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夢野久作

1 :ε=┏(*゚▽゚)┛:2010/03/24(水) 20:35:55
((笑))

2 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/24(水) 20:37:28
おやはや(笑)

3 :イノウエ・アル:2010/03/25(木) 01:09:40
久作で気にいっている作品といえば『いなか、の、じけん』と『怪夢』ですね。
『いなか』は、また書きになってしまうんですが『空家の傀儡劇』と『古鍋』がオキニで、
これは久作作品全般にいえることなのですが、
あのまたなんともいえないトボケタ感じが『古鍋』などではかえって恐ろしいと感じましたね。
どういったわけなのかヴォルテールの『カンディード』を思いだしてしまう(笑)

それから病んだ『夢十夜』である『怪夢』(笑)
このなかでは『硝子世界』にこころがくすぐられますねえ。
安部公房の『砂の女』の扉に「罪がなければ逃げるたのしみがない」とかかれていて、
そのネガみたいなもので埴谷雄高が短編か小論かはわすれましたがどこかで
たしか「人間存在の良心のやましさに起因する原罪の感覚が、
救済として贖罪や罰の執行をもとめてそれが探偵小説につながった」とか
わかったようなわからないことをのたまっていましたが(笑)
この『硝子世界』には探偵小説の原理というのかプロトタイプのようなものを感じます。




4 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/25(木) 01:23:26
おやはや(笑)カンディードなぞもっと無慈悲なのでは(笑)おやはや(笑)
夢野なんぞはどことなく、無慈悲になりきれぬ部分を感じてしまうのですねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

硝子世界ですか(笑)あのスケートをする奴でしたかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
猟奇唄なんぞはいかが(笑)
「春風が 先づ探偵を吹き送り アトから悠々と犯人を吹き送る」
「脱獄囚を逐うて 警官が野を横切る 脱獄囚がアトから横切る」
何ぞいつまでも終わることの無い追いかけっこを描いておりまして、探偵小説原理に通じるのでは(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

5 :イノウエ・アル:2010/03/25(木) 01:25:31
>>3
つづきみたいなもので、『怪夢』です。
『工場』、まさしくグロテスクな『モデン・タイムズ』(笑)、
ヴィアン『日々の泡』のなかにもさらにトボケタかたちでこんな描写がでてきましたが、
モダンといえばやはり久作の文体は佐藤春夫や辻潤、タルホ、牧野信一とならんで
モダニズムの文学なのですかね?まるで古臭さを感じない。
『空中』なんて神林の『雪風』そのものですよ。乱歩はあんなに古臭いのに(笑)

まえにも書きましたが久作にはやはり原罪という観念があったのではないでしょうか?
『一足お先に(なんと人を食ったタイトル(笑))』の冒頭なんて妙に示唆的ですしね。
まあ『聖書』を愛読したひとですし、それだからこそあの怪作『瓶詰の地獄』をつくれた。
あの文語体聖書に起立した文章のすごいのなんのと(笑)


6 :イノウエ・アル:2010/03/25(木) 01:29:54
>>4
『猟奇唄』ですか。いいですねえ(笑)
みそひともじで人間の狂気を歌うなんてのはアンチ短歌の思想ですよ(笑)
ただ後継者のほうが一代で絶えた芸道ですね(笑)初代が偉大すぎた(笑)
いや邪悪すぎたですかね(笑)

7 :イノウエ・アル:2010/03/25(木) 01:37:09
>>4
そうなのですよ。
久作はチェスタートン的な逆説ですが残酷な半面、とても情にあつくて(笑)
『瓶詰の地獄』然りと救われぬひとの結論をかいてしまう「この世の名残り、死にゆく身を喩えれば」と
ヴォルテールはひとが苦しんでいても殺さない(笑)ヨブのごとき苦悶です「我が生れし日、滅びうせよ」と

