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新生 ・ ログスト島興亡史 第七巻

1 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/22(日) 19:11:56 ID:gvA4aqPR0
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  :  . : : : (,, ・∀・)   //,,,、,,,,、,,,,、‐′ (゚ー゚*)  ..∨ /■\〇    .( ̄ ̄ ̄\
         /:.:.:.:.::;;::;二つ//        と):.:.:;;;|   || (´∀` ,,)/    (____>
         し// ´__ ̄)//,,,...:-‐‐=-..,,,_  .||ノゝヽ\  ||/:.:::.::.;;:;;;;/
          `/ /(_)":: ::      ::\||~|~|~~|~  と//:.::.:::;;:'|
             (__)'":: :: :...     ::: . ::; :::. ̄~`'::._|| /:.:.:.::;:::::'|
            ,:r'::: :: .::: ::       ::    :; ::: .::    '(__)`':. )_,

                                      ノ
             ,,__ ロ ロ (^ー―---、   l´)      |二二l
     (`ー---‐、  / ,‐--、ヽ     ´ ̄ " 、 /     | |         |____l
     l ,-‐‐-、 l (_ノ  / /       / /     | ヽ 、     ト---‐
     | ヽ__ノ |    / /      / ,、ヽ、   | `ヽ_l    └――--、
     `ー―--´   /,,_/       /,/ \_ヽ   | |         l    l
                      ̄        ヽ)      l_|_l 、|
                    新生興亡史

    旧興亡史 四巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1209044267/
         第一巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1214218192/
         第二巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1216637131/
         第三巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1218765431/
         第四巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1223829687/
         第五巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1226158324/
         第六巻:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1229691105/l

    感想雑談スレッド:http://love6.2ch.net/test/read.cgi/aastory/1209563355/

   ■ログスト島 興亡史 保管庫■ http://rogst.suppa.jp/

2 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/22(日) 19:12:31 ID:gvA4aqPR0
         ,.;:""'"`""'""``´''"""`"`´""'"""''""`'"""`"";:.,
        ,.;:                            ':;.,
      ,.;:'                               ':;.,
     ,.;:'                                 ':;.,
     ;:.,,.,.______________________,.,;:
     ;:  ______[ ローカルルール ]________  :;
     |∫|                                |∫|
     |  | 1、話の流れを 無にするようなことは 起こさない   |  |
     |∫|                                |∫|
     |  | 2、種族を追加するときは 既存の ある程度有名な |  |
     |∫|   キャラで、能力、場所は空気を読んで       |∫|
     |  |                                |  |
     |∫| 3、時を一度に5年以上進めないこと           |∫|
     |  |                                |  |
     |∫| 4、一方的過ぎる展開及び時間逆流.は禁止     |∫|
     |  |                                |  |
     |∫| 5、他国からの移民、技術協力は許可。        |∫|
     |  |   但し、現在の島の文化水準+α程度に収める |  |
     |∫|                                |∫|
     |  | 6、リレー物なので、設定はなるべく簡素に       |  |
     |∫|_______________________|∫|
     ;:__________________________:;

3 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/22(日) 19:14:01 ID:gvA4aqPR0
種族情報ボード

 種族の情報を記入してください。

  旗  :その種族の地図上での表記です。

種族名:種族の名前を入れてください。

集団名:部族、民族、国家の名称です。統治者、支持率と共に記入してください。

英  雄:現在、その種族に属している英雄の人数です。

能力地:その種族の能力値です。各能力最大10まで、合計30までで設定してください。
    身:生命力や、戦いの強さ、身体能力。
    統:組織的行動のうまさ、団結力。
    知:臨機応変さ、狡猾さ、頭の回転力。
    政:物を生み出す力、育てる力や、外交力。
    繁:子孫を増やしていく能力、繁殖力。

総人口:現在の総人口です。兵士数と共に記入してください。
     初期総人口はその種族の繁殖力×10以下でお願いします。

物  資:現在備蓄している物資を記入してください。

技  術:現在所持している先端技術を記入し、陳腐化(誰でも持っている)した技術を削除してください。

状  況:現在の状況をかる〜く記入してください。主観、偏見の混入OK。

目  標:現在、種族が目指している目標を記入してください

同  盟:同盟種族や、参加している同盟軍を記入してください。

仇  敵:こいつだけは絶対にブチ殺す!という不倶戴天の種族を記入してください。

┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓
┃旗┃勢力名                      ┃☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━╋━━━┳━━━━┳━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 00 ┃統 00 ┃知 00 ┃政 00 ┃繁 00 ┃合計 00 ┃統治者   支持率: 00%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃民:-----人+軍:-----人+政:-----=総人口:32000人
┣━━━━━━━━─国土─┓0コマ0村 総収穫:- - - -石
┣━━━┯━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘00年00月:状況:

┃                       −状況を記入−


┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

4 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/22(日) 19:14:32 ID:gvA4aqPR0

英雄情報ボード

 その種族名と、その種族に所属する英雄の情報を記入して下さい。
能力は0から100まで設定してください。但し、100の能力を持つ
英雄は一種族に同時に一人までとします。また、100の能力を
複数所持することも禁止です。

 英雄とは、つまるところ名前キャラです。その種族の能力傾向を無視
した能力を持たせる事が出来ますが、数に限りがあります。また、英雄
だからといって必ずしも有能でなくてはいけない、とは限りません。単なる
無能な名前キャラでも、名前を持つ以上は『英雄』の人数制限に入ります。

 一種族に同時に所属できる英雄は10人、家系は7家までです。
 家系や、一代と書かれている部分は、好きに書き直してしまってOKです。

┌─┬──────────────────────┐
|旗|種族名                                |
├─┴─┬────────────────────┘
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│家  系|−−家 −−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
├───┬───┴────────────────
│一  代|−−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
┝━━━┯━━━┷━━━━━━━━━━━━━━━━
│一  代|−−−−−  −−才
├───┴───┐統:   武:   知:   政:   魅:
└───────┴────────────────

5 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/22(日) 19:15:03 ID:gvA4aqPR0

 ログスト島初期地形

−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−λ−μ−ν−ξ−ο−π−ρ−σ−τ−υ−φ−χ−ψ−ω−/
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
├─┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┏━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┤−
│〜┃山│山│山│山│山│凍│凍│凍│凍│凍┃〜│〜│〜┃山│山│山│山│山│山│山┃〜│〜│〜│2
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┏━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┤− 冷帯
│〜┃火│  │  │  │  │林│凍│凍│凍│凍┃〜│〜┃山│山│  │  │林│林│林│森│森┃〜│〜│3
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜┃山│  │  │  │  │林│林│林│林│  ┃〜│〜┃山│山│山│山│  │  │  │林│山┃〜│〜│4
├─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤━━━
│〜│〜┃山│  │林│  │  │  │林│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃山│荒│荒│山│山│山│山┃〜│5
├─┼─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┏━┛─┼─┏━━━┓─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤−
│〜│〜┃山│林│林│林│  │  │林│山┃〜│〜│〜┃  │  ┃  ┃火│山│荒│  │林│林│山┃〜│6
├─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┃─┼─┃─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤−
│〜│〜│〜┃森│林│森│林│  │  │  │山┃〜│〜┃山│  ┃〜│〜┃山│山│  │  │山│山┃〜│7
├─┏━┓─┃─┼─┏━━━━━━━┓─┼─┃─┏━┛─┼─┗━━━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤−
│〜┃森┃  ┃森│森┃〜│〜│〜│〜┃  │  ┃〜┃  │  │  │砂│砂│砂│砂│山│山│山│  ┃〜│8
├─┗━┛─┗━━━┛─┼─┼─┼─┗━┓─┗━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┤− 温帯
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜┃  │  │  │  │  │  │砂│砂│  │山│  │  │  ┃〜│9
├─┼─┏━━━━━━━┓─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┏━┛─┤−
│〜│〜┃山│山│山│火┃〜│〜│〜│〜│〜│〜┃  │  │  │  │  │  │  │  │林│林┃〜│〜│10
├─┼─┃─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜│〜┃林│  │山│山│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃林│林│林│林│林│林│林│林│森┃〜│〜│11
├─┏━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜┃森│林│林│  │  │  │  │  │  ┃〜│〜│〜│〜┃林│森│森│森│森│林│林│林┃〜│〜│12
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┏━━━┓─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤━━━
│〜┃森│森│林│  │  │  │  │  │  ┃〜┃  │  ┃〜│〜│〜│〜┃森│森│森│林│林│山┃〜│13
├─┃─┼─┼─┏━━━┓─┼─┼─┼─┃─┃─│─┗━━━┓─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┃─┤−
│〜┃森│森│林┃〜│〜┃林│林│林│林┃〜┃  │  │  │  ┃〜│〜│〜┃森│森│林│林│山┃〜│14
├─┃─┼─┼─┗━┓─┗━━━━━┓─┃─┗━┓─┼─┼─┗━━━┓─┃─┼─┼─┼─┼─┃─┤− 熱帯
│〜┃森│森│森│林┃〜│〜│〜│〜┃林┃〜│〜┃山│山│森│森│森┃〜┃森│森│森│山│山┃〜│15
├─┗━━━━━━━┛─┼─┼─┼─┗━┛─┼─┗━━━━━━━━━┛─┗━━━━━━━━━┛─┤−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│16
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−

6 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/22(日) 19:15:34 ID:gvA4aqPR0
拡大マップテンプレート

┏━┳━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃旗┃ α−16 ┃場所名                    ┃総人口:   総収穫:
┣━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━┫総兵力:   総生産:
┃−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−/  ┣━━━┯━━┳━━━━━━━━━━━━┫
┃┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−  ┃元地形|地形┃統治者:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  1 ┣━━━┷━━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  2 ┣━┓データ:
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  3 ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓データ:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  4 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  5 ┣━┓データ:
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  6 ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓データ:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  7 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  8 ┣━┓データ:
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │  9 ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┤−  ┣━┓データ:
┃│  │  │  │  │  │  │  │  │  │  │ 10 ┣━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−  ┃旗:α−1:施設名:駐留
┃├─┤10km                   000年00月 現在┣━┓データ:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┻━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃特性:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総生産:
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃総備蓄:
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

7 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/22(日) 19:16:05 ID:gvA4aqPR0

 ログスト島 現在の地形

−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−λ−μ−ν−ξ−ο−π−ρ−σ−τ−υ−φ−χ−ψ−ω−/
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
├─┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┏━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┤−
│〜┃山│山│山│山│山│凍│凍│凍│村│凍┃〜│〜│〜┃山│山│山│村│山│山│山┃〜│〜│〜│2
├─┃─┌───────┘─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┏━┛─┌───────────┗━┓─┼─┤− 冷帯
│〜┃火│  │  │  │  │村│凍│凍│凍│凍┃〜│〜┃山│山│  │  │林│村│林│森|村┃〜│〜│3
├─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┃─┼─└───┐─┼─┼─┼─┌─┃─┼─┤−
│〜┃山│  │  │  │  │林│林│林│林│  ┃〜│〜┃山│山│山│山│  │  │  │林│山┃〜│〜│4
├─┗━┓─┐─┼─┼─┼─┼─┼─┼───┃─┼─┗━━━━━┓─│─┼─┌───┘─┗━┓─┤━━━
│〜│〜┃山│村│林│  │  │  │林│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃山│; ; │村│山│山│山│山┃〜│5
├─┼─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─│─┏━┛─┼─┏━━━┓─┃─└─┐─└─────┐─┃─┤−
│〜│〜┃山│林│林│林│  │  │林│山┃〜│〜│〜┃  │  ┃〜┃火│山│; ; │  │林│林│山┃〜│6
├─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─└─┗━┓─┼─┃─┐─┃─┗━┓─└─┐─┼─┌─┘─┃─┤−
│〜│〜│〜┃森│林│森│林│村│  │  │山┃〜│〜┃鉱│村┃〜│〜┃山│山│  │村│山│山┃〜│7
├─┏━┓─┃─┼─┏━━━━━━━┓─└─┃─┏━┛─┘─┗━━━┛───´_,───┘─┌─┃─┤−
│〜┃森┃  ┃森│森┃〜│〜│〜│〜┃  │  ┃〜┃  │  │  │: : │: : │: : │: : │山│山│山│  ┃〜│8
├─┗━┛─┗━━━┛─┼─┼─┼─┗━┓─┗━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─│─┌───┘─┃─┤− 温帯
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜┃  │  │  │  │  │  │: : │: : │  │山│  │  │村┃〜│9
├─┼─┏━━━━━━━┓─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─└─┘─┼─┏━┛─┤−
│〜│〜┃山│山│山│火┃〜│〜│〜│〜│〜│〜┃  │  │  │  │  │  │  │  │林│林┃〜│〜│10
├─┼─┃───┐─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜│〜┃林│  │山│山│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃林│林│林│林│村│林│林│林│森┃〜│〜│11
├─┏━┛─┼─└───────┗━━━┓─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜┃森│林│林│  │  │  │  │  │  ┃〜│〜│〜│〜┃林│森│森│森│森│林│林│林┃〜│〜│12
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┏━━━┓─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤━━━
│〜┃森│森│林│  │村│  │  │  │  ┃〜┃  │  ┃〜│〜│〜│〜┃森│森│森│林│林│山┃〜│13
├─┃─┼─┼─┏━━━┓─┼─┼─┼─┃─┃─│─┗━━━┓─┼─┗━┓─┼─┼─┼─│─┃─┤−
│〜┃森│森│林┃〜│〜┃林│林│林│林┃〜┃  │  │  │  ┃〜│〜│〜┃森│森│林│林│山┃〜│14
├─┃─┼─┼─┗━┓─┗━━━━━┓─┃─┗━┓───┐─┗━━━┓─┃─┼─┼─┌─┘─┃─┤− 熱帯
│〜┃森│森│森│林┃〜│〜│〜│〜┃林┃〜│〜┃山│山│森│森│森┃〜┃森│森│森│山│山┃〜│15
├─┗━━━━━━━┛─┼─┼─┼─┗━┛─┼─┗━━━━━━━━━┛─┗━━━━━━━━━┛─┤−
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8 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/02/22(日) 19:29:37 ID:mLy1jS6e0






  ,. '  ̄ `ヽ    .,. '  ̄ `ヽ     ./ ̄ ̄\__/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄
 /  ̄ ̄`ヽ   ',  /::゙■■■■',   ./ ̄ ̄ ̄\_____/ ̄\_____/ ̄\
 ! (二)-  }.:. l | !■■      l / ̄\___/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄\_
  、__ _,ノ.;/,.'  、.゙■■  ■,'..○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ヽ . _ ..,. '  ̄ `ヽ、. _ .. ' ..┃ROGUSTO / STORY/ OF/
      / .|\_/| ',━━━━○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      !....|磊盾都| l / ̄\ !|\    |  ̄| ̄ / ̄\   ̄| ̄ | ̄\  ̄| ̄
     /、|\_/| ,' .|    | |  \  |   |   |   _   |   |_/   |
    /  .゙ヽ . _ .. ゙'  \_/ !|    \| _|_ \_/  _|_ |  \ _|_
   ○━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ┃35:平和の盾王・第四話 :::::┃28年1月
   ○━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




.

9 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/02/22(日) 19:30:09 ID:mLy1jS6e0


          _,、‐‐‐‐─‐──‐、
        /l井井井ll三ll三ll三`、
       ,´//井井井井井井ll井ll^、
   _____,,,,,,/i'幵幵幵幵幵幵幵幵ll幵||ト、
 l、´三二二二三二二二三二二二;;三二二二`,l
  ` ̄ ̄ ̄,´       、    / ` ̄ ̄ ̄
       l      -―     ─l
       |               :|
       |        ___, ::::|
        、            :::::/
        >────  、  <__
       ./       \ \/     ~~~~''''''''''‐‐──、__ _ __
     /|          :|  |                         ~~~~''''''‐‐─、´ ̄二二二二)
    /  |          :|  |                                / (~~〉 〉
  /   |          |  |                                /''、_二)
  /    :|          |  |       、/  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
  |     :|          |  |       |
  |     :|          |  |       |
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ドートバルトは、鋭敏な行動力を持って事後処理と政体整備を進めていった。   ::|
|」___________________________________|

10 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/02/22(日) 19:30:41 ID:mLy1jS6e0


   |三三三|     ./■\     /■\    ./■\      |三三三|
   (・∀・ )\   (゚∀゚!i!i!i)    (・Д・ )   (´Д`!i!i)     (´∀` )\
   〈iiii□iiii〉〉    (  、llll`、    (  、llll`、   (  、llll`、     〈iiii□iiii〉〉
   /  ハ ヽ     | |ヽllll`、   | |ヽllll`、  | |ヽllll`、    /  ハ ヽ
  .〈__ノ j__〉    (__)_)    (__)_)   .(__)_)    . 〈__ノ j__〉
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

     /⌒`、
    ⊂====⊃
   |~~( ´ー`)             /■\
   | ( ||H||つ            (´∀` )
   |  、 ┐┐            ( ∞ 、lll`、
   三三| ::l |             / /  )`、lll
   ||  |〈_.〉__〉           (__(___□
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    __                         __
   〈文__::〉 __    __    __    〈_文::〉
   (・ω・ ) 〈_文::〉 〈文__::〉  〈 __文::〉  ( '〜`)
   {∪}: : : l  (´д` )  ( ´∀` )  (l_/゚∀゚)  .〈;;;;;;;l;;;;つ
    |  | |  .l:::::l:::::)  (;;;;;;l;;;{∪}  (:  ::l:: )   l;;;;;l;;;;|
    .(::::::)::::) ....|::::l;;;;|   |;;;;;|;;;;;|    |  | |    〈#_〉__〉
        _.〈__〈___〉  (_l_)   〈,,,,,〉,,,,〉

             〈 五文士 〉

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 彼は連行された22名の文官一人一人に直接話を聞き、 :|
||| その学識や志などから5名を選抜し、麾下の文官とした。 |
|」_________________________|

11 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/02/22(日) 19:31:29 ID:mLy1jS6e0

   \    報酬ワッショイ!!    /

.   +  .|三三三| |三三三| |三三三|  +
      ( ´∀`∩(´∀`∩) ( ´ー`)
 +  (( (つ   ノ(つ  丿 (つ  つ ))  +   ヽ ̄/ ヽ ̄/ ヽ ̄/
       ヽ  ( ノ ( ヽノ   ) ) )        ./  ヽ /  ヽ /  ヽ
       (_)し'  し(_)  (_)_)        .ヽ__ノ .ヽ__ノ ヽ__ノ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                          /武||〉
                          (゚Д゚ )         〈武llヽ
                          ノヽ_」」          ( ´−リiつ
           ミ武ヽ           |l====_)0=========ll  /::::::::i〈
       納Gミ/゚∀゚)     ___    (_/ 、_)        [(G」━━━
          ヽ:::::::::::ノ    /武llll〉                 (_, \_,)
          く:::::::::::::〉  .と( Д^)う┼――
     __   〈_,. \_)    /ll:::::::/            __
    〈;武/\         レ(⌒)〉          〈武;;;;;;;;;/
    ( -∀-)           U           (・∀・,, )')
    (  ∽ )          | | |         (⌒ソ つ ノ
    /  ハ ヽ          | |      _   `ー 'i   ゝ    __
   .(__ノ j__) /〈武〉    ___     〈武/、    (_,_,ノ    /武ll〉ヽ
           (っ  )   /武;〉\ |l==( '∀`)つ====l|     ( ’∀’)
           / ゝ G)   ( ´∀` .)   (Gllllll/        (( と 0|0 つ  ))
    ━━━━](/〈 ヽ::ゝ m9    つ  〈___,||_〉          く  ,ヘ ゝ
          (_/ し'    /    ⌒〉   (___j-'          (_ノ__(_)
                 (,_,ノ⌒(_〉

                    〈 十武門 〉

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 兵士の兜を被って政庁に訪れた者に小麦を支給させ、         :|
||| 訪れた者の中から予め選んでいた10人を武芸師範に登用した。   |
|」_____________________________|

12 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/02/22(日) 19:32:05 ID:mLy1jS6e0

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 君主が明君たるか否かを最も映し出すのは、        :::::|
||| 彼若しくは彼女に人を見る目が有るかどうか、である。   ::::|
|」__________________________|
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


         ∧∧
        (:::::ー:)            /■\     ∧∧      ∧,..,.
   ミ""ミ (  ∞)          (:::∀:::::::)    (:ー::::)    (:ー::::)
   ミ   ミ(二ニ)ヽ          ( つ   )     o o )    o旦o )
  ミ,,_____ "||"ミ||| J 盃       (つと  )    (,,(,,__つ    (,,(,,__つ
""l""""""""""""""""l      ミ""""""""ミ  ミ""""""ミ  ミ""""""ミ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

   ___                         ___
   〉 -☆-|      /軍\     /╋\   ヽ   ж |
  (::::::−:::)    (::::::∀:::)    (::::::∀:::)    (:::::::∀:)
. / ̄ ̄ ̄)   /:i:i:i:i:i:i:i:i|    ./ ̄ ̄ ̄|     |~~~|†|~|                ___
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ \      |‐Ψ─|
                                     ___   \    (:::∀:::ヽヽ
    /民\       ./聖\     .<   ★ >      ヽ  ★ >    \   〔 ̄ ̄ ̄\
二二(:::::::::::::::)二二二(::::::::::::::::)二二二(:::::::::::::::)二二二(:::::::::::::::)二二二| ..〔____>
  / ̄ ̄ ̄)    / ̄ ̄ ̄)    / ̄ ̄ ̄)    / ̄ ̄ ̄)  | |
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| その点ドートバルトは人の才を判断することにかけては一流であった。 :::|
|」_______________________________|

13 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/02/22(日) 19:32:37 ID:mLy1jS6e0
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  ` 、: : : : : : : : : : : : /~''''‐‐‐、  、‐‐''~    `、/: : : : : : : : : : : ,,‐‐、 `、/~~ .,.,.,.,
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   /■\          /■\/   ̄
  ( ´Д`)         ( ´Д`) ヽヽ_
  (   ⊃、)    l|l     (  つつ――|::::| ザック
  / /> >.\_ノノ     / /> >   .ノ:::ノ  ザック
 (__)__) /__从し'(  (__)__) \_ ̄
                     ノ:::/∴:・
                    ''""~"''
:::....::::::........ . .::::::... .... ..:::::::::::从 MwM 从 MwMmw M从 MwM 从 MwMmw MwM''""
从 MwM 从 MwMmwMwM 从WYWノM MWYMWノW__MノMYWWYWノM MWY
:::::|三三三|         |三三三|          /武ll〉ヽ... .. .. . ... ... ..::. .. . ..
 (´Д⊂ヽ ムリダー   /(;;゚Д゚) シヌー       (’∀’ ) アト200シュウー
  (つ  ノ         (つ  )          (つ 0| ,ノつ マダマダイケルゾー
  人  Y          人  Y           / 〉 ゝ
 し (_)          し (_)          (_(__)
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 五文士の博学に支えられて彼の建国は着々と進み、         :|
||| 再編制された軍は十武門の元で確実に精強になっていった。    :|
|」_____________________________|

14 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/02/22(日) 19:33:08 ID:mLy1jS6e0

              〈二二〉
                ||
                ||
       |三三三|゙.|| アクニン
     /( -∀-)゙|| ウチトッタリー    /★ヽノ/★ヽノ/★ヽノ
       〈iiii□iiiiつ||       /★ヽノ/★ヽノ/★ヽノ/★ヽノ
       /  ハ ヽ..||       /★ヽノ/★ヽノ/★ヽノ/★ヽノ
      .〈__ノ j__〉|       /★ヽノ/★ヽノ/★ヽノ/★ヽノ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                 \ /★ヽ/
                    、\;::;:/)ノ
                   (:;×::;:;:へ
                   /└ \
                 /─── \

               〈 悪夢教追放運動 〉

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 軍の実戦演習を兼ねた警備巡回により街中の悪夢教徒達は一掃され、   :|
||| 治安に関する問題の一切は解決した。                     ::::|
|」________________________________|

15 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/02/22(日) 19:33:39 ID:mLy1jS6e0
  ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r‐、;;;;;;;;;;;;;;):.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.(: : : : : : : : : : : ::: ::: : :: ::: : : :: .. .. ::.: ,.: .:.: ..: :.: .:. :.: .:.: .:. :.:: ::: :::: ;.:; .; .: ;. :; : :;.:;..:;. : ;
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\_: : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : /~''‐、   ,,、‐、,,、‐''~''‐‐、,,,,、‐‐、: : : : : ,,、‐''~~''‐‐、‐''~`‐、,,,,,,、‐、: : : : : : ,,、‐‐、‐
  ` 、: : : : : : : : : : : : /~''''‐‐‐、  、‐‐''~    `、/: : : : : : : : : : : ,,‐‐、 `、/~~ .,.,.,.,   : : : : : : : :   \: /~
 : : : : ``丶、._ _,..、-''"  : : : : :  ~~:::::::::::::::    "'- 、: : : ,,、‐''~: : : : :   ̄`、 .:.:.:.:.:.:.: : : : : : : :        `~''‐、 : : : :
    _,,..-‐''     : : : : : : : : ::::::::::::::::::::::: : : :   _,,.-‐''"   : : : : : : : :    \ : : : : : : :   : : : : : : : : : : :    `、
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  :::.: 冂 口円 円冂冂 口口 囗囗 口冂円 冂回 □ 回.::冂円 口口円 冂囗 凵口冂 冂円 冂冂 口冂 円円:.... :.:..:.:
  .:.:.: :::.:. .. ..: .:::.... :.  .冂 冂 冂口 冂冂 口円円 円冂冂 冂凵 囗 囗 .:.:.:  ..: 円冂 冂冂円 円円 冂口 囗囗
.:.:.: :::.:.: ::::.  ... : :    .:.:.: :::.:.: ::::.  ... : :         冂 円 冂 口 口冂 冂 :.:.:.: . ..:  :.:.:.: . ::..:.  :: . ::
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 盆地村の「建国」は、優秀な指導者と潤沢な財の元、 ::::|
||| 大きなスタートダッシュに成功したのであった。      |
|」________________________|


16 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/02/22(日) 19:34:10 ID:mLy1jS6e0
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
┃飯┃三都連合                      ┃☆☆☆☆★★★★★★┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳┻━━┳━━━━┳━━┻━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 04 ┃統 08 ┃知 05 ┃政 07 ┃繁 05 ┃合計 29 ┃ラデル他二名 支持率:86%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃民:30680人+軍:1230人=総人口:31910人
┣━━━━━━━─国土─┓4コマ3村 総収穫:小麦24100石/年 米12800石/年
┣━━━┯━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘28年1月:状況:盾王の独立

┃盆地村建設以来の腐敗政治の根は盾王の活躍により完全に断たれ、
┃五文士、十武門などの有能な人材を登用することに成功した。

┃皮肉にも長老達の貯め込んだ莫大な量の貢納は、
┃その簒奪者である盾王の手で施政や軍制に有効利用されることになった。

┃盾王の手で盆地村が国体を完成させるのも、そう遠くは無いだろう。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛


17 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/02/22(日) 19:34:42 ID:mLy1jS6e0



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                      \    To Be Continued ─────
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                / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
              /    「 平 和 の 盾 王 」 終 了   ! i ! i ! !  i   !   !
            /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄


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18 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2009/02/23(月) 01:44:45 ID:WaYYVlTD0

               _
           │  |  | ̄ ̄  |\   |    / ̄\
           │  |  |──  │ \  |    └──┐ ┼┌┐ |/ \/
       \_/   .|  ::|__  │   \|    \_/   │└┘ |   /
                ̄
             ┌──────┬───────────
             |  FILE No.19  .| 南都反逆編 Part.9
             └─┬────┴────────┬──
                 │       止まらぬ侵食        |
                 └─────────────┘
                 ──24年4月 アトランジェス

19 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2009/02/23(月) 01:46:26 ID:WaYYVlTD0
             ┌─────────────────────
             │さて、久しぶりにアトランジェスに戻った訳だが…。
             └─────v───────────────‐
   | |           ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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   lニニニニニニニl;;;;;;;;;;;;;;;;;;     (`∀´ ,,)     ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
     | |   | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;     | ̄ ̄ ̄\     ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    |____>   ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  そろそろ反乱軍が動くのではないかと恐れたキルヴァスは、       |i|
  |i|  およそ2年ぶりにアトランジェスへ帰還し、政務に復帰した。          :|i|
    `──────────────────────────────´

20 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2009/02/23(月) 01:46:59 ID:WaYYVlTD0
             ┌───────────────
             │ずっと追っていたのは分かっている。
             │…そろそろ出てきてはどうかね?
             └─────v─────────‐
   | |           ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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   | |         ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;      ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
   | |        ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;     /╋\     ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
   lニニニニニニニl;;;;;;;;;;;;;;;;;;     (`∀´ ,,)     ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
       | |   | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;───┼と ̄ ̄ ̄\     ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    |____>   ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

21 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2009/02/23(月) 01:47:43 ID:WaYYVlTD0
   | |           ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
   | |           ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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   | |        ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;   │ /╋\     ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
   lニニニニニニニl;;;;;;;;;;;;;;;;;;;    │ (`∀´ ,,)     ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
     | |   | |;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;    ┼と ̄ ̄ ̄\     ;;;;;;;;;;; シュタッ ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    |____>   ;;;;;;;;;;;;(::::::::::::::);;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  その矢先、出てきたのはキルヴァスへの刺客。                   |i|
  |i|  …コルベーユが送ったアサシンである。                       |i|
    `──────────────────────────────´

22 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2009/02/23(月) 01:48:07 ID:WaYYVlTD0
     ┌──────────────────────────
     │まだこの国に1人で私に立ち向かう愚か者がいようとはな…。
     └──────v───────────────────‐
                                      |  |
                   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\         |  |
                   /     ╋       \       |  |
                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\.       |  |
                /  \_       _/       |      |  |
                 |                      |       |  |
                 |      \__/        |       |  |
               \     \/        /     lニニニニl
                | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄)| |
                |                  __| ̄ .|_|
                |                        \
                |                         \
                |                          \
                |                           \

23 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2009/02/23(月) 01:48:38 ID:WaYYVlTD0
             ______
          |←[軍司令室] |
/            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ギャーーーーース!!!!
\           イッタイ ナニガ…
               /☆\           /┼\
              (・∀・ ;)       (・∀・ ;)
              ( ̄ ̄ ̄\      ( ̄ ̄ ̄\
              (____>    (____>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  キルヴァスはまだ27才。当然体は衰えようはずも無く、             |i|
  |i|  たった1人で向かっていったアサシンは一瞬にして絶命した。        :|i|
    `──────────────────────────────´

24 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2009/02/23(月) 01:49:08 ID:WaYYVlTD0
                        ・
                        ・
                        ・


           / ̄ ̄ ̄)                │     イヤー!!ヤメテー!!
         <____)                ┼        /☆\
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|        (::::::::::::::)ノ       \(・∀・ ;)/
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  だが勿論、ターゲットはキルヴァスだけではない。               |i|
  |i|  各地で有力者達がアサシンにより葬られていた。              |i|
    `──────────────────────────────´

25 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2009/02/23(月) 01:49:40 ID:WaYYVlTD0
                        ・
                        ・
                        ・
  ┌────────────────────────────────
  │陛下。次々に名士が殺害されております。クレパール家傘下の者も多数…。
  └─────v──────────────────────────‐
                     ┌───────────────
                     │何?本当か!一体誰の仕業だ!!
                     └───v───────────‐
                              , ────――‐ 、
                           / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ ヽ
                              //| ___    .//|
                           | |  | | ж /   .| |  |
                       __ | |  |(゚∀゚ #) .....| |  | _____
                      / // / |~|†|~~~|  // |      ./|
         /*\       /   | |/  ノ::::::::::::::::ヽ | |  /     //
        (   ; ゚)      /    |    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   |/    .//
        / ̄ ̄ ̄)    | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/
      <____)

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  この事件は、すぐにライへと伝わることとなる。                    |i|
  |i|  親密な者も殺されたと聞けば、激怒するのも当然のこと。          .|i|
    `──────────────────────────────´

26 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2009/02/23(月) 01:50:36 ID:WaYYVlTD0
  ┌──────────────────────────
  │それが、狙いが全く読めず、首謀者は分かっておりません…。
  └──────v───────────────────‐
                    ┌────────────────────
                    │…まずいな。しかし、これはチャンスでもあるぞ。
                    └────v───────────────‐
  ┌───────────────
  │……はい?国家の一大事の時に?
  └──────v────────‐
                              , ────――‐ 、
                           / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ ヽ
                              //| ___    .//|
                           | |  | | ж /   .| |  |
                       __ | |  |(゚∀゚ ,,)  ..| |  | _____
                      / // / |~|†|~~~|  // |      ./|
         /*\       /   | |/  ノ::::::::::::::::ヽ | |  /     //
        (   ; ゚)      /    |    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   |/    .//
        / ̄ ̄ ̄)    | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/
      <____)

27 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2009/02/23(月) 01:50:58 ID:WaYYVlTD0
          ┌─────────────────────────────────
          │その程度も分からんのか!統一戦争が終結し、約10年。ジェラエルが国の
          │全てを握り、全てを動かす。その支持率のおかげでエクスデス教徒の増加は
          │恐ろしい程進んでいる。一方、敗者である我々とソードエクスデス教徒は、
          │減りはせずとも一向に増える気配がなく、田舎でひっそりと暮らすばかりだ。
          │まだ貴族諸侯のおかげで私はこの座に座ることが出来ているが、いつ何時
          │ジェラエルに切り捨てられるか…。よって奴の重臣が消えるのは好都合。
          │公・侯の者を集め一族内の守りを固めるのは誰でも考える防護策だろう!
          │その他にも…あーもう言ったら限が無い。っていうか分かれよ!文官だろ!!
          └──────────v──────────────────────‐
   ┌────────────────────────
   │長文は分からないけど、何となく凄いですね!陛下!!
   └─────v──────────────────‐
                              , ────――‐ 、
                           / / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ヽ ヽ
                              //| ___    .//|
                           | |  | | ж /   .| |  |
                       __ | |  |(゚∀゚ #) .....| |  | _____
                      / // / |~|†|~~~|  // |      ./|
         /*\       /   | |/  ノ::::::::::::::::ヽ | |  /     //
         (   * ゚)      /    |    ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   |/    .//
        / ̄ ̄ ̄)    | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄|/
      <____)

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|   ようするに、自分の勢力だけ守って敵対勢力の力を低下させよう!   .|i|
  |i|   というもの。この時ライは、自分だけが考えていると思っていたが…   .|i|
    `──────────────────────────────´

28 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2009/02/23(月) 01:51:28 ID:WaYYVlTD0
                        ・
                        ・
                        ・
     ┌───────────────────────────
     │猊下。大司教数名の死亡が確認されました。どうなさいますか?
     └───────v───────────────────‐
          ┌────────────────────────────
          │2名もやられてしまったか。…しかし、今は悔やんでいる時ではない。
          │ホーカー。君の意見を聞こうじゃないか。
          └─────v──────────────────────‐
                    ___
                      < ★  /
__|__|__|_.         ♀(‐∀‐ ,,)                   __|__|__|__|__
_|__|__|_.    /     |と ̄ ̄ ̄\          ./|       |__|__|__|__|_
__|__|__/  /     | (____>     //    /|__|__|__|__|__
       /  /                      //    //
      /    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/    //
     /                             //
    .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/
                ____
             |─‐Ψ|
             /  /,,´)
             / ̄ ̄ ̄〕
           <____〕

29 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2009/02/23(月) 01:51:56 ID:WaYYVlTD0
     ┌──────────────────────────
     │では、恐縮ですが、申し上げます。
     │この襲撃、ジェルサーガ・クレパール・イェーガー全ての家の
     │配下が襲われているところを見ると、反乱軍の仕業の様子。
     │しかしながら、油断して他家に協力するのは危険が伴います。
     │なので、枢機卿や大司教を集め、内面を強化するべきかと。
     └───────v──────────────────‐
          ┌─────────────────
          │全く君には驚かされる。私も同じ意見だ。
          │すぐに、枢機卿と大司教を集めてくれ。
          └─────v───────────‐
                    ___
                      < ★  /
__|__|__|_.         ♀(‐∀‐ ,,)                   __|__|__|__|__
_|__|__|_.    /     |と ̄ ̄ ̄\          ./|       |__|__|__|__|_
__|__|__/  /     | (____>     //    /|__|__|__|__|__
       /  /                      //    //
      /    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/    //
     /                             //
    .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|/
                ____
             |─‐Ψ|
             /  /,,´)
             / ̄ ̄ ̄〕
           <____〕

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  「他家と組むは下策」と考えた教皇とホーカーが、全く同じ策を        |i|
  |i|  考えていた。しかし、食い違いが双方の陣営にはあった。           .|i|
  |i|  皇帝側は教皇側の、教皇側は反乱軍の仕業だと考えていた。       .|i|
  |i|  勿論、どちらの予想も真実を大きく外しているのだが。            |i|
    `──────────────────────────────´

30 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2009/02/23(月) 01:52:28 ID:WaYYVlTD0
  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  その結果、両陣営の下した結論は、                         |i|
    `──────────────────────────────´
┌────────────────────────────────
│教皇陣営に勝つ方法など無い。しかし、今正に殺そうとしているキルヴァスと
│手を組むなどありえない。よって、引き続き教皇の意思に従う。
└─────v──────────────────────────‐
   ___
   ヽ  ж |ッテイウカ マダ キルヴァス
   (,,  ゚∀゚)      コロセテ ナイノカヨ!!

┌─────────────────────────
│どうであれ、敵は反乱軍ただ1つ!開戦の他、道はない!!
└─────v───────────────────‐
   ___
  ヽ  ★ >
  .(# ・∀・)

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  開戦である。これで、ほんの一時の平和は崩れ去った。           |i|
  |i|  しかも、運の悪い事に、                                |i|
    `──────────────────────────────´

31 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2009/02/23(月) 01:52:55 ID:WaYYVlTD0
┌───────────────────────────
│…以上の取り決めにより、汝キルヴァス・イェーガーに総軍司令、
│汝コルベーユ・ヴェルデューゴに総軍副指令の任を与える。
│これは教皇猊下の勅令である。誇りを持ち職務を全うせよ。
└───────v───────────────────‐
                    ┌───────────‐
                    │謹んでお受けいたします。
                    └─v─────v────‐
   | |   /使\     
   | |   (,, ・∀・)
   | |  / つ□と)
   | |<____)
   lニニニニニニニl                    ___
     | |   | |                /╋\     |-☆- 〈
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|     (`∀´ ,,)   (・ー・ ,,)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

  |i|`ー─────────────────────────────´|i|
  |i|  軍の司令にキルヴァス、副指令にコルベーユという、             |i|
  |i|  最悪のコンビになってしまった。…大波乱の幕開けである。        |i|
    `──────────────────────────────´

32 :BLACK ◆LOa51m/X6I :2009/02/23(月) 01:53:21 ID:WaYYVlTD0
┏━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┠───┘24年6月:幹部の配置がナンセンス

┃各地で要人の暗殺が相次ぐ中、神殿では2勢力の亀裂が深まっていった。
┃下された決断は、即時開戦。残るは砦だけであり、よく策を練れば簡単のようであるが、
┃なんともコンビネーションの悪い2人に託されてしまった。

┃果たして、砦を陥落させることは出来るのか!?全ての終わりが今、始まる。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

┌─┬──────────────────────
|璽|アサシン(私兵)
├─┴──────────────────────


│                    │
│                    ┼
│            (::::::::::::::)ノ
├──┬───┬───┬───┬───┬─────
│能力│攻 15 │防 02 │移 05 │統 03 │合計:25
├──┼──┬┴─┬─┴┬──┼──┬┴─┬───
│適応│平▲│森◎│荒○│山−|雪○│街×|水×
├──┼──┴──┴──┴──┴──┴──┴───
│特性│敵に気づかれ難い 夜戦に強い 買収に弱い
├──┴┬────────────────────
│説  明│:超軽装の兵士。魔法は使えないものの、
├───┘:凄まじい戦闘能力を備えている。
│        :私兵であるため、正規軍ではない。
│        :相応の金額を提示すれば買収は容易。
├────────────────────────
│開発年代:24年04月 必要技術:青銅加工
└────────────────────────

33 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/25(水) 20:10:40 ID:C9yRdHeK0
   ┌───────────────‐
   | 進め―ッ!進めーッ!休むなッ!
   └───────v────────

             ∧∧ /
           (#゚O゚)/                    ヽ オーエス! /  ヽ オーエス! /
 、.,  、.,  `゙"   i:i:i つ  、.,  `゙"          、,.          、.,  、.,
''''''""""''""'''''''"〜ノ,,,ノヽヽ""""''""'''''''''""""''""'''''''''""""''""'''''''''""""''""'''''''''""""''""'''
           (,/'`J                         ∧∧     ∧∧
      | ̄ ̄/ ̄ ̄/ ̄ ̄| ̄ ̄|                  (゚O゚;)    (>_<;)
      |___/__/__.:|__| ノx)∞∞∞∞∞∧∧∞∞∞O∞と )∞∞O∞と )∞
   (二二二((二二((二二二二二二ノ        (゚- ゚;) ,,)〜 /   ,,)〜   /   ,,)〜
@三三@三三@三三@三三@三三三三三) @三U三U三三)(,/´(,/     (,/´(,/

''''''""""''""'''''''''""""''""'''''''''""""''""'''''''''""""''""'''''''''""""''""'''''''''""""''""'''''''''""""''""'''
 、.,  `゙"        、,.          、.,  、.,  `゙"        、,.
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|     呆歴29年1月、王都では、兵も民も総出の大工事を行っていた。      .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|      来年に迫った貴族の王都移住と、それに伴う国政改革……。        |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
       ┌─────────────────────────────‐
       │ 現在、貴族の邸宅の工事は、そこに住む貴族どもにやらせています。
       │ 自分の邸宅の工事なら、サボったり手抜きをする者は居らぬでしょう。
 ┌──┴──────────v───────────────────
 | ふむ、して、王城の工事はどうなっておる?
 └──v───────┬─────────────────────
                   │ 今は建築に使う花崗岩を運搬している最中です。
                   └──v──────────────────‐
 、,.          、.,  、.,  `゙"        、,.    、.,  、.,  `゙"
     ∧∧             ∧∧
    (*゚−゚)             l (゚o ゚*)     ∧∧   、,.          、.,
     ( つ∩    l三l三三l ロ U U ヽ    (゚- ゚*)
  〜(,, ヽヽ  ================= ,,)〜(三O三O三(@)   、.,  、.,  `゙"  、,.
    ]`JJ   l_l           l_l `J    (,,(,,_∧∧         ∧∧
                            ━(;゚ o゚)O━(X)━━(;゚ -゚)O━
         、,.          、.,  、.,  `゙" ( つ  ノ  /^l^\  ( つ  ノ 、,.
                            〜(,,   /   (ー^―')(,,   /
 、.,  `゙"        、,.          、.,   (,/ `J    `ー-‐' (,/ `J   、,.
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|      それらに必要な建築物を、1年で建ててしまおうとしているのだ。     .|l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'

34 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/25(水) 20:11:15 ID:C9yRdHeK0
       ┌────────────────────────────────‐
       │ とりあえず、今年は王城の天守と、それに付属する役所を建てる予定です。
       │ 二の丸や都市防御用の城壁は、後々気長に立てて行く事にしましょう。
 ┌──┴──────────v──────────────────────
 | ま、いきなり全部を建てるというワケにもいかんからな……。
 └──v─────────────────────────────

 、,.          、.,  、.,  `゙"        、,.    、.,  、.,  `゙"
     ∧∧              ∧∧ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄(∧∧
    ( *゚−)             l  (   *゚) /__人___,  |(゚- ゚;)  、,.          、.,
     ( o  o    l三l三三l ロ  |   つn-n{⌒}n-n-|.. と  ノ
  〜(,, ヽヽ  ================= |^〕  ¨ ¨ ¨  〔^^^.|  ,,)〜 、.,  、.,  `゙"        、,.
    ]`JJ   l_l           l_l'`Jl ̄ ̄l´|`l ̄ ̄l  | `J
                       ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         、,.          、.,  、.,  `゙"                 、,.

