいいんでしょ!?)」

 さて、俺が気になって向かった先というのは、この建物にある一つの部屋だった。
 それは他の部屋が簡素な板で出来たドアなのに対し、その部屋だけは鉄製で頑丈なつくりになっている件。実はここに侵入してから
気になっていたのだが、当初の目的とは関係ないためスルーしていた。だがこうなった以上、ここも調べておきたいものだ。
 先ほどと同じく微かに扉を開く。えらく重要そうな佇まいの割に鍵はかかっていなかった。油の切れが悪いのか錆付いているのか、
ギギギギと響く音が一瞬俺達を驚かせる。そこそこ反響したにも関わらず、廊下、そして部屋の中から誰かが動き出す様子は見られな
い。無人なのか、あるいはここも眠りこけているのか……
 なるべく音を立てず、部屋の中に潜り込む。そこにあったのは……
「ここは……設計室……ですか?」
 きょろきょろと辺りを見渡しながら、橘が俺に続いた。
「ああ、多分な」
 同じく部屋をきょろきょろと見渡しながら、俺は頷いた。
 部屋の中央に置かれたテーブルには、模造紙クラスの大きさの紙が何十枚と転がっており、その上には重りなのかはたまた設計用の
道具なのか、数種類の定規とコンパスが無造作に置かれていた。
 机を挟んで両脇にあるのは傾斜がつけられた製図用の台。たしかドラフターっていうんだっけな。
 橘の言うとおり、ここはどう見ても設計室にしか見えなかった。恐らく、これから建てられる施設を製図するための部屋だろう。
 何とはなしに、ドラフターに設置されている書きかけの製図を覗き込む。図面には『本館 1F カジノ』とかかれていいた。どん
なものが設置されるかまでは書かれてないが、板や壁の太さ大きさはミリ単位まで細かくかかれている。
 へえ、海賊共が考えた割にはやたらと細かいものだ。もっと大雑把にしてもいいと思うんだが。すげえ、ネジの材質やトルク、果て
はピッチまで指定しやがる。ここまで緻密に作られてるってことは、海賊達にとって余程重要な収入源になるに違いない。
 いや、金儲けどころか、もしかして……あいつら……
「あ、これ! 見てください!」
 橘の声で自分の中に沸き出でた、仮説にも劣る妄想を振り払った。「どうした?」
「これって、怪しくないですか?」
 指を指したのは、机の上に広がっていた一枚の製図だった。レイアウトからして、海賊共が設立しようとするリゾート施設全体の見
取り図だろうか。
「これがどうかしたのか?」
「ここを良く見てください、ここ! 怪しくないですか!?」
 言って更に指を製図に近づけた。


338 :この名無しがすごい!:2009/06/09(火) 23:04:44 ID:eAEx2BMk
「……なるほど、確かに」
「でしょ? でしょ? 早く行きましょう!」
 遠足に行きたくて行きたくてたまらない幼稚園児のように、橘は興奮した表情を見せた。


「リゾート施設のど真ん中にこんなものがあったとはね……」
「ホント、絶対隠していたとしか思えません」
 橘が示した『怪しい場所』――島のおよそ中心に存在する下向きの洞窟に進入した俺は、微妙に感心しながら暗い足場をゆっくりと
下っていた。
 この洞窟、洞窟と言うよりは穴と言っても過言じゃないもので、直径およそ十メール、深さは全くの未知である。暗くて底が見えな
いというのもあるが、この穴が限りなく深いということもあるだろう。
 また、その穴に沿うような形で螺旋状の道が作られている。そこそこの幅はあるものの、踏み間違えれば穴の底、およそ助かりそう
にないだろう。目印代わりのロープが張ってあるが、踏み間違えたらロープを掴んだところで助かりそうにも無い。
 しかし、いかにも何かありそうな場所なのは間違いなかった。

 あの後、他の設計資料や議事録と言った資料も調べてみた(会議の資料を取っておくなど結構律儀な海賊共である)。
 それによると、この洞窟自身は海賊共が住みだす以前から存在していたようで、その一番奥、つまり一番深い部分には温泉が湧き出
ていることが分かった。
 これに目をつけない海賊共ではない。当初の計画は単なる温泉施設だったのだが、話は肥大化し、スパや温水プールといった一台レ
ジャー施設にしようという計画を掲げ、設立に向けて着々と計画を進めていったことが議事録から読み取れた。
 何ともまあ、欲深い海賊共である。
 俺達が洞窟があることに気付かなかったのは、建設物が邪魔をしていたのと、この洞窟を覆うように三角屋根の建物が建てられてい
たからだ。恐らく掘削施設か、あるいは温泉汲み上げ施設のどちらかだろう。
 あるいは、意図的に隠しているのかもしれないが、な。

「気をつけろよ、橘」
「大丈夫ですよ、これくらい」
 悪い足場をものともせず先陣を切るのは、非高所恐怖症なのか、あるいは何も考えてないだけなのか。
「だって、またスカートの中を覗かれるの嫌だから。あなたより低いところにいないと安心できないわ」
 いくら俺でもそこまで飢えてはおらん。しかもこれだけ暗いと見ようと思っても見えないさ。よっぽど近づかない限りな。
「だから距離をとっているのです」
 そうかい、もう何でもいいよ。
「……でも、本当にここにあるのかしら、賢者の石って」
 おいおい、いきなり失望するようなこと言うなよ。お前だってここが怪しいと思ったんだろ。
「そうだけど、確信はないから。せめて九曜さんがいてくれたら助かるんだけどな……」
 ああ。そう言えばさっきから音信不通状態だったな。あいつらならそうそう敵にやられる事もないだろうけど、これだけ長い時間連
絡が取れないと不安であるな。だがな、橘、
「まずはあたし達ができるだけのする、でしょ。大丈夫、分かってます。何ならあたし達が賢者の石を見つけ出しましょうよ。最近ち
ょっとバカやってたから、あたしの実力を知らしめてやるのです」
 ……バカやってた自覚はあったのな。まあ、落ち込んでいるよりはいいけど。
「それに、いつの間にか賢者の石を手にしているかもしれません。先日の一件のように。あたしってばその手の運はある方ですから」
 なるほど。つまり、
「またあそこに賢者の石を挿れられたいって言うわけだ」
「なっ……!」
 俺の言葉に、橘はくるりと振り向いた。
「橘さん、意外とお盛んですねえ」
「……そんなこと無いわよ!」
 暗くてよく見えないが、若干橘の顔が紅くなっているように見えた。よし、いい機会だ。少しからかってやれ。
「いやいやいや。あなたも立派な青少年。体をもてあます事もありましょう」
「…………!」
「それは当然のことですよ。ただできればもう少し一目を憚っていただけたら嬉しいですねえ。あれじゃあただの○乱行為にしか見え
ません故」
「………………」
 俺のセクハラ紛いの言葉に、しばしの沈黙。そして。

 橘はやおら背にした弓を構え始めた。




339 :この名無しがすごい!:2009/06/09(火) 23:06:23 ID:eAEx2BMk
「……ちょっと、じっとしてもらえる?」
「……ちょ、冗談だ! 悪かった! 俺に向けるのは止めてくれ!」
 マジでやばいって、そう言うのは。ほら、朝比奈さんも言ってただろ? 人に向けて撃っちゃいけませんって。
 ……あ、そうか、あの映画見てないかこいつは……などと余裕ぶっこいている場合じゃない。
 橘の殺気は以前消えてない。ギシギシと音を立てる弓。右手に納まる獲物は、狙いをゆっくり定めている。
 ――まさか、本気で放つ気か!?
 そう思った瞬間、橘の右手は矢を解き放った!
「えいっ!」
 思わず目をつぶり、身を潜め……
「ぐっ、うおぁぁ〜!」
「!?」
 後方から聞こえる叫び声に思わず目をやる。
 声は奈落の奥底に消えていったが、それと同時に緊張感が走った。。
 暗くてよく見えないが、俺達にあからさまな殺気を送ってくる人数、およそ十。
 直感で分かった。こいつらは現場作業員だった港町の漁師じゃない。おそらく――
「油断しないで! 敵よっ! 海賊達が現れたわ!!」
 橘が叫ぶや否や、殺気が一斉に動いた!


「くっ!」
 慌てて剣を抜き、構える。しかし。
「だめだ、どこにいるのかさっぱり分からん!」
 辺りが暗いせいもあるが、足音が反響しまくって距離感すらつかめない。目で見える範囲が限りなく狭いこの中では、敵の存在がわ
かった段階ではもう遅い。
 どうすりゃいい!?
「左っ! 左からです!」
 ――橘っ!? まさか見えるのか?
「もうすぐそこっ!」
 声が終わるか終わらないかのタイミングで、人影が蠢くのが見えた。
「このっ!」
「――ぅおっ!!」
 何か武器を振り上げたようにも見えたが、俺のほうが早かった。勢いに任せた俺の剣は襲ってきた男の腹を薙ぎ、そのままロープを
潜り抜けて崖へと落ちていく。
「今度は正面! 来るわ!」
 反射的に剣を右九十度回転。正面から現れた影の武器を絡めとる。
「なにぃ!?」
 間髪入れずみぞおちに蹴りを叩き込むと、堪らず男はその場に蹲った。
「やったわ。その調子ですよ! こっちも負けられないわ!」
 言う橘も、瞬くほど華麗に弓矢を奮う。正しく矢継ぎ早に放った矢は都合三人の断末魔を上げさせ、
「ぎゃわぁああぁぁぁぁぁー!!」
 訂正、四人の断末魔を上げさせた。



「……やったか?」
 剣を構えたまま気配を探る。一応の攻撃が止み、殺気まで蔓延っていた気配はまるで感じなくなっていた。
「わからないわ。攻撃は止んだみたいだけど……」
 弓を引いたまま、辺りを見渡す橘。
「……うん、姿は見えないわね。全部倒したか、あるいは逃げ帰ったか……そんなところね」
 ようやく弓矢の構えを解く。その言葉に同調して俺も剣を鞘にしまいこんだ。
「しかし、こんな闇の中でよく攻撃が当てれるな。対したもんだ」
 自分でも驚くくらい、橘への賞賛の声を上げた。俺が苦労して二人を倒している間に難なく四人を葬り去ったのだからそれも仕方の
無いことである。しかも俺が倒した二人も、橘のアドバイスが無ければ逆にやられていたかも知れん。まるでこの暗闇が見えているか
のごとく的確なアドバイスだった。
「まあ、見えてましたからね。言い忘れていましたけど、あたし普通の人より夜目が効くのです」
 なっ……それは本当か?
「ええ。すごくよく見えるってわけじゃないけど、ある程度なら。例えばですね、ほら。あの崖に生えているハート型のヒカリゴケと
かくっきりと」

340 :この名無しがすごい!:2009/06/09(火) 23:08:48 ID:eAEx2BMk
 指差す方を目を凝らして見るが、そんなものは全然見えない。……いや、うっすらと光っているのは分かったが、それがハート型を
していることまでは判別つかなかった。
なるほど、橘が考え無しに足場の悪い道を下ったいけたのは、単なる命知らずと言うわけではなく、夜目が効くという実績から来たも
のだったのか。
「だから言ったでしょ。これくらい大丈夫って」
 橘の自身たっぷりの表情(正直表情までは見えないが、おそらくそんな顔をしていると言う俺の憶測が強ち間違っているわけでもな
かろう)に、俺は返す言葉も無い。
「ふふふ、どうですか、これなら本当に役に立ったでしょ?」
「……まあな」
 しぶしぶ言う羽目になった俺の言葉に、橘は、
「ふふふ、ありがとう」
 思いがけない言葉を発しやがった。
「よかった。ようやく認めてもらえた。佐々木さんに誉められるのも嬉しいけど、あなたに誉められるともっと嬉しいわ」
 えへ、と橘とは思えないくらい可愛らしい声を上げる。意味不明な行動に、思わず
「……それは一体どういう……」
 ――しかし、俺はこれ以上の言葉をかけることができなかった。

「…………!?」
「……? どうした、橘?」
「危ないっ! 逃げてっ!!」
 橘京子は、いきなり俺にタックルをかました。
「いてえ! 何しやがる!! 怪我をしたらどうする気だ!」
 ――しかし、この言葉も橘の耳に届けることができなかった。


 ――瞬間、俺のいた場所……つまり、橘が今いる場所が、突然崩れだしたのだ。


 足場の崩壊で、それを構成していた岩は奈落へと吸い込まれていく。それはその頭上にいた橘もまた同様だった。
「きゃあぁぁぁぁっっっっ!!!」
「橘っ! 捕まれっ!!」
 限界ギリギリのところまでやってきて剣の鞘を差し出す。……しかし。


 届かなかった。


「たちばなあぁぁぁぁーーーーっ!!!!!」


 ――悲鳴を残しながら、橘は大穴の底へと消えていった――


―――――――――――――――――――――――――
とりあえず以上です。次でようやくこの章が完成する見込みです。
しかし、思ったよりも長くなったなぁ。
果たして最後までかけるかどうか分かりませんが、がんばります。
次回は・・・七月中にあげられたらいいな。

341 :この名無しがすごい!:2009/06/10(水) 18:51:09 ID:rJ3VH+ax
GJ

342 :この名無しがすごい!:2009/06/10(水) 20:24:54 ID:rUoDKuB3
GJ/////////

343 :この名無しがすごい!:2009/06/10(水) 20:28:58 ID:rUoDKuB3
http://takeshima.2ch.net/test/read.html/news4vip/1244620712/l100
ハルヒの橘京子の画像ください!

344 :この名無しがすごい!:2009/06/12(金) 06:50:35 ID:SmzmSmbE
>>340
良作だ

345 :この名無しがすごい!:2009/06/13(土) 14:11:15 ID:c8ftd/7H
遅まきながら乙です!
久しぶりに来たら素晴らしい冒険物SSが連載されていてびっくりした
ポンジーがなんかかっこよく見えるし、きょこたんはやっぱりピンチになるし、続きが気になって仕方がないw
もし続きがあれば楽しみにしています!

346 :この名無しがすごい!:2009/06/14(日) 00:38:23 ID:eEE2h6hy
>>340
乙ー
ここまで長いのって初めてだよなぁ、これからも応援してる

347 :この名無しがすごい!:2009/06/15(月) 23:42:36 ID:xYsHN1P0
きょこたん保全

348 :この名無しがすごい!:2009/06/17(水) 16:54:34 ID:+EbHOp3J
橘「話題がないわ」

349 :この名無しがすごい!:2009/06/18(木) 01:10:45 ID:te62ICnv
無ければ作ればいいのです!



ぶっちゃけ声優誰になると思う?
釘宮あたりが怪しいと思うけど

350 :この名無しがすごい!:2009/06/18(木) 01:56:50 ID:7gSqRuWl
>>349
なんか違う気がするなあ・・・
もうちょっと大人な感じな気がする
サトリナなんてどうだろう

351 :この名無しがすごい!:2009/06/18(木) 22:48:33 ID:6dgAME+M
>>340
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!| 乙なのです
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

352 :この名無しがすごい!:2009/06/20(土) 23:08:50 ID:MAj7RymM
ああ暇でござる
もっときょこたんの出番増えればいいのに

353 :この名無しがすごい!:2009/06/23(火) 12:33:04 ID:Tn11YK/M
⌒(゚Д゚≡゚Д゚)⌒ 

354 :この名無しがすごい!:2009/06/23(火) 22:35:51 ID:ywCj9rRS
きょこたん慌てなくていいんだよ。転んでしまうからね。
絶対、転ばないようにしなよ。

355 :この名無しがすごい!:2009/06/23(火) 23:43:26 ID:V7GycDiM
橘京子なら
「なに言ってるの?組織の幹部の私が転ぶなんてドジなことする訳無いでしょう?」

きょこたんなら
「そ、組織の患部ともあろう私が転ぶわけないのです!・・・ってきゃあっ!!」ズテッ

356 :この名無しがすごい!:2009/06/24(水) 03:02:23 ID:rom2wa0N
|゚)⌒ 

357 :この名無しがすごい!:2009/06/25(木) 21:47:22 ID:nY4piX0z
壁から視線が…気のせいか
>>349、350
どちらも合いそうだけど敢えて日高里菜を推してみる

358 :この名無しがすごい!:2009/06/26(金) 03:08:49 ID:oRB9XkS0
|⌒ 

359 :この名無しがすごい!:2009/06/27(土) 07:45:26 ID:QLjYP7sK
>>349
戸松遥とか…

360 :この名無しがすごい!:2009/06/28(日) 18:27:12 ID:q0K/wXA4
酷評のハルヒ2期の状況では出番は無いだろうと・・・・

361 :この名無しがすごい!:2009/06/28(日) 21:42:22 ID:ppxHGnKz
     ,. ´   rーヽ.                 _____     ___              ∠´⌒ヽ
       {     {   ヽ_         <¨i ,.  ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`   .j:∠、          ,r、.ィ´ `i   ハ
       ヘ.__,.イ´`¨´  ゙ト、         「 ィ〆.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..メ.          ,イ:f´  {¨´   }
.         `¨¨´`ヽ |\        //.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ :\     /.:.:.:|   ヽ ___,ノ
              `r.i: : :.\    ..:´:,:'.:./ .:.:.:.:.:.: |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.ヘ.:.:ヽ   .イ.:. : :|,.イ´¨¨´
                  }::! : : : : \ ,.'.:.:./.:〃.:.:.:.:.:.:.:.,j.:.:.:ト.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:ヘ:.:ハ / : : : : |.:.:|
                .'::j: : : : : :.:.:\.:/ /.′.:.:`ヽ、ハ.:.:!ヘ.:.:.:.:.:.: j.:.:.!:.:.:ヘ:.:.:.:. ヘ:ハ.:.〆.:.: : : : : :|.:.:|
              j ::′ : : : : : :.:.:ヾ.':::!.:.:.:.:.:j .:/ヽヘ.:l_, '.:.:.:.:.:/l.:.A-‐'ハ.:.:.:.:.:.'./.:.: : : : : : : :|: :j
                i:::′ : : : : : : : : : i./{.:.:.:.:/|:/    '{  ヘ.:.:/‐|/ }.:./ }.:.:.:.:.:.:!: : : : : : : : : : :し′
            廴_: : : : : : : : : :|:! '.:.:.: | 气≠=z    V z:=≠气 |.:.:.!.:.:.j.:.: : : : : : : : : /
                \: : : : : : : :|j '.:.:.:.! z≠''"´       `'≠=t、 !. ∧.:.′: : : : : rー '
                  \: : : : : :|!  '.:.:.| xx   、____,   xx }:/! }/. : : : : :/
                   \: : : : : :.:.:V:ト、     |     |      j'ノリ.:.:.: : : :/
                    \: : : : : ヘ:{≧、   ゝ _ ノ     . イ : : : : : /
                       |ヽ: : : : : : : : >  .___ . <.:.:.: .: : : :/:!
                      !.:.:\:: : : : : : :.:.:!::{    }::j:.: : : : : : : :/.:.:.:{
                       }.:.:.:.:..\: : : : : :.:{ ヘ   /:/: : : : :.:.:.才.:./.:.:.ヘ
                       .′.:.:.:.:.:.:!`ーァ: : :.ヾ: :> < /.:.: : : :/ ′:!.:.:.:.:.:ヽ.      .ィ
                iヽ.,__. イ.:.:.:.:.:.:.:.:.:' く: : : : : :{ゞ_メ}: : : : f´  |.:∧ .:.:.:.:.:.` ー一 ´:′
                ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:/}/  /: : :.:.:./∧メ、 : : {    !.:;′ヽ. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
                 ` ー一 '"´   /: : : :.:く__/ iト、ノ: : : :ヽ   ヘi    ` ー一 ''´
                            /: : : : : :.:/_/ Y|_」: : : : : : \
                       〈: : : : : : : : : : :.。ヘ : : : : : : : : : }
                       ノヘ: : : : : : : : :.:.:.イ: : : : : : : :.:,.イ
                         ,. イ ./` <: : ::,.才´ ヘ: : : : : : 〆 `''ー-、
                     く,. イ     `¨´/  ヘ ` ー-‐'´ ヘ:::::::::::::j
                    . イ       ::::/  .:.. ヽ       ` <./
                  く         ::;′.:::::::..          `ヽ
                    ': : :                    '.      ..:.:.:ノ
                        }                    ヘ: ..    /
                  人_  .: : : :           \:.:.:./
                     `ァー-r、:           . -‐r≠ア /
                     / / !    _, ィ ´   | 'T¨´

いつの間にかAA増えてたんやね。

362 :この名無しがすごい!:2009/06/28(日) 22:25:30 ID:xHxQyq37
>>360
酷評……か?
まあ確かに一期の栄華はないけれども

363 :この名無しがすごい!:2009/06/30(火) 00:40:58 ID:5VtYXvDp
エンドレスエイトで数回使用だからなあ
オリジナルストーリーが無いととても出番がない

364 :この名無しがすごい!:2009/07/03(金) 07:27:51 ID:lAQPdiWR
橘はエンドレスエイトで、時間巻き戻し現象に気がついていたのかも
時間巻き戻しを疑って機関に掛け合うが、無視されていたりして

365 :この名無しがすごい!:2009/07/07(火) 21:35:25 ID:o+flZ4/1
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!| 笹の葉なのです
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>


366 :この名無しがすごい!:2009/07/12(日) 20:50:32 ID:eo3SWdVl
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!| 保守なのです
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>


367 :この名無しがすごい!:2009/07/17(金) 01:49:30 ID:rOa4uXio
       /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::::::::::::::::ヽ::::ヽ.    │.             /: : : : : : : : : : : : : : : :\
        /::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/::::::i::::::::',:::::::::',:::::',   │             /: : : : : : : : : : : : : : : : : :ヽ :ヽ
      ./::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i::::::斗‐ー',:::::::::',:::::',.  .│.              ,′: : : :/: : : : : : : :ヽ: : : : :|: ヘ
     /:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|_::-ー二― Τ´ ̄    │           l : : |: : :| : : : : : :、: :.|: : : : : |: : :∧
     ,::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::ハ  f:: ̄i  |      │           | : :,. |、: : :-‐|ヘー.|: : : : : |: : : :∧
    ,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::l  i:::::::l  l      .│          ∧.: :| ィ=kヾ--ィ≠ T}: : : : :,′: : : ∧
    ,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::: |  ヽ; ノ  l      │.           /: l\| 弋リ   乂.ノ,′: : :ハ: : : : : ∧
   ,':::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::|      l  ∧∧∧∧∧∧.     /: : :', : ゝ ._  _  _. /: : : :/: : ∨: : : : :.ヽ
  .,:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j      ノ <..     く   >  /.: : : :ハ.: :r−ミニヾ/厶-−i::::\: \: : : : : \
  ,'::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/__,. - '´  <  の  │   >. /: : : : /: :ヽ|   Y´Y´   /::::::::::ヽ.: :\: : : : : \
  ::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/`ヽ::::::::::'  <     ち   > ,′: : :/: : : : |     ゝ'{     〉 __lヽヘ.: : : : : : : : : : ヽ
────────────────────<  予   ゃ   >────────────────────
:::::::l::!:::::!l ::::l::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::!:::::;;;;;;!:::l::::::::l:::<..     ん   >  .:':.: : : : : : :/ : .: : : : : :i::: : | : : :|::::::::|:::::: | ::::ハ::: :::::: ::ヘ
:::::::::l !斗!十‐l‐:-:::;;_::::::::::::::::::_;;::-‐=ナ;‐-;;;;!::::l :::::l:::<.. 感      > .:':.: : : : : : :./.: .: : : : : : :L:::⊥_:: :}::::::::|:::::斗r≦!::: ::::::::::∧
:::::::::::::l,z==云弌=k!‐-‐¬‐-!z≠=テ‐ !::У:::::::/l::::::∨∨∨∨∨∨  .:': : : : : : : : /.: .: : : : : : : :|::::/::::::::;':::::::::|::::::士::::::}:: :::::::::: ::∧
::::::::::::::l、 !:::::::::::::::::Cl      イl:::::::::::::C} !;;;;!::::::::/::::l ::::::::::::::::| .      /: : : : : : : : : r‐:、: : : : : : : :行云テ ̄ ̄ ̄下云テT:: ::::::i:::::::∧
:,::::::::::::::k.!::::::::::::::::::::::!      l::::::::::::::::::j !;;;!;;::::::/l::::::l :::::::::::::::|     /: : : : : : :/: .:.:{   ; :.:. : : : : :|ん:刈     以:i:} ∧::: : :|::::::: ∧
::':,:::::::::::::ヽ、 ____ノ     乂__ソ  !;;;;;::::/;;;l:::::l:::::::::::::::::|    /: : : : : : :/:.:.:. ∧- i :. : : : : : :込zソ      乂ジ {::::::: ::::|::::::::::∧
::::ヽ:::::::::::::::ヽ                  l;:::::/!;;;;l:::::l :::::::::::::::|    ./: : : : : : :/:::::::, ´  `) : : : : : |      '     八::::::: :|:::::::::::: :'.
::::::::ヽ:::::::::::::::ヽ       Δ        ,イ:::::/;;!;;;;l:::::l :::::::::::::::|   /:: : : : : : :/:::::::∧  '´ ̄}_.:.: : : :|     ∠}     イ:::::::::::: :|:::::: ::i ::: '
:::::::::::ヽ:::::::::::::::'.,‐- ..,,____,,..  -‐ '' ´ ::::/;;;;!;;;;l:::::l:::::::::::::::::::|  /: : : : : :: :/::::::::;':: {    '´  }: : : : i`>ー -- r≦::: 从:::::::::::: !:.:.: :::| : : ;

こんな感じで、きょこたんの予感のAAを作って欲しい

368 :この名無しがすごい!:2009/07/17(金) 12:38:07 ID:5ONoXyDP
>>367
別の所で個別スレでも立てば自然とできるんじゃない?

369 :この名無しがすごい!:2009/07/18(土) 23:37:57 ID:5fxCMTBN
>>368
きょこたんを愛する職人がいないスレではできないのでは?
それだけのために個別スレ立てるのも顰蹙ものだぞ

370 :この名無しがすごい!:2009/07/19(日) 01:53:40 ID:laK2GqLB
⌒(゜Д゜)⌒<読めないのです!

