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【久しく】久生十蘭【生きとらん】 第U巻

1 :吾輩は名無しである:2010/01/06(水) 23:18:01
十蘭の2スレ目です。
できれば1スレ目消費した後で、ここに書き込みしてもらえればと思います。



2 :吾輩は名無しである:2010/01/07(木) 04:19:48
おちんちん

3 :吾輩は名無しである:2010/01/07(木) 17:38:44
>>1

だが、前スレ消化を待ってると落ちるぞ

4 :吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 01:58:46


5 :吾輩は名無しである:2010/01/13(水) 02:00:12
いや、前スレが落ちてる。

6 :吾輩は名無しである:2010/01/15(金) 15:39:54
従軍日記読んだ?
後半の部分で十蘭はそれまで仲がよかった天城君と突然ケンカしたらしく
悪態をつきはじめるけど、一体何が原因でケンカしたんだろ

7 :吾輩は名無しである:2010/01/15(金) 18:46:06
「予言」読んだんだけど、語り手の「われわれ」が何者であるかについては解明されてる?
安部の友人であることは確かだが、途中石黒の細君に逢いに行く際に
安部と語り手とで「二人」と言われてるので、
語り手は安部の友人の一人であるということは推測がつく。

しかしそうすると安部の見た妄想を何故克明に記述できるのかということになる。
これは、
・語り手を登場人物内に組み込んだことによる論理的矛盾を大したこととは思わず純粋に放置しただけなのか、
・論理的には破綻しているが、読者を幻惑、混乱させたいがためにその破綻をあえて組み込んだのか、
・それともここについても何らかの合理的な意図があるのか。
ひとつには最後に「長くないことを知っていた」とあるので、
語り手は安部の死後、安部の死因について独自の推理をし書いたのがこの文章である、
という推測は立てることが出来る。こう考えれば矛盾はないが、あまり面白い解答とも言えない。

8 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/01/18(月) 15:56:43
それはただ単に十蘭が下手、ということなのでは(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

9 :吾輩は名無しである:2010/01/22(金) 01:57:50
>>7 まぁ2番目だと思うな
最後ののとこは読んでて鳥肌が立ちそうになった・・・陳腐な言い方だが。
なんとなく芥川にも通じるような魔術的な作品だと思う

10 :吾輩は名無しである:2010/01/22(金) 23:55:19
>>7
なんとなく、良い視点だと思うなあ。
他作品でもこういうことがあったらさ、
それを集めて分析してみることで、
面白い論が書けるかもしれんね。

11 :吾輩は名無しである:2010/01/23(土) 00:16:23
『ボヴァリー夫人』の冒頭に出てくる「わたしたち」を、物語の最後に使ってみただけ

12 :吾輩は名無しである:2010/01/25(月) 11:49:21
不合理故にわれ愛す

13 :吾輩は名無しである:2010/01/27(水) 00:17:39
湖畔を最近になって読んだんだけど、陶って本当は死んでるんだよね?


14 :7:2010/01/27(水) 20:54:21
『予言』の「われわれ」について、その後少し考えてみました。
長文失礼します。



『予言』の「われわれ」は一見すると、最後に突然現れたように思うが、じつは前半にも一回出てきている。
「仲間の妹や姪達もみな安部の熱心な同情者で、それにわれわれがいいくらいに嗾しかけるものだから」
とある。ここでの言い回しにはミステリ要素やホラー要素は一切なく、
ごく普通の文章で、ここで言う「われわれ」も、ごく普通の安部の友人、悪友という風に読み取れる。

ちなみに岩波文庫版の『予言』の解説で
「その人称、時制の謎めいたありようについては、澁澤龍彦(一九二八ー八七)をはじめ多くの評者が指摘している」
とあるが、この澁澤の指摘がどういうものであったのかを見ると、澁澤曰く(要約すると)
「都筑道夫は「『予言』は人称代名詞なしの一人称で近代怪談を描くという離れ業をやってのけて見事成功している」と言うが、
 なるほど、そういわれると確かにそうかもしれない。しかし私はこの小説の一番最後に仏語のonに等しい「われわれ」があることを発見し、
 この「われわれ」は十蘭の意図的なものであろうと思い、さらに舌を巻いた」(『偏愛的作家論』)
という内容である。都筑氏の発言の原文にはあたっていないが、澁澤の言うことを信じればつまり、