8 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/25(木) 01:45:42
おやはや(笑)夢野はどうも感情的な部分を上手く操作できず、そこに溺れてしまう嫌いがありますからねぇ(笑)
辻潤なども、よく分からない文章を書くこともありますから同類なのかもしれませんけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
日本の場合、土着と結合すればなぜかモダニズムになる訳なのですよ(笑)ところがその土着と離れる、あるいは川端のように洗練されてしまうとモダニズムではなくなってしまうのですねぇ(笑)おやはや(笑)
大概の日本のモダニズム作家横光だけではなく読んでおりませんが片岡鉄兵なんぞがすぐに転向してしまった部分なんぞは、情けないでいすねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)洗練あってのモダニズムでしょう(笑)オヤハヤ(笑)

9 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/25(木) 01:47:31
>>6
後継者に寺山を想定しておるのですか(笑)おやはや(笑)寺山は土着的なものを肌で触れたかもしれませんが、
現在それをやると、模造品になってしまいますからねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

10 :イノウエ・アル:2010/03/25(木) 01:51:49
>>8
川端は地に足がつかないでガスを腹にためた風船みたく浮いちゃった(笑)というわけで
「土着と結合すればなぜかモダニズムになる」というそれはおもしろいですね。勉強になります。

11 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/25(木) 01:52:54
安吾の女剣士と言う作品なんぞはいかが(笑)安吾が三島に影響を与えておるのを感じるのはああいう作品を読んだときですねぇ(笑)
安吾もまた土着的ですからねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

12 :イノウエ・アル:2010/03/25(木) 01:55:46
>>9
困りましたね(笑)ボカシがとられてしまう(笑)
寺山の作品にはどことなく洗練されているようで土のにおいがしますね。
だから深沢七郎と仲が悪くなかったのかな?と

13 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/25(木) 01:56:41
>>10
その意味では真のモダニストは数が少ないのですよ(笑)おやはや(笑)谷崎なんぞは意外にモダニストですが、どうも落ち着きが無いと言いますかバランスが取れていない訳です(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

14 :イノウエ・アル:2010/03/25(木) 02:01:16
>>11
牧野のお弟子さんのその作品は未読ですね。牧野は小田原ですねえ。
土着がモダニズムへとかわるのは
たとえば京極夏彦があまり日本的ではない北海道出身ゆえに
日本的なものを求めたことにどこかしらちかいものを感じますね(笑)

15 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/25(木) 02:02:56
>>12
深沢七郎は難しいですねぇ(笑)晩年は全盛期と比べてさすがに衰えておったようですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
寺山の音楽趣味が深沢とあった可能性もあるのでは(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

16 :イノウエ・アル:2010/03/25(木) 02:04:40
真性のモダニストというとタルホはどうですか?
モダンな神戸と大宇宙が仙人の土着でして(笑)
なんだか寄る辺をもたなかったラフォングみたいですね(笑)

17 :イノウエ・アル:2010/03/25(木) 02:14:58
>>15
なるほど音楽とは盲点でした。
かなりへそ曲がりのプレスリー愛好家でしたからね。ああ、ラブミ〜テンダ〜(笑)
斜にかまえたへそ曲がりも共通項かな(笑)
新潮文庫にはいっている『白鳥の死』や『東京のプリンスたち』、
『アペニン山の隠者(あっ!!これはサドでした)』は
ホントに『楢山節考』のひとなの?とおもいましたね(笑)
同じことが日影丈吉にもありますねえ。
たしか晩年の作品だったとおもいますが深沢の『みちのくの人形たち』、
日常にひそむ業の深さ、それこそ我が子が件だったよりそらおそろしい世界ですかね。



18 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/25(木) 02:18:58
>>14
おやはや(笑)そうですねぇ(笑)牧野もまだ土着性を捨て切れていないところがありますけれどもねぇ(笑)
最晩年の淡雪なぞは普通の風景を書いたようでどことなく捩れておるところが最盛期よりも面白いかも知れませんねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

19 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/25(木) 02:25:09
>>17
おやはや(笑)稲垣ですか(笑)私は稲垣は否定派でしてねぇ(笑)どうも気に食わないのですよ(笑)おやはや(笑)
同郷ということもありますがあの男の書くものはどうも気にいらぬ訳でして(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