371 :>>367:2009/07/20(月) 19:25:28 ID:hCbTFMpb
    _.  ' ´     `  、___   .      l
  / /       . /´  rーヽ.  .   | ○        /   ______     ___    ⌒(゜∀゜)⌒  ∠´⌒ヽ
../  /     /  !{     {   ヽ_ . . |     <¨i ,.  ´.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:`   j:∠、         ,r、.ィ´ `i   ハ
..|  /       / i   |'ヘ.__,.イ´`¨´  ゙ト、   |     「 ィ〆.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.`:..メ.         ,イ:f´  {¨´   }
| './  / _ム. | || '、 |`¨¨´`ヽ |\   |    //.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヾ :\      ./.:.:.:|   ヽ ___,ノ
|i | l. /T´/ |∧ || l`ハ、  j| `r.i: : : \.|  ..:´:,:'.:./ .:.:.:.:.:.: |.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:.:\:.ヘ.:.:ヽ    イ.:. : :|,.イ´¨¨´
..| |∧ | l !ィ⌒ヽ. V|/r´レヽ ! ,小!  .}::! : : : : \ ,.'.:.:./.:〃.:.:.:.:.:.:.:.,j.:.:.:ト.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.ヽ:ヘ:.:ハ / : : : : |.:.:|
..|   ヘl | (_,.__ノ     、__ノ jイ/'ソ . '::j: : : : : :.:.:\.:/ /.′.:.:`ヽ、ハ.:.:!ヘ.:.:.:.:.:.: j.:.:.!:.:.:ヘ:.:.:.:. ヘ:ハ.:.〆.:.: : : : : :|.:.:|
..|    Nrっ        rっ|'ィ  j ::′ : : : : : :.:.:ヾ.':::!.:.:.:.:.:j .:/ヽヘ.:l_, '.:.:.:.:.:/l.:.A-‐'ハ.:.:.:.:.:.'./.:.: : : : : : : :|: :j
..|   | '> ._   ^   _. <//.  i:::′ : : : : : : : : : i./{.:.:.:.:/|:/    '{  ヘ.:.:/‐|/ }.:./ }.:.:.:.:.:.:!: : : : : : : : : : :し′
..|  /ヽハ  __フ7 j7´    //!  廴___∧∧∧∧: :|:! '.:.:.: | 气≠=z    V z:=≠气 |.:.:.!.:.:.j.:.: : : : : : : : : /
/ /  jノ /  {. / `ヽ.  {.{ |   l..<      >j '.:.:.:.! z≠''"´       `'≠=t、 !. ∧.:.′: : : : : rー '
/     ./ ,'  lV{  ', ハ  ` ヽ  { <    橘 >!  '.:.:.| xx   、____,   xx }:/! }/. : : : : :/
     /  {  卯  } |    \ . < の    >.:.:.:.:V:ト、     |     |      j'ノリ.:.:.: : : :/
────────────── <.    京 >. : : ヘ:{≧、   ゝ _ ノ     . イ : : : : : /
. /     /        |    ∧.   < 予    >. : : : : : : : >  .___ . <.:.:.: .: : : :/:! ____
/     ハ. |   ', ,r'j⌒ヽ!  ∧  <    子 >.ヽ:: : : : : : :.:.:!::{    }::j:.: : : : : : : :/.:.:.:{       ̄ ̄ ̄ ̄
..i   ,. +-、 |.  ∧ ,厶';、│  |  < 感    >. :..\: : : : : :.:{ ヘ   /:/: : : : :.:.:.才.:./.:.:.ヘ
..|  ヽ |  N、 |ィf'でh,} !  j l .  <  !!     >.:.:.:.:.:!`ーァ: : :.ヾ: :> < /.:.: : : :/ ′:!.:.:.:.:.:ヽ.     .ィ
''| ', .N   \|  ト、_ノハ/| ∧,′ ハ i゙∨∨∨∨:.:.:.:.:.:.:.:' く: : : : : :{ゞ_メ}: : : : f´  |.:∧ .:.:.:.:.:.` ー一 ´:'
..l ∧ | ⌒>     −'  |/.ノ  /|ヽ.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:,/}/.  /: : :.:.:./∧メ、 : : {    !.:;′ヽ. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:/
. ∨ `l  '´     ⊂⊃ ,ノイfl,、 / .| |` ー一 '"´  \./: : : :.:く__/ iト、ノ: : : :ヽ   ヘi  〃`.ー一 ''´  ,. -‐-ー.、
.,⌒(ヽ. 、⊂⊃ ー---‐'    `' /∨   | l  .|    .  /: : : : : :.:/_/ Y|_」: : : : : : \ .  ハミ((メノリ从))〃   ヽヾ
{ Lフ人|>  ..,___...、   h    |∧. |     〈: : : : : : : : : : :.。ヘ : : : : : : : : : }   | i(| ┃ <|!|.i ハハバハ>
ヽ_/  ヽ   {   __r/  /,.へ   j/ ∨ |     ノヘ: : : : : : : : :.:.:.イ: : : : : : : :.:,.イ   | トリ、''' ヮ''ノ'!|イ(! ─ ─|i
. /    \_.. ' ´| |ノ く/   \     ∨!.   ,. イ ./` <: : ::,.才´ ヘ: : : : : : 〆 `''ー-.レ {i"づ_iづリ ゞハ、 〜,ノ’
 \    /    | |></     / \   | |  く,. イ     `¨´/  ヘ ` ー-‐'´ ヘ:::::::::::::j ノ_/__l_jヽ   〈にづ'iつ
   \  '     / 《∧》         ヽ   !, イ         .::::/  .:.. ヽ       ` <./ `~(_,/ノ~´    ヽ´T.i
     ー‐┬‐,─〈.  |ll/      '、    ' く          ::;′.:::::::..          `ヽ\          /_ヽ__〉

372 :この名無しがすごい!:2009/07/20(月) 19:44:26 ID:0V3duS+t
>>371
これは超GJ!右上www

373 :この名無しがすごい!:2009/07/20(月) 21:46:23 ID:monXEFAY
これは良いwww

374 :この名無しがすごい!:2009/07/21(火) 14:48:01 ID:nMEzoXFe
vipの橘キョンスレが現実

375 :この名無しがすごい!:2009/07/21(火) 20:24:57 ID:CKq/XfAu
>>371
GJ

376 :この名無しがすごい!:2009/07/24(金) 22:30:59 ID:tvEWmsM2
>>371
GJなのです

377 :この名無しがすごい!:2009/07/25(土) 17:29:11 ID:Uf/+22UD
>>349
広橋

378 :この名無しがすごい!:2009/07/26(日) 19:05:38 ID:Z5dsW6Jx
>>371
良い絵だ
GJ

379 :この名無しがすごい!:2009/07/28(火) 15:52:13 ID:4yMenH3G
>>371
おお…GJ!

380 :この名無しがすごい!:2009/07/29(水) 20:23:14 ID:14ddno0/
アニメ・・・
オリジナルできょこたんを出しとけば
新キャラで話題にもなったろうに・・・

381 :この名無しがすごい!:2009/07/30(木) 01:00:14 ID:331pmTbl
>>380
オリジナルと言わず
夏休みの背景に出しときゃいいのに
市民プールでもスーパーでも

382 :この名無しがすごい!:2009/07/30(木) 19:44:07 ID:99lNnnqw
続き出ないけど、谷川は大丈夫なんですか?


383 :この名無しがすごい!:2009/08/01(土) 00:10:42 ID:TuV2vjvd
もう驚愕はぷよかツガノに書かせばいいよ

384 :この名無しがすごい!:2009/08/01(土) 04:05:58 ID:39WLrMxW
ツガノは勘弁

385 :きょこたん登場パターン例:2009/08/02(日) 04:12:39 ID:NnWdK10C
ヾゞ;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾ   /;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞ   |ii;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞヾ;ゞヾ:ヾ
ノ;;ヾ ヾゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾ ヾゞ;|  <;;/::ヾゞ;;ゞ:;ヾ:ヾ;;>;ゞ;;::iiゞゞ;;ゞゞ;;ゞヾ;;>;ゞヾ;ゞ
ゞヾ ;ゞゞ;ゞiilヾ;ゞゞ゙ゞ;;:::ii|  |;:ヾゞ   "ヾゞヾ;ゞゞノヾゞ:ヾヾiii| <:;ヾ:ヾ;;>ヾ;ゞ''ゞヾ
|;:ilヾ \ |::;ii|   ヾ;ゞ /( )、|;:i|    ノヾゞ:ヾヾ::ヾ\ |i;;:iii| /;;ゞ :;ヾ:,\ HELP!!
|;:i|  \`'';:::ii| ヾ:ヾ;;>; _.|〔 〕(~ ̄/、p__p ,_,i|  |;:i| \`";;::ii _      . __  /
|;:i|   ゙ヽ,;:;;;l| /゙;ゞ ノ=d〔,,,,〕bヽ/ ヾ('ω`)シi|  |;:i|   ~|;,'´r==ミ、  /ヽノ ●)  ,
|;:i|     |:::;iii~ ノ {  {八{从)},/      |i|  |;:i|   ii 《リノハ从)〉 /、_,彡'" |i|
':;,`:ヽ|/,'|:;:;ii|:,:;* ,ノ イ| ゚ 0ノリ)'⌒ヾゞ   .γ''"""''""''"' 从(l| ^ヮ゚ノリ/"''"""'''''"""''
";*'.:.:;”:;゙|:;;iii|`:. (wと〔._エ〕/; -‐-    ((,:ソミ;.:';';';::;.:"...|i;; O[田]O:;.:;';',: ':::;.:".:;.:';
.:;”:`:;,' *”|:;:;ii|:,:;*.,:;ヘイ_三ノ〃.     ヾ  "''~`''"゙"'''' ,. ‐-ー-、!_j/`''"゙"''~`''"゙"''~゙
"''~`''"゙ ノノシillゝ"''~`(_/┘! |ノiノハ从ハヽゝ      ノ /    ヾ.  .
     "''''''''''"       i (| |┰ ┰iイ  '''"""~  ノハハハハハ !. /ヽ   ''""゙''
  ______  ''''""'"'''"'   'ハリ、 - ノリ        !|─ ─;iリ)!/ ; ゙,
ィ´:::::::::::::::::ヾ;;)        ⊂}:|{H}l:iづ⌒("∀゚)⌒ ’ 、っ  ノル'/ヽ ゝj
)):::::i::L.i_i_i_:ゝ;;)ゝゝ))ゝ   くソ_i_li;ゝ          〈i"ー"{'づ  `ー'
;;;) ;;;)゚−゚((;;;ゝヾ;⌒;;::). iijw. (__i_) ,,,  イタトコロニ    i´T.田/    ''"""~
ヾミ;ソ(;;;ゝヾ;))ゝ;ミ;;(::;ゝ;;:;))           ステテコイ… 〈_,八__〉

386 :この名無しがすごい!:2009/08/02(日) 19:22:39 ID:s82umdNK
虫www

387 :この名無しがすごい!:2009/08/04(火) 03:25:19 ID:Juk6IbqG
AAはこのスレでは禁止

つまらんAA貼ってないで、もっと有意義な会話をしろ

388 :この名無しがすごい!:2009/08/04(火) 10:02:42 ID:IY4pc8eD
スルー検定、スタートです。

389 :この名無しがすごい:2009/08/04(火) 23:41:00 ID:9ovgb7XE
ひまなのです

390 :この名無しがすごい!:2009/08/05(水) 07:03:27 ID:gGT/WTih
そろそろ続きかかなきゃ・・・

391 :この名無しがすごい!:2009/08/07(金) 01:31:16 ID:h2zmPRUC
遊んでほしいのです・・・

392 :この名無しがすごい!:2009/08/07(金) 03:02:27 ID:2ls1Ea1o
あげんな

393 :この名無しがすごい!:2009/08/08(土) 03:08:51 ID:AijgknyA
はやくアニメにたちばなさんがでてきますように

394 :この名無しがすごい!:2009/08/13(木) 04:58:14 ID:yKOzwzAw
SS分が足りない・・・
誰か俺に文才をくれ!

395 :この名無しがすごい!:2009/08/13(木) 13:50:23 ID:WSxYBVFA
すみません、頑張って書きます。まだ何にも書いてないけど。

396 :この名無しがすごい!:2009/08/14(金) 01:04:46 ID:HiCve3gE
キョン「で?」

橘「……へ?」

キョン「へ、じゃない。何で誘拐少女が俺の布団にくるまってるのかを尋ねているんだ」

橘「あ、これですか。えっと……暖を取りに」

キョン「……」

橘「もうっ、そんな怖い顔しないでくださいよぉ」

キョン「……」

橘(本当に暖を取りに来ただけなんですけどね……)


わけわからんことにwすまんww何となくやりたかったんだ

397 :この名無しがすごい!:2009/08/14(金) 08:05:43 ID:Ls80gclK
キョンは橘がなんかやったらまず悪い方に考えちまうんだろうなー

398 :この名無しがすごい!:2009/08/14(金) 11:44:01 ID:DPRLI3Gy
αルートはごんぎつねエンドか…

399 :この名無しがすごい!:2009/08/17(月) 20:29:48 ID:6eb3JHLk
つーかキョンも、何かと橘にネチネチと誘拐の事を持ち出して
もう済んだことなんだから、忘れろとは言わないけどさ、許してやれよ。

400 :この名無しがすごい!:2009/08/18(火) 06:38:18 ID:CC0/2lkz
>>399
キョン安置は安置スレでお願いします

401 :この名無しがすごい!:2009/08/20(木) 22:12:34 ID:4AIzEWd7
橘キョン成分が足りない……っ!

402 :この名無しがすごい!:2009/08/23(日) 13:43:12 ID:Cjhohly6
なんぞこの過疎スレ

403 :この名無しがすごい!:2009/08/23(日) 14:57:47 ID:usrRgTt9
一行SSリレーやろうぜ!

404 :この名無しがすごい!:2009/08/23(日) 16:57:20 ID:nHR8eR2f
わかった
じゃあ

「遊園地に行きたいのです!」

405 :この名無しがすごい!:2009/08/23(日) 17:02:29 ID:rRS3Qwcr
「だが断る」

406 :この名無しがすごい!:2009/08/23(日) 18:59:29 ID:+ws4QmLs
古泉「しょうがないですね。1000円あげるから我々に関わらないで下さい」

407 :この名無しがすごい!:2009/08/23(日) 20:40:51 ID:oQB3KoGt
「だが断る」

408 :この名無しがすごい!:2009/08/23(日) 21:52:25 ID:nHR8eR2f
古泉「1000円では落ちませんか・・・」

409 :この名無しがすごい!:2009/08/25(火) 19:07:15 ID:16QvNW84
(*´3`)ちゅー、してくれたら俺が一万円出してやってもいいぜ?

410 :この名無しがすごい!:2009/08/25(火) 22:14:53 ID:kraEQikZ
>>409
古泉「是非お願いします///」

411 :この名無しがすごい!::2009/08/25(火) 22:36:58 ID:MJGxEtjf
ところで、キョコ×キョンと古泉×キョコってどっちが主流?

412 :この名無しがすごい!:2009/08/25(火) 23:01:34 ID:PkGQe7eh
>>411

橘キョンだろjk

413 :この名無しがすごい!:2009/08/25(火) 23:02:44 ID:PkGQe7eh
>>409
>>410

俺「俺も交ぜてもらえないかい?」

414 :この名無しがすごい!:2009/08/25(火) 23:24:44 ID:kraEQikZ
>>411
ssとかの量を見るかぎり橘キョンが主流かと

415 :この名無しがすごい!:2009/08/25(火) 23:28:05 ID:6/AiV10X
きょこポン

416 :この名無しがすごい!:2009/08/25(火) 23:38:59 ID:EDTMI3RZ
実際のところ、橘と古泉はほとんど面識が無いからな

417 :この名無しがすごい!::2009/08/26(水) 16:38:25 ID:e3Eo5kKn
なんでだろ、橘キョンssがみたいのに橘古をよくひく俺
ググり方が悪いのかね
おすすめのssとか教えてもらえないかな

418 :この名無しがすごい!:2009/08/26(水) 18:22:10 ID:ZEBK5xvK
橘今日子の中身はナギたんなのかかがみんなのかについて

419 :この名無しがすごい!:2009/08/26(水) 22:39:12 ID:+gw7Ng3p
残念ながら俺はどちらでもないな…

ですっ娘は正義。

420 :この名無しがすごい!:2009/08/26(水) 23:34:12 ID:4A4Yt9tk
>>416
橘の口ぶりからは、古泉の事はよく知っているみたいだぞ

421 :この名無しがすごい!:2009/08/26(水) 23:52:41 ID:+gw7Ng3p
>>420

『組織』からの情報じゃね?

面識は皆無と思われ(ry

422 :この名無しがすごい!:2009/08/27(木) 01:31:11 ID:l3ZBAotE
橘と古泉は、変な能力持つ前から知り合いだったかもしれんぞ

423 :この名無しがすごい!:2009/08/27(木) 01:36:58 ID:xiY8NOJQ
>>422
どこからそんな想像が?

424 :この名無しがすごい!:2009/08/27(木) 05:10:07 ID:s/EKxuuA
>>417
このスレのまとめにあるSSは大抵キョン×京子
あとはVIPハルヒSS本スレをまとめてあるサイトにある、橘京子の〜シリーズがオススメ

425 :この名無しがすごい!::2009/08/27(木) 10:49:14 ID:t9CBd4SH
>>242
どうもです

426 :この名無しがすごい!:2009/08/27(木) 16:01:22 ID:65bXj8Vf
>>422

『陰謀』にも『分裂』にもそんな描写なかったろ?

427 :この名無しがすごい!:2009/08/27(木) 20:44:52 ID:l3ZBAotE
>>426
「橘は昔から個人的に知り合いですが」なんて古泉がキョンに言ったら
「だったら、妙な事を起こす前に説得しろ」と怒られる
知り合いだったとしても、進んで情報提供するわけがない
「もしかして、前から知り合い?」と言われて嘘をつく古泉ではないのは確かだが
伝えたくない事には触れない、伝えたい事は伝える、が古泉のスタンス
ついでに言うと、橘の組織との交流や交渉や争いについても、古泉は何もキョンには言ってない

428 :この名無しがすごい!:2009/08/28(金) 07:09:32 ID:Qtup7J+1
>>427
つっても、まだそれは推測の域を出ない
情報が一個もないから、なんとでも言える
ただ、組織と機関は何度か話し合いをしているから、二人が中学生時代にあっている可能性はある

429 :この名無しがすごい!:2009/08/28(金) 07:11:34 ID:Qtup7J+1
すまんsage忘れた

430 :この名無しがすごい!:2009/08/28(金) 10:37:54 ID:msOfBTq2
京子たん萌えぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!!!!!!!!!!!!!

431 :この名無しがすごい!:2009/08/28(金) 13:24:05 ID:BFibozdw
まあ可能性の話してたらキリないよな
橘が実は未来から超能力者で朝比奈さんと知り合いという可能性だってあるかも知れない

432 :この名無しがすごい!:2009/08/28(金) 16:21:54 ID:F75svgnh
>>427


こまけぇこた(ry


とりあえずきょこたんはかわいい。

433 :この名無しがすごい!:2009/08/29(土) 12:11:14 ID:mqtKOQq1
今日もしっかり一日一きょこ。

434 :この名無しがすごい!:2009/08/29(土) 19:37:15 ID:YCihQs7R
もし橘と古泉が幼なじみだったら僕は一度だけ
キョン橘を裏切って古橘に味方します

435 :この名無しがすごい!:2009/08/29(土) 23:48:54 ID:mqtKOQq1

キョン「>>434と言っているんだが……お前はどうなんだ?」

橘「もちろんわたしはキョンさん一筋なのです!あんなガチホモと一緒になるなんて考えられないのです!キョンさんは……わたしといるのはイヤですか…?」ウルッ

キョン「いやっ、そういう訳じゃなくてな、例えばの話しだ。その……べつにお前といるのがイヤって訳じゃない。……むしろずっと一緒にいたいくらいだ」カァァァ

橘「キョンさん……」 パァァァ



ハルヒ「」

長門「」

みくる「」

古泉「」

俺「」

佐々木「」

ポンジー「」


九曜「―――やれ――――やれ――――」

436 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 04:05:20 ID:8he8J//V
>>435
わっふるわっふる

437 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 06:09:02 ID:glgkJ6ab
橘キョンいいよ橘キョン

438 :名無しさん@そうだ選挙に行こう:2009/08/30(日) 06:10:51 ID:glgkJ6ab
>>435

全俺が泣いた(';ω;`)

439 :この名無しがすごい!:2009/08/31(月) 01:35:25 ID:RomT7MXf
きょこたんかあいいよ◆ω◆

440 :この名無しがすごい!:2009/09/01(火) 22:31:44 ID:fmI88AMf
キョン「どうしよう……最近橘京子が可愛くてしょうがないんだ……どうしちまったんだ俺は……」

古泉「なっ……!!?つまらない冗談はやめて下さい……」

キョン「冗談なんかじゃない…。げんに、今も橘京子に会いたくて身体ががががが」



支援あげ

441 :この名無しがすごい!:2009/09/01(火) 22:56:28 ID:k2oqS2fX
>>440
わっふるわっふる

442 :この名無しがすごい!:2009/09/02(水) 13:07:43 ID:O2Vg9gtc
鶴屋家並とまではいかないが実は阪中並の、いいとこのお嬢様だったりとか。

443 :この名無しがすごい!:2009/09/02(水) 16:57:09 ID:biyd8pxy
一人暮らししてそうだよな……

さて、ダンボールかぶってきょこたんん家に行くか

444 :この名無しがすごい!:2009/09/02(水) 17:24:05 ID:7VhByrmr
事に及んでる最中だったらどうする

445 :この名無しがすごい!:2009/09/03(木) 07:32:38 ID:CTsRhp8u
逃げちゃ駄目だ逃げちゃ駄目だ

446 :この名無しがすごい!:2009/09/03(木) 13:11:32 ID:vJ9WTMiJ
橘ってツインテ娘で良かったんだっけ?
挿絵の位置と本編で書かれてあった橘の位置が
見事に違う筈なんだが

447 :この名無しがすごい!:2009/09/03(木) 16:09:02 ID:weF1mmeZ
今日枯淡かわいいよはぁはぁはぁはぁはぁ…

きょうもきょうこたんでぬいてしまった・・・

448 :この名無しがすごい!:2009/09/03(木) 16:11:12 ID:weF1mmeZ
苣子たんのえろがぞうまだ?


449 :津辺瑠衣子:2009/09/03(木) 20:02:27 ID:weF1mmeZ
まだですわよ!!!!!

450 :この名無しがすごい!:2009/09/03(木) 20:11:25 ID:LmXiLCik
分裂での挿絵の位置と、本編で書かれてあった橘の位置が違うのは
前スレから言われていて、あのツインテ娘は通りすがりの一般人で
橘京子とは何の関係も無い、赤の他人であるという一説もあった。

451 :この名無しがすごい!:2009/09/03(木) 20:35:00 ID:bKhjUSxa
まあ、のいぢだし

452 :この名無しがすごい!:2009/09/03(木) 20:50:26 ID:CTsRhp8u
新巻マダー?

てか、アニメのほうはどこまでいってくれるんだろうか……

453 :この名無しがすごい!:2009/09/03(木) 22:04:09 ID:aHPw7oi5
橘の笑顔におもわずドキっとするキョン

454 :この名無しがすごい!:2009/09/03(木) 22:23:25 ID:aHPw7oi5
キョン「橘をみてツインテール萌えになった」

古泉「…ポニーテールがお好きではなかったのですか?」

キョン「ああ、正直ポニテの橘もみてみたい」

古泉「今度会ったら頼んでみてはいかがですか?」

キョン「もちろんそのつもりだ」





455 :この名無しがすごい!:2009/09/03(木) 22:36:46 ID:FKtqG2a2
ポニテの橘もみたい


に見えた

456 :この名無しがすごい!:2009/09/03(木) 22:52:31 ID:rW94LLQM
 
 ポケットティッシュなのでーす
 世界を救う活動にご理解を〜
        , -‐- 、、
.       〃   ; ヽヾ   ☆   ,. ‐-ー- 、
       ハミ((メノリ从)) ノ     ノ /  u ヽ
       | i(| ┃ ー|!|   .  ノハハハハハ !
       | トリ、'' ワ''ノ'!|       !|¬ ¬ ,iリ)!  こいつが笑ってるのは、
.      レ゙⊂i__{\}_iづ[:」    (’ 、 - ,ノル´   何か企んでる時だな
    rzt┐  ノ_/__l_jヽ.       ヽi゙|†'|´{'⊃
   | ̄ ̄|  `~(__i_)~´.       iT`/、   キヅカヌフリシテ トオリスギヨウ…
     ̄ ̄                 (__/ 、_>

             ∧
               ||
             ∨

  公園の水しか飲んでないのです
  マッチ買ってくださぁ〜い…
                     ,. ‐-ー- 、  こいつがマジ泣きかよ
        , -‐- 、、  .   ノ /  u. ヽ
   .    〃   ; ヽヾ   ノハハハハハ !
       ハミ((ノノリ从))   !|─ ─ ,iリ)!  …ナンカ クワセテ ヤルカラ
       | i(| -- --|!|   ’ 、〜 ,∩'´  ソコノ ファミレスニ イクゾ
       | トリ、|| ヮ||ノ'!|    とi゙|†'|´{'/
   .   レ゙ /{_,}{\}_iつiii    i´T `i   オゴリジャネエカラナ シュッセバライダ
      とく/_U_i,)   l__l  〈_,八__〉

457 :この名無しがすごい!:2009/09/04(金) 07:12:43 ID:/8soYogU
橘「……というわけで今日はキョンさんのためにポニテにしてみたのです!」


誰かこれで続きを

458 :この名無しがすごい!:2009/09/04(金) 08:29:18 ID:/8soYogU
そういや誰かまとめWiki纏めないの?


いまだに現行スレが8なんだが…

459 :この名無しがすごい!:2009/09/04(金) 08:34:09 ID:/kt/G9R+
じゃあお前がやれ

460 :津辺瑠衣子:2009/09/04(金) 18:38:42 ID:lTrYAwQr
むしろセレブである私がやります

461 :この名無しがすごい!:2009/09/05(土) 00:12:01 ID:SR2Z3B9y
ありがたいです

自分はできないんで……orz

462 :この名無しがすごい!:2009/09/05(土) 03:56:47 ID:Rd5mKYvd
放課後の部室で、俺は古泉にふと疑問を投げかけてみた。

キョン「古泉、お前どんな女の子に魅力を感じる?」

古泉「魅力ですか…人によって魅力が違うのでちょっと分からないですね…。
   あなたはどうお考えで?」

キョン「そうだな…俺は髪型、かな。実際ポニテールはほんと魅力的に感じる。
    最近ではツインテールがいいなと思ってる。橘に会ってから特にそう思う」

古泉「髪型ですか。たしかに女性の髪型は意識してしまいますね。」

こんな会話をしつつ今日の団活は終了した。
翌日、学校でS0S団の女性陣がみなツインテールにしていたのに驚いたのはいうまでもない。



一方そのころ
橘「へえっくしゅん!…ズズッ誰か私の噂をしているのです。
  え?噂でもなんでもないって?…んんっ、もうっ!
  今度こそキョンさんに協力してもらうのです!
  ぶえっくしゅん!!っうう鼻水が止まらないのです…」

463 :津辺瑠衣子:2009/09/05(土) 21:34:59 ID:r44HToUT
やらないザマス!