都筑→作中の2つの「われわれ」をどちらも認識していない、もしくは無視している
澁澤→作中の後半の「われわれ」は認識しているが、前半の「われわれ」を認識していない

ということになる。
つまり「人称、時制の謎めいたありよう」についての指摘は、
じつはどちらも、見過ごしのある正確ではないものなのだ。

15 :7:2010/01/27(水) 20:58:39


さて、そこで改めて前半と後半の「われわれ」について考えると、
確かに後半だけなら多くの人が指摘しているように「人称、時制の謎めいたありよう」を
表現する効果もあるだろうし、怪談としても「われわれ」は上手く機能するように思う。
ここでの「われわれ」は安部の死を知っている、いわば「予言者」たちであり、安部の死を看取るものたちであるからだ。
しかし前半の「われわれ」は、どう読んでもそれが人称の謎や怪談めいた効果を上げるようには読み取れない。
前半の「われわれ」は「安部に女をけしかける悪友たち」であり、
そこに謎めいた違和感や何らかの神秘的な要素を見いだすことは出来ない。

もし全編を通してほとんど一人称の出てこない作品で、
あえてピンポイントに「われわれ」という一人称を出すことで
ある種のミステリ要素、怪談要素を生み出そうとしたのなら、
前半に置かれた「われわれ」は明らかな設計ミスであるといえる。
前半に「われわれ」があることで、「人称の謎めいたありよう」はほとんどその効果を失ってしまう。
もしも十蘭がこの効果を望んでいたのなら、前半の「われわれ」は削除するメリットはあれど、残すメリットはほとんどない。
前半の「われわれ」は至ってまともな文脈で、これがあるおかげで、
後半の「われわれ」も「ああ、安部の友人たちがみんなでお見舞いに来たけど
もうお医者さんから長くないとか言われてるんだな」などと、ある程度現実的な予想ができてしまうからだ。



16 :7:2010/01/27(水) 21:01:02
3

もし前半の「われわれ」がなければ、この物語の最後に突如として出てきた「われわれ」は、
今まで当たり前のように単独者であると思っていた「一人称=自分」の視点が、
実はずっと不特定多数の視点であったという事実によって、
これまで普通に読んでいた読者の「読み」を根本から覆し、
さらに「われわれ」が唐突に言う「長くないことを知っていた」というある種の「予言」によって、
この物語で最も気味が悪いのは安部でも石黒でもなく、
決してカメラには映らない読者の視点の主体、しかも全てを知っている「われわれ」であった、
という物語として大変興味深い構造を示していたと言えよう。

しかし事実は、最終版のテクストに至るまで、
前半の「われわれ」は、しっかりと削除されずに残されている。
これはつまり何を意味するか。

17 :7:2010/01/27(水) 21:04:04
4

結局「われわれ」という言葉によって、十蘭は特に何らかの効果を期待していたわけではない、
というのが、色々総合して考えるともっとも異論の少ない意見になるのではないかと思う。
面白くも何ともない残念な結論だが、しかしこれが答えに一番近い気がする。
>>7で言うと、1番目の推測が一番近かったのかな、と。

このあたりは、多分、十蘭が口述筆記を好んでいた、ということとも関連するかも知れないとも思う。
この作品が口述筆記で書かれているならば、口述筆記というスタイルの特性上、人称の揺らぎが出てしまい、
特に気にすることもなく、つい「われわれ」という言葉が出てしまった、というのも理解できる気はする。
ということを少し思いました。

長々と失礼しました。

18 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/01/28(木) 22:19:56
十蘭にしても所謂日本的な「放り出す美」言い換えれば「未完成な美」を書いてしまった、ということでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

19 :吾輩は名無しである:2010/02/02(火) 21:19:37
月光と硫酸の2P目
生やおろそか
ぐぐったけどでない
あだやおろそかでいいんだな普通は

20 :吾輩は名無しである:2010/02/08(月) 23:19:09
久しく生きとらーん

21 :吾輩は名無しである:2010/02/08(月) 23:28:05
あ〜、酔った酔った

22 :吾輩は名無しである:2010/02/11(木) 19:41:02
ごろん

23 :吾輩は名無しである:2010/02/20(土) 17:45:57
捕手

24 :吾輩は名無しである:2010/02/27(土) 23:45:50
何処が日本的美やねん

25 :吾輩は名無しである:2010/03/12(金) 12:26:11
ところでみんな全巻購読者特製DVDをもらうの?
帯が傷つくのがいやなんだけど……

26 :吾輩は名無しである:2010/03/16(火) 04:59:10
別装じゃないの?