 、.,  `゙"        、,.          、.,           、,.
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|          ハナン王とダッテは作業現場で陣頭指揮をとり、         |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┌────────────────────────‐
 | アフォシリア2000人、ネコムシア500人、エクスタシア……
 | うーん、やっぱり食糧がちと苦しいな、イストアルカードへ
 | 麦を3000石程送るように王都へ送るよう伝えてくれ。
 └──v──────┬───────────────
       、.,           | はっ!    ∧∧
ヽ ̄/ ヽ ̄/ ヽ ̄/ .     └─v──   (*゚ー゚)  __ハハヽ ̄/
/  ヽ /  ヽ /  ヽ              |   つ('_゚ ミ/]ヽ    `゙"
ヽ_ノ ヽ_ノ ヽ_ノ              |  ,,)〜 ヽ "ヽ]ノ
             、.,  、.,  `゙"   し`ヽ,)   <^| ̄<      、.,
      ∧∧
     (*゚ o゚)つ         ∧∧       、.,  、.,  `゙"
    ( つl⌒l^l        (゚O゚*)
  | ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄|      (つ oヽ         、,.          、.,
  |__|____|  、.,   U (,,__つ〜
,  、.,  `゙"                  、.,     、.,   ∧∧  ∧∧  ∧∧
    ヽ ̄/                            (゚*  )  (゚*  ) (゚*  )
    /  ヽ      、.,  、.,  `゙"               l   ヽ  l   ヽ  l   ヽ
  ヽ ̄/ノ   ヽ ̄/                   ∧∧ U∧∧ U∧∧ U∧∧〜
  /  ヽ ̄/ヽ ̄/ ヽ         、,.    、.,    (゚*  ) (゚*  )  (゚*  ) (゚*  )
  ヽ_/  ヽ/  ヽ_ノ  ヽ ̄/ 、,.          、., l   ヽ  l   ヽ  l   ヽ  l   ヽ
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|           リスクは建築資金や、労働者の食糧管理を行い、           |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'

35 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/25(水) 20:12:40 ID:C9yRdHeK0
                                                             | |___
                                                             | |鋳込場|
.     ┃∧           ∧∧                        ∧∧            | | ̄ ̄ ̄
    .(┃ ゚;)         (゚- ゚;)                        (;゚ -゚)          | |
   O┃と )     □━O━と )━━                  ━━( つ━O━○       | |
 <`ー----―´>     <`ー----―´>    <`ー----―´>     <`ー----―´>| ̄ ̄ ̄l ̄|   | |i'^i'^i'^i'^i'^i
 /       ヽ    /       ヽ    /       ヽ    /       ヽ___l_|   | |i__i__i__i__i__i
二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二二l | ̄ ̄ ̄ ̄|i
;_;;l;_;;l;_;;l;_;;l;_;|;_;;l;_;;l;_;;l;_;;l;_;|;_;;l;_;;l;_;;l;_;;l;_;|;_;;l;_;;l;_;;l;_;;l;_;|       | | ̄ ̄ ̄ ̄|i
__l__;l;_;;l;_;;l;_;;l__|__l__;l;_;;l;_;;l;_;;l__|__l__;l;_;;l;_;;l;_;;l__|__l__;l;_;;l;_;;l;_;;l__|       | | ̄ ̄ ̄ ̄|i
;_;;l;_;;l;_;;l;_;;l;_;|;_;;l;_;;l;_;;l;_;;l;_;|;_;;l;_;;l;_;;l;_;;l;_;|;_;;l;_;;l;_;;l;_;;l;_;|       | | ̄ ̄ ̄ ̄|i
__l___l_/ ̄\_l___l;__|__l___l_/ ̄\_l___l;__|__l___l_/ ̄\_l___l;__|__l___l_/ ̄\_l___l;__| _     | | ̄ ̄ ̄ ̄|i
;_;;l___/ ̄\___l;_;;|;_;;l___/ ̄\___l;_;;|;_;;l___/ ̄\___l;_;;|;_;;l___┌────────────────────‐
__l,,_|__l  从从.l__|.;;l;__|__l,,_|__l从从  .l__|.;;l;__|__l,,_|__l  从  .l__|.;;l;__|__l,,_|_,.|| 3番採石隊より伝令ッ!工具がまた壊れたので、
;_;;l__l 从,,.从l__l;_;;|;_;;l__l从从,,. l__l;_;;|;_;;l__l 从,,.  l__l;_;;|;__l__l.| 至急新しい工具を送って欲しいとのことですッ!
__l,,_|__l从从、、 l__|,..l;__|__l,,_|__l从从、、 l__|,..l;__|__l,,_|__l从从、、 l__|,..l;__|__|,,_|__|└───────────v─────────
;_;;l__l/|从, 从l__l;_;;|;_;;l__l/|从, 从l__l;_;;|;_;;l__l/|∧∧, l__l;_;;|;_;;l__l/|从, 从l__l;_;;|       |_| ̄ ̄ ̄ ̄|i
                              (゚;  )             ∧∧        ―□―□
   @三三三三)                (三三とノ三@           (;゚ -゚)      ―□―□―□
  @三@三三三三)    l三il:i三三三il:i三l    |   ,,)〜   ― ―   (つ― □O  ―□―□―□―□
 @三@三@三三三三) l三il:i三l三il:i三三三il:i三l.し'`J    ― ― ― 〜(,,つと)   ―□―□―□―□―□
        □              □                カッテニ
        |ミ             |ミ           ∧∧ モッテケ!!  □∧∧
     ∧∧∩  ミ  バン!!   ∧∧∩  ミ  バン!!     (;` ヮ)       ('(゚;  )        ∧∧
    (;゚ -゚)ミつ-□  バン!!  (;゚ -゚)ミつ-□  バン!!     (|  つ      □―と )        (゚O゚;)
     / つ| ̄ ̄ ̄l ̄|      / つ| ̄ ̄ ̄Y ̄|       |   ,,)〜 | ̄/   |   ,,)〜     /  O )
  〜(,,__つ|____/i___|    〜(,,__つ|______i___:|       し'`J    |_ノ ,、 oし'`J凵@ /l  U(,,(,,_つ
         |i|ー────────────────────────────────'|i|
         |i|                                                    |i|
         |l|                ナツコは工場で工具を作り続け、                |l|
         |i|                                                    |i|
         `ー────────────────────────────────‐'

36 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/25(水) 20:14:47 ID:C9yRdHeK0


 _,,..-―'"⌒"~⌒"~ ゙゙̄"'''ョ
゙~,,,....-=-‐√"゙゙T"~ ̄Y"゙=ミ
T  |   l,_,,/\ ,,/l  |          ┌──────────────────────‐
,.-r '"l\,,j  /  |/  L,,,/            | もう間もなく、工具を積んだ荷駄隊が到着しますッ!
,,/|,/\,/ _,|\_,i_,,,/ /' ┌─────┴──────────────v────────
_V\ ,,/\,|  ,,∧,,|_/.  | これでこの隊も、採石を再開できるな……
ノヽノ∨ー-' ー´:::::::::::l、   └─────v─────────────
  > ':::::::::::::::::::::::::::::::iノ,wy..,wyw,YWY.,,.ywWyYW,.,.ywyYyW,.,,.ywy,,...yy,.,..wy.wy,,.wyY
,,._/-、:::::::::::::::::::::::::::l",. 、.,  、.,  `゙"   、.,  、.,  `゙"   、.,  、.,  `゙"   、.,
l,_,,/\::::::::::::::::::::i>                        Z
j  /  |::::::::::::::::::|`ヽ-―-、        /■\         Z
,.___,|\_,i:::::::::::::::::iー'`ー、_,ノ     (つ;´∀`)        z           ∧∧
    ̄  ̄ ̄ ̄´    ∧∧    ヽ    )     ∧∧         (゚ヮ ゚;)
             , ,(*゚―゚)    | | |    ∩*゙ o゙)‐-- 、     /  O )
             i:i:iつ旦O   (_(__)    ヽ,,___とノ,,__つ     U(,,(,,_つ
            〜ノ,,,ノヽヽ‐-                ノ
  | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄し'し'                    ノx)
  |_______|__|  (二二二二二二二二二二二二ノ ∞∞∞∞∞∞
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|                 カルドは採石場で石を切り出し、                |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'

37 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/25(水) 20:15:21 ID:C9yRdHeK0


     ギロッ             ∧      ∧       ∧        ∧        ∧
         ∧,..,.         ∨      ∨       ∨        ∨        ∨
        (#゚ -゚)     ∧/(≡)   ∧/(≡)    ∧/(≡)   ∧/(≡)    ∧/(≡)
      __ハハと i:i:i     (゚- ゚*┃   (゚- ゚*┃    (゚- ゚*┃   (゚- ゚*┃    (゚- ゚*┃
"゙"~""'('_゚ ミヽ,,,ヽ〜""゙"'(|  と)""゙"'(|  と)""゙"'(|  と)""゙"'(|  と)""゙"'(|  と)゙"'
   ┌──────────────────────────────‐
   | あれは、もしやあのアスター様か?峠の戦いでは7倍の兵を討ち破り、
   | 砦の退却戦ではあのハナン王すら逃げ出した戦場で踏みとどまって
   | ついに反乱軍を押し返し、砦の攻城戦では妖術を用いて空を飛び、
   | 砦の上から奇襲を仕掛けて王軍に勝利を導いたと言う……。
   └───┬───────────────v───────────―
           |お前、なんでアスター様の耳が片方しか無いか知っているか?
           |噂によると、あの右耳はおにぎり族と戦った際に切り落とされて、
           |その直後「父母から貰った体の一部、捨てる事などできようか」
           |とか言い放ってむしゃらむしゃらと食べてしまったんだと……。
   ┌───┴──────────v─────────────────
   | おお、くわばらくわばら……流石は「片角鬼」アスター様よ……
   └───────v────────────────────
             ∧∧        ∧∧     ∧∧ ヒソヒソ
        ヒソヒソ  (;゚∩゚)       ('(゚皿゚;)')   (゚ili  )
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|         アスターは兵100を率いて王都内の労働者及び貴族を監視、       |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'

38 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/25(水) 20:15:52 ID:C9yRdHeK0

                                     ┌─────────‐
                                     |石を組みあげろーッ!
                            オーライ     └────v─────
                              オーライ
       ∧∧                 ∧∧              ∧∧
      (;゚ -゚) O               (*゚ o゚)             (ヮ ´*)
      ( つ―□                ( ∩∩         -―-⊂i:i:i:i:i゚i)
    〜(,,つと) ||               と__,,),,)         ∧∧  ノノヽ,,,ヽ〜∧
 ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| (゚o ゚;)  し'`J (,゚ - ゚,)
___|_______|_______|_______|(  つ| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|と )
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄|二];)[^ヽ
|_______l_______l_______l_______l___|:;::;:;;:[二]
 ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|;::;:;;::;) |
___|_______|_______|_______|_______|二]:;::[二]
| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l ̄ ̄ ̄|:;:;:;:;;;::) |. ← 建 築 用
|_______l_______l_______l_______l___|;::;:;:;;:;::[二]←  坂 道
 ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|二]:;:;;::) |
___|_______┌────────────────‐.___|_______|:;:;:;:;:;:;:[二]
yw,YWY.,,.ywWy.| 壮大にして壮麗なる白亜の城塞……。  .yw,.,..wy.wy,,.wywyYW,.,,YWy,.
. 、.,  、.,   `゙'| まっこと、大王様に相応しい名城よな。    `゙"   、.,   、.,  、  `≪
"゙"~""""~"゙"゙"└────y─────┬─────────────────‐ ゙~"゙"
             ∧∧           |(確かにすっごい城だけどさ……、こいつ
            (  *゚)            | 俺らから取り立てた年貢で建ててるん
           i:i:i ∞)          |  だもんな……純粋に喜べんよ、全く。)
         〜ノ,,,ノヽヽ‐-          └────────────o─────
           し'`J                         ∧∧ 。   ∧∧      ∧∧
      | ̄ ̄/ ̄ ̄/ ̄ ̄| ̄ ̄|                  (゚ぺ;)    (゚- ゚;)    (゚0 ゚;)
      |___/__/__.:|__| ノx)∞∞∞∞∞∧∧∞∞∞O∞と )∞∞O∞と )∞∞O∞と )∞
   (二二二((二二((二二二二二二ノ        (゚- ゚;) ,,)〜 /   ,,)〜   /   ,,)〜   /   ,,)〜
@三三@三三@三三@三三@三三三三三) @三U三U三三)(,/´(,/     (,/´(,/    (,/´(,/

yw,YWY.,,.ywWyYW,.,.ywwWyYW,.,.ywWyYW,.,.yyYyW,.,,.ywy,,...yy,.,..wy.wy,,.wyYWwyYW,.,,YWy,.
. 、.,  、.,  `゙"   、.,  、.,  `、.,  、.,   ゙"    、.,  、.,  `゙"   、.,   、.,  、.,  `≪
 |i|ー────────────────────────────────'|i|"゙~"
 |i|                                                    |i|
 |l|     アフォシリアの総力を挙げた王都整備計画は、順調に進んでいた。   .|l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'

39 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/25(水) 20:16:55 ID:C9yRdHeK0

   ∧∧                  新生ログスト島
━ (*゚ー゚) ━===========================━━━━━

   (`ー―---, (`ー――----,              i'ヽ  i´|   (`ー―---,
     ̄ ̄´/ /   ̄ ̄ ̄`ー, ノ    (`ー,     ,-、  ||  | |     ̄ ̄´/ /
       i`/        ノ ノ       `(`ー,   ノ ノ   l_,,)   | |       i`/
        | |       //  =i|=      ̄  //       //       | |
       ノノ       `ー'    ,ノl|   (二二ニノ       ノノ       ノノ

                                       /-|- ノー-、 _ヽ_ ー,--
                                      -l‐  ノ ノ |   ニニ  -ノ┐
                                     |   .ノ ノ  l二二l 、三三,
         ,、   ト、ト、    'l`
       //l\≧,,゚ w>,m   |    王の治世編 Part.7
       ⌒^⌒/E⌒lー―――――――――――――――――
           (^l:::::::|       北の大地に日は昇る
           ヽ`ー'ー―――――――――――――――――‐
             ̄ソ┌──┘    Episode - 35

                ―― 29年01月 王都アフォシリア

━━━━━===========================━━━━━


40 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/25(水) 20:17:26 ID:C9yRdHeK0

                  ┌─────────────────‐
                  | 今度は庭の敷石を拾って来いとさ……。
                  | あーしんどッ!一日中休み無しかよッ!
                  └───────v──────────
                             ∧∧      ∧∧
                            (゚o ゚#)    (゚- ゚;)
                              U U ヽノ   ( ∞ )
yw,YWY.,,.ywWyYW,.,.ywwWyYW,.,.ywWyYW,.,.yyYyw,YWY.,,.ywWyYW,.,.ywwWyYW,.,.ywW
 、.,  `゙"        、,.          、.,  、.,  `゙"        、,.
,.,,,.,.,.,.,.,,,,.,.,.,,,,,.,.,,..,,,,,,.,.,,.,.,,.,,,,,,..,.,,.,,.,,.,,.,,,,,.,.,,.,,.,.,.,,.,.,,,.,,,.,.,.,.,.,,,,.,.,.,,,,,.,.,,..,,,,,,.,.,,.,.,,.,,,,,,..,.,,.,,.,,.,,.,,,,,.,.,,.,,.,.
  〜   ~     ~ ____         ~   〜               〜
     〜  ::::::..../ ̄0。`ヽ  〜〜   ~~  〜  ...,,;;;:        〜   ~:.......;;
~          ~~~~~~~~~~ 〜  ...,,;;;:             〜
yw,YWY.,,.ywWyYW,.,.ywwWyYW,.,.ywWyYW,.,.yyYyW,.,,.ywy,,...yy,.,..wy.wy,,.wyYWwyYW,.,,.
. 、.,  、.,  `゙"   、.,  、.,  `、.,  、.,   ゙"    、.,  、.,  `゙"   、.,   、.,  、.,
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
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 |l|                 そんなある日の事である……。              |l|
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 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                 ┌─────────────────────────‐
                 | まぁ、飯は三食向こう持ちだから、今は有り難いって言えば
                 | それなりに有り難いんだけどねぇ……こう人使いが荒くちゃ。
         ┌───┴───────────y──────────────
         │まぁな……って、ん?何だありゃ?
         └─────────v──────
                        ∧∧      ∧∧
                       (,゚ - ゚,)   と(o -;)つ
                      U U ヽノ   ヽ   ノ
yw,YWY.,,.ywWyYW,.,.ywwWyYW,.,.ywWyYW,.,.yyYyw,YWY.,,.ywWyYW,.,.ywwWyYW,.,.ywW
 、.,  `゙"        、,.          、.,  、.,  `゙"        、,.
,.,,,.,.,.,.,.,,,,.,.,.,,,,,.,.,,..,,,,,,.,.,,.,.,,.,,,,,,..,.,,.,,.,,.,,.,,,,,.,.,,.,,.,.,.,,.,.,,,.,,,.,.,.,.,.,,,,.,.,.,,,,,.,.,,..,,,,,,.,.,,.,.,,.,,,,,,..,.,,.,,.,,.,,.,,,,,.,.,,.,,.,.
  〜   ~     ~ ____         ~   〜               〜
     〜  ::::::..../ ̄0。`ヽ  〜〜   ~~  〜  ...,,;;;:        〜   ~:.......;;
~          ~~~~~~~~~~ 〜  ...,,;;;:             〜
yw,YWY.,,.ywWyYW,.,.ywwWyYW,.,.ywWyYW,.,.yyYyW,.,,.ywy,,...yy,.,..wy.wy,,.wyYWwyYW,.,,.
. 、.,  、.,  `゙"   、.,  、.,  `、.,  、.,   ゙"    、.,  、.,  `゙"   、.,   、.,  、.,
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|         王都の近くに流れている川を歩いていた労働者が、        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|            不思議な光沢を持つ緑色の石を見つけた。           |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

41 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/25(水) 20:17:57 ID:C9yRdHeK0
   ┌───────────────────‐
   | おい、おめー、アレが何だか知ってるかい?
   └────┬──v───────────────
             │何だか知らん。だが、珍しそうだな……。
             └─────v────────────
             ∧∧   ∧∧
            (*゚ o゚)   (゚- ゚*)
            U  つ  U U ヽノ
yw,YWY.,,.ywWyYW,.,.ywwWyYW,.,.ywWyYW,.,.yyYyw,YWY.,,.ywWyYW,.,.ywwWyYW,.,.ywW
 、.,  `゙"        、,.          、.,  、.,  `゙"        、,.
,.,,,.,.,.,.,.,,,,.,.,.,,,,,.,.,,..,,,,,,.,.,,.,.,,.,,,,,,..,.,,.,,.,,.,,.,,,,,.,.,,.,,.,.,.,,.,.,,,.,,,.,.,.,.,.,,,,.,.,.,,,,,.,.,,..,,,,,,.,.,,.,.,,.,,,,,,..,.,,.,,.,,.,,.,,,,,.,.,,.,,.,.
  〜   ~     ~ ____         ~   〜               〜
     〜  ::::::..../ ̄0。`ヽ  〜〜   ~~  〜  ...,,;;;:        〜   ~:.......;;
~          ~~~~~~~~~~ 〜  ...,,;;;:             〜
yw,YWY.,,.ywWyYW,.,.ywwWyYW,.,.ywWyYW,.,.yyYyW,.,,.ywy,,...yy,.,..wy.wy,,.wyYWwyYW,.,,.
. 、.,  、.,  `゙"   、.,  、.,  `、.,  、.,   ゙"    、.,  、.,  `゙"   、.,   、.,  、.,
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|             彼らは、それが何かは解らなかったものの、         |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|                とりあえず珍しそうな物であったので、           |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         ┌─────────────────────────‐
         | まぁ、これだけ綺麗な石ならば、お城の敷石として
         | 持ち帰れば陛下から褒美を賜れよう。何せあの方は
         | 珍しい物や綺麗な物が大好きな事で有名だからな。
 ┌───┴─────────────y────────────
 │ うほっ、それはいい。早速運ぶぞ!
 └────────v──────'∧∧
             ∧∧        (゚ー゚*)
       バキバキ (゚ヮ ゚*) ミシミシ     ( ∞ )
yw,YWY.,,.ywWyYW,.,と   つW,.,.ywWyYW,.,.yyYyw,YWY.,,.ywWyYW,.,.ywwWyYW,.,.ywW
 、.,  `゙"     、、ヽ ノ,/,、,.          、.,  、.,  `゙"        、,.
,.,,,.,.,.,.,.,,,,.,.,.,,,,,.,.,,..,,,,,,.,.,.,,し,,,..,.,,.,,.,,.,,.,,,,,.,.,,.,,.,.,.,,.,.,,,.,,,.,.,.,.,.,,,,.,.,.,,,,,.,.,,..,,,,,,.,.,,.,.,,.,,,,,,..,.,,.,,.,,.,,.,,,,,.,.,,.,,.,.
  〜   ~     ~ ____         ~   〜               〜
     〜  ::::::..../ ̄0。`ヽ  〜〜   ~~  〜  ...,,;;;:        〜   ~:.......;;
~          ~~~~~~~~~~ 〜  ...,,;;;:             〜
yw,YWY.,,.ywWyYW,.,.ywwWyYW,.,.ywWyYW,.,.yyYyW,.,,.ywy,,...yy,.,..wy.wy,,.wyYWwyYW,.,,.
. 、.,  、.,  `゙"   、.,  、.,  `、.,  、.,   ゙"    、.,  、.,  `゙"   、.,   、.,  、.,
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|             それを城の敷石として持ち帰ることにした。            |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'

42 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/25(水) 20:18:28 ID:C9yRdHeK0

                        ・

                        ・

                        ・
                            ┌───────────────
                            | うぃーっす、敷石拾ってきました〜。
              ┌──────┴───────v───────‐
              │ ほぅ、これは……珍しいな。
              └───────v─────       キラ
 、,.          、.,  、.,  `゙"        、,.    、.,  、.,  ____ キラ
                          ∧∧         / ̄0。`ヽ
                         (*゚ o゚)       ∧∧    + `、∧∧
            l三l三三l ロ      ( つ∩    ノ´(゚ヮ ゚;)゚ o。   )゚- ゚;)`ヽ
    ___    ================= 〜(,,   |   〜(,,   ヽ,,つ‐---―と,,ノ   ,,)〜
    ]        l_l           l_l.    し'`J     し'`J          し'`J

         、,.          、.,  、.,  `゙"                 、,.

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 、,.          、.,  、.,                    、,.
          /   、,.          、.,  、.,  `゙"        、,.
        × ピキーン        ?      ?      ?
     ∧∧              ∧∧     ∧∧      ∧∧
    (* − )             (゚- ゚*)     (゚- ゚*)    (゚- ゚*)        メズラシイナ… >
     (  つ=ヽ∴ノ (;;:;;:;:;)=3 =O二O)  ヽ〜ノと )   ;:⌒:;i |)
  〜(,, ヽヽ l二二二二二二l   |   ,,)〜   |   ,,)〜  ;:/l_:;i ,)〜
    ]`JJ ]     ].    し'`J     し'`J      し'`J
         、,.          、.,  、.,  `゙"                 、,.

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43 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/25(水) 20:18:59 ID:C9yRdHeK0

   ┌─────────────────────────────
   | (このような物を陛下に見せたら、悪い病が再発しかねんな……。)
   └────────────'O─┬──────────────
                         o    | 陛下はいずこに?
               ┌────────┴────v─────────‐
               │ いや、誠にご苦労。陛下は今昼食をとっておられる。
               │ 褒美は後で渡すから、その石を王の目に触れな……
               └─────────v─────────────‐
                      ゚ 。
 、,.          、.,  、.,  `゙"        、,.    、.,  、.,
                          ∧∧   ∧∧  ∧∧         /l /l  フッ
                         (;^ ヮ)  (゚ー゚;) (゚ー゚;)  ____  ― −゚* ̄_
            l三l三三l ロ      (   つ  Oと ) (|  |) / ̄0。`ヽ   _と,) ̄
    ___    ================= 〜(,,   |   |   ,,)〜   ,)〜   + `、   /   ,,)〜
    ]        l_l           l_l.    し'`J    し'`J  し'`Jヽ ゚ o。   ) ̄ (,―
          lヽlヽ                            `‐---―' lヽ lヽ
      _ ― ゚−) 、,.          、.,  、.,  `゙"            /  *)
          ̄ つ                                / / /つ
    ―  ̄ _  <  サッ                      ダッ    // /
 、.,  `゙" _ ― ヽ,)     、,.          、.,          从 /  、,).
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                     ┌─────
                     │ ……え?
                     └──v──‐
 、,.          、.,  、.,  `゙"        、,.   ? 、., ? 、.,       キラーン!!
                          ∧∧   ∧∧  ∧∧     ∧∧
                         (ili゚ ヮ)  (゚ー゚*) (゚ー゚*)  ____(゚ー゚*)
            l三l三三l ロ      (   つ  Oと ) (|  |) / ̄0。`と ,,)
    ___    ================= 〜(,,   |   |   ,,)〜   ,)〜   + `、 ,,)〜
    ]        l_l           l_l.    し'`J    し'`J  し'`Jヽ ゚ o。  )ヽ,)
                                        `‐---―'
         、,.          、.,  、.,  `゙"                 、,.

 、.,  `゙"        、,.          、.,           、,.

44 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/25(水) 20:19:30 ID:C9yRdHeK0
              ┌────────────
              | (しまった、遅かったか!)
              └──────'O─────────────────
                           o  | いいね、いいね〜。どこで見つけた?
                         ┌───┴─────────────v───
                         │ はっ、王都近くの川の中にありましたッ!
                         └────────v─────────
                      ゚ 。
 、,.          、.,  、.,  `゙"        、,.    、.,   ! 、.,
                          ∧∧    ∧∧  ∧∧      ∧∧
                         (ili゚ -゚)  (*゚ ヮ゚) (*゚O゚)  ____(゙ヷ*)
            l三l三三l ロ      (   つ  O  つ (|  |) / ̄0。`と ,,)
    ___    ================= 〜(,,   |   |   ,,)〜   ,)〜   + `、 ,,)〜
    ]        l_l           l_l.    し'`J    し'`J  し'`Jヽ ゚ o。  )ヽ,)
                                        `‐---―'
         、,.          、.,  、.,  `゙"                 、,.

 、.,  `゙"        、,.          、.,           、,.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                           ┌───────────────────
                           | これの他にも、まだこんな石はあったか?
                   ┌───┴─────────────v────────
                   │ いや、あまりよく探していないので、分かりかねます……
                   └────────v────────────────

 、,.          、.,  、.,  `゙"      ゚。 ゚   、,.    、.,     、.,
                          ∧∧    ∧∧  ∧∧     ∧∧
                         (ili゚ -゚)   (;゚ ヮ゚) (*゚ー゚)  ____(゚ヮ ゚*)
            l三l三三l ロ        U   |    ( つ つ (|  |) / ̄0。`と ,,)
    ___    ================= 〜(,,   | 〜(,,   |.〜(,,   |/    + `、 ,,)〜
    ]        l_l           l_l.    し'`J    し'`J   し'`Jヽ ゚ o。  )ヽ,)
                                        `‐---―'
         、,.          、.,  、.,  `゙"                 、,.

 、.,  `゙"        、,.          、.,           、,.

45 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/25(水) 20:20:00 ID:C9yRdHeK0
                 ┌──────────────────────────
                 | 探していないという事は、まだある可能性もあるって訳だな!
                 | おい、ダッテ!労働者を1000人ほどその川へ送って……
                 └──────────────────v───────‐
                            ギロッ
 、,.          、.,  、.,  `゙"           、,.    、.,     、.,
                          ∧∧    ∧∧  ∧∧       ∧∧
                         (#゚ - )   (゚0 ゚ili) (゚o ゚;)  __と(ヮ ´*)
            l三l三三l ロ        U   |    ( つ つ (|  |) / ̄0。`と ,,)
    ___    ================= 〜(,,   | 〜(,,   |.〜(,,   |/    + `、 ,,)〜
    ]        l_l           l_l.    し'`J    し'`J   し'`Jヽ ゚ o。  )ヽ,)
                                        `‐---―'
         、,.          、.,  、.,  `゙"                 、,.

 、.,  `゙"        、,.          、.,           、,.
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┌─────────────────────────────────────────
 | 謹んで申し上げます。陛下、王都整備に用いる金、食糧は莫大なものであり、今の我が国には
 |          とてもそんな石を探しに行かせるだけの余裕は御座いません。
 |
 | また、民は陛下が贅沢を慎み、倹約に努めたからこそこうして陛下についてきてくれるのです。
 |   そんな石ころ1つに惑わされ、また内乱でも起きたらいかがするおつもりですか?
 |
 |             馬鹿なのですか?            死ぬのですか?
 └──────────────┬───v──────────────────────‐
                         |あは、あはははは……そうだな今は王都の整備が肝心だ。
                         └──────────────v───────────‐
 、,.          、.,  、.,  `゙"  クドクド        、,.    、.,     、.,
                       クドクド    ∧∧   ∧∧       ∧∧
                           ∧∧ (゚- ゚ili)  (゚- ゚ili)  __と(ヮ ゚;)
            l三l三三l ロ       /´(# o )( つ つ (つと ) / ̄0。`と ,,)
    ___    ================= 〜(,, (,,つと,)l   ,,)〜 |   ,,)〜   + `、 ,,)〜
     ]        l_l           l_l.    し'`J    し'`J   し'`Jヽ ゚ o。  )ヽ,)
                                        `‐---―'
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46 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/02/25(水) 20:20:30 ID:C9yRdHeK0
                   ┌──────────────────────────
                   | (だが見ていろよ、いつの日か財政に余裕ができたら、この
                   |   美しい石で城中を美しく飾り立てて見せるぞ……ッ!)
         ┌────┴──────────────────v───────‐
         | (……あの表情じゃあ、多分ダメかなぁ……。)
         └───────────v─────────‐
                             コワイネー。
 、,.          、.,  、.,  `゙"           、,.    、.,  ネー。  、.,
                          ∧∧    ∧∧ ∧∧       ∧∧
                         (ili゚ -゚)   (ili゚ -゚)(゚- ゚;)  __と(`ヮ´*)
            l三l三三l ロ        U   |    ( つ つと と ) / ̄0。`と ,,)
    ___    ================= 〜(,,   | 〜(,,   |  |   ,,)〜   + `、 ,,)〜
    ]        l_l           l_l.    し'`J    し'`J  し'`Jヽ ゚ o。  )ヽ,)
                                       `‐---―'
         、,.          、.,  、.,  `゙"                 、,.

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┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓
┃呆┃アフォシリア王国                    ┃☆☆☆☆★★★★★★┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━╋━━━┳━━━━┳━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 04 ┃統 07 ┃知 03 ┃政 05 ┃繁 09 ┃合計 28 ┃建国王ハナン 支持率: 83%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃民:31500人+軍:1500人=総人口:33000人
┣━━━━━━━━─国土─┓4コマ12村 総収穫:小麦32000石/年
┣━━━┯━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘29年09月:状況:王都の整備と翡翠の発見

┃ 来るべき改革に向け、王都整備計画を推し進めるアフォシリア王国。とりあえずは城の天主や
┃ 各種の役所、貴族が住む邸宅など、最低限必要な建物を来年の正月までに建てる計画である。

┃ ……そんな中、王都に運ばれた翡翠を見て、ハナン王の悪い病気が再発しかける。ダッテの諌止に
┃ よりその場は収まったものの、世界中の珍しい物を集めるという野望を、まだ諦めていないようである。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃Go to next episode l> Episode - 35「勇躍の時 - 建国王 ハナンの場合 -」
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47 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 10:42:09 ID:URjbnyFw0

ー― アフォシリア歴30年1月 元旦

                              |`ー 、
    −..ニ:'' ⌒:)`,               __人__
                       _i_{⌒}_i_              -ー ''"  ̄..⌒゙ ヽ
                       |i_i_l,_,.l_i_i|           -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ ')
                   __{⌒}-====‐{⌒}_
         _____†  /,//八_|、l_,、_,、_l、|_ノ、ヽ\
      /_,/^ヽ_,∧___l ̄〔^'⌒^〕 ¨ ¨ ¨ 〔^⌒'^〕 ̄|__/^ヽ
   Α  |ロ ロl'⌒|ロl、-l 、,-、,.}   : lー---―| :  {-、-、,-、|'⌒|      ,__†__、
   l^|,,_,.l__,__| ロ l ̄ ̄ ̄ ̄l ロ ロ | l|´ | `|l l ロ ロ l ̄ ̄ ̄l ロ l,_,Α    A-i-i-i-A
   |,_l_ニニ二:l,,__,l____|__|_l|__:|:__|l_|__l_____|,__,.|ニl_,|ー--'lニl.二二.lニl
  /:/':/:::::丿:::::丿:/::::::丿:: :ヾ::::::/   `、::: ハ:::ヾ:::`:::ヽ:::、_::/:::,ソ  >::ノ、::ハ:丿::`、
../:/ :ノ:: :: :/: :/: . {: :: :.''゙ヾ:::::::\:: ^ノ  ノ::ヽ::::::::、ヽ、::: ....丿:::;ヾノヽ,_/:-/::ト;:、:::ヽ. :;}
/:/::::::丿:: :ヾ::/: ::/: . {: ヾ:::::::\/::ト;(  (ヾ:::`:::ヽ:::ハ:丿::、::ハ:丿::、:::: :: : :{: : :: : ::ヽ:: :\:.::.:
.゙:. : ..`⌒::ー ‐ ‐- - -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ⌒‐_、_::- −..ニ ⌒゙''::ー =、::'' ⌒:)`::.:..
、 .....ニ..⌒ ‐.:  :.‐゙''::ー =、::'' ⌒:)`ヽ -ー) )''"  ̄..⌒゙ ヽ、_ _‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ::' .... ).::.:..