464 :この名無しがすごい!:2009/09/06(日) 15:15:05 ID:ihlrDd/5
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|   せめて1日5レスくらいは欲しいのです!
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

465 :この名無しがすごい!:2009/09/06(日) 19:02:15 ID:QQXE+Z1D
きょこたん♪きょこたん♪

466 :この名無しがすごい!:2009/09/06(日) 22:25:56 ID:sYZ45jY8
5レスは厳しいな

467 :この名無しがすごい!:2009/09/07(月) 00:10:13 ID:B0zDgUxC
長門スレよりはまし

468 :この名無しがすごい!:2009/09/07(月) 01:19:08 ID:2M5vIRPh
チッ…仕方ねえ…俺は今から二次元空間へと潜り込む!
あんなとこ…二度と行かねえって決めてたが…もう俺は大事なものを失いたくないんだ!
うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!待ってろきょこたぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁん!!

469 :この名無しがすごい!:2009/09/08(火) 00:08:33 ID:UBbeg7ey
>>468

       /:::/::::::::;: --- 、:::::::::|::::::::ヽ
        |::::|:::::::├――┤:::::::l::::::::::|
        |:::」.ィ ┴――┴‐- L::::::::|
       |´ : | , -‐ 、   ‐- 、| `T ト、     ありゃー
       l: : : |{  じ   じ  }: : :V::::::}     とうとう逝っっちゃったか・・・
        〃!: : | ー      ー | i: : }_/
      / |:i ; | u   '     jイ : ハ
          l:ト、:ト .  ^TTIト .イ/: /: :ヽ
       | ヾ ィ>イl川´}∨∠ェー ´
       _.. ヘ ヽ 川||/  ハー- ._
    , ィ''´    }  ンrtく  {      /ヽ
   /  l 、\ {_/ |o| \_}     /  ,
   {、 l  >--\   |o|     、 ,′   、
   ハ_} / _二ヽ \ Ll       V/     ヽ
   {  /   -- 、ン‐ヘ         {i   __}
   に7  ‐ァ-一'’_¨二\二二¨ `Y⌒ヾ_-―‐ノ
  //  /ヽ、<´ ミ=三ゝ=ミ `>ノ ノ  `ヽ |

470 :この名無しがすごい!:2009/09/08(火) 00:54:19 ID:QS76/6C/
チッ…仕方ねえ…俺は今から二次元空間へと潜り込む!
あんなとこ…二度と行かねえって決めてたが…もう俺は大事なものを失いたくないんだ!
うおぉぉぉぉぉぉぉぉ!待ってろ>>468ぃぃぃぃぃぃぃぃぃ!!!!!!!!!

471 :この名無しがすごい!:2009/09/09(水) 01:08:36 ID:Wyim9RGh
そう言ったまま>>468>>470は二度と戻ってはきませんでした…

472 :この名無しがすごい!:2009/09/09(水) 20:03:43 ID:Wyim9RGh
支援あげ

473 :この名無しがすごい!:2009/09/09(水) 20:14:54 ID:LWK0hnnK
もうじきFF13が発売されるというのにお前らときたら…

474 :この名無しがすごい!:2009/09/09(水) 23:11:43 ID:5eVf7VGC
きょこたんってプンスカシステムが搭載されてそう

475 :この名無しがすごい!:2009/09/10(木) 00:14:16 ID:OGiPb08h
>>474
マシュマロちゃんか

476 :この名無しがすごい!:2009/09/10(木) 22:30:12 ID:JiROOc1D
キョン「きょこたんの可愛らしさで地球がヤバい(ハルヒ的な意味で」

477 :この名無しがすごい!:2009/09/11(金) 00:09:38 ID:DihhDkPy
ツインテールは地球を救う

478 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 01:57:51 ID:1l2Zcj7u
きょうも疲れた…
ょうやく寝れるよ…
こんな生活つらすぎるよ…
たんじょうびも祝ってもらえない…
んんっ…もう……
はんぱなくきつい…
おなにーばっかやってたツケかな…
れもんジュース美味しいです
のんけ喰いになろうかな…
よしもう寝よう
めから鱗のきょこたん

479 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 06:41:20 ID:htOpTczn



480 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 06:43:02 ID:FqEOf5vl
てくのろじー

481 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 10:43:47 ID:zEUZssK7


482 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 20:06:14 ID:1l2Zcj7u
ほっす

483 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 22:43:30 ID:zBrnEzFx
突然ですが、>>340の続きです。
今回20レスくらいあるのでいきなり投下します。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――――
「散々手こずらせてくれましたが、まずは一人ですね」



 悲鳴が大反響を起こす常闇の大空洞。その余韻が鳴り止まぬ中、一際甲高い声が俺の耳を劈いた。
 極めてクールで、背筋をも凍りそうな程の殺気を持ったそいつは、恐らく男だろう。
 恐らく、と言うのは他でもない。一般的男性より三オクターブ程高いその声が原因だ。加えて変な女言葉を使うせいでやたら気持ち
悪く感じる。
「何のためにここまで侵入したかは知りませんが、おいたはこの辺でお止しなさい。そうでないとあなたも彼女と同じく奈落の底に真
っ逆さまですよ。そう……」
 ギシュ、と何かを握りしめるような音の後、ドンッ! と言う音が俺の直ぐ後ろで響き渡り、そして岩が転がり落ちていくのが分か
った。
「この魔力銃でね」
 魔力銃……?
「そうよ、坊や。この素晴らしい破壊力。魔力銃がどの程度の力を持っているか、今ので分かったでしょ?」
「それで、足下を崩してあいつを……橘を落下させた、ってわけか」
「あらあら。ご名答よ。思ったより頭が良いのねぇ、ボクゥ。ほほほ」
「あいつはどうなったんだ、言え!」
「あらあら、せっかく誉めてあげたのに。やっぱり知能が低いのかしら。そんなこともわからないの?」
 まるで……いや、まるっきり馬鹿にした口調で言い放つ。。
「いくら底に温泉が噴出しているとはいえ、この高さから落ちて五体満足でいられるとお思い?」
 く……やっぱりそうなるのか……
「ふふふ、彼女のことは残念だったけど、あなた幸運だったわね。彼女が身を呈して庇ってくれなかったら、あなたが落ちてたのよ。
ちゃんと彼女の分まで長生きしなきゃ。そのためには、大人しく引き下がることを推奨するわ。それとも……」
 カチャリ、と金属音が響いた。
「彼女と一緒に死出の旅に出るなんて……言わないわよね?」
「それはこっちのセリフだ」
 あいつは少々方向音痴なんでな。お前に三途の川の水先案内人をしてもらうと思ってたところなんだ。よろしくお願いするぜ。
「ふふふふ……言うじゃない。でも悲しいかな、お子ちゃまねえ。この暗闇で、あたくしがどこにいるのかわかってるのかしら?」
 俺は何も答えない。
「その様子じゃ分かってないみたいね。だからお子ちゃまなのよ」
 ふざけるな。ならお前は分かるってのか?
「ええ、もちろん。…………そこよっ!」
「てっ!」
 俺のコメカミに何かがヒットした。恐らく小石か何かを拾って俺に投げつけたのだろう。
「どう? もし今のが石じゃなくてこの銃だったら、あなたの首から上は綺麗さっぱりなくなっていたわよ。これでもまだあたくしを
倒そうなんて妄言吐けるかしら?」
 …………。
「ふふふふ……感じる。感じるわ。絶望の淵に立たされて恐れおののくあなたの表情が……ああ、ゾクゾクしちゃう!」
 何かものすごく偏ったフェティシズムをお持ちのようだ。できれば関わりたくないが……だが、それも無理な相談だ。
 こいつに関する俺の対処は二つに一つ。倒すか、倒されるかだ。
 もちろん逃げるとか降伏すると言う選択肢もあるにはあるが、他の敵ならともかくこいつに対してだけは選ぼうとは思わない。
 何故なら――

「ふう……なかなかいい思いをさせてもらったわ。お礼と言っちゃ何だけど、今引き返すなら命は助けてあげる。死んだお仲間の敵を
取るために自分が返り討ちに遭うってのもナンセンスだと思わない。それに今時、敵討ちなんて流行らないわよ。ま、かわいそうだと
は思うけど、犬か猫にでも噛まれたと思って諦めて頂戴。そのほうがボクのためよ。おほほほほほ……」
「………………」
「ん? 何て言ったのかしら? もっとはっきりと大きな声で言ってちょうだい」
「うるせえ! 大きなお世話って言ったんだよこのオカマ野郎!」
「なっ……! オカ、オカオカ……オカマ野郎ですってぇ!」
「ったりめーだこの変態! さっきから黙って聞いてりゃバカみたいに甲高い声を上げやがって。それに口調がまるっきりカマじゃね
えか! カマカマ野郎!」
「カマって言うんじゃないざますよ!」
「なら『ざます』なんて使うなこの大カマ野郎!」

484 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 22:44:59 ID:zBrnEzFx
「キィーッ! むかつくぅぅぅ!!!」
「仲間がやられたってのにのこのこ身を売るバカがどこにいるってんだ! 絶対ゆるさねえ。お前だけは絶対倒してやる!」
 ――普通、そう思うだろ?
 だから、こいつの実力がどうであろうと、戦い抜くのみ。
 そして――勝つ。勝って橘の敵を討ってやる!


「舐めたことを言うんじゃないわよ! 人間、出来ることと出来ないことがあるってこと、思い知らせてあげる! 来なさい!」
 それはこっちのセリフだ。その思い上がった性根を叩き直してやる。
 いよいよ戦闘のゴングが鳴り響いた。俺は剣を抜き、先ほど衝撃音がした方を振り返り奴の行動に備えた。
 この暗闇のせいで相手がどこにいるかわかったもんじゃないが、魔力銃とやらを撃った方向から推察するに俺の後ろに回ったのは想
像に難くない。
 が、
「どこ見てるのよ! こっちよ!」
 反響する声は、しかし俺の横手から聞こえてくるような印象を受けた。相変わらず声が反射するから位置が分かりにくい。加えて相
手は俺が見えるかの如く正確に動いている。
 この勝負、明らかに俺のほうが部が悪い。長引けば長引くほど殊更だ。
 ならば、短期決戦を試みるしかない!
「うおりゃあ!」
 イチかバチか、声が聞こえた方に突進を仕掛ける。奴の首級目掛けて一直線。恐らくこの辺に――
「引っかかったわね!」
 しかし、声は俺の予想を裏切る場所から発せられた。
 ――即ち、俺のすぐ横。
「なっ……」
 何だと!?
 声に反応して思わず振り返ると――見えた。何かを構えた、人影らしき黒い影が。
「死になさいっ!」
 声と同時に影が蠢く。この至近距離では交わせない!?
 だがっ!
「うぉぉぉぉぉおぉぉっ!!!」


 ――そして、銃声が響き割った。


「くっ!」
 俺の脇腹あたりに、何かがかすめていくのがわかった。魔力銃とやらの攻撃だろうか。
 間一髪で避けた……いや、正確には外してくれたと言った方がいいかもしれない。殆どゼロ距離からの銃撃だ。交わせと言われてそ
うそう交わせるもんじゃない。
 それくらいのギリギリの軌道だったわけだ。奇跡といってもいい。まさしく驚愕ものだ。
「なっ……」
 そして、俺以上に驚いているのが約一名。
「……避けた……なんて……」
 もちろん勝利を確信して疑わなかった例のオカマ野郎だ。避けられるとは思っていなかったのだろう。掠れた声があからさまに動揺
の色を示していた。よし、チャンスは今しかない。
「どうした、それで終わりか?」
「な……」
「挑発に敢えて乗ってやったとも気付かず……哀れな奴だな」
「なっ…………」
「しょせん暗闇の中からこそこそ銃を撃つことしかできない小心者のオカマ野郎だからしかたないか」
「っ……この……言わせておけば……」
「事実だろうが。嫌なら白昼堂々拳と拳で勝負してみるか?」
「…………」
「なんだ、出来ないのか。力も度胸もないなら、やっぱり卑怯者じゃないか」
「……ぐ…………」

 暗闇の中、微かに響く舌打と歯軋りを聞き、俺は心の中でほくそ笑んだ。
 既にお分かりかもしれないが、俺は『挑発』を試みたのだ。
 わざと怒らせるような発言をして相手に冷静な判断をさせなくするこの方法は、基本的に頭に血が上りやすい猪突猛進タイプの人間
に有効な戦法である。

485 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 22:46:29 ID:zBrnEzFx
 逆に言うと冷静に物事を判断できる軍師タイプの人間には有効な方法ではないし、また頭に血が上りやすいタイプでも逆上して手当
たり次第攻撃されては困るので、相手を選ぶ戦法であるのもまた事実だ。
 さて、見たところ、このオカマ野郎は猪突猛進タイプとは思えないし、口車に乗るほど頭が悪いとは思えない。むしろ暗闇に紛れて
相手の弱点をつくなど、狡猾ではあるが妥当な戦法を取るあたり『挑発』が有効な人物とは思えない。
 しかし、である。
 俺はこいつに『挑発』という戦法は有効であると感じとった。何故か。
 その理由は、人並み以上に高いこいつの自尊心にあった。
 先ほどの発言から、俺を子供扱いし、自分の優位性を自慢気に語るなど、こいつの自我自賛ぶりは目に余るものがあった。
 侵入者を退治する時に前口上やら自分の武器の説明をする奴なんてまずいない。そんなことをしていればその間に逃げられるし、武
器の特性を見破られて無にされたのでは元も子もない。
 余程場数を踏んだ奴か、敵の注意をひきつけるため、はたまた時間稼ぎくらいにしかそんなことはしないだろう。
 だが、こいつの場合はそのどちらとも違う。単に自分は凄いんだぞと自慢したかっただけだ。
 自分は絶対に負けるはずがないと想像……いや、妄想しているからこそできる発言だ。
 それを一番強く感じたのは奴が俺に小石をぶつけた時だ。さっさと俺に狙いをつけて魔力銃を放てばいいのに、それをしなかった理
由は、『自分は夜目が利くんだ』、『ここでは俺の方が強いんだ』と言うちっぽけなプライドを保つために及んだ行為だったのだ。
 つまり。
 端的に言うと、こいつは『プライドだけは一人前のマイルール野郎』なのだ。
 やたらと自慢してくるわりには中身が伴わなず、そのくせ指摘すると『お前に俺の高尚な意図がわかるはずも無い』みたいなことを
言ってキレる奴。まさしくそう言ったタイプの人間なのだ。
 そして、こう言う野郎には『挑発』と言う戦法は大いに有効なのだ。頭でっかち且つ自尊心が人並み以上に高い輩は、そのプライド
が傷つけられると途端に冷静さを失い、子供でもわかるような下手な策略に引っかかることがままある。
 エリート官僚や会社役員が不祥事を起こした際に行われる謝罪会見等で、正論で攻めてきた記者達に逆上して余計に社会的地位を失
うなんてこともままあるが、今回それを狙ったってわけだ。
 自分の理解し得ない現象を相手が理解している。たったそれだけのことが自分のプライドを傷つけ、逆上して冷静な判断をできなく
させるのだ。

 ……まあ、それっぽいことを長々語ったわけだが、実のところさっきからかわれた事に対する仕返しってのが本音なんだが、その辺
は俺の心理を汲み取っていただければ幸いである。
 ともかく、俺の思い通りの展開になってくれればそれで問題はないのである。
 しかし――


「くく…………くほほほほ…………くほほほほほほほほほほ…………」
 突然、奇妙な笑い声が静寂の洞穴に木霊した。
 この声の発生源は、もちろんこのオカマ野郎。
「……確かにあなたの言う通り、あたくしは戦闘に対する能力はないわ…………くくくく…………」
 ぶつぶつと喋りだすその様は、場所が場所だけに決して喜ばしいものではなかった。俺の野次が心底効いたのか、或いは何かの作戦
か……用心に越したことはない。
 剣を構えたまま、声のする方を向いてそのまま臨戦体制をとった。
「剣だって満足に扱えないし、魔法もからっきし。そう、おちこぼれだったのよ…………ふふふふ…………」
 笑い声と共に、俺はゾクリとする何かを感じ取った。
 何か……と言われてもそれが何だかわからない。わからないから適当に言うが、恐らく雰囲気と言うかオーラと言うか……ともかく
先ほどまでとは違った空気が、辺りにはびこんでいることだけは分かった。
 その空気を発しているのは、間違いなく奴。一体何を考えてやがる……?
「でもね」
 訝しげな俺の表情をどう捉えたのか、オカマ野郎は凛々しい声で「あの方にお遭してからは、違った」
 あの方?
「素晴らしい御仁だった。何の取柄もないあたくしを拾ってくれた。そして『これを使うのに一番相応しい』と、与えてくれたのよ」
 カチャンと、再びシリンダーを引く音が聞こえた。


486 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 22:47:29 ID:zBrnEzFx
「この魔力銃……普通の銃と違って、色々なメリットがあるの。先ずは弾。自分の精神力が弾になるから、弾切れがないのよ。自分が
死ぬか、戦意喪失するまでね。それに万一相手に取られても、弾を発射することはできない。あたくしの精神に同調するように作られ
ているから、そもそも他人が使うことができない。そして、普通の銃と違って火薬を使うわけじゃないから、火花が飛ぶ事もない。つ
まり、こう言った闇討ちには最適な道具なのよ」
「……何が、言いたい?」
 俺がそう言うと、くくくくという笑い声と共に再びオカマ野郎のトーンが上がり始めた。
「あなたは、これを見切ることができない…………できる訳ないのよっ!」
 ――狂喜の声と共に、ためらいも何も無く引き金を引く姿が脳裏に浮かんだ。


「なっ…………」
 この驚愕の声は俺のものではなく、今まさに銃を放ったオカマ野郎のものである。
 本日二度目となった驚愕の声は、しかし今回ばかりは俺も軽口を叩ける状態ではなかった。
 ――次の瞬間に起きた、奇蹟とも言える一瞬のせいで。

 奴の銃の軌道。それは間違いなく俺の真正面目掛けて放たれた。
 弾は三発放たれた。俺の真正面に来たものの他に、ワンテンポ遅れて二発。最初の一発からそれぞれ体一つ分ずらした位置を正確に
飛んできた。運良く最初の一発を交わしても、後続の弾が俺の体を貫通するように。
 全て計算ずくで仕組んだことだったのだろう。三発の弾が放たれたとき、勝利に歪む奴の顔が見えたような気がした。
 しかし、そこから先は奴も……いや、俺でさえ予想だにしなかったことが起きた。
 弾が放たれた瞬間、俺はとっさに剣を振りかぶり、飛んできた弾をそのまま叩き切ったのだ。
 二つに分かたれた魔力の塊は、俺を避けるかのように後方へと飛んでいき、壁に当たってそのまま霧散し、後に続く二発の弾も、俺
の横をすり抜けて同様に破裂した。
『…………』
 オカマ野郎はもちろん、俺もあまりのことに声すら上げられない。そりゃそうだ。やれと言われて出来ることじゃない。先ほど反射
的に弾を交わした時もそうだったが、この辺はまさしく運がよかったとしか言いようがない。
「な……なんで……なんで…………」
 ワナワナと震える声は、傍から見ても明らかに動揺していた。
「なんで魔力の弾が切れるのよっ!」
「なんで、って言われても……何となく飛んできたのが見えたから、そのままズバッと……」
「見えた…………ですって!!」
 オカマ野郎の声は、更に一オクターブ上昇した。
「魔力よっ! 純粋な魔力の塊よっ!! 見えるわけないじゃない!!!」
 いや、そういわれても。俺だってはっきりくっきり分かったわけじゃない。ただそれっぽい空気の渦がこっちに伝わってきたから、
何となく……
「何となく、じゃないっ!」
 怒られた。
「あたくしさっき言ったでしょ! 普通の人にはそんなもの見えないのよっ! 魔力が見えるのは神か魔族、あるいは……」
 そこまで言って奴の口が止まった。
「……まさか…………まさか…………あなた…………まさか!」
 何かを口にしようとした瞬間、しかし奴からそれ以上の言葉を口にすることは無かった。


 ――ズシャァァァァァァァァァァン――


 突然。本当に突然である。
 奴のいた場所目掛けて、凄まじい音と共に何かが飛んできたのだ。
『――――!!?』
 言葉も無いまま――何か叫んだかもしれないが、轟音に掻き消されて何も聞こえなかった――奴の気配はそこからきれいさっぱりと
消え去ったのだ。
 一体、何が起きている?

 ――ゴゴゴゴゴゴゴ――

 間をおかず、今度は辺りが細かく振動し始めた。最初は地震かと思ったが、どうやら違う。遥か下方で何かが勢い良く飛び出してお
り、それが壁に当たって洞窟全体を揺るがしているようだ。
 事実、再び俺の目の前にその何か――オカマ野郎を葬った何か――が通過し、
 ピシャッ。
 その一部が俺に降りかかった。

487 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 22:48:29 ID:zBrnEzFx
「これは……」
 人肌程の暖かさを持ったその液体。それは。
「……温泉が噴出しているのか!?」


「おい! 大丈夫か!?」
 余りのことにその場で呆けていると、突如上の方から男性の声が聞こえてきた。
「藤原? 藤原なのか!?」
「ここは危険だ! 一旦外に出るぞ!」
 一体何が起きているんだ!? 何故温泉がこんなに噴出しているんだ!?
「わからん! だがこの振動は異常だ。海底火山の前触れかも知れんぞ!」
 何だって!?
「それに湧き出る温泉が異常だ! この水圧では直撃すればひとたまりも無い!」
 分かった、逃げよう……と言おうとして、思い出した。
「ダメだ! 橘がまだ下にいるんだ!」
「何だと?」
 さっきの奴の攻撃を受けてこの下に落ちて行ったんだ! 何とかして助け出さないと!
「無理だ! この状況で下に行くなんて自殺行為だ! せめてコレが治まってからにしろ!」
「く……」
 確かに、藤原の言うことは最もである。今俺がいる場所はそれほどでもないが、それでもたまに水しぶきがこみ上げてきている。下
に行けば行くほど激しさを増すだろうし、そんな状態で人探しなど出来るわけも無い。
 だが……このままでは、あいつは……橘は……
「――危ないっ!」
 バシャン!!
 俺の目の前を、再び水柱が横切った。
「ほら見ろっ! この状態じゃ探しにいけるわけなかろう!」
 ――ここは撤退しか方法はないのか……
「それにこれだけ激しい状態なら、あいつはもう……」
「ふざけるなっ!!」
 飛び交う轟音に負けないくらいの声で一喝した。
 そんなことがあってたまるか。あいつは生きている。生きているに違いない。
 悪運だけは異常に強い橘京子が、目的を達成することなくのたれ死ぬなんて……絶対にありえない。
 絶対……絶対生きているはずだ。

 ――その時。
『――!!??』
 今までとは比べものにならない位の揺れを感じた。立っていられないくらいの強い揺れだ。
 あちこちから聞こえる水しぶきもその激しさを増し、心なしか徐々に上方に近づいてくる。
 このままでは水柱に当たって息絶えるか、増水した温泉に飲み込まれるのが早いか……どちらにしろ、良い結末は待っていない。
 ここから逃げようにも、揺れが激しくて一歩も前に進めない。
 つまりこのまま死を迎えるしかないってことか……

 ……ちくしょう、俺がバカだった。
 藤原の言うことを素直に聞いて、少しでも上に逃げていれば助かったかもしれないのに……


「ちっくしょぉぉぉ!!!」


 ――俺の後悔の叫びは、次の瞬間襲い掛かってきた水柱の轟音に掻き消された――


 ………
 ……
 …


 ――ん、ここはどこだ――

 ――やけに明るいな。天国か?――

488 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 22:50:00 ID:zBrnEzFx
 ――地獄がこんなに明るい訳ないよな――

 ――だとしたら、やっぱり天国か――

 ――どちらにせよ、俺は死んだのか――

 ――いや、俺が死んだことはどうでもいい――

 ――それよりも、アイツらに謝らないと――

 ――すまない、俺が不甲斐ないばかりに――

 ――藤原……お前もこっちにいるのか? だとしたら俺のせいだな――

 ――九曜……お前は超人的だから死ぬことは無いだろう。後は頼んだ――

 ――そして橘……せっかくお前に貰った命なのにフイにしてすまなかった――

 ――良く考えたら、結構助けられたのに――

 ――最初に遭ったゴブリンの時も、触手と戦った時も――

 ――それなのに、感謝の言葉もなかった――

 ――バチが、当たったんだな――

 ――すまん。橘――

 ――次に遭ったら、お前に――



『何言ってるんですか! まだ終わってないですよ!』

 ……え?

『こんなことでくたばってたまるもんですか! 海賊の親玉を懲らしめるまであたしは死にませんよ!』

 何……だって……?