20 :イノウエ・アル:2010/03/25(木) 02:28:29
>>18
牧野は私小説から幻想文学へと転向しましたが、
メートル原理のようなものは故郷小田原でした。
離れようとすればするほど生まれ故郷に戻ってきてしまう(笑)
マキノですきなのは『繰船で往く家』というなんて平行線な恋愛なんだ(笑)
幾何学的な恋愛小説ですね。
そういえばホフマンや乱歩を朗らかにしたような宇野浩二みたいな文体の
望遠鏡をつかったおもしろい窃視症の短編がありましたね。
気分は「いずこなりともこの世のそとへ」と

21 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/25(木) 02:36:25
稲垣より花田なんぞの方がましですねぇ(笑)少しばかり引っかかる部分もありますけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)

22 :イノウエ・アル:2010/03/25(木) 02:50:43
>>19
おや、以外ですねえ(笑)タルホは好まれませんか(笑)そういえばダンセイニもでしたね(笑)
それでは百閧ヘいかかですか?まさしく土着ですねえ

23 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/25(木) 02:56:10
おやはや(笑)意外に好みはうるさいのですよ(笑)おやはや(笑)
幻想に没入したような悪化よりも少し俗臭にまみれた作家の方がいいのですねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

24 :イノウエ・アル:2010/03/25(木) 02:56:35
>>19
角川ではないほうの春樹も神戸出身と(笑)ちなみにぼくは相模の国人でして(笑)
小田原や鎌倉がお隣さんですよ(笑)同郷のかたには妙に共感が。
>>21
ぼくは花田清輝だいすきですよ。
若造にはあのアクロバティックな文体は魅力的です。
似たような理由でついてけないところもありますが松岡正剛もすきですね。

25 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/25(木) 03:08:33
>>20
風媒結婚でしょう(笑)ちと読み返してみましたがそれなりには、ですねぇ(笑)
宇野浩二は代表作しか読んでおりませんけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

26 :イノウエ・アル:2010/03/25(木) 03:16:23
>>23
恐れ入りました(笑)
やはりコレクターシップとはなにを集めるかではなく、なにを削るかですね(笑)
ぼくは埴谷雄高は大好きなのですが、どうも高橋和巳が苦手でして、エッセイはいいのですが
小説はまったくよめない。さすが「苦悩教の始祖」さまですよ(笑)
ぼくは「クノー教の始祖」さまのジャリのほうがいいですね(笑)
万歳っ!!ユビュオヤジっ!!(笑)
>>25
嫌らしさのないスコポフィリアの小説ってなかなかないとおもいまして(笑)

27 :吾輩は名無しである:2010/03/25(木) 13:14:35
名君忠行読んで泣いた

28 :吾輩は名無しである:2010/03/25(木) 14:07:53
おやはや(笑)

29 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/25(木) 21:54:05
>>26
おやはや(笑)高橋和巳が苦手ですか(笑)なかなか優れておる作家だと思うのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
「苦悩教の教祖」なんぞというものを取り去ってみますと、邪宗門なんぞは鋭い問答と幻想小説的手法が融合しておってなかなかのものだと思うのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

そういえば夢野久作はvoyeurismにあふれた小説はほとんど無かったように思いますねぇ(笑)おやはや(笑)
ドグラ・マグラに死体の解剖を多角的に描写していくところがあったような気がしますけれども、のぞきとは言えませんからねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て輪愛

30 :イノウエ・アル:2010/03/26(金) 09:00:34
>>29
ぼくは基本は悪食なんですが(笑)どうもへそ曲がりなもので(笑)
高橋和巳はどうにも時代や世俗の垢にまみれすぎたという印象が払拭できなくて(笑)

「釈″虚空″」タルホ入道は『弥勒』などの少々本気な作品をよむかぎり(笑)は
ジュール・ラフォングにもちかいものをかんじますね。
ラフォングはあのためいきまじりの静かな絶望の嘆き節がたまりませんね。
『宇宙かね?おれの心はそこで死んでいくのさ、あとものこさずに...」