48 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 10:42:40 ID:URjbnyFw0

  iヽ
  | `ー-- 、
  | ≧,,゚ w>l
  |`ー-- 、/
  |
_ノi__________
    i|i    i|i    i|i    i|
    i|i    i|i    i|i    i|
    i|i    i|i    i|i    i|
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    i|i    i|i    i|i    i|
    i|i    i|i    i|i    i|
    i|i    i|i    i|i    i|            .┌──────────────────────────
    i|i    i|i    i|i    i|            .│ うむ、素晴らしい眺めだ。これこそ我が威光を天下中に
    i|i    i|i    i|i    i|            .│ 知らしめる城、地上七階、地下一階の古今例無き大城郭よ。
_______,i|i_______,i|i_______,i|i_______,il      ┌───┴──────────────────────v───‐
//__//__//__// /     │ とは言っても、完成したのは本丸のみです。城下町は丸裸も
              | |         │ 同然ですから、完成に驕って城を過信なさる事の無い様に。
              | |         └───────────────v──────────‐
              | |
              | |                            (∧::@)             <∧二ノ
              | |                              (*゚ -゚)              (*゚ー゚)
              | |                            <:::]_|:[:>           <´:):lil:(O
             , -------------―――――――――――――――――――――-------------、
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49 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 10:43:12 ID:URjbnyFw0

    i|i    i|i    i|i    i|                       ┌─────────────────
    i|i    i|i    i|i    i|                       │ 分かっておる分かっておる。何、要は
    i|i    i|i    i|i    i|                       │ 王都に攻め込まれねば良い事だろう?
_______,i|i_______,i|i_______,i|i_______,il      ┌──────────┴───────────────v─‐
//__//__//__// /     │ それ以前に、戦を起こされぬようお気を付け下さいッ!
              | |         │ 民は、度重なる戦と労役で疲れ切っているのですから。
              | |         └───────────────v────────‐
              | |
              | |                            (∧::@)              ヽ二∧>
              | |                              (#゚ -゚)               (゚ー゚*)
              | |                            <:::]_|:l::]つ           <´:):lil:(O
             , -------------―――――――――――――――――――――-------------、
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    i|i    i|i    i|i    i|.          ┌─────────────────────────
    i|i    i|i    i|i    i|.          │ うむ。……だが、平和を守る為の行動はしておかねばな。
    i|i    i|i    i|i    i|.          │  国内が平穏であったとしても、争いの火種が国外から
_______,i|i_______,i|i_______,i|i_______,i|.          │          飛んで来ぬとも限らぬからな。
//__//__//__// /     ┌──┴───────────────────────v─‐
              | |         │ この天下には、我らしぃ族の民族もいるようですしね。
              | |         └───────────────v────────‐
              | |
              | |                            (∧::@)             <∧二ノ
              | |                              (*゚ -゚)              (*゚ー゚)
              | |                            <:::]_|:[:>           <´:)::∞>
             , -------------―――――――――――――――――――――-------------、
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____________l                                                       l
                |                                                        |

50 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 10:48:09 ID:URjbnyFw0
    i|i    i|i    i|i    i|.          ┌──────────────────────────
    i|i    i|i    i|i    i|.          │ おにぎり族か……。以前、アスターがちょっかいを出したので
    i|i    i|i    i|i    i|.          │ あったな。あちらはおそらく恨んでおろう。アスターが正式に
_______,i|i_______,i|i_______,i|i_______,i|.          │ 臣下になった以上は、知らぬ存ぜぬでは通るまいな……。
//__//__//__// /     ┌──┴───────────────────────v──‐
              | |         │ 我らの知らぬ内に、さっそく異民族と険悪な関係になっている
              | |         │ とは、アスター殿も血の気が少しばかり多すぎますなぁ……。
              | |         └───────────────v───────────‐
              | |                            (∧::@)             <∧二ノ
              | |                             (;゚ o゚)              (*゚ -゚)
              | |                            <:::]_|:[:>           <´:)::∞>
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    i|i    i|i    i|i    i|
    i|i    i|i    i|i    i|
    i|i    i|i    i|i    i|
    i|i    i|i    i|i    i|
    i|i    i|i    i|i    i|         ┌───────────────────────────
_______,i|i_______,i|i_______,i|i_______,i|         | では、年初めの、そして、新しき時代の政務を取り行うとしよう。
//__//__//__// /       └─────────────────────────v─‐
              | |
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51 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 10:48:50 ID:URjbnyFw0

   ∧∧                  新生ログスト島
━ (*゚ー゚) ━===========================━━━━━

   (`ー―---, (`ー――----,              i'ヽ  i´|   (`ー―---,
     ̄ ̄´/ /   ̄ ̄ ̄`ー, ノ    (`ー,     ,-、  ||  | |     ̄ ̄´/ /
       i`/        ノ ノ       `(`ー,   ノ ノ   l_,,)   | |       i`/
        | |       //  =i|=      ̄  //       //       | |
       ノノ       `ー'    ,ノl|   (二二ニノ       ノノ       ノノ

                                       /-|- ノー-、 _ヽ_ ー,--
                                      -l‐  ノ ノ |   ニニ  -ノ┐
                                     |   .ノ ノ  l二二l 、三三,
         ,、   ト、ト、    'l`
       //l\≧,,゚ w>,m   |    王の治世編 Part.8
       ⌒^⌒/E⌒lー―――――――――――――――――
           (^l:::::::|  勇躍の時 - 建国王 ハナンの場合 -
           ヽ`ー'ー―――――――――――――――――‐
             ̄ソ┌──┘    Episode - 36

             ―― 30年01月 アフォシリア城 謁見の間
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l
       |l       lニ二ニl     lニ二ニl     lニ二ニl     lニ二ニl     lニ二ニl     lニ二ニl
=∧= |l =∧=|l-┼ l|=∧=|l-┼ l|=∧=|l-┼ l|=∧=|l-┼ l|=∧=|l-┼ l|=∧=|l-┼ l|=∧
<l´ ̄`l |l <=>|l-┼ l|<=>|l-┼ l|<=>|l-┼ l|<=>|l-┼ l|<=>|l-┼ l|<=>|l-┼ l|<=
=|li :† i| |l =∨=|l-┼ l|=∨=|l-┼ l|=∨=|l-┼ l|=∨=|l-┼ l|=∨=|l-┼ l|=∨=|l-┼ l|=∨
  |li:::::::i| |l       lニ二ニl     lニ二ニl     lニ二ニl     lニ二ニl     lニ二ニl     lニ二ニl
  |li:::::::i|           、从,      、从,       、从,        、从,        、从,        、从,
  |li:::<∧二ノ          ー'        ー'       ー'         ー'       ー'       ー'
  |li::::(*゚ー゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l                       (@::∧)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|     (゚ー゚*)
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|     <:]_|:[:::>
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|     /::i::i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|     し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

52 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 10:49:21 ID:URjbnyFw0
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l
      ┌────────────────────────
=∧=..|ダッテ・ポンポート。汝を公となす。所領として我が故郷、 
<l´ ̄`l|イストアルカード2000石を下賜する。また、これからは   
=|li :† i||「ダッテ・イストアルカード」と名乗るがよい。励めよ。    
  |li:::::::i|└─y──────────────────────‐
  |li:::::::i|
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚−゚)                          ┌────────
  |li::<´:):lil:(>                       | ありがたき幸せ。
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i                     └───v────‐
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|        (@::∧)
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|        (゚ー゚*):`ヽ 
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|         し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
__________________________________________
-――--、______________________________________
      ┌─────────────────────────────
      | アスター・ハニャライト、汝を侯となす。所領はオテュテンサ1000石。
=∧=..| リスク・ダッコレフト、汝を侯となす。所領はエクスタシア1000石。
<l´ ̄`l|
=|li :† i|| ……今までありがとう、アスター、リスク。これからもよろしく頼むぞ。
  |li:::::::i|└─y───────────────────────────‐
  |li:::::::i|          .┌──────────────────────────────
  |li:::<∧二ノ      | ハニャライト家は、必ずや王の御恩を忘れませぬ。期待して下され。
  |li::::(*゚ー゚)        └───┬────────────v──────────────
  |li::<´:):lil:(>              |  陛下……私などに勿体無きお言葉、無論で御座いますッ!
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i            └─────────────────v─────────‐
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|        (@::∧)     (@::∧)
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|        (゚ー゚*):`ヽ  (゚ー゚*):`ヽ 
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ <つと::>i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|         し'`J      し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|            30年の正月。アフォシリア城・謁見の間において、         |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|           アフォシリアの貴族達に対する領土の下賜が行われた。       |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

53 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 10:50:00 ID:URjbnyFw0
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l
      ┌────────────────────────
=∧=..| 汝は……確か、ファットマンの娘の何某だったか……。
<l´ ̄`l| まぁ良い。爵は伯、所領はうんぬんかんぬん125石。
=|li :† i|| 私は過去にとらわれぬ。忠義を尽くせば、熱く遇するぞ。
  |li:::::::i|└─y──────────────────────‐
  |li:::::::i|
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚−゚)                          ┌──────
  |li::<´:):lil:(O                            | ははァーッ!
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i                     └───v──‐
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|        (@::∧)
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|        ( O *):`ヽ 
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|         し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l| この式において譜代、外様の全ての貴族はハナン王に対面し、頭を下げる。  |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|     この日、名実共にハナン王は全ての諸侯の頂点に君臨したのだ。     |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l
      ┌─────────────────────────────
=∧=..| 今ここに、王の名において執政院、元帥府、神祇殿の三省庁の
<l´ ̄`l| 発足を宣言する。ダッテよ、そちは当面執政院、神祇殿の長で
=|li :† i|| ある執政、神官長の二職を兼任し、これらの運営を軌道に乗せよ。
  |li:::::::i|└─y───────────────────────────‐
  |li:::::::i|
  |li:::<∧二ノ
  |li::::( *゚−)                           ┌──────────
  |li::<´:):lil:(]つ                       | はっ、謹んで承ります。
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i                     └───v──────‐
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|        (@::∧)
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|        (゚ー゚*):`ヽ 
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|         し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|        この日を境にして、アフォシリアの政治は大きく変わる。         |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|          まずは、統治機構そのものが大きく変貌を遂げた。          |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

54 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 10:50:40 ID:URjbnyFw0


                    <∧:::0:>。  ナイセイ シマス。
                     (*゚ー゚) ii
                    (:::l´i`φ
                 | ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
                 |__|_____|

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l         即ち、多くの文官を抱え、法の運用や財務、産業管理など、        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|        王国を内から支える内政業務を担当する執政院と、           |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                     ∧
                     ∨     ナンダカ ワカランケド
                     O=(===  ナカマ フエタミタイ。
                     ┃(#゚ -゚)
                     と,,i:i:i:i:i:i
                     ┃ノ,,,ノヽヽ
                     ┃ し'`ヽ,)

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|      諸侯の監視や兵の訓練、王城を始めとする各地の施設維持を      |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|          任務とし、軍事を司り王国の平和を護る元帥府、            |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                                    /ロ
         ナニコイツ…                     / ロロ
               <∧:::0:>。           ∧∧  / ロロロ
                (;゚ -゚) ii      人   (゚ワ゚*)つ     アッチ ポレポレ!!
               (:::l´i`l:]つ    从;::ヾ   ( つ ノ       アッチ ポレポレ!!
               /::i::i::i::ヽ    (;;(..,):)ノ  と ,,)〜
                し `J     // l lヾ     ヽ,,) 

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       暦の管理や人口調査、歴史資料の作成など、学問的・研究的     |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|           分野を担当する神祇殿の三省庁が設置された。        |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

55 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 10:51:38 ID:URjbnyFw0
      ┌──────────────────────
=∧=..| ナツコ、カルド、そなたらはダッテの指揮下に入れ。
<l´ ̄`l|  また、カルドには上士の身分を与えよう。
=|li :† i|└─y────────────────────‐
  |li:::::::i|
  |li:::::::i|
  |li:::<∧二ノ                            ┌───────────── 
  |li::::( *゚−)                          |   はっ、お任せ下さい!
  |li::<´:):lil:(]つ                      └───v───────v─―
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l                                   。<::::■:::::> 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|        (@::∧)     ii (´ー` )
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|        (゚ヮ ゚*):`ヽ   (:]つi`l::::)
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ     |:::::|::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|         し'`J     (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|            次に、アフォシリアに身分制度が生まれた。           |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ┌────────────────────────────
      | 本来なら、さっさと我が側近に引き立ててしまいたいところだが、
=∧=..| まだ功績の明らかでない内に貴族にすると、外様がうるさい。
<l´ ̄`l|
=|li :† i|| 早く功を挙げ名を成し、他の者に文句を言われぬ大人物となれ。
  |li:::::::i|└─y──────────────────────────‐
  |li:::::::i|
  |li:::<∧二ノ                             ┌───────────── 
  |li::::(*゚ー゚)                               |  誠にありがたきお言葉……。
  |li::<´:):lil:(>                             └───────―v――――‐
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l                          (@::∧)       。<::::■:::::> 
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|        (゚ヮ ゚*)       ii (´∀` )
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|        <:]_|:[:::>      (:]つi`l::::)
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|        /::i::i::i::ヽ          |:::::|::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        し'`J          (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    即ち、王の臣下で、自らの所領を持ち、そこから収入を得る貴族、      |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|    王の臣下で、所領を持たずに金や麦を給料として受け取る士族、       |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|    王国の民ではあるが、王の直接の臣下では無い民の三身分である。   . |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

56 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 10:52:11 ID:URjbnyFw0
 








        ―― ここでは、これらの身分について詳しく見て行こうと思う。








 

57 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 10:52:43 ID:URjbnyFw0


      (∧::@)
      (*゚ー゚)
      <:::]_|:[:>
      /::i::i::i::ヽ
      し `J

 【貴族】
  :ハナンの譜代の臣下や、勢力のある豪族などが王から所領を賜わり、
  :私兵の雇用や所領からの徴税、王城への出入り自由など、数々の
  :特権とその世襲の権利を与えられた者。戦時には身分に応じて自身や
  :配下の兵を決められた数だけ戦場に送る義務がある。序列は上から
  :公爵、侯爵、伯爵、子爵、男爵の五等。

  :王との関係は、所領の下賜(御恩)と軍役(奉公)で結ばれている。
  :当然、軍役をサボれば領地没収や身分剥奪もあり得る。

30年1月現在の貴族の数
        公爵:食邑2000石、歩兵500を養う。1家。
        侯爵:食邑1000石、歩兵250を養う。2家。
        伯爵:食邑125石、歩兵25を養う。8家。
        子爵:食邑40石、騎兵4を養う。25家。
        男爵:食邑10石、騎兵1を養う。100家。

               合計 136家 食邑7000石 歩兵1200 騎兵200

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|   貴族は、一言で言ってしまうなら「大名」である。その内訳はさまざまで、  .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|   譜代の臣下から元敵勢力の旧臣までバリエーションに富んでいる。       |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|   小勢とはいえ自前の軍隊を持っており、国内での影響力は大きい。      .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'

58 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 10:53:12 ID:URjbnyFw0

    〜==∧
      ,(*゚ー゚)
    ━i:i:iつ━O━(((<>
   〜ノ,,,ノミ ゚_')
  彡(`U"" ノ
     > ̄>^>
 【上士(騎士)】
  :所領を持たぬ王家の家臣、士族の内で、身分の高い者。主に、古くから
  :王家に仕える譜代の一族で構成されている。「騎乗する士」なので騎士。

  :貴族でこそ無いものの、「準貴族」と呼んで差し支えない待遇を受け、
  :収入も最下級貴族と同じぐらいある。忠誠心も厚い王の親衛隊。
  :一般成員は上士身分に属するが、もっと身分の高い者もいる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     <∧:::0:>。
      (*゚ー゚) ii
     (:::l´i`l:)
     /::i::i::i::ヽ
      し `J
 【中士(学士)】
  :所領を持たぬ王家の家臣、士族の内で、学問や政務を専門に行う者。
  :殆どがダッテの歴史編纂事業の際、国中から集められた知恵者である。
  :「学問する士」なので学士。

  :文官として王に仕えたり、学問の研究をしたりしている「知」の人々。
  :武官だらけのアフォシリアでは貴重な人材ではあるが、待遇は軽い。
  :一般成員は中士身分に属するが、もっと身分の高い者もいる。
  :たとえば、カルドは学士扱いではあるが、上士の身分を与えられた。

59 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 10:53:43 ID:URjbnyFw0

     =(===
      (*゚ー゚)
   ━(|i゚i:i:i:iO━━━(((<>
   〜ノ,,,ノヽヽ
     し `J
 【下士(徒士)】
  :所領を持たぬ王家の家臣、士族の内で、身分の低い者。ぶっちゃけ雑兵。
  :一応職業軍人で、それなりには強い。「徒歩の士」なので徒士。

  :給料や待遇なども雑兵相応。暮らし向きは平民と大差が無いけど重労働。
  :オマケに戦争になれば最前線送り確定と、かなり不憫な人達。
  :一般成員は下士身分に属するが、もっと身分の高い者もいる。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  上士:年俸5マタリア  500名                 アフォシリア王国 収支
                            直轄領 33000 - 7000 = 26000石
  中士:年俸3マタリア 1000名                     (貴族食邑)
                  
  下士:年俸1マタリア 2000名         収  入 26000 / 2 - 7500 = 5500マタリア
                                 (税率50%)
2500 + 3000 + 2000 = 給与合計7500マタリア

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    士族は、ハナン王から給料を貰って暮らすハナン直属の家臣団である。   |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|   貴族がさらに彼ら自身の臣下を養っているのに対し、士族は身一つで    .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|   王に仕える、中級〜下級の家臣である。ぶっちゃけると、サラリーマンだ。  |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

60 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 10:54:14 ID:URjbnyFw0

      ∧iXi
     (x゚ー゚)
     U:liXil
    〜ノ::|_|
      し'`J
 【給仕】
  :王の家臣の内、士分にすら入らぬ小者。給料は無しで、宿舎も無し。
  :城に住み込みで働き、食事や服などは必要な時に必要な分だけ支給される。
  :主な仕事は炊事、王の身の回りの世話、掃除、洗濯、雑用、買出し……ect

  :噂好きで口が軽い者が多く、少し会話するだけでアフォシリアの宮廷内での
  :話題・力関係・雰囲気はバッチリ分かります。仕事柄城下の街に出る事も多く、
  :ある意味機密保持の天敵。但し、密談や戦争の作戦会議などは「だれそれが
  :だれそれと密談してる」といった程度しか分かりません。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      ∧∧
   l^ヽ(*゚ー゚)O====
    |_l(  つノ
    〜(,,   |
       し `J
 【百姓】
  :非ッ常〜に地味ではあるが、アフォシリアの総人口の約8割を占める大勢力。
  :国王と言えど、彼らの抵抗を完全に無視して事を運ぶ事は不可能に近い。
  :以前は、反乱を起こしてハナン王を痛い目にあわせた事も。

  :ちなみに、「百姓」とは漁師や猟師、林業従事者なども含んだ呼称である。
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|  民は……言うまでも無く、王家から金を貰わずに暮らす立場の人である。   .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|  一人一人では影響力は大したことないが、まとまると中々に厄介な存在。   .|l|
 |i|                                                    |i|
 |l|   また、給餌など国家の大事に関わらない給料無しの家臣も民扱いだ。     .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'

61 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 11:01:05 ID:URjbnyFw0
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ー----‐‐´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ー----‐

62 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 12:32:49 ID:URjbnyFw0
だが……、アフォシリアには、これらの身分の他に、仕事によって
与えられる肩書きがある。次回は、それを見て行こう。

「執政院のお仕事」編へつづく

63 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/01(日) 12:42:15 ID:URjbnyFw0
-――--、__________________________________, -――--
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ー----‐‐´  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ー----‐
    |i|ー────────────────────────────────'|i|
    |l|    だが……、アフォシリアには、これらの身分の他に、仕事によって      |l|
    |i|                                                    |i|
    |l|        与えられる肩書きがある。次回は、それを見て行こう……。       .|l|
    `ー────────────────────────────────‐'
「執政院のお仕事編」へつづく

64 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/02(月) 22:00:09 ID:EwXZg1ID0

lニ二ニl
|l-┼ ll
|l-┼ ll
|l-┼ ll
lニ二ニl           なぜなにアフォシリア
    l´ ̄`l              〜 執政院のお仕事編 〜
    |li:::::::i|
    |li:::::::i|                     (@::∧)    (@::∧)  。<::::■:::::>
    |li:::::::i|                     (゚- ゚*)   (゚ヮ ゚*)  ii (´∀` )
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|             <:]_|:[:::>   <:]_|:[:::>  (:l´i`l:::::)
 |i____i|i___乂__i|             /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ   Y:::::人
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|        し'`ヽ,)   し'`ヽ,)   (__)__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                 ┌──────────────────
                 | これはこれはダッテ様。執政、神官長の
lニ二ニl           | 二役職就任、誠におめでとうございます。
|l-┼ ll   ┌───┴────────v─────────‐
|l-┼ ll   | まぁ、気持ちだけ受け取っておこう。
|l-┼ ll   | それより、早速政務を取らねばならぬ。
lニ二ニl   └─y───────────────‐
    l´ ̄`l
    |li:::(∧::@)
    |li::::(*゚ -゚)                       。<::::■:::::>
    |li::<:::]_|:[:>             (@::∧)     ii (´ー` )
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|         (゚ヮ ゚*):`ヽ   (:]つi`l::::)
 |i____i|i___乂__i|         <つと::>i::i::ヽ    |:::::|::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|      し'`J    (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

65 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/02(月) 22:00:36 ID:EwXZg1ID0
                 ┌────────────────────────
lニ二ニl           | ……で、執政院って……、今までと何か違うんですか?
|l-┼ ll   ┌───┴───────────────v─────────
|l-┼ ll   | ん?まぁ、基本は今までとあんまり変わらんな。変わったとすれば、
|l-┼ ll   | 働く者同士の上下関係、指揮系統がはっきりした事くらいか。
lニ二ニl   └─y──────────────────────────‐
    l´ ̄`l
    |li:::(∧::@)
    |li::::(*゚ o゚)              (@::∧)       。<::::■:::::>
    |li::<:::]つ∩             (゚ヮ ゚*)       ii (´д` )
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|        <:]_|:[:::>        (:l´i`l:::::)
 |i____i|i___乂__i|        /::i::i::i::ヽ          |:::::|::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|   し'`J          (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                 ┌──────────
                 | 関係?はっきりした?
lニ二ニl   ┌───┴──────v──────────────
|l-┼ ll   | うむ、この度、国王陛下は家の格を表す「爵位」とは別に、
|l-┼ ll   | その者がどんな所でどんな仕事をし、どれくらいの権限を
|l-┼ ll   | 持っているのかを表すものをお作りなされた。官位と言う。
lニ二ニl   └─y───────────────────────‐
    l´ ̄`l                 ?          ?
    |li:::(∧::@)
    |li::::(*゚ -゚)              (@::∧)       。<::::■:::::>
    |li::<:::]∞[:>              (゚ヮ ゚*)       ii (´д` )
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|        <:]_|:[:::>        (:l´i`l:::::)
 |i____i|i___乂__i|        /::i::i::i::ヽ          |:::::|::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|   し'`J          (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

66 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/02(月) 22:01:07 ID:EwXZg1ID0
   (@::∧)
 ┌(゚ヮ ゚*)────────────────────────────
 |
 |                     官位?
 |
 └───────────────────────────────

                      〜==∧
           <∧:::0:>。       ,(*゚ー゚)          (∧´†`)
            (*゚ー゚) ii     ━i:i:iつ━O━(((<>   (*゚ー゚)
           (:::l´i`l:)      〜ノ,,,ノミ ゚_')       < l´†`l>
           /::i::i::i::ヽ     彡(`U"" ノ         /,,li_il
            し `J         > ̄>^>          し `J

           文官位       武官位        神官位

   (∧::@)
 ┌(*゚ -゚) ────────────────────────────
 |    ああ。これには「文官位」、「武官位」、「神官位」の三つがある。
 |
 |   当然、文官位は文官、武官位は武官、神官位は神官に与えられる。
 └───────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   (∧::@)
 ┌(*゚ -゚) ────────────────────────────
 |    で、これが文官位の一覧だ。〜の部分には、それぞれ何の
 |    担当なのかが入る。「財務大臣」とか「建築奉行」だとかだな。
 |   ここでは、武官位、神官位についてはとりあえずおいておくぞ。
 └───────────────────────────────

 文官位

  一品官:執政   … 文官の総親玉。国王のみが任命、解任できる。

  二品官:〜大臣 … 担当する事柄について、国家全体の舵を取る重臣。

  三品官:州牧   … 1つの州を治める文官。下手すると大臣より偉いかも。

  四品官:県令   … 1つの県を治める文官。ここまでくると結構な御身分。

  五品官:〜奉行 … プロジェクトのリーダーとなる文官。偉さはピンからキリまで。

  六品官:〜官頭 … 係長クラスの文官。薄給で激務を行う辛い中間管理職。

  七品官:〜官   … 最も下っ端の文官。文官の殆どを占めるいわゆる木端役人。

   (@::∧)
 ┌(゚ヮ ゚;)────────────────────────────
 |
 | ……ん?「県」とか、「州」とか良く分からないものがありますが、これは?
 |
 └───────────────────────────────

67 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/02(月) 22:01:38 ID:EwXZg1ID0
   (∧::@)
 ┌(*゚ o゚) ──────────────────────────────
 | それか、それは新しい行政区分だ。いつまでも「村」と呼んでいるのは泥臭い!
 | との王の仰せでな……。村を県と呼び、ある程度の村々の集まりを「州」と呼ぶ
 | 事になった。併せて、「イストアルカード州ポンポート県」というように使う。
 └─────────────────────────────────
             イストアルカード州地形図 (州都:イストアルカード)
 ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐
 │〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│
 ┝━━━┓─┼─┏━━━━━━━━─┐─┤
 │山│山┃〜│〜┃山│山│山│山│村│←─イストアルカード州、ポンポート県
 ├─┐─┗━┓─┃─┌─────┘─┃─┤
 │林│山│山┃〜┃山│都│←───────‐イストアルカード州、イストアルカード県
 ├─└─┐─┗━┛─┘─┼─┼─┌─┃─┤
 │森│林│山│山│  │畑│畑│森│山┃〜│
 ├─┼─└───┘─┼─┼─┌─┘─┃─┤
 │畑│村│←───────────────‐イストアルカード州、オテュテンサ県
 ├─┼─┼─┌───┐─┌─┘─┏━┛─┤
 │畑│畑│  │山│山│  │山│山┃〜│〜│
 ├─┼─┌─┘─┌─┘─│─┏━┛─┼─┤
 │林│  │山│山│  │  │山┃〜│〜│〜│
 ├─┼─└───┘─┼─┏━┛─┌─┐─┤
 │林│林│  │畑│街│  │〜│〜│村│←─‐イストアルカード州、アンヨーク県
 ├─┼─┼─┼─┼─┼─│─┌─┘─│─┤
 │森│森│林│畑│↑│  │〜│畑│畑│〜│
 ├─┼─┼─┼─┼|┼─└─┘─┼─│─┤
 │森│森│森│森│└───────────‐イストアルカード州、ミミモギード県
 └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘
    。<::::■:::::>
 ┌ii (´∀` )────────────────────────────‐
 | 成程、どこの集まりに属するどの村なのかを分かりやすくしようという事ですか。
 |
 | 動機はともかく、国王陛下のお考え自体は、悪いものでは無いと思います。
 └─────────────────────────────────

68 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/02(月) 22:02:08 ID:EwXZg1ID0
   (∧::@)
 ┌(*゚ -゚) ────────────────────────────
 | んまぁ、こんな風に上下の繋がりを分かりやすくして、それぞれの役割や
 | 権限をはっきりさせることにより、誰が、何を、どれだけ、どうするかを
 | 明確にする訳だ。国が広がり、それを治める役人もぐっと増えたからな。
 └───────────────────────────────
 ┌───────────‐
 | 革州に大水路作ろうぜ!
 └──y┬──────────────────
.        |王が〜と仰せだ。財務大臣、工業大臣、
.        |直ちに部下を集めて普請の準備をせよ。
.        └────y┬────────────────
                   |工事を起こすならお金が必要だよね。
                   |勘定奉行、そこらへん算定よろしく。
                   └─────y┬───────────
                             |〜〜マタリア必要だぞゴルァ!!
                             |金を現場に送れゴルァ!!!
                             └────y──────‐
                    ∧財       ∧勘       ∧役   ┌──────
                    _ (*゚ー゚) ―→ (*゚д゚) ―→   (,゚ー゚,) < 金送るよ〜!
  ∧王        ∧執    /l       _              \   └──────
  (*゚ー゚) ―→ (*゚ -゚) ―<         /l                 \l
                 \l ∧工 /                     ̄ /建\
                  ̄ (;゚ ヮ゚)   ――――――――――→  (´∀` )
                     |                   _
          ┌───────^───────‐          /l┌─^───────────
          | 建築奉行は設計を始めよ!また、          /   |みんなが手伝ってくれるから、
          | 勘定奉行と建設予定地の州牧に        /.     |設計と施工に専念出来るよ!
          | 規模、着工時期の情報を送れッ!     /.      └────────────‐
          └───────────────   /
                     ↓           /
                     ∧州        ∧県   ┌──────────
                    (*゚ー゚)  ―→  ( *゚ ー) < 物資・人夫送るよ〜!
          ┌───────^─────―─   └──────────
          | OK!じゃあ県令、予定地の民に
          | お触れ出して物資と人夫集めて。
          └──────────────‐
    。<::::■:::::>
 ┌ii (´∀` )──────────────────────────‐
 |つまり、今回の改革はあくまで王が臣下の統率をやりやすくする為のもの、
 |
 |  我々の行うべき業務は今までとあまり変わらない、そう言う事ですね。
 └───────────────────────────────

69 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/02(月) 22:02:40 ID:EwXZg1ID0
   (∧::@)
 ┌(*゚ -゚) ────────────────────────────
 | その通り。我らはあくまで王の臣下に過ぎぬ。国の政務を執る執政とて、
 | 日常業務以外の事柄……立法や、新税徴収などを行う際には、朝議の
 | 場において王にそれらの案を奏上し、裁可を得なければならぬ。
 └───────────────────────────────

      ┌───────────────────────────────
=∧=..| 午前中の8時くらいから正午まで、王は謁見の間で貴族や文官を集めて
<l´ ̄`l| 報告を受けたり奏上を裁可したりするよ。ただ、内容があんまアレだと
=|li :† i|| 裁可しなかったり、計画を一度差し戻して再検討させたりもするけどね。
  |li:::::::i|└─y─────┬────────────────────────────
  |li:::::::i|            | 我々文官は、重要な事項を書類に纏め、王に計画案と一緒に
  |li::: <∧二ノ          | 提出し、裁可を仰ぎます。実務や書類纏めは午後の仕事ですね。
  |li:::::(*゚ー゚)          | ちなみに、朝開かれる会議だから「朝議」なんです。知ってます?
  |li::<´:):lil:(>           └─────────────―v―─────────―――‐
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|         (@::∧)
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|        (゚ー゚*):`ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|         し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   (@::∧)
 ┌(゚ε゚*)────────────────────────────
 |
 |   (ちぇ、好き勝手に色々できる訳じゃないんだ……つまんないの。)
 |
 └───────────────────────────────

70 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/02(月) 22:03:10 ID:EwXZg1ID0
...   ┌──────────────────────────────
      | で、早速そなたらには大水路の建設に取り掛かって欲しい。ついては、
lニ二ニl| ナツコを文二品官工業大臣に、カルドを文五品官建築奉行に任じる。
|l-┼ ll| これは、既に陛下から許しを得ているので、朝議を通す必要は無いぞ。
|l-┼ ll└─┬─y──────────────────────────‐
|l-┼ ll    |は、ははッ!4年の内には必ずや完成させて見せましょうッ!
lニ二ニl    └──────────────y───────────
    l´ ̄`l
    |li:::(∧::@)
    |li::::(*゚ -゚)                         。<::::■:::::>
    |li::<:::]_|:l::]つ              (@::∧)    ii (´∀` )
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|           (゚ヮ ゚*):`ヽ   (:]つi`l::::)
 |i____i|i___乂__i|           <つと::>i::i::ヽ    |:::::|::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|        し'`J    (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
lニ二ニl
|l-┼ ll    ┌───────────────
|l-┼ ll    |ああ、カルド、お前はちょっと残れ。
|l-┼ ll    └─y─────────────‐    ┌───‐
lニ二ニl                                  | ……?
    l´ ̄`l                                └─y──
    |li:::(∧::@)
    |li::::( *゚ o)                           。<::::■:::::>      (∧::@)
    |li::<:::]_|:l::]つ                        ii (´−` )     (*゚ ヮ゚)
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|                    (:l´i`l:::::)     <:::]_|:[:>
 |i____i|i___乂__i|                     人:::::Y      /::i::i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|             (__(__)      (,/ `J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

71 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/02(月) 22:03:42 ID:EwXZg1ID0
         ┌────────────────────────────―
lニ二ニl   | この度、お前の故郷である山間盆地の村に、友好を求める使者を
|l-┼ ll   | 送ろうと考えているのだ。ついては、私達がお前達をむごく扱って
|l-┼ ll   | いない、とあちらの元首殿へ宛てて一筆書いて欲しいのだが……。
|l-┼ ll   └─y──────┬────────────────────‐
lニ二ニl                 | 盆地村へ……ですか……。
    l´ ̄`l               └───────y──────
    |li:::(∧::@)
    |li::::(*゚ o゚)                  。<::::■:::::>
    |li::<:::]つ∩                  ii (´д` )
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|               (:l´i`l:::::)
 |i____i|i___乂__i|               |:::::|::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|       (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
         ┌───────
lニ二ニl   | ……駄目か?
|l-┼ ll   └y┬──────┬────────────────────‐
|l-┼ l.l      |いえ、書きます。国王陛下やリスク殿は大恩あるお方であり、
|l-┼ ll.      | 盆地村は私の故郷。仲良くできるなら、それが良うございます。
lニ二ニl.      └┬─────────────y─────────────
    l´ ̄`l .     | すまぬな。
    |li: (∧::@)  └─y───
    |li::::( *゚ -)                  。<::::■:::::>
    |li::<:::]∞[:>                  ii (´ー` )
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|              (:]つi`l::::)
 |i____i|i___乂__i|               |:::::|::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|       (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

72 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/02(月) 22:04:13 ID:EwXZg1ID0
 ー −−― 翌日
                             ・
                             ・
                             ・
  ┌────────────────────────
  | では、これをどうぞ。盆地村の指導者、ラーラロ様は何か
  | 腹に一物持っているような振る舞いがあるので、途中で
  | 危うくなったなら即座に逃げ帰るようにして下さいね。
  └────y─┬─────────────────‐
            |何から何まで、かたじけない……。
            └─────y──────────
                。<:0:::∧>
      <:::::■::::>。   ii (ー゚* )O
      ( ´∀`) ii    (::]つ@三)      ∧∧     ∧∧      ∧∧
        (::::]つl:::)     /::i::i::ミ ゚_')     /⌒ヽ*)   /⌒ヽ*)    /(゚- ゚*)
       |::::::|:::::|   彡(`U"" ノ        /   ヽ   /   ヽ    /   ヽ
        (__)_)    > ̄>^>      (,,_____,,l  (,,_____,,l   (,,_____,,l
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ┌─────────────────────
  | (……もしも、盆地村との和平が成ったなら、
  | 十数年ぶりに、里帰りが叶うかもしれない……。)
  └────O────────────────‐
         o
         。
                                             <∧:::0:>。
      <:::::■::::>。           ∧∧     ∧∧       ∧∧     (*゚ー゚) ii
      ( ´∀`) ii            (*゚ -゚)     (*゚ -゚)     (*゚ -゚)     (:::]つハハ__
        (::::]つl:::)         /^ 人 )   /^ 人 )   /^ 人 )    /::i::i::ミ ゚_')
       |::::::|:::::|          (ニl|- |   (ニl|- |    (ニl|- |  彡(`U"" ノ
        (__)_)        /,,_(,/ `J_,> /,,_(,/ `J_,> /,,_(,/ `J_,>    > ̄>^>
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┃呆|発 アフォシリア王国執政府          宛 盆地村執政官 ラーラロ殿
┠─┴────────────────────────────────┤
┃   山頂の大王、盆地の執政官へ書を送る。恙無きや。

┃   私は、ひょんなことから以前我が国の民と、貴国の民との間にいざこざが
┃ あった事を知った。平和を愛する私としては、これはとても不本意な事なので、
┃ 双方怨恨の残らぬように私と貴女で直接会談する席を設け、過去の不幸の
┃ 清算と未来に向けた盟約の締結を望んでいる。

┃   なお、貴国から我が国にやって来た7名は元気である。彼らの手紙をこの書を
┃ 共に送る故、拝見なされるようお願いいたす次第である。

┃                   ト、ト、                          'ヽ
┃                 ≧,,゚ w>、 アフォシリア王国 国王Hanan・Afosyria )
┃                  ヽ_E(::::)________________ノ
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

73 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/02(月) 22:04:47 ID:EwXZg1ID0
 









         ┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
         ┃  │l> 「元帥府のお仕事編」へつづく     .┃
         ┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━┛








 

74 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:21:15 ID:0eIF5uCO0

               なぜなにアフォシリア
                     〜 元帥府のお仕事編 〜

                          ∧,..,.         ∧∧
                        (゚- ゚*)      (゚- ゚*)
                        i:i∞i:i:i:i     (i:i:i:i:i゚i)
                       ノノヽ,,,ヽ〜   ノノヽ,,,ヽ〜
                        し'`ヽ,)     し'`ヽ,)
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ┌────────────────────‐
     | 鎧に着替えて外に来いと王に呼ばれたが……、
     | 一体全体、何を始めるつもりなんだろうなぁ?
     └────────────┬v──────────────‐
                         | まぁ何かお考えがあるのだろう。
                         | っと、陛下の姿が見えて来た……
                         └──────v────────‐

                          ∧,..,.        ∧∧
                        (*゚ -゚)      (゚o ゚*)
                        i:i∞i:i:i:i     とi:i:i:i:i゚iつ
                       ノノヽ,,,ヽ〜    ノノヽ,,,ヽ〜
                        し'`ヽ,)      し'`ヽ,)
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙

75 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:21:46 ID:0eIF5uCO0
           ┌────────────────────
           | 遅いぞ!武人たるもの、常に緊張感を持てぃ。
           └───────────v──┬─────────―
         ∧∧     ∧∧               |  ……………………。
  /´ ̄/:/ヽ*゚ -゚)     (*゚ -/⌒ヽ             └───v─────v─
  l   l :l ○━U    ( つ━○) )
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、
    ] ]し'`J     し'`J ]    ≫;::::>≧,,゚ w>     ∧,..,.       ∧∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ=]# − )     (゚o ゚;)      (゚o ゚;)
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     i:i:i:i∞i:i    i:i∞i:i:i:i      i:i:i:i:i゚U
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ    ノノヽ,,,ヽ〜  ノノヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J      し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                            ┌────────────────
                            | 陛下……なんです?その頭に乗った
                            | キンピカの飛竜の頭みたいなモノは。
          ┌───────────┴────────────v───‐
          | フッ、どうだ、カッコいいだろう!この日の為に、
          | ナツコに命じて新しい兜を作らせておいたのだッ!
          └─────────┬──v─────────
         ∧∧     ∧∧        |(また無駄遣いを……)
  /´ ̄/:/ヽ;゚ -゚)     (;゚ -/⌒ヽ_     └────────O─‐
  l   l :l ○━U    ( つ━○) )        シャキーン     o
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、          。
    ] ]し'`J     し'`J ]    ≫;::::>≧*`w>       ∧,..,.      ∧∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ=]*` ヮ)'つ    ,(゚- ゚;)、    ,(゚o ゚;)、
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     i:i:iつi:i:iノ     Ui:i:i:i゚U    Ui:i:i:i゚U
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ     ノノヽ,,,ヽ〜  ノノヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`ヽ,)      し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙

76 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:22:17 ID:0eIF5uCO0
                              ┌──────────────────
                              | ……重くないですか?それ。金でしょう?
         ∧∧     ∧┌───────┴───────────v──────‐
  /´ ̄/:/ヽ*゚ -゚)     (*゚ | うん、ぶっちゃけるとすっげー重い。
  l   l :l ○━U    ( つ└────────v───────
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、
    ] ]し'`J     し'`J ]    ≫;::::>≧,,゚ w>     ∧,..,.      ∧∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ=];゚−゚)     (゚- ゚;)      (゚o ゚;)
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     i:i:i:i∞i:i    i:i∞i:i:i:i     とi:i:i:i:i゚i)
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ    ノノヽ,,,ヽ〜  ノノヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J      し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                            ┌────────────────
                            | ……じゃぁ、脱いだらどうです?
          ┌───────────┴────────────v───‐
          | ま、確かに重いし戦いが始まったら脱ぐかもわからんね。
          └──────┬─────v────────────
         ∧∧     ∧∧  |(それ、兜の意味全くないじゃんか……)
  /´ ̄/:/ヽ;゚ -゚)     (;゚ -/⌒..└───────────O──────
  l   l :l ○━U    ( つ━○) )                 o
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、          。
    ] ]し'`J     し'`J ]    ≫;::::>≧;Tw>       ∧,..,.     ∧∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ=];゚−゚)     (゚o ゚;)      (゚- ゚;)
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     i:i:iつ∩    i:i∞i:i:i:i     とi:i:i:i:i゚iつ
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ    ノノヽ,,,ヽ〜  ノノヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J      し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙

77 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:22:48 ID:0eIF5uCO0
            ┌─────────────────────
            | そんな事より、貴様らを武二品官の将軍に
            | 任じるぞ。畏まって有り難く拝命するがいいッ!
.         ∧∧  └───────┬───v───────────────
  /´ ̄/:/ヽ*゚ -゚)     (*゚ -/⌒ヽ    | なんですか?その「ぶにひん」とか言うの。
  l   l :l ○━U     ( つ━○) )   └──────────────v────
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、       ?         ?
    ] ]し'`J     し'`J ]    ≫;::::>≧,,゚ w>     ∧,..,.      ∧∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ_=]*゚O)     (゚- ゚;)      (゚o ゚;)
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     (i゚i:i:i:i:iつ    i:i∞i:i:i:i     (i:i:i:i:i゚i)
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ    ノノヽ,,,ヽ〜  ノノヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J      し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ,,..,  ト、ト、
≫;::::>≧,,゚ w>
 ┌ヽ=];゚−゚)───────────────────────────
 |         何だ?ダッテに説明を受けてないのか……まぁいい。
 |
 |       今度新しくできた「官位」の一つでな、武官の官位だ。
 └───────────────────────────────

 武官位

  一品官:元帥   … 武官の総親玉。国王のみが任命、解任できる。

  二品官:〜将軍 … 師団の総大将になる資格を持つ高級将校。超偉い。

  三品官:校尉   … 大隊500名を率いる武官。属将クラスの高級将校。

  四品官:卒伯   … 中隊125名を率いる武官。最前線で指揮する重要な役目。

  五品官:什長   … 小隊25名を率いる武官。活躍の機会はあまり無い。

  六品官:伍長   … 伍列5名を率いる武官。雑兵からの叩き上げが多い。

  七品官:兵卒   … 最も下っ端の武官。武官の殆どを占めるいわゆる雑兵。

    ∧∧
 ┌(゚- ゚;)────────────────────────────‐
 |
 |     これを見ると、色々と見慣れぬ単語があるようですが……。
 |
 └───────────────────────────────

78 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:23:19 ID:0eIF5uCO0
  ,,..,  ト、ト、
≫;::::>≧,,゚ w>
 ┌ヽ=]*゚−゚)───────────────────────────
 |      それな、お前らもずいぶん戦場を渡り歩いて来た連中だ、
 |
 |      味方の兵に指示がうまく届かない」ッて事、あっただろ?
 └───────────────────────────────
 ┌─────── ┌─────────────  ┌─────────
 | 全軍進めーッ! | ぜん……すめ?進めかな?     | 完ッ全にワケワカメ。
 └──y────‐ └───────y─────‐  └────y────‐

   ∧将                 ∧兵                 ∧兵
  (#゚O゚)                 (- ゚; )                    (゚p ゚ili)

   ├──────┼──────┼──────┼──────┤
   0m         50m        100m       200m       300m
    ∧∧
 ┌(゚- ゚;)────────────────────────────‐
 |   あぁ、ありましたね。敗走中は元より、こちらが優勢な時でも、少し
 |
 |   離れた隊に対して大声で命令を出しても、全く聞こえないってのが。
 └───────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ,,..,  ト、ト、
≫;::::>≧,,゚ w>
 ┌ヽ=]*゚−゚)───────────────────────────
 |     まー、そんときゃ伝令使えばいいんだが、それだとどうしても
 |
 |     命令を下してから、部隊が実際に動くまでにラグが出るだろ?
 └───────────────────────────────
 ┌──────────    ┌─────────────────
 | 前方の敵を追撃せよ!     | 前方の敵を追撃せよとの仰せだッ!
 └──y───────‐    └─────────y───────‐

   ∧将     ∧令  ∧令               ∧令   ∧隊
  (*゚ -゚)     (゚ー゚* ミ *゚ー) ―――――――→ (*゚O゚)  (゚o ゚;)

 命令する時間   前線に移動し、隊長を探す時間  伝える時間

       ┌──^───        ┌─────────‐^───────
       | はいさッ!         | 敵なんかとっくに逃げちゃったよ……。
       └─────‐         └─────────────────
    ∧∧
 ┌(゚- ゚;)────────────────────────────‐
 |
 |                   出ますね〜、結構。
 |
 └───────────────────────────────