『さあ、早く目を開けるのです! 目を開けてからが本番なのですから――』



『早く!!』



 瞬間、俺の脳が一気に覚醒した。



 辺りを見渡せば、そこは建設中のリゾート施設。先ほど侵入していた三角屋根の洞窟は少し離れたところに存在していた。
 先ほどまでの揺れが嘘みたいに納まっている。まるで夢であったかのように。
 どうやら俺は、三途の川を渡り損ねたようだな……あいつのおかげで……
「おい、大丈夫か!?」
 藤原……か。お前こそ大丈夫なのか?
「ああ。あいつが……あの宇宙人が間一髪のところで俺達をテレポートしてくれた」
 そうだったのか。
「すまない、九曜」

489 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 22:50:39 ID:FqEOf5vl
支援

490 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 22:51:29 ID:zBrnEzFx
「――――――」
 彼女は何も答えなかった。元々沈黙が信条の宇宙人だからそれに関しては疑う予知は無いのだが、しかし様子がおかしかった。
 下に顔を背け、小さく肩で息をしている。何が起ころうとも無表情のこいつにとって、それはとてつもなく奇異な行動に見えて仕方
ない。
「どうした九曜? 何があった!?」
 すると彼女はいつも以上にスローなペースで、
「――――力を…………酷使――――し過ぎた…………――――身動きが………………取れない――――」
「……あっ」
 小さく声を漏らした。そう言えば、ここは魔法の障壁とやらで力が弱まっているんだった。ここに侵入する際も、一人を浮遊させる
のがやっとだったはずだ。なのに俺達二人を無理矢理ワープさせたものだから、激しく魔力を消耗したのだろう。
 ……すまん、九曜。お前にも迷惑をかけたか。
「大丈夫…………――――休めば――――――回復する…………」
 ならいいが……しかし、正直これはまずい展開だ。
 九曜と言うスーパーパーフェクト戦士が動けないと言うのもそうだが、実は俺の体力も予想以上に消耗している。
 怪我こそ無かったが、先ほどの戦闘の爪痕は決して小さいものではない。自分ひとりならともかく、倒れかけている仲間を庇ってま
で敵の攻撃を凌げるとは言い難い。
 見た目五体満足なのは藤原だけだが、お荷物二人を抱えて行動するのはかなりの危険を伴う。
 一旦どこかに隠れて、体力と魔力の回復を待つのが得策か……
「九曜、動けるか? ひとまずあそこの木陰まで移動するぞ」



「そう言えばあの洞窟で最初に襲ってきた奴ら、一体どこに行ったんだ?」
 何とか歩き出した俺達一行は、特に敵に見つかる事も無く森の影へと侵入し、ほっと一息ついたところでふと疑問に思ったことを口
にした。
「アイツらなら僕とこの宇宙人で倒してやった。感謝するんだな」
 皮肉にも自慢にも聞こえそうな口調で、侍風の戦士は語り始めた。
 曰く、当初の手筈通り海賊の根城に侵入し、睡眠薬を仕込むのに成功した後その場を立ち去ろうとしたのだが、突如建物内が忙しく
騒ぎ出した。
 隠れて様子を伺ったところ、侵入者が三角屋根の洞窟に現れたと言うではないか。心当たりのあった二人は自分達以外の侵入者――
つまり俺と橘だ――を助けるべく、海賊どもの跡をつけてあの三角屋根の洞窟に侵入したのだという。
「殆どの奴等は雑魚だったから、倒すのにはそんなに苦労はしなかった。ただあの魔力銃の使い手だけは少しやっかいだったものでな
距離を取って様子を伺っていたのだが……あんたが挑発をしてくれたおかげで奴に気取られること無く堂々と倒せた」
 果たして、今のは誉め言葉なのだろうか? それともけなされているのだろうか?
「全ての海賊を倒し、あんた達の助けに入ろうとして……後は知ってのとおりだ。あんな風に温泉が湧き出るとは……こちらも予想外
だった」
 一体なんであんなことになったんだ?
「全く以って分からん。湧水量が突然増えたとも考えられるが、それより外因的要素の方が大きそうだ」
 外因的要素? まさか海賊どもが俺達を始末しようとして……?
「いや、それは無いだろう。もしそうだとしたら、僕達やあんたに狙いをつけるはずだ。しかし実際は洞窟のあちこちに飛んでいたし
そんなことをして洞窟を崩してしまってはせっかくの温泉が台無しになってしまう」
 なら一体誰が……
「九曜、お前はわからないか?」
「――――――………………」
 幾分落ち着きを取り戻したのか、既に平静を取り戻して静かに俺の瞳を見つめ、
「―――――彼女………………の――――――――身に…………宿った――――力――………………――――」
「……は?」
 一体どういう意味だ――?
 しかし、その言葉を口にすることは無かった。
 何故なら――


「やってくれたな、貴様達」
 ――言い様のない程の殺気が辺りを覆いつくしたからだ。



『――――!!?』
 怒気の篭ったその声の方を振り向くと、森からすぐ先。開けた草原の上に立つ一人の男性がそこにいた。
 まるで、いきなり現れたかのように。

491 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 22:52:59 ID:zBrnEzFx
 俺達にとって、このサプライズゲストは寝耳に水だった。この島にいる海賊や作業員を眠らし、且つ活動中だった海賊も殆ど藤原と
九曜の手によって片付けられていた。加えて海岸近くの森に身を潜めるから、こちらから様子を窺い知ることはできてもこちらを見つ
け出すのはかなり困難なはず。しかも今の今まで人がいる気配などなかった。
 その状態で、いきなり声を掛けられたら誰だって驚くに違いない。
 ……いや、それよりも。
 突然沸いて出たかのようなこの殺気は一体なんなんだ。いくら負の感情が高まっているとは言え、人の感情がここまでマイナスに傾
くものなのかと疑いたくなるような気の質。話し合いなどまるで通じそうにない。
 その証拠に、藤原は額に汗をしたまま刀に手をかけ、いつでも斬りかけられるようにスタンバイしている。先程まで座り込んでいた
九曜もいつの間にか立ちあがり、虚無の瞳に写すのは彼の姿のみ。
 かく言う俺を握り締め、森の向こうに立つ奴に対して剣を突きつけていた。
「奴を倒そう」
 そんな優等生ぶりを発揮した感情ではない。
「怖い」
 ただそれだけだった。
 剣でも構えてないと、自分の心が恐怖で折れてしまう。
 奴の放つ圧倒的な負の感情は、それほどまでに強かったのだ。


「盗人の真似事だけではなく、この施設を内部から破壊して形骸化しようとは……」
 男は、一歩、また一歩と歩みを進め、こちらに近づいてきた。
 それに伴い、彼の表情も少しずつ明らかになっていた。

「……ふっ。怒りを通り越して賞賛にも値する」
 その容姿は、歴代のジェームス・ボンドの良い所どりをしたような、どのジャンルの女性からも好かれるオールマイティかつミステ
リアスな容姿の持ち主だった。
 中年を称するほど老けてはいないが、青年を称するほど青臭さがない。見た目に反し、貫禄やら威厳と言ったものが富に感じられる
 すらりと伸びた銀色の長髪を腰上で縛り、額には赤色のバンダナ。
 白いジャケットとパンツに身を包んだその風体は、およそ海賊絡みの人間とは思えないほどフォーマルに着こなしていた。
 いや、だからこそ。奴の滲み出る威圧感に飲み込まれそうになるのももっともなことである。
 そして、それが剣に込める力をより強いものにさせた。
 極度の緊張感によるものなのか、武者震いの親戚みたいなものなのか……そこまではわからない。

「申し遅れたな。俺はこの建設現場の総指揮を任されているものだ。名前は……」
「名前など聞く必要もあるまい」
 木陰で、何かに耐えているかのように身構えていた藤原が言葉を放った。
「あんたは海賊の親分。識別信号などその程度で十分だ」
「……ふ」
 男は髪をフッと揺らし、
「どうやら色々知っているようだな。ただの泥棒とは訳が違う、ということか。なるほどな……くくくく…………」
 男――海賊の親玉と思わしき彼は、額に手を当て場違いな笑い声を聞かせた。
「となると、お前達の狙いが何なのかも理解した。……なるほど、アレが欲しいと言うわけか」
 一体何を言ってるのか、俺にはさっぱりわからなかった。
「アレ……って、何のことだ?」
「分からないフリをするのならそれでも構わん。何れにせよ――」
 冗談ではなく本当に背筋が凍りそうな口調で、奴は言い放った。


「お前達を倒すと言う事に変わりはないのだからなっ!」


「来るぞ!」
 藤原の一声で、呆然と立ち尽くしていた俺の体がふと軽くなった。
 音も立てずこちらの間合いに入った奴の手刀が、俺の脇腹を襲う!
「っ!」
 寸でのところで受け止めた。
 間をおかず今度は顔面目掛けて正拳が迫るが、これは手にした盾で何とか防ぎきった――
「うっ……!?」
 ――だが、甘かった。奴の連続攻撃第三段、膝蹴りが俺のみぞおちに決まった。くそ痛え。
 しかし間合いが甘かったのか、倒れこむほどの痛みではないようだ。たたらを踏みながら何とか踏みとどまり、お返しとばかりに膝
蹴りを仕掛けた足を掴みかかった。

492 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 22:54:29 ID:zBrnEzFx
「……!」
 まさかそうくるとは思っていなかったのか、残った片足で思いっきりバックステップを放ち、俺の間合いから遠く離れる。
 その着地を狙って藤原と九曜が同時に動く。相手を挟むように間を詰めた二人は同時に攻撃を仕掛けた。
 藤原は刀を横薙ぎの一閃、九曜は杖を叩きつけるような一撃。しかも避けにくくするために、わざとタイミングをずらしている。
 これはいくらなんでも避けきれまい!
「舐めるなぁっ!!」
 しかし、奴は冷静に藤原の一閃を交わすと、九曜が振り下ろした杖を掴みやがった!
「おおりぁぁぁぁあ!」
「――――――!!」
 そのまま力任せに九曜を投げ飛ばした! 何という馬鹿力だこいつは!?
 黒髪を舞い散らせながら上空高くまで舞い上がる――が、ここでスキが生じた。
「せいっ!!」
 藤原が更に間合いを詰め、がら空きになった胴に一閃!
「ぐっ!」
 惜しい! 奴のジャケットを薙いだのみ。
「貴様ぁ!」
 お返しとばかりに藤原に掴みかかった。藤原も負けじと裾を掴み、肉弾戦に発展する――かと思いきや。
「――今だっ!」
 互いに相手の利き腕を牽制しながら組み手をしていた片方が、突然声を上げた。叫んだ先は――上空!?
「――――スカイ…………ダイビング――――アタック……――――」
 なんとぉ! 投げ飛ばされたはずの九曜が空中で受身を取ってその場に待機していたのだ!
 この辺はさすが体術と魔術に長けている九曜の面目躍如といったところか。
 藤原の掛け声に間をおかず、そのまま落下。重力を利用して突き刺さるような蹴りを叩き込む!
「……ぐはっ!!」
 たまらず親分はその場にしゃがみこんだ――いや。
「うぉぉおおぉぉ!!」
 唐突にダッシュを仕掛け、全くのノーマークだった俺に再び攻撃をしかけてきやがった!?
 突然の事にどう対処すべきか悩み……
 ……いや、慌てるな。冷静に対処すれば何とかなるはずだ。内心の動揺を余所に、剣を構え、攻撃に備えて攻撃に備える。
 ――さあ、いつでもかかってこい。相手になってやる――
 心の中でそう暗示をかけながら。

 しかし。ここで予想外の出来事が起きた。
 俺が剣を構えるや否や、奴はおもむろに踵を返し、先ほどまでいた場所へと戻り始めた!
 狙いは……まさか藤原!?
「……!?」
 藤原の方もこの方向転換は予想外だったらしく、奴を追って走っていたその歩みを止めること叶わず自分の間合いを完全に外されて
しまう。
 この間合いでは武器を持ってない奴の方が有利!
「喰らえっ!」
「……! ぐはあっ……」
 奴の放った回し蹴りがカウンター気味に入り、きりもみしながら藤原は後方……つまり俺の方まで吹っ飛んできた。
「藤原!? 大丈夫か藤原!?」
 声をかけても返答がない。
「起きろ藤原!!」
「…………ぐっ……」
 必死の叫びで何とか身を起こそうとするが……だが、遅かった。
「死ねぇ!」
 何時の間に移動したのか、奴の手刀が藤原の胸元に――

 ドォン!

 ――決まらなかった。
 気を利かせた九曜の魔法の一撃が、奴と藤原の距離を遠のかせたのだ。
「……ちっ、魔法使いとは……やっかいだな」
 しぶしぶ獲物を諦め、俺達との間合いを空けた。お手柄ではあるが、見るからに辛そうな表情を浮かべる九曜にどのような言葉をか
けるべきだろうか。やはり魔法攻撃は厳しいか……
「この空間で魔法を使えるとは大したもんだ。それだけは誉めてやる。だが」
 肩で息をつく九曜を見ながら、ネチリを笑いながら嘯いた。
「それの代償も計算に入れたほうがいいぞ」

493 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 22:56:00 ID:zBrnEzFx
 どうやらこいつは魔力が弱まるこの空間の特殊性を知っているらしい。九曜は魔力障壁と言ってたが――
「何なんだ、この空間は?」
 念のために聞いて見た俺に対し、
「特殊な魔力障壁だ」
 奴は九曜と同じ解答を返した。
「ここら辺一体に、魔法効率が極端に悪くなる結界を張り巡らせた。普通の人間では魔法すら発動しないだろう」

 魔法効率とは、どれだけの魔力を消耗して物理的エネルギーを作り出すかという秤のことだ。どれだけ魔力が強大だろうとも、それ
を物理的に上手く変換できなければはっきり言って役に立たない。
 魔法効率は個々の魔法によっても差は有るようだが、その人の先天性的能力や調子などによっても大きく左右されると言う。
 九曜がこの空間内で不完全ながらも魔法を使用できたのは、彼女自身の能力が優れているためである。
 ――以上、ここまで海賊の親分が懇切丁寧に説明してくれた。

「しかし、だ」
 俺達と対峙したまま、しかし全く動こうとはせずそのまま話を続けた。
「魔力を具現化させるためには、そいつ自身の体力が必要になる。魔法効率の悪いこの空間では、魔力の他に体力の消耗も激しい。そ
れだけの魔法を使えば反撃する力も残っていまい」
「――――…………」
 先ほどよりも激しく肩を動かしながら、九曜は奴の戯言に耳を傾けていた。
 ……九曜、あいつの言ってる事は本当なのか?
「――――――概ね………………正解に――……――該当する……――――」
 ちっ、何と言うことだ。頼みの綱だった九曜もこれでは……
「わかった。もういい。お前は休んでろ。魔法はいざと言う時のためにとって置け」
「――――――――」
 暫くダッシュ連発した九曜は、「――わかった……――」と言って俺と奴の前から身を引いた。
 奴はしたり顔で、
「ふ……馬鹿な奴だ。魔法があれば、或いは俺に勝てたかもしれないのに……何故その女を戦線から離脱させたのだ?」
 うるさい。その手には乗らん。
「どうせわざと体力を消耗させて、ヘタったところを攻撃するつもりだったんだろう? それは問屋が卸さないぜ」
「ほう。ならどうするつもりだ?」
 決まっている。
「あとは……俺がケリをつける」


「うおぉぉぉぉぉおおぉおおぉぉっ!!!」
 がむしゃらに雄たけびを上げ、奴を目指して一直線。思いっきり振りかぶってバッサリと斬りつける! ……が、簡単に交わされる
「そんな大ぶりが当たるか」
 小馬鹿にした口調で言い放った奴の表情が思いっきり俺の逆鱗に触れた。
「どりゃあ!!」
 再び斬りかかる――が、これも虚しく空を斬るのみ。
 その後も何度が斬りかかるものの、まるで園児相手に相撲を取る横綱のように軽くあしらわれた。
「くくくっ、よくもまあそんな陳腐な攻撃で俺を倒そうと思ったもんだ」
 完全に馬鹿にした口調で俺の一撃をまた軽く交わした。
 逆に奴からの攻撃は一切無い。格下だと思って舐めきっているのだろう。先ほどのオカマ野郎と同じように。
「どりゃぁぁああぁぁ!!」
 更なる大振りで袈裟斬りを仕掛けるも、あっけないほど簡単に交わされた俺はぜえぜえと肩で息をついた。
「くそ……くそっ……!! 何で当たらないんだ!」
「もう一度剣の基本を習うことだな。最小の力で最大の効果を狙うのが、武術の極意。お前のような攻撃では効率が悪すぎる」
 斯くも偉そうにいいやがった。
「くそ……くそ……くそ……お前なんか……お前なんか…………」
 俺は負けた悔しさから、呪文のように戯言を口走っていた。
「いくらでもほざくがいい。それが俺とお前との実力の違いなんだ。分かったか」
「……ちくしょう……ちくしょう…………」
「分かったのなら大人しくここで朽ち果てるんだな。命乞いの時間は与えてやる」
「……れ……いよ………………な……えよ………………」
「せいぜい気の済むまで懺悔するがいい」
「……なを…………なす……ものに……」
「この世界に生まれてことに。俺に歯向かったことに」
「――――――」
「ふ、どうやら終わったらしいな。ならば死ぬがいいっ!」

494 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 23:00:04 ID:zBrnEzFx
 勝利に酔いしれた奴は、手刀を高らかに掲げた。
 彼が散々ダメ出しをした、大ぶりの手刀。
 それこそ、俺が狙った瞬間でもある!


「喰らえっ! 制裁の業火をっ!!」
「――なっ!!?」


 ドォォォォオォオォォオォォォン……………


 ――轟音は、俺の耳元で響き渡った。
 強大な魔力の炎が奴の体を包み込んだ。奴の体は紅く燃え盛っていた。
 あれだけ間近で放った魔法だが、幸運にも俺の方は殆ど被害が無かった。
 恐らく反動で双方が吹っ飛ばされたため、燃え移ることなく大事に至らなかったのだろう。
 せいぜい、吹っ飛ばされた時に転がって色々と打ったくらいだ。
「大丈夫か!?」
 よろよろとしながらも、何とか歩いてくる藤原。そして九曜。どちらも体力の消耗はあるものの、それなりに無事の様子だった。
「――――――」
 九曜の瞳が俺に何かを語りかけているようでならなかった。恐らく、
「あんた、魔法が使えたのか……」
 今まさに藤原が質問したことを聞きたかったのではないだろうか。
 そう。もう既に忘れているかもしれないが、俺も何故か魔法が使えるのだ。今までに一回しか使った事はないが、発動する事は発動
した。
 そして、これこそが最後の切り札になると思ったのだ。
 先の戦いで、俺が素人戦士並のレベルしか持ってないと悟った親分は、俺に攻撃するのを止め、どちらかと言うと藤原や九曜に攻撃
を絞っていった。
 そりゃそうだろう。自分の脅威にならない奴を倒したところで高が知れてる。それよりはやっかいなのをさっさと片付けたいものだ
 そして自分の狙いどおり藤原を倒し、九曜も魔法を使わせることで体力を消耗させ、ほぼ自分の勝ちを確信した奴は俺との対戦を完
全に舐めていた。
 俺の切り札――魔法があるとは知らずに。
 ただ、九曜でさえ魔法の行使が困難なこの空間において、俺の魔法も上手く発動できるかどうかは疑わしかったし、発動しても威力
が弱かったり、かわされたりしたのでは意味が無い。
 だから、奴が油断して近づいてくる時を狙っていたのだ。
 使う魔法は、最初の一回で使用した炎の魔法。他の魔法も使えるのかもしれないが、万一発動しなかったらどうしようもないので、
ここは一つ実績のある魔法を使用することにした訳だ。
 そして、俺の読みどおり魔法は発動し――奴を火達磨に仕上げた。


「なるほどな……だが、あれだけの攻撃魔法ともなればあんたの体力もかなり消耗したんじゃないのか?」
 ああ、そう思って構えていたんだが、思ったよりそんなこと無かったぜ。疲れたって感覚はまるで見当たらない。
 それに魔法の力が弱まるって聞いてたのだが、以前俺が放った時と全く変わらない威力だったように見えるが……
「――――それは――あなたが…………――――選ばれしもの……――――だから――――」
 突然、九曜が話に割って入ってきた。
「選ばれしもの!?」
 そう言えば、初めて九曜に遭った時、ドームの家からそんな声が聞こえてきたような……
「あなた――――には……――――特別な…………力が――――――宿っている――――――…………――――魔力障壁の――――干
渉を――――――受けないのも…………――――その一つ――――――」
 そ、そうなのか?
「そう……」
 まるで長門のように即答しやがった。
「そうか、そう言うことか」
 藤原は何かを悟った様子で、俺が先ほど炎の魔法で親玉を吹き飛ばした辺りを見つめていた。
「あんたの魔法は、この世界で一般的に使用される魔法とは具現の方法が違うようだ」
 どう言う意味だ? と俺が訪ねると、藤原は嬉々とした表情で語りだした。
 曰く、その場で物理的エネルギーに変換される一般魔法に対し、俺の魔法は魔力自身が放たれるそうだ。炎のように見えるアレも、
実際のところ炎のように見えるギミックであり、触ったところで熱くないだろうし、火傷をする事もないそうだ。
 つまり、親玉が言ってた『魔法効率を低下させる障壁』は、魔力自身を打ち放つ俺の魔法の前では何の役割もないってことになる。
 そうか……だから触手をこの魔法でやっつけた際も、周りに燃え移る事もなく対象物のみを焼き尽くしたと言うわけか。

495 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 23:01:59 ID:zBrnEzFx
 知識も何も無い俺が魔法を放てたのも、単に魔力の塊を放出したと考えれば納得のいく話だ。
「正確に言うならば、『燃えたように見えた』だけだろう。焦げたように見えるのは、魔法が術者の意思に沿って作用した結果に過ぎ
ない。魔法は元々概念的作用を示さない力だからな。やろうと思えば凍りつく炎だとか、燃える吹雪だとか、相反する組み合わせも可
能だ。ただ……」
 ここまで息継ぎせず喋った後、再び燃え盛る炎の塊に目をやった藤原は、
「本質は、あんたの魔法……いや、魔力自身が直接敵を倒したと言うわけだ。……やったな」
 ……ああ。
 正直人間に対して魔法を使ってしまったと言う嫌悪感はあるが、相手はカタギの人間ではなかったし、それにあの負の感情を前にし
てはそうも言ってられない。そう自分に言い聞かせることにした。
 ともあれ、これで漁師達は強制労働から解放されたし、海賊も殆どを駆逐した。これで港町にも活気が戻ってくるはずだ。親父さん
の頼まれごとを無事果たした、って感じだ。
 ――しかし、代償も決して小さいものではない。
 橘、あの時聞こえた声は本当にお前なのか? 本当にまだ生きてるのか? お前は?
 それとも意識を失った俺が見た、単なる厳格なのか?
 生きているのなら、早く俺達の目の前に姿を見せてくれ。
 いや、俺から迎えに行く。
 きっとあの洞窟で、無事でいるはずだ。
 待ってろよ、橘――


 しかし。
 俺のこの願いは、またもや中止せざるを得なくなった。
 何故なら――


 ドンッ!
『…………!?』
 爆ぜるような轟音は、未だ燃え盛る炎の塊から聞こえた。
「なっ……何が起きた?」
「――――――――」
 藤原も九曜も、一体何が起きたのか分からないと言った表情で、爆発した炎の塊をただひたすら眺め。
 そして現れたのは、俺たちの想像を遥かに超える……


 ――やってくれたな、貴様達――

 ……くぐもった声は、俺の魔法で火達磨になった海賊の親分に相違なかった。



 ――まさか、お前が選ばれしものだったとは――

 しかし、炎の塊はまるで意思があるように蠢いていた。



 ――一刻の猶予もままならぬ――

 最初は塊だった炎は徐々に大きくなり、そして……



 ――ならば、全力を以ってうぬらを――

 木々よりも巨大な龍の形を形成した。



『滅する!』

496 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 23:03:59 ID:zBrnEzFx
 ――カッ!
 紅色に燃えさかる龍の口が大きく開いた。瞬間、奴の口から荒れ狂う轟焔が俺達を襲う!

 ゴゴゴゴゴゴゴ……

 間一髪。俺達は何とかその場を離れ、事なきを得た。
 しかし、凄まじいまでの轟音と振動を携えながら、俺達が今までいた場所は炎の海へと変化している。
 なんつう威力だ。こんなのまともに喰らったら一瞬ににてお陀仏だぜ!
 攻撃しようにも炎の塊相手にどうすればいいかさっぱりわからん。
「一体何が起きたんだ!?」
 やや離れた位置で待機する九曜に向かって叫んだ。
「――――――」
 たっぷりの沈黙を放った九曜だったが、俺の方を向いて口を動かした。
「――賢者の石で…………憎悪が増幅された――――」
『賢者の石!?』
 俺と藤原の声がハモった。
 ってことはつまり、この島にある『賢者の石』は、アイツが持っていたということか!?
「――半分は……正解――――しかし、半分は間違っている――――――」
 な、どういうことだ? 無知で教養のない俺にでも分かるように説明してくれ!
「――――この島の…………――賢者の石は――――」
 ここで九曜の会話がストップ。何故ならば、奴の攻撃の第二段が襲い掛かったからだ。
 再び襲い掛かる炎のブレスは九曜に向かって一直線!
「逃げろ!!」
 俺の声とほぼ同時に、九曜がいた場所を閃光が薙いでいた。炎は再び燃えさかり、十字の壁を形成する。九曜の姿はその壁が邪魔に
なって確認できない。
 無事か、九曜!?
「――問題……ない――――」
 抑揚の無い言葉にむしろ安堵感を得た俺はホッと胸をなでおろした。
 しかし、このまま奴の攻撃が続けばここは火の海にと化してしまう。その前に何とかしなければ、俺達の勝機は無くなる。なんとか
して活路を見出さなければ……
 ……そうか! これなら!
 俺は剣を鞘に納め、再び呪文の詠唱を試みた。
「魔法か? だが奴に炎の魔法など効くとは思えんぞ!?」
 その光景を見た藤原は野次を飛ばした。そんなことは百も承知だ。俺が唱えているのは炎の魔法じゃない!
 イチかバチか、やってみる!


 ――清き麗しき水の眷族よ! 我が元へ集え! そして邪なる焔を清めたまえ!!!――


 再び唱えたでまかせ呪文は、前回よりサマになっていると信じたいものだが――いや、それはどうでもいいことだ。
 人生をかけた大博打に等しい俺の呪文詠唱は、俺の思いに呼応して水の矢を形成した。
「いっけええぇぇえ!!」
 弓など一度も引いたことの無い俺だったが、気合をかけると共に水の矢は炎の龍を目掛けて一直線に駆け抜けた。
 狙いは完璧。炎の龍は微動だにできず、俺の放った水の矢をまともに受ける!
『ウギャァァァァアアァァァァァ!!!!!!』
 よし、効いている!
 ――と思ったのも束の間だった。
『グルォアオォォオォァァァァ!!!』

 ――パシッ――

「なんとぉ!?」
 あの野郎! 力任せに水の矢を掻き消しやがった!
「ダメだ! あんたの魔法が効かないわけじゃないが、絶対的にパワーが不足している!」
「――――賢者の石の…………力で――――増幅している――――正面からの……攻撃は――――効かない……――――」
 それじゃあどうすればいいんだ!?
「何とか隙を作って、至近距離から魔法をぶっ放すしかない!」
 だが隙をついての攻撃はさっきしたばっかりだ! 同じ技が二度通用するとは思えんぞ!
「九曜! こちらの魔法を増幅する術とかかけてくれないか!?」

497 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 23:05:59 ID:zBrnEzFx
「そんな――都合の……いい――――魔法は………ない――――」
 ならどうすればいいんだよっ!?
「――――――――」
 頼むからこんな時に沈黙しないでくれぇ!!!