ついでに編著者のサインとかも欲しい。
手形でもよし。

27 :吾輩は名無しである:2010/03/16(火) 22:10:15
サイン会開いて

28 :吾輩は名無しである:2010/03/19(金) 12:58:59
「国語と国文学」の巻頭論文が久生十蘭研究。
そういう時代になったのか、感慨無量。

29 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/03/19(金) 13:24:37
おやはや(笑)十蘭なんぞマイナーぶりたい連中には必須のアイテムなのですから、そっとして置けば宜しいと思うのですけれどもねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

30 :吾輩は名無しである:2010/03/20(土) 09:57:17
マイナーぶりたいなんて、狸じゃあるまいし、プ。

31 :吾輩は名無しである:2010/04/03(土) 14:30:48
湖畔って、主人公が女房と初めて会うシーンからが妄想なんでしょ

女学生が疵顔のおっさんに話しかけられてボートに乗せられ、
怖いのを抑えて適当に相槌打ってたら向こうが勝手に惚れられ妻にさせられる
強引に結婚したくせに愛情もない虐待のような生活

十代の美少女が愛想よくしてくれるとか、
ツンデレぶって苛めても相手の女は一途に熱烈に愛してくれるとか
どんだけもてないキモ男の妄想なんだよ

32 :吾輩は名無しである:2010/04/24(土) 14:17:19
age

33 :武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2010/04/24(土) 21:25:49
>>28
ゴミのような雑誌だな…と見かけるたびに思う

34 :吾輩は名無しである:2010/04/24(土) 22:05:07
ゴミのような舞踊だな…と見かけるたびに思う


35 :武陽隠士 ◆UCfK2Lx59s :2010/04/24(土) 22:59:55
>>34
自分がゴミ扱いされてんだから
そりゃ悔しがろうからそう思いたいという気持ちも分かるよw

36 :吾輩は名無しである:2010/04/30(金) 20:22:38
ブヨウも査読とかレフェリーとかに出会って、他流試合した方がいいよ。


37 :吾輩は名無しである:2010/05/06(木) 21:19:00
6月に河出文庫から『久生十蘭ジュラネスク』というのが出るね。
短篇集みたいだけど、収録作が気になる。
文芸文庫や岩波のとは被らない様にして欲しいな。

38 :吾輩は名無しである:2010/05/07(金) 16:29:35
魔都って面白いん?

39 :吾輩は名無しである:2010/05/09(日) 15:13:29
>>38
面白いよ。
そういえば前スレでは複数人で書いてたとかなんとかっていう議論がちょろっとあったけど、
実際どうなんだろ。

40 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/05/09(日) 15:41:32
おやはや(笑)十蘭なんぞをそう持ち上げるのは止めにしては(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

41 :吾輩は名無しである:2010/05/09(日) 18:04:10
>>39
ありがとう。入手できないようだけど図書館駆使して読んでみる

42 :吾輩は名無しである:2010/05/11(火) 02:20:26
読み終わったあと、で?何?というのが多い。

43 :吾輩は名無しである:2010/05/13(木) 13:13:26
全集があるじゃん

44 :吾輩は名無しである:2010/05/15(土) 18:52:23
>>42
小説は基本、「で?何?」でしかないと思うが…。


45 :吾輩は名無しである:2010/05/16(日) 11:09:59
42は、落ちとか教訓とかを小説に求めるタイプなんでしょうか。
「言葉そのものへ」赴く文学というものがあるわけで。

46 :吾輩は名無しである:2010/05/16(日) 13:38:48
同じ「で?何?」にも深さの違いがある訳で。

47 :吾輩は名無しである:2010/05/16(日) 23:31:50
割り切れないおもしろさというものもある

48 :(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/16(日) 23:35:02
訳がわかりすぎるのも問題だよね。それこれ、で?何?と思う。