79 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:23:50 ID:0eIF5uCO0
           ┌────────────────────────────
           | それを解消すべく、私がナツコに命じて作らせたのがこいつだッ!
           └──────┬────v─────────────────―
         ∧∧     ∧∧   |(ナツコ殿、過労死しないか心配になって来た……。)
  /´ ̄/:/ヽ;゚ -゚)     (;゚ -/⌒ヽ └───────────────O───────
  l   l :l ○━U    ( つ━○) )                         o
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ       /l /l  ,.,,             。
    ] ]し'`J     し'`J ]       <ヮ ゚*≦::::;≪  ∧,..,.      ∧∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|     (ヮ´*[=ノ    (゚- ゚;)     (゚- ゚;)
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     とi:i:i:i:i゚i)    i:i∞i:i:i:i      i:i:i:i:i゚U
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ    ノノヽ,,,ヽ〜  ノノヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J      し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                                 ┌─────────
                                 |で、こいつ何すか?
                           ┌─────┴──────────────‐
                           | こいつは、木の胴に革を張りつけた「太鼓」と、
                           | 青銅で作られた円盤「銅鑼」だ。どちらも叩いて
         ∧∧     ∧∧     |       大きな音を出すのに使う。
  /´ ̄/:/ヽ*゚ -゚)     (*゚ -/⌒ヽ   └───v─────────────────
  l   l :l ○━U    ( つ━○) )
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、
    ] ]し'`J     し'`J ]    ≫;::::>≧,,゚ w>      ∧,..,.       ∧∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ=]*゚ー゚)     (゚o ゚*)      (゚- ゚*)
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     i:i:i:i∞i:i    i:i∞i:i:i:i      i:i:i:i:i゚U
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ    ノノヽ,,,ヽ〜  ノノヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J      し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙

80 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:24:21 ID:0eIF5uCO0

 ドーン       ○   ○   ジャーン
    ドーン     ┃   ┃ _ジャーン   ┌────────────
        ∧∧∩  ∩∧∧     | それッ!お前ら、鳴らせッ!
  /´ ̄/:/ヽぺ*)ミ  ミ(*゚ヘ/'⌒ヽ   └──v─────────‐
  l   l :l ○━と彡  ミ つ━○) ) ゲェッ、カンウ!!
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ       /l /l  ,.,,
    ] ]し'`J     し'`J ]       <ヮ ゚*≦::::;≪  ∧,..,.       ∧∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|     (ヮ´*[=ノ    (゚- ゚;)     (゚- ゚;)
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     とi:i:i:i:i゚i)    i:i∞i:i:i:i      i:i:i:i:i゚U
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ    ノノヽ,,,ヽ〜  ノノヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J      し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                             ┌─────────────────────
                             |……で、こいつをどう使って軍を指揮すんですか?
                         ┌─┴────────v─────────────―
         ∧∧     ∧∧   | うむ、今説明してやるから耳の穴かっぽじって拝聴せよ。
  /´ ̄/:/ヽ*゚ -゚)     (*゚ -/⌒ヽ └────v────────────────────
  l   l :l ○━U    ( つ━○) )         ホジッテネ!!
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、
    ] ]し'`J     し'`J ]    ≫;::::>≧,,゚ー>      ∧,..,.       ∧∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ=]*゚ー゚)     (゚o ゚*)      (゚- ゚*)
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     i:i:i:i∞i:i    i:i∞i:i:i:i      i:i:i:i:i゚U
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ    ノノヽ,,,ヽ〜  ノノヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J      し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙

81 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:24:52 ID:0eIF5uCO0
  ,,..,  ト、ト、
≫;::::>≧,,゚ w>
 ┌ヽ=]*゚ー゚)───────────────────────────
 |    まずは、軍そのものをいくつかの人数毎の集まりに分けるんだ。
 |
 |    そして、そこへ適切な階級の者をその部隊の指揮官として置く。
 └───────────────────────────────

  軍団:師団をいっぱいあつめたっぽいの。帥の元締めである元帥が管轄。

  師団:戦争などで一正面の作戦を遂行できる集団。将軍が総大将となる。

  大隊:中隊4隊を集めた大部隊。単独である程度行動できる。校尉が指揮。

  中隊:小隊5隊を集めた部隊。陣形などはこれを動かして作る。伯長が指揮。

  小隊:伍列5列を集めた小部隊。基本的に中隊の指揮下で戦う。什長が指揮。

  伍列:兵卒5人を集めた戦闘の最小単位。横一列に並び戦う。伍長が指揮。

  兵卒:兵士個人個人。敗走でもしない限り、兵士が個人で行動する事は無い。
    ∧∧
 ┌(゚ー゚*)────────────────────────────‐
 |
 |     成程、さっきの官位とかいうのは、ここで使うものなんですね。
 |
 └───────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ,,..,  ト、ト、
≫;::::>≧,,゚ w>
 ┌ヽ=]*゚ー゚)───────────────────────────
 |     そして、大隊か中隊毎くらいに、部隊番号を振り分けて、
 |
 |     それと分かるように目印として大きな旗を持たせるんだ。
 └───────────────────────────────
             ┌─┐           ┌─┐           ┌─┐
             │31│ ∧隊      │13│ ∧隊      │11│ ∧隊
  ∧鼓       └─┤(*゚ー゚)    └─┤(*゚ー゚)    └─┤(*゚ー゚)
 (*゚ー゚)     ┌─┐           ┌─┐           ┌─┐
             │32│ ∧隊      │14│ ∧隊      │12│ ∧隊
    ∧将     └─┤(*゚ー゚)    └─┤(*゚ー゚)    └─┤(*゚ー゚)
   (*゚ー゚)   ┌─┐           ┌─┐           ┌─┐
             │33│ ∧隊      │23│ ∧隊      │21│ ∧隊
  ∧旗       └─┤(*゚ー゚)    └─┤(*゚ー゚)    └─┤(*゚ー゚)
 (*゚ー゚)     ┌─┐           ┌─┐           ┌─┐
             │34│ ∧隊      │24│ ∧隊      │22│ ∧隊
             └─┤(*゚ー゚)    └─┤(*゚ー゚)    └─┤(*゚ー゚)
    ∧∧
 ┌(゚ー゚*)────────────────────────────‐
 |      ふむふむ、そうすれば、総司令官ははるか後方に居ても、
 |
 |     自軍の部隊がどこにどう布陣してるか、一目で分かりますね。
 └───────────────────────────────

82 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:25:23 ID:0eIF5uCO0
  ,,..,  ト、ト、
≫;::::>≧,,゚ w>
 ┌ヽ=]*゚ー゚)───────────────────────────
 |     後は、司令部に用意した旗とこの太鼓、銅鑼の組み合わせで
 |
 |      前進や後退、突撃や援護、転進の命令を下す、と言う訳だ。
 └───────────────────────────────
 ┌─────────     ┌─────────────────────
 | 第一大隊前進ー!     | 旗が10、太鼓が二回だから、第一大隊前進ね!
 └─────y───‐     └─────────────────y───‐
     ドーン                    ┌─┐            ┌─┐
         ドーン                │13│ ∧隊       │11│ ∧隊
  ∧鼓 ○                      (( └─┤(*゚ー゚)     (( └─┤(*゚ー゚)
 (*゚ー゚)ノ                    ┌─┐            ┌─┐
                             │14│ ∧隊       │12│ ∧隊
    ∧将                     (( └─┤(*゚ー゚)     (( └─┤(*゚ー゚)
   (*゚O゚)ノ         ┌─┐           ┌─┐
            ┌─┐ │23│ ∧隊      │21│ ∧隊
       ∧旗 │10│ └─┤(*゚ー゚)    └─┤(*゚ー゚)
     (*゚ー゚)└─┤ ┌─┐           ┌─┐         ┌───────────
                   │24│ ∧隊      │22│ ∧隊   < うちは2〜だから違うね。
                   └─┤(*゚ー゚)    └─┤( *゚ー)   └───────────
    ∧,..,.
 ┌(゚ー゚*)────────────────────────────‐
 |    なるほど、声は細かい単語まで聞き取れないと困るけれども、
 |   これなら鳴った回数と種類が分かれば問題無ぇってワケですな。
 |    それに、音そのものも声なんかよりゃずっとデケぇ訳ですしね。
 └───────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ,,..,  ト、ト、
≫;::::>≧,,゚ w>
 ┌ヽ=]*゚−゚)───────────────────────────
 |     校尉とか卒伯とかの部隊指揮官の役割は、これらの指示を
 |
 |     即座に読み取り、それを元に適切に兵を誘導する事になるな。
 └───────────────────────────────
           ┌─────────────────‐
         ∧|あの旗、我が隊だな!よし、前進ーッ!
         ∨└y─────────────────
        (≡)                 エイエイオーッ!!
     /´二` ┃
     [(゚O゚*[=O      =(===   =(===   =(===   =(===   =(===   =(===
    i:i:i:iつハ_┃      (*゚O゚)   (*゚O゚)   (*゚O゚)   (*゚O゚)   (*゚O゚)   (*゚O゚)
   〜ノ,,,ノミ ゚_┃    ━i:i:iつ━O━━━(((<>━(((<>━(((<>━(((<>━(((<>
 彡(,`U"" ノ ┃   〜ノ,,,ノヽヽ 〜ノ,,,ノヽヽ〜ノ,,,ノヽヽ 〜ノ,,,ノヽヽ 〜ノ,,,ノヽヽ〜ノ,,,ノヽヽ
    > ̄>^>     ε= (,/ `Jε= (,/ `Jε= (,/ `Jε= (,/ `Jε= (,/ `Jε= (,/ `J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~
    ∧,..,.
 ┌(゚ー゚*)────────────────────────────‐
 |
 |      指示を出しても、それを読み取れなければ意味無ぇからな。
 |
 └───────────────────────────────

83 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:25:54 ID:0eIF5uCO0
  ,,..,  ト、ト、
≫;::::>≧,,゚ w>
 ┌ヽ=]*゚ー゚)')──────────────────────────‐
 |   そして、司令官が命令を下し、指揮官が兵を動かし、下士官が
 |   兵を鼓舞する事で、戦闘の中で統制を失わず、自在に部隊の
 |  配置を変化させながら戦う事の出来る新しい軍隊が生まれるのだ!
 └───────────────────────────────
 ┌──────────────────‐
 | 見晴らしのいい山頂なんかに陣を敷いて、
 |  戦況を見ながら麓の軍を指揮するよ。
 └────y───┬───────────────────
               | 戦場全体を見ながら適切な指示を出して
               | くれる大将がいるから、安心して戦えるよ!
           ┌─┐. └─┬─────y──────────────
      ∧将 │旗│.     | あの山頂からは我が布陣か丸見えか……
    (*゚O゚)ノ├─┘.     | 手の内を見透かされては不利は避けられぬ。
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\.      └───────────────y────
               \          ∧味   ∧敵       ∧敵
                \       (*゚ー゚)乂(゚- ゚;)      (゚o ゚;)
    ∧∧           ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 ┌(゚ー゚*)────────────────────────────‐
 |     そうなれば、戦争は変わりますね……。一人の指揮の下で
 |     戦場の全てを思いのままに操れるようになれば、全く新しい
 |          戦術や戦略が次々に生まれてくるでしょう。
 └───────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                        ┌──────────────────────
                        | まぁ、俺にはあんまり関係の無い話だがな。俺は、
                        | 指揮統率うんぬんより、やっぱり自分の槍で戦い、
                        | 敵の首を取って手柄を立てる方が性に合っている。
         ∧∧     ∧┌────┴────────v─────────────‐
  /´ ̄/:/ヽ*゚ -゚)     (*゚ | 貴様ならまぁそう言うと思ったよ。私と同じタイプだからな。
  l   l :l ○━U    ( つ└────────v────────────────
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、
    ] ]し'`J     し'`J ]    ≫;::::>≧,,゚ w>     ∧,..,.      ∧∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ=];゚−゚)     (- ´*)      (゚o ゚;)
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     i:i:i:i∞i:i    i:i∞i:i:i:i    (i:i:i:i:i゚i)
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ    ノノヽ,,,ヽ〜  ノノヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J      し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙

84 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:26:25 ID:0eIF5uCO0
           ┌──────────────────────────
           | だが、リスクが後方に居て戦の状況を常に見ながら色々
           | 指示を出してくれたなら、これはとても心強いと思わないか?
         ∧∧. └───────────v─┬────────────‐
  /´ ̄/:/ヽ*゚ -゚)     (*゚ -/⌒ヽ           |ゔっ、確かにそれは……
  l   l :l ○━U    ( つ━○) )           └───v───────‐
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、
    ] ]し'`J     し'`J ]    ≫;::::>≧,,゚ w>     ∧,..,.       ∧∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ=]*゚ー゚)     (;゚ o゚)      (゚ー゚*)
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     i:i:i:i∞i:i    i:i∞i:i:i:i      (i:i:i:i:i゚i)
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ    ノノヽ,,,ヽ〜  ノノヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J      し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
           ┌──────────────────────────
           | で、だな。問題は、これらの団体行動を兵士に徹底的に
           | 叩き込まなければ、この計画は上手くいかないって事なんだ。
         ∧∧. └──────────v┬───────────────
  /´ ̄/:/ヽ*゚ -゚)     (*゚ -/⌒ヽ       |じゃあ、訓練すればいいでしょう?
  l   l :l ○━U    ( つ━○) )       └──────v────────‐
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、
    ] ]し'`J     し'`J ]    ≫;::::>≧,,゚ w>     ∧,..,.       ∧∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ_=]*゚−)     (゚- ゚*)     (゚- ゚*)
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     i:i:i:i∞i:i    i:i∞i:i:i:i      (i:i:i:i:i゚i)
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ    ノノヽ,,,ヽ〜  ノノヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J      し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙

85 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:26:56 ID:0eIF5uCO0
  ,,..,  ト、ト、
≫;::::>≧,,゚ w>
 ┌ヽ=]*゚−゚)───────────────────────────
 |     それがそうも行かないんだなぁ……。ほら、カルドが近々
 |     革州(カクメートン州)で大水路の建設を始めるだろう?
 |       まず、アレの手伝いに兵士を割かなけりゃならん。
 └───────────────────────────────

"゙"~""""~"゙"゙';:iニi ┬                             iニi:;'"~"゙"゙"゙~"゙"
         ;:iニi │                            iニi:;
         ;:iニi │       <:。::■::::>                     iニi:;
         ;:iニi │ 2m    ii ´∀` )                     iニi:;
         ;:iニi │      (:::l´i`l:::つ                iニi:;
         ;:iニi │      |::::::|::::::|                iニi:;
         ;:iニi ┴       (___人___)                 iニi:;
         :;iニi゚OO゚。O゚O゚O゚。O゚゚。O゚O。O゚。O゚O゚OO゚゚O゚。O。゚゚O゚。Oiニi:;
             ├──────────────────‐┤
    ∧,..,.                   5m
 ┌(゚- ゚;)────────────────────────────‐
 |
 |   アレはデカい事業ですからね、放置するわけにもいきませんなァ。
 |
 └───────────────────────────────

86 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:27:27 ID:0eIF5uCO0
  ,,..,  ::ト、ト、:: コワイヨー
≫;::::>≧il゚ o>::
 ┌ヽ=]*゚−゚)───────────────────────────
 | 次に、ラーラロの事だ。今頃友好を求める使者が山間盆地の村に向け
 | 旅立っている筈だが、お前達の話を聞く限り、同盟交渉が一筋縄では
 |     行かない場合の事も考えておかねばならぬように思えてな。
 └───────────────────────────────
         __,,.. .-‐ '''""~ ̄ ̄ ̄~""''' ‐- ...,,__
       /        `-、  ,-'          \
       l       / ̄\  ./ ̄\        l
       、      | ●  |  |  ● |        l
          l``丶、._  \_/   \_/    _,,.-‐''"l
         |    |;;"'-、_トエエエエエエエイ__.-‐''" `― V
         | l、 |;;;;;;;;;;::::::ヽ____ノ\<ィ  \ _ }  くけけけけけけwwww
        | l;;;;;;;;;;;:::::::::::::::::|ヘ   l::::::::::::::::::::::、   ヘ  l
.         |/ 〉;;;:::::::::::○::::::|:::::\l:::::::○::::/ト、  |: -‐{  やっと目覚ェさめたンすかwwwww
        / l;;::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::\!::::\| ヽl ヽ
        /  |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::/     | イ     永遠に覚めなかった方が
         |/ ヘ:::.:..:.:.:.::.::.::.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.:.:.  /   /⌒ヽ_ノ) ) ) 幸福だったっスけどねwwww
          /   ∧:.::.:.:.::.:.:.:.:.::.:.:.::.:.:.::.   /   ,' ;'⌒'ー''´
          |/|   /\  \ーェェェェァt   レ/  /.| i|   .|   あwww片耳貰っときましたwwww
         | /| ィ \  \_ `ヽ   ィ ./ ノ ,'.!   .i    いやwwねwwwwなんとなくさァwwww
     .     |/ /   \ _ `\ \  |// // リ   l|
           | ./         ヘ::::\.、_>'´ ノ'´∨    U 次は命でも貰っときまさァwwwwwwww
          |/         }::: : : `ー一''´|
                  /,イ       ,ィ´\―-、

    ※ この画像には、アスターの恨み補正が1000%程混入しております。

    ∧,..,.
 ┌(゚ぺ#)────────────────────────────‐
 |      あのド腐れ女狐の事ですから、友好ヅラして攻めてくる、
 |
 |     なんて展開も十分に考えられますぜ、注意しておかないと。
 └───────────────────────────────

87 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:27:58 ID:0eIF5uCO0
  ,,..,  ト、ト、
≫;::::>≧,,゚ w>
 ┌ヽ=];゚−゚)───────────────────────────
 |   で、まぁ盆地の村から攻められた時の事も考えてだな、我が国の
 |   村の周りに土塁と防柵を作る工事を行おうと思っている。本当は
 |   防柵なんぞでなく、石の城壁を作りたいのだが、金も人手も足りん。
 └───────────────────────────────
 アフォシリア式 簡易防柵
                         ===)=
                        /\(゚ー゚*)
                      <l―≪と,,i:i:i
                      ノヽヽ/ノヽ,,,ヽ〜
                    | ili |   し'`J
                    || i|i|三三三三三三三)
                    | il i|     | ili | ト--‐|
                    | ili |    || i|i| ト--‐|
                    || i|i|    | il i| ト--‐|  ← 3、10mおき位に足場を
                    | il i|    | ili | ト--‐|      組み、そこへ兵を置く。
      1、土を掘る     / ̄ ̄ ̄ヽ   i| i|i| ト--‐|
                  /        ̄ ̄ ̄ヽ --‐|
         ↓      /             \‐'l
                /                \
 ̄ ̄ ̄ ̄|         |        ↑            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
       |           |
      |        |   2、掘った土を盛り、そこへ
.       |           |     先を尖らせた丸太を刺す。
        |         |
       ヽ        /
    ∧∧.  \__/
 ┌(゚- ゚;)────────────────────────────‐
 |
 |   で、その防柵作りにも部隊を割かなければならない訳ですか……。
 |
 └───────────────────────────────

88 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:28:29 ID:0eIF5uCO0
  ,,..,  ト、ト、
≫;::::>≧,,゚ w>
 ┌ヽ=]*゚−゚)───────────────────────────
 |  でだ、我がアフォシリア王国の総兵力は現時点で3900人であるから、
 |
 |   これを1300人づつに分けて、一年交代で担当していきたいと思う。
 └───────────────────────────────
      正規歩兵:2000人                ハナン隊
                               歩兵1000 騎兵300
      正規騎兵:500人          |\
                      ┌───┘ \   アスター隊:
      諸侯歩兵:1200人. |         >  歩兵1100 騎兵200
                      └───┐ /
      諸侯騎兵:200人          |/     リスク隊:
                                歩兵1100 騎兵200

    兵力合計:3900人
    ∧,..,.
 ┌(゚ー゚*)────────────────────────────‐
 |
 |  それで、俺らと陛下の三人で当分軍を切り盛りしようってワケですな。
 |
 └───────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                  ┌───────────────────────‐
                  | そゆことだ。アスター、お前は今日から「右将軍」を、
                  | リスクは「左将軍」を名乗るがいい。これからも励めよ。
                  └────────v──────┬──────────‐
                                        | はっ、お任せ下さいッ!
        ∧∧     ∧∧     ┌─────────┴─────v─────
  /´ ̄/:/ヽ*゚ -゚)     (*゚ -/⌒ヽ  | ……では、一品官の元帥は誰になるんッスか?
  l   l :l ○━U    ( つ━○) )  └─────────v───────────
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、
    ] ]し'`J     し'`J ]    ≫;::::>≧,,゚ w>      ∧,..,.
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ=]*゚ー゚)     (゚o ゚*)     ∧∧
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     i:i:i:i∞i:i    i:i∞i:i:i:i     (゚ー゚*):i:ヽ
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ    ノノヽ,,,ヽ〜 i:iつとi:i:iヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J      し'`J       し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙

89 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:29:00 ID:0eIF5uCO0
              ┌───────────────────────‐
              | そりゃ勿論私がやるに決まってんだろ。この中で一番
              | 戦闘経験が豊富なのは何と言っても私だからなッ!
        ∧∧.     └─────┬──v─────────────────
  /´ ̄/:/ヽ;゚ -゚)     (;゚ -/⌒ヽ  | はぁ、そりゃまー確かにそうですけどね……。
  l   l :l ○━U    ( つ━○) )  └─────────v──────────
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、
    ] ]し'`J     し'`J ]    ≫;::::>≧,,゚ w>      ∧,..,.     ∧∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ=]*`ヮ゚)     (゚- ゚;)     (゚- ゚;)
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     (i゚i:i:i:i:ib    i:i∞i:i:i:i    i:i:i:i:i゚U
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ    ノノヽ,,,ヽ〜   ノノヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J      し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
              ┌─────────────────────‐
              | では、早速明日には兵を率いて出発してもらおう。
              | アスターはカルドの手伝い。革州に駐屯しての
              | 任務であるから、もし万が一の時は頼んだぞ。
        ∧∧.     └─────┬──v──────────────
  /´ ̄/:/ヽ*゚ -゚)     (*゚ -/⌒ヽ  | 合点承知ッ!まかしといて下せぇッ!
  l   l :l ○━U    ( つ━○) )  └─────────v───────
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、
    ] ]し'`J     し'`J ]    ≫;::::>≧,,゚ w>      ∧,..,.       ∧∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ_=]*゚ー)     (゚ー゚*)      (゚ー゚*)
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     (i゚i:i:i:i:iつ   Gi:i:i:i:i゚i)    i:i:i:i:i゚U
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ    ノノヽ,,,ヽ〜   ノノヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J      し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙

90 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:29:31 ID:0eIF5uCO0
              ┌───────────────────────────‐
              | リスクは防柵作りを東州(イストアルカード州)から頼む。カルドの
              | 話によると、盆地村はかつて多くの船を持っていたらしい。戦いに
              |敗れて船団は解散したとの話だが、再建されていないとも限らぬ。
              └─────┬──v─────────────────────
        ∧∧     ∧∧     | お任せ下さい。敵軍が東州に上陸したならば、陛下が
  /´ ̄/:/ヽ*゚ -゚)     (*゚ -/⌒ヽ  | 王都より駆けつけて来るまで持ち堪えさせて見せます。
  l   l :l ○━U    ( つ━○) )  └───────────────v────────
  ヽ_ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、
    ] ]し'`J     し'`J ]    ≫;::::>≧,,゚ w>      ∧,..,.       ∧∧
 | ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ_=]*゚ ヮ)     (*゚ー゚)      (゚ー゚*)
 |        |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     (i゚i:i:i:i:iつ   Gi:i:i:i:i゚i)     i:i∞i:i:i:i
 |        |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ    ノノヽ,,,ヽ〜   ノノヽ,,,ヽ〜
 |        |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J      し'`J     し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                   ┌────────────────────────
                   │ それと、この兜は私からのプレゼントだ、受け取れッ!
    ∧∧      ∧∧ └─────┬v─────────────────────
/:/ヽ*゚ -゚)     (*゚ -/⌒ヽ       | うおッ!出た、超奇抜・ロングヘルム@重量級ッ!
l :l ○━U    ( つ━○) )         └──────v───────────────
ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、                  ,:i´:::l    iY::`i
`]し'`J     し'`J ]     ≫;::::>≧,,゚ w>     ∧,..,.     ∧∧ (、l:::/)  (l○::::))===)=
 ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ_=]*`ヮ)    (;゚ o゚)    (;゚ー゚) [::::::::[=ヽ [::::::::[=ヽ(゚- ゚;)
    |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     (i゚i:i:i:i:iつ   i:i:iつ∩   Ui゚i:i:i:i (ニニニニニニニニと i:i:i
    |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ  〜ノ,,,ノヽヽ  〜ノ,,,ノヽヽ            ノノヽ,,,ヽ〜
    |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J     し'`J     し'`J             し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""~""~""~""~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙

91 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:30:02 ID:0eIF5uCO0
                   ┌──────────────────────
                   │ はっはっは、良く似合うぞ!それでは、任務よろしく
                   │ 我が国の護りたる右将軍、左将軍の両名よッ!
                   └──────v──┬─────────────────
                             │ (……これは、ちと恥ずかしいな……)
    ∧∧      ∧∧             ┌──‐┴────────────o─────‐
/:/ヽ*゚ -゚)     (*゚ -/⌒ヽ       | (お、いいじゃねぇかコレ。俺は気に入ったぜッ!)
l :l ○━U    ( つ━○) )         └──────o───────────────
ヽ:ヽノ  ,,)〜 〜(,,  ヽ_ノ    ,,..,  ト、ト、           。 l:::`i:,       i´::Yi ゚
`]し'`J     し'`J ]     ≫;::::>≧,,^w>        (\::|:i')   ((::::○l)
 ̄ ̄| ̄| ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|    ヽ_=]*`ヮ)')      /=]*゚ー゚)    /=];///)
    |  |   ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||     (i゚i:i:i:i:iノ       i:i:i:i∞i:i:i   i:i:i∩∩
    |  |     ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|   〜ノ,,,ノヽヽ      〜ノ,,,ノヽヽ  〜ノ,,,ノヽヽ
    |  |       ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    し'`J         (,/ `J    (,/ `J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""~""~""~""~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
┌─┬──────────────────────
|呆|鱗甲兵
├─┴──────────────────────
│   =(===       =(===          O===
│   (*゚ー゚) /ヽ     (*゚ー゚)          ┃゚ -゚)
│   i:i:i,,つ≫―‐l> ━| ̄i|i:i:i:iO━━━(((<> と,,i:i:i:i
│〜ノ,,,ノヽヽ\ノ     |0:i|ノヽヽ          〜┃ノヽヽ
│ ━し `J━(((<>  |_i|´`J          (,/ `J
├──┬───┬───┬───┬───┬─────
│能力│攻 10 │防 10 │移 10 │統 10 │合計:40
├──┼──┬┴─┬─┴┬──┼──┬┴─┬───
│適応│平○│森−│荒○│山○|雪▲│街○|水▲
├──┼──┴──┴──┴──┴──┴──┴───
│特性│乱戦得意 陣形展開 工作物設置 大盾 遠隔(弓)
├──┴┬────────────────────
│説  明│:青銅の鱗札鎧を身に付け、木の板で頭を護り、
├───┘:槍と弓の攻撃で敵を切り崩す王国の一般兵。
│        :所属部隊によっては木の盾を持つ事もある。
│        :能力は地味だが最高クラスの汎用性がウリ。
│        :
│        :軍法、階級により構成された指揮系統を持ち、
│        :戦闘訓練を積み重ねることによって指揮官の
│        :号令の下、高度な団体行動を取る事が可能。
│        :これにより、状況に応じて隊の配置変更や
│        :前進、後退の切り替えを迅速に行える。
│        :
│        :平時は土木工事に動員されたりもしており、
│        :土塁を築いたり、橋をかけたりと結構器用。
├────────────────────────
│開発年代:30年01月 必要技術:青銅量産 弓術 兵法
└────────────────────────

92 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:30:33 ID:0eIF5uCO0
┌─┬──────────────────────
|呆|山岳騎兵
├─┴──────────────────────

|    〜==∧          〜==∧
|      ,(*゚ー゚)            ,(*゚ー゚)/ヽ
|    ━i:i:iつ━O━(((<>     i:i:i:i つ≫─l>
|   〜ノ,,,ノミ ゚_')       〜ノ,,,ノミ ゚__\/
|   彡(`U"" ノ         彡(`U"" ノ
|     > ̄>^>            > ̄>^>
├──┬───┬───┬───┬───┬─────
│能力│攻 14 │防  7 │移 17 │統  7 │合計:45
├──┼──┬┴─┬─┴┬──┼──┬┴─┬───
│適応│平◎│森▲│荒○│山◎│雪×│街−|水×
├──┼──┴──┴──┴──┴──┴──┴───
│特性│歩兵強打 騎馬突撃 絶対忠誠 遠隔(弓)
├──┴┬────────────────────
│説  明│:馬に騎乗して戦うエリート兵。山がちな王都を
├───┘:本拠とし、本来馬が嫌う山岳地帯も楽々通れる
│        :恐るべき兵科。臣下の中でも身分の高い者で
│        :構成されており、非常に忠誠心が高い。
│        :
│        :騎馬突撃は、敵の隊列を一瞬で掻き乱せる
│        :威力を秘めているが、突撃のタイミングを
│        :間違えると、槍衾で迎撃されて部隊が蒸発、
│        :なんて事にもなりかねない諸刃の剣。
│        :
│        :馬から降りると鱗甲兵扱いになる。
├────────────────────────
│開発年代:30年01月 必要技術:青銅量産 馬術 弓術
└────────────────────────

93 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/06(金) 21:32:11 ID:0eIF5uCO0
 









         ┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
         ┃  │l> 「神祇殿のお仕事編」へつづく     .┃
         ┗━┷━━━━━━━━━━━━━━━━━┛








 

94 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/19(木) 21:38:19 ID:uXKA1Gjg0


                    ./⌒`、
                   ⊂====⊃
           ./■ヽ     .(:::::::::: )   .   /■ヽ
           ( *::::::)   .と二l|H||`‐、     (::::::::*)
           と   )      |=|l、  \   と とヽ
          ⊂(_ /      / イ l、  | .   と _,ノ〜
            .し'      .〈_〉〈_、_|     ヽ)

        「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
        ||| 盾王の治世が安定して間もなく、        |
        ||| 彼には色恋の噂が付き纏うようになった。  |
        |」___________________|

95 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/19(木) 21:38:52 ID:uXKA1Gjg0
                                (.::  ヽ
                        ,.:⌒ヽ    (.::      )         \      |    /
                       (.:::    '   (       ヽ.:⌒ヽ      \   l
                       ゝ.::    `ヽ(.::             )     γ' ⌒ヽ (⌒ 、
                      (.::::           、.:⌒        ヽ──‐ (    ) ─
                     (.::::    (:::⌒                 )    丶_,ノ  (
                    (.::::              .:::       Y.::⌒ ヽ ◇    (
                     (.:::::        `).:::                ┌┐⌒ヽ⌒
                      ゝ.::::              ノ.::  ノ     └┘
                      (.:::                     /\
                       (.:::                    \/
                    _______________________
                  ////////////////////////三三\
                ////////////////////////三三三三\
              ////////////////////////三三三三三三\
             .| ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll|| ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll||
             .| ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ll|| ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄||
             .| ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll|| ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll||
             .| ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ll|| ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄||
       /⌒`、   .| ̄ll二二二二二二ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll||lllllll||lllllll|| ̄ll ̄ ̄ll|| ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll||
      ⊂====⊃  | ̄ll_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_lll ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄||lllllll||lllllll|| ̄ ̄ll ̄ll|| ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄||
      ( ::::::::::) ......| ̄ll_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_lll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll||lllllll||lllllll|| ̄ll ̄ ̄ll|| ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll||
      ( ||H||)   | ̄ll_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_lll ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄| ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄||
       |  =|    .| ̄ll_l_l_l_l_l_l_l_l_l○_lll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄| ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll||
      / イ l、  ...| ̄ll_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_lll ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄| ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄||
     .〈_〉〈_〉   .| ̄ll_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_l_lll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄| ̄ ̄ll ̄ ̄ll ̄ ̄ll||
             ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
          「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
          ||| 端から見れば単なる漁色にしか見えなかった。   .|
          ||| 彼は村中の女を片っ端から訪ねて回っていた。   |
          |」______________________|

96 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/19(木) 21:39:24 ID:uXKA1Gjg0


         ┌───────────┐
         │                │
         │                │
         │    . /■ヽ        │
         │     (::::::::*)        .│
         │     |  U        .│
         │     |  |〜      ...│
         │     U U       .....│
         │                │
         └───────────┘
 「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 ||| 彼はある策略のためにある女を探していた。  ::|
 |」_____________________|

97 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/19(木) 21:39:56 ID:uXKA1Gjg0






  ,. '  ̄ `ヽ    .,. '  ̄ `ヽ     ./ ̄ ̄\__/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄
 /  ̄ ̄`ヽ   ',  /::゙■■■■',   ./ ̄ ̄ ̄\_____/ ̄\_____/ ̄\
 ! (二)-  }.:. l | !■■      l / ̄\___/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄\_
  、__ _,ノ.;/,.'  、.゙■■  ■,'..○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ヽ . _ ..,. '  ̄ `ヽ、. _ .. ' ..┃ROGUSTO / STORY/ OF/
      / .|\_/| ',━━━━○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      !....|磊盾都| l / ̄\ !|\    |  ̄| ̄ / ̄\   ̄| ̄ | ̄\  ̄| ̄
     /、|\_/| ,' .|    | |  \  |   |   |   _   |   |_/   |
    /  .゙ヽ . _ .. ゙'  \_/ !|    \| _|_ \_/  _|_ |  \ _|_
   ○━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ┃36:諸刃の怒り・第一話 :┃30年1月
   ○━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




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98 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/19(木) 21:40:27 ID:uXKA1Gjg0

          ノソゝヾ ノ;;;;)ゝノソ;;;;(;;;)) (ゝゞ:;;;;;;;;);ヾ :::ソ;;;;(;;;ノ))ヾヽノノ;;;;;;;;;ノ;;))(;:::
         (;;;;;ヾ);;;(;;;;;ヾ();;;);;;;;ヾ;;;(ヾ);;;));;(:;ヾ::.....:ソ;);;;;;ノヾ;;;;;ノソノゝ;;;;(;ノ;;)(;:::::
        (;;;;;ヾ);;;)(;;;;;();;;);;;;;ヾ);;;;;;'(;ヾ;;;;;ゞ(ヾ.....:::ソヾ);;;)ノ;;;;(;;;));ノ;;;;;;;;;(ノ;;;)))(;;;))
         __,,...|:|--‐-|:|゙‐- .,,|:|   |:|    _|:|_,,.. -,|:|  |:|   |:|"~""'|:|'' ‐
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          /^ 人 )   /^ 人 )   /^ 人 )    /::i::i::ミ ゚_')
         (ニl|- |   (ニl|- |    (ニl|- |  彡(`U"" ノ
         /,,_(,/ `J_,> /,,_(,/ `J_,> /,,_(,/ `J_,>    > ̄>^>

;:;..,"'`',:'':'`::;:;..,"'`',:'':'`::;:;..,"'`',:'':'`::;:;..,"'`',:'':'`::;:;..,"'`',:'':'`::;:;..,::;:;..,"'`',:'':'`::;:;..,"'`',:'':'`::;:;..,
   「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
   ||| ログスト暦30年1月末、村の西北の平原、     ::::::|
   ||| 寒空の下で訓練をしていた一段より急報が入った。  |
   |」_______________________|

99 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/19(木) 21:41:02 ID:uXKA1Gjg0

: : : :       : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : : :           : : : : : : : : : : : : :
.: : : : : : :    : : : :ノソゝヾ;;人;;;) ノ;、: : : : : ;ノ;;;)): : : : : 人: : : : : : : : : : : : : : : : : : : :
: : : : : : : : : : : : : : ;(;;;));;;;ヽ(;;;)) ノソゞ:;ヾ (;;;)):::ソゝ;;(;;;));;;;;从ヾノ;、: : : : : ノ;、: : : ノヾ
.: : : : : : : : : : : : : :(;;;;;ヾ);;;(;;;;ヾ);(;);;;;;ヾ);;;);;;;;ヾ;;;;ヽ;(;;;));;;)ノ;;;;;;;(ノ;;;));ゞ:;ノヾ ;;;;ノ(;;::::::
: : : : : : : : : : : : : :.};;;;(;;;));;(;;;))ノソゝ;;;;;ヾ);;(;;;;;(;;;));;(;;;));;)ヾノヽノ;;;ノ;;;;;(;;;)ノ);;));;))ノノソノ::
          ノソゝヾ ノ;;;;)ゝノソ;;;;(;;;)) (ゝゞ:;;;;;;;;);ヾ :::ソ;;;;(;;;ノ))ヾヽノノ;;;;;;;;;ノ;;))(;:::
         (;;;;;ヾ);;;(;;;;;ヾ();;;);;;;;ヾ;;;(ヾ);;;));;(:;ヾ::.....:ソ;);;;;;ノヾ;;;;;ノソノゝ;;;;(;ノ;;)(;:::::
        (;;;;;ヾ);;;)(;;;;;();;;);;;;;ヾ);;;;;;'(;ヾ;;;;;ゞ(ヾ.....:::ソヾ);;;)ノ;;;;(;;;));ノ;;;;;;;;;(ノ;;;)))(;;;))
         __,,...|:|--‐-|:|゙‐- .,,|:|   |:|    _|:|_,,.. -,|:|  |:|   |:|"~""'|:|'' ‐
__,,.. .-‐ '''""~ .   |:|   |:|   |:|~"''''''|:|''""~. |:|   |:|  |:|   |:|   |:|
''"'"' "":;'''.''''".;'":〜ф"`"'';;. :.. ":;'''.'';'"'":;'''.'''".;'":;":;'''.''. :.. ;'",.:;:`"`"'';;":;'''.'''":;' "'''.'
''"'"' "'. ;'":;. :.. ;'"' ":,.:;:`"`"'';;;'"' "' '''"'",.:;:`" `"'';; "'''.'''"''''.'ф〜'' .';;: :''@'''.':;
:.;'@@@@@::.;;''''"'"' "':;: :::''@::.;;'' ;;:;: :::''@@@::.;;'' :''@::.;;'' ;;:;: :::''@:;' "'''.:;'  "'''.:;' "'''.'''.':;'
:.;''@:!:.;!;;: !:'@::.;;'' ;;:;: :::''@@::!.;;'' '"(@)'"'!;!: !::''::. ;;'' ;;:!;: :::''@@@::.;!;''  ;;::::''@@::.;;'' ' ''.
(@(@)ヽ!ソヽ!ソヽ!ソ'@ヽ!ソヽ!ソ(@)ヽ!ソヽ!シヽ!シヽ!ソ@ヽ!ソヽ!ソ'@ヽ!ソヽ!ソ'(@)@)ヽ!シシ'''.':;'
ヽ!シヽ!ソヽ!ソヽ!シヽ!ソ(@)(@)(@|三三三|)ヽ!ソ,|三三三| ;(@)ヽ!ソ(@)ヽ!ソ(@)ヽ!シヽ!ソ'''.':;'
ヽ!ソ(@)(@)ヽ!ソヽ!ソヽ!(@)!ソ ( ・Д・)^)  ( ´Д`)^) (@)ヽ!ソヽ!ソヽ!シヽ!ソヽ!ソ(@)ソヽ!
(@)ヽ|〃ヽ|〃ヽ|〃ヽ|〃(@ (ノ   / ヽ| (ノ   / @)ヽ|〃:(@)ヽi〃(@)ヽ|〃ヽi
ヽ|〃;(@)〃ヽ|〃::::(@)::ヽ|〃ヽi〃ヽ|〃(@),ヽ|〃(@)ヽi〃ヽ|〃:(@)ヽ|〃ヽ|〃ヽ|〃
ヽ|〃ヽ|〃ヽi〃(@)ヽ|〃ヽ|〃ヽ|〃ヽ|〃ヽ|〃(@)ヽ|〃ヽ|〃ヽ|〃ヽ|〃ヽ|〃:(@):(@)
`',:'':'`::;:;..,"'`',:'':'`::;:;..,"'`',:'':'`::;:;..,"'`',:'':'`::;:;..,"'`',:'':'`::;:;..,"::;:;..,"'`',:'':'`::;:;..,"'`',:'':'`::;:;..,
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 北鬼が七名、西側の荒野より出で、真直ぐに盆地村へ向かっているとのこと。  :|
||| 盾王はその言葉を聞いて即座に側近に命じた。                   ::|
|」__________________________________|
                                「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
                                ||| 「あの女に支度をさせろ。」   :|
                                |」______________|

100 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/19(木) 21:41:39 ID:uXKA1Gjg0
,.:,; ' ''.. .,;.'..:⌒`;,: .  ..;;.,                              ` 、  '
 ,,.;. ; :.,   .. .''... .. '   ..;,):.,,                         ‐―  ○ − ‐
        ''  '.': ;,::. .  ..., ;)                         , ' ヽ
 .''.:.:´⌒`.: .: ...    . ...,. . ,;                             ,.    ヾ
.''':. .,'''.:;. .:: .'. ,.:,;  ...,; ''                          , '
-'' ' '   ー'' ー  ''' ''

 ,――────────────────────────────
│我は高原の王の命で親書を携えて来た者である!道を空けられよ!
 '──────────────────v───────────

                          <∧:::0:>。
    ∧∧     ∧∧       ∧∧     (*゚ 0゚) ii
   (*゚ -゚)     (*゚ -゚)     (*゚ -゚)     (:::]つハハ__
ニニニニ|; |ニニニニニニニ|; |ニニニニニニニ|; |ノ )    /::i::i::ミ ゚_')
ニニニニ| ;|ニニニニニニニ| ;|ニニニニニニニ| ;||  彡(`U"" ノ
ニニニニ| :|ニニニニニニニ| :|ニニニニニニニ| :|J_>    > ̄>^>