そういわれますと久作にはのぞき趣味の作品はすくないですね。ああ健全だ(笑)
『ドグラ・マグラ』の死体解剖、いやエンバーミングというか死化粧かな(笑)
には映写機がまわってましたからねえ(笑)むしろロードショーで公開している。
やはり久作は『童貞』な妄想なわけでして(笑)

31 :ε=┏(*゚▽゚)┛:2010/03/26(金) 17:23:43
山崎ナオコーラゎ瓶詰の地獄がお勧めみたいな事を産経新聞に書いてたけど、この作品わけわからんゎ((笑))

32 :吾輩は名無しである:2010/03/26(金) 20:12:08
何この湧いてるスレ

33 :ε=┏(*゚▽゚)┛:2010/03/27(土) 09:55:32
BOOK-OFFに全集ないNE((笑))

34 :イノウエ・アル:2010/03/27(土) 17:31:29
>>31
『瓶詰の地獄』ですか(表記は『瓶詰地獄』もありますが
ぼくは乱歩の『目羅博士の不思議な犯罪』と同じく、こちらのほうが好きです)

ぼくの久作狂いがはじまった悪夢のような短編でして(笑)
私事ですが、ちょうど第二と第三の手記のあいだでページをめくらなければいけない
という僥倖にあずかれたのです(笑)
ページをめくるそのコンマ数秒に楽園喪失の無限の可能性があたまに去来しました(笑)

この小品はPoeからの影響とみられますが、
それと似た趣向の橘外男『ウニデス潮流の彼方』は幻想的な外男の渾身の傑作です。
(『ウニデス潮流』のマンガ版は完全に無視をしてください(笑))

35 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/27(土) 18:35:40
人間腸詰など外地物なんぞはいかが(笑)
橘外男でしたらやはり人獣物ですかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)


36 :イノウエ・アル:2010/03/27(土) 19:01:57
>>35
橘外男は日本モノの怪談も捨てがたいですよ(笑)
そのなかでは『棺前婚姻』がいちばん秀逸ですが、
ぼくの地元を舞台にした『逗子物語』にも愛着が(笑)

外男に関しては澁澤に文句がありますね。
よりによって駄作の『青白き裸女群像』に解説なんてかかないでよ(笑)
『淫獣トリステサ』や『妖花イレーネ』はいいですがね(笑)
それもよりによってモームの『魔術師』とくらべる(笑)
ぼくはどうにもモームの『魔術師』は嫌いなんですよ(笑)

37 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/27(土) 20:09:16
>>36
橘外男の日本物の怪談はなかなか覚えていないものが多いですねぇ(笑)逗子物語なんぞは面白かったはずですが(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
淫獣はいいですねぇ(笑)久作乱歩なんぞもそうですが、その作品には世間から疎外された人物が数多く出てきておる(笑)
当時の日本文学といえば、作家やその周辺を中心として作品が展開された訳でしょう(笑)プロレタリア文学は例外としても、それと探偵小説の類似は荒俣が指摘しております(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
例えば宇野浩二の屋根裏の法学士なんぞは一応法学士なのですが、乱歩の短編では疎外されたものとなっておる訳です(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

澁澤はモームの魔術師と比べておったのですか(笑)おそらくそれは時を同じくして魔術師が訳出されて、たまたま手元にあったから比べておる、と言うだけなのでは(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
澁澤は英語すらあまり出来なかったようですからねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

38 :ザ・スミス(今春卒業):2010/03/27(土) 22:04:45
二人でもりあがってるねー
ちょっと異論があるんで野暮を承知で割り込み。
橘外男は短篇より長篇で、『青白き裸女群像』は傑作だと思うよ。
『淫獣トリステサ』『妖花イレーネ』よりいい。
逆に日影丈吉は長篇より短篇のほうがいい作品が多いと思うな。
で、夢野久作は長篇短篇どっちもいけるけど、
どれも似たような作品といえばそうもいえるし、
そういう中で押さえのきいた「木魂」なんかが光って見える。