『ウルガァァァァッ!!!!!』
 奴が三度炎を吐く。十字に隔たられた少し先に閃光が迸り、
「――しまった、囲まれたか!」
 三角形上に仕切られた炎の壁は、俺達を確実に包囲した。
「九曜、空飛べるか!? あるいは瞬間移動でもいい!!」
「――――体力の――…………消耗が――――――激しい――――――三人は…………無理――――――――」
 くっ……万事窮すか!?
 今度こそ窮地に迫った俺は思わず目を瞑り――


 ――その時。突然、大地が揺れ始めた。

「うおっ!」
 立っていられない位の激しい揺れに、思わず尻餅をつく。
「この揺れは一体……?」
 藤原もその場に屈みこんで事の成り行きをただ呆然と見守り、
「――――」
 激しい揺れの中、ただ一人何事も無く佇む九曜は、漆黒の瞳を天蓋の方向――違う、例の三角屋根の方に向けていた。
 まるでヒーローが現れるのを楽しみにしている無邪気な子供のような瞳で。
「どうした!? 何があった!?」
 俺の声にワンテンポ遅れながらも反応した彼女は、
「――――来たっ!」
 来た……って、何が? そう聞き返そうとしたその瞬間。
 ドンッ!!
 勢いよく屋根を突き破って飛び出したのは、大量の水――いや、これは温泉か!?
 噴水の如く飛び出た温泉は遥か上空まで舞い上がり、暫く経って大量のしぶきをあたりに撒き散らす!
「炎の壁が……消えていく……!?」
 先ほどから呆然と屈みこんでいた藤原は、賞賛とも驚嘆とも取れるかすれ声を搾り出した。いやまあ俺も呆然としているわけだが。
 これで当面の危機は去ったが――それより、
「一体、何が起きたと言うんだ?」
 俺の最もな質問に、答えを返したのは解説役の九曜ではなかった。
『皆さん! 大丈夫ですか!?』
「……なっ……あ……あいつ…………」
「……無事だったか……」

 ――先ほど吹っ飛ばした三角屋根の上空。水柱の先端。
 そこにいたのは、奈落の底へと落ちたはずの橘京子だった。


『すみません皆さん、遅くなっちゃって!』
 温泉が湧き出す轟音にもかかわらず、遠く離れた橘の声は何故かはっきりと聞くことが出来た。
「生きてたのか!」
 喜びの余り、俺が上げる声もついつい大きくなってしまう。
『はいっ! こんなことじゃくたばらないのです!』
 夢の中で聞こえた声と同じく、やんちゃで元気一杯の声があたりに木霊した。
 しかし、水柱の上に立つ橘京子の姿をみて、ある疑問が脳裏に浮かび上がった。それは、
「どうしたんだその体!?」
 水柱の上に立つ橘の体は、何故か蒼く輝いていたのだ。幻想的な光景だが、決して普通ではない。怪訝に思うのも当然だろう。
『心配いりません! 大丈夫なのです!』
 純白のローブをはためかせながら、橘京子は自身たっぷりに言い切った。
 言葉どおりに受け取っていいのか、それとも何も考えてないだけなのか。そこまではわからないが。
『それより、今からあたしも戦います!』
 戦う……って、どうする気だ!? 俺達だってあいつに効果的なダメージが与えられないんだぞ!
『大丈夫! そこで見ててください!! それじゃあいきますよっ!!!』
 一方的に話を終えると、橘は呪文のような何かを口にし――そして、変化が訪れた。

498 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 23:07:59 ID:zBrnEzFx
 橘の周りを覆っていた蒼い光は見る見る大きくなり、やがて龍を形成し始めた。
 大きさ、形とも炎の龍と全く同じ。対照的なのはお互いの構成要素のみ。
 あいつ……あんな隠し技を持っていたのか……? というか、そんな技を持っていたのなら最初から使えよ!
『とりあえずツッコミはなしの方向で!』
 コミカルなツッコミを飛ばす水龍は、俺の知っている橘京子に間違いなかった。

『ガルルルルル……』
『……………………』
 炎を纏った炎龍と蒼いオーラを纏った水龍は、相手の出方を伺っているのかお互い牽制し合っていたのだが、
『……行くわよっ!!』
 先に動いたのは、橘扮する水龍の方だった。
『ゴアァアァァ!!』
 それを待っていたのだろうか。突っ込んだ瞬間、水龍目掛けてファイヤーブレスを解き放つ炎龍。危ないっ!
『ふっ、甘いっ!』
 しかし橘は身じろぎするどころか、片手でブレスを叩きやがった。マジかよっ!!
『これでも喰らいなさいっ!』
 お返しとばかりに橘が解き放ったのは――水の衝撃波か!? 俺の魔法なんぞよりもよっぽど強そうな衝撃波が炎龍の体に降りかか
る!
『ルグオォォオォォォォッ!!!!』
 炎の龍は堪らずよろめいた。おおっ! 効いているぞ!
 しかしこのまま黙ってやられる相手ではない。俺の時と同様、力任せに攻撃を打ち破り、橘目掛けて炎の玉を連発する。
『くっ!』
 この攻撃にさしもの橘も足止めをせざるを得なかった。しかし、それはまさしく足止めに過ぎない。奴の本命の攻撃はここからだ。
『ギャオァアァァ!』
 なんと炎の龍は橘目掛けて体当たりをかましたのだ。
『きゃあぁ!……ぐっ……』
 強引な攻撃にたたらを踏む橘。勢いはあったものの、ダメージ自体はそれほどでもなさそうだ。
『やりましたね……お返しなのです!』
 目には目を。歯には歯を。体当たりには体当たりを。そう考えたかは知らないが、やられたらやり返す精神だけは立派だ。炎龍が仕
掛けた攻撃を、そっくりそのまま体当たりで返しやがった。
『ゴァァァアアァァ!』
 そして同じく踏ん反り返り――そして。

『ふふふふ……やりますね……』
『………………』
 両者は再び対峙し、
『いくわよっ!』
『ガウゥゥァァア!!』
 再び激突する――


 実力は五部と五部。全くの互角。
 それはつまり、この勝負の決着は何時まで経ってもつかないことを示唆している。
 或いは油断した方が命を落とすか――どちらにせよ、緊張感の高い戦いであることは間違いない。
 何とかしてこちら側を有利に持ち込みたいが――どうすればいい? いい方法は無いのか、九曜、藤原!?
 俺に振られて暫し沈黙した二人だったが、内片方がやおら喋りだした。
「――矢を…………放つ――――」
 矢……? 何のことだ?
「そうか! その手があったか!」
 連られて藤原も叫びだした。
「あんたの技とあいつの技を組み合わせるんだ!」
 どうやって!?
「――大丈夫……あなたは……――指示通りに――動いて――――――」
 ……わかった、頼むぞ!



『ガウゥゥアアァァアァァ!!!!』
『うをりゃああぁぁあぁぁー!!!』
 何度目の衝突になるだろうか。頭目扮する炎龍と橘扮する水龍とのぶつかり合いは、未だに続いていた。

499 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 23:09:59 ID:zBrnEzFx
 衝突のたびに巻き起こる轟音と水蒸気、熱風。そして靄。
 その靄は徐々に視野を遮り、今やこの空間の視界はゼロ近くまで低下していた。
 もちろん全く見えないと言うほどではなく、数メートル位であれば認識可能だ。躓いて転ぶとか、踏み外して崖に落ちてしまうとか
そんなことはまずないだろう。逆に言うと、それ以上離れると全く認識できないのだが。
 そんな中、藤原はある行動に出ていた。
「うおおおおおおっ!!」
 気合と共に駆け抜け、目の前に立ちはだかる炎龍に脇差を投げつける!
 もちろん炎の化身である炎龍に物理的な剣の攻撃が効くはずもない。炎で出来た体を虚しく突き抜け、勢いを失った脇差はそのまま
放物線を描いて地面へと落ちていった。
 しかし、
『ウォォオォォォッ!!』
 炎龍は水龍から視線を外し、眼下にいるソイツに対し咆哮を上げた。対決の邪魔をした怒りによるものなのか。それとも単に敵と判
断したのか。そこまではわからないが。
「かかってこいっ!」
 負け時と挑発するのはもちろん藤原。妖刀天叢雲を抜き、威嚇する炎龍に向かって大声を張り上げる。
『グァアアアア!!!』
 それに呼応するかのように、炎のブレスが解き放たれる!
「はっ!」
 或いは避け、或いは剣を振るって炎のブレスを交わした。なかなかやるっ!
 しかし、いくら名刀とは言え、炎を……それもいくらでも再生する炎を断つのは到底無理な話である。
 そして恐らく炎龍もその事に気付いている。
 事実、炎龍の攻撃には余裕の色が見えている。自分を脅かすほどの脅威ではなし、軽く遊んでやろう。その程度の認識でしかない。
 だが、そんなことは彼も承知だ。彼が剣を抜いたのは、相手を倒すためではない。
 彼の役割は別のところにあるのだ。


 ――清き麗しき水の眷族よ! 我が元へ集え! そして邪なる焔を清めたまえ!!!――


『…………!?』
 間近で聞こえた俺の声に、面白いほど驚きの反応を見せた。
 まさか非力な人間がおとりを買って出たとは思わなかったのだろう。完全に油断していた炎龍は、俺の動き――九曜に魔法で飛んで
もらい、彼らと同じ目線の高さに来たことをまるで気付いていなかった。
 俺が放った水の矢は、炎龍の真後ろを突き進んでいる。いくらこいつでも不意を突けば手痛いダメージを与えられるはずだ!
『ウォォォオオォオォォ!!』
 だがしかし、炎龍は水の矢が当たる直前で身を捻り、俺の攻撃を交わしやがった! 何と言う反応だ!?
 水の矢は炎龍の脇を虚しく過ぎ去る――――が、まだ終わりじゃない!

「受け取れ! 橘っ!!」
『はいっ!』

 遥か彼方に消え去ろうとした水の矢は、橘扮する水龍が受け止める!
 受け止めた水の矢を持ち替え、弓を引くように水の矢を構え、そのまま炎龍に向かって一直線!


『これでも――喰らえぇぇぇぇぇぇ!!!』
『――グウオオォォォォォォ――!!!』


 ――凄まじいまでの爆発音が島全体に……いや。港町まで聞こえるくらい響き渡った――



「……みんな、無事か……?」
 ビッグバンを連想させるような激しい閃光の後、その圧倒的な光と音で視覚と聴覚を一時的に失った俺は暫くその場に蹲り、事の成
り行きにヤキモキしながら感覚の回復に専念していた。
 やがてボンヤリと辺りが見え始め、そして耳鳴りから来る頭痛も納まりかけた頃、何とか立ち上がって言葉に出したセリフが上記の
ものである。
 驚くべきことに、だだっ広い草原とそれを取り囲むように存在していた木々は全くの無傷だった。あれだけの戦闘があったとは思え
ないほど静かに梢を静かに梢を揺らしていた。

500 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 23:11:59 ID:zBrnEzFx
 まさか、夢だったってことは……はは、あるわけないか。
 その証拠に、俺の直ぐ近くには九曜の姿が、そして数歩先にはおとり役を買って出た藤原の姿がそれぞれあった。俺と同じく気を失
っていたのかその場に寝転んでいたが、幾分も経たないうちに身動きをし始めた。
「くっ……」
「――――」
 どうやら二人とも大したケガは無いらしい。不幸中の幸いとは正にこのことかもしれない。
 残るはただ一人。
「……あいつは、どこだ?」
 辺りを見渡しても、他に人間らしい人影は見えない。そう言えば炎龍の化身だった海賊の親分の姿も見えないが……まさか、あの攻
撃に耐え切れず消滅してしまったのか?
『縁起でもないことを言わないで下さい! あたしならここにいますよっ!』
「へっ!?」
 キンキンと劈く声は、上空から聞こえた。
『やっほー! 皆さん大丈夫でしたかー!?』
 そこに佇むのは、やたらのん気な声を振舞うツインテール。
「お前こそ大丈夫なのか!?」
『当たり前なのです!』
 上空にいるせいだろうか。不自然な大きさに見えることと、その周りを取り囲む蒼いオーラに若干の違和感があるが、場違いに明る
い声は俺の知る橘京子のものに相違なかった。
「とりあえず降りて来い! 色々聞きたいことがある!」
『ええ、今から行きます! あたしも話したい事がありますので!』
 そう言うと彼女はゆっくりと降下し始め、蒼いオーラを纏う橘の姿が徐々に大きくなり――ん?
「あいつ……何かを抱えてやがるな……」
 違和感の正体はまさにそれだった。まだ少し遠いから分からないが、白い色をした何かを抱えていたのだ。
 橘のローブと同色だったから、気付くのに遅れたが……
 やがて地上に降り立つと、彼女が纏った蒼いオーラが消え、逆立っていたツインテールも重力に沿って下方向に垂れ下がる。
「うんしょ、と!」
 彼女は抱えていたものをその場に下ろした……って。
「こいつ、海賊の親分じゃねーか!」
「ええ、そうですよ」
 そうです、じゃねえだろ。起きて暴れだしたらどうするんだ! 
「いいえ、もう大丈夫です」
 自身満々に答えた。「何故だ?」
「諸悪の根源は倒しておきましたから」
 諸悪の根源? 俺は海賊の親分を指差して「それはこいつのことだろうが」
「いいえ」橘は少し悲しげな顔をして否定した。「全ては、この力のせいなんです。これをみてくだささい」
 橘はローブの内側に手を入れ、自分の胸の真ん中辺を弄り、あるものを取り出した。
 それは卵台の大きさをした、蒼く澄んだ宝石のような代物で……
「まさか、賢者の石か!?」
 藤原が思い出したかのように叫んだ。
 そうだった。すっかり忘れていたが俺達はこの賢者の石を探すためにここに潜入したんだったっけ。
「ええ、そうなのです」
 しかし、いつ手に入れたんだ。橘。
「実は――」


 橘の話は、以下のようなものだった。
 あの三角屋根の下で、オカマ野郎に足場を崩され、彼女は間違いなく奈落の底へと落ちていった。
 ポジティブシンキングな橘京子も、その時ばかりは死を覚悟し、色んなものが走馬灯の如く思い出されては消え、消えては思い出し
を繰り返していたそうだ。
 そして最深部にある温泉の湧出部に落ち、息も出来ず気が遠くなり――そこで不思議な声を聞いたのだと言う。

 ――お願いします…………彼を救ってください――
 ――彼は……悪の力によって魂を奪われてしまいました――
 ――わたしたちは一心同体……このままでは……わたしも――
 ――そうなる前に…………取り戻してください――
 ――わたしの力をお貸しします……どうか、彼を救ってください――

 意識が遠のく中、橘は不思議な力が自分の体に入ってくる感覚を受けた。
 どんな力なのか、どういった作用があるのか。そんなことはわからない。

501 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 23:13:59 ID:zBrnEzFx
 ただ、あれだけ苦しかった水の中が、全く苦にならないことに気付いた。
 それどころか、水が自分の意思で好きなように動かせるような気がしたのだ。
 手を振るうと水柱が立ち、足を動かせば渦巻きが発生する。
 そして、念じれば水が意のままに動かせる。
 これなら――抜け出せるかも!
 そう考えた橘はここから脱出しようと念じ……


「……最初はよく分からなくて。ちょっと暴れさせすぎました。まさか水柱がみんなを攻撃してたなんて……」
 悪びれた様子で、おずおずとその場の状況を口にした。
 俺達がオカマ野郎と戦っていた時に発生した地震は、なんと橘が起こしたものだったのだ。
 全く、迷惑と言うか何と言うか……だが、そのおかげでオカマ野郎を倒すことができたんだけどな。
「そう言っていただければありがたいです。それでその後なんですが、暫く制御しようと色々頑張ってたんですが、どうも上手くいか
ず……そしてさっき聞こえた不思議な声にもうちょっと協力してくださいって頼んだんです」
 頼んだのか、おい。
「そしたら『……人選間違えたかも』って言いながらあたしの懐に入り込んできたんです。この賢者の石……いいえ、水の精霊さん
が」
 ……苦労、したんだな……
「ええ。本当に」
 お前じゃない。水の精霊の方だ。そう突っ込みたかったがとりあえず黙っておく。
「そんなこんなで余計な時間を使っちゃいましたから急いで上に登って……あとは知ってのとおりです」
 つまり……お前のあの力は賢者の石のおかげなのか?
「はい、そうなります。彼女……女性かどうか分かりませんが、暖かい声がそれっぽいんで彼女ってことにしておきますが、ともかく
相棒を助けるためにあたしの身に乗り移ったんです」
 相棒と言うのは、もしかして海賊の親分のことか?
「いいえ、彼ではありません。彼女の相棒は……」
 未だ気を失っている海賊の親分のジャケットを弄り、そして何かを掴み取った。
「これです」
 橘が取り出したのは、紅い輝きを持つ宝石。「もしかしてそれも賢者の石か!?」
「はい。あたしに力を貸してくれたのが水の賢者の石。そして彼に力を与えたのが炎の賢者の石です」
 なんと、この島には賢者の石が二個あったのか……
「――――近接……し過ぎて――…………――観測――――――出来なかった……――――」
 何故かガクッと落ち込む九曜。気にするな、お前のせいじゃなかろう。
「それにこの時には炎の賢者の石は邪悪に染められていたんですから。正常な反応を示さなかったのかもしれませんね」
 フォローする形が俺と橘が九曜を励ました。
「ところで、何故炎の賢者の石は――炎の精霊は悪に染まったんだ?」
 腕組みをしながら藤原がふとした疑問を口にした。
「それは――詳しくはわかりませんが、恐らく魔王の仕業だと思います」
 どうして、そうわかる?
「以前にも仰いましたが、魔王の力は即ち陰と陽の暴走にあります。世界を二分する力ですから普通の人間ではとても太刀打ちできな
いでしょう。対抗するには、源を同じくする五行の力を借りるのみなのです。それも全て。逆に言えば、その中で一つでも力が欠けて
いれば魔王の力には及ばないってことになります」
「そうか、魔王は先手を打って力を封じ込めたってわけか」
「そうです。この島にあった二つの賢者の石のうち、一方を悪に染めたのです」
 しかし、何故一方だけなんだ? 二つ有るなら二つとも悪の力で染めればいいじゃないか。
「そこまでは分かりませんが……魔王のパワーが足りなかったのか、それとも途中で邪魔が入ったのか。恐らくそんなところじゃない
かと」
 なるほどな……だが今回、賢者の石のパワーの凄さを始めて知ったぜ。一つでもアレだけのパワーがあるなら、五つ合わせれば確か
に世界を揺るがすほどの力になるってのは本当らしいな。しかも橘がその力を使えるとなればこれからの旅がかなり楽になる。
「あ、言い忘れましたけど」きょとんとした表情で橘は、「あの時は水の精霊さんがパワーを与えてくれたから使えただけなのです。
炎の精霊さんが元に戻った今、水の精霊さんの声はもう聞こえません」
 え? ってことはつまり……
「多分、今までどおりって事で……」
 ……はあ。そうでしたか……とても残念だが、仕方あるまい。
「ともかく、俺達の目的は達成できたし、この島ともお別れだな」
 俺がそう言うと、しかし不満げな表情で、
「何言ってんですか! 親分を懲らしめるという目的がまだ残っています!」
 いや、さっき十分懲らしめたじゃないか。

502 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 23:16:03 ID:zBrnEzFx
「アレは親分じゃなくて操られた炎の精霊さんを正気に戻らせるためにしたこと! だから手加減してあげたのよ! 親分は親分でき
っちり懲らしめないと! こら、起きなさい!!」
 未だ目を覚まさない親分に向かって往復ビンタをぶちかました。
「……っ!! な、何だ!?」
「起きましたかこの腐れ下郎!? あたしが懲らしめてやりますからそこで大人しくなさい!!」
「なっ……なんで私がそんなことを!?」
「お黙りなさい! 漁師を使っての強制労働の数々! 港町で悪態過多のチンピラ! お役人と吊るんでの贅沢三昧! そして何より
海賊と言うあなたのステータス! どれをとっても許しがたいわ! 天に代わってあたしが罰を与えてあげます!」
「ま、待ってくれ!」
 せびるように拝み始める親分。正直、先ほどまでのクールさは微塵も感じられなった。
「私は悪いことしとらん! 何故罰を受けなければいけないんだ!」
「今更シラをきっても遅いわ! 今までの悪行の数々を忘れたとは言わせないわよっ!」
「た、確かに少し前までは海賊として貨物船を襲っていたりしてたが……だが、ここで仕事を始めてからは真っ当な仕事をしているつ
もりだ。ここの建設だって富豪や役人の要望があって建設を始めただけで、決して悪事を働くためにしているわけではない!」
「……へ?」
「漁師にだってちゃんとそれなりの報酬で働かせいるし、強制労働もしておらん。第一働き手は任意で募集してたんだぞ」
「……ええっと……」
「町のチンピラに関しては、教育が行き届いてないと言うことで詫びよう。だが、それも私が直接騒動を起こしたのではないぞ」
「…………ええええっと……」
「事実、私の部下に声が高くて行動がオカマっぽいのがいるんだが、よき監督者として現場の作業員に人気だったんだぞ」
「………………ええええええっと…………」
「……おや、そう言えば彼はどこにいるのだ? さっきから姿を見せないが……」
「……………………えええええええええっと…………」

 親分の猛追にグウの音も出ず変な呻き声を出し固まる橘。
 そんな彼女に、俺はやれやれと溜息を洩らしながら心の中でこう呟いた。

 ――だから言ったじゃねーか。これはこの街の問題であって、俺達がしゃしゃり出る必要は無いって――



 この後、この親分に散々こってりと絞られた。
 作業員を眠らせたこと。温泉の出る洞窟を崩壊させたこと。部下にケガをさせたこと。
 先の戦いで行方不明になった幹部ことオカマ野郎(生きてた)も説教に加わり、俺達がしでかしたこと全てに説教を喰らい、気がつ
けば頂上に上った太陽が水平線に近づくまでになっていた。
 最後は自分達も悪かった部分があるということで納めてくれた海賊団一味は、本当はいい奴等なのかもしれない。
 こうして、賢者の石探しの第一陣を何とか終えた俺達は再び船に乗り込み、港町目指して船に揺られていた。

「……にしても、不可解な部分もある」
 船頭に立ち、舵をとりながら藤原は呟いた。
「どうしてあの場所に魔力障壁が発生してたんだ?」
「恐らく、悪の力に取り込まれた賢者の石がやったのではないでしょうか?」
「水の魔法ならともかく、全ての魔法を遮る力があるというのか? あの石に」
 ……確かに。賢者の石全ての力を使えば可能かもしれないが、たった一つでアレだけの力を発揮できてたとは思えない。
「帰路の途中だから確認する由もないが、あの障壁は賢者の石の力ではなく、陰と陽の力ではないのか?」
 その可能性も有るな。だが、
「だとしても、俺達がここに来ることはもう無いだろう。だから確認する必要も無い」
「……ふっ、道理だな」
 くくくっ、っと小さく喉を鳴らした。納得したわけではないだろうが、疑問に思う事は無いだろう。

 斯く言う俺も、一つの疑問があった。
 それは、あのオカマ野郎と対決した際に言い放った、『あの方』の存在である。
 オカマ野郎自身が言ってたが、奴のメインの武器だった魔力銃は、『あの方』から頂いたことになっている。
 普通に考えるならば、オカマ野郎が言う『あの方』とは、海賊の親分だと考えられるんだが……しかし、どう考えてもおかしい。
 オカマ野郎は確かに親分を尊敬していただろうが、しかしあの親分はそんな武器を持っているようには見えなかった。
 それどころか、魔法の『ま』の時も知らないくらいである。
 ならば、魔法を理解して且つそれを武器に応用できる人物が他にもいるはずだが……それは一体誰なのか。
 もっと言うと、俺達の味方なのか、それとも敵なのか。それすらわからない。


503 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 23:18:32 ID:zBrnEzFx
 オカマ野郎に聞いておくべきだったな。上手くいけば俺達の旅がより楽になるはずなのに。
 まあ……今更戻る気にならないのは、先に言ったとおりなんだが。

「はあ……残念ですぅ……」
 そんな中、島から離れるのを一番名残惜しんでいたのは例のツインテールだった。どうした。まだ説教して欲しかったのか?
「いいえ。あれだけ大口叩きながら海賊のお金を踏んだくれなかったことです」
 そう言えばこいつ、酒場の親父さんと約束してたっけ。
「海賊と言う名前から悪人だろうから、そんな奴らからお金をかっぱってもオッケーだと思ってました。でも……」
 まあ、確かに今は真面目に働いているようだし、にもかかわらず盗みをしたらこっちが罪に問われかねない。
「そうなんです。はあ……どうしよう」
「――――大丈夫…………――――」
 意外な奴が喋ったと思ったら、更に意外なことを口にした。
「――お金は…………たくさん――――ある――――ほら……これ――」
 ドサッ。
 なっ……この大袋に詰った金銀財宝は一体……!?
「宝物……殿――――から――――くすねて……――――きた――」
『!?』
「――この世界は、モンスターを倒したからと言って宝石や金貨を落とすわけではないからな。資金は別の方法で調達せねばならん」
 九曜に続けて藤原も喋りだした。
「これで暫くは飯の心配も無かろう。たくさん取ってきたからそのうち少しを親父さんにやればよかろう」
 ばっ……
「馬鹿かお前らぁぁ!! これじゃあ俺達が犯罪者じゃねーか!」
「ふっ、どうせかりそめの世界だ。何やっても別段困ることは無かろう」
「あるわぁぁぁ! これから盗人容疑で指名手配されたらどうするんだあ!」
「―――情報……操作は――得意…………――――」
「そう言う意味じゃないだろぉがぁぁぁ!!!」
「まあまあ、海賊ですしいいじゃないですか。これで親父さんとの約束果たせるわ。ありがとう」
「…………ふんっ」

 夕日に照り返されているせいか、はたまた橘に感謝され照れているのか。微妙に頬を赤らめる藤原を見て思った。
 俺はこれが夢であって欲しい、妄想で終わらせて欲しい、と。


 第一部 完!