49 :(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/16(日) 23:39:57
それこそ、でした。

50 :吾輩は名無しである:2010/05/17(月) 06:55:36
でも十蘭の小説が特別深いわけでもないと思うが。

51 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/05/17(月) 22:53:35
実に愚か(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

52 :吾輩は名無しである:2010/05/19(水) 23:51:14
表層批評の対象としてもいい

53 :(o^v^o)鈴木雄介 ◆m0yPyqc5MQ :2010/05/20(木) 00:02:07
表層批評は万能ですよ

54 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/05/20(木) 00:10:46
おやはや(笑)十蘭はそこまでの作家では残念ながら、ない(笑)言葉に対して新潮である反面杜撰すぎる面も持ち合わせておりますからねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

55 :吾輩は名無しである:2010/05/20(木) 01:45:24
何だ「新潮」の回し者の狸か。
狸は春樹でも読んでりゃいいんだよ。

56 :吾輩は名無しである:2010/05/20(木) 12:05:43
藁貸し増すねぇ〜(笑)

57 :吾輩は名無しである:2010/05/21(金) 11:10:34
言葉に対して新潮w

そんな必要ないわな

58 :吾輩は名無しである:2010/05/21(金) 20:18:10
「ジュラネスク」って商標登録されてなかったんだね。
へええ。

59 :吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 16:51:32
『久生十蘭ジュラネスク―珠玉傑作集』河出文庫
収録作も発表されますたよ
ttp://www.kawade.co.jp/np/isbn/9784309410258

60 :吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 21:02:34
>>59 乙。

>全10編、現在文庫や単行本で読めないものばかり。
> (刊行途中の全集に入ってるものもあります)

こういうのって嬉しいよね。

61 :吾輩は名無しである:2010/05/30(日) 21:44:48
まぢかー
こりゃ買わねば

62 :吾輩は名無しである:2010/05/31(月) 15:17:12
定本全集にはみな入る予定だから、変なレトリックではあるが。
とりあえず乗せられてみるか。

63 :( ̄ω ̄)獲る狸 ◆ycr5A7VfSw :2010/06/01(火) 10:07:54
少し小恥ずかしいですが十蘭では「虹の橋」が一番好きでしてねぇ(笑)それこそ幾許の巧みさが内容にも見えますが、しかしやはり味があるのではないでしょうかねぇ(笑)おやはや(笑)さて果て(笑)

64 :吾輩は名無しである:2010/06/01(火) 22:31:22
少しどころじゃなく恥ずかしいだろが。
狸、甘いな。

65 :吾輩は名無しである:2010/07/08(木) 13:46:59
お良さまの話がわからん
「軍医長は今井の姉さんの夫」とあるが
その姉と主人公が結婚するって???

66 :吾輩は名無しである:2010/07/13(火) 17:12:23
あげ

67 :吾輩は名無しである:2010/07/13(火) 19:10:59
>65 
自分は「死亡通知」もなんだかよくわからなかった。
未完成なのかな とも。
解説の人も、わかる作品の事ばかり書いてて、この話は避けてる?
じーーーっくり読めばわかるのでしょうか。すみません。

68 :吾輩は名無しである:2010/07/26(月) 12:25:19
「真説・鉄仮面」読み始めました。

69 :吾輩は名無しである:2010/07/26(月) 21:04:47
出たの?

70 :吾輩は名無しである:2010/07/27(火) 17:12:55
>69 すみません古本です。
スルスルと全く疲れずにいつまでも読めます。

71 :吾輩は名無しである:2010/07/27(火) 18:49:29
そういや全集揃えるぞ!と意気込んでいたが、
結局2巻までしか買ってないな
1万はちときつい

72 :吾輩は名無しである:2010/07/27(火) 23:28:24
出た?

73 :吾輩は名無しである:2010/08/01(日) 07:35:50
久生十蘭ダンスつくりました。
「久生十蘭で踊ってないじゃん」とか、「抜粋じゃん」とか、「意味わからん」とか
感じる人も多そうですが。。。
http://www.youtube.com/watch?v=W2FImk7wXWc

次は魔都とか、フランス物とかで、きちんと朗読の抑揚に合わせてダンス
するような作品も撮ってみたいです。生温かく見守ってくだされば幸いです。

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