39 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/27(土) 22:13:19
おやはや(笑)確かに木魂は佳作でしょうねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
ザ・スミスさんは「氷の涯」はお嫌いですか(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

40 :ザ・スミス(今春卒業):2010/03/27(土) 22:25:26
『氷の涯』はまだ読んでないや。
狸やイノウエほどの読書量はないよ(笑

41 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/27(土) 23:44:37
おやはや(笑)読んでおられないのですか(笑)再読しようなんぞと考えておるのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

42 :イノウエ・アル:2010/03/27(土) 23:51:17
>>38
そうかなあ、外男の『裸女群像』はテーマや内容は悪くないんですが、
文体がゴツゴツしてるうえに文章がタドタドしいんですよ(笑)
『トリステサ』のほうがいいとおもうんですがね。
ただ外男の傑作は『ウニデス潮流の彼方』と断言できますね(笑)

日影丈吉はたしかに短編の出来がいいですね。
デビュー作の『かむなぎうた』なんかは探偵小説好きの折口信夫がほめたほどでして(笑)
丈吉はかなりいろいろかいてますが『飾燈』という短編がオキニで、
これは久作『瓶詰の地獄』と同じくカタカナのことばの異化効果が恐怖に拍車をかける怪作です。
『月夜蟹』などをよむと丈吉はアンブローズ・ビアスの小説の手法を継承してますね、芥川より巧みに(笑)
ビアスの短編小説はまず状況証拠を制限して読者を超自然や迷信の世界へ誘ってから、
最後に合理的に種明かしと(笑)「とっぴょうしもない話」とかはちがいますが(笑)

久作の『木魂』、傑作です。リリカルな倒述手法(笑)
日本文壇には久作みたいな理系の輩があまりみえないですね(笑)


久作の『木魂』は傑作ですね(笑)リリカルな倒述手法と(笑)

43 :イノウエ・アル:2010/03/27(土) 23:55:31
>>42
日影丈吉の短編『匂う女』もよかったです。
『こち亀』なんかで描かれる日本の下町の風情と
泰西世紀末のビアズレーやボードレールの悪趣味と倒錯の世界が融和してました(笑)

44 :ザ・スミス(今春卒業):2010/03/27(土) 23:58:44
>>42
たぶん乱歩と国枝のどっちが好きかによって
外男の作品でどれを選ぶかが変わってくるんじゃないかと思うな。
で、砂男、丈吉、十蘭の順番も当然変わってくる(笑

45 :ザ・スミス(今春卒業):2010/03/28(日) 00:02:23
>>43
丈吉の「崩壊」はどうです?


46 :イノウエ・アル:2010/03/28(日) 00:06:16
>>37
たしかに澁澤が外男の小説をモーム『魔術師』と比べたのは、
ただ単にグロテスクなオカルトめいたものテーマとしてあつかっていて、
ちょうど手元に資料としてあったというそういう理由だとわかりますね。
やっつけ仕事みたいな解説ですから(笑)
ただ種村さんとかだったらやっつけ仕事なりに読み込むんだろうと思ったもので(笑)

47 :イノウエ・アル:2010/03/28(日) 00:09:10
>>45
『崩壊』ですか未読かな?でも出かかっているかな(笑)
どんな内容ですか、ネタばれではない程度に教えていただけないですか?