 …
 ……
 ………


佐々木「と言うドリームを見たんだが、どうだいキョン?」
キョン「どう、って言われても……」


 終わりたい。

――――――――――――――――――――――――――――――――――――

とりあえずこれでいったん終わっときます。
いやあ、思ったより長くなって自分でも驚いたw

続き書けたら良いけど、気力と体力が・・・
とりあえず当初の予定通り、夢オチって言う展開で締めさせてください。
続きは、少なくとも来年の四月以降になると思います。
それまでにネタが思い浮かんだらいいんですけど・・・どうだろうw

504 :この名無しがすごい!:2009/09/13(日) 23:39:00 ID:vDeAZR7F
>>478
キョコタンカワイソス…

505 :この名無しがすごい!:2009/09/14(月) 02:00:51 ID:8fhYPBKV
最初から読んでみようと思ったがどこまでさかのぼればいいんだ
って探してたら4月かよwww
このSS関連っぽく貼られてた画像を見たいんだが再うpマダー

506 :この名無しがすごい!:2009/09/14(月) 04:30:28 ID:zydN+xpF
何という漢坂w
ともあれお疲れさまでした!

507 :この名無しがすごい!:2009/09/14(月) 07:22:54 ID:bkk2/82C
画像の続きも早く

508 :この名無しがすごい!:2009/09/15(火) 07:51:14 ID:spOgN639
臥橘嘗橘したい

509 :この名無しがすごい!:2009/09/17(木) 07:51:22 ID:Z7NbzXva
キョン「橘…」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1253006320/

510 :この名無しがすごい!:2009/09/17(木) 07:56:36 ID:fGwQGmXN
京子たんアニメにでたらすげぇカワイイんだろうな

まぁツガノにすら出てないが…

511 :この名無しがすごい!:2009/09/19(土) 08:54:17 ID:kAoCYeyj
橘と古泉の名前の共通点ってなんだろう

512 :この名無しがすごい!:2009/09/19(土) 08:56:25 ID:d2/W4b5D
は・・・?

513 :この名無しがすごい!:2009/09/19(土) 10:56:15 ID:ketcU3ug
>>511
合体すると古泉京子 原作者の少年時代のスーパーアイドルの名前に似ている

514 :この名無しがすごい!:2009/09/19(土) 12:47:30 ID:gteRCJMU
ズッキンドッキズッキンドキン☆彡

515 :この名無しがすごい!:2009/09/19(土) 19:27:31 ID:kBc9jK+2
>>509

落としちゃってすみません…orz

いつか続き書く予定です。

てか、スレ立たねぇぇぇぇ!!!!

516 :この名無しがすごい!:2009/09/20(日) 00:33:33 ID:/yDRG+V7

>>511
古泉を小泉にして→小泉八雲?と考えてみる。無理やりだけど。
ウィキ調べによると、
小泉八雲さんには、京子さんという孫がいるらしくて、
しかも苗字は佐々木さん。おや?

517 :この名無しがすごい!:2009/09/20(日) 00:43:10 ID:YLdTE0Tt
>>515
お前さえよければ俺と組まないか?

518 :この名無しがすごい!:2009/09/20(日) 11:17:17 ID:G7j+PmbC
橘さんと楠木正成って親戚だよな?

519 :この名無しがすごい!:2009/09/20(日) 14:42:46 ID:WwGn6Hlr
違います元演歌歌手で盗聴駆除の会社の社長さんの、遠い親戚です。

520 :この名無しがすごい!:2009/09/20(日) 18:57:01 ID:btWk1rby
そのドラマ、一度見てみたいんだが、誰か録画してない?

521 :この名無しがすごい!:2009/09/23(水) 11:35:22 ID:4hOJ6b4O
橘「さ、さ、さ、キョンさん!」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1253627287/

522 :この名無しがすごい!:2009/09/25(金) 14:52:03 ID:z+Sj5uyA
>>521

面白かったよねー

523 :この名無しがすごい!:2009/09/26(土) 21:12:25 ID:U/6k2BGG
過疎フーウ!

524 :この名無しがすごい!:2009/09/26(土) 22:26:15 ID:HtphLEMT
きょっこたーん

525 :この名無しがすごい!:2009/09/27(日) 03:10:04 ID:EPwevG9f
               /:.:.:.:.:.:/:.:.:.:.l:.:、:.:|:.:.:.:.:.:.:.、:.:.:.:.:.:.:.:ヽ:.:.ヽ
            //:.:.:.:./:.:./:/ |:.:.|:.、:.:.:.:.:.:.:.:\:.:.:.:.:.:.l|:.:.:.:ト!
              |:|!:.:.:.:.:!:.:.|:/  !:.:|:.:l:.:.:._l:.:.:.:.l:.:.:.:.:.:.||:.:.:ノ|
              |ハ:.:.:.:.:|:.:.|'| ̄ !:.:ト、\:.:.:.|l`ヽ|:.:.:|:.:/l:/ハ
              l! ヽ:.:.:.l:.:.l:|  ヽl  ヽ=≠-、:.l|:.:.:|//彡/:|\
              \:|:.:.|=-‐    トしrハ|:.:ノ|/! |´|:.:|:.:.:ヽ  
                 i`:.l     ,     ー‐' ,':.:.:.:トノ:!:.:l:.:|:.|:.l!|  ちんこつ事項です
                 |:ノ:.\iヽ ー‐    /:.:.:.:/:|:.:.:.|:.:|:.:lソレ'
               //:.:.:.l「| ト、__,.. ィ/:.:.:.:斗-!:.:.:|:.:.:.:.ヽ
               /:.:/:.:.:./l/ ノ,へ ! /:.:./   \l:.:.:.:.:.:.',
             /:.:.:/:.:.:./|/ 'ー-ri /:.:.:.:/  ,    |ヽ:.:.:.:.:.:',
           /:.:.:.:.ノ!:.:./ !  二j´ /:.:.:.:/ /       l:.:.\:.:.:.:.',
          /:.:.:.:.:.:/ ∨ノ/  ,rノー|:.:/ノ´_,,. -‐  /!:.:.:.:.:ヽ:.:.:l
          !:.:.:.:/_, -‐' .〉 ,ィ´ ̄l:/ '´       /:.|:.:.:.:.:.:.:|:.:.:|

526 :この名無しがすごい!:2009/09/27(日) 04:57:40 ID:lRX9MDVU
>>525
おいおい、ハルヒスレと佐々木スレだけじゃなかったのかよ、コイツ…
他でもやってそうだな、この低脳は

527 :この名無しがすごい!:2009/09/27(日) 16:36:26 ID:AJn6ewQ/
>>503 続き期待してるぜ
838 ・・・・ヒュー・・・

528 :この名無しがすごい!:2009/09/28(月) 00:52:40 ID:DeFHR2eK
たっちばな

529 :この名無しがすごい!:2009/09/28(月) 00:55:38 ID:SwAtRSIv
わかったからsks

530 :この名無しがすごい!:2009/09/30(水) 20:36:31 ID:wfKV4TqP
嫁!嫁!俺の嫁!

531 :この名無しがすごい!:2009/10/01(木) 13:23:01 ID:R1OWdU7x
んんっ!過疎!!

532 :この名無しがすごい!:2009/10/01(木) 13:55:20 ID:QulO/j/x
>>531
くーちゃんスレほどでは無い

533 :この名無しがすごい!:2009/10/01(木) 14:57:41 ID:0Py16mow
まさかアニメで全く出てこないとは予想外だったよ
カメオ出演ぐらいは出しとくだったろう

534 :この名無しがすごい!:2009/10/01(木) 15:22:45 ID:Hou0DiL0
橘「あぁん…だめっ…」

キョン「うるせぇ!!!!」

橘「ひぃ」ビクッ

キョン「じゃあ挿入るぞ!」グッ…ズボ!

橘「ああ!!」

ズンズンズンズンズンズンズン

キョン「うっ!!」

ドピュドピュドピュドピュ

535 :この名無しがすごい!:2009/10/01(木) 16:15:22 ID:R1OWdU7x
>>533
say you は誰が良かったかな?かな?

本命:立木文彦
対抗:大塚邦忠
大穴:江原正士

536 :この名無しがすごい!:2009/10/02(金) 14:49:07 ID:YJ+kJCBa
キョン「た〜ち〜ば〜な〜」
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1254407964/l100

537 :この名無しがすごい!:2009/10/03(土) 17:12:38 ID:89mC5CwT
この子のツインテは本当どうなってるんだろ

538 :この名無しがすごい!:2009/10/06(火) 19:57:58 ID:bP1s98G3
過疎は京子に悪いZE

539 :この名無しがすごい!:2009/10/06(火) 21:56:22 ID:MKVyqSeF
ネタがあれば書くんだが…

540 :この名無しがすごい!:2009/10/06(火) 23:16:58 ID:bP1s98G3
驚愕が発売されればもう少し伸びるんだよな
谷川さん、仕事仕事!
俺は一日1レスはするぜ

541 :この名無しがすごい!:2009/10/07(水) 19:49:28 ID:v8NJBQG0
んんっ、もう!
こいつのキャラが定まってないせいか
スレが伸びないよ!

542 :廣田 ◆HIROTA/yU6 :2009/10/08(木) 02:51:23 ID:Hl7wWUf+
前にVIPでアヘ顔に加工してくれてる人がいたからリクエストしたhttp://beebee2see.appspot.com/i/agpiZWViZWUyc2VlchQLEgxJbWFnZUFuZFRleHQYg_0ODA.jpg


543 :この名無しがすごい!:2009/10/08(木) 04:14:43 ID:2lipzu0X
ちょwきょこたんに何てことしやがんだww

544 :この名無しがすごい!:2009/10/08(木) 11:14:45 ID:UZSKwLCU
>>542
これは・・・ないな

545 :この名無しがすごい!:2009/10/09(金) 20:25:14 ID:GmWNvyog
ふう・・・

546 :この名無しがすごい!:2009/10/10(土) 07:08:45 ID:pZRgt+Br
>>545
はあ、はあ、はあ……っ
う……(ぐすっ)
これで……満足なのですか?
あたしシャワー浴びてきます……


……これが貴方の望んでいたことなの?

547 :この名無しがすごい!:2009/10/10(土) 16:16:14 ID:IpJt8+1k
顔が崩れてもきょこたんかわいい。

548 :この名無しがすごい!:2009/10/10(土) 20:54:39 ID:DHNspIGD
>>546
何故2文字と三点リーダーだけでそこまで考察するんだよw
まあでもそういう「行い」をするよりも
デートとか一緒に寝るほうが楽しいと思う派ですよ

549 :この名無しがすごい!:2009/10/11(日) 12:27:09 ID:dTJjxT/I
キョン「やれやれ、デートに誘ってみるか」

550 :この名無しがすごい!:2009/10/11(日) 13:44:30 ID:fOpOD97r
橘「おごってくれるならどこまでもついて行きます!」

551 :この名無しがすごい!:2009/10/11(日) 19:40:59 ID:bdetjxtS
九曜「ターゲットの──移動を…………確認──」
藤原「よし、出来損ないの宇宙人にしては上出来だ。
    フッ……この僕の監視から逃れられると思うなよ!」

552 :この名無しがすごい!:2009/10/11(日) 20:05:54 ID:uNZpA1+Z
パンティ藤原だっけ?

553 :この名無しがすごい!:2009/10/11(日) 22:53:19 ID:fZ3+YsPV
藤原「橘のローアングルショットを隠し撮り!パンティ藤原の名にかけて!」

554 :この名無しがすごい!:2009/10/12(月) 15:36:18 ID:ScAqdc+/
橘はスカートはいてるように見えて実は普通のパンツというね

555 :この名無しがすごい!:2009/10/12(月) 18:28:36 ID:lI9UtgH1
京子は俺の妹!

556 :この名無しがすごい!:2009/10/12(月) 19:31:35 ID:ScAqdc+/
三十分くらいずっとパンティ見つめてるんですね。 この変態さん☆
自由ならとっくに手に入れてるじゃないか。 趣味がフリーダムすぎるぜ。

557 :この名無しがすごい!:2009/10/15(木) 22:01:38 ID:nfa0SfiD
本日の橘スレ
http://c.2ch.net/test/-/news4vip/1255210977/i
http://c.2ch.net/test/-/news4vip/1255554347/i


しかしいつの間にやら上は森さんスレに……

558 :この名無しがすごい!:2009/10/19(月) 08:24:08 ID:PHQ8pT7a
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|   せめて1日10レスくらいは欲しいのです!
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>


559 :この名無しがすごい!:2009/10/20(火) 00:21:30 ID:RTjNakkn
半年以上放置されてる長門スレを見てから言おうな

560 :この名無しがすごい!:2009/10/20(火) 01:28:02 ID:be7YVLE9
長門スレは1日100レスでしょうが

561 :この名無しがすごい!:2009/10/20(火) 17:02:53 ID:yMfGiqE5
藤原スレ……

562 :この名無しがすごい!:2009/10/20(火) 17:54:08 ID:yMfGiqE5
藤原スレなんてこの書き込みが最後だよ


【涼宮ハルヒ】ポンジー藤原 part1【未来人?】
http://love6.2ch.net/test/read.cgi/bookall/1200582533/

527 名前:この名無しがすごい![] 投稿日:2009/09/24(木) 20:18:40 ID:DxL78n0L
朝比奈氏って平氏じゃ無かったか?


563 :この名無しがすごい!:2009/10/20(火) 19:48:28 ID:RTjNakkn
長門スレは、その6ヶ月前じゃねえか

61 名前:この名無しがすごい! 投稿日:2009/03/28(土) 14:42:12 ID:d4vaIgPe
保守

564 :この名無しがすごい!:2009/10/20(火) 20:41:14 ID:QUiEI+/g
長門はアニキャラ個別が本スレだからなあ。
この板のは分署の分署の分署の分署の・・・・・・の分署位だろ。
きょこたんは殆どスレがないからな・・・

565 :この名無しがすごい!:2009/10/22(木) 02:06:17 ID:ji0gc0pi
VIPでスレ立ててる奴がうざくて仕方ないんだが
書く気ないなら立てるなよ

566 :この名無しがすごい!:2009/10/23(金) 03:58:20 ID:oaMs1AHM
【関連スレ】

めだかボックスは涼宮ハルヒのパクリ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1242620041/
めだかボックスを打ち切る萌豚に媚びないジャンプ
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1251079306/
めだかボックスがロケットで突き抜けた件について
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1242115316/
【めだかボックス】水泳部員は早く投書しろよ!!
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1242179854/
めだかボックスvsAKABOSHI
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1242559951/
銀魂、スケット、めだか。
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/wcomic/1245246504/
めだかボックスVSSKET DANCE
http://changi.2ch.net/test/read.cgi/ymag/1240851983/

567 :この名無しがすごい!:2009/10/26(月) 22:02:18 ID:koFRjY8N
>>558
     , -‐- 、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

     , -‐-
.    〃   ; ・・…… …
    ハミ((メノリ・・・…… …
    | i(| ┃ ┃・… … …
    | トリ、'' ヮ''|………
.   レ゙ {つ旦・・…… …
.    とく_/__l…… …

.    〃・・…… …
    ハミ(・・・…… …
    | i(| ┃・… … …
    | トリ、''………
.   レ゙ {つ・…… …
.    と…… …

   ………
   …………
   ……
  ………

568 :この名無しがすごい!:2009/10/31(土) 02:48:37 ID:TGphy8Df
⌒(゚∀゚)⌒「トリック!おぁトリー
「菓子やるから帰れ」

569 :この名無しがすごい!:2009/10/31(土) 08:44:28 ID:CrWLVCsS
⌒(;ω;)⌒「うぅ……ぐしゅぐしゅ
「わかったわかった。『お菓子』 ほれ、手作りクッキーだ」
⌒(゚∀゚)⌒「うゎあ!嬉しいのです!ありがとう!」
「そーかそーか(作ったのは俺ではなくて古泉だけどな……)」

570 :この名無しがすごい!:2009/11/03(火) 18:19:18 ID:0hMyHfbM
過疎だな

571 :この名無しがすごい!:2009/11/03(火) 20:26:18 ID:25T6p/X+
橘京子の〜
続編来てるぞ

572 :この名無しがすごい!:2009/11/08(日) 00:23:04 ID:3YlG12ul
                _
             _ - ´: : : : : : : :` ー 、
         , ‐'´: : : : : : : : : : : : : : : : : : :`. 、
         /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : 、:.:.\
      /: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : l: : : : : ヽ:.:.:.:\
    /: : : : : : : /: : : : : : : : : : : :: : :i: : : |: : :.ヘ:.:.:.:.:.ヽ
   //: : : : :: : :.:,': : : : : : : .イ: : :. :. : /: : : !: .: : :i:.:.:.:.:.:.:ヽ
  / ,': : : : : : : : :!: : : : : : :/ !: :.: .:.:../: :.: :..!.:.:.::. .:!.:.:.:.:.:.:.:ヘ
  /: :!: : : : : : : : :|: : : : : _/_ |: .:.:.:.:イ: ィ:.__.イ.:.:.:.:.:.:.!.:.:.:.:.i.:.:.i.!
 ,': : :!: : : : :l: : : :|X'"゙´:./`゙ ! .:.:.:/ !:.ハ:,r.'バ`ー、.,'l.:.:.:.:.:!.:.:.l.|
 !: : : !: : : : :!:/.:! !.:.:i.:/  i.:./ i/ ',:./ !.|:.:/`i、:.:.:.:i.:.:.:!:!
 |: : :.ヘ: : : .ヘ.:.: :.! ヽ:ト'   〆  /   レ  !|/|.:/!.ヽ./.:.:./:!
 |: : : :.ヽ: : : ',ヽ: |斗Xミミ、        彡≠ミ|/イ:.:./.:.:.:.:イ
 l: : : : :.ヽ、:.:..ヽト,〈:::゚,::::::::}`      そ::::::::ハト !:/.:.:.:/|/|
 |: : : : : :.Xミ、:.ヾ ゙'つ_.. ソ         ぅ...ノシ '"f'/ヽ/.:.:.:.:!
  !: : : : : ト, ( ヘ`ト `ー- ′       'ー--′//ソ.ノ.:.:.:.:.:|
  !: : : : : :.:.`t、_ヾ, xxxx      `  xxx //,イ.:.:.:.:.:.:.:.!
 |: : : : :.:.:.:.!  Tト、    「 ̄ ̄、!      イ/ !|.:.:.:.:.:.:.:.:!
 |: : : : :.:ト.:.l  V. \   ヽ _ノ     /.   ,'ィ.:.:.:.:.:.:.::.!
 |: :.: :.:.:..ハ.:l     !` ー _ __  -  ´   //|.:.:|.:.:.:.:.:.!
 |: .:.:.:.:./ ヾ、    }      |       /´ .!.:.ト.:.:.:.:.:|
  l: :.:.:.:.:.,'   `  ,-/       ヽ-、- 、     ',.:!|.:.:.:.:.:!
  !: .:.l.:./       / K、 _ 、    _ /  \_   `ヘ:.:.:.::|
  ! .:.:!.,'     /、   \     <´    / 'ー 、  ヘ.:.:l
. ! :./|:!   /   ` ー、 /     ヽ   /     `ー ゝ.',
 l:./ !:! /          Y、     /i ´             ヽヘ
. l/  ,ゝ'          |`ヽ、,..、/  !         l     トヘ
. |  i            ト,r,'r><.ヽ<´|       ', /   l ヾ、
   l  ヽ         kr'/,イ ト、、〉〉l         Y /  !
   |   \ i       トvイ | ! i`´ .!        l /  !
  |      !       l  ! ! i |  }        l   l
    !     ',       ヘ !| l !l  ,'       |   |
   |       ',         ヘ| ! i| |.! /         !   !
.   l       ヘ       |  | !'  `/       l !   !
    |       ',     |  し' 、 /        ! |   !

573 :この名無しがすごい!:2009/11/10(火) 11:52:51 ID:wnawO3T0
はあきょこたんかわうぃすぎて生きるのがつらい・・・

574 :この名無しがすごい!:2009/11/10(火) 18:45:39 ID:8ZDrQhjP
>>571
溜息→憤慨→陰謀→退屈→分裂→暴走→驚愕→消失→動揺
ときたから、次は憂鬱で大団円だろうな。

575 :この名無しがすごい!:2009/11/14(土) 14:59:37 ID:ogCQwOm3
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|   この過疎った流れなら言ってもばれないのです。
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ  森は年齢詐称で厚化粧のクソババア!!
.    とく_/__l_j> ふう・・・すっきりしたのです。

576 :この名無しがすごい!:2009/11/14(土) 21:55:35 ID:nZzqNp7f
          ,,,ィ^i^ト、
   (  ))   《y'´ ̄ヽ
 ((  ⌒  ))_( 八{从))___//
((   (≡三(_()( ゚ . ゚ノ()__( 三三三三三三三三  ○<やめてくださいぃ〜!!!
 (( ⌒ ))    ど}:凹:{つノ    \`
 (( )       く:/i__j ゝ
.           じテ'´




577 :この名無しがすごい!:2009/11/16(月) 21:41:35 ID:s6BrCumd
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!| 一つギャグが浮かんだのです
.   レ゙ {つ旦O リ 機関の言うことはキカン!
.    とく_/__l_j>

578 :この名無しがすごい!:2009/11/17(火) 22:39:15 ID:XfNzr3y1
30分たちばなしでもしようかな

579 :この名無しがすごい!:2009/11/17(火) 22:44:40 ID:8JTnhkq6
お断りです!

580 :この名無しがすごい!:2009/11/17(火) 22:55:16 ID:6Js3Yb8D
そう言う時は素早いなw

581 :この名無しがすごい!:2009/11/18(水) 23:22:55 ID:G/k8kaOB
久々にきょこたんスレ覗いたら、いつもどおりだった。
平和だ・・・。

582 :この名無しがすごい!:2009/11/21(土) 05:51:02 ID:HcFZ7wR+
>>577
  ううっ……
  調子に乗って、
  今日は組織のソーシキ!
  と、偉い人の前で言ったら、クビになっちゃったのです……
  マッチ買ってくださぁーい……
                     ,. ‐-ー- 、
        , -‐- 、、  .   ノ /  u. ヽ
   .    〃   ; ヽヾ   ノハハハハハ !
       ハミ((ノノリ从))   !|─ ─ ,iリ)!
       | i(| -- --|!| .  ’ 、 -  ,∩'´ コトシモ ナガトントコデ セワニナルカ?
       | トリ、|| ヮ||ノ'!|    〈i゙|†'|´{'/
   .   レ゙ /{_,}{\}_iつiii    i´T `i゙
      とく/_U_i,)   l__l  〈_,八__〉

583 :この名無しがすごい!:2009/11/21(土) 21:06:13 ID:hf8MnHo8
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(|;× × |!|
....   | トリ、'' 口''ノ'!|
    レ゛. {i'づと) リ 
..    ノ_/__l_jヽ.
     `~(__i_)~´
(刑法224条)未成年者略取及び誘拐罪
誘拐の対象が未成年である場合。法定刑は3月以上7年以下の懲役である。
更に営利目的である場合は、法定刑は1年以上10年以下の懲役。

584 :この名無しがすごい!:2009/11/22(日) 07:24:13 ID:y1Y2/Ra2
>>583
朝比奈さんは、この時代に存在しない人なので
大丈夫です。

585 :この名無しがすごい!:2009/11/23(月) 05:39:12 ID:7iwbFUa4
>>583
携帯で見たら、「懲役」が「悪役」に読めた。

586 :この名無しがすごい!:2009/11/25(水) 01:04:35 ID:+XVzgi0Z
>>583きょこたんずれてるよ。

587 :この名無しがすごい!:2009/11/25(水) 14:30:49 ID:z/A6+fIZ
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((ノノリ从))
    | i(|;┃ ┃|!|
....   | トリ、'' ヮ''ノ'!|
    レ゛. {i'づと)リ こんな感じでしょうか?
..    ノ_/__l_jヽ.    わかんないのです!
     `~(__i_)~´

588 :この名無しがすごい!:2009/11/27(金) 21:12:49 ID:7mL43OGH
>>587
かわいい・・・・・・

589 :この名無しがすごい!:2009/11/29(日) 00:04:12 ID:1A1uqr9Q
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(|;× × |!|
....   | トリ'' 口''ノ'!| ゲホゲホッ インフルエンザなのです
    レ゛.{i'づと)リ このスレの馬鹿共にうつしてやるのですザマアw
..    ノ_/__l_jヽ.
     `~(__i_)~

590 :この名無しがすごい!:2009/11/29(日) 09:49:06 ID:ThQRBiLW
AA貼り過ぎ

591 :この名無しがすごい!:2009/12/02(水) 01:02:40 ID:WKoZ2noi
きょこたん可愛すぎる

592 :この名無しがすごい!:2009/12/02(水) 07:08:15 ID:eBGdD/Ky
京子ちゃんのエロ画像をキボンヌ

593 :この名無しがすごい!:2009/12/02(水) 22:48:04 ID:NgTenvKB
クリスマスはきょこたんが、サンタに扮してイブの夜に
キョンの家に押しかければ、面白いんじゃないの?

594 :この名無しがすごい!:2009/12/02(水) 23:13:38 ID:6qUawWni
それよりさ、一年で一スレ位は消費しようぜ、きょこたん

595 :この名無しがすごい!:2009/12/02(水) 23:28:44 ID:TiXOgGRT
驚愕さえ出れば…!

596 :この名無しがすごい!:2009/12/04(金) 21:47:34 ID:cm7A0nqC
>>594
計算上、一日平均3レス

597 :この名無しがすごい!:2009/12/06(日) 14:17:05 ID:4sjwwWyD
橘はキョンを常に監視していたのに
キョンが佐々木眼中無しな反面、ハルヒにはベタ惚れなのに気がつかないのはおかしい
キョンの気持ちは第三者から見て、凄く判りやすいよな

598 :この名無しがすごい!:2009/12/06(日) 14:58:01 ID:h1losdTQ
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!| 佐々木さんは私のもの
.   レ゙ {つ旦O リ  だから彼も私のものなのです
.    とく_/__l_j>

599 :この名無しがすごい!:2009/12/06(日) 17:25:24 ID:egk+AnLg
>>597
ハルヒにべた惚れって正気か?