   ヒソヒソ                    ヒソヒソ
  /■\  /■\ /■\      /■\ /■\ /■ヽ
 (  ´Д) (Д・  )(Д゚  )     (,,,  'Д)(  ’д)(д゚ )
 (    ) (    )(    )     (     ) (    )(   )
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 六人の北鬼、もといローグ達に睥睨された民衆は、 ::|
||| 忽ち沈黙し、飛び退るが如く道を空けた。       ::|
|」_______________________|

101 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/19(木) 21:42:10 ID:uXKA1Gjg0
  ;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;r‐、;;;;;;;;;;;;;;):.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.(: : : : : : : : : : : ::: ::: : :: ::: : : :: .. .. ::.: ,.: .:.: ..: :.: .:. :.: .:.: .:. :.:: ::: :::: ;.:; .; .: ;. :; : :;.:;..:;. : ;
;;;;;;;;;;;;;;;;;;ノ:. ̄:;:.:.:.:.(;;;;;;;;;;;;ノ:.:.:.:.:.:..:.:.:.:.:.:.:.): . : . :.: .:. : : : : : : : : :: : : .:: . :. :: : : ::: .: .: . : .:. .. .:. :. : .:. ;:;: :;:.:; ; .: ;. : ;: ; :. :. :.: . :.
/⌒''''´: :.:.:.:. :.:.:.:.:,.:.`'''''´:.::.:.:.:.r'⌒ー-:.': . .: . : . : . : .: . :.: . : .: . :. :. :.: : .: :: : :.: : : : : .: :: :: : ::: :: ::: :: :: ::.. .. :.:. :.:.:. :.:.:.:.:. :::: :::;.
.  : : : :.:.:.:. :.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.:.::.:.:ノ.:. : . :. :.: . : . : .:. : .: .: .:.. :.:. :.: .:. :.: :.:. :.:.: :: :: :: : :: : : : : : : : :: : : ::: :: : :: : : : :: : :.; :;. .; :;.:; : . ;: ;
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  ` 、: : : : : : : : : : : : /~''''‐‐‐、  、‐‐''~    `、/: : : : : : : : : : : ,,‐‐、 `、/~~ .,.,.,.,   : : : : : : : :   \: /~
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_,,..-‐''  : : : : : : : : : : : :    :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;: : : : : : : : : : : : : : :    : : : : : : : : : :  `、 :;:;:;:;:;:;:;:;:;:;:;    : : : : : : :    ~''‐
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ili;il;ill;iil;l;iil;l;il;il;l;il;il;il;l;il;il;l;il;il;l;il;il;il;l;il;l;il;il;l;il;;il;il;;lil;il;l;il;il;il;l;il;l;i;il;i;il;l;i;lil;il;lil;i;;il;il;i;i;;ilil;i;il;l;i;i;i;l;il;il;l;il;l;il;il;il;l;i;i;;iil;l;il;il;ili;lil;;il;i;l;ill;i;il;lil;l
ill;ili;;;:..::.:.:::::.:.:..:.l;;ilil;;;..:.::.::.::;;;i;l;i:.::.:.:.:.::.:.:.;;;:.:.:.:.:.;;:.:.::.:;;;;;:.::.:;i;lillil:.:.:.:.::.:;i;li;l;;;;;:.:.:..:.::.:.::..:;l;i;l;i;;;;:.:::.:..::..;;;:.:.::..:l;il;il;;;;;;;.:.:.:.::.:.:;;;;;:.:...:.:.:il;
  :::.:   .:::...   . :.:.   : :::.:   .:::..囗 口冂冂 口口 囗口口 冂冂 円円 円円 冂.   . :.:.   : :.:..      .:.:
:::.: .:..:.:.::: ::.... : 冂 円冂 口 口口 冂 ::.... :冂円冂 口冂口 冂円 冂口凵 口冂 円甘  .:::冂 円 冂口 冂 ::.... .:.:.:
  :::.: 冂 口円 円冂冂 口口 囗囗 口冂円 冂回 □ 回.::冂円 口口円 冂囗 凵口冂 冂円 冂冂 口冂 円円:.... :.:..:.:
  .:.:.: :::.:. .. ..: .:::.... :.  .冂 冂 冂口 冂冂 口円円 円冂冂 冂凵 囗 囗 .:.:.:  ..: 円冂 冂冂円 円円 冂口 囗囗
.:.:.: :::.:.: ::::.  ... : :    .:.:.: :::.:.: ::::.  ... : :         冂 円 冂 口 口冂 冂 :.:.:.: . ..:  :.:.:.: . ::..:.  :: . ::
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| かの者達は、滞りなく盆地村の政庁へ入った。    |
|」______________________|

102 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/19(木) 21:42:42 ID:uXKA1Gjg0



__________
       \      \
         \      \
           \      \
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               \      \
               / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
             /         To Be Continued ─────
           /    ______________ _ _  _   _  _   _
         /    /
       /    /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄





103 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 19:49:28 ID:xfnYAP590

|i ̄ ̄il
|i ╋ il
|i ┃ il
|i,,ノヽ,,l           なぜなにアフォシリア
  || l´ ̄`l              〜 神祇殿のお仕事編 〜
  || |li:::::::i|
  || |li:::::::i|                   (´†`∧)   。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧>
  || |li:::::::i|                    (゚- ゚;)    ii (゚ー゚*)   ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|             <l´†`l >    (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)
 |i人__人ili人_____†__人i|                li_il,ヽ   /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|       し'`ヽ,)   し'`ヽ,)   し'`ヽ,)  し'`ヽ,)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
|i ̄ ̄il┌──────────────────────‐
|i ╋ il| さて諸君。これより政務を始める。まずはお前達の
|i ┃ il| 配属先を官位を決めて行きたいと思うが……
|i,,ノヽ,,l└────y──────────────────
  || l´ ̄`l
  || |li::(∧´†`)
  || |li::::(*゚ o゚)            。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧>
  || |li::< l´†`l>           ii (゚ー゚*)   ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|        (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)
 |i人__人ili人_____†__人i|         /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|  し'`J    し'`J    し'`J    し'`J   し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

104 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 19:50:40 ID:xfnYAP590
  (∧´†`)
 ┌(*゚ -゚)───────────────────────────―‐
 |
 |              官位については、覚えているか?
 |
 └───────────────────────────────

 神官位

  一品官:神官長  … 高位神官たちを束ねる神官の長。出番はあまり無い。

  二品官:〜神官  … 専門の事柄について責任を持つ高位神官。

  三品官:司教    … 1つの州の業務を総括する神官。州牧クラス。

  四品官:司祭    … 1つの県の業務を総括する神官。県令クラス。

  五品官:〜博士  … 研究員の中で特に優れた見識を持つ神官。

  六品官:〜修士  … 主に、何かの研究を行ったりする神官。

  七品官:〜師    … 様々な雑務雑用を行う最下位の神官。

   。<:0:::∧>
 ┌ii (゚ワ゚*)────────────────────────────
 |
 |                 もちろんっスよ!
 |
 └───────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
....   ┌────────────────────────────‐
|i ̄ ̄il| ならばよし、お前達にそれぞれ配属先を伝える。主に、執政院や
|i ╋ il| 元帥府では担当しないような雑務と言うか、「その他の仕事」が
|i ┃ il|  多くなると思うが、我が王国の土台を支える仕事だ。頼むぞ。
|i,,ノヽ,,l└────y──┬────────────────────────‐
  || l´ ̄`l          │              はっ!
  || |li (´∧´†)       └─────y────y────y────y────y─
  || |li::::( *゚ -)            。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧>  。<:0:::∧>
  || |li::< l´†`l]つ          ii (゚O゚*(ヽ ii (゚ー゚*(ヽ ii (゚o ゚;(ヽ ii (゚O゚*(ヽ ii (゚┰゚*(ヽ
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|        (:l´i`l:::ノ   (:l´i`l:::ノ   (:l´i`l:::ノ  (:l´i`l:::ノ   (:l´i`l:::ノ
 |i人__人ili人_____†__人i|         /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|  し'`J    し'`J    し'`J    し'`J   し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

105 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 19:51:21 ID:xfnYAP590
  (∧´†`)
 ┌(*゚ -゚)───────────────────────────―‐
 |   まず、お前は「天文博士」に任ずる。仕事としては、夜空の星を
 |   観察して記録を付けたり、季節や日付を確認したり、……後は
 |   夜明けや正午といった特定の時間に、城の鐘を鳴らす事だな。
 └───────────────────────────────
       8          ┌─────────────────────
      /⌒ヽ         | 夜明けは、夜明けはまだでありますか……!?
       l====l          | 拙者、もう眠くて死にそうでございまする……。
        |__| ┌────┴────────v────────────‐
        8.  | 生きろ。かつ眠るな。
        8.  └──y───────    日時計
        8∧:::0:>。                |/
        8(*゚ -゚) ii                |  ̄
        Oと[:::)                ||  。<:0:::∧>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/::i::i::i::ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|:| ̄ii (゚o ゚ili)::ヽ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
         し'`J                 |:|   Ui`U::i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   。<:0:::∧>
 ┌ii (゚- ゚;)────────────────────────────
 |
 |               ……なんか地味っスね……。
 |
 └───────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  (∧´†`)
 ┌(*゚ -゚)───────────────────────────―‐
 |   そこのお前は、「歴史学博士」な。まぁ、ぶっちゃけ記録マンだ。
 |   朝議での発言内容や発言者、各地で起こった出来事の調査や
 |        記録に、それら史料の保存、研究などだ。
 └───────────────────────────────
       ┌─────────────
       | 30年冬正月、関白権を失い、
       | 天下は即ちかかぁに帰する。
       └──y──────────‐

    <∧:::0:>。    オ、オチツケ!! ∧∧    ∧∧  コココ、コロッス!!
     (*゚ -゚) φ          ( ;゚Д)    (゚'::::゚'#)
    (::]つl⌒l^l           (  つ   (:::つO|l二ニ>
    /::i::i::i::ヽ          〜,, ヽ    |:::::::;;)〜
     (,/ `J            (,/ `J    し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~
   。<:0:::∧>
 ┌ii (>o<*)───────────────────────────‐
 |
 |                   手が疲れそう……。
 |
 └───────────────────────────────

106 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 19:52:41 ID:xfnYAP590
  (∧´†`)
 ┌(*゚ -゚)───────────────────────────―‐
 |    そっちは「地理学博士」に任じる。この後、供を連れて王都を発ち、
 |   アフォシリアの村々は元より、我らの未だ到達しておらぬ土地まで
 |      調査し、地形を記録し地図を作り、その土地の特徴も記せ。
 └───────────────────────────────
         \ο−π−ρ−σ−τ−υ−φ−χ−ψ−ω−/
         ┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
         │〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
         ┏━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┤−
         ┃山│山│山│村│山│山│山┃〜│〜│〜│2
         ┠─┌───────────┗━┓─┼─┤− 冷帯
         │山│  │  │林│村│林│森|村┃〜│〜│3
         ├─└───┐─┼─┼─┼─┌─┃─┼─┤−
         │山│山│山│  │  │  │林│山┃〜│〜│4
         ┝━━━┓─│─┼─┌───┘─┗━┓─┤━━━
         │〜│〜┃山│; ; │村│山│山│山│山┃〜│5
         ┝━┓─┃─└─┐─└─────┐─┃─┤−
         │  ┃〜┃火│山│; ; │  │林│林│山┃〜│6
         ├─┃─┗━┓─└─┐─┼─┌─┘─┃─┤−
         │村┃〜│〜┃山│山│  │村│山│山┃〜│7
         └─┸─┴─┸─┴─┴─┴─┴─┴─┸─┘−
   。<:0:::∧>
 ┌ii (゚д゚;)────────────────────────────
 |
 |             げっ!外歩きか……キツそう……。
 |
 └───────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  (∧´†`)
 ┌(*゚ -゚)───────────────────────────―‐
 |   その辺の一団は「牧師」に任じる。街に繰り出して土着宗教の
 |   信者やシャーマンを集めて、国王陛下の偉大さを布教せよ。
 |   そうやって行く行くはハナン王が神に列せられるようにするのだ。
 └───────────────────────────────
       ┌────────────────────────
       | 国王陛下を神の座に列せられるよう計らって下さる
       | ならば、お礼として金10マタリアをさしあげますが、いかが?
       └─────────────y──────────‐
      OK!    /ロ
             / ロロ
        ∧∧  / ロロロ    。<:0:::∧>
   人   (*゚ワ゚)つ        ii (゚ー゚;)
  从;::ヾ   ( つ ノ        OIと[:::)
 (;;(..,):)ノ  と ,,)〜       /::i::i::i::ヽ
 // l lヾ     ヽ,,)          し'`J
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~
   。<:0:::∧>
 ┌ii (゚- ゚ili)────────────────────────────
 |
 |         はぁ、いいですけど……また王の虚栄心ですか?
 |
 └───────────────────────────────

107 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 19:53:21 ID:xfnYAP590
  (´∧´†)
 ┌( *゚ o)───────────────────────────―‐
 |   いや何、これは王国の基盤固めの一環だ。建国王たるハナン王が
 |   神に列せられれば、陛下の子孫は「神の子孫」という大義名分を
 |    手に入れる事が出来るだろう?そうやって民に忠誠を誓わせる。
 └───────────────────────────────

          <∧二ノ                      ハ,,ハ
         (*゚ー゚)         ―→        (゚ー゚*)

        初代王=神             王の子孫=神の子孫

―――――――――――――― 信仰の壁 ―――――――――――――――
 ┌─────────────────────────
 | 王位を簒奪したいけど、そんな事すると国中の教徒らを
 | 敵に回す事になっちゃうよ……それはちょっと厳しいな。
 └────y────────────────────‐
             \ 万世一系・神の子孫たる国王陛下バンザーイッ! /
      (::::::∧)
      (  ;゚)       ∩∧∧∩∩∧∧∩∩∧∧∩∩∧∧∩∩∧∧∩
      <:::]_|:[:>      ヽ(゚*  )ノ ヽ(゚*  )ノ ヽ(゚*  )ノ ヽ(゚*  )ノヽ(゚*  )ノ

  貴族=ただの人間

   。<:0:::∧>
 ┌ii (゙- ゙;)────────────────────────────
 |
 |         なんだかキナッ臭い気もしますけどねぇ〜……。
 |
 └───────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  (∧´†`)
 ┌(*゚ -゚)───────────────────────────―‐
 |   後ろの連中は、全員「教師」だ。近々貴族や士族の子弟を集めて
 |
 |   全寮制の学び舎を開く故、お前らは学院へ行き開校準備を始めよ。
 └───────────────────────────────
       ┌─────────────────────
       | 先生……この時代にロースカツはありませんよ。
       └─────────────y───────‐

 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| <∧:::0:>。      (@::∧) (@::∧)   (@::∧)  (@::∧)   (@::∧)
 | ロースカツ \(*゚ー゚) ii      (゚o ゚;)  (゚- ゚;)  (゚- ゚;)  (゚- ゚;)  (゚- ゚;)
 |______| と[::::::::)     l^l⌒lと[::)l^l⌒lと[::)l^l⌒lと[::)l^l⌒lと[::)l^l⌒lと[::)
           /::i::i::i::ヽ    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|
            し'`J       |__________________|__|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   。<:0:::∧>
 ┌ii (゚o ゚;)────────────────────────────
 |   はぁ……でも、ぶっちゃけ、そんなん各々の貴族や士族に命じて
 |
 |   それぞれの家庭でやらせればいいのでは?金もかかりませんし。
 └───────────────────────────────

108 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 19:54:02 ID:xfnYAP590

|i ̄ ̄il┌──────────────────────────‐
|i ╋ il|……お前も分からん奴だなぁ……。はっきり言ってしまえば、
|i ┃ il|「みんなを集めて勉強しますよ」ってのは建前に過ぎぬのだ。
|i,,ノヽ,,l└────y──┬──────────────────‐
  || l´ ̄`l          │ 建前?と、申しますると……
  || |li (´∧´†)       └─────y────────
  || |li::::( *゚ -)            。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧>  。<:0:::∧>
  || |li::< l´†`l>           ii (゚- ゚;)   ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|        (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)
 |i人__人ili人_____†__人i|         /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|  し'`J    し'`J    し'`J    し'`J   し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  (´∧´†)
 ┌( *゚ -)───────────────────────────―‐
 |   まぁ、ぶっちゃけるとこれのそもそもの目的はだな、国家の為に
 |   有用な人材の育成と言うのも確かにその一つではあるんだが、
 |   それ以上に「愛国心の刷り込み」ってのが大きいんだ……。
 └───────────────────────────────
       ┌─────────────────────
       | 行く川の流れは絶えずして、三万玉砕山脈の、
       | 精根果てて身も果てて、末は博士か大臣か!
       | すっすっ進め!我らは国家の忠実な下僕僕ぞ!
       └────y────────────────‐

 | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| <∧:::0:>。      (@::∧) (@::∧)   (@::∧)  (@::∧)   (@::∧)
 |  現人神   \(*゚∀゚) ii      (゚- ゚;)  (゚- ゚;)  (゚- ゚;)  (゚- ゚;)  (゚- ゚;)
 |______| と[::::::::)     l^l⌒lと[::)l^l⌒lと[::)l^l⌒lと[::)l^l⌒lと[::)l^l⌒lと[::)
           /::i::i::i::ヽ    | ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄|
            し'`J       |__________________|__|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
   。<:0:::∧>
 ┌ii (o ゚; )────────────────────────────
 |
 |              「愛国心」?なんすかそれは?
 |
 └───────────────────────────────

109 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 19:54:43 ID:xfnYAP590
  (∧´†`)
 ┌(*゚ -゚)───────────────────────────―‐
 |   「国を愛する心」……だな。「ハナン王個人」への忠誠心では無く、
 |
 |      この「アフォシリア王国という組織」への忠誠心である。
 └───────────────────────────────

  現 在

      <∧二ノ        貴族や臣下の忠誠は、「民族一の実力者」である
      (*゚ー゚)   ←  ハナン王に集中している。当然、ハナン王が力を
     <´:):lil:(>      失ったり、死んだりすれば乱がおこるかも……。

─────────────────────────────────

  未 来

.        |`ー 、
      .__人__
     _i_{⌒}_i_           忠誠心が王では無く国家に集まる事により、
    |i_i_l,_,.l_i_i|       ← 王が馬鹿だったり、幼なくて政務を見る事が
  {⌒}-====‐{⌒}      出来ずとも、貴族や家臣が国を支えてくれる。

   。<:0:::∧>
 ┌ii (o ゚; )────────────────────────────
 |   はぁ、それはまた面妖な……。ハナン王へは、国中の豪族貴族が
 |
 |   忠誠を誓っているんですし、それでいいのではありませんかね?
 └───────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  (´∧´†)
 ┌( *゚ o)───────────────────────────―‐
 |   「ハナン王の存命中」は別にそれでもいい。だが、陛下が気にして
 |  おられるのは。陛下の死後の事だ。ハナン王個人への忠誠のみを
 |    拠り所にしていた場合、王の死後に反乱が起きぬとも限らん。
 └───────────────────────────────


                        ⊂⊃

                        <∧二ノ ポクーリ
                       (ili゙−゙)
                      <:)つと(>
                      /,,ノ_i_i_iヽ
                       し'`J

   。<:0:::∧>
 ┌ii (゚o ゚;)────────────────────────────
 |
 |    陛下の死後って、そりゃあちょっと気が早すぎるんでは……?
 |
 └───────────────────────────────‐

110 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 19:55:24 ID:xfnYAP590
  (∧´†`)
 ┌(*゚ -゚)───────────────────────────―‐
 |   人間、分からんものだからな、常に準備は必要と言う事だ。何より、
 |  陛下は母君を家臣の謀反で失っているからな。……勇者と呼ばれた
 |  父君がお亡くなりになってすぐの話だ。それほど個人への忠誠は脆い。
 └───────────────────────────────


      ∧∧∧   ∧∧
     (*゚(il゚;:o゚)  (゚ー゚*)
     /と∩ ∩つヽ   ノl
   〜(  ( ;:il二二||OO )〜
     U´ U´U   U`U                      ハ,,ハ
  ミ""""""""""""""""""""""""""""ミ              (゚o ゚li),,)~
"""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""""
   。<:0:::∧>
 ┌ii (゙- ゙;)────────────────────────────
 |
 |          あぁ、そういえばそんな事もあったみたいですね。
 |
 └───────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  (∧´†`)
 ┌(*゚ -゚)───────────────────────────―‐
 |   陛下は、自分の死後にその悲劇が繰り返される事を恐れている。
 |   つまりは、陛下の跡継ぎとなる若君が、貴族や家臣の反乱によって
 |   殺されるか、あるいは殺されぬまでも王位を廃される事を恐れている。
 └───────────────────────────────
                   ┌────────────────────────
                   │ 進めー!ハナン王亡き王国軍など恐れるに足らずッ!
                   │ 王国を打倒して豪族が支配する世の中に戻すのだ!
       ┌────────┴────────────────────────
       | いくらなんでも数が……
       └────y──────‐

             l:::`i:,             ∧貴    ∧反 ∧反 ∧反 ∧反 ∧反 ∧反
          (\::|:i')         (゚O゚*)   (゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)
         /=];゚ -゚).                 ∧反 ∧反 ∧反 ∧反 ∧反 ∧反
                                  (゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)
     <ハ二ノ  (∧´†`)           ∧貴   ∧反 ∧反 ∧反 ∧反 ∧反 ∧反
     (ili゚ -゚)   (;゚ -゚)        (゚O゚*)   (゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)
    ~(,,0uu   _                   ∧反 ∧反 ∧反 ∧反 ∧反 ∧反
          i´::Yi                 (゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)
            ((::::○l).           ∧貴   ∧反 ∧反 ∧反 ∧反 ∧反 ∧反
           /=];゚ -゚)           (゚O゚*)  (゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)(゚ー゚*)
   。<:0:::∧>
 ┌ii (゚- ゚;)────────────────────────────
 |    死後の子孫の事まで考えているんですか……。ボケていそうな
 |
 |    雰囲気なのに、なかなかに慎重と言うか手が早いというか……。
 └───────────────────────────────

111 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 19:56:04 ID:xfnYAP590
  (´∧´†)
 ┌( ;゚ -)───────────────────────────―‐
 |  さらに悪い事に、陛下を旗揚げ時から支えて統一戦争を戦い抜いた
 |  王都精鋭軍も、先の第一次ヒギャクード砦攻防戦における敗戦の際、
 |  殆どが戦死してしまった。戦い慣れした直属の軍団が居らぬのだ。
 └───────────────────────────────
        ,;:::;;:;:、             ∧∧,.,.,.,.,)          ,.,.,.,.,
   ,,,.,.,.   ∧∧∩            (:;p:;::#):;:; :; :;つ      <<:;;:*;:)∞、,.,.,
  /:;: メ:;つ (。:;:;。:;):;'             ヽつ|と:;ノ""             @(:;,.:;:,つ
  し'´                      Α                    u'`u
      ∠ニi=

       /^;,/i::;)つ|       /;:)/:;)      /'l/'l | /~
      (,.:;/:;;:;|、 ▽    〜;:;; /     (:; :; ゚;)つ;:-、
   。<:0:::∧>
 ┌ii (- ゚; )────────────────────────────
 | 確か、今の近衛の騎士達は譜代の臣下や王都精鋭軍の将士の
 | 子供世代がメインでしたね。確かに、いざ反乱が起きて戦わざるを
 | 得なくなった時に若造ばかりでは戦力としてちょっと頼りないかも……。
 └───────────────────────────────
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  (∧´†`)
 ┌(*゚ -゚)───────────────────────────―‐
 |   それゆえ、この統治機構と身分制度、そして「王家」というもの……、
 |   つまり、「アフォシリア王国」という枠組みに対しての忠誠心を民や
 |     貴族の胸に植え付けようと考えておられる、というワケだ。
 └───────────────────────────────

                              |`ー 、
    −..ニ:'' ⌒:)`,               __人__
                       _i_{⌒}_i_              -ー ''"  ̄..⌒゙ ヽ
                       |i_i_l,_,.l_i_i|           -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ ')
                   __{⌒}-====‐{⌒}_
         _____†  /,//八_|、l_,、_,、_l、|_ノ、ヽ\
      /_,/^ヽ_,∧___l ̄〔^'⌒^〕 ¨ ¨ ¨ 〔^⌒'^〕 ̄|__/^ヽ
   Α  |ロ ロl'⌒|ロl、-l 、,-、,.}   : lー---―| :  {-、-、,-、|'⌒|      ,__†__、
   l^|,,_,.l__,__| ロ l ̄ ̄ ̄ ̄l ロ ロ | l|´ | `|l l ロ ロ l ̄ ̄ ̄l ロ l,_,Α    A-i-i-i-A
   |,_l_ニニ二:l,,__,l____|__|_l|__:|:__|l_|__l_____|,__,.|ニl_,|ー--'lニl.二二.lニl
  /:/':/:::::丿:::::丿:/::::::丿:: :ヾ::::::/   `、::: ハ:::ヾ:::`:::ヽ:::、_::/:::,ソ  >::ノ、::ハ:丿::`、
../:/ :ノ:: :: :/: :/: . {: :: :.''゙ヾ:::::::\:: ^ノ  ノ::ヽ::::::::、ヽ、::: ....丿:::;ヾノヽ,_/:-/::ト;:、:::ヽ. :;}
/:/::::::丿:: :ヾ::/: ::/: . {: ヾ:::::::\/::ト;(  (ヾ:::`:::ヽ:::ハ:丿::、::ハ:丿::、:::: :: : :{: : :: : ::ヽ:: :\:.::.:
.゙:. : ..`⌒::ー ‐ ‐- - -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ⌒‐_、_::- −..ニ ⌒゙''::ー =、::'' ⌒:)`::.:..
、 .....ニ..⌒ ‐.:  :.‐゙''::ー =、::'' ⌒:)`ヽ -ー) )''"  ̄..⌒゙ ヽ、_ _‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ::' .... ).::.:..
   。<:0:::∧>
 ┌ii (゚ヮ ゚*)────────────────────────────
 |  統治機構の構成員たる貴族や、国の大本である民の支持をガッチリ
 |  取りつけられれば、まぁ譜代の臣下が多少頼りなくとも、国の根幹が
 |   簡単に揺らいでしまうような事はありますまい。それで、ですか。
 └───────────────────────────────‐

112 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 19:56:45 ID:xfnYAP590
....   ┌────────────────────────────‐
|i ̄ ̄il| それで、なのだよ。細かい事を言えば、貴族の子弟を預かる事で
|i ╋ il| 人質としての効果も期待されているな。まぁ城下に館がある以上、
|i ┃ il|     子供がおらずともそう簡単に謀反などできまいが。
|i,,ノヽ,,l└────y──┬────────────────────‐
  || l´ ̄`l          │ 陛下も、必死ですねェ……。
  || |li (∧´†`)       └─────y────────
  || |li::::(*゚ -゚)            。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧>  。<:0:::∧>
  || |li::< l´†`l>           ii (゚- ゚;)   ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|        (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)
 |i人__人ili人_____†__人i|         /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|  し'`J    し'`J    し'`J    し'`J   し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
....   ┌──────────────────────────────‐
|i ̄ ̄il| 何だかんだ言って、色々と苦労をなされて来た方であるからなぁ……。
|i ╋ il| 3才で両親を殺されて家を追われ、9才で戦場に立ち、それから今まで
|i ┃ il|       戦と政務に追われて続けて生きてきた……。
|i,,ノヽ,,l└────y─────────────────────────‐
  || l´ ̄`l
  || |li (∧´†`)
  || |li::::(*゙ -゙)            。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧>  。<:0:::∧>
  || |li::< l´†`l>           ii (゚- ゚;)   ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|        (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)
 |i人__人ili人_____†__人i|         /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|  し'`J    し'`J    し'`J    し'`J   し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

113 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 19:57:26 ID:xfnYAP590

|i ̄ ̄il
|i ╋ il┌──────────────────────────────‐
|i ┃ il| 自分の娘には、そんな苦労をさせたくないのだろう……親心って奴だな。
|i,,ノヽ,,l└────y─────────────────────────‐
  || l´ ̄`l
  || |li (∧´†`)
  || |li::::(*゚ー゚)            。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧>  。<:0:::∧>
  || |li::< l´†`l>           ii (゚ー゚*)   ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|        (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)
 |i人__人ili人_____†__人i|         /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|  し'`J    し'`J    し'`J    し'`J   し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
               ┌─────────────────────
               | 戦と政務の間に滅茶苦茶な贅沢かまして民に
               | 見限られたりもしてたような気がしますけどねッ!
|i ̄ ̄il┌─────┴───────v─────────────‐
|i ╋ il| いいからここは黙って感動しておけ、
|i ┃ il| シリアスな雰囲気が台無しになる……。
|i,,ノヽ,,l└────y────────────‐
  || l´ ̄`l
  || |li (∧´†`)
  || |li::::(#゙ -゙)            。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧>  。<:0:::∧>
  || |li::< l´†`l>           ii (゚ヮ ゚*)   ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)  ii (゚ー゚*)
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|        (:l´i`l:::b  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)  (:l´i`l:::)
 |i人__人ili人_____†__人i|         /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|  し'`J    し'`J    し'`J    し'`J   し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

114 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 19:58:28 ID:xfnYAP590

|i ̄ ̄il┌────────────────────────────‐
|i ╋ il| ま、そういう訳であるからして、王国の平和をとこしえに守る為、
|i ┃ il| お前達も力を尽くして働くように。では、部署に向かえ。解散ッ!
|i,,ノヽ,,l└────y──┬────────────────────────‐
  || l´ ̄`l          │              はっ!
  || |li (´∧´†)       └─────y────y────y────y────y─
  || |li::::( *゚ o)            。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧> 。<:0:::∧>  。<:0:::∧>
  || |li::< l´†`l]つ          ii (゚O゚*(ヽ ii (゚O゚*(ヽ ii (゚O゚*(ヽ ii (゚O゚*(ヽ ii (゚O゚*(ヽ
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|        (:l´i`l:::ノ   (:l´i`l:::ノ   (:l´i`l:::ノ  (:l´i`l:::ノ   (:l´i`l:::ノ
 |i人__人ili人_____†__人i|         /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ  /::i::i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|  し'`J    し'`J    し'`J    し'`J   し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
|i ̄ ̄il
|i ╋ il┌────────
|i ┃ il|   さて……
|i,,ノヽ,,l└────y───‐
  || l´ ̄`l
  || |li (∧´†`)
  || |li::::(*゚ -゚)
  || |li::< l´†`l>
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
 |i人__人ili人_____†__人i|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄

115 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 19:59:09 ID:xfnYAP590



         ∧∧                  (::::::∧)
         (  ;゚)つ(::::::::@)             (  ;゚)
        (  ヽ)                  <::::::::]つ
       〜,,  |l\               /::i::i::i::ヽ
          し'`Jヽ†\(´†`⌒)      ε=  (,/ `J

         着替えて             走って

━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 所変わって執政院……

lニ二ニl┌──────────────────
|l-┼ ll| こ、これより政務を始める……ぜぇぜぇ。
|l-┼ ll└─┬─y──────────────────────‐
|l-┼ ll    |       だ、ダッテ様、大丈夫ですか?
lニ二ニl    └──────────────y──────y───
    l´ ̄`l
    |li:::(∧::@)
    |li::::(;゚ o゚) =3                      。<::::■:::::>
    |li::<:::]つl::>               (@::∧)    ii (д` ; )
 | ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|           (ヮ ゚; ):`ヽ  と[::l´i`と[::)
 |i____i|i___乂__i|           <つと::>i::i::ヽ    |:::::|::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|        し'`J    (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━━━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓
┠───┘30年01月:状況:王国の制度整備と中央集権

┃ 王都に数多くの役所を建てたハナン王は、ダッテが国中から連れて来た食客達を
┃ 正式に家臣として召抱え、その技能や経験に応じて役柄を振り分け、指揮系統の
┃ はっきりした政府・軍隊を作り上げた。ハナン王の誕生から29年、民族統一から
┃ 12年と2ヶ月。ようやくアフォシリアに統一国家としての体裁が整ったのである。

┃ 大水路建設に盆地村との講和、城の二の丸、都市城壁の建設、新兵の訓練に
┃ 未だ見ぬ地の開拓や調査など、やらなければならぬ事は山ほど残っているが、
┃ この先にどのような運命が待ち構えているのかは……未だ、誰にも分からない。
┣━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┃Go to next episode l> Episode - 37 …… 未定
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

116 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 20:00:19 ID:xfnYAP590

       <∧二ノ
      (*゚−゚)
     <´:):lil:(>
     /,,ノ_i_i_iヽ
      し'`J
 【ハナン・アフォシリア】

  【身分】国王・元帥
  【能力】統率:95 武力:100 知力:73 政治:71 魅力:77
  【年齢】29才
  【出自】イストアルカードの豪族
  【交友】親友:ダッテ 信頼:リスク 友好:アスター、ナツコ、カルド

  【備考】:アフォしぃ族を初めて統一し、アフォシリア王国を建国した王。
        :幾多の戦場を駆け抜けて、幾多の軍を打ち破り、幾多の敵を
        :血祭りにあげてきたアフォシリアの武人の大親分。補佐さえ
        :あれば政務もそれなりにこなす事ができる万能の人である。
        :統率、武力に優れ、特に個人的武勇はチートの一言。

        :私欲が深く、光りモノ、珍しいモノに目が無く、目的の為なら軽く
        :人を殺す一方で、臣下の諌言や推挙、献策には耳を貸せるという、
        :名君なのか暴君なのかよく分からん性格。自尊心が非常に強い。

        :愛用の槍は、かつてオテュテンサを攻めた時に折り取った悪竜の
        :牙を穂先に使用した竜牙槍「ディンボールグ」、武力+7。闇属性。
        :後に言うアフォシリア三至宝の一つである。すごく……長いです……。

        :たまに、被っている兜が喋ったのを聞いたという報告があるが、
        :詳しい事についてはまだ良く分かっていない。

117 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 20:01:00 ID:xfnYAP590

                                           (@::∧)
                                          (゚- ゚*)
                                        Ol^l⌒lと[::>
                                          /::i::i::i::ヽ
                                           し `J
                                     【ダッテ・イストアルカード】

  【身分】執政・大神官
  【能力】統率:56 武力:42 知力:71 政治:79 魅力:76
  【年齢】28才
  【出自】ポンポートの豪族
  【交友】親友:ハナン 信頼:アスター、リスク 友好:カルド

  【備考】:ハナンの家とは父の代から同盟関係にあった、ポンポートの豪族。
        :ハナンの父は彼女の父を救援する為に出陣し、命を落とした。
        :旗揚げ時からの仲間で、譜代の臣下を除けば、最古参の一人である。

        :弱気で慎重で常識的な性格であり、常識に欠けるきらいのあるハナン王を
        :諫めたり引きとめたりして、公私共に支えてきた。書物を多く蔵しており、
        :特に対人関係や上司との付き合い方に関する本が多い……らしい。

        :イストアルカードの姓は、イストアルカード公に任じられる際、王から下賜
        :されたもの。ハナンの出身地を拝領するという事は、信頼の深さの表れだろう。

118 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 20:02:11 ID:xfnYAP590

      ∧,..,.
     (*゚ー゚)
    (|i゚i:i:i:i:i)       l:::`i:,
   〜ノ,,,ノヽヽ    (\::|:i')
     し `J    /=]::::::::::]

 【アスター・ハニャライト】

  【身分】右将軍
  【能力】統率:78 武力:97 知力:32 政治:15 魅力:82
  【年齢】26才
  【出自】オテュテンサの豪族
  【交友】親友:リスク 信頼:ダッテ 友好:ハナン、カルド 疎遠:ナツコ 仇敵:ラーラロ、バウェツ

  【備考】:オテュテンサの豪族、ハニャライト家の当主。父をハナン王に討たれており、
        :ハナン自身に対しては少々微妙な感情もあるが、オテュテンサの家臣団が
        :ハナン王の統治下で平和に暮らしている事もあり、反乱する気は無いらしい。
        :家臣には優しい面もある親分肌の将軍。魅力はカルドと並んで同率1位。

        :単純短気で好悪の激しい性格であり、基本的に嫌いな相手に対しては
        :敵意を剥き出しにする。逆に好かれた場合は、さまざまな形で援助して
        :くれるだろう。

        :リスクとは、初めての冒険でおにぎり族の村に行った頃からの親友。
        :切れた左耳は、おにぎり族の村で奇襲を受け、捕まった時にラーラロ
        :(とそれを操る先代主老)に斬り取られたもので、今でもその恨みは
        :全く薄れていないようである。

        :自分の家を見限ってさっさとハナン王の元に奔ったナツコに対しては、
        :他の旧臣達とは違い、やや冷たい感じである。

119 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 20:02:52 ID:xfnYAP590

                                           ∧∧
                                  _       (゚ー゚*)
                                    iY::`i     (i:i:i:i:i゚i|)
                                 (l○::::))   ノノヽ,,,ヽ〜
                                 [::::::::::[=ヽ   し `J

                                     【リスク・ダッコレフト】

  【身分】左将軍
  【能力】統率:91 武力:79 知力:70 政治:75 魅力:78
  【年齢】26才
  【出自】アフォシリア家譜代の臣下
  【交友】親友:アスター 信頼:ハナン、ダッテ、カルド、ナツコ 険悪:ラーラロ、バウェツ

  【備考】:アフォシリア家に代々使える一族。父を早くに亡くし、若くして王軍の
        :小隊長となるが、器量の知れぬ小娘に付いて行こうという兵士達は
        :少なく、部下の逃亡に悩まされ、結局は王軍小隊長の位を捨てて
        :アスターと共に一攫千金を狙って旅に出る。

        :ちなみに、その初めての冒険で出会った相手がかのラーラロ(と
        :それを操る先代主老)であり、彼らにいきなり襲撃されて酷い目に
        :遭った過去がある。

        :その後、オテュテンサの町に戻って静養し、アスターの手勢と共に
        :おにぎり族の盆地村を攻撃し、盆地村の軍隊がちょうど留守だった
        :事もあって。勝利、名誉と多くの物資を手に入れ、それを元手に勢力を
        :伸ばしている時に反乱が起こり、さまざまな事情から王軍に味方して
        :奮戦。策を持って敵の総大将を討ち取ったり、敗走する王軍の殿を
        :努めたりと多くの手柄を立て、王の重臣へとのし上がった。

        :人を見る目があり、単なる捕虜……と言うより、狩りの獲物程度の
        :扱いでしかなかったカルドの才を見抜き、王に推挙したりもした。
        :人付き合いが良く、基本的に相性の悪い相手は居ないが、過去の
        :経験からラーラロとバウェツの両名に対しては、良い感情を抱いて
        :いない(但し、両名とも既に歴史の表舞台からは消えているが)。

120 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 20:03:33 ID:xfnYAP590

    (@::∧)
     (゚ヮ ゚*):`ヽ
    <つと::>i::i::ヽ
       し'`J

 【ナツコ ・ベビーシア】

  【身分】工業大臣
  【能力】統率:25 武力:27 知力:76 政治:51 魅力:49
  【年齢】29才
  【出自】ハニャライト家旧臣
  【交友】信頼:リスク 友好:ハナン、カルド 疎遠:アスター

  【備考】:元々、オテュテンサのハニャライト家に使える工人一族であったが、
        :大アスターの敗戦とハナン王のオテュテンサ制圧を機に、さっさと
        :主家をアフォシリア家へ鞍替えしている。この事から、アスターとは
        :ちょっとアレな感じの空気が漂っていたりするが、リスクが居る限りは
        :両者が争うことは無いだろう。

        :アフォシリア王国の工業を一手に握っており、過去にはポンポート村の
        :工人一族を策を持って歴史の闇に送ったりと、結構悪いこともしている。
        :基本的には私欲型の人間であり、義理や人情と言ったものには疎い
        :……はず、である。おべっかを良く使うが、ダッテには通じぬ模様。

        :表情は基本的に(゚ヮ ゚*)かその派生系であるが、極初期には表情が
        :崩れた事も……。稀に、(゚ε ゚*)系統の表情になる事もある。

121 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 20:04:15 ID:xfnYAP590

                                        。<::::■:::::>
                                        ii (´∀` )
                                        (:]つi`l::::)
                                         |:::::|::::::|
                                            (_(__)

                                     【カルド・ガートーク】

  【身分】建築奉行
  【能力】統率:74 武力:61 知力:84 政治:87 魅力:82
  【年齢】27才
  【出自】山間盆地村の民
  【交友】信頼:リスク 友好:ハナン、ダッテ、アスター、ナツコ

  【備考】:アスターとリスクがおにぎり族盆地村を襲撃した際、捕えられた
        :おにぎり族の一人。やがてリスクに才を見出されて、ハナン王に
        :仕える事となり、異民族でありながらアフォシリア王国の運営に
        :関わる事となった。

        :アフォシリアに牧畜や肥料の製法、灌漑技術や天文学など多くの
        :技術を持ち込んだ張本人であり、アフォシリアの農業の基礎は
        :彼によって作られたと言っても過言ではない。人が良い性格で、
        :かつて自分の村を襲撃したアスター、リスクとも仲良くしている。