48 :イノウエ・アル:2010/03/28(日) 00:13:41
>>44
大坪砂男ですか、彼は寡作で十蘭みたく凝りすぎてますからね(笑)
不勉強ですがあまり読んでないですね。
たしか晩年は柴田錬三郎にプロットを売っていたとかなんとか都築道夫がかいていたような(笑)

49 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/28(日) 00:14:12
おやはや(笑)日影は実を言うとそれ程読んでおらず、記憶にも残っておらぬしだいでしてねぇ(笑)
吉備津の釜、猫の泉ぐらいでしょうかねぇ(笑)全集も二段組ですから少し読むのに骨が折れまして(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

50 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/28(日) 00:15:12
>>42
雌豹の女博士なんぞはいかが(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

51 :イノウエ・アル:2010/03/28(日) 00:18:27
>>48
そういえば砂男は山田風太郎とならんで乱歩選「戦後派五人男」でしたね。
「五人男」は砂男のふくめて三人が消えちゃいましたね(笑)
風太郎も外男の小説を愛読していたそうですね。これはなるほどと肯けます。

52 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/28(日) 00:20:09
砂男は谷崎と因縁が深いわけですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

53 :イノウエ・アル:2010/03/28(日) 00:30:25
>>50
『女豹のドクター』ですか、いい作品とおもいますよ。
半世紀ほど早すぎた『ブラック・ジャック』です(笑)
やりすぎですがあの女医さんは情状酌量が...おおっ!!ジャパンバッシング(笑)

外男の「海外実話」シリーズは牧逸馬(なんと異端な名前)の
「世界怪奇実話」の影響をうけてますね。

ぼくも丈吉は大部分わすれてますかね(笑)
ただ澁澤や種村などが選ぶ『猫の泉』はあまり好きになれませんね。

54 :イノウエ・アル:2010/03/28(日) 02:21:22
>>37 ずいぶん前ですが(笑)
宇野浩二『屋根裏の法学士』はきょう日のニートさんですよ(笑)ぼく自身にも覚えが...(笑)
「時代の閉塞感」ということばも社会に疎外をうけているから感じるのでしょう。
これはマルクスのいう「疎外」とはまた趣きが異なりますね。
金銭や物質をそれ自体や介してではなく、現代は直接、社会や他者に疎外感を抱くわけですね。
それはともかく、宇野の『屋根裏』は乱歩の探偵小説の原型ですよ。
なにせ乱歩の主人公はなんとなく食うには困らないから...云々で退屈と面倒の板挟みになっている(笑)
たしか宇野は牧野信一の先生にもあたるわけですよね。

55 :吾輩は名無しである:2010/03/28(日) 09:23:57
やる夫が学ぶ夢野久作の生涯
http://yutori7.2ch.net/test/read.cgi/news4vip/1269694744/


VIPに良スレ

56 :スミス・ザ・キッド:2010/03/28(日) 21:02:15
砂男だけがどこの文庫にもなってないのはさびしいな。
尾崎翠ぐらいには読まれていい作家だと思うよ。
(といっても尾崎翠ぐらいの質を持つ作家はあまりいない)

丈吉の「崩壊」は気圧小説ともいうべきなのかな(笑
これは外男にも久作にも書けなかった作品じゃないかと思う。
短篇だからプロットに触れるとネタバレっぽくなるので
機会があれば是非読んでみてください。
得意の異国モノというわけでもなく、形而上学的と形容しても
あながち離れることにはならないような抽象性を孕んだテイスト。
久作の「木魂」に対抗させるとしたらコレでしょう。

57 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/28(日) 22:18:56
確かに尾崎翠なんぞのような質を持つ作家はいないですねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
森万紀子なんぞが少しばかり気になるのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

58 :イノウエ・アル:2010/03/28(日) 23:53:00
>>56
ご教授ありがとうございます。丈吉の『崩壊』ですか、おもしろそうです。

パタフィジック関係なのですが、日本でぼくがヴィアンに似ているとおもっている
不思議な探偵小説家、三橋一夫『まぼろし部落』を好きなかたはいますかね?