600 :この名無しがすごい!:2009/12/07(月) 05:58:15 ID:VbunrxZc
>>599
どう見てもハルヒにベタ惚れは事実
国木田もキョンがハルヒに惚れているのを早くに気がついている
谷口や鶴屋もキョンの本命がハルヒだとわかっている
キョンはハルヒに惚れているからこそ、あの扱いでも団に止まっている

601 :この名無しがすごい!:2009/12/07(月) 06:52:23 ID:IH7unzMj
布教活動乙
まあ茶でも飲め
つ旦

602 :この名無しがすごい!:2009/12/07(月) 22:14:33 ID:qZn6I560
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1260164742/l100
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1260145448/l100

603 :この名無しがすごい!:2009/12/11(金) 01:18:22 ID:r99hVoXm
京子タンのかわいい画像キボンヌ

604 :この名無しがすごい!:2009/12/12(土) 16:34:55 ID:NsDoz/og
きょこたんの動揺ようやく続き投下キタ

605 :この名無しがすごい!:2009/12/13(日) 19:12:32 ID:1gNUcNLL
キョコタンの「なのです」は羽入のパクリ?

606 :この名無しがすごい!:2009/12/13(日) 21:11:35 ID:yMPAb1L6
実は原作では「なのです」って口癖と言うほど使ってないんだよな
「〜かしら」「〜だわ」みたいなのも使ってるし

607 :この名無しがすごい!:2009/12/15(火) 21:50:54 ID:MJNxEZvt
ぶっちゃけハルヒに出てくるキャラ殆どキャラ立ってないだろ
キョコタンはキョンと話す時は大体敬語とだわ口調交互に使ってて
さささにはだわ口調だよな 何かお互いに対する対応が逆のような気がするんだ


608 :この名無しがすごい!:2009/12/17(木) 20:50:46 ID:VqcRUdrb
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

609 :この名無しがすごい!:2009/12/20(日) 23:37:06 ID:nG+2UTD3


610 :この名無しがすごい!:2009/12/21(月) 16:10:50 ID:GsmYhBv/
風邪引いた時に、きょこたんに看病してもらったら一日で治るんだが・・・。

611 :この名無しがすごい!:2009/12/24(木) 00:23:07 ID:bQAs02q6
佐々木はいらないよね
何で分裂で佐々木みたいなのが出たのだろうか

612 :この名無しがすごい!:2009/12/25(金) 21:13:29 ID:FY7Ii1XT
2年ぶり公式きょこたん絵
ttp://f.hatena.ne.jp/images/fotolife/C/CAX/20091225/20091225003505.gif

613 :この名無しがすごい!:2009/12/26(土) 02:50:27 ID:DlVz8VY8
なんか各々の身長のバランスに違和感を感じるな…

614 :この名無しがすごい!:2009/12/26(土) 07:56:06 ID:CNZEr28m
みんな、脚、長すぎ。
重心の位置、変。

とか言ったらだめなんだろうか・・・

615 :この名無しがすごい!:2009/12/26(土) 16:19:45 ID:Zlc8oPB+
きょこたんの全身が出たのは初めてじゃないか?

616 :この名無しがすごい!:2009/12/26(土) 17:47:01 ID:fYcRcFbp
きょこたんのニーソは萌える

617 :この名無しがすごい!:2009/12/26(土) 23:45:00 ID:83AiI02G
橘の公式画像ってこれ合わせて三枚しか分からないけど、もっとあったりする?

618 :この名無しがすごい!:2009/12/27(日) 13:32:09 ID:DAnetYDL
ポンジーがかなり小さいな
きょこたんつま先立ちだからつかみにくいがみくると九曜佐々木よりは小さそうだな

619 :この名無しがすごい!:2010/01/01(金) 00:47:03 ID:tl+NVErW
新年30分京子

620 :この名無しがすごい!:2010/01/01(金) 00:54:51 ID:2/HuDTzQ
>>619
あけましておめでとうございます

621 : 【大凶】 【291円】 :2010/01/01(金) 19:56:35 ID:eCOITjiF
きょこたんの今年の運勢と貰えるお年玉の金額

622 : 【末吉】 【1034円】 :2010/01/01(金) 21:00:29 ID:1KA8XpW+
なるほど

623 :この名無しがすごい!:2010/01/03(日) 11:21:30 ID:aLBC/kUY
>>621
少ない・・・

624 :この名無しがすごい!:2010/01/03(日) 14:45:25 ID:TaF0xfI4
きょこたんにとっては大金

625 :この名無しがすごい!:2010/01/04(月) 07:54:52 ID:SBSFn7Lx
きょこたんは派遣村で年末年始を過ごしたのだろうか

626 :この名無しがすごい!:2010/01/04(月) 12:15:10 ID:kpvJ2hxQ
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!| コトシモ ウチュウジンサンノ イエデ オルスバン シテタノデス
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

627 :この名無しがすごい!:2010/01/05(火) 12:38:37 ID:bI1iCPi9
今なら貰えそうだな
京子は俺の嫁

628 :この名無しがすごい!:2010/01/05(火) 13:04:43 ID:xlMUeE9R
いや俺の嫁だ

629 :この名無しがすごい!:2010/01/05(火) 13:32:52 ID:bI1iCPi9
チ、30分到達まで後少しだったのに・・・

630 :この名無しがすごい!:2010/01/05(火) 15:50:59 ID:bI1iCPi9
ツインテールが至高。
でもそのツインテの子が時々
髪型を変えると酷く萌える物だ。
異論は認める。

631 :この名無しがすごい!:2010/01/07(木) 01:56:28 ID:z3fT04I8
>>626
想像したら萌える

632 :この名無しがすごい!:2010/01/07(木) 04:12:46 ID:x1XEZk1S
>>630
ツインテールキャラの髪型チェンジは割とどれでもいけたりするもんだけど他の髪型からツインテールチェンジはちょっと厳しい。

633 :この名無しがすごい!:2010/01/08(金) 08:04:09 ID:N06ClkL1
きょこたんのツインテール以外の髪型書いてうpしてください

634 :この名無しがすごい!:2010/01/08(金) 13:59:51 ID:BYuJiNhg
Emoy One Roa Hanabih Cat Arat Takan a Gim OK Ikakn Aki Jnas

635 :この名無しがすごい!:2010/01/08(金) 14:48:25 ID:1p8vhj8s
isos

636 :この名無しがすごい!:2010/01/08(金) 20:22:09 ID:qjdbXXtm
>>632 だよな ツインテールが似合う顔立ちのこは結構貴重 三次元にいえるけど
そーゆーツインテのこがたまに髪ほどいてたりしてると萌えるわ


637 :この名無しがすごい!:2010/01/08(金) 22:01:48 ID:PHNL9tWv
     , -‐- 、、
.    〃 #  ; ヽヾ
    ハミ((メノリ从))
    | i(| │ │ |!|  んんっ、もう!
    | トリ、'' ロ''ノ'!| =3 1年でスレが3分の2も消化して無いとは何事ですか?
    レ゙ iヾ.乂ン' リ   みなさんやる気が足りないのです!
      ノ_/__l_jヽ
     `~(__i_)~´

638 :この名無しがすごい!:2010/01/09(土) 20:00:23 ID:I0KNUl9P
やる気が無いのは原作の著者じゃねーか?w
新刊発売されない所為できょこたんの話題が広げられたくとも無理ってもんだ

639 :この名無しがすごい!:2010/01/10(日) 17:49:18 ID:GF8wjVbl
江南の橘、江北の枳

640 :この名無しがすごい!:2010/01/11(月) 13:05:14 ID:jXEvKp1V
きょこたんって、実は中学生だよね。
背伸びして無理してる感じがそれっぽい。

641 :この名無しがすごい!:2010/01/14(木) 22:54:04 ID:vkaGwws/
京子は俺の嫁

642 :この名無しがすごい!:2010/01/14(木) 23:04:27 ID:4TJttNd0
うん、それ無理

643 :この名無しがすごい!:2010/01/14(木) 23:08:07 ID:vzOYG0tM
じゃあ俺の嫁だ

644 :この名無しがすごい!:2010/01/14(木) 23:12:14 ID:4bggdy3W
むしろ俺の正室

645 :この名無しがすごい!:2010/01/15(金) 00:10:32 ID:GECGJ6WD
橘は汚らしい公衆便所がお似合い
嫁とか正室とか
頭大丈夫?

646 :この名無しがすごい!:2010/01/15(金) 10:40:41 ID:yMVBySgD
佐々木アンチロボがこんな所にまで…

647 :この名無しがすごい!:2010/01/16(土) 16:04:26 ID:VIubhXcB
最近は佐々木よりきょこたんの方が人気上がってる件について。

648 :この名無しがすごい!:2010/01/17(日) 23:43:31 ID:D0eSvAPr
どうやって知ったのか知らんが
嬉しい事じゃないか

649 :この名無しがすごい!:2010/01/21(木) 21:09:47 ID:1odr3eEN
ハルヒの橘京子の画像くださいっ!
tp://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1264073587/l100

650 :この名無しがすごい!:2010/01/26(火) 21:07:38 ID:JcIAyHah
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

651 :この名無しがすごい!:2010/01/27(水) 06:38:25 ID:uBc0kp3g
俺の癒しだ

652 :この名無しがすごい!:2010/01/27(水) 21:03:26 ID:Y0vKpQxO
スレ設立一周年おめでとう

653 :この名無しがすごい!:2010/01/30(土) 00:28:16 ID:Ft+NjFZr

⌒(゚Д゚≡゚Д゚)⌒

654 :この名無しがすごい!:2010/01/30(土) 13:09:47 ID:bM1zUuCx
原作新装版のキョコタンかわゆす

655 :この名無しがすごい!:2010/02/02(火) 00:48:10 ID:QLRrCHmw
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|   せめて1日1レスくらいは欲しいのです!
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

656 :この名無しがすごい!:2010/02/02(火) 21:43:16 ID:KwdMOkmZ
>>655
一年で650レスだから平均すると一レス以上だぜ、きょこたん。

657 :この名無しがすごい!:2010/02/03(水) 22:03:38 ID:mhAQZBDz
節分はなぜか毎年鬼役のきょこたん

658 :この名無しがすごい!:2010/02/03(水) 22:09:56 ID:nsBhBa5M
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1265196881/l100
ハルヒの橘京子のエロ画像ください

659 :この名無しがすごい!:2010/02/10(水) 08:29:32 ID:drR5NHtI
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|   せめて1週間1レ(ry
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>


660 :この名無しがすごい!:2010/02/11(木) 18:37:04 ID:C4JgSWrm
新装版の帯にきょこたんのセリフあったよなあ
雨がどうのこうのと言っていたような

661 :この名無しがすごい!:2010/02/11(木) 21:38:51 ID:ysNz7j73
夜更け過ぎに雪へと変わるのですよ

662 :この名無しがすごい!:2010/02/11(木) 23:10:36 ID:dHV8ftVu
        , -‐- 、
   .    〃   ; ヽ
       ハミ((ノノリ从))
       | i(| -- --|!|
       | トリ、|| ヮ||ノ'!| 消失で私の出番が全く無かったのです…
   .   レ゙ /{_,}{\}_iつii
      とく/_U_i,)

663 :この名無しがすごい!:2010/02/12(金) 05:50:28 ID:9DDO1+3Z
佐々木は名前だけ出てたな
よく見たらきょこたんもモブで…と思ったけどやっぱりいなかった残念

664 :この名無しがすごい!:2010/02/12(金) 18:34:47 ID:kQYZjrKr
陰謀の映画化まで待ちなさいってことさ






何年後になるかわからんけど

665 :この名無しがすごい!:2010/02/17(水) 20:14:31 ID:qO74gXuR
ハルヒちゃんに期待するしかないか

666 :この名無しがすごい!:2010/02/21(日) 21:56:57 ID:THAmHUHc
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|   せめてネタでも提供してください!
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>



667 :この名無しがすごい!:2010/02/21(日) 22:00:19 ID:SehdDGSt
橘京子の〜
続編来てるぞ

668 :この名無しがすごい!:2010/02/23(火) 15:30:09 ID:bcogHW6+
アニメでそう遠くない内に陰謀やるかもしれないけど
橘のCV誰になるだろ?

669 :この名無しがすごい!:2010/02/23(火) 17:37:05 ID:M5QLSqNf
若本規夫

670 :この名無しがすごい!:2010/02/24(水) 18:30:51 ID:PNAYdt9M
>>667
順番からしてこれが最終話だな。ついにきょこたんと結婚に!!

671 :この名無しがすごい!:2010/03/04(木) 23:00:12 ID:od+HA70D
        , -‐- 、
   .    〃   ; ヽ
       ハミ((ノノリ从))
       | i(| -- --|!|
       | トリ、|| ヮ||ノ'!| 一週間以上もレスが無かったのです…
   .   レ゙ /{_,}{\}_iつii
      とく/_U_i,)

672 :この名無しがすごい!:2010/03/05(金) 13:01:36 ID:LjnlNHaF
そろそろ、きょこたんのえっちぃ画像がうpされるはず

673 :この名無しがすごい!:2010/03/06(土) 14:22:02 ID:HzezAFBs

     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

674 :この名無しがすごい!:2010/03/11(木) 02:32:04 ID:XrnQ3uDT
陰謀アニメ化されて人気沸騰する前に言っておく




きょこたんはおれの嫁

675 :この名無しがすごい!:2010/03/12(金) 12:31:12 ID:/booBqPi
橘京子「んんっ、もうっ!9回目!!」

676 :この名無しがすごい!:2010/03/14(日) 17:31:35 ID:cw0qu5n7
かなり先の話だが
次スレのスレタイはこのままで良いと思う?
以前はもっと凝ったものだったけど

677 :この名無しがすごい!:2010/03/15(月) 18:09:10 ID:+OH+lMVt
⌒(゚Д゚≡゚Д゚)⌒

678 :この名無しがすごい!:2010/03/17(水) 21:05:51 ID:U5cn+q8T
>>675
いいんじゃないですか?

679 :この名無しがすごい!:2010/03/17(水) 21:40:57 ID:/No6vgjx
ハルヒシリーズの中で橘が一番かわいい

680 : ◆SasaKyon/M :2010/03/17(水) 22:07:36 ID:IbYTalkW
佐々木だろjk

681 : ◆SasaKyon/M :2010/03/17(水) 22:09:19 ID:IbYTalkW
ごめんなさいウソつきました
九曜さんが好きです…

682 :この名無しがすごい!:2010/03/17(水) 22:28:52 ID:R5jgQHgb
きょこたんは
魔法のエンジェル スイートミント
のパクリだと思う

683 :この名無しがすごい!:2010/03/20(土) 21:18:18 ID:aD/5EQJL
     , -‐- 、、
.    〃 #  ; ヽヾ
    ハミ((メノリ从))
    | i(| │ │ |!|  んんっ、もう!
    | トリ、'' ロ''ノ'!| =3 1年でスレが消化して無いとは何事ですか?
    レ゙ iヾ.乂ン' リ   みなさんやる気が足りないのです!
      ノ_/__l_jヽ
     `~(__i_)~´

684 :この名無しがすごい!:2010/03/22(月) 03:29:58 ID:WkadmE/R
テスト

                - ── -   、
..           /           ヽ
          , '´                ヽ
         /                    、
        /                     ヘ
.       7       {                i
.       i        i               │
.       l     {  .小   .{ヽ   ヽ  !    小
.        !.  i  .小 ヘ .l \ .ヘ ヽ .ト  l i  i     } i
.       ト、 ヽ  { ヘl.ヘl`ヽヽ .ヘ -‐l.ヘ } .i .ハ    .i.  l
.       │_.Z⊃イテ宀ミメ、.` `ゝイテ宀ミメ、i    i.  l
      シ 〒 .Yソ入{ (.. と }⌒{  { ( と ノノ イ/.ソ   l
      │.ヘ ト、ト`,ト.1 ‐=- ´  ` ‐=-  レ´/ソ     l
.      i  /  i.{ lヘ """   ′  """ /イ/.i     .l
      ノ   ソ .{  ヽ   ‐ 一    .イレ   .l     l
.     /   イ  トl    ` 、 _ ,.  イ      ll    l
    テ‐- __ i   i .ヽ .ノ一┤    ├--、    .lト    .l
.   /::::::::::::::`:ソlノ_.--´::::::::ヽ-、 ,__/::::::::ヽ_  " i   .l
.  /:::::::::::::::::::::l/    ヽ::::::::::ヽ  /::::::::::::/  ーヘ l  .ト l
  〈::、::::::::::::::::::::l i     \::::::/ ‐ト:::::::::/     ヽl ハ .l
  ソ ヽ‐-:、::::::::ハ       \/::::::ハ/       //  ソ、 } }
  イ    ` T 〉       ,ヘ:::_:::〉       i/    ヽ
.  リ     ノ .ノ      //::::::::i:::ヘ      ノ      ヽ
 /  /  .イ〉 /      〈::/:::::::::::i::::ヘ     .A        ヽ
 i  /  //ヘ       .ソ:::::::::::::i:::::::ヘ    厂.ヘ__ _    ,  ヽ
 ヘ    ´ ´.ノ ヽ      /::::::::::::::::i::::/    /    `ヽ.v.´   ゝ
  ヽ_,-‐.´  .i     ./:::::::::::::::::::i/     /       〉    ./
          .l     i:::::::::::::::::::::〉     .l       i     ./
          i       ̄.ヘ:::::/      〈       /     /


685 :この名無しがすごい!:2010/03/22(月) 17:05:57 ID:z9ewMZVJ
おー!よく出来てるじゃないか
すぐ分かったよ・・・

ttp://sakuratan.ddo.jp/uploader/source/date127119.jpg
これだよね!

686 :この名無しがすごい!:2010/03/22(月) 17:24:56 ID:BLbRsDT1
眼鏡かけても頭は良くならないよ!

687 :この名無しがすごい!:2010/03/24(水) 09:37:27 ID:HFMpoPf7
転載

                    _,,, ... ,,,__
                , "´::::::::::::::::::::::::::::::`` ヽ、
             ,__/::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\
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   .       λ:::::::lヘ::i\  ヾ:::::::/ y  太i-‐、:::::::::::::::.i〃./:::::::::',
          リ.ヘ:::::::!. v  `  ヘ:::/ .′ ´    ゝ:::::::,イノ::::〉::::::::::::::',
          ハ::::ト、::{   ┃  `'.      ┃   l:::/ ゝ:::/:::::::::::::::::::',
   .      ,:::::::::`.乂!  ┃        ┃   l:/ 〉 }:イ:::::::::::::::::::::::',
.        ,'::::::::::::::トヒi               〉勹.ノ!:::::::::::::::::::::::::::',
.        ,'::::::::::::イ{. `、    ┌──‐┐   /  /  }::i:::::::::::::::::::::::',
       /::::::::::::/l:!.   ゝ、  ヘ,    丿 ,ィ/  /   .l:λ::::::::::::::::::::::;
       ,':::::::::::::,' !.     `,フヘ.ー一乂´,,,/ ∠    l::! i::::::::::::::::::::i
.      /:::::::::::::フ       イ ゙ヽχ(.¨"~´  .i ,`i_  l/  l:::::::::::::::::::l
      i::,:::::::::::,'       ノ 〉 /乂i゛`ヽ、_  i_ノノ_/  ノ  .l::::::::::::::::..l
      {λ:::::::{       / イ ゝΛノ  __ノー' `      }::::::::::::i:::::!
.      !!ヽ:::::::i      〈  {ノ  ..Y   イ           .i::::::::::λ::i
      ! ヽ、:::!      ゝノ  人   .ヽ,.          i:::::::::/ !::!
.      `  ` :!     ,,!彡´~"´ ` ー…' ゝ、        .!::::::/ .i:/
.          `    .ヘ  /   ヘ.、   〈         i::::/ ./
                ゝ/_.    _ヘヽ,,.-'´        .,':ノ
                 ヘ__!~"~"~}_゚/           '
..                 i_l    l_i
..                 ∪   ∪

688 :この名無しがすごい!:2010/03/27(土) 00:18:03 ID:DfnQ4UJ6
なんか、下半身がステテコ穿いたおっさんに見える

689 :この名無しがすごい!:2010/03/28(日) 00:10:41 ID:LlHcdwWI
キョン「涼宮ハルヒの絶滅でも見に行くか…」橘「絶滅違う」
ttp://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1269700119/l100

690 :この名無しがすごい!:2010/03/28(日) 23:21:46 ID:5muAGhY6
橘「キョンさん、これを見てほしいのですっ」
ttp://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1269770847/l50

691 :この名無しがすごい!:2010/04/01(木) 23:00:06 ID:hCzjD8xm
久しぶりに来た

692 :この名無しがすごい!:2010/04/02(金) 01:37:18 ID:AyyNxQ+Q
にょろ〜ん きょうこたん

693 :この名無しがすごい!:2010/04/04(日) 21:29:45 ID:hmNisTy4
     , -‐- 、、
.    〃 #  ; ヽヾ
    ハミ((メノリ从))
    | i(| │ │ |!|  んんっ、もう!
    | トリ、'' ロ''ノ'!| =3 1年でスレが消化して無いとは何事ですか?
    レ゙ iヾ.乂ン' リ   みなさんやる気が足りないのです!
      ノ_/__l_jヽ
     `~(__i_)~´

694 :この名無しがすごい!:2010/04/08(木) 18:29:28 ID:iqGp58sL
ごめんね、京子
好きだよ京子

695 :この名無しがすごい!:2010/04/09(金) 01:47:25 ID:VAbYXmQl
>>694
そいつは京子じゃないぜ、きょこたんだ

696 :この名無しがすごい!:2010/04/10(土) 22:37:53 ID:+EkBVGN3
きょこたんはペットとして愛してる

697 :この名無しがすごい!:2010/04/12(月) 21:46:30 ID:WchIllbE
みくる(大)に誘拐されて未来で飼育されるきょこたん



ありだと思う

698 :この名無しがすごい!:2010/04/13(火) 22:58:15 ID:NPq4hYGn
それより黒キミドリさんに調教されるきょこたん

699 :この名無しがすごい!:2010/04/15(木) 00:01:46 ID:TzYXp1jf
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|   せめて1週間1レ(ry
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>



700 :この名無しがすごい!:2010/04/15(木) 12:39:54 ID:jVTMlHao
⌒(゚∀゚)⌒<700げっとなのです!

701 :この名無しがすごい!:2010/04/16(金) 23:14:15 ID:SrwKNpMD
やったね、700行ったよきょこたん
あと2週間くらいで出番来るかもよ、きょこたん

702 :この名無しがすごい!:2010/04/20(火) 21:37:52 ID:nDG6srrQ
橘は良キャラなのに、佐々木が糞キャラ過ぎるから、橘は損をしているよね

703 :この名無しがすごい!:2010/04/20(火) 22:06:36 ID:6wQ3jJu+
なんか、新表紙にきょこたん居ない気が・・・・

704 :この名無しがすごい!:2010/04/21(水) 00:22:02 ID:v/Sd/NyT
お前は本読むまえに眼科に行ったほうがいいぞ

705 :この名無しがすごい!:2010/04/21(水) 14:01:26 ID:Atppu83a
やっほーきょこたんやっほー

706 :この名無しがすごい!:2010/04/22(木) 01:20:02 ID:R7RtTjow
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))  待っていたのです 
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>


707 :この名無しがすごい!:2010/04/22(木) 07:20:13 ID:nI407IkD
何かあったの?