        :何気にアフォシリア王国内でもっとも知力と政治力が高い。
        :魅力もアスターと並んで同率1位である。

122 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 20:05:33 ID:xfnYAP590
┌─┬──────────────────────┐
|呆|アフォしぃ                               |
├─┴─┬────────────────────┘
│建国王|アフォシリア家  ハナン ・ アフォシリア 26才
├───┴───┐統:95 武:100+7 知:73 政:71 魅:77
├───┬───┴────────────────
│執  政|ダッテ                     25才
├───┴───┐統:56 武:42 知:71 政:79 魅:76
├───┬───┴────────────────
│右将軍|ハニャライト家  アスター ・ ハニャライト 23才
├───┴───┐統:78 武:97 知:32 政:15 魅:82
├───┬───┴────────────────
│左将軍|ダッコレフト家  リスク ・ ダッコレフト 23才
├───┴───┐統:91 武:79 知:70 政:75 魅:78
├───┬───┴────────────────
│大  臣|ベビーシア家  ナツコ ・ ベビーシア  26才
├───┴───┐統:25 武:27 知:76 政:51 魅:49
├───┬───┴────────────────
│奉  行|カルド・ガートーク              24才
├───┴───┐統:74 武:61 知:84 政:87 魅:82
└───────┴────────────────‐

123 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/22(日) 20:06:48 ID:xfnYAP590
┌─┬──────────────────────┐
|呆|アフォしぃ                               |
├─┴─┬────────────────────┘
│建国王|アフォシリア家  ハナン ・ アフォシリア 29才
├───┴───┐統:95 武:100+7 知:73 政:71 魅:77
├───┬───┴────────────────
│執  政|ダッテ                     28才
├───┴───┐統:56 武:42 知:71 政:79 魅:76
├───┬───┴────────────────
│右将軍|ハニャライト家  アスター ・ ハニャライト 26才
├───┴───┐統:78 武:97 知:32 政:15 魅:82
├───┬───┴────────────────
│左将軍|ダッコレフト家  リスク ・ ダッコレフト 26才
├───┴───┐統:91 武:79 知:70 政:75 魅:78
├───┬───┴────────────────
│大  臣|ベビーシア家  ナツコ ・ ベビーシア  29才
├───┴───┐統:25 武:27 知:76 政:51 魅:49
├───┬───┴────────────────
│奉  行|カルド・ガートーク              27才
├───┴───┐統:74 武:61 知:84 政:87 魅:82
└───────┴────────────────‐

124 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/22(日) 23:50:47 ID:jjP9myge0






  ,. '  ̄ `ヽ    .,. '  ̄ `ヽ     ./ ̄ ̄\__/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄
 /  ̄ ̄`ヽ   ',  /::゙■■■■',   ./ ̄ ̄ ̄\_____/ ̄\_____/ ̄\
 ! (二)-  }.:. l | !■■      l / ̄\___/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄\_
  、__ _,ノ.;/,.'  、.゙■■  ■,'..○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ヽ . _ ..,. '  ̄ `ヽ、. _ .. ' ..┃ROGUSTO / STORY/ OF/
      / .|\_/| ',━━━━○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      !....|磊盾都| l / ̄\ !|\    |  ̄| ̄ / ̄\   ̄| ̄ | ̄\  ̄| ̄
     /、|\_/| ,' .|    | |  \  |   |   |   _   |   |_/   |
    /  .゙ヽ . _ .. ゙'  \_/ !|    \| _|_ \_/  _|_ |  \ _|_
   ○━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ┃37:諸刃の怒り・第二話 :┃30年1月
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125 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/22(日) 23:51:50 ID:jjP9myge0

 ,――──────────────
│我が高原の王より盆地の執政官に。
 '────v───────────
                           __
             ∧∧           〈::文__ 〉
            (*゚ -゚)   / ̄ ̄ ̄\ (゚∀゚、_|)_
          ∧∧^ 人 ) ./    .   \:l: 〈文_::〉
         (*゚ -゚)   /     .     \ (´∀` )
      <∧:::0:>。人) ./             \::l::  (;;;;::::::)
      (*゚ー゚) ii /                \  (゚- ゚*)
      (:::l´i`l:)/                   \(:l()l:::)
      _i_ヽiヽ|三三三三三三三三三三三三三三三l/l/l_l
      | し'し    |_________|    し'し'  |
                       .__
              .∧∧      〈_文::〉
              (*゚ -゚)      (´д` )
             /^ 人 つ二l  とl:::::l:::::)
             .(ニl|- |      |::::l;;;;|
            /,,_(,/ `J_,>     〈__〈___〉
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 会議のテーブルには、かの文官の対面にある女が座っていた。  |
||| その場には、存在するはずの無い女が居た。             :|
|」____________________________|

126 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/22(日) 23:53:04 ID:jjP9myge0

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| いや、面識のある者ならば直ぐに判ったであろう。 :::::|
||| 明らかに彼女は別人であった。が、しかし、       |
|」_______________________|
 ,――───────────────────────────
│我が高原の王はそなた等おにぎり族との友誼を望んでおられる。
 '────v────────────────────────
 ,――────────────
│如何な答えを返されるか。
 '────v─────────
                           __
             ∧∧           〈::文__ 〉
            (*゚ -゚)   / ̄ ̄ ̄\ (゚∀゚、_|)_
          ∧∧^ 人 ) ./    .   \:l: 〈文_::〉
         (*゚ -゚)   /     .     \ (´∀` )
      <∧:::0:>。人) ./             \::l::  (;;;;::::::)
      (*゚ー゚) ii /                \  (゚- ゚*)
      (:::l´i`l:)/                   \(:l()l:::)
      _i_ヽiヽ|三三三三三三三三三三三三三三三l/l/l_l
      | し'し    |_________|    し'し'  |
                            .__
        .∧∧                 〈_文::〉
        (*゚ -゚)                 (´д` )
       /^ 人 )                 l:::::l:::::)
       .(ニl|- |                 |::::l;;;;|
      /,,_(,/ `J_,>               〈__〈___〉

127 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/22(日) 23:53:47 ID:jjP9myge0

 <∧:::0:>。
 ,(*゚ー゚) ii─────────────────────────
│先の争乱で我が高原の虜囚となりし七名からの手紙もここに。
 '────v───────────────────────
ヽ ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`ー‐'^ー-‐'`ー‐'^ー‐'`ー‐'`ー‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐/
│おまえら…!どこまでアタシ達を馬鹿にすれば気が済むんだ…?│
/ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`ー‐'^ー-‐'`ー‐'^ー‐'`ー‐'`ー‐'^ー|  /ー‐'`ー-ヽ
                                      | ./
                                      |/

                           __
             ∧∧           〈::文__ 〉
            (;゚ -゚)   / ̄ ̄ ̄\ (゚Д゚、_|)_
          ∧∧^ 人 ) ./    .   \:l: 〈文_::〉
         (;゚ -゚)   /     .     \ (´д` )
      <∧:::0:>。人) ./             \::l::  (;;;;::::::)
      (;゚ー゚) ii /                \  ( - *)
      (:::l´i`l:]つ二l                 \(:l()l:::)
      _i_ヽiヽ|三三三三三三三三三三三三三三三l/l/l_l
      | し'し    |_________|    し'し'  |
                            .__
        .∧∧                 〈_文::〉
        (;゚ -゚)                 (´д` )
       /^ 人 )                 l:::::l:::::)
       .(ニl|- |                 |::::l;;;;|
      /,,_(,/ `J_,>               〈__〈___〉
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 当の文官達にそんな事が分ろうはずがなかった。::::|
||| 盾王は、ラーラロを「偽装」したのであった。      |
|」______________________|

128 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/22(日) 23:54:29 ID:jjP9myge0
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 偽装に使われた女というのは、厄介なことには       :|
||| 拉致された七人の中に父親を持つ農民の娘であった。 :::::|
|」_________________________|
 <∧:::0:>。
 ,(;゚ー゚) ii────────────────
│…な、何を申されるか、我々はそなた等を…
 '────v──────────────
                      /V V V V V V V V V V V V
                    < おまえらに何がわかる!!>
                      V V V V V V V V V |  /V V
                                     | ./
                           __      |/
             ∧∧           〈::文__ 〉
            (;゚ -゚)   / ̄ ̄ ̄\ (゚Д゚、_|)_
          ∧∧^ 人 ) ./    .   \:l: 〈文_::〉
         (;゚ -゚)   /     .     \ (´д` )
      <∧:::0:>。人) ./             \::l::  (;;;;::::::)
      (;゚ー゚) ii /                \  (゚- #)
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      _i_ヽiヽ|三三三三三三三三三三三三三三三l/l/l_l
      | し'し    |_________|    し'し'  |
                            .__
        .∧∧                 〈_文::〉
        (;゚ -゚)                 (´д` )
       /^ 人 )                 l:::::l:::::)
   「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
   ||| その女は、吼えた。              :::|
   ||| 会議場の空気は一斉に険しくなった。    |
   |」___________「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
                         ||| 盾王の策略は確実に効果を表し始めた。::::::|
                         |」___________________|

129 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/22(日) 23:55:12 ID:jjP9myge0
ヽ ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`ー‐'^ー-‐'`ー‐'^ー‐'`ー‐'`ー‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐/
│おまえらは…アタシ達に…民に危害を加えたじゃないか!!   │
│    よくも友好だなどと言えるな!恥知らずの悪鬼どもが!! :│
/ー-‐'^ー‐'`ー‐'`ー-‐'`ー‐'^ー-‐'`ー‐'^ー‐'`ー‐'`ー‐'^ー|  /ー‐'`ー-ヽ
 ,───────────────────     :| ./
│ま、待て!我々にはそんなつもりは…          |/
 '────v────────────/V V V V V V V V V
                         < うるせえ!去せろ!>
                          V V V V V V | ./V V
                                      |/
                           __
             ∧∧           〈::文__ 〉
            (;゚ -゚)   / ̄ ̄ ̄\ (゚Д゚、_|)_
          ∧∧^ 人 ) ./    .   \:l: 〈文_::〉
         (;゚ -゚)   /     .     \ (´д` )
      <∧:::0:>。人) ./             \::l::  (;;;;::::::)
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      (:::l´i`l::) l二l                  \(:l()l:::) l
      _i_ヽiヽ|三三三三三三三三三三三三三三三l/l/l//ゝ
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130 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/22(日) 23:56:03 ID:jjP9myge0


                           __
             ∧∧           〈::文__ 〉
            (;゚ -゚)   / ̄ ̄ ̄\ (゚Д゚、_|)_
          ∧∧^ 人 ) ./    .   \:l: 〈文_::〉
         (;゚ -゚)   /     .     \ (´д` )   スタスタ
      <∧:::0:>。人) ./             \::l::  )      .(;;;;::::::)
      (;゚ -゚) ii /                \  /__ __ ..(# -゚)
      (:::l´i`l::) l二l                  \  ̄ ̄   .(:l()l:::)
      _i_ヽiヽ|三三三三三三三三三三三三三三三       /l/l//ゝ
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        (;゚ -゚)                 ( ´д`)
       /^ 人 )                 l:::::l:::::)
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      /,,_(,/ `J_,>               〈__〈___〉

131 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/22(日) 23:56:52 ID:jjP9myge0


                           __
             ∧∧           〈::文__ 〉
            (;゚ -゚)   / ̄ ̄ ̄\ (゚Д゚、_|)_
          ∧∧^ 人 ) ./    .   \:l: 〈文_::〉           \
         (;゚ -゚)   /     .     \ (´д` )           バ
      <∧:::0:>。人) ./             \::l::  )           タ
      (;゚ -゚) ii /                \  /__           ン
      (:::l´i`l::) l二l                  \  |           !
      _i_ヽiヽ|三三三三三三三三三三三三三三三             /
      | し'し    |_________|
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        (;゚ -゚)                 ( ´д`)
       /^ 人 )                 l:::::l:::::)
       .(ニl|- |                 |::::l;;;;|
      /,,_(,/ `J_,>               〈__〈___〉

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 叫び捨てて、その女は部屋から出た。    :|
||| 扉が閉められる音が盛大に響き渡った。  |
|」___________________|

132 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/22(日) 23:57:42 ID:jjP9myge0



 ,───────────────────────
│・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 '──────────────────────
                           __
             ∧∧           〈::文__ 〉
            (;゚ -゚)   / ̄ ̄ ̄\ (゚Д゚、_|)_
          ∧∧^ 人 ) ./    .   \:l: 〈文_::〉
         (;゚ -゚)   /     .     \ (´д` )
      <∧:::0:>。人) ./             \::l::  )
      (;゚ -゚) ii /                \  /__
      (:::l´i`l::) l二l                  \  |
      _i_ヽiヽ|三三三三三三三三三三三三三三三
      | し'し    |_________|
                            .__
        .∧∧                 〈_文::〉
        (;゚ -゚)                 ( ´д`)
       /^ 人 )                 l:::::l:::::)
       .(ニl|- |                 |::::l;;;;|
      /,,_(,/ `J_,>               〈__〈___〉
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| アフォシリア側、盆地村側、対峙する双方の文官達は重い沈黙に包まれた。  ::|
|」__________________________________|

133 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/22(日) 23:58:37 ID:jjP9myge0
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| そうして数十秒の間が沈黙に埋められ、              |
||| 初めて口を開いたのは精悍な顔立ちの盆地文官であった。   |
|」___________________________|
                                      __
                                      〈文_::〉
 ,――───────────────────────(´д` )──────
│…それでは、例えば七名の虜囚の返還を条件に、というのはどうでしょうか…。
 '─<∧:::0:>。────────────────v─────────────
 ,─‐(; - ) ii──────
│・・・・・・・・・・・・・・・・・                         __
 '────v─────                       〈文_::〉
 ,――───────────────────────(´д` )───────────
│…我々は可能な限り事態を穏健に収束させたいのです。どうか高原の王にお伝えください。
 '─<∧:::0:>。────────────────v─────────────────
 ,─‐(; - ) ii───────────────
│…ああ、分った…此方とてそれは同じだ…。
 '────v──────────────

                           __
             ∧∧           〈::文__ 〉
            (;゚ -゚)   / ̄ ̄ ̄\ (゚Д゚、_|)_
          ∧∧^ 人 ) ./    .   \:l: 〈文_::〉
         (;゚ -゚)   /     .     \ (´д` )
      <∧:::0:>。人) ./             \::l::  )
      (; - ) ii /                \  /_
      (:::l´i`l::) l二l                  \  |
      _i_ヽiヽ|三三三三三三三三三三三三三三三
      | し'し    |_________|
                            .__
        .∧∧                 〈_文::〉
        (;゚ -゚)                 (´д` )
       /^ 人 )                 l:::::l:::::)

134 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/22(日) 23:59:33 ID:jjP9myge0

               .∧∧                   __
               (゚‐ ゚;)                  〈::文__ 〉
            .∧∧( 人 ^ヽ         / ̄ ̄ ̄\ (゚Д゚、_|)_
            (゚‐ ゚;)|  -|lニ)   .   /    .   \:l: 〈文_::〉
            ( 人 ^ヽ`ヽ,)ノ  | ̄|  /     .     \ (´д` )
。<:0:::∧> .∧∧   |  -|lニ)      /             \::l::  )
ii ( - ;)  (゚‐ ゚;) <_し`ヽ,)ノ  | ̄|  /                \  /_
 (:l´i`l:::) と人 ^ヽ          /l二l                  \ |
 /::i::i::i::ヽ |  -|lニ)   __   |三三三三三三三三三三三三三三三|
  し'`J .<_し`ヽ,)ノ    |  |      |_________|
                                     .__
        .∧∧                         〈_文::〉
        (゚‐ ゚;)                         (´д` )
        ( 人 ^ヽ                         l:::::l:::::)
         |  -|lニ)                       |::::l;;;;|
        <_し`ヽ,)ノ                        〈__〈___〉
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| すっかり憔悴しきった様子のアフォシリア文官はそう返事をし微かに頷くと、 :::|
||| 従者達に付き添われ支えられるようにして政庁を出て行った。        ::::::|
|」_________________________________|

135 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/23(月) 00:00:56 ID:a82s2W5G0

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| その様子に不敵な笑みを禁じえない男が一人。                :::|
||| やけに背の高い奇妙な文官は帽子を取ると、麦藁帽子を被りなおした。 :::::|
|」________________________________|

                ,――────────────
               │案外どうってこと無かったな。 ,――─────────────────
                '───────────v─│あの女にも、褒美を取らせて帰してやれ。
                     __            'v──────────────────
                     〈::文__ 〉     . ./⌒`、
              / ̄ ̄ ̄\(゚Д゚、_|)     .⊂====⊃
            /    .   \:l:  )      (´∀` )   _
       | ̄|  /     .     \/~l       (::l::  つ文_::〉
         ./             \     .  |=|l||
    | ̄|  /                \ __  / イ l、
      /l二l                  \ | 〈_〉〈_〉
 __   |三三三三三三三三三三三三三三三|
 |  |      |_________|
                       .__
                       〈_文::〉
                       (´д` )
                        l:::::l:::::)
                        |::::l;;;;|
                       〈__〈___〉
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 気勢を先ずる、盆地村の外交の基本理念はラーラロの頃から受け継がれていたようである。  |
|」________________________________________|

136 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/23(月) 00:01:52 ID:a82s2W5G0

 ,――──────────────────────
│…本当にこれで良かったのかいな、ドートバルトさんよぉ。
 '──────────────v──────,――────────────────────
                              │良いも悪いも無いな。言うまでも無いが、
                              │やっこさんがどんな国力を持ってるかは未知数だ。
                              │だからこそ、俺たちはオニギリ人の先鋒として
                              │舐められるわけにはいかない。
                              │そのために必要な策を取ったまでだ…
                     __        '──v──────────────────
                     〈::文__ 〉     . ./⌒`、
              / ̄ ̄ ̄\(゚Д゚、_|)     .⊂====⊃
            /    .   \:l:  )      (´- ` )
       | ̄|  /     .     \/~l       (::l::  )
         ./             \     .  |=|l||
    | ̄|  /                \ __  / イ l、
      /l二l                  \ | 〈_〉〈_〉
 __   |三三三三三三三三三三三三三三三|
 |  |      |_________|
                       .__
                       〈_文::〉
                       (´д` )
                        l:::::l:::::)
                        |::::l;;;;|
                       〈__〈___〉

 ,――──────────────^─────────
│左様です。これから我々は、この盆地は、
│異民族からオニギリを守る盾にならねばならないのです。
 '────────────────────────
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| この策謀が如何なる影響を双方に与えるのか、    ::::|
||| この時点においては誰にも計り知ることは出来ない。  |
|」________________________|

137 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/23(月) 00:02:59 ID:a82s2W5G0
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━┓
┃飯┃三都連合                      ┃☆☆☆☆★★★★★★┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━┳┻━━┳━━━━┳━━┻━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 04 ┃統 08 ┃知 05 ┃政 07 ┃繁 05 ┃合計 29 ┃ラデル他二名 支持率:86%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃民:34980人+軍:1860人=総人口:36840人
┣━━━━━━━─国土─┓4コマ3村 総収穫:小麦25100石/年 米13600石/年
┣━━━┯━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘30年1月:状況:外交会議の終幕

┃盾王の用いた奇策により、アフォシリアの文官は虜囚返還の検討を約束させられた。

┃この会議における盾王の策略を「ラーラロ偽装」と呼ぶ。

┃だが後年の盾王が自ら語っているように、この策は失敗の可能性を多分に含んでいた。
┃それが成功へと導かれたのは、神の祝福か、凶事の予兆か、誰にも見分けることは出来なかった。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

138 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/03/23(月) 00:03:57 ID:a82s2W5G0



 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
                To Be Continued ─────
_________________________________ _ _  _   _  _   _
                / ̄ ̄ ̄ ̄\                    / ̄ ̄ ̄\
              /            \                /          \
            /                \            /              \
          /                    \____/                  \_ _ _  _   _  _   _
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    「 諸 刃 の 怒 り 」 終 了                         ! i ! i ! !  i   !   !
_________________________________ _ _  _   _  _   _



.

139 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 21:51:34 ID:NSGvq/px0
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l'         ┌───────────────────────────
                  |……と言う訳で、盆地村の意見としては、かつてアスター様と
=∧=            |リスク様がおにぎり族の村をお攻めになった際に捕えた村人を、
<l´ ̄`l            |可及的速やかに帰国させるように……との仰せでありました。
=|li :† i|┌─────┴───────────────v───────────‐
  |li:::::::i||ほー、ほー、攫われたおにぎり族を帰してくれ、との事か。
  |li:::::::i|└─y──────────────────────‐
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚−゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚- ゚;):`ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |i|ー────────────────────────────────'|i|
    |i|                                                    |i|
    |l|            使者の復命を受けたハナン王の口調は、軽かった。         |l|
    |i|                                                    |i|
    `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l
       |l
=∧=..┌─────────────────────
<l´ ̄`l|当然の事である。直ちにおにぎり達にこの交渉の
=|li :† i||結果を伝え、帰国の準備を始めるようにと進めよ。
  |li:::::::i|└─y───────────────────‐
  |li:::::::i|
  |li:::<∧二ノ
  |li::::( *゚ー)                          ┌───────
  |li::<´:):lil:(]つ                       | は、はぁ……。
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i                     └───v───‐
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚o ゚;):`ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |i|ー────────────────────────────────'|i|
    |l|      「攫われた仲間を帰せ」というのは生き物として極々自然な         |l|
    |i|                                                    |i|
    |l|         感情であり、当然予想されていた要求であったからだ。           |l|
    `ー────────────────────────────────‐'

140 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 21:53:01 ID:NSGvq/px0
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l
       |l
=∧=..┌────────────────────────────────
<l´ ̄`l|  しかし、案外ラーラロとやらも優しき女では無いか。十数年の時を経た
=|li :† i|| 今においても、会談の場において思わず激昂する程に攫われた臣民の
  |li:::::::i||事を思っているとは……アスター、リスクが言う程の悪では無いかも知れぬ。
  |li:::::::i|└─y──────────────────────────────‐
  |li:::<∧二ノ
  |li::::( *゚ー)                          ┌──────
  |li::<´:)つ∩                          | …………。
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i                     └───v──‐
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚- ゚;):`ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |i|ー────────────────────────────────'|i|
    |l|   常日頃からアスタリスクに「ラーラロは油断のならぬ悪党」 と吹き込まれて   |l|
    |i|                                                    |i|
    |l|  いたハナンにとっては、むしろ予想外に交渉がうまく行ったと思えたのだ。  |l|
    `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l
       |l       lニ二ニl     lニ二ニl     lニ二ニl     lニ二ニl     lニ二ニl     lニ二ニl
=∧= |l =∧=|l-┼ l|=∧=|l-┼ l|=∧=|l-┼ l|=∧=|l-┼ l|=∧=|l-┼ l|=∧=|l-┼ l|=∧
<l´ ̄`l┌──────────────────────── . >|l-┼ l|<=>|l-┼ l|<=
=|li :† i|| 要求も、友好の芽を摘まぬ様穏便なものであるしな。      .|l-┼ l|=∨=|l-┼ l|=∨
  |li:::::::i||アスタリスクの処断などを要求されたら困る所だったが。         ニl     lニ二ニl
  |li:::::::i|└─y──────────────────────‐
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚ー゚)                         ┌───────
  |li::<´:):lil:(>                             | し、しかし……
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i                     └───v───‐
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚o ゚;):`ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |i|ー────────────────────────────────'|i|
    |l|    ついでに言ってしまえば、攫われたおにぎり族は既に全員王家に       .|l|
    |i|                                                    |i|
    |l|      引き取られており、盆地村に引き渡す事に何の支障も無い。         |l|
    `ー────────────────────────────────‐'

141 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 21:53:44 ID:NSGvq/px0
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l            ┌──────────────────‐
       |l            |しかし陛下!カルド様は如何なされるので?
=∧= |l            | 故郷に返せば、二度とは帰らぬやも……。
<l´ ̄`l┌────────┴────────────v───────
=|li :† i||カルドか……。いずれ、おにぎり族との友好が成れば、こういう時が
  |li:::::::i||  来るとは思っていた。よって、私の返答も既に決まっている。
  |li:::::::i|└─y───────────────────────────‐
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚−゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l                          。<:0:::∧>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|        ii (゚0 ゚;)
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|          (:l´i`l:::]つ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|        /::i::i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|         し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |i|ー────────────────────────────────'|i|
    |i|                                                    |i|
    |l|      ただ、一人……、カルド・ガートークを除いては、何の支障も無い。   |l|
    |i|                                                    |i|
    `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
-――--、______________________________________
       |l
       |l
=∧= |l
<l´ ̄`l┌────────────────────────────
=|li :† i||『汝の人生である、汝の意思で決めよ。』と、カルドに伝えよ……。
  |li:::::::i||『たとえ我が国を去るとしても、それが汝の意思なら尊重する』とな。
  |li:::::::i|└─y──────────────────────────‐
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(* − )                              ┌─────‐
  |li::<´:):lil:(>                         | ……はっ。
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i                       └──v──―
  |_,l_l"し'し'l_l                          。<:0:::∧>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|        ii ( - ;)
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|          (:l´iと[:)
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|        /::i::i::i::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|         し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |i|ー────────────────────────────────'|i|
    |i|                                                    |i|
    |l|   そのカルドの去就を……ハナン王は、「カルドに決めさせる」と言った。    |l|
    |i|                                                    |i|
    `ー────────────────────────────────‐'

142 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 21:54:24 ID:NSGvq/px0
-――--、______________________________________
       |l
      ┌────────────────────────────
=∧=..|いかに有能でも、力で縛りつけた臣下などには何の価値も無い。
<l´ ̄`l|自ら進んで私に力を貸そうと欲する者こそ……我が家臣である。
=|li :† i||
  |li:::::::i||特に将来、我が国我が子を託そうと思える家臣ともなれば……な。
  |li:::::::i|└─────────────y──────────────‐
  |li:::::::i|               <∧二ノ
  |li:::::::i|              ( * -)
  |li:::::::i|              <´ :):l(>
  l´i⌒l.     l⌒i         /_,,ノ_i_iヽ
  |_,l_l''"""'''l_l          し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
    |i|ー────────────────────────────────'|i|
    |i|                                                    |i|
    |l|    それは……以前から、ハナン王の中で決められていた事であった。      .|l|
    |i|                                                    |i|
    `ー────────────────────────────────‐'
   ∧∧                  新生ログスト島
━ (*゚ー゚) ━===========================━━━━━

   (`ー―---, (`ー――----,              i'ヽ  i´|   (`ー―---,
     ̄ ̄´/ /   ̄ ̄ ̄`ー, ノ    (`ー,     ,-、  ||  | |     ̄ ̄´/ /
       i`/        ノ ノ       `(`ー,   ノ ノ   l_,,)   | |       i`/
        | |       //  =i|=      ̄  //       //       | |
       ノノ       `ー'    ,ノl|   (二二ニノ       ノノ       ノノ
                                       /-|- ノー-、 _ヽ_ ー,--
                                      -l‐  ノ ノ |   ニニ  -ノ┐
                                     |   .ノ ノ  l二二l 、三三,
         ,、   ト、ト、    'l`
       //l\≧,,゚ w>,m   |    王の治世編 Part.9
       ⌒^⌒/E⌒lー―――――――――――――――――
           (^l:::::::|          故郷への道
           ヽ`ー'ー―――――――――――――――――‐
             ̄ソ┌──┘    Episode - 37

             ―― 30年02月 オテュテンサ村、思い出の丘。
━━━━━===========================━━━━━

143 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 21:55:05 ID:NSGvq/px0


              \  帰国だワッショイ! 帰れるワッショイ! /

                  +   /■\  /■\  /■\  +
                    ( ´∀`∩(´∀`∩) ( ´ー`)
               +  (( (つ   ノ(つ  丿 (つ  つ ))  +
                     ヽ  ( ノ ( ヽノ   ) ) )
                     (_)し'  し(_)  (_)_)

    |i|ー────────────────────────────────'|i|
    |i|                                                    |i|
    |l|          2月の始め、王都のおにぎり族達は、喜びに沸いていた。         |l|
    |i|                                                    |i|
    `ー────────────────────────────────‐'
    `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ┌───────────────────────
   | ……と、いう事で、お前達は2月25日に王都を発つ
   |第二次使節団に同行し、盆地村へ帰還する事となる。
   | 王からの餞別も預かって来た。直ちに荷造りをせよ。
   └─────y─────────────────‐
                      +   /■\  /■\   /■\  +
       <∧:::0:>。            ( ´∀`∩(´∀`∩) ( ´ー`)
          (*゚ー| ̄|O     +  (( (つ   ノ(つ  丿 (つ  つ ))  +
       (:::]つ|_|            ヽ  ( ノ ( ヽノ   ) ) )
       /::i::i::i::ヽ             (_)し'  し(_)  (_)_)
        し'`J      /■\                   ┌───────────‐
                 (T∀T )               |苦節11年……。長かった。
                O  O )      /■\/■\   |やっと帰れるワッショイ!
                (_(_ ̄)    (∀`* )´∀`*). └─y─────────―
                          (    つと   )
    |i|ー────────────────────────────────'|i|
    |l|         既に帰国の日取りは決まっており、夢にまで見た             |l|
    |i|                                                    |i|
    |l|            故郷への帰還は、準備段階となっている。              |l|
    `ー────────────────────────────────‐'

144 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 21:55:52 ID:NSGvq/px0

  ムッフー、 ドーヨ コレ?

      (:::::::■::::)    キ (::::■:::::::) キ  オマww ソレ オンナヨウwww
       ( *´∀`) =3  キ (゚´∀`゚ ) キ   キメェwww ワラカスナww
       <:::::]_|:[::>     <:]つと[:::>
       /::i::i::i::i::ヽ      |:::::|::::::|
       (__)_)       (_(__)    ┌──────────────
      ┌────────────―┤何だら分からんが奇麗じゃのう。
      |これだけあれば一生食えるね!| 娘へのいい土産ができたわい。
      └─────────y───‐┴───────y──────‐
              (::::■:::::::)
               (´∀` )               (::::■:::::::)
  ヽ ̄/ ヽ ̄/ ヽ ̄/ <::]_|:[:::::>     ×  +   ▽´∀` )
  /   ヽ/   ヽ/   ヽ  |:::::|::::::|       ⊂ニ⊃  Oと[::::::::::>
  ヽ_ノヽ_ノ ヽ_ノ (_(__)     + ⊂ニ⊃  (:::(:::::: ̄)

    |i|ー────────────────────────────────'|i|
    |l|         王からは餞別として一人それぞれ馬10頭に麦100石、        |l|
    |i|                                                    |i|
    |l|         金の杯と銀の食器に貴族と同様の服が贈られており、       |l|
    `ー────────────────────────────────‐'
    `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

               (:::::::■::::) + ワクワク
             × (゚0´∀`/ ̄/
               <::::]つ/_/ テカテカ
        (´ ̄`l´ ̄ ̄`):::::):::::)*
           ).-‐┼―‐-(__)_)
        (____|___)
    |i|ー────────────────────────────────'|i|
    |l|    彼らは、それらの財宝やアフォシリアの市場で買い込んだ物などを     |l|
    |i|                                                    |i|
    |l|         荷造りしながら、指折り数えて帰還の日を待ちわびていた。         |l|
    `ー────────────────────────────────‐'
    `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                        。<::::■:::::>
                         ii (::::::::::::::)
                           (:::::::::::::::)
                          |:::::|::::::|
                             (:::::(:::::::)

    |i|ー────────────────────────────────'|i|
    |i|                                                    |i|
    |l|          ……ただ一人、カルド・ガートークを除いては……。         |l|
    |i|                                                    |i|
    `ー────────────────────────────────‐'

145 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 21:56:35 ID:NSGvq/px0
                        ・

                        ・

                        ・

                        ・

                        ・

                        ・
   ;:;;: , .,.,                 .,. ;:;:。 ,.:;,;,:,  *:,; ;.,;,::;;。,... .. ;: ::.  :. . :. ;:;;: , ::.  :. . :.
;:;;: , .,., .,. ;:;:   ;:;: ,.:;,;,:,:,; :. :.  .: :  -‐-  :. .:.::. .:.: :. .:.:  ,.:;,;,:,★:,; ;.,;,:: .,... ::.  :. . :. ;:;;: , ::.  :. . :
    ;:;;: ;:;: ,.:;,;,:,:,; , .,., *., . : ,r'´.     `ヽ: .. : :. .:.::. .:. . . ;:;: ,.:  ;,; ::.  :. . :. ;:;;: , ::.  :. . :. ;:;;:
   ;:;: ,.:;,;,:,:,;      +  .: ..: :' ..:.      ゙; ::: :. :. .:.:. .::;:;;: , .,., .,. ;: ;  ,;,:,:,; ;.,;,::;;,... .. ;:
        ;:;: ,.:;,;,:,:,;   : :. ::..       .: :. .:.::.  :. . :. ;:;;: , .,., .,. ;:;:。 ,.:;,;,:,  *
;:;;: , .,., .,. ;:;: ,.:;,;,:,:,; ;:;: ,.:;,;,:,..: ..: :ヽ ::::... ..... ,.': :...  :. :. . :.::,; +;.,;,:: .,... .. ;: ::.  :. . :. ;:;;: , ::.  :. .
    ;:;;:;:;: ,.:;,;,:,:,;  , .,., *.,::.. :..:. :` ー- ‐ ''"... .   .:::    . ;:;: ,.:;,;,:,:,; ;.,;* ,::;;,... .. ;:
           :: . ::. ::::.   ::..   ::..   ;:;;: , .,., .,. ;:;: ::.  :. . :. ;:;;: , ::.  :. . :. ;:;;: ,
  ;:;;: , .,., .,. ;:;: ,.:;,;+  ,:,:,; ;.,;,::;;,... .. ;: ::.  :. . :. ;:;;: , ::.  :. . :. ;:;;: , ::.  :. . :. ;:;;: ,
            <:::::■::::>。    ┌─────────────────
            (  ´Д) ii     |突然、こんな所に呼び出しとはな……。
            (::::::l´i`)      | 里帰りの用意はしないでいいのか?
            (::::::::::::))    └──────y──────────‐
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'           (゚ー゚*)
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
|i|ー────────────────────────────────'|i|
|i|                                                    |i|
|l|           ……場所は変わって、オテュテンサの村。              |l|
|i|                                                    |i|
`ー────────────────────────────────‐'

146 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 21:57:17 ID:NSGvq/px0
    ┌─────────
    | ……リスク様……。
    └──────y──‐

           <:::::■::::>。     ┌──────────
           ( ´Д`)ii    |ん、「リスク」でいいよ。
           (::::::l´i`)       └──────y───‐
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (ー゚* )
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
|i|ー────────────────────────────────'|i|
|l|           そう、捕らえられたおにぎり族が冷遇されていた時期、          |l|
|i|                                                    |i|
|l|           リスクとカルドがよく二人で月を見にきた、丘の上。           |l|
`ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ┌──────────────────
    | 僕は……どうしたらいいのでしょうか……。
    └──────y───────────‐

           <:::::■::::>。     ┌──────────
             (ili´Д`) ii     |    どうした?
           (::::::l´i`)       └──────y───‐
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (- ゚* )
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
|i|ー────────────────────────────────'|i|
|i|                                                    |i|
|l|                そこで、カルドは悩み抜いていた。                 |l|
|i|                                                    |i|
`ー────────────────────────────────‐'

147 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 21:57:58 ID:NSGvq/px0
    ┌─────────────────────
    | 怖いんです。……盆地村へ帰ったら、もう……
    |もう二度と、村を離れられないんじゃないかって。
    └──────y──────────────‐

           <:::::■::::>。     ┌──────────
           ( ili´−) ii    |      ……。
           (::::::l´i`)       └──────y───‐
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (- ゚* )
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ┌────────────────
    | それなら、いっそ帰らずにこの国に
    | 留まろうかとも考えましたが……。
    └──────y─────────‐

           <:::::■::::>。     ┌──────────
           ( ili´Д) ii    |      ……。
           (::::::l´i`)       └──────y───‐
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (- ゚* )
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙

148 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 21:58:39 ID:NSGvq/px0
    ┌─────────────────────
    | できないんです。やっぱり、故郷の事を考えると
    | どうしても、どうしても……帰りたくなるんです。
    └──────y──────────────‐

           <:::::■::::>。     ┌──────────
             ( ili д) ii     |      ……。
           (::::::l´i`)       └──────y───‐
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (_ -* )
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

           <:::::■::::>。     ┌──────────
             (ili´Д`) ii     |  ……すまんな。
           (::::::l´i`)       └──────y───‐
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (o -*)
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙

149 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 21:59:20 ID:NSGvq/px0
    ┌──────────────────
    | い、いえ、リスクさんが謝る事じゃあ……。
    └──────y───────────‐
                      ┌──────────────────
           <:::::■::::>。     |いや、私の過ちだ。君にこんな辛い思いを
             ( ili д) ii     | させてしまった私が謝らなければ……
           (::::::l´i`)       └──────y───────────‐
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (o * )
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ┌──────────────
    | 止めて下さい。『過ち』だなんて。
    └──────y───────‐

           <:::::■::::>。     ┌────────────
             ( ili −) ii     |       ……。
           (::::::l´i`)       └──────y─────‐
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (゚- ゚*)
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
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150 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 22:00:02 ID:NSGvq/px0
    ┌───────────────────────
    | 僕は、リスクさんと出会えた事を。この国で暮らし、
    | 多くの物を見、考え、そして成し遂げて来たこの11年、
    |
    |   ……『過ち』だなんて思ってはいませんから。
    └──────y────────────────‐
                      ┌─────────────
           <:::::■::::>。     | ……なんというかな……
            ( ili ー) ii     |なんというか、本当にすまん。
           (::::::l´i`)       └──────y──────‐
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (- ; )
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ┌────────────
    |   ……………………。
    └──────y─────‐

           <:::::■::::>。     ┌─────────────
           (  −) ii    |  ……………………。
           (::::::l´i`)       └──────y──────‐
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (- * )
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
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151 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 22:00:42 ID:NSGvq/px0
    ┌──────────────
    |……やっぱり、残りますね……。
    └──────y───────‐

           <:::::■::::>。     ┌─────────────
           ( ´ー`) ii.     |   いや、行くがいい。
           (::::::l´i`)       └──────y──────‐
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (o * )
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    ┌──────────────
    |   リスク……さん……?
    └──────y───────‐
                  ┌─────────────────────
           <:::::■::::>。 |古い言葉に「後悔先に立たず」というものがある。
            ( ´д`) ii. |やらずに後悔するよりは、やってみた方がいいさ。
           (::::::l´i`)   └────────y────────────‐
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (o ゚* )
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
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152 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 22:01:23 ID:NSGvq/px0
    ┌──────────────
    |      でも……
    └──────y───────‐
                  ┌────────────────────────
           <:::::■::::>。 |その不安は、確かにあるだろう。でも、いいじゃないか。
            ( ;´−) ii. |どんな結末になるにせよ、君が選ぶ道だ、君の歩く道だ。
           (::::::l´i`)   └────────y───────────────‐
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (ー゚* )
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                ┌───────────────────────
                │ 一度、故郷に帰ってゆっくり休め。全てはそれからだ。
                │ それからの事はそれからゆっくりと考えればいいさ。
    ┌─────┴───────────v───────────‐
    |      ……はい。
    └──────y───────‐

           <:::::■::::>。
            ( ;´−) ii
           (::::::l´i`)
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (ヮ ゚*)
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
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153 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 22:02:04 ID:NSGvq/px0
                ┌───────────────────────
                │           それでも……
    ┌─────┴───────────v───────────‐
    |        ?
    └──────y───────‐

           <:::::■::::>。
            ( ´д`) ii
           (::::::l´i`)
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (- * )
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                ┌───────────────────────
                │      それでも、もし、この国が懐かしいなら、
                │      この国の人々を忘れられないなら……
    ┌─────┴───────────v───────────‐
    |        はい。
    └──────y───────‐

           <:::::■::::>。
            ( ´ー`) ii
           (::::::l´i`)
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (o *)
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
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154 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 22:02:46 ID:NSGvq/px0
    ┌────────────────
    |その時は……、その時はリスクさん、
    | 貴女の元に帰らせて頂きます。
    └──────y─────────‐

            <:::::■::::>。 ┌──────────────
            (  ´ー) ii |          ……。
            (::::::l´i`)   └────────y──────‐
           (::::::::::::))
       _... -‐<二\ ))          (@::∧)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、'            (- *)
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、         <:]_|:[:::>
  / r'イ /´      、   l | ` 、       /iつとi::ヽ
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
              ┌───────────────────────
              │  ……すまない。そして……ありがとうカルド。
              └┬──────────v───────────‐
                |リスクさん……では、行って参ります……。
                └──────v────────────

                        <::::■::::::@::∧)
       _... -‐<二\         (::::::::ー:::::ー:::::::)
     r‐'´,-、,..-ヘ \―`、        (::::::::::::つと:::::::::>
   /レ'´ ´/ ̄`ー--、_ i-、       |:::::|::::::| /::i::i::i::ヽ
  / r'イ /´      、   l | ` 、    (:::::::):::::) l::人::l
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙

155 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 22:03:46 ID:NSGvq/px0
                              |`ー 、
    −..ニ:'' ⌒:)`,               __人__
                       _i_{⌒}_i_              -ー ''"  ̄..⌒゙ ヽ
                       |i_i_l,_,.l_i_i|           -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ ')
                   __{⌒}-====‐{⌒}_
         _____†  /,//八_|、l_,、_,、_l、|_ノ、ヽ\
      /_,/^ヽ_,∧___l ̄〔^'⌒^〕 ¨ ¨ ¨ 〔^⌒'^〕 ̄|__/^ヽ
   Α  |ロ ロl'⌒|ロl、-l 、,-、,.}   : lー---―| :  {-、-、,-、|'⌒|      ,__†__、
   l^|,,_,.l__,__| ロ l ̄ ̄ ̄ ̄l ロ ロ | l|´ | `|l l ロ ロ l ̄ ̄ ̄l ロ l,_,Α    A-i-i-i-A
   |,_l_ニニ二:l,,__,l____|__|_l|__:|:__|l_|__l_____|,__,.|ニl_,|ー--'lニl.二二.lニl
  /:/':/:::::丿:::::丿:/::::::丿:: :ヾ::::::/   `、::: ハ:::ヾ:::`:::ヽ:::、_::/:::,ソ  >::ノ、::ハ:丿::`、
../:/ :ノ:: :: :/: :/: . {: :: :.''゙ヾ:::::::\:: ^ノ  ノ::ヽ::::::::、ヽ、::: ....丿:::;ヾノヽ,_/:-/::ト;:、:::ヽ. :;}
/:/::::::丿:: :ヾ::/: ::/: . {: ヾ:::::::\/::ト;(  (ヾ:::`:::ヽ:::ハ:丿::、::ハ:丿::、:::: :: : :{: : :: : ::ヽ:: :\:.::.:
.゙:. : ..`⌒::ー ‐ ‐- - -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ⌒‐_、_::- −..ニ ⌒゙''::ー =、::'' ⌒:)`::.:..
、 .....ニ..⌒ ‐.:  :.‐゙''::ー =、::'' ⌒:)`ヽ -ー) )''"  ̄..⌒゙ ヽ、_ _‐_,,.. -‐ = ニ '':: ー- 、... __ ::' .... ).::.:..
|i|ー────────────────────────────────'|i|
|l|        ……時は、アフォシリア歴30年2月25日の朝。             |l|
|i|                                                    |i|
|l|         カルドは、おにぎり族の仲間と共に、王都を発った。             |l|
`ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                             (::::■:::::::)
                            (´ー` )
                              <::]_|:[:::::>
                             |:::::|::::::|
                               (_(__)
"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙
|i|ー────────────────────────────────'|i|
|l|        その時、カルド・ガートークは、何も言わず王都をじっと         |l|
|i|                                                    |i|
|l|         見つめたまま、微動だにしなかったと伝えられている。           |l|
`ー────────────────────────────────‐'

156 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/03/23(月) 22:04:30 ID:NSGvq/px0
              ┏━━━━━━━━━━━━━━┓
              ┃  ……今だけサヨナラです。    ┃
              ┗━━━━━━━━━━━━━━┛

    ┏━━━━━━━━━━━━┓
    ┃  オテュテンサの丘でね、 ┃
    ┗━━━━━━━━━┳━━┻━━━━━━━━━━┓
                        ┃  ……また、会いましょう。   ┃
                        ┗━━━━━━━━━━━━━┛
|i|ー────────────────────────────────'|i|
|i|                                                    |i|
|l|       まるで……何かを心に焼きつけようとしているかのように。        .|l|
|i|                                                    |i|
`ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━






             ┏━┯━━━━━━━━━━━━┓
             ┃  | To Be Continued ―‐‐‐‐‐‐ ┃
             ┗━┷━━━━━━━━━━━━┛





 

157 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/04/11(土) 23:19:34 ID:g4pOyhKU0

 ,.-───────────────────-
 l 儂が愚かじゃった……。シギなんぞを信頼した
 l ばかりに、エドを……死なせてしもうた……。
 l  ウィジに合わせる顔がな……ぐ、ぐふッ!
 ゙'ー-----------y--------------------------‐
    _________         ∧_∧
   ||    γ'⌒゙ヽ   ||         (-д- ili)
   ||____(ili -ハ-) ||       (     )
   ||ヽ _,.,ヽ::]つ⌒⌒ヽ\      | | |
   ||\.\            \.     (_(__)
      \.\|| ̄| ̄| ̄| ̄| ̄||
        \.|| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
.          || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄||
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥     火山探検隊が帰還してから数日後、サビラは急な病に倒れ、
┃┃│
┃┣┥      シギへの警戒を怠った事を悔みながら死んでいった。
┗┛└──────────────────────────────────



   |l ̄ ̄ ̄ ̄l|l ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄l|                              ∧     ∧
   |l____l|l______l|                ∧ 、_,.,.    [::::::::::∨ [:::::::::∨>
   ∩・д・ ∩    ∩・д・ ∩               ( −  )     (・Д・|| (・Д・|| )
   ヽ    ノ      ヽ    ノ                i:::ハ:::::ヽ   〈_j:Y:::iO〈_j:Y:::iO:〉
    Y  人      Y  人                  lソ 、ヾ:::::>   l::::,:::::||:l l:::::,::::||::l
    (__)_)      (__)_)                (_(__)   (_ハ_||_(_ハ_||_,)
゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~゙^~゙^~゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥        サビラの死は、一般には病死として伝えられたが、
┃┃│
┃┣┥          詳しい死因は未だにわかっていない……。
┗┛└──────────────────────────────────

                                ニヤリ               ∧     ∧
                                        ∧ 、_,.,.    [::::::::::∨ [:::::::::∨>
                                    (・∀・ )     (・∀・|| (・∀・|| )
                                    i:::ハ:::::ヽ   〈_j:Y:::iO〈_j:Y:::iO:〉
                                     lソ 、ヾ:::::>   l::::,:::::||:l l:::::,::::||::l
                                     (_(__)     (_ハ_||_(_ハ_||_,)
゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~゙^~゙^~゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥          ただ一つ確実な事は、サビラの死によってシギを
┃┃│
┃┣┥         抑えられる人物が一人もいなくなった、という事である。
┗┛└──────────────────────────────────

158 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/04/11(土) 23:20:47 ID:g4pOyhKU0

   ∧_,.,.
 r'( ・∀・)
 | /::::::ハ:::i                  ∧    ∧    ∧    ∧    ∧    ∧
 | `─、:::、::ヽ                [::::::::::∨[:::::::::::∨[:::::::::::∨[:::::::::::∨[:::::::::::∨[:::::::::::∨
 ||´ ̄||_)__)             (・∀・|| (・∀・|| (・∀・|| (・∀・|| (・∀・|| (・∀・ || )
 ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|     〈_j:Y:::iO〈_j:Y:::iO〈_j:Y:::iO〈_j:Y::iO〈_j:Y:::iO〈_j:Y:::O:〉
 ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    l::::,:::::||:l l::::,:::::||:l l::::,:::::||:l l::::,:::::||:l l::::,:::::||:l l:::::,::::||::l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|  (_ハ_||_(_ハ_||_(_ハ_||_(_ハ_||_(_ハ_|| (_ハ_||_,)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥      その年の暮れ、シギ・ウルテはアルトピアニの全権を握る事を
┃┃│
┃┣┥      民の前で宣言した。アルトピアニ王国ウルテ朝の始まりである。
┗┛└──────────────────────────────────


   ∧_,.,.
 r'( ・∀・)                 /⌒\
 | /::::::ハ:::]つ                (    )
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 ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|       (・∀・ )
 ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|      /::∞、::::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    '(__Y__ヾ:::j
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥      国王となったシギが初めに行ったのは、親友マキシ・カムテを
┃┃│
┃┣┥         提督に任命しての、外洋航行用の船団作りである。
┗┛└──────────────────────────────────
               i                     l
              j      Mountains      |
                |__, ___            _i
              j::ヽ, _ _     ̄ ̄ ̄  ̄ ̄ ̄  ̄ ゙`' ー- .、
           _,.::'"::::::::::::::::゙' ヽ、                  ヽ
          /::::::::::::::::::::::::::::::::::::i .,. -─- 、 Altopiani       l
           |::::::::::::: Trees :::::::::i i Village i ・   _ ____ _,i
          i::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i ,.- ──-- 、,.:'":::::::::::::::::::::::::::::::::|
           |::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::i.,__    / i:::::::::::: Trees :::::::::::|
          ヾ:_:::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::j    |   ゙'ー------:、::::::::::::j
            ゙' ────--一'"    |            ヾ__::_ノ     Escape
                           `ー―――――――――――――→

┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥    子供に好かれ、人気のあるマキシを側近とする事でリアム潰しの
┃┃│   黒いイメージを薄め、モララー族のトラウマ、「大災害」からの逃避を
┃┣┥    訴えて国民の支持を集め、自らの権力基盤を固めたのである。
┗┛└──────────────────────────────────

159 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/04/11(土) 23:21:45 ID:g4pOyhKU0
     −α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−λ−μ−ν−ξ−/
     ┌─┰─┰─┰─┬─┰─┬─┬─┬─┰─┬─┰─┰─┬─┐−
     │〜┃森┃  ┃森│森┃〜│〜│〜│〜┃  │  ┃〜┃  │  │8
     ├─┗━┛─┗━━━┛─┼─┼─┼─┗━┓─┗━┛─┼─┤−
     │〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│↑┃  │  │  │  │9
     ├─┼─┏━━━━━━━┓─┼─┼─┼|┗━━━┓─┼─┤−
     │〜│〜┃山│山│山│火┃〜│〜│〜│└───┐┃  │  │10
     ├─┼─┃───┐─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼|┗━┓─┤−
     │〜│〜┃林│  │山│山│山│山┃〜│〜│〜│└─┐┃林│11
     ├─┏━┛─┼─└───────┗━━━┓─┼─┼|┗━┥−
     │〜┃森│林│林│  │  │  │  │  │  ┃┌───┴─┐│12
     ├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃│┏━━━┓│┤━━━
     │〜┃森│森│林│  │村│  │  │  │  ┃│┃  │  ┃↓│13
     ├─┃─┼─┼─┏━━━┓─┼─┼─┼─┃│┃─│─┗━┥−
     │〜┃森│森│林┃〜││┃林│林│林│林┃│┃  │  │  │14
     ├─┃─┼─┼─┗━┓│┗━━━━━┓─┃│┗━┓───┤− 熱帯
     │〜┃森│森│森│林┃││〜│〜│〜┃林┃││〜┃山│山│15
     ├─┗━━━━━━━┛│┼─┼─┼─┗━┛│┼─┗━━━┥−
     │〜│〜│〜│〜│〜│└─────────┘│〜│〜│〜│16
     └─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−
┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥     ……やがて、マキシは完成したガレー船団を率いて、方々の海を
┃┃│
┃┣┥       航海しながら移住先にふさわしいと思われる土地を探し、
┗┛└──────────────────────────────────

 ,.-────────────────────-
 l よくやってくれました。北の村は「ソプラノフルーテ」、
 l  東の村は「テノールチェリス」と名づけましょう。
 l   マキシ殿はこの両村の管理を頼みます。
 ゙'ー-------y--------------------------------‐
   ∧_,.,.
 r'( ・∀・)                 /⌒\
 | /::::::ハ:::]つ                (    )
 | `─、:::、::ヽ                  |     |
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 ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|       (・∀・ )
 ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|      /::∞、::::ヽ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|    '(__Y__ヾ:::j
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┏━┯━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
┃┏┥     ついに30年1月、新都市候補として目を付けていた二つの浜に
┃┃│
┃┣┥     移民船団を上陸させ、新しい都市作りに取り掛かったのである。
┗┛└──────────────────────────────────

160 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/04/11(土) 23:22:28 ID:g4pOyhKU0
┏━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━┓
┃摸┃アルトピアニ王国                 ┃☆☆☆☆☆☆☆☆★★┃同盟:−    仇敵:−
┣━┻━┳━━━┳━━━┳━━━┳━━━╋━━━┳━━━━┳━┻━━━━━━━━━━━━┫
┃能  力┃身 08 ┃統 06 ┃知 06 ┃政 05 ┃繁 03 ┃合計 28 ┃シギ・ウルテ   支持率:63%
┣━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━┻━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━┫
┃民:4500人+軍:500人=総人口:5000人
┣━━━━━━━━─国土─┓3コマ3村 総収穫:玉蜀黍8000石/年
┣━━━┯━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┫
┠───┘30年01月:状況:ウルテ朝の始まりと新しい土地への移民。

┃ 火山探検隊の帰還後、数日でサビラは不審な死を遂げて、邪魔者の居なくなったシギは民族の
┃ 全権を握って国王となり、アルトピアニ王国ウルテ朝を立ち上げた。

┃ その後、新しい土地の開発に乗り出し、数百人規模の移民をそれぞれ送り出したようである。
┗━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┛

┌─┬──────────────────────┐
|摸|アルトピアニ王国                           |
├─┴─┬────────────────────┘
│国  王|シギ ・ ウルテ                55才
├───┴───┐統:04 武:96 知:87 政:90 魅:42
├───┬───┴────────────────
│提  督|マシキ ・ カムテ               67才
├───┴───┐統:94 武:70 知:11 政:41 魅:86
└───────┴────────────────

161 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/04/11(土) 23:23:09 ID:g4pOyhKU0
 ログスト島 現在の地形

−α−β−γ−δ−ε−ζ−η−θ−ι−κ−λ−μ−ν−ξ−ο−π−ρ−σ−τ−υ−φ−χ−ψ−ω−/
┌─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┬─┐−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│1
├─┏━━━━━━━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┏━━━━━━━━━━━━━┓─┼─┼─┤−
│〜┃山│山│山│山│山│凍│凍│凍│村│凍┃〜│〜│〜┃山│山│山│村│山│山│山┃〜│〜│〜│2
├─┃─┌───────┘─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┏━┛─┌───────────┗━┓─┼─┤− 冷帯
│〜┃火│  │  │  │  │村│凍│凍│凍│凍┃〜│〜┃山│山│  │  │林│村│林│森|村┃〜│〜│3
├─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┃─┼─└───┐─┼─┼─┼─┌─┃─┼─┤−
│〜┃山│  │  │  │  │林│林│林│林│  ┃〜│〜┃山│山│山│山│  │  │  │林│山┃〜│〜│4
├─┗━┓─┐─┼─┼─┼─┼─┼─┼───┃─┼─┗━━━━━┓─│─┼─┌───┘─┗━┓─┤━━━
│〜│〜┃山│村│林│  │  │  │林│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃山│; ; │村│山│山│山│山┃〜│5
├─┼─┃─│─┼─┼─┼─┼─┼─│─┏━┛─┼─┏━━━┓─┃─└─┐─└─────┐─┃─┤−
│〜│〜┃山│林│林│林│  │  │林│山┃〜│〜│〜┃  │  ┃〜┃火│山│; ; │  │林│林│山┃〜│6
├─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─└─┗━┓─┼─┃─┐─┃─┗━┓─└─┐─┼─┌─┘─┃─┤−
│〜│〜│〜┃森│林│森│林│村│  │  │山┃〜│〜┃鉱│村┃〜│〜┃山│山│  │村│山│山┃〜│7
├─┏━┓─┃─┼─┏━━━━━━━┓─└─┃─┏━┛─┘─┗━━━┛───´_,───┘─┌─┃─┤−
│〜┃森┃  ┃森│森┃〜│〜│〜│〜┃  │  ┃〜┃  │  │  │: : │: : │: : │: : │山│山│山│  ┃〜│8
├─┗━┛─┗━━━┛─┼─┼─┼─┗━┓─┗━┛─┼─┼─┼─┼─┼─┼─│─┌───┘─┃─┤− 温帯
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜┃  │  │  │  │  │  │: : │: : │  │山│  │  │  ┃〜│9
├─┼─┏━━━━━━━┓─┼─┼─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─└─┘─┼─┏━┛─┤−
│〜│〜┃山│山│山│火┃〜│〜│〜│〜│〜│〜┃村│  │  │  │  │  │  │  │林│林┃〜│〜│10
├─┼─┃───┐─┼─┗━━━┓─┼─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜│〜┃林│  │山│山│山│山┃〜│〜│〜│〜│〜┃林│林│林│林│村│林│林│林│森┃〜│〜│11
├─┏━┛─┼─└───────┗━━━┓─┼─┼─┗━┓─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┼─┤−
│〜┃森│林│林│  │  │  │  │  │  ┃〜│〜│〜│〜┃林│森│森│森│森│林│林│林┃〜│〜│12
├─┃─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┼─┃─┏━━━┓─┗━━━━━┓─┼─┼─┼─┼─┗━┓─┤━━━
│〜┃森│森│林│  │村│  │  │  │  ┃〜┃  │  ┃〜│〜│〜│〜┃森│森│森│林│林│山┃〜│13
├─┃─┼─┼─┏━━━┓─┼─┼─┼─┃─┃─│─┗━━━┓─┼─┗━┓─┼─┼─┼─│─┃─┤−
│〜┃森│森│林┃〜│〜┃林│林│林│林┃〜┃  │  │  │村┃〜│〜│〜┃森│森│林│林│山┃〜│14
├─┃─┼─┼─┗━┓─┗━━━━━┓─┃─┗━┓───┐─┗━━━┓─┃─┼─┼─┌─┘─┃─┤− 熱帯
│〜┃森│森│森│林┃〜│〜│〜│〜┃林┃〜│〜┃山│山│森│森│森┃〜┃森│森│森│山│山┃〜│15
├─┗━━━━━━━┛─┼─┼─┼─┗━┛─┼─┗━━━━━━━━━┛─┗━━━━━━━━━┛─┤−
│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│〜│16
└─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┴─┘−

162 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/04/19(日) 00:42:54 ID:G5gWkqnz0






  ,. '  ̄ `ヽ    .,. '  ̄ `ヽ     ./ ̄ ̄\__/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄
 /  ̄ ̄`ヽ   ',  /::゙■■■■',   ./ ̄ ̄ ̄\_____/ ̄\_____/ ̄\
 ! (二)-  }.:. l | !■■      l / ̄\___/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄\_
  、__ _,ノ.;/,.'  、.゙■■  ■,'..○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ヽ . _ ..,. '  ̄ `ヽ、. _ .. ' ..┃ROGUSTO / STORY/ OF/
      / .|\_/| ',━━━━○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      !....|磊盾都| l / ̄\ !|\    |  ̄| ̄ / ̄\   ̄| ̄ | ̄\  ̄| ̄
     /、|\_/| ,' .|    | |  \  |   |   |   _   |   |_/   |
    /  .゙ヽ . _ .. ゙'  \_/ !|    \| _|_ \_/  _|_ |  \ _|_
   ○━━━━━━━━━━━┳━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
   ┃38:自由は黙し・第一話 :┃30年3月
   ○━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




.

163 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/04/19(日) 00:43:38 ID:G5gWkqnz0
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  ................................................................................................................................

      .........................................................                   .......................................  .................

                        /三三三三三三串三三三三\
                       ..|;;l|二二二二二二|ll:|二二二二|::l|
                       ..|:::|         .|l::|        |ll;|
                       ..|ll;| |三三三|    .|;l:|        |l::|
                       ..|::l| (・_・ )    |:;l|        |;:l|
                       ..|ll:| (    )  ...|ll:|        |;l:|
           |三三三|        |l;:|三三三三三三|ll:|三三三三|:;l|
          (ヽ(´д` )        .|;ll|三三三三三三|;:l|三三三三|ll:|_
          ヽ(    )       |::l| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|;;l| ̄ ̄ ̄ ̄|:::|\|
V/V/V/V/V/VV/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/ V/V/V/V/V/VV/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
| || || || || || ||||  || || || || || || || || || || || || |  || || || || || ||||  || || || || || || || || || || || || |
;;:.. ..,,., ..,;;iルv,... ..,;;:;';,,.. ..,.,, ..,.,;;:: .,,.:;: ..,.,wiレノvv;,... .,, ;::,,:;' ,,.., .,,, .;;;;:, ..,.. ...,..,;; :;:,::,, ..,. :;;, ::;.,, ..,,.:.,
    . .;. . .  ,;;:.';'"" '  .,     .      . .;'' ' .   ' ; :'    .     |三三| ,
                                  ___       (,,゚Д゚)
                                    ̄ ̄ ̄     / つつ
                                  ___     ( ,,つ
                                    ̄ ̄ ̄     (/
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ログスト暦30年3月11日。                   :|
||| 北西の平原に展開していた監視軍より伝令が走った。 ::::::|
|」_________________________|

164 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/04/19(日) 00:44:50 ID:G5gWkqnz0
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::......................................     ....................................  ..................::::::'''':;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
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::::::::::::::......................................                 ............................................... .'''''''''''.....................................
  ................................................................................................................................

      .........................................................                   .......................................  .................

       「北鬼の使節、五十を超す数で南下中、
                      オニギリ人の姿を確認…。」


                .    |三三|
          ___       (,,゚Д゚)
            ̄ ̄ ̄     / つつ
;;:.. ..,,., ..,;;iルv,...,;:.___ ,wiレノvv( ,,つ.,wiレノvv;,... .,, ;::,,:;' ,,.., .,,, .;;;;:, ..,.. ...,..,;; :;:,::,, ..,. :;;, ::;.,, ..,,.:.,
    . .;. . .  ,;;:.' ̄ ̄ ̄     (/.      . .;'' ' .   ' ; :'    . .        ,

165 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/04/19(日) 00:46:18 ID:G5gWkqnz0

             ●

             ●

             ●

             ●

             ●

             ●

166 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/04/19(日) 00:49:26 ID:G5gWkqnz0
 ,――───────────────────────────────
│我々アフォシリア王国は此処に七名の虜囚の返還を宣言し、
│盆地村に友誼を求めんとするものである。
│ついては互いの国民の相互通行自由及び保護を提案したいが、如何かな。
 '────v────────────────────────────
 ,――─────────────────────────
│我々はあなた方の奪った命を忘れることは出来ません。しかし、
│これ以上の血が流れぬよう祈ることは成し得ましょう。
│どうぞ我がオニギリ人の友として、末永き友好を…
 '─────────────────────v─────
 ,――────────────────────────
│…ありがとう。我が種族を代表してその判断に感謝しよう。
 '────v─────────────────────

                           __
           <:::::■::::>。         〈::文__ 〉
           ( ´Д`)ii / ̄ ̄ ̄\ (゚∀゚、_/⌒`、
          ∧∧:::::l´i`)/    .   \:l: ⊂====⊃
         (*゚ -゚)   /     .     \ (´ー` )_
      <∧:::0:>。人) ./             \(::l:::〈_文::〉
      (*゚ー゚) ii /                \  (´д` )
      (:::l´i`l:)/                   \.l:::::l:::::)
      _i_ヽiヽ|三三三三三三三三三三三三三三三l/ /~ l l
      | し'し    |_________|    〈_(__)

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| お互いを傷つけあって邂逅した二つの民族は、::::|
||| 初めて互いを認識し、手を取り合った。      |
|」_____________________|

167 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/04/19(日) 00:50:08 ID:G5gWkqnz0
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 雰囲気が幾分和やかになったところで、  ::|
||| 話題は互いの疑問へ転じた。         :|
|」___________________|
 ,――───────────────────
│ところで、ラーラロ執政官は今日はご不在か?
 '─────v───,――──────────────────────
             │ああ、申し訳無い。彼女は心の臓を悪くしておりまして…
 ,――──────`────────────v───────────
│左様であったか。お見舞い申し上げると伝えて欲しい。
 '─────v──────────────────
             ,――─────────────────────
            │承りました。…私からも、一つ。
            │そちらの彼は如何なる処遇をうけているのですか?
 ,――──────`──────────────────────
│わ、私は…私は高原の王に虜囚の身から取り立て頂きました。
│私は…彼の王の臣であります。
 '─────────v──────────────

                           __
           <:::::■::::>。         〈::文__ 〉
           ( ´Д`)ii / ̄ ̄ ̄\ (゚∀゚、_/⌒`、
          ∧∧:::::l´i`)/    .   \:l: ⊂====⊃
         (*゚ -゚)   /     .     \ (´ー` )_
      <∧:::0:>。人) ./             \(::l:::〈_文::〉
      (*゚ー゚) ii /                \  (´д` )
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      _i_ヽiヽ|三三三三三三三三三三三三三三三l/ /~ l l
      | し'し    |_________|    〈_(__)

168 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/04/19(日) 00:52:08 ID:G5gWkqnz0
                   ,――───────────────
                  │……なるほど…、御名を伺っても?
 ,――──────────`────────v────────
│は……カルド・ガートークと申します。
 '────────v─── ,――───────────────────────────
                  │良き名です。二つの民族の掛け橋となる活躍を期待致しましょう。
 ,――──────────`────────────────────────────
│…は、ありがたきことに御座います。
 '────────v────────


                           __
           <:::::■::::>。         〈::文__ 〉
           ( ´Д`)ii / ̄ ̄ ̄\ (゚∀゚、_/⌒`、
          ∧∧:::::l´i`)/    .   \:l: ⊂====⊃
         (*゚ -゚)   /     .     \ (´ー` )_
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      (*゚ー゚) ii /                \  (´д` )
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      _i_ヽiヽ|三三三三三三三三三三三三三三三l/ /~ l l
      | し'し    |_________|    〈_(__)

169 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/04/19(日) 00:52:51 ID:G5gWkqnz0

 ,――──────────────────────
│では、これといって何も無い村ですが、どうぞごゆるりと。
 '─────────────────────v──


                           __
           <:::::■::::>。         〈::文__ 〉
           ( ´∀`)ii / ̄ ̄ ̄\ (゚∀゚、_/⌒`、
          ∧∧:::::l´i`)/    .   \:l: ⊂====⊃
         (*゚ -゚)   /     .     \ (´ー` )_
      <∧:::0:>。人) ./             \(::l:::〈_文::〉
      (*゚ー゚) ii /                \  (´д` )
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      _i_ヽiヽ|三三三三三三三三三三三三三三三l/ /~ l l
      | し'し    |_________|    〈_(__)

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 盾王は会議を締めくくり、互いに退出した。 :::::|
|」______「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
            ||| 第二次使節団は、その一週間後に帰途についた。   |
            |」_______________________|

170 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/04/19(日) 00:54:16 ID:G5gWkqnz0
                     .|    |
                     .|    |
 ,――───────────|    |
│あの執政官が逃げたのって   |    |
 '─────────────|    |
 ,――───────────|    |
│もう何年経ったかなぁ     ...|    |
 '─────────────|    |
                     .|    |
   |三三三|    |三三三|   ....|    |
 /( ´∀`)   (・∀・ )\  ..|    |
   (    )   (    )   ...|    |
   | | |    | | |    .|    |
   (__)_)   (__)_)  ......|    |
                     .|    |           .∧∧
                     .|    |           (*゚ -゚)
                     \ ..|          /^ 人 )
                      \|         .(ニl|- |
                         ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/,,_(,/ `J_,> ̄ ̄ ̄

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 「ラーラロは数年前に逃亡した」…兵舎の隅に宿泊していたローグの中に  ::::|
||| そんな話を聞いた者が居たらしいが、真偽の程は定かでない。          :|
|」_________________________________|

171 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/04/19(日) 00:55:03 ID:G5gWkqnz0


 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\
 ̄ ̄ ̄ ̄\  \
          \  \___________________ _ _  _   _  _   _
            \____________________ _ _  _   _  _   _
                              \___________ _ _  _   _  _   _
               To Be Continued ─────
                      / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
                  / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
                /  _________________ _ _  _   _  _   _
              /  /
            /  /
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____/  /
_____/


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172 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/06(水) 22:54:49 ID:O/3YzbvL0






  ,. '  ̄ `ヽ    .,. '  ̄ `ヽ     ./ ̄ ̄\__/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄
 /  ̄ ̄`ヽ   ',  /::゙■■■■',   ./ ̄ ̄ ̄\_____/ ̄\_____/ ̄\
 ! (二)-  }.:. l | !■■      l / ̄\___/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄\_
  、__ _,ノ.;/,.'  、.゙■■  ■,'..○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ヽ . _ ..,. '  ̄ `ヽ、. _ .. ' ..┃ROGUSTO / STORY/ OF/
      / .|\_/| ',━━━━○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      !....|磊盾都| l / ̄\ !|\    |  ̄| ̄ / ̄\   ̄| ̄ | ̄\  ̄| ̄
     /、|\_/| ,' .|    | |  \  |   |   |   _   |   |_/   |
    /  .゙ヽ . _ .. ゙'  \_/ !|    \| _|_ \_/  _|_ |  \ _|_
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   ┃39:自由は黙し・第二話 :┃30年6月
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173 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/06(水) 22:55:30 ID:O/3YzbvL0
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  _ミ ,,゚_')==と^ 人 )  _ミ ,,゚_')==と^ 人 )   <:::::]:|_[::>   <:::::]:|_[::>
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 彼らは、自由を手にしたことにより、或いは不自由になったのかもしれない。  :::|
||| アフォシリアからの帰還を果たした者達の意識には、空しいものがあった。  ::::::|
|」__________________________________|

174 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/06(水) 22:56:13 ID:O/3YzbvL0

盆地村 中央市場
━━━━━━━━━ _____,,_
_______________\
________________\
___________________,,,,、‐──────´
;:;::;:;:;:;:;:;:;:;:;::;::;:;::;:;::;::;:;::;:;::::::::::::;::::::;:::::::::.:::.:.::.:.
 ,――────────────────────────
│ちょうど娘への土産にと思ったんじゃが、余ってしまってのぉ。
 '───────v──────── ,――───────────
;:;:;:;::;:;:;::;:;::;:::;:;;;;;:;:;:;:;:;:.;::::::.::::::::.::.:.::.:.::.:.:.::.:.:..:│素晴らしい品々ですねぇ…
;:;::;:;:;::;::;:;::;:;::;::;::;:;::;::;:;::;::::::::::::.::.:.:.:.:.::..:.;:.:::.   '─────v──,――───────────────
;:;:;:;::;:;:;::;:;::;:::;:;;;;;:;:;:;:;:;:.;::::::.::::::::.::.:.::.:.::.:.:.::.:             │資研の連中に売れば幾らでも出すな…
;:;:;:;:;::;;::;:;:;:;:::;:;:::::::.::::.::.::::::.:::::.:.::.:.::.:.:.:...                '─────────────────
;:;;(:::::::■::::);;:;:;:;;.(:::::::■::::).::.:.:....                            ○
:;:;( ・Д・):;:;:::::.( ´∀`).::........              /■\         о
 <:::::]:|_[::>  <:::::]:|_[::>    ×  +        ▽∀` )  /■\ 。
  |::::::|:::::|    |::::::|:::::|       ⊂ニ⊃.▽▽   Oと   )  (∀`  )
 (__)_)   (__)_)    + ⊂ニ⊃⊥⊥    ( (  ̄) (つ ⊂ )
   。                                  (  | │
    0                                  (__(__)
     ○
 ,――──────────────────
│王国の貴族の間では当たり前だったのに…
│随分とレベルが低いんだな…
 '────────────────

   ワイワイ                  ガヤガヤ
  /■\  /■\ /■\      /■\ /■\ /■ヽ
 (  ´∀) (∀・  )(∀゚  )     (,,,  '∀)(  ’∀)(д゚ )
 (    ) (    )(    )     (     ) (    )(   )
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 彼らの愛すべき故郷は、彼らを捕らえた王国よりも立ち遅れていた。           ::|
||| 余分な馬や食器を取引して莫大な財を得ることが出来た事が何よりの証拠であった。:::::|
|」_____________________________________|

175 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/06(水) 22:56:56 ID:O/3YzbvL0
;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;::::::::::::::::::::::::::::::;;;;;
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::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::::......................................     ....................................  ..................::::::'''':;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;;
:::::::::::::::::::::::::::::::.....................................................  .................................................................... .................................::::::::::::::::::
::::::::::::::......................................                 ............................................... .'''''''''''.....................................
  ................................................................................................................................
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| アフォシリア王国内での戦後処理や軍政に関わってきた彼等は、   |
||| 決して取引で得た財を無駄にはしなかった。              ::|
|」_____________________________|

                        /三三三三三三串三三三三\
                       ..|;;l|二二二二二二|ll:|二二二二|::l|
                       ..|:::|         .|l::|        |ll;|
                       ..|ll;| (:::■::::::::)    |;l:|        |l::|
         _                  |::l| (・∀・ )    |:;l|        |;:l|
        /\\             |ll:| (    )  ...|ll:|        |;l:|
   /■\/   ̄              ... |l;:|三三三三三三|ll:|三三三三|:;l|
   ( ´Д`) ヽヽ_             .....|;ll|三三三三三三|;:l|三三三三|ll:|_
   (  つつ――|::::| ザックザック    ::|::l| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|;;l| ̄ ̄ ̄ ̄|:::|\|
V/V/V/V/V/VV/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/ V/V/V/V/V/VV/V/V/V/V/V/V/V/V/V/
| || || || || || ||||  || || || || || || || || || || || || |  || || || || || ||||  || || || || || || || || || || || ||
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|..,.,wiレノvv;,... .,, ;::,,:;' ,,..,
||| 彼等は盆地村の農民から財と引き換えに土地を買い上げ、:::|
||| 小作人として農民を雇い、「農奴制度」を始めたのである。 :::|
|」__________________________|

176 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/06(水) 22:57:38 ID:O/3YzbvL0

 ,――─────────────────
│向こうの国の文化、技術、なんでもいい。
│語って聞かせてくれないか。
 '───v────────────
 ,――──────────────────────────
│単刀直入に申しましょう。向こうは我が村よりも遥かに進んでます。
│比べる余地も無いぐらいです。もう雲泥の差です。はい。
 '───────────────v──────────

     /⌒`、
    ⊂====⊃
   |~~( ´ー`)             (:::■::::::::)
   | ( ||H||つ            (・∀・ )
   |  、 ┐┐            <::]_|:[:::::>
   三三| ::l |             /:::/::::::::)
   ||  |〈_.〉__〉           (__(___□]]

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 又、盾王から王国の情勢を教えるように請われ、彼等は有りのままを語った。  :|
||| 曰く、「この村などより王国の方が進んでいる」と。                 ::::::|
|」__________________________________|

 ,――──────────────────
│…そうか、そんなに進んでいるのか。
│すまないが、仔細まで細かく俺に教えて欲しい。
 '───v────────────────
 ,――────────────────────────────
│勿論です。王の望みとあらば、我が知識など幾らでも差し出しますよ。
 '───────────────v──────────────

     /⌒`、
    ⊂====⊃
   |~~(;´ー`)             (:::■::::::::)
   | ( ||H||l)             (・∀・ )
   |  、 ┐┐            <::]_|:[:::::>
   三三| ::l |             /:::/::::::::)
   ||  |〈_.〉__〉           (__(___□]]
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 盾王が内心非常に困惑したのは言うまでも無いだろう。                  :::::|
||| 三村が未だに「国家」としての体制を整えない現状では、無理の無いことではあった。  :|
|」_____________________________________|

177 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/06(水) 22:58:51 ID:O/3YzbvL0

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 彼等は盾王に様々な知識を授けた。 ::|
|」_________________|

     /⌒`、
    ⊂====⊃
   |~~( ´ー`)             (:::■::::::::)
   | ( ||H||l)             (・∀・ )       (::::■:::::::)
   |  、 ┐┐   __      <::]_|:[:::::>      (´∀` )
   三三| ::l |   〈文__::〉     /:::/::::::::)      と[::]:|_[:::::]つ
   ||  |〈_.〉__〉  ( ・ω・)     (__(___□]]       |::::::|:::::|
            {∪}: : : l                 (_(__)
             |  | |
            .(::::::)::::)

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
|`‐‐‐‐‐‐‐'`‐‐‐‐‐‐‐'`‐‐‐‐‐‐‐'
|      .|      .|      .|
| History | History .|.History |
|  Of . ..|  Of . ..|  Of . ..|  .| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
| The ..  | The ..  | The ..  |  .| 三月
| Basin  | Basin  | South | .....| 1 2 3 4 5
|      .|      .|      .|  .| 6 7 8 9 10
| vol.1  | vol.2  | vol.1  |  .| 11 12 13 14 15
| The   | Scutum |  The  | .....| 16 17 18 19 20
| founding.| Berg   | founding.|  .| 21 22 23 24 25
|      .|      .|      .|  .| 26 27 28 29 30
|      .|      .|      .|  .|
|      .|      .|      .|  .|
`‐‐‐‐‐‐‐´`‐‐‐‐‐‐‐`‐‐‐‐‐‐‐´  |
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 歴史記録、暦法制定、今日我がおにぎり族の生活に欠かせないこれらは、      |
||| 帰還虜囚が盾王に授けた知識を元に盾王が作り出した物だと言われている。    :|
|」___________________________________|

178 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/06(水) 22:59:37 ID:O/3YzbvL0

     /⌒`、
    ⊂====⊃
   |~~( ::::::::::)             (:::■::::::::)
   | ( ||H||l)             (::::::::::: )       (::::■:::::::)
   |  、 ┐┐   __      <::]_|:[:::::>      (::::::::::: )
   三三| ::l |   〈文__::〉     /:::/::::::::)      と[::]:|_[:::::]つ
   ||  |〈_.〉__〉  ( :::::::::::)     (__(___□]]       |::::::|:::::|
            {∪}: : : l                 (_(__)
             |  | |
            .(::::::)::::)

「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 一度は虜囚となる憂き目を見た彼等は、                       |
||| 新たな富をその手に戴き、新たな知識をおにぎり族へ齎したのであった。   |
|」_________________________________|

179 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/06(水) 23:00:19 ID:O/3YzbvL0


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                    \
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              /    「 自 由 は 黙 し 」 終 了   ! i ! i ! !  i   !   !
            /
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄



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180 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/09(土) 23:55:10 ID:ya6d20980






  ,. '  ̄ `ヽ    .,. '  ̄ `ヽ     ./ ̄ ̄\__/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄
 /  ̄ ̄`ヽ   ',  /::゙■■■■',   ./ ̄ ̄ ̄\_____/ ̄\_____/ ̄\
 ! (二)-  }.:. l | !■■      l / ̄\___/ ̄ ̄\_____/ ̄ ̄ ̄ ̄\_
  、__ _,ノ.;/,.'  、.゙■■  ■,'..○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
  ヽ . _ ..,. '  ̄ `ヽ、. _ .. ' ..┃ROGUSTO / STORY/ OF/
      / .|\_/| ',━━━━○━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
      !....|磊盾都| l / ̄\ !|\    |  ̄| ̄ / ̄\   ̄| ̄ | ̄\  ̄| ̄
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    /  .゙ヽ . _ .. ゙'  \_/ !|    \| _|_ \_/  _|_ |  \ _|_
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   ┃40:冱て墜ちる星・第一話  ┃30年11月
   ○━━━━━━━━━━━━┻━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━




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181 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/09(土) 23:56:07 ID:ya6d20980

                                            ` 、  '
                                          ‐―  ○ − ‐
                                           , ' ヽ
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                                         , '

           /`、   /\
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     ,,、~       `、      、,,‐‐''~   `、
    _‐''          ''‐、,,,,、‐''''~        \
_,,、‐''~               ~''、          ''‐、_  __ _ _   _  _ __   _
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i;i;i;l;i;i;i;i;i;ili;il;il;il;i;ilil;il;i;i;i;i;i;il;il;i;i;il;l;i;il;i;i;i;lilil;ili;il;il;i;i;lil;l;i;i;lil;ili;i;li;li;li;li;li;i;lilil;;;ili;lil;i;lili;lil;il;lili;il;li;i;i;lil;il;i;i;lil;;li;lil;i;lil;;ili;lil;il;li;
il;il;il;ili;lili;ill;il;il;i;lili;lil;il;lil;i;ili;il;il;il;i;ilil;il;i;i;i;i;i;il;il;只 冂:;:;;::;:;:;:;:幵冂;:;:;;:只 皿il;i;lili;lil;il;lili;il;li;i;i;lil;i;il;i;li;l;il;l;i;i;lil;i;l;il;il;il;u;l
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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| ログスト暦30年11月、冴え渡るような冬であった。::::::|
|」_______________________|

182 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/09(土) 23:56:54 ID:ya6d20980

  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |
  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |  |
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コニiニニiニニiニニiニニニiニiニニニiニニiニニニiニiニニiニニiニニiニニiニニニiニニiニニiニニiニニiニニiニニiニニiニニ
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 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄   ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄,,...,,  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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                 ガラーン             v v,,
;"',,                                   ;"',,
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 常に温暖な南方村もこの時ばかりは冷え込んでいた。   :|
||| 人々の往来は絶え、街は静まりかえっていた。       :|
|」_________________________|

183 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/09(土) 23:57:48 ID:ya6d20980
:..   . :.  .. .                        . ... . . .::..  :.
      .,.;:;::'''""""''''''''"''''"'''''''''''''''':;:;:'''""''''"":;:;''"'';:;,.,.,      . ... . . .
  _...:;;:''"'"     ""''''''''':::::......"""''''''"""''''…   ,.;:.,..,;:;:;:,.,._, ...,,,...,,,,,,,
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                  ,,-‐''"´'':、,,                ,,_,__
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           '"' "'`'::',:'':';:;                   "'`'::',:'':';:;..,"'':';:;.`'::',:'':';:;...,..,
',:'':';:;..,"'`',:'':'`::'::''::',:'':';:;..,"'`,:'':'`::       ##〉    i  ,           '::',:'':'::',:'':';:;..,"'`::'
"'''.''' "'''             ::'::',:'   ノホ##ヨv# ノし'l                 ':'`'"'
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        ',:'':';:;..,"'`',:'':'`::'::''::',:'':';:;..,"'`,:'':'`::   ドドドドド
        "'''.''' "'''             ::'::',:'
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| だが、往々にして静寂は容易く破られるものである。   |
||| 白昼堂々、南方村へ進攻しつつある軍勢があった。 ......|
|」________________________|