59 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/28(日) 23:55:50
三橋一夫はそれなりには読んでおりますか(笑)
まぁまぁと言った感じですかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

60 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/28(日) 23:58:59
瀬下、富ノ沢、渡辺温なんぞもそれなりに面白いのですが、もう一押し欲しいような気がいたしましてねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

61 :イノウエ・アル:2010/03/29(月) 00:01:47
三橋は『からっぽ男』とか『親友トクロポント氏』とかけっこう気に入ってますね。
あの『ドラえもん』みたいなちょっと不思議な世界観が妙にこころを惹きます(笑)

62 :イノウエ・アル:2010/03/29(月) 00:07:10
かれらは何より寡作ですからね(笑)村山かい多はどうですか?
寡作なうえに夭折です(笑)

63 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/29(月) 00:15:39
三橋は面白いのですが、どうもぐっと来るものが少ないですからねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
瀬下は作家生命は短いですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)まぁ村山はマシなほうでしょうかねぇ(笑)

64 :イノウエ・アル:2010/03/29(月) 01:24:22
>>63
三橋は全体的にユーモア小説なんですよね(笑)破滅的なものもあるんですがね(笑)
瀬下は、まあワイルド崇拝者なので、彼に殉じたと(笑)
老醜をさらすより惜しまれながら...というのがいちばん(笑)

ぼくは乱歩は谷崎や佐藤春夫、ホームズものやPoe以上に
村山槐多に作風の影響を受けているのでは?とおもってますね。
乱歩の作品の随所ににじみ出る同性愛(乱歩の実体験もありますが)や
あの病的な雰囲気は槐多のものではないですかね?


65 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/29(月) 01:38:39
ユーモア作家といえば今読むと古臭く感じるものが多いですからねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
イギリスの作家なんぞは今でも読めるものが多いですが(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
晩年を健康本なんぞの執筆に費やしたのは作家的退廃かもしれません(笑)おやはや(笑)

確かに乱歩は村山の影響が強いと思われますねぇ(笑)悪魔の舌なんぞは確かに衝撃作ですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)
佐藤や谷崎はむしろ文壇に擦り寄るため、かもしれませんねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

66 :イノウエ・アル:2010/03/29(月) 02:04:16
>>65
槐多の『悪魔の舌』は非常に経済的なんですよ(笑)
まず短編である(笑)ちょっとした畸形ものである(だから九段坂と、山口や坪内がよろこびそう(笑))
暗号をつかった探偵小説である、同性愛の傾向がある、食人がある、近親相姦の傾向がある、破滅と(笑)

67 :イノウエ・アル:2010/03/29(月) 06:37:59
>>56
う〜む、上記のスミスさんの記載で思いあたる節が...短編...気圧...う〜む、
日影丈吉の作品に「人形」がテーマのやたら怖い短編がありまして...タイトルがでてこないんですよ(笑)
その小説は最後の一行でそれまでの常識とか何もかもが音をたてて崩れていくような不気味な恐怖を感じるのです。
フロイトのエッセイ『不気味なもの』を逆転させたような内容でして、
それが『崩壊』だったかな?まあ違ったとしてもその短編は
山口昌男好みの文化的背景は『飾燈』に劣るものの恐怖小説としては丈吉のなかではならびますかね。
そういえば、丈吉はフロイトもよく使いますね。

68 :吾輩は名無しである:2010/03/29(月) 15:03:57
在日朝鮮人は テロリスト集団 日本から出て行け!

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69 :吾輩は名無しである:2010/04/01(木) 23:21:41
イノウエが黙ると狸も黙る

70 :スミス・ザ・キッド:2010/04/06(火) 00:34:46
ノート確認してみたら、「氷の崖」読んでたよ。
しかしおぼえてねー(苦笑
久作はまだ3分の1は読んでないのありそうだ。

71 :吾輩は名無しである:2010/07/05(月) 23:12:44
チャカポコ チャカポコ

72 :吾輩は名無しである:2010/07/29(木) 18:12:45
凸してくださいおねがいします
筑摩書房 復刊リクエスト
https://reg31.smp.ne.jp/regist/is?SMPFORM=mg-laqgt-145c150070a7876659f49e93f9a72dca

73 :吾輩は名無しである:2010/07/29(木) 20:48:48
唐木順三全部復刊希望しといたぜ

74 :吾輩は名無しである:2010/07/29(木) 21:22:31
スレチだがディケンズ「荒涼館」にポチッとした

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