708 :この名無しがすごい!:2010/04/23(金) 13:33:39 ID:yDLrHH3U
ホントに、出番あるのかねえ?そういや、分裂からもう3年も経過しているんだ。

709 :この名無しがすごい!:2010/04/23(金) 20:12:57 ID:3VqX2WkJ
統合情報思念体の主流派のヒューマノイドインターフェイスの苗字が
旧海軍の艦艇名から来てる説で言うと
橘もそうだなとふと思った。

710 :この名無しがすごい!:2010/04/24(土) 00:36:15 ID:dPtcGVFp
橘なんて軍艦あるんだ


711 :この名無しがすごい!:2010/04/24(土) 01:22:01 ID:BjEeGEXz
先日、光陽園駅前のスーパーに車が突っ込んだんだって。
きょこたん一般人にまで迷惑かけるなよw

712 :この名無しがすごい!:2010/04/24(土) 10:52:25 ID:/QvYenu3
        , -‐- 、
   .    〃   ; ヽ
       ハミ((ノノリ从))
       | i(| -- --|!|
       | トリ、|| ヮ||ノ'!| ペーパードライバーでごめんなさい…
   .   レ゙ /{_,}{\}_iつii
      とく/_U_i,)

713 :この名無しがすごい!:2010/04/24(土) 10:53:04 ID:x5TcQass
きょこたんかわいいよきょこたん

714 :この名無しがすごい!:2010/04/25(日) 01:55:21 ID:5BecTWzh
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>


715 :この名無しがすごい!:2010/04/25(日) 21:09:57 ID:soHduI+m
そろそろSSのネタでも仕込むか
あ、驚愕が発売されてからの方がいいか。

716 :この名無しがすごい!:2010/04/25(日) 22:15:32 ID:0GRi4gND
その後>>715のSSを見たものは居ないという・・・

717 :この名無しがすごい!:2010/04/26(月) 23:01:47 ID:u6dCt9nP
さてと、きょこたんの出番が復活する前に孕ませておくか

718 :この名無しがすごい!:2010/04/26(月) 23:08:41 ID:XpVQbNrE
                - ── -   、
..           /           ヽ
          , '´                ヽ
         /                    、
        /                     ヘ
.       7       {                i
.       i        i               │
.       l     {  .小   .{ヽ   ヽ  !    小
.        !.  i  .小 ヘ .l \ .ヘ ヽ .ト  l i  i     } i
.       ト、 ヽ  { ヘl.ヘl`ヽヽ .ヘ -‐l.ヘ } .i .ハ    .i.  l
.       │_.Z⊃イテ宀ミメ、.` `ゝイテ宀ミメ、i    i.  l
      シ 〒 .Yソ入{ (.. と }⌒{  { ( と ノノ イ/.ソ   l
      │.ヘ ト、ト`,ト.1 ‐=- ´  ` ‐=-  レ´/ソ     l
.      i  /  i.{ lヘ """   ′  """ /イ/.i     .l
      ノ   ソ .{  ヽ   ‐ 一    .イレ   .l     l
.     /   イ  トl    ` 、 _ ,.  イ      ll    l
    テ‐- __ i   i .ヽ .ノ一┤    ├--、    .lト    .l
.   /::::::::::::::`:ソlノ_.--´::::::::ヽ-、 ,__/::::::::ヽ_  " i   .l
.  /:::::::::::::::::::::l/    ヽ::::::::::ヽ  /::::::::::::/  ーヘ l  .ト l
  〈::、::::::::::::::::::::l i     \::::::/ ‐ト:::::::::/     ヽl ハ .l
  ソ ヽ‐-:、::::::::ハ       \/::::::ハ/       //  ソ、 } }
  イ    ` T 〉       ,ヘ:::_:::〉       i/    ヽ
.  リ     ノ .ノ      //::::::::i:::ヘ      ノ      ヽ
 /  /  .イ〉 /      〈::/:::::::::::i::::ヘ     .A        ヽ
 i  /  //ヘ       .ソ:::::::::::::i:::::::ヘ    厂.ヘ__ _    ,  ヽ
 ヘ    ´ ´.ノ ヽ      /::::::::::::::::i::::/    /    `ヽ.v.´   ゝ
  ヽ_,-‐.´  .i     ./:::::::::::::::::::i/     /       〉    ./
          .l     i:::::::::::::::::::::〉     .l       i     ./
          i       ̄.ヘ:::::/      〈       /    

719 :この名無しがすごい!:2010/04/27(火) 00:16:53 ID:WFj5bJRU

驚愕を前ににわかに活気づいてきたなこのスレ

720 :この名無しがすごい!:2010/04/27(火) 09:26:42 ID:etcF1fe6
ktkr!!!
30以後、驚愕読むまで2ch絶つ。

721 :この名無しがすごい!:2010/04/27(火) 09:39:02 ID:FsUhi9+e
ツガノめ・・・
なぜ陰謀を先送りにした

722 :この名無しがすごい!:2010/04/27(火) 18:31:22 ID:/HsU/l5C
        , -‐- 、
   .    〃   ; ヽ
       ハミ((ノノリ从))ツガノさん、
       | i(| -- --|!| どうせかわいく
       | トリ、|| ヮ||ノ'!|  描いてくれないだろうから
   .   レ゙ /{_,}{\}_iつii  別にいいのです…
      とく/_U_i,)      ……いいのです…

723 :この名無しがすごい!:2010/04/29(木) 00:34:47 ID:WSUnCdLb
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.  先行掲載の驚愕でワタシの出番は
    ハミ((メノリ从))   ありましたか!?
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

724 :この名無しがすごい!:2010/04/29(木) 17:31:19 ID:jXnw9SaI
>>723
ありません。

725 :この名無しがすごい!:2010/04/29(木) 22:42:34 ID:5603YSnn
きょこ〜ん

726 :この名無しがすごい!:2010/05/01(土) 00:10:20 ID:zpaQxsn0
ちゃんと出番あったじゃねえか


名前だけ

727 :この名無しがすごい!:2010/05/01(土) 17:23:20 ID:n5XOM2YR
     , -‐- 、、
.    〃 #  ; ヽヾ
    ハミ((メノリ从))
    | i(| │ │ |!|  んんっ、もう!
    | トリ、'' ロ''ノ'!| =3 名前だけじゃ意味ないのです!!
    レ゙ iヾ.乂ン' リ   九曜さんなんて絵もあったのに!!
      ノ_/__l_jヽ
     `~(__i_)~´

728 :この名無しがすごい!:2010/05/02(日) 13:02:53 ID:JPVCloo2
きょこたんはしょせん佐々木軍団のパシリ程度の存在なのですよw

729 :この名無しがすごい!:2010/05/02(日) 13:49:53 ID:B2Y5kwtr
でもそんなきょこたんが大好きです

730 :この名無しがすごい!:2010/05/02(日) 17:58:32 ID:gsPtoGLZ
がんばれきょこたんw

支援
                    , -‐-  .
                 ,. '´.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.:.:``ヽ、
               /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:.:ヽ
              /.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
            _,./.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:ヽ
           /:/{.:.:.:.:.:.:l:.:.:.:.:./:.:./:!:.:.:.:.:.:.,:.:.:.:i:.:.:.:.:.:.:.:.::ヘ
            /:.:.:!:.!:.:.:.:.:.:.l:.:.:.:/:.::/:.イ:.:.:.:.:ン:.:.:..イ:.:.:,:.:.:.:.:}::λ
         ア:.:.:.l:.l:.:.::.:.:.:.:l:.:./i:.:/!/.i:.:.:/}:.:.:./!:.::.;:,:.:.:.::!:.:.}ヘ
          ナ:.:.:.l:.{:.i:.:.:.:.:λ:i-l/"/~!/ ./:./-}:/!/ }:.:/:.:..i:.:.i
          .i:.:.:.:.:.!、i:.:.:.:.:.:l ィ=〒ミヽ .// .上∠. !:/!:.:.:i:.:.:.i
        l:.:.:.:.:.:.:.、`,-:.:.:i〈 l:゚::::::::::ll`    イi:。::::::.メ,./:.:./:.:.:.:i
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         i:.:.:.:.:.:.:.:.:l. ヘ:!ヽ.    _ , ‐;-----▽!/l:.:.:.:.:.:.:.l
            i:.:.:.:.:.:.:i:.l  ヽ│ゝ、 l"/ ,.'.: : : : : : : i- ';.:.:.:.:.:.:l
         i:.:.:.:.:.:λi   .ィ // ./ , ┐    l.}`}ヽ:.:.:.:i
         l:.:.:.:.:.:.:iヽ /ゝ!/_/  // ,i       l',. !/i:.:.:.:.i
         /:.:.:.:.:.:./ ヽ' / / `ヽ/ /___    /´,イ i:.:.:.:.i
        /:.:.:.////´.! ! i /  /∨/./    //´  .i:.:.:.,i
        /:.:.:///    v.i i  /  ゝ'´: : : : : .!ヘ!\  i:.:.:.:i
        ム:.:.//    / \.l i  / 〉.-‐─‐┘ }ヘ \ ヘ:.:.:!
       i:.://     Y   \l / /、 ヾ、ヾi ,!少ヘ  ヘ \キ
        !:l {     !     Y /l・ lヽ. 〉 ̄´   ヘ. │  ヽ
          !l ヘ   /       Y-'l・ i ヘヘ     ヽ./
          i  /       ト、,.l・ lノ、/ヽ     ヽ,

731 :この名無しがすごい!:2010/05/03(月) 01:17:44 ID:JB/z0Uk/
猫目かわゆい

732 :七誌:2010/05/04(火) 21:52:19 ID:ORCHgmvQ
いいっすねー

733 :この名無しがすごい!:2010/05/04(火) 23:40:10 ID:gM7+Z5Tb
       , -‐- 、、.           , -‐- 、
.      〃 u  ;ヽヾ.       ,'::;〃i::iヾヾ
      ハミ((メノリ从)).     .ハ {;;l;;l;;|;j;;i;}l
      | i(| 0; ニニ||=====l  /((::!┯ ┯l!|
      | トリ、!i!i〜i!i∩.     .i::: ∩ヽ - ノ八>>727脇役―――五月蠅い―――――
.     レ゙⊂i´:i:iン 彡    !: l::::ヽリ:i:リ>i:::i
        く/_!_j,>         |:::|::::i:::く/_!_j,>:i:::|
        〈_,ハ_,>      ノ;;;l;;;;;i;;;(__i__);;;i;;;リ

734 :この名無しがすごい!:2010/05/05(水) 11:21:54 ID:YO1NZuF3
今年は出番が多いと思いきや一気に後回しになってしまったな

735 :この名無しがすごい!:2010/05/05(水) 11:53:44 ID:soibr1Ah
なんでなんだーーーーーーー
このままじゃパンジー藤原と同等のモブに・・・orz

736 :この名無しがすごい!:2010/05/05(水) 11:57:30 ID:qHGhU45n
今日は子供の日。
つまりきょこたんの日。

737 :この名無しがすごい!:2010/05/06(木) 20:06:17 ID:ID7AUC1O
それは誕生日ってことか?

738 :この名無しがすごい!:2010/05/07(金) 00:28:45 ID:neghdgsS

きょこたん
校庭に落書きしちゃだめじゃない!!

739 :この名無しがすごい!:2010/05/07(金) 02:08:41 ID:keIyNyDd
しかしマジメに考えて、これから先にどういう出番があるのだろうか?

740 :この名無しがすごい!:2010/05/07(金) 22:57:03 ID:neghdgsS
まぁ敵役ではあり続けるだろうが
ここんところ、九曜がそれを一身に背負っちゃってるからなぁ。。。

驚愕もとい佐々木に関する事件が解決した後も
一般人づらして何かとSOS団の活動にちょくちょく絡まりそうな(良い意味で)きょこたん

741 :この名無しがすごい!:2010/05/10(月) 13:54:32 ID:Gny0nYHG
>>739
とりあえず機関の人間との超能力者バトルは必ずするだろうからそこまでは
あとは組織は機関よりも未来人と積極的に絡んでいるから未来人関連の話には出てくるんじゃない?


 いや。本当は気付いていたのだろう。ただ気付きたくなかっただけなのだ。
俺は心の底から宇宙人や未来人や幽霊や妖怪や超能力者や悪の組織が目の前にふらりと出てきてくれることを望んでいたのだ


一巻のキョンのセリフだけどおそらく悪の組織=橘京子だろうし
(宇宙人=長門、未来人=みくる、超能力者=古泉は確定)
驚愕が終わって一気に終了って展開はなさそうな気がする
うん、気がする

742 :この名無しがすごい!:2010/05/13(木) 01:33:14 ID:79zde7Ft
京子タンメインの同人とかあるの?
ツインテ・貧乳キャラが好みです。

743 :この名無しがすごい!:2010/05/14(金) 01:31:31 ID:F6LTAMv0
巡り合ったことないなぁ
てかきょこたんって貧乳か?
雰囲気はそうだけど

744 :この名無しがすごい!:2010/05/14(金) 23:59:02 ID:0e9WE7mI
橘は魅力的なキャラなのに、佐々木という糞キャラとセットにされてかわいそう
佐々木は早く退場すべき

745 :この名無しがすごい!:2010/05/15(土) 00:01:35 ID:Kpm4PJyw
⌒('A`)⌒

746 :この名無しがすごい!:2010/05/15(土) 00:11:06 ID:nSWNUGa7
きょこたんもくーちゃんも佐々木も好きな俺に好きは無かった

747 :この名無しがすごい!:2010/05/15(土) 00:11:46 ID:nSWNUGa7
隙だよっ!・・・・。

748 :この名無しがすごい!:2010/05/15(土) 00:44:53 ID:zgjNVNQw
わろたw

749 :この名無しがすごい!:2010/05/18(火) 16:12:19 ID:pddkyy+i
きょこたんが活躍していて、ここが沸いている夢を見た・・・

750 :この名無しがすごい!:2010/05/18(火) 19:16:29 ID:JaHiMIDi
儚い夢よのう…

751 :この名無しがすごい!:2010/05/18(火) 22:22:24 ID:zP0guby5
大丈夫
信じて待っていればきょこたんの時代は必ず来る!

752 :この名無しがすごい!:2010/05/20(木) 01:45:46 ID:JTZty2tQ
にしても驚愕・・・

753 :この名無しがすごい!:2010/05/20(木) 06:18:17 ID:OQ91vTYn
え、まじで出番なかったの

754 :この名無しがすごい!:2010/05/20(木) 19:54:57 ID:JTZty2tQ

     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!| ばっちりありましたよ!
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>


755 :この名無しがすごい!:2010/05/20(木) 20:39:58 ID:OQ91vTYn
情報ありがとう!文庫を待つとするよ

756 :この名無しがすごい!:2010/05/20(木) 21:55:01 ID:94lSWCGe
驚愕っていつ発売なの?

757 :この名無しがすごい!:2010/05/21(金) 00:26:25 ID:Bp26/DNM
今年中には発売するとの事らしい。消失のDVD化と、どちらが早いんだろうか?

758 :この名無しがすごい!:2010/05/21(金) 21:43:35 ID:iQ5ObAkp
驚愕の方が早そうな気がする・・・
ただの俺の希望だが


759 :この名無しがすごい!:2010/05/23(日) 18:01:24 ID:z+e1PCUI
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

760 :この名無しがすごい!:2010/05/28(金) 10:53:59 ID:J2yRdpdF
アニメにしろ漫画版にしろ、きょこたんのの登場は、まだまだ先になりそうだな。

761 :この名無しがすごい!:2010/05/28(金) 14:39:15 ID:5EEnlXq8
多分、出番は来年になるかと……

762 :この名無しがすごい!:2010/05/29(土) 20:03:29 ID:0yV3ToJ0
はやく森さんに叱られるきょこたんが見たいよぉ

763 :この名無しがすごい!:2010/05/29(土) 23:10:58 ID:0dFgmJxh
漫画のほうも編集長が入ってしまったからな・・・

764 :この名無しがすごい!:2010/05/30(日) 17:55:15 ID:gFpMy8Ex
10分間たちばなし

765 :この名無しがすごい!:2010/05/30(日) 18:39:55 ID:q5al16Cn
くそっ・・・・まぁ君たちばななでも食べないか?10分ほど

766 :この名無しがすごい!:2010/05/30(日) 19:27:25 ID:gZZ0gi3H
なにその東京土産みたいバナナ

767 :この名無しがすごい!:2010/05/31(月) 01:33:17 ID:Wy/ABkcJ
10分間源橘藤原

768 :この名無しがすごい!:2010/05/31(月) 18:54:13 ID:kpm4rCRk
源ってだれだよ

769 : ◆SasaKyon/M :2010/05/31(月) 18:56:32 ID:5m0bHFVT
源氏→佐々木
平氏→九曜さん
藤氏→藤原
橘氏→キョコタン

770 :この名無しがすごい!:2010/06/01(火) 01:21:04 ID:TmDnDN6D
あぁ、あの変な解説本にそんなこと書いてたな

771 :この名無しがすごい!:2010/06/05(土) 10:37:35 ID:OtzFApFR
たちばなしに絶好の季節になりました


772 :この名無しがすごい!:2010/06/05(土) 11:17:28 ID:efX/ECOk
uho

773 :この名無しがすごい!:2010/06/07(月) 14:31:39 ID:2Our93a+
過疎の流れを防ぐには
またSSでお色気シーンでも、パンツの一つでも見せればいいじゃないか。

774 :この名無しがすごい!:2010/06/07(月) 19:14:21 ID:6wkJzb3E
キョン「パンツみせい」

775 :この名無しがすごい!:2010/06/08(火) 20:14:09 ID:7AAz3b6y
橘「こうですか?」ペラッ
キョン「Σ(゚ Д゚;) 」

橘「また穿き忘れちゃった。テヘッ☆」


776 :この名無しがすごい!:2010/06/08(火) 20:32:59 ID:LKHSkknQ
キョン「・・・けるな」
橘「へ?」
キョン「ふざけるなと言っている・・・・!」
橘「・・・・え゙」
キョン「俺が見たいのはパンツだっ・・・」

777 :この名無しがすごい!:2010/06/09(水) 14:39:10 ID:zkkehgwa
⌒⌒←これだけで誰だか分かるキャラも珍しい

778 :この名無しがすごい!:2010/06/11(金) 11:15:30 ID:rBUd47L6
⌒(^◇^)⌒

779 :この名無しがすごい!:2010/06/12(土) 08:58:04 ID:TIcZb2jf
きょこたん

780 :この名無しがすごい!:2010/06/13(日) 08:39:20 ID:QbmtacHJ
きょこたんかわいいよきょこたん

781 :この名無しがすごい!:2010/06/15(火) 16:12:30 ID:5TVU7lH8
佐々木団側の人物メインの同人探してるんけどさ
佐々木団の面子って絵や情報が少ないからSSはともかく同人はやりづらいみたいね
Yu-jiさんだっけ?ちょっと描いてる人はいるんだけどねぇ
18禁になるとアニメのみで原作読んで書いてる人は少ないみたいだから更にないのかな?

782 :この名無しがすごい!:2010/06/16(水) 12:25:50 ID:TehswqNb
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

783 :この名無しがすごい!:2010/06/18(金) 23:54:18 ID:czq+Vw9g
陰謀がアニメ化されればおのずとファンも同人も増える
だから今のうちにやっておく

1日きょこたん

784 :この名無しがすごい!:2010/06/19(土) 00:15:57 ID:MPMutEms
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(|;┃ ┃ |!|  iPhone4を上納すれば嫁になって差し上げますわよ
....   | トリ、''' - ''ノ'!|   ・・・一時間くらい
    レ゙. {i'づと) リ  .
..    ノ_/__l_jヽ.
     `~(__i_)~´


785 :この名無しがすごい!:2010/06/19(土) 01:18:14 ID:Z1pCj7EM
とりあえず24個渡したい・・・

786 :この名無しがすごい!:2010/06/21(月) 00:58:21 ID:Az2fuJQY
いや俺は48個だ

787 :この名無しがすごい!:2010/06/21(月) 01:01:56 ID:2LIVWwkV
ならば俺は…!俺は………

788 :この名無しがすごい!:2010/06/21(月) 02:51:08 ID:Az2fuJQY
よ、よんじゅうきゅうっ!!

789 :この名無しがすごい!:2010/06/21(月) 12:31:39 ID:z5L6970x
ちょっとiPhone工場買収してくる

790 :この名無しがすごい!:2010/06/21(月) 16:57:39 ID:Az2fuJQY
あ、アイパッドならどうですか・・・?

791 :この名無しがすごい!:2010/06/21(月) 23:14:18 ID:o7yKmvKs
胸パッドの方が喜ぶんじゃね?

792 :この名無しがすごい!:2010/06/21(月) 23:47:17 ID:Az2fuJQY
あ、それいいな
なぜか貧乳のイメージがついちまってるからw

793 :この名無しがすごい!:2010/06/24(木) 03:00:53 ID:PfbDSVfd
1日1レス目標

794 :この名無しがすごい!:2010/06/24(木) 03:08:15 ID:BlxtM6AR
小ネタ 国語大辞典(新装版)小学館 より

地名編。



(1) 奈良県高市郡明日香村の地名。飛鳥川の上流。橘寺(菩提寺)がある。
(2) 山口県南東部、周防大島(屋代島)にある地名。大島ミカンの栽培が盛ん。古い港町の安下庄は現在も漁港として栄えている。


出てきました橘さん in 周防。これは偶然なのか?

795 :この名無しがすごい!:2010/06/24(木) 16:28:18 ID:19HvWeYR
ほう、すごいな
たぶん元ネタじゃないかそれ

796 :この名無しがすごい!:2010/06/24(木) 20:59:50 ID:Vsh35fVH
グーグルマップより。

http://maps.google.co.jp/maps?hl=ja&safe=off&client=firefox-a&gl=jp&q=%E5%91%A8%E9%98%B2%E5%A4%A7%E5%B3%B6%E7%94%BA%E5%BD%B9%E5%A0%B4%20%E6%A9%98%E7%B7%8F%E5%90%88%E6%94%AF%E6%89%80&um=1&ie=UTF-8&sa=N&tab=vl

なるほどなるほど…

797 :この名無しがすごい!:2010/06/24(木) 21:19:48 ID:PfbDSVfd
わたぁし の名前がどっかに隠れてるかもしれんぞ

798 :この名無しがすごい!:2010/06/24(木) 22:19:26 ID:dregYiaF
俺「そろそろ、書こうかな」
橘「お断りします」

799 :この名無しがすごい!:2010/06/25(金) 06:11:55 ID:2CoHcvVQ
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|  日本勝利なのです!
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>


800 :この名無しがすごい!:2010/06/25(金) 22:41:37 ID:sgGnrebU
        , -‐- 、
   .    〃   ; ヽ
       ハミ((ノノリ从))
       | i(| -- --|!|
       | トリ、|| ヮ||ノ'!| iPhone4、手に入りませんでした・・・
   .   レ゙ /{_,}{\}_iつii
      とく/_U_i,)

801 :この名無しがすごい!:2010/06/26(土) 17:28:35 ID:F5JiyCeS
ドンマイ・・・
組織が全部買い占めたってさ

802 :この名無しがすごい!:2010/06/26(土) 17:41:07 ID:F5JiyCeS
ドンマイ・・・
組織が全部買い占めたってさ

803 :この名無しがすごい!:2010/06/28(月) 17:45:02 ID:HIFiwOUn
ttp://www.salome-lips.com/Biography.html

>メンバーチェンジを繰り返し、現在は、ボーカルの"橘 京子"、ベース・楽曲制作の"水のさとし"の2人を中心に構成さ
>れ、ギター、ドラム、ゴーゴーダンサーらを加え活動を行っている。



804 :この名無しがすごい!:2010/06/28(月) 17:55:01 ID:ib1zE+hl
リンクきれてる・・・
水野敏は聞いたことがあるけど

805 :この名無しがすごい!:2010/07/01(木) 10:19:12 ID:OzzfcjxS
>>803
いつか気付く奴いると思ったw

806 :この名無しがすごい!:2010/07/04(日) 21:34:00 ID:Thw00FVn
どういう音楽をしてるんだろう

807 :この名無しがすごい!:2010/07/08(木) 22:01:31 ID:DdpowHa0
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|  セフレ募集なのです!
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

808 :この名無しがすごい!:2010/07/09(金) 00:54:18 ID:u6Jyc8qp
はい志願します!

809 :この名無しがすごい!:2010/07/12(月) 18:29:13 ID:DoboALxS
BDBOX
きょこたん登板なし!

810 :この名無しがすごい!:2010/07/19(月) 00:10:03 ID:4YL0Qwjm
アッガーレ

811 :この名無しがすごい!:2010/07/20(火) 19:48:23 ID:WfkLSzir
きょこたんはみくるを誘拐した罪で機関に拉致され俺の元で一生を終えるのさふふふ

812 :この名無しがすごい!:2010/07/20(火) 22:42:14 ID:oUk1SsKs
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(|;┃ ┃ |!|  古泉さん……
....   | トリ、''' - ''ノ'!|  同性愛者を辞めるなら考えてもいいですけど……
    レ゙. {i'づと) リ  .
..    ノ_/__l_jヽ.
     `~(__i_)~´

813 :この名無しがすごい!:2010/07/21(水) 19:47:50 ID:gw9cM9wh
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|  セレブ募集なのです!
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

814 :この名無しがすごい!:2010/07/21(水) 20:09:26 ID:FAXYM0i5
つ 森園生

815 :この名無しがすごい!:2010/07/23(金) 22:52:55 ID:WgL2tCQv
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|  夏休みの思い出募集なのです!
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>


816 :この名無しがすごい!:2010/07/23(金) 23:36:37 ID:TptyfMVR
俺とこれから作ればいいじゃないか・・・

817 :この名無しがすごい!:2010/07/25(日) 02:34:19 ID:A6gcn/2m
     , -‐- 、、
.    〃 #  ; ヽヾ
    ハミ((メノリ从))
    | i(| │ │ |!|  >>814私が言ってるのはセレブです!
    | トリ、'' ロ''ノ'!| =3 ババアなんか募集して無いのです!!
    レ゙ iヾ.乂ン' リ
      ノ_/__l_jヽ
     `~(__i_)~´

818 :この名無しがすごい!:2010/07/25(日) 08:06:55 ID:mglqMeT+
つ 鶴屋さん

819 :この名無しがすごい!:2010/07/25(日) 12:12:53 ID:fUBl9FXd
>>813
            -‐ '´ ̄ ̄`ヽ、
             / /" `ヽ ヽ  \
         //, '/     ヽハ  、 ヽ
         〃 {_{'´    `ヽリ| l │ i|
         レ!小l●    ● 从 |、i|  にょろにょろ
          ヽ|l⊃ 、_,、_, ⊂⊃ |ノ│
        /⌒ヽ__|ヘ   ゝ._)   j /⌒i !
      \ /:::::| l>,、 __, イァ/  /│
.        /:::::/| | ヾ:::|三/::{ヘ、__∧ |
       `ヽ< | |  ヾ∨:::/ヾ:::彡' |

820 :この名無しがすごい!:2010/07/25(日) 16:31:16 ID:neOWfJ1D
さっきもうたべたでしょ

821 :この名無しがすごい!:2010/07/25(日) 16:46:04 ID:58lKVGMI
にょろーん

822 :この名無しがすごい!:2010/07/26(月) 15:51:16 ID:/fV8I/16
きょこたん・・・

823 :この名無しがすごい!:2010/07/26(月) 23:09:20 ID:3AIDMd4L
きょこたんw

824 :この名無しがすごい!:2010/07/26(月) 23:18:01 ID:9e9wOV5V
きょこーん

825 :この名無しがすごい!:2010/07/29(木) 21:32:27 ID:K0KzhqoH
橘は佐々木みたいな性格悪いキャラと一緒にされてかわいそう
佐々木なんかよりずっと魅力的なのに

826 :この名無しがすごい!:2010/07/30(金) 18:27:23 ID:F96sjwGD
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|  童貞募集なのです!
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

827 :この名無しがすごい!:2010/07/30(金) 20:57:15 ID:BXQ3CnEX
俺のたちばないな

828 :この名無しがすごい!:2010/07/31(土) 02:49:16 ID:p2hYxvTH
>>826
ハイッ! 

829 :この名無しがすごい!:2010/07/31(土) 20:22:48 ID:4oMSw7r6
     , -‐- 、、
.    〃   ; ヽヾ.
    ハミ((メノリ从))
    | i(| ┃ ┃ |!|  AA募集なのです!
    | トリ、'' ヮ''ノl'!|
.   レ゙ {つ旦O リ
.    とく_/__l_j>

830 :この名無しがすごい!:2010/07/31(土) 20:28:43 ID:2yFcmnyH
⌒('A`)⌒<んんっ……もうっ

831 :この名無しがすごい!:2010/07/31(土) 22:24:39 ID:3kGsfVWA
きょこたんは処女?

832 :この名無しがすごい!:2010/07/31(土) 23:04:06 ID:mlXT9f3+
もち

833 :この名無しがすごい!:2010/08/01(日) 13:41:56 ID:sgzpXcta
きょこたんは最後の最後まで処女そう・・・

834 :この名無しがすごい!:2010/08/02(月) 02:48:51 ID:b5/dmEq4
     , -‐- 、、
.    〃 #  ; ヽヾ
    ハミ((メノリ从))
    | i(| │ │ |!|
    | トリ、'' ロ''ノ'!| =3 >>825佐々木さんの悪口は許しません!!
    レ゙ iヾ.乂ン' リ
      ノ_/__l_jヽ
     `~(__i_)~´

835 :この名無しがすごい!:2010/08/02(月) 03:37:39 ID:l75Ohqgw
そういえば何故かきょこたんは百合属性がついちゃってたな

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