184 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/09(土) 23:58:30 ID:ya6d20980

───=─            =────   ───        ────=───
   ────=  ─=───                 ──=─── ──
 ───=──                      ───  ───   ──=────

               /三三三/|三三三三三|\
             /三三三/三|三三三三三|三\
                |l|    |l| /□ヽ   .|l|
                |l|    |l| (゚∀゚ ).||  |l|
                |l|    |l| ( ┌─||  |l|
                |l|    |l| ((│_||  |l|
   ./★ヽ/★ヽ/     /三三三/三三三三三三\  /★ヽ/★ヽノ
□二□二(。∀゚ ) 二二二二二二二二二二二二二二二二二二(。∀゚ ) 二二二二二二|  ( ::
  ⊂ 三⊂ 三=    ( ::                ⊂  ⊂ 三=    (   ⌒  ::
   (    (    = (  ::(  ⌒ '⌒::         (   (    \  (  ⌒ ' ⌒::
 ..   し⌒丶し⌒丶 )  (⌒' ⌒'              し⌒丶し⌒丶 )   ( ⌒' ⌒

─────=──        ────        ──=──────
     ───=    ────=─────       ───    ────=──
───=──     ───=───        ────     =──
「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| その中心で輿に担がれているのは、    :|
||| 白面の狂魔術師、ティートマであった。 ::::|
|」__________________|

185 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/09(土) 23:59:11 ID:ya6d20980


「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 何処から掻き集めたのか、千人程の軍勢を操っていた。     :|
||| 中には北鬼の民も見え隠れする、彼の新たな手勢であった。::::::|
|」___________________________|

          /★\  /★ヽ  /★ヽ /★\  /★ヽ/★\
      ./★ヽ ./★\ ∧∧ /★ヽ  /★\  /★ヽ ∧∧ ∧∧
      (:;:д::) (:;:;:;::::;:;:;) (゚;::;::゚) (:;;д゚)  (;:;゚Д゚:;:)  (::;Д゚) .(:;ペ) .(;:;;:;:::)
     /★\;:) (;:∧∧:) /★ヽ(:;;;;;/★\;:::;::/★ヽ (;;;::;:;/★\ (;:/★ヽ
    (;##д:;:)  |(;:;:::;゚:)  (:;:::;:;:;)|;:;;(:;:;:;:゚Д:) (:;;:゚:;::゚) |:;;:;;(#;:;;Д゚:) .(:;д:;)
    (:;;/★\ /★ヽ)  /★\  /★ヽ:) (:;/★\ (:;:;/★ヽ  (:;:;:;;:;:)
     (:;;:;:∀:;;).(:;д:;)  (:;:;д`:;;) (。∀:;:)   (;:;:;Д。) |:;:(:;。Д)  |:;:::;::|
   /★ヽ /★ヽ /★\ /★ヽ /★\ /★\ ./★ヽ /★\ /★\
  .(゚д#) .(;;;д゚) (:;:;:;:Д;:).(:;0゚;:::) (:;:´Д#)(;##д:;:) (:;;:д:) (:;::;Д゚:;).(;#:;;:;:;;゚;)
  と;::;;;;;;;) (;::;:;::つ (;:;:つと:) (;:::::;:::) (:;:;:::;::;::)(::;;::;:;;:;:;) (:;;:;;:;つ (;::;:と;:;;:)(;:;;:;:;:;:;:;つ
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186 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/10(日) 00:00:00 ID:+3qwBNwO0


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「| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|
||| 南方村は、嵐の前の静けさに包まれていた…  |
|」_____________________|

187 :白茶  ◆SIROEqquJ6 :2009/05/10(日) 00:00:42 ID:ya6d20980


                                    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
                                  /    / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄  ̄  ̄   ̄    ̄   ̄    ̄
                                /    /
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               To Be Continued ─────
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188 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/17(日) 21:52:20 ID:ZFcCfdnZ0



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 |l|            初めの一週間は、空虚な日々だった。             |l|
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ニニニニ|; |ニニニニニニニ|; |ニニニニニニニ|; |と[::::]_|:[::>
ニニニニ| ;|ニニニニニニニ| ;|ニニニニニニニ| ;|  |:::::|::::::|
ニニニニ| :|ニニニニニニニ| :|ニニニニニニニ| :| (__)_)
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 |l|           十数年ぶりに故郷へ帰ったカルドが見たのは、            |l|
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 |l|              大きく変貌した盆地村の姿であった。              |l|
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189 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/17(日) 21:53:35 ID:ZFcCfdnZ0
 ┌───────────────────────
 │ 噂によると、同盟軍の兵力は1000を超えるって……。
 │ それに半島村の兵士はなんかすごい鎧を着ていて、
 │ この前の戦いでは全く歯が立たなかったって……。
 └┬─────────────v────────‐
   | これは、ラーラロ様も終わりかも知れないね。
   |あの人はちゃんと帰ってくるかしら……不安ね。
   └────v────────────────
         _________
         / / / / / / ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∞ ∞ ̄ ̄ ̄
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       (; ‘ -‘)   8 |:;l|  8- ゚;)              (´д` )
       (  つ###ノ 8 .|ll:|  と   )              (     )
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       (__)_)l ̄l ̄ ̄l ̄l し'`J   ヽ####ノ       (_(__)
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 |l|               かつて、紅玉同盟との戦について              |l|
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 |l|               語り合っていた井戸端の女達は、               |l|
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┌─────────────────────
 │ 最近見ないね、あの変な帽子の悪夢教徒たち。
 └┬─────────────────v──‐
   | 数年前にあの人らがフルボッコにしたからね。
   |新しい隊長さん、十武門さんも優秀らしいし。
   └────v───────────────
          _________
         / / / / / / ヽ ヽ ヽ ヽ ヽ
          ̄ ̄ ̄ ̄ ̄∞ ∞ ̄ ̄ ̄
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       | | |.| ̄ ̄| ̄ ̄| 〜(,,  (゚ー゚*)        |:::::|::::::|
       (__)_)l ̄l ̄ ̄l ̄l    し'`JU###ノ        (_(__)
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 |l|               「ティートマ」なる人物が率いる、              |l|
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 |l|            謎の奇妙な集団との戦いを語っていたし、             |l|
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190 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/17(日) 21:54:17 ID:ZFcCfdnZ0


           /■ヽ
          (゚∈゚ )
        ノ⌒V ⌒ヽ
       < -|   ト >
         `ミ   彡´     |三三三|     |三三三|     |三三三|
         |\/i      (・Д・ )\    (゚Д゚ ,,,)\   (´Д` )\
          | ノ | .ノ      〈|iii□iiii|〉〉    〈|iii□iiii|〉〉   〈|iii□iiii|〉〉
           | ) lソ      〈||||〈||||`l     〈||||〈||||`l    〈||||〈||||`l
        彡ヽ ヽミ      〈_〈__〉       〈_〈__〉    〈_〈__〉

      /■\
    (    ´)
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 |l|              バウェツを先頭に町を練り歩いていた             |l|
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 |l|               変わらぬ武装の盆地村の兵士たちは、          |l|
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         __ 
        〈;武/\      |三三三|     |三三三|     |三三三|
        ( -∀-)    /)・∀・ )\   /)゚∀゚ ,,,)\  /)´∀` )\
        (  ∽ )     ヽ|iii□iiii|〉〉    ヽ|iii□iiii|〉〉   ヽ|iii□iiii|〉〉
        /  ハ ヽ     〈||||〈||||`l     〈||||〈||||`l    〈||||〈||||`l
       .(__ノ j__)    〈_〈__〉     〈_〈__〉    〈_〈__〉

     (::::::::::::::::)
    (    ´)
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 |l|              今では見知らぬ武官に付き従っており、               |l|
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191 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/17(日) 21:55:00 ID:ZFcCfdnZ0


                      /■ ( ̄00)
                     (::::〈д|/* −)
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                         (_/`J
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 |l|         政庁には、その美貌と農政、策謀の手腕によって           |l|
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 |l|           盆地村を支配していたかつての主ではなく、              |l|
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         __                       __
        〈文__::〉 __    __    __   〈_文::〉
        ( ・ω・) 〈_文::〉 〈文__::〉   〈 __文::〉  ('〜` )
        {∪}: : : l  ( ´д`)  ( ´∀` )   (゚Д゚、_|)  .〈;;;;l;;;;;;;〉
         |  | |  (:::::l:::::l  (;;;;;;l;;;{∪}  ( ::l::  :)   l;;;;l;;;;;|
         . (::::::)::::)   |::::l;;;;|   |;;;;;|;;;;;|   |  | |   〈#_〈_#〉
              〈___〉__〉  (_/⌒`、  〈,,,,〈,,,,,〉
                     ⊂====⊃
                     ( ´ー` )
                     /( ||H|| )、
                   / |=| l
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 |l|          麦藁帽子の青年と、彼が登用した5人の部下が           |l|
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 |l|            先人達の夢の跡を忙しそうに歩き回っていた。             |l|
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192 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/17(日) 21:55:39 ID:ZFcCfdnZ0
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ill;ili;;;:..::.:.:::::.:.:..:.l;;ilil;;;..:.::.::.::;;;i;l;i:.::.:.:.:.::.:.:.;;;:.:.:.:.:.;;:.:.::.:;;;;;:.::.:;i;lillil:.:.:.:.::.:;i;li;l;;;;;:.:.:..:.::.:.::..:;l;i;l;i;;;;:.:::.:.
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  :::.: 冂 口円 円冂冂 口口 囗囗 口冂円 冂回 □ 回.::冂円 口口円 冂囗 凵口冂
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 |l|          ……殆ど、何もかもが変わったと言っても良い。           |l|
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 |l|           指導者、町並み、目標、そして人の心さえも。           |l|
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 |l|             十数年の時は、あまりに長過ぎたのだ……。             |l|
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 |l|          そんな、変わり過ぎた故郷において、カルドの              |l|
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 |l|            夢は、少しずつ変わり始めていた……。                 |l|
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193 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/17(日) 21:56:20 ID:ZFcCfdnZ0




   ∧∧                  新生ログスト島
━ (*゚ー゚) ━===========================━━━━━

   (`ー―---, (`ー――----,              i'ヽ  i´|   (`ー―---,
     ̄ ̄´/ /   ̄ ̄ ̄`ー, ノ    (`ー,     ,-、  ||  | |     ̄ ̄´/ /
       i`/        ノ ノ       `(`ー,   ノ ノ   l_,,)   | |       i`/
        | |       //  =i|=      ̄  //       //       | |
       ノノ       `ー'    ,ノl|   (二二ニノ       ノノ       ノノ
                                       /-|- ノー-、 _ヽ_ ー,--
                                      -l‐  ノ ノ |   ニニ  -ノ┐
                                     |   .ノ ノ  l二二l 、三三,
         ,、   ト、ト、    'l`
       //l\≧,,゚ w>,m   |    王の治世編 Part.10
       ⌒^⌒/E⌒lー―――――――――――――――――
           (^l:::::::|          カルド千里行
           ヽ`ー'ー―――――――――――――――――‐
             ̄ソ┌──┘    Episode - 38

              ―― 30年3月18日 山間盆地の村
━━━━━===========================━━━━━





194 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/17(日) 21:57:05 ID:ZFcCfdnZ0



          /■\
          ( ´∀`)
          ( つ[三]O
          人  Y
      ε= (_(__)
゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~゙^~゙^~゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙
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 |l|             終わりの一週間は、熱狂の日々だった。              |l|
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                        /三三三三三三串三三三三\
                       ..|;;l|二二二二二二|ll:|二二二二|::l|
                       ..|:::|         .|l::|        |ll;| オジカン ヨカデスカ?
                       ..|ll;| |三三三|    .|;l:|        |l::|
      ダレ アンタ?             ..|::l| ( ・_・)    |:;l|        |;:l| /■\
                       ..|ll:| (    )  ...|ll:|        |;l:|(´∀` )
            |三三三|             |l;:|三三三三三三|ll:|三三三三|:;l| へ と )
         (; ´д`)         |;ll|三三三三三三|;:l|三三三三|ll:|(__)ヽ
         (     )             |::l| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|;;l| ̄ ̄ ̄ ̄|:::|\|(__)
V/V/V/V/V/VV/V/V/V/V/V/V/V/V/V/V/ V/V/V/V/V/VV/V/V/V/V/V/V/V/
| || || || || || ||||  || || || || || || || || || || || || |  || || || || || ||||  || || || || || || || || || || |
;;:.. ..,,., ..,;;iルv,... ..,;;:;';,,.. ..,.,, ..,.,;;:: .,,.:;: ..,.,wiレノvv;,... .,, ;::,,:;' ,,.., .,,, .;;;;:, ..,.. ...,..,;; :;:,::,, ..,. :;;, ::;.,,
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 |l|         彼は、盆地村を駆け回った。一人でも多くの人に           |l|
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 |l|         盆地村の……いや、おにぎり族の歩みを聞く為に。          |l|
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195 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/17(日) 21:57:50 ID:ZFcCfdnZ0
                                      ┌─────
                                      │ 今北産業
      ┌────────────────    └──v──‐
      │   グレた魔術師が反乱起こした
      │      南方村でボコされた
      │    盆地村でもボコされた、以上。
      └─────────────v──‐
                  8 |l::| 8
        /■\    8 |;l:|  8                 /■\
       ( ‘∀‘)    8 |:;l|                ヽ ̄ヽ∀` )
       (  つ###ノ 8 .|ll:|     ,,.,,,.,./■ヽ         ヽ_ヽと )
       | | |.| ̄ ̄| ̄ ̄| 〜(,,  (*゚ -゚)          | | |
       (__)_)l ̄l ̄ ̄l ̄l    し'`JU###ノ        (_(__)
゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~゙^~゙^~゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙
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 |l|          かつて、彼の心を沈ませた盆地村の変化も、           |l|
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 |l|        今は興味深き研究対象として彼の心を湧きたて、            |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
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         |    ...:;;| ┌─────────────────
         |    ...:;;| │ 先代都督に付き従って半島村を
         |    ...:;;| │ 攻めた時の事が知りたい?よかろう。
         |    ...:;;| └───────v─────────‐
.      /■\|    ...:;;| /■\     /■\      /■\
    ( .*´∀`)     .. :;;| ( ・∀・)    ( ゙〈∀゙)    (´∀` )
    (     )    ...:;;| (     )    (   つ[□    (     )
/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾフ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ヾフ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ヾフ ̄ ̄ ̄\
ヾフ /■\      ヾフ  /■\(;; )   /■\ ヾフ    /■\  .\
   (   *‘)  (:: )   (    ) ヾフ (    ) ヾフ(:: )(    )    \
二二(    )二二二二二:(    )二二二(    )二二二二(    )二二二 |
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       以前は、それほど熱心に耳を傾けなかった老人達の           |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|       昔語も、一言一句聞き洩らさぬ程の決意を持って臨み、        |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

196 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/17(日) 21:58:34 ID:ZFcCfdnZ0
    __ 从                     __ 从
   〈文__::〉 て___从 _____从  _____从 〈_文::〉 て
   (;・ω・) 〈_文::〉て〈文__::〉 て〈 __文::〉 て (; '〜`)w
   {∪}: : : l  (;´д`)  (;´∀`)   (l_/゚д゚)  .〈;;;;l;;;;;;;〉
    |  | |  (:::::l:::::l   (;;;;;;l;;;{∪}  ( ::l::  :)   l;;;;l;;;;;|
    . (::::::)::::)   |::::l;;;;|   |;;;;;|;;;;;|   |  | |   〈#_〈_#〉
         〈___〉__〉  (_/⌒`、  〈,,,,〈,,,,,〉                 バンゴハン
                ⊂====⊃从       /■\ < 突撃!隣の政庁!
                (;´ー`) て      (´∀` )
                /( ||H|| )、         O[三]と )
              / |=| l          Y  人
               | .   | ::l:: | |        (__)_) =3
              `' ‐〈____〉__〉_|
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|          昼は東西南北、老若男女の区別無く、自らの知らぬ事を         |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|      知っている人の元を訪れては、その話を羊皮紙に書きとめ、        |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



       フムフムフム……

    /■\
   ( ´∀/ ̄/
  l´( つ/_/
  ||(  つと)
  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|       夜は遅くまでその日に聞いた事を整理し、編集し、分類し、       |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'

197 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/17(日) 22:00:00 ID:ZFcCfdnZ0

                   / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/ ̄/`l
                    /                / ̄/ /  / /
                     /                /盆/ /  / /
                      /                /地/ /  / /
                   /                /開/ /  / /
               /                /拓/ /  / /
                /                /記/ /  / /
                  /                /_/ /  / /
               /                    /  / /
                /                    /  / /
            /                    /  / /
              /                    /  / /
          /_____________/_/ /
            )三三三三三三三三三三三三三三)ノ
            ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|         僅か一週間で一冊の本を書き上げつつあった……。         |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━



         デキタ…
    /■\
   ( ´∀`)
  l´(   ∞ )
  ||(  つと) 三三))
  || ̄ ̄ ̄ ̄ ̄|| ̄ ̄ ̄||
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|       盆地の村を去り、高原の城に「帰る」事を決意しカルドが、        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|        今まで空虚に過ごしてきた盆地村での滞在に見出した        |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|        新たな意味、それが「おにぎり族の知識の収集」である。         |l|
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198 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/17(日) 22:00:41 ID:ZFcCfdnZ0
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||============||============||============||============||=====.(|   |)..=||=====
||l]l]l]l]l]l]l]l]l]l]l]l]||l]l]l]l]l]l]l]l]l]l]l]l]||l]l]l]l]l]l]l]l]l]l]l]l]||l]l]l]l]l]l]l]l]l]l]l]l]||l]l]l]l]l]l]|  ,,〜l.||l]l]l]l]l]
||二二二二二二||二二二二二二||二二二二二二||二二二二二二||二二二し'`J二l|二二

                           l       l
   ∧∧                   ヽ  /   ヽ  /
  (*゚ー゚)                    ∧∧    ∧∧
 ( つl⌒l^l0                  (*゚O゚)   (゚Д゚*)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄/|   ( つ つ   ( ∞ )
                       /'|| 〜(,, ヽヽ   / / ,,)〜
_____________/    l⌒lJ'J   ししl⌒l
                   ||
                   ||
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 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|        数年前、高原の国において国中の知恵者を集めて          |l|
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 |l|       行われた数年がかりの大事業を、小規模ではあるが            |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|           おにぎり族の村で行おうとしたのである。                |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
     ┌────────────────
     │ 本日は、御別れの挨拶に参りました。
 ┌─┴───────────v─────‐
 │やはり、高原へ行くか。君はきっとそう言うと、
 │ 最初に会った時からそんな気がしていた。
 └─┬─v───────────────‐
     │  ええ。これにて失礼いたします。
     └───────────v────‐
       /⌒`、
      ⊂====⊃        
      ( ´ー`)        /■\
      ( ||H||)        (´ー` )   __ハハ  
       |  =|        (つと  )  ('_゚ ミ@三) 
      / イ l、        ( ( (    ヽ "@三)ミ
     .〈_〉〈_〉       (_(__)    ||^|| ̄||
゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~゙^~゙^~゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|          ……やがて村中を廻り終え、一篇の書物を                 |l|
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 |l|          纏め終えたカルドはそれらの荷を馬に積み、               |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

199 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/17(日) 22:01:40 ID:ZFcCfdnZ0
 ┌──────────────────
 │ しかし、解放されたのに何故また高原へ?
 │高原の王にそこまで厚遇されていたのか?
 └─┬─v──────────────────────‐
     │ ……それもありますが、作りたい国があるから……です。
     │ あの国において、短いながらも国政に参与させて頂き、
     │   私の立案した計画もいくつか採用されています。
     │
     │  それを……投げ出したくない、だから、帰るのです。
     └───────────v────────────‐
       /⌒`、
      ⊂====⊃        
      ( ´ー`)        /■\と、
      ( ||H||)        ( ´ー`)ノ __ハハ  
       |  =|           (     ) ('_゚ ミ@三) 
      / イ l、        | | |   ヽ "@三)ミ
     .〈_〉〈_〉       (_(__)    ||^|| ̄||
゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~゙^~゙^~゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 ┌───────────────────────────
 │ (「帰る」……か。この村で生まれ、この村で育ったおにぎり族が、
 │  高原の国へと「帰る」と……そこまで言わしめる国なのか。)
 └─┬─v───────────────────────‐
     │         では。
     └───────────v────‐
       /⌒`、
      ⊂====⊃        
      (;´ー`)        /■\
      ( ||H||)        (´ー` )   __ハハ  
       |  =|        (つと  )  ('_゚ ミ@三) 
      / イ l、        ( ( (    ヽ "@三)ミ
     .〈_〉〈_〉       (_(__)    ||^|| ̄||
゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~゙^~゙^~゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

                        /■\
                     ハハ__ ( ´∀`)
                 (三@ミ ゚_')と   )
                彡(三@" ノ  人  Y
                 > ̄|^>   (_(__)
゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~゙^~゙^~゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙^~"`^゚´'゙
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|                高原への「帰路」へと着いた……。             |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
                                               つづく

200 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/18(月) 21:54:53 ID:TETCPAzn0
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l'         ┌───────────────────────────
                  | 王よ、お喜び下さい。盆地村の政府は我らの提案を承諾し、
=∧=            |  両国の間で相互通行の自由の確率が約束されました。
<l´ ̄`l            | 盆地村も我らとの平和を望んでいるとの事に御座います。
=|li :† i|┌─────┴───────────────v───────────‐
  |li:::::::i|| うむご苦労。後でラーラロ殿にお見舞いの品でも送るか。
  |li:::::::i|└─y───────────────────────‐
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚ー゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>    ∧∧
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚ー゚*):`ヽ  (゚- ゚;) ^ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ (つと[ノ  )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J    し'|_ノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|           ハナン王は、上機嫌であった。おにぎり族との               |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|             講和も無事に済み、何事も順調かに見えた。              |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l'

=∧=            ┌───────────────────────────
<l´ ̄`l            | お、恐れながらその件について、王に申し上げたき儀が……
=|li :† i|┌─────┴─────────────────────v─────‐
  |li:::::::i|| む?どうした、苦しゅうない申してみよ。
  |li:::::::i|└─y───────────────‐
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚ー゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i                           ?
  |_,l_l"し'し'l_l                                   ∧∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>    (゚o ゚;)
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (*゚ -゚):`ヽ と[ 人 ^ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ.  |  ヽ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J <,_し`Jノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|                      しかし……                        |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'

201 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/18(月) 21:56:16 ID:TETCPAzn0
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l'         ┌───────────────────────────
                  | 私めが盆地村の兵舎にて小耳に挟んだ話で御座います。
=∧=            |なんでも執政官ラーラロは数年前に反逆の罪で処刑されそうに
<l´ ̄`l            | なって逃亡しており、今の執政官はただの替え玉である……と。
=|li :† i|┌─────┴─────────────────────v─────‐
  |li:::::::i|| はぁ?ラーラロ殿が反逆の上、逃亡?
  |li:::::::i|└─y───────────────‐
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚ O゚)
  |li::<´:):lil:(>
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l                                    ∧∧
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>     (゚0 ゚;)
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (;゚ -゚):`ヽ   ( 人 ^]つ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ.  |  ヽ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J <,_し`Jノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|          ハナン王に、「執政官ラーラロ」なる者が既に               |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|           盆地村には居ないと告げる者が居た。               |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
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__________________________________________
-――-..┌──────────────────────────────────‐
      | ハハハハハ、そんな馬鹿な。そんな嘘をついても、両国の民が交流を始めれば
      | 即座に露見してしまうわ。第一、初対面の国相手にそんな嘘をついた所で誰が
=∧=..| 得をするというのか。もし、実際そのような事が起こっていたとしても、その時は
<l´ ̄`l| 「かくかくしかじかで今は俺が支配者だから俺と同盟してね♪」と言えば済む事だ。
=|li :† i||
  |li:::::::i|| 仮にも一国の長がバレバレの嘘まで付いて私を騙し、裏切るような真似はすまい。
  |li:::::::i|└─y─────────────────────────────────‐
  |li:::<∧二ノ
  |li::::(*゚ ヮ゚)
  |li::<´:):lil:O
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i                       デスヨネー。
  |_,l_l"し'し'l_l                                    ∧∧ ハァ……
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|       。<:0:::∧>     (゚- ゚;)
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       ii (゚ヮ ゚*):`ヽ   ( 人 ^ヽ
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       <つと::>i::i::ヽ.  |  ヽ )
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|          し'`J <,_し`Jノ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|       始め、ハナン王はその言葉を信用しようとはしなかったが……       |l|
 |i|                                                    |i|
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202 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/18(月) 21:56:57 ID:TETCPAzn0
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       |l'
                  ┌─────────────────────────
=∧=            | ……という訳でして、現在盆地村の指導者と呼べるのは、
<l´ ̄`l            | ドートバルトという若き王でございます。中々精悍な……
=|li :† i|┌─────┴─────────────────────v───‐
  |li:::::::i|| ……ほう、ラーラロは替え玉だとな……?
  |li:::::::i|└─y─────────────────‐
  |li:::<∧二ノ::
  |li::::(# ー )::
  |li::<´:):lil:(>::
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i
  |_,l_l"し'し'l_l                                  。<::::■:::::>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|               ii (´∀` )
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|                 (:]つi`l::::)
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|                |:::::|::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|                 (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|    しかし、一週間後にカルドが帰還し、それが事実だと知れると……     |l|
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                      (´ ⌒ `)
                       l| l |l
                        |l
             ヽ ※ オンドゥルルラギッデャガッタドカー!! ノ
                              |`ー 、
    −..ニ:'' ⌒:)`,               __人__
                       _i_{⌒}_i_              -ー ''"  ̄..⌒゙ ヽ
                       |i_i_l,_,.l_i_i|           -=ニ´ -‐_,,.. -‐ = ニ ')
                   __{⌒}-====‐{⌒}_
         _____†  /,//八_|、l_,、_,、_l、|_ノ、ヽ\
      /_,/^ヽ_,∧___l ̄〔^'⌒^〕 ¨ ¨ ¨ 〔^⌒'^〕 ̄|__/^ヽ
   Α  |ロ ロl'⌒|ロl、-l 、,-、,.}   : lー---―| :  {-、-、,-、|'⌒|      ,__†__、
   l^|,,_,.l__,__| ロ l ̄ ̄ ̄ ̄l ロ ロ | l|´ | `|l l ロ ロ l ̄ ̄ ̄l ロ l,_,Α    A-i-i-i-A
   |,_l_ニニ二:l,,__,l____|__|_l|__:|:__|l_|__l_____|,__,.|ニl_,|ー--'lニl.二二.lニl
  /:/':/:::::丿:::::丿:/::::::丿:: :ヾ::::::/   `、::: ハ:::ヾ:::`:::ヽ:::、_::/:::,ソ  >::ノ、::ハ:丿::`、
 ※ ほんとにうらぎってやがったのかー!! と言っています。
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|                      ……キレた。                     |l|
 |i|                                                    |i|
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203 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/18(月) 21:57:37 ID:TETCPAzn0




   ∧∧                  新生ログスト島
━ (*゚ー゚) ━===========================━━━━━

   (`ー―---, (`ー――----,              i'ヽ  i´|   (`ー―---,
     ̄ ̄´/ /   ̄ ̄ ̄`ー, ノ    (`ー,     ,-、  ||  | |     ̄ ̄´/ /
       i`/        ノ ノ       `(`ー,   ノ ノ   l_,,)   | |       i`/
        | |       //  =i|=      ̄  //       //       | |
       ノノ       `ー'    ,ノl|   (二二ニノ       ノノ       ノノ
                                       /-|- ノー-、 _ヽ_ ー,--
                                      -l‐  ノ ノ |   ニニ  -ノ┐
                                     |   .ノ ノ  l二二l 、三三,
         ,、   ト、ト、    'l`
       //l\≧,,゚ w>,m   |    王の治世編 Part.11
       ⌒^⌒/E⌒lー―――――――――――――――――
           (^l:::::::|       大波小波の外交模様!
           ヽ`ー'ー―――――――――――――――――‐
             ̄ソ┌──┘    Episode - 39

                ―― 30年4月上旬 アフォシリア城
━━━━━===========================━━━━━





204 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/18(月) 21:58:18 ID:TETCPAzn0

 ※ ハナン王脳内 きれいなラーラロの図

          /´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\     ______
          |         ○    ○ ''|  /          ヽ
          \___________/ /  ラ  き  わ   l
           //     | jニニコ iニニ!iヽ  !   l   れ  た     l
          //  /|  / fエ:エi  fエエ)|/l  !   ラ  い  し     l
          |/|/:::::|//       >   | <.  ロ  な  は     l
            \─╂─    !ー―‐r.__ノ   ヽ             /
            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ー―''()\    \_       _ノ
           /〜〜〜〜〜〜〜〜〜/\ |       ̄ ̄ ̄ ̄

 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|          これでも、ハナン王は案外「ラーラロ」を買っていた。         |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━


       ⊂⊃

       <∧二ノ            (00 ̄)
      (*゚ー゚)              (゚ー゚*ヽ|
     <´:):lil:(>             /l)~~~ヽ
     /,,ノ_i_i_iヽ        <ハニノ(/ヽ__ヽ
      し'`J         ( *゚ー)')  ヽ___ヽ
                  ~(,,0u,,ノ   し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|          自らの死後もアフォシリア王室との友誼を堅く守り、末永く         |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|         互いに信頼し合って共に栄える事の出来る人である、と。        |l|
 `ー────────────────────────────────‐'

205 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/18(月) 21:59:00 ID:TETCPAzn0

 ※ ハナン王脳内 民の為に涙を流すラーラロの図

          /´ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄\     ______
          |         ○    ○ ''|  /          ヽ
          \___________/ /        ジ ※ l
           //     | jニニコ iニニ!iヽ  !    民    ュ     l
          //  /|  / fエ:エi  fエエ)|/l  !    よ     テ     l
          |/|/:::::|//  |l   > il | <.         l     l
            \─╂─.  |i !ー―‐r.__ノ   ヽ       ム    /
            / ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`ー―''()\    \_       _ノ
           /〜〜〜〜〜〜〜〜〜/\ |       ̄ ̄ ̄ ̄
    ※ 民よ、愛しています……的な感じだと思われます。ベルばら的に。
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|        それは、先の使節派遣においてラーラロが十年以上昔に         |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|       攫われた民の事で涙したとの話を聞いての事だったが……       |l|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

           ガハハハハ!  /⌒`、
                     ⊂====⊃ ヌハハハハ!
                     (::::∀::::)
                     と ||H|| つ
                     [ll二二ll二二ll]
                     l   |   l
                      |   l   |
                     |( ̄00)|  シャンハーイ
                     |/*゚−゚)|
                    と/~~~()つ
                     /___/l
                     丿__/
                     (_/`J
                         ※ ハナン王脳内 黒幕ドートバルトの図
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|      詳細報告によれば、その「ラーラロ」は数年前、既に盆地村から     |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|        逃亡して行方を晦ましており、使者が会った「ラーラロ」は、      |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|        村の現在の指導者、ドートバルトが立てた偽物であるとの事。     .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'

206 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/18(月) 21:59:41 ID:TETCPAzn0
__________________________________________
-――--、______________________________________
       |l'
      ┌──────────────────────────────
=∧=..| おのれ憎っくきドートバルト……。友好の使者を騙し、婦女子の涙を
<l´ ̄`l| 持って我を謀り、今までずっと知らぬふりを決め込むとは……ッ!
=|li :† i||
  |li:::::::i|| この程度、見破れぬ我だと思うてかッ!舐めくさりおってからに……!
  |li:::::::i|└─y────────────────────────────‐
  |li:::<∧二ノ::
  |li::::(#::::::゚')::
  |li::<´:):lil:(>::
  l´i⌒l_i_ヽiヽl⌒i                            …エ?
  |_,l_l"し'し'l_l                                  。<::::■:::::>
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|               ii (´∀` ;)
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|                 (:]つi`l::::)
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|                |:::::|::::::|
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|                 (_(__)
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|             これをハナン王の側から見れば、こうなる。              |l|
 |i|                                                    |i|
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━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
-――--、______________________________________
       |l
      ┌─────────────────────────────
=∧=..| 出陣じゃーッ!私自ら軍を率いて出撃するッ!人の心を弄び、
<l´ ̄`l|友好の心を踏み躙った盆地村の詐欺師を、ひねり殺してやるわッ!
=|li :† i|└─────────────y───────────────‐
  |li:::::::i|
  |li:::::::i|              ................ ← 怒気
  |li:::::::i|              ::<∧二ノ::
  |li:::::::i|              ::(::#::O):: ← 闘気
  |li:::::::i|__           ::<´ :):l(>::
  l´i⌒l.     l⌒i        ::/_,,ノ_i_iヽ:: ← 殺気    从
  |_,l_l''"""'''l_l         ::し'`J::         そ  。<::::■:::::>     あらま気
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄| ̄ ̄i ̄| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄|     Wii (´д`;)       ↓
            |○| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|        |○|       (:]つi`l::::]つ     _,,..,,,,_
            |┃| ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|  |┃|       /::::l:::\       / ,' 3  `ヽーっ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄| ̄i ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄i ̄|     (__X__)     l   ⊃ ⌒_つ
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄`'ー---‐'''''" ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |l|    怒り狂ったハナン王は、直ぐに玉座から飛び降りて、かなり過激な     |l|
 |i|                                                    |i|
 |l|      セリフを吐きながら練兵場に向かって走り出したが……         .|l|
 `ー────────────────────────────────‐'

207 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/18(月) 22:00:46 ID:TETCPAzn0
          ┌───────────────────────
          | あの表情、完全に盆地村と殺りあう気だ……!!
          |リスク、カルド!ジェットストリーム諌止をしかけるぞ!
          └─────────────y─────────‐

      <:::::■::::>。       (∧::@)       (∧´†`)
      (; ´д`) ii      ( :゚ -)        (;゚ 0゚)
        (::::]つl:::]つ       <:::::::]つ       < l´†`l]つ
       人::::::Y        /::i::i::i::ヽ      /,,li_il
   ε= (_(__)    ε= (,/ `J    ε= (,/ `J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 |i|ー────────────────────────────────'|i|
 |i|                                                    |i|
 |l|              流石に、ここは一同が止めに入った。            |l|
 |i|                                                    |i|
 `ー────────────────────────────────‐'
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
                           ┌────────────────‐
                           | ……という訳だから水路作り中止ね。
                           |手伝いの兵士はさっさと出準準備しろ。
           ┌───────┴────────────y────
           | えー、水路作りや開墾中止でまた戦争?
           └────┬─y───────────────‐
                     | もう戦争はいいよ……おなかいっぱい
                     | 美味しいご飯を食べたいよ……ううう。
                     └───────y─────────‐
                     ∧∧               ∧∧
                    (;゚O゚)      ∧∧     (゚0 ゚*)つ
                   (  つO  (つ>0<;と)     (i:i:i:i:i゚iノ
                 〜(,,   | || _ ヽ   ノ     ノノヽ,,,ヽ〜
                   し'`J ||ノ_ノ と_,,O)〜   し'`J
                 ,.;;'"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""""~"゙"゙"゙~"゙""゙"゙"~""
...........(∧´†`)...........................,;:;:,'                 ※民の反応 想像図
  ┌(;゚ 0゚)───────────────────────────―‐
  |  陛下、どうかお考え直しをッ!我が国の民は戦に厭き、兵は各地の
  | 建設事業に従事し、明日のアフォシリアの土台を築かんとしております。
  | このような時に感情的な戦争で命と金を戦で浪費してはなりませんぞ!
  └───────────────────────────────
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 |l|             先ず、ダッテは内政面から戦争の不利益を語り、           |l|
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208 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/18(月) 22:01:26 ID:TETCPAzn0
    ┌───────────────────────
    | 北鬼が我が村に攻めて来た!これはおにぎり族
    | 存亡の危機だ!半島村、南方村、援護してくれ!
    └┬────────────y─────────‐
      | おう!おにぎり族と北鬼の決戦だ!
      └────y─┬──────────────────
                | ちょ、ま……お前らと戦う気は無いってー!
                └────y─────────────‐
                         \  /
                   /盆\  × ∧呆
                 │ (; ´へ`)ノ ヽ(;゚ o゚)
          /半\ ┼
        ε= ( ´∀`)ノ             │
                           ┼  /南\
                           ヽ(` #   )
    (∧::@)                          ※最悪の事態 想像図
  ┌( ;゚ 0)───────────────────────────―‐
  | 申し上げます、今我らが軍を起こして盆地村を攻めれば、他の村の
  | おにぎり族は、その戦いを我が国と盆地村の争いでは無く、しぃ族と
  |  おにぎり族の争いと見ますぞッ!そうなれば、全面戦争に……
  └───────────────────────────────
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 |l|    続いてリスクがこの出兵でおにぎり族全てを敵に回す危険性を説き、   .|l|
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        /半\                      /半\ アルェ?
        ( ´∀`)                    (´∀` ;)

     ┼┼┼┼┼┼┼               ┼┼┼┼┼┼┼
     ┼          ┼               ┼          ┼
     ┼          ┼     ∧∧.         ┼          ┼
           村         (゚ー゚*)ノ =3  ←───  村  ───────
     ┼          ┼               ┼          ┼
     ┼          ┼               ┼          ┼
     ┼┼┼┼┼┼┼               ┼┼┼┼┼┼┼

    <:::::■::::>。                       ※盆地村を通り道の図
  ┌(; ´д`)ii─────────────────────────―‐
  | お、お待ちください陛下ッ!おにぎり族の指導者は何もドートバルト殿
  |一人ではありません!ドートバルト殿が気に入らぬのならば、他の村の
  | 指導者へと使者を送って交渉なされるのがよろしいでしょう、ご賢察を!
  └───────────────────────────────
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 |l|          最後にカルドが別の外交ルートを探す事を進言して、          |l|
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209 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/18(月) 22:02:08 ID:TETCPAzn0
            ┌─────────────────────
            | ……考えてみれば、お前達の言うとおりだ。
            | 今軽率に戦を起こす訳にはいかんからな……。
            └─────────────y───────‐

  <:::::■::::>。   (∧::@)   (∧´†`)         ヽ二∧>
  (; ´д`)ii   (:゚ -゚)    (;゚ -゚)           (゚o ゚;)
  (:::::l´i`l::)  <:::]_|:[:>   < l´†`l>         <):lil:(:`>
  |::::::|::::::|   /::i::i::i::ヽ   /,,li_il           /i_i_i_ヾヽ
  (__)_)   し'`J    し'`J           し'`J
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
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 |l|              ようやく、ハナン王の歩みは止まった。           |l|
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      ┌──────────────────────────────
      |ではダッテ、リスク、カルド!お主らに新たな外交ルート探しを命じる。
      |女を泣かせて人を謀るような腐れ外道でなく、ちゃんとした相手を選べ!
      └──────────────────y───────────‐

  <:::::■::::>。   (∧::@)   (∧´†`)         ヽ二∧>
  (; ´д(ヽ   (:゚ 0゚(ヽ   (;゚ 0゚(ヽ          (0 ´*)
  (:::::l´i`l::ノ  <:::]_|:[:ノ   < l´†`lノ        と[):lil:(:`>
  |::::::|::::::|   /::i::i::i::ヽ   /,,li_il           /i_i_i_ヾヽ
  (__)_)   し'`J    し'`J           し'`J
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 |l|     そして、ダッテ、リスク、カルドに新たな外交ルートの探索を命じ、    .|l|
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210 :エストック ◆XZKy/CKmxk :2009/05/18(月) 22:02:55 ID:TETCPAzn0
  ┌────────────────────────
  | 聞いた話によれば、半島村のラデル王は仁義の心を
  | 持ち合わせており、紅玉同盟の締結に決定的な役割を
  | 果たしたほどの名君だと聞きます。よろしくお願いします。
  └────y─┬─────────────────‐
            | は、お任せ下さい!
            └─────y────
                。<:0:::∧>
      <:::::■::::>。   ii (ー゚* )O
      ( ´∀`) ii    (::]つ@三)      ∧∧     ∧∧      ∧∧
        (::::]つl:::)     /::i::i::ミ ゚_')     /⌒ヽ*)   /⌒ヽ*)    /(゚- ゚*)
       |::::::|:::::|   彡(`U"" ノ        /   ヽ   /   ヽ    /   ヽ
        (__)_)    > ̄>^>      (,,_____,,l  (,,_____,,l   (,,_____,,l
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 |l|     数日後には、半島村へ向けて新たな使節団が旅立ったのであった。    .|l|
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┠───┘
┃ ハナン王を始め、アフォシリア首脳部に盆地村指導部への不信感が高まっている。
┃ リスク、カルドらの説得によりおにぎり族不信とまでは行っていない様ではあるが、
┃ ハナン王はドートバルトを信頼の置けぬ詐欺師と見、盆地村を信頼できる盟友たる
┃ 勢力だとは見なさなくなっている。

┃ そこで、他の村との外交ルートの構築をダッテとカルドが検討する事となり、結果的に
┃ 一番信用出来ると判断された半島村のラデル宛に友好と同盟を求める使者が
┃ 派遣される事となった